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神楽の終段である。
赤面の神は鉾を執って進み出て九字を切り、五風十雨、雨風時に順ひ、豊年万作・大漁満足・
天下泰平を祈念して気息を整え、醜(邪悪)を踏み鎮め、天地運行の乱れを正し、邪霊を鎮めて
散供する。
赤い面を付けた天狗が空気を体に吐き入れそれを吐きだすことで空気が浄化されたりして天下泰平を
舞う。護身、除災、勝利の舞をしながら豊年満作、大魚満足、天下泰平を祈念し天地運行の乱れを
正すだと。
斎場にいる全ての人の心に平安と安らぎ取り戻させる舞い、黒い面の山の神は神社での神事に
参列され緊張された方が家の帰る前に普段の生活の戻す舞い、という神楽舞で構成され
いると。
原画は例年通り、藤沢市内在住の漫画家 佐野絵里子先生に依頼、絵馬作成は藤沢市長後の
㈱グロリア工芸さんにお願いしたとのこと。
今回の図案は、 義経公が来年の干支である龍(辰)に乗って雲の上を駆けている様子
が
描かれている。架空の存在である龍が登場しているだけあって、幻想的な絵となっているのだ。
引き込まれたのであった。神社の広い境内に響く神楽の音と、神聖な舞台の上で
繰り広げられる踊りが、まるで別世界にいるような感覚を呼び覚ましたのであった。
神楽の舞台は厳かでありながらも美しく、神聖なエネルギーがその場に満ち溢れていた。
独特の楽器の音色と共に舞われる踊りは、神秘的で迫力があり、見る者を引き込んで離さない。
演じる神職たちの表情や仕草は、神話や伝統の中に息づく神々との交信の一端を感じさせ、
自分も神聖な儀式に参加している気分に陥ったのであった。
特に、神社の雰囲気と神楽が調和して、自然の中での演技が一層印象的。神聖な木々のそよ風や、
境内に鳴り響く神楽の音が、訪れた者に心地よい穏やかさと神聖な感動を頂いたのであった。
この貴重な経験から、日本の伝統や神聖な儀式に対する深い尊敬の念を抱きつつ、湯立神楽を
通じて日本文化の美しさと豊かさに触れ、心に深く刻まれる一時になったのであった。
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