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これを「 胴吹き(どうぶき)桜
」と言うと。
老木になり、エネルギーが不足してくると急いで葉を増やそうとして幹の途中から
芽を出すことがあります。木のエネルギーは緑の葉からの光合成で作られますから
葉っぱはたくさんあったほうが良い。桜の場合、葉っぱより先に花をつけますから
こんなことになるようだ。この現象が「
胴吹き桜
」。
衰えつつあっても力を振り絞って『どっこい生きている』その姿を毎年見るたびに
感動するのだ。
しかし「
胴吹き桜
」は幹の途中に芽を吹くことから名付けられたのであろう、もう少し夢のある
表現はないのだろうか。
可愛らしくもあるし、力を込めて一生懸命に花を開こうとする、けな気な、がんばりやさんの
イメージを表現した言葉に!!と。
「胴吹きの 花は吐息の ように咲き」・・・詠み人しらず
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