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今日、阪神ファンクラブメルマガに、赤星の引退特別販売のメールが来ましたね。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆★☆★赤星選手引退特別販売★☆★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『マルチフリース赤星バージョン』を送料無料の530円(税込)で ただいまPCサイト限定で販売中です! なんと!もれなく赤星選手キーホルダーをプレゼント致します!! 赤星選手への感謝の気持ちを込め、かなりお買い得な商品になっております! なお、こちらの商品は、無くなり次第終了となりますので 悪しからずご了承くださいませ。 ■詳細・お申し込みは- http://www.tigersfanclub.jp/goods/akahoshi/速攻で、注文しました。。。たくさん、欲しかったのですが、一人5着までと。。。職場の阪神ファンも欲しがってたので、5着注文しておきましたああ!!今見たら、既に完売になってる!!!!
Dec 22, 2009
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やっぱり、岡田監督は、ちゃんと選手みてるよなぁほんと、バルは、なんで出しちゃったのか。。。もったいない。。。あのバネは、将来首位打者取れる選手だと思うんですけどね守備は、今でも球界一番だと思うし。。。阪神でもったいないと思われてた選手、ぜんぶオリックスにとられるのかなぁ。。。まあ、阪神にいるより、活躍のチャンスあると思うのでバルにはがんばってもらいたい!!レギュラー取って、大活躍してほしいですね!!オリックス、元阪神のバルディリスを獲得 オリックスは21日、前阪神のアーロム・バルディリス内野手(26)=188センチ、87キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表した。1年契約で背番号は52。 同選手は2008年に現オリックスの岡田彰布監督が指揮する阪神に育成枠で入団し、同年5月に支配下選手に昇格。今季はウエスタン・リーグで打率3割5分8厘をマークして首位打者を獲得したが、1軍では23試合の出場にとどまり、オフに自由契約となっていた。守備には定評があり、打撃の通算成績は100試合で打率2割5厘、17打点。
Dec 21, 2009
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Dec 18, 2009
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行きたいなぁ。。。みんな、大泣きしちゃうだろうなぁ。。。ノムさんの紹介で、奇跡が起こらないかなぁ。。。何年か、かけて、リハビリ、治療して、復活してほしいなぁ。。。プロレスだと、そんなこともあるんですが。。。厳しいでしょうねほんんと、いままで感動をありがとうございました!阪神・赤星、3・14甲子園でラストラン! 伝統のTGが花道!! 阪神を電撃引退した赤星憲広氏(33)の引退セレモニーを、球団側が3月14日の巨人とのオープン戦(甲子園)に行うことを検討していることが15日、わかった。城島健司捕手(33)ら新入団選手のお披露目もあり、満員が確実な日曜日の巨人戦。2度のVの大功労者を、盛大に送り出す。 聖地を埋め尽くす超満員の拍手が、全力で駆け抜けたレッドスターを新たな人生へと送り出す。太く短い、激動の9年間の集大成だ。9日に電撃引退した赤星氏へのはなむけとして、球団が甲子園での引退セレモニー実施を本格検討に入った。 「お客さんもたくさんいますからね。ベストな日だと思います」とは球団関係者。この日、来年のオープン戦日程が発表され、来年3月14日に組まれたのが伝統のTG戦。新春の日曜日で、オープン戦とはいえ、それだけで満員が見込めるカードだが、さらに城島や新外国人、ルーキーなど新入団選手のお披露目も行われる。今季まで選手会長を4年間務めあげたリーダーから、新たなタテジマ戦士たちへのバトンタッチ。虎の一時代を築いた功労者を送り出すのに、これ以上の日はない。 「もちろん、先方の意向を最優先することなんで」と言うように、実施や日程を含め、あくまで赤星氏サイドの希望に添う形となる。最後のタテジマを着て打席に立つのか、それともダイヤモンド一周するのか。どんな形でファンに最後のあいさつをするかは今後、検討していくこととなる。 球界に大激震が走った突然の引退。『中心性脊髄損傷』により、日本一という志半ばにユニホームを脱ぐことになった。通常のスター選手は、シーズン中に引退を発表して、終盤の消化試合などで引退試合やセレモニーを行うが、今回の場合は最後の最後まで現役続行を模索していたため、球団として花道を用意することができなかった。年をまたいでの、引退セレモニーは異例中の入れとなるが、虎党が待っているのは間違いない。 9月12日、横浜戦(甲子園)でダイビングキャッチを試み、負傷退場したのが、ファンにとっての最後のシーン。赤星氏も引退会見で「9年間、本当にこれだけたくさん応援してくれたからこそ、ここまで成長できた。勇気と希望をもらいました。あの大歓声で野球をできないのは寂しいですが、とにかくお礼を言いたいです」と何度もファンへの感謝を口にしていた。超満員のファンへ直接、メッセージを送る。それが“恩返し”。球団も長年チームを引っ張ってきてくれた感謝の思いを込め、最高の舞台を用意するつもりだ。 幾多の激闘を演じた宿命の阪神、巨人戦。そして思い出と汗の詰まった聖地・甲子園で、レッドスターが花道を飾る。
Dec 16, 2009
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ほんとに、残念で、すごくショック。。。まだ抜けられません。。。本当に、いろんな思い出をもらいました。球児の直球と赤星の足!この二つが阪神の宝でした。優勝を決めた、あのV打は、絶対に忘れません!本当にお疲れ様でした!!ありがとう赤星!!!修太、藤本、赤星と、ムードメーカーが三人もいなくなった。。。さみしいです。。。「残念」阪神・星野SD忘れんよ…あのV打 あのガッツをもう一度見たかった…。阪神・星野仙一オーナー付シニアディレクター(62)=SD=が9日、現役引退を表明した赤星憲広外野手(33)の闘志を称え、惜別のメッセージを贈った。また、オリックス・岡田彰布監督(52)、前楽天監督・野村克也氏(74)の両元阪神監督も、背番号「53」との別れを惜しんだ。大熱狂の甲子園で、小柄なヒーローの体を強く抱きしめた。今も残る、あの感触。星野SDは、2003年のリーグ優勝からたった6年後にグラウンドを去る偉大な才能を、惜しんだ。 「元気でハツラツなあいつのプレーがもう見られないのは、残念やね、2003年の優勝が決まった最後のゲームでのサヨナラヒットは、今でも鮮烈に覚えているよ」 9月15日、デーゲームの広島戦。九回一死満塁のチャンスで打席に向かう赤星を呼び止めた。 「思い切りいけ!」。やさしく肩をもみ、笑顔で送り出した。その期待に応え、バットを短く握った赤星は初球打ち。右翼の頭を越えるサヨナラ打で、優勝マジックを1とした。ナイターでマジック対象のヤクルトが敗れ、18年ぶりのリーグ優勝。夜の甲子園で、宙に舞った。星野仙一の野球史、優勝を語る上で欠かせない立役者だった。 「足の速い選手だったのはもちろんだけど、ガッツにあふれた選手だった。男は体の大小で決まるのではなく、肝っ玉の大小で決まるんだよ」 03年は長打力のある1番・今岡に続く2番に置いた。次の塁を狙う姿勢と、アグレッシブで範囲の広い守備。その熱い目を見れば、身長など問題ではなかった。信じた起用に応えた男。強く結ばれた信頼関係は今も変わっていない。 「悔しいだろうけど、でもバットとグラブ、あとあいつの場合はスパイクを置いても、やることはたくさんあるから、まだまだ頑張れ!」 人生は、ユニホームを脱いでからのほうが長い。まだ33歳。車いすを寄贈し続けてきたチャリティー精神と、アマチュア野球チームを運営してきた野球への熱い思い。青少年のあこがれを集めた“背中”を生かし、できることはある。スパイクを脱いでも、走り続けろ…。かつての教え子への、最後の贈る言葉だ。 「お疲れさんという言葉は、使わない」 湿っぽい言葉はいらない。タテジマに袖を通した同志として、一緒に野球界へ恩返ししよう-。ノムさん、赤星引退にショック「まだ早い」 阪神・赤星憲広外野手(33)が9日、西宮市内のホテルで現役引退を電撃発表した。赤星をプロに導いたのは、2000年当時、阪神の監督だった野村克也氏(74)=前楽天監督。師匠はまな弟子の突然の引退発表に衝撃を隠せなかった。 野村氏は都内でイベントに出演した後、「まだ早い。おれがいい医者を紹介してやる。“野村さんに言われたから復帰します”って、引退なんていくらでも撤回できるやろ」と声を張り上げた。 2人の出会いは2000年春の阪神キャンプ。JR東日本の赤星がシドニー五輪代表候補として派遣されたとき、足の速さに驚いた。スカウトは「足だけ」と低評価だったが、その年のドラフトで「同点の九回に代走で使うから」と獲得。「出塁率を上げろ。三遊間に転がせ。内角球に逃げるな」と言い聞かせた。赤星は1年目に新人王、盗塁王、ゴールデングラブ賞を獲得するなど、適材適所の野村野球の申し子でもあった。 それだけに師匠も無念さでいっぱい。「“お前はおれに足を向けて寝られないぞ”といつも話してきたけど、あいつが“自分があるのは野村さんのおかげ”と言ってくれて指導者冥利に尽きるよ。禍を転じて福となすという言葉もある。人を生かす、人を生む、そうした仕事に励んでほしい」と第2の人生にエールを送った。球界に貢献して!阪神・金本、赤星にエール アニキ&ジョーも赤星の引退を惜しんだ。阪神・金本知憲外野手(41)は9日、「野球界に大いに貢献してほしい」と第2の人生へエールを送り、同級生の城島健司捕手(33)は「一緒にプレーできるのを楽しみにしていたので残念」とコメントを寄せた。 一人の野球人として、同じ目標を志した仲間として言葉に心を込めた。金本はユニホームを脱ぐ決断した赤星に“仕事の続き”を求めた。 「野球人生は終わりだと思うけど、まだまだ野球に関わっていくと思うので、後輩たちに多くのことをしっかりと引き継いでいって、野球界に大いに貢献していってほしい」 2003年に広島からFA移籍してから左中間でコンビを組み続けた。星野政権1年目。2番・赤星、3番・金本のオーダーで打線のつながりを生んだ。自身も故障で体中に痛みを抱え、連続フルイニング出場を続けるだけに、手負いの辛さは理解している。それでも「ビックリしています。悪い悪いとは聞いていたけど、そんなに悪いとは思いませんでした」と驚きを隠せなかった。 「チームとしてもリーダーシップを取れる選手が減ってしまったと感じる」。4年間に渡って選手会長務めたキャプテンシーを主砲は認めていた。だからこそ、07年からは「選手会長補佐」としてサポートしてきた。そして「今後の野球人生よりも、人生そのものの方が大事だとは思うので、赤星の選択は間違いでないと思います」と思いやった。この日は広島市内のジム「アスリート」でウエート強化に励んだ。惜別の思いをかみしめ、バーベルを上げた。 タテジマの一員になったばかりの同級生、城島も「タイガースで一緒にプレーできることを楽しみにしていたので、引退は本当に残念です」と無念を表した。1976年生まれの間柄で、04年の日米野球ではともにメジャー軍団と戦った。 「でも、赤星が決めたことなので、彼の意思を尊重します。本当にお疲れさまでした」 新井を含めた同級生トリオが並ぶ打線は幻に終わった。志半ばでピリオドを打ったリードオフマンの思いを胸に、5年ぶりのVへ虎が結束力をさらに高めた。赤星「電撃引退」 芸能界にも衝撃 阪神の赤星憲広選手(33)が突然引退を発表した9日、芸能界の虎党にも衝撃が走った。 漫才コンビ、ますだおかだの増田英彦(39)は、「新庄がメジャーに行って、阪神のセンターどないなんねんと思ってたら、赤星という選手が出てきた。新庄が行ってなかったら出てきてなかったと思う。そういう意味では、新庄がメジャーに行ってよかった」と、阪神で一時代を築いた盗塁王をたたえた。 「盗塁テクニックと色んなピッチャーのセットポジションや癖を知ってるはずなので、すぐにでも走塁コーチになってほしいくらい」と期待を披露。「外野に関してはおそらく、柴田選手か浅井選手が穴を埋めてくれるはずなので、阪神にはもう外国人選手に頼らないでほしい」と持論を展開していた。レイザーラモンHG(33)の話「赤星選手が(2005年の)優勝祝賀パーティーでハードゲイの衣装を着てくださったときの興奮は今でも覚えています。ノースリーブから見えたあの引き締まった肩口…忘れません。赤星選手の未来フォー!!」ランディーズ・中川貴志(34)の話「赤星選手、現役生活お疲れ様でした。赤星選手の活躍で勇気づけられた人はたくさんいるとおもいます。いちファンとして、感謝してます、本当にありがとうございました」テンダラー・浜本広晃(35)の話「番組で共演して以来、会う度に声をかけてくださって、気さくで明るい赤星選手が引退するのは少し残念です。京橋花月ならいつでも出られるので、また声をかけてください!」テンダラー・白川悟実(39)の話「現役生活お疲れ様でした。食事をさせていただく度に、パワーをいただきありがとうございます。現役の時はなかなかお誘いできなかったので、ちょっとゆっくりしたらガンガン誘います! また食事に行きましょう!」
Dec 10, 2009
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もう、無理かなってのは、今シーズン見てて思ってたんだけど。。。悲しすぎるよ。。。何も言えません。。。阪神・赤星が引退を表明 5年連続盗塁王 「レッドスター」の愛称で親しまれた阪神の赤星憲広外野手(33)が9日、現役を引退することを明らかにした。 赤星選手は大府高から亜細亜大、JR東日本を経て2001年に阪神入り。1年目から俊足を武器に頭角を現し、ルーキーから5年連続でセ・リーグ盗塁王を獲得した。セ・リーグ記録となっている5年連続の盗塁王に加え、ベストナインを2度、ゴールデングラブ賞を6度獲得。オールスターに3度出場するなど阪神の「斬り込み隊長」として2003年、05年のリーグ優勝に大きく貢献した。 しかし、近年では頚椎のヘルニアなどの故障に悩み、今年9月12日の横浜戦でダイビングキャッチを試みた際に首の状態を悪化させたと伝えられていた。今季は91試合のみの出場で打率.263、0本塁打8打点31盗塁だった。プロ通算9年で4964打数1276安打、381盗塁は球団記録となっている。【赤星トーク】今でも実感がわかない 9日、兵庫県西宮市内のホテルで引退会見に臨んだ阪神の赤星。淡々と現在の心境を語った。会見での一問一答は次の通り --どれぐらいの期間悩んだか 「この1カ月しか考える時間はなかった。今でも実感がわかない。だれにも相談できない状況だったので、この1カ月が今までの人生で一番苦しかった」 --両親への相談は 「両親に話したら、やっぱり親なので体のことを第一に考えてくれて『よく頑張った、もういいでしょう』と言ってもらえたので、それも決め手にはなった」 --引退セレモニーさえできていない 「このけがさえなければ来年もレギュラーでやっていける自信はあったし、今でも若手に負けない気持ちはある。いつになったら実感がわくのかも、まだ分からない」 --現役9年間での思い出のシーンは まだあまり振り返りたくはないが、2003年にリーグ優勝したときのサヨナラ安打がうれしかった。ただ、05年の日本シリーズで(ロッテに)4連敗したときに力負けを痛感して、あの悔しさがあるからこそ日本一になりたい気持ちを持ってきた。それを果たせずに辞めるのは悔いが残る」 --9年間どんなプレーにこだわってきたか 「盗塁に関してはプロで通用する自信はあったし、実際に通用した。僕は本塁打を打てないから、みんなにホームまでかえしてもらうことが一番の喜びだった」 --新しい野球を見せられたのでは 「正直、僕が入団する前はそういうチームではなかったので、走塁改革はできたかなと思う。他球団でも走塁の重要性が高まってきているのは感じる」 --これまで度重なるけがを乗り越えてきた 「絶対に気持ちで負けない野球をやろうと思ってきたので、これまでも肋骨が3本折れようが強い気持ちでやってきた。ただ、今回ばかりは気持ちでカバーできるものではなかった」 --今後については 「僕から野球をとることはできない。必ず球界発展のために何らかの力になりたいと思っているし、これからも子供たちの希望になりたいと思う」 --盗塁数に応じて車椅子を寄贈する活動もおこなってきた 「今回が最後の車椅子になるかと思うと、あと100個ぐらいは贈りたかったので、ちょっとショックです」 --チームメートへの思いは 「ぎりぎりまで悩んでいたので、まだ選手全員には伝えられていない。みんなには僕の分まで本当に頑張ってほしい。若い選手にはまだまだできる選手がたくさんいるし、もっともっと頑張ってほしい。08年に(巨人に)大逆転されて悔しい気持ちを持っている。僕はもうプレーで(雪辱を)晴らすことができないので、みんなに託したい」 --記者会見して実感はわいてきたか 「現状ではまだ難しい。1月になって自主トレーニングをしていなかったり、春にキャンプに行っていなかったりしたときに実感がわいてくるんじゃないかと思う」 --最後にファンへのメッセージを 「9年間本当にたくさんの応援をしていただけたからこそ僕もここまで成長できた。優勝した喜びをファンと分かち合える経験もできた。(甲子園の)あの大歓声の中でプレーできないのは本当にさみしい。感謝しきれないという気持ち。僕は引退するが、これからは阪神を応援する立場として、日本一の夢を選手に託していきたい」阪神・赤星、決死のダイブは後悔なし 「泣いたら、いろんなことを後悔すると思った。貫き通そうと思った」。記者会見の間、赤星が涙を見せることはなかった。 9月に脊髄(せきずい)を損傷した。家から出られないほど症状は重かった。いくつもの病院を巡ったが、返ってくる答えは厳しいものばかり。シーズン終了後、球団から引退をすすめられた。約1カ月「人生で一番苦しかった」と言うほど悩み抜き、決断した。現役への未練はもちろんある。「若い選手に負けていない。けがさえなければ、まだまだできる気持ちがあった」と33歳は言った。 脊髄(せきずい)損傷のほかに首や腰、さらには手足にしびれが出る。「言葉に表せないくらいしんどかった。首の痛みで眠れない」。ここ3年間は常にけがとの闘いで「最後の3年間が9年分に感じるくらい長かった」とつぶやいた。 けがをしたのは9月12日、雨の甲子園だった。右中間の当たりに頭から飛び付き、赤星のプロ生活が終わった。「夢であのシーンが出てくる。野球人の本能でやった。後悔はしていない」。この言葉に、この日一番の力がこもっていた。阪神ナイン、赤星引退を悲しむ 電撃的な赤星の引退表明にチームメートも相次いでコメントを寄せた。金本は「今後の野球人生よりも人生そのものの方が大事だとは思うので、赤星の選択は間違いでないと思います」と引退決断に理解を示した。 赤星と同学年の新井は「引退はしてもこれまで同様仲良く、時にはいろいろな相談をして、助けてもらいたいと思います」とコメント。矢野は「個人の意見」と断りながら「簡単なことではないと分かっているけど、戻ってきてほしかったというファンの心理と同じ心境」と寂しげな言葉だった。阪神・矢野燿大捕手「とにかく信じられない。これまで赤星が活躍、機能することでタイガースは勝ってきたし、来年からもそうなると思っていた。これからの人生もあると思うし、とにかく体を大事にして頑張ってほしい」阪神・鳥谷敬内野手「入団時から公私ともにいろいろ相談させてもらって、赤星さんのおかげでここまでやってこられた。あまりにも急だったので、今はあまり言葉が浮かびません」阪神・新井貴浩内野手「寂しいですね。最初は冗談だと思って信じていませんでした。赤星は選手会長でもあり、それ以上に真のチームリーダーとしてすごく周りに気配りができて、僕が移籍してきた時も同級生だし、本当に助けられた」阪神・下柳剛投手「残念ということしかない。第二の人生を思い切り楽しんでほしい。でも、やっぱり、熱い男と野球ができなくなるのは、残念で仕方ない」阪神・城島健司捕手「素晴らしい選手ですし、同級生としても阪神で一緒にプレーできることを楽しみにしていたので、引退は本当に残念」阪神・金本知憲外野手「悪い悪いとは聞いていたけど、そんなに悪いとは思いませんでした。まだまだ野球にかかわっていくと思うので、後輩たちに多くのことをしっかりと引き継いで、野球界に大いに貢献していってほしい」同様のけが経験した阪神・平野は赤星に理解 1、2番を組むことが多く、赤星と同じく小さな体で全力プレーを続ける平野。赤星の引退に「野球人、先輩として尊敬する人。これからも赤星さんに対する思いは変わらない。グラウンドで一緒にプレーしていると思って、何とか優勝したい」と誓った。 平野はオリックス時代の2006年、ファウルフライを追ってフェンスに激突し、しばらくは車いすでの生活を送った経験がある。「僕も生死をさまようけがをした。恵一(平野)も分かってくれると思うと言われた」と寂しそうに話した。
Dec 9, 2009
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決まってしまいましたか。。。そして、次々に他球団に助っ人をとられる阪神。。。ジェフを呼び戻して欲しいなぁ。。。【MLB】前阪神のアッチソンはRソックスへ 米大リーグ、レッドソックスは7日、前阪神のスコット・アッチソン投手と1年契約を結んだと発表した。AP通信によると年俸は42万ドル(約3740万円)。 33歳右腕のアッチソンは今季阪神で75試合に登板し5勝3敗、防御率1・70だった。【MLB】ロッキーズのマートン外野手が阪神へ 米大リーグ、ロッキーズは7日、マット・マートン外野手の阪神入りを発表した。 28歳のマートンは今季、傘下マイナーの3Aでは97試合に出場して打率3割2分4厘、12本塁打、79打点で29試合連続安打を記録した。大リーグでは今季29試合出場で打率2割5分、1本塁打、6打点だった。
Dec 8, 2009
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とうとう決まってしまいましたね。。。本当に残念ですが、出場機会のないまま、腐ってしまうよりもよいでしょう。。。しかし、阪神ファンに支えられ続けての活躍をした選手で、FA、ポスティングで出て行った選手で、活躍した選手って。。。仲田、松永、藪、井川、野口。。。新庄くらいですかね。。。藤本、ヤクルト入団合意「精神的にホッ」 ヤクルトは24日、阪神からフリーエージェント(FA)宣言した藤本敦士内野手(32)の入団を発表した。近く、正式契約を行う。 球団側は、20日の初交渉で2年総額1億円の複数年契約と背番号『10』を提示。この日午後、藤本から入団を伝える電話があったという。 藤本も自身のブログで「ようやく答えを出せて精神的にホッとしています。2カ月ぐらい悩んだけど最後は迷いはありませんでした」と心境を打ち明けた。 昨年の相川に続くFA補強に、倉島専務取締役は「経験豊富な選手。若手を引っ張ってもらいたい」と話した。今季は右ひじ靭帯(じんたい)損傷の川島慶、右肩痛の川端と遊撃手に故障者が続出しただけに、高田監督は「故障者が多いし、ショートを守れる人が少ないからね」と期待を寄せていた。
Nov 24, 2009
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今年のFAは5人なんですね。。。藤本は厳しいというのは、この前も書きましたが。。。高橋と五十嵐のメジャーは。。。通用しないと思うけどなぁ。。。五十嵐は、まあ無理でしょうね。。。3Aクラスのストレートだけだし。。。高橋は、左だから、救いがあるかなって話ありましたが、日本でも通用しないのに。。。高橋いなくなったら、阪神のカモいなくなるから、さびしいんだけど。。。藤井は阪神来るのかなぁ。。。FAの選手って、昔っから好きでなくて。。。チームのため、ファンのためって元広島の大野や、横浜の三浦みたいな選手が好きなのですけど。。。阪神に来たら、ちゃんと歓迎しますそして、今まで、阪神ファンに夢をくれた、藤本、高橋、ありがとう!FA宣言は5人、メジャーめざす高橋尚・五十嵐ら プロ野球のフリーエージェント(FA)宣言選手が18日、コミッショナーから公示された。有資格者87人(引退選手含む)のうち、FA権を行使したのは高橋尚成(34)(巨人)、五十嵐亮太(30)(ヤクルト)ら5人で、19日からすべての球団と交渉が可能となる。 米大リーグ移籍を目指すのは高橋尚、五十嵐の2人。高橋尚は「(オリオールズへ移籍した)上原の存在が大きく、あこがれが強くなった」と話し、代理人の選定を進めている。 国内移籍では、守備力に定評がある藤本敦士(32)(阪神)に対し、内野手強化を目指すヤクルトが獲得に名乗り出る意向を表明した。橋本将(33)(ロッテ)は、捕手の層が薄い横浜と19日に交渉を行う。藤井秀悟(32)(日本ハム)には、阪神が興味を示している。 ◆FA宣言選手=推定年俸ランク 高橋 尚成(巨人) B 五十嵐亮太(ヤクルト)B 藤本 敦士(阪神) C 藤井 秀悟(日本ハム)C 橋本 将 (ロッテ) C ※推定年俸ランクは各チームの年俸上位順にA(1~3位)、B(4~10位)、C(11位以下)に分類され、Bランク以上のFA選手を獲得した球団は旧所属球団に対し、ランクに応じた金銭や選手を補償する。Cランクは補償なしで獲得できる。
Nov 18, 2009
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昨年の野口に続き、虎戦士のFA。。。本当に、ショックです。。。今年の使われ方だと、気持ちは分かりますが、はたして、今の藤本がレギュラーを取れるチームがあるか。。。どのチームも、ショート、セカンドは育ってますからね。。どうせ出るのなら、活躍してほしい。。。野口のようにならないように。。。FAは難しいですよ。。。FAで大活躍する選手って、本当に少しですしねとにかく、たくさん夢をもらった藤本に、大活躍してほしいです阪神・藤本がFA宣言!ヤクルト入り濃厚阪神・藤本敦士内野手(32)が16日、西宮市内の球団事務所を訪れ、今季取得したフリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。申請手続きの書類を球団に提出。会見を開き「他球団の話を聞きたいと思った」と心境を明かした。 1人の野球選手として決断を下した。「人生最大の分岐点」に立ち、悩み抜いた末に導き出した答えは、行使。黒のスーツに身を包んだ藤本が、FA権を行使することを表明した。 「もう1度チャレンジしたいというのが、自分の頭の中でよぎったというか、オフになってそれ(気持ち)が強くなって、行使させてもらいました」 生え抜きの虎戦士は、緊張気味に口を開いた。2001年の入団から9年。戦い続けた末に得た権利を使う。球団事務所を訪れ「他球団の話を聞きたいと思って」と申請用の書類を提出した。 華麗な守備としぶとい打撃でチームを支えてきた男は「チャンスが多い、自分を必要としてくれる球団」を求めている。 03年にショートに定着し、打率.301をマーク。リーグ優勝に貢献したが、それ以降は年々出場機会が減り、今季は47試合の出場に留まった。自分の輝ける場所はどこなのか-。周囲の言葉に耳を傾け、悩み抜いた。 クラブハウスのロッカーが隣で、07年オフに広島からFA権を行使した新井にも相談した。「悩むぞ。しんどいことになるぞ」と大変さを伝えられた。だが、家族が「どこまでもついていく」と決断を支持。気持ちが固まった。 迷いは消えた。ヤクルトが関心を示す中、19日から交渉が解禁となる。あとは“居場所”を決めるだけ。「子供も小さいですし、家も借家なんでね」。愛する家族と一緒に、他球団からのオファーを待つ。
Nov 16, 2009
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絶対に、一花咲かせてくれるのを信じてる!!天才は、絶対に、もう一度花開く!!大リーガーとか、何億も出して取るより、育成枠でもいいから、信じて使って欲しい!!背番号777で、いいじゃないか!!今岡ら再挑戦!12球団が合同トライアウト 戦力外となった選手らを対象としたプロ野球の12球団合同トライアウトが11日、甲子園球場の室内練習場で行われ、今季限りで阪神を退団した今岡誠内野手(35)をはじめ、投手27人、野手15人の計42選手が参加した。 あいにくの雨の影響で室内での開催となったが、参加選手はウオーミングアップに続いて、投球練習や打撃練習で懸命のアピール。12球団の編成担当者に加え、米大リーグ球団や社会人野球の関係者も姿をみせ、選手の動きに視線を光らせた。 2003年に首位打者、05年に打点王に輝いた今岡も過去の栄光を捨てて、ゼロからの出発。「アピールすることしか考えていない」と話す。一塁の守備にも就いて、大きな声を出しながら軽快な動きをみせ、現役への強いこだわりをみせた。新天地を求める選手たちに吉報は届くのか。トライアウトは25日にも神宮球場で行われる。阪神戦力外の辻本、20歳でトライアウトへ 2005年のドラフト8位で阪神入りし、今季限りで戦力外となった辻本が、11日の12球団合同トライアウト(甲子園)に臨む。当時15歳の史上最年少でプロ入りした右腕は「秘策? ない。とにかく思い切りやるだけ」と力を込めた。たび重なる故障もあって5年間で1軍登板はなかったが、まだ20歳。再出発のチャンスは残されている。
Nov 11, 2009
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二人がいたから、ずっと夢見てこれたんですよね。。。使えるか、どうか分からない外人に何億もだすんだったら、1年くらい待ってやってもいいのに本当に、残念。。。抑えが弱い、どっかのチームが、きっと狙ってるはず。。。ジェフ退団決定…阪神苦渋の決断 阪神退団が決定したウィリアムス 阪神は6日、ジェフ・ウィリアムス投手(37)、スコット・アッチソン投手(33)、ケビン・メンチ外野手(31)、アーロム・バルディリス内野手(26)と来季の契約を結ばないと発表した。クレイグ・ブラゼル内野手(29)とジェン・カイウン投手(21)は残留の方針。ウィリアムス、アッチソンに代わるリリーフ投手など新外国人投手3人の獲得を目指すことになる。 ◇ ◇ 誰よりもタテジマを愛した男の退団がついに決まった。シーズン中に左肩の違和感を訴えて帰国。9月には手術した。本人は来季も阪神の一員としてのプレー続行を望んだが、シーズン当初からの復帰が不可能となり、球団は来季の契約を結ばないことを決めた。 沼沢球団本部長は「リハビリに相当、時間がかかる。来季の戦力としてメドが立たない。予測されていたこととはいえ、03年の来日以来、2度の優勝は彼のおかげでできた。非常に感謝している」と苦渋の決断だったことを明かした。 ウィリアムスは03年に来日。1年目から25セーブを挙げてチームの18年ぶりリーグ優勝に貢献した。05年には藤川、久保田と終盤の3イニングを抑える『JFK』を結成。抜群の安定感で2度目の優勝に貢献した。 今季は開幕から不調。6月には左肩の違和感を訴えて登録抹消となった。7月に復帰するも制球難のため再び2軍落ちすると、戦列に復帰することはなかった。今季の登板は31試合と来日7年目で最少に終わった。 本人は球団に対して「再来年もう一度チャレンジしたい」と、阪神復帰を目指す考えを伝えたという。通算141ホールドは2位以下を40以上引き離すダントツのプロ野球記録だ。ブルペン陣のリーダーとして投手陣をけん引し、虎ファンにも愛された助っ人左腕。球史に名を残した名リリーバーが阪神を去る。
Nov 6, 2009
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ヤクルト、がんばって虚塵たたきつぶしてください。最後、平野のファインプレーいいものみせていただきました。
Oct 9, 2009
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Oct 9, 2009
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台風なんの!虎・能見、得意マツダで13勝目 その立ち居振る舞いには、もはや余裕すら感じられた。台風の影響でマウンド上を吹きつける強風も雨も関係ない。“マツダスタジアム男”の阪神・能見が今宵も新球場で好投した。今季13勝目をマーク。CSが懸かる運命の3連戦初戦を収めた。 「いつも通りの感じで投げました。(序盤は)点を取られていなかったし、運に任せてですね」 最速148キロの真っすぐと切れ味鋭いスライダーで“鯉打線”をきりきり舞い。得点圏に走者を背負ったのは2度だけだった。 3点を守る六回二死二塁に、新井の“トンネル”(失策)で、マツダスタジアム初失点。思わぬ形で連続無失点ピッチは29回1/3でストップしたが、自責点ゼロは継続中だ。6回4安打1失点で役目を果たした。 競技は違えど、母校の先輩の活躍が刺激になっている。それは鳥取城北高の3つ上の大関・琴光喜(33)の存在だ。 「高校の先輩ですからね。連絡もとりますよ。相撲も時間があれば観ています」。時間があれば自宅で相撲観戦して応援する。7月上旬には琴光喜関と親交の深い江草、ブラゼルらを誘って名古屋の焼き鳥店で食事を楽しんだ。 そのとき、同じプロの世界に身を置く先輩から、ふいに質問された。 「なんでそんなに頑張れるんだ?」。左腕は迷うことなくこう答えた。 「気持ちのもちようですかね」-。 プロ5年目にして初めて任される先発ローテーションの重圧は想像を絶するもの。だから、喜怒哀楽を大きく表現しない。『平常心』でマウンドを守り抜く。“気持ちのもちよう”で、誰もが認めるチームの勝ち頭にまで成長した。 重圧がかかる一戦で快投。真弓監督が「しっかりと試合を作っていい投球をしてくれた」と褒めたたえれば久保投手コーチも「先発の役目を十分果たしてくれた」と目尻を下げた。 「勝ってよかった」 ほっと一息つくのはつかの間。シーズンはあと2試合。その先にはCSが続く。背番号『14』が左肩を休めるのはまだ早い。“マツダ男”阪神・能見が好投!3位の座譲らず 阪神が最終戦でカード勝ち越しを決めた。四回1死2塁から新井の先制二塁打。さらにブラゼルの16号2ランで3点を奪い、3-1の九回には鳥谷の自身初となる20号2ランでリードを広げた。能見は6回4安打1失点で13勝目。 バックスクリーン上の球団旗が大きく揺れる。台風18号のもたらす強風は、マウンド上の能見にも容赦なく襲いかかる。それでも、動じることはない。 「いつも通りですよ。自分の仕事をするだけ。最低限の仕事をして、チームが勝てるように投げる投げるだけです」 大事な立ち上がりで、二死一、三塁のピンチを招いたが、広瀬を遊ゴロに仕留めて難を逃れると、二回はわずか7球で3者凡退。三回も二死から赤松を振り逃げで出塁させたが、けん制で誘い出し一、二塁間で挟殺した。 今季、広島戦は今季6試合に登板し3勝2敗、防御率1・69。それにも増して、マツダスタジアムは3戦3勝。24回1/3を投げ、無失点と抜群の成績を残してきた。 前回9月30日のヤクルト戦(神宮)ではプロ入り初の中4日での先発。打球を右すねに受けるアクシデントもあったが、六回を1失点に抑えた。その後はアッチソン-藤川と繋いで広島打線を封じ込めた。 能見-安藤-岩田の先発3本柱でつなぐ最後の3連戦。大事な先陣を託された。チームの勝ち頭が必死に左腕を振い、横浜に勝利したヤクルトに3位の座を譲らず、ヤクルトとの直接対決へタスキを繋いだ。新井やブラや!虎CS前進、単独3位キープ 何が何でもクライマックスシリーズ(CS)に出たい阪神は四回、新井貴浩内野手(31)の先制二塁打に続き、クレイグ・ブラゼル内野手(29)が16号2ラン。3位を死守して、0.5ゲーム差で迎える8日、4位ヤクルトとの神宮決戦に駒を進めた。台風一過で、CS通過、2連勝で一気に決めたる!!汚れたユニホームが、新井らしかった。がむしゃらに、必死に-。野球人としての生き様を貫いた。打球が台風18号の影響で、雨で濡れる外野の芝生で跳ね、右翼線を抜けると、一塁を蹴り、二塁には頭から飛び込んだ。CS進出に前進する1勝は、5番打者が流れをつくった。 「厳しいコースだったけど、うまく打てた。先制できてよかったです」 0-0で迎えた四回一死二塁。先発・前田健の外角いっぱいの直球を打ち返した。均衡を破ると、助っ人が続いた。この1本で勢いづけた。一死二塁から右翼へ、ブラゼルが16号2ラン。これで試合の主導権を握った。 「完ぺきだった。この日が本当に大事な試合になると考えていた」 大砲は台風を味方につけた。フォローの風に乗って、右翼席上段に届く特大弾だった。「チームも勢いに乗って神宮にいきたい。この雨の中、応援してくれて感謝している」。スタンドの虎党に手を振った。 さあ、8日からは敵地神宮に乗り込み、4位ヤクルトと直接対決。新井は「しっかりやるだけです」と短く言い切った。だが、過度の緊張感はない。試合後は珍しく笑顔でロッカーから出てきた。 「今年一番の当たりだった」と振り返ったのは、八回無死一塁で左中間に打ち上げた打球。しかし、強烈に吹く逆風に押し戻され、中飛。「びっくりしたわ」と苦笑いした。ベンチに戻ると、金本から「入ったと思ったやろ」と言われた。台風に負けたが、アニキも認める打球だった。上り調子で決戦に挑む。 守備ではミスもあった。3-0の六回二死二塁では、栗原のゴロをトンネル。失点した。「あれは、僕が悪い」。すぐさま能見に駆け寄り、言葉をかけた。それでも二回には先頭の小窪の三遊間の打球を横っ飛び好捕。自分のことを「ヘタクソ」というが、練習量と「気持ち」で守ってきた。 「高校時代は外野手だったから」 内野手転向は駒大入学後。それでも、どんな打球にも体をぶつけるように食らいつくルーツがある。広島工高時代、内野ノックではグラブをつけずに受ける壮絶な特訓を見ていた。「そういうこともしてたなぁ…」。高校球児だった精神と記憶が生きている。 シーズン残り3戦3勝を誓い、まず初戦を取った真弓監督は「大きいね」と言った後、すぐに言い換えた。「大きいというより、あしたもあさっても勝たないと」と気合を入れ直した。8、9日と連勝すれば、自力で3位が決まる。台風が通過した後は、阪神のCS進出の通り道。嵐も逃げ出す勢いで、神宮に向かう。キタ~ッ!阪神・鳥谷、自身初大台20号や 雨をライナーで切り裂いた。ズブぬれになってメガホンをたたく虎党の夢がフォローの風に乗った。ビニール傘が咲く右翼席最前列に白球が吸い込まれた。自身初の20号に到達。勝利を決定づけたのは阪神・鳥谷だった。「いやぁ、もう、足が痛くって…。余計な力が入らなかったのが、よかったのじゃないかと思います。20号? こだわりはないですね。勝てるように頑張るだけですよ」 節目の一発が飛び出す2球前。右足首に自打球が当たっていた。激痛が残る足元をチラリと見た後、笑った。 2点リードの九回一死一塁。鯉の左腕・大島の内角直球を一閃した。和田打撃コーチが「追加点が大きかった。いいところで打ってくれた」と目を細めた一発で、6年目にして初めて20号に乗せた。「僕はホームランバッターじゃない」が口癖だが、真弓監督が就任時から、「20発でも30発でも打てる」と話していた。眠れる才能を証明してみせた。 今季から3番。だが、夏前から不振に陥り打率は2割半ばをさまよった。代打を告げられたこともあった。背番号1は、これまで築きあげてきたものを崩して、立ち直った。それが打撃フォーム改造だ。重心を低くしたり、あげる右足の高さを変えてみたり…。「1日で打撃は変わる」。自分の言葉を信じた。 そして、信じてきたものを継続させた。ウエートだ。この日の午前中も広島市内で汗を流す鳥谷の姿があった。そんな努力が実を結んだ。 真弓監督は「試合がなくて調子を落とすのか心配していたけど、初戦で維持できていた。明日もいい試合ができる」と心配が杞憂に終わり、安堵の表情だった。2日間のブランクを感じさせない働きは8日の神宮決戦に向けた好材料だ。 今季のヤクルト戦は打率.260と他球団と比較すると最も悪い。そんなデータはもう関係ない。ここからが本当の戦い。この勢いで神宮に乗り込み、ツバメに引導を渡す。阪神・鳥谷が自身初の20号にも無関心 阪神の鳥谷が3-1の九回にダメ押しの2ラン。自身初の20号にも「(本塁打に)こだわりはないので」と表情を変えなかった。 八回の守備。無死一塁から併殺を完成させ、ピンチの芽をつみ取った。「いい流れだったんで」と、直後の攻撃で効果的な一発を放った。和田打撃コーチも「いいところで出た」と褒めた。 8、9日と最後のヤクルト2連戦。「勝てるように頑張るだけ」と表情を引き締めた。阪神・金本、今季35度目のマルチ! 阪神・金本が節目の試合を勝利で飾った。二回先頭で右前打を放つと八回先頭でも中前打。得点には結びつかなかったが2度のチャンスメークで3試合ぶり、今季35度目のマルチ安打を記録した。 この試合で2003年に阪神に移籍してから1000試合目。もちろん全試合フルイニング出場でチームを引っぱっている。8日からの決戦の地・神宮は9月29、30日に2試合連続で3打点を挙げて以来。今季のヤクルト戦は打率.291。いいイメージで乗り込む。阪神・狩野、フェンス際でハッスル好捕! 阪神・狩野がハッスルプレーでもり立てた。六回無死一塁。赤松の打球は本塁後方のファウルグラウンドへ舞い上がった。台風18号の強風を受けた打球を一塁側砂かぶり席のフェンス際で捕球すると、そのまま転落。最後までボールを離さなかった。 「もう少し早く(落下地点に)行ければよかったんですけど。もう少し、うまくやれないと」 CS出場も絶対手放さない。
Oct 7, 2009
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やりました!!今日も能見が6回1失点の好投!!アッチソン、球児が抑えて阪神の勝利!!4回、鳥谷がいきなり、レフト線ツーベースうまく打ちましたね。そして、新井がタイムリーツーベース!新井が珍しくライト線に打ちました!!さらにブラゼルが勝利を決めたツーランホームラン!!足の故障関係無しに、ブラゼルはやってくれます!!!9回表には、関本のヒットの後鳥谷が20号ホームラン!!!!!駄目押し!!そして、最後の一人、雨の中、難しいレフトとショートの間のフライ鳥谷が逆向きでファインプレー!!!阪神の勝利!!3位死守!!!!さあ、明日は、台風で中止かもしれませんが、直接対決2連戦!!2連勝でCS行くぞ!!!広 島-阪 神 最終戦 (阪神13勝11敗、マツダ、18:01、28977人) 阪 神 0 0 0 3 0 0 0 0 2 5 広 島 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 【投手】(神)能見、アッチソン、藤川-狩野(広)前田健、篠田、横山、大島-石原【責任投手】(勝)能見28試合13勝9敗(敗)前田健29試合8勝14敗【本塁打】(神)ブラゼル16号2ラン(4回、前田健)、鳥谷20号2ラン(9回、大島)(広)【戦評】 阪神がこのカードの勝ち越しを決めた。四回一死二塁から新井の二塁打で先制。続くブラゼルが16号2ランを放ち、九回には鳥谷の20号2ランでリードを広げた。能見は6回を4安打1失点で13勝目。広島の前田健は14敗目。
Oct 7, 2009
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藤原の第二の人生が決まったようですね。これからは、裏方として、阪神のためにがんばってほしいです。現役引退の阪神・藤原、2軍用具担当に内定 今季限りでの現役引退を決めている藤原が、阪神2軍の用具担当に内定した。「まだ正式に契約したわけではないですけど、その準備です」。午前中に鳴尾浜に訪れ、加藤育成コーチや西口副寮長と一緒に用具置き場や、室内練習場を改めて確認。「8年間お世話になってきましたが、今後は裏方としてやっていきます」と新たな人生の第一歩を踏みだした。
Oct 7, 2009
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PL学園出身、甲子園で育った立浪に、同級生の桧山から花束贈呈がありました。感動しました。同級生の片岡の引退のときは、お互い号泣での立浪からの花束でしたね。立浪の分も、残りがんばってくれ!!阪神・桧山、同級生の中日・立浪へ花束 1-0の七回。一死満塁から代打で登場した桧山は、河原の前に空振り三振。勝負強さを見せることはできなかった。試合後は引退する中日・立浪へ、阪神を代表して花束を贈った。 「同級生(40歳)だしね。ユニホームを脱ぐのは寂しいし、まだまだやれると思うけれど…。『近いうちにユニホームを着てな』と言いました。まあ、着るんでしょうけれど」。現役を終える立浪を惜しみながら、まだまだグラウンドへ立つ自らの気持ちも、奮い立たせていた。今季で引退の中日・立浪に阪神ファンも歓声 今季限りで引退する立浪が甲子園に別れを告げた。1987年に大阪・PL学園高の主将として春夏の甲子園大会を連覇。八回二死二塁、代打で遊ゴロに倒れたが、阪神ファンからも歓声がわき起こった。試合後は阪神・桧山から花束を手渡された。「甲子園は最初にあこがれた球場だった。今季ここで1本もヒットを打てなかったのが心残りだが、全力でやった結果です」と感傷に浸った。
Oct 4, 2009
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阪神、3位守った!投打に若手が主役 今季の甲子園最終戦。金本らベテランが目立つ場面はなかった。岩田が7回を無得点に抑え、桜井が先制の12号ソロ。投打ともに若手が主役で、阪神が単独3位に再浮上した。 岩田は序盤は直球、カットボール主体の投球。中盤以降は決め球のスライダーを軸に組み立て、投球に変化をつけた。散発2安打。得点圏に走者を背負ったのは六回だけ。「ちょっとボールを見てきているかなと思った」と相手を見渡す余裕もあった。これで中日打線には25イニング連続無失点と、完全に手玉に取っている。「与えられた試合できっちりと投げるだけ」と岩田は涼しげに言った。 左腕を援護したのは桜井。三回に先頭で中田の低めの145キロをとらえる。打球は高い放物線を描き、左中間席に吸い込まれた。「上がりすぎた」と桜井は素っ気ないが、和田打撃コーチは「最初の球からタイミングを取って振っていけるようになった。成長した」とうれしそうだった。 2日間の休養を挟み、残り3戦。8、9日は大一番のヤクルト戦が控える。先発が予想される岩田は「きょうみたいな投球ができれば」と静かに言った。阪神・岩田が気迫スラ!投魂竜倒で7勝目! 闘魂みせた! 阪神・岩田稔投手(25)が、今季の甲子園最終戦で中日に7回無失点の快投。三回には自ら三塁打を放った左腕の気迫が、5-0の完封リレーを導いた。ナイターでヤクルトが敗れて再び単独3位に。最短で7日に決まるクライマックスシリーズ(CS)進出へ、執念の勝利だ。 崖っぷちの虎を救った。投げて落合竜を黙らせ、打って激走-。聖地最終戦で魅せた岩田の闘志。CS進出をグイと引き寄せた。 「与えられた試合をきっちりやるだけでした。最終戦に結果を出せてよかったです」 7回を散発2安打の無失点で7勝目を飾った。序盤は140キロ後半の直球とカットボールなどが主体。中盤以降は得意のスライダーを軸に切り替え、竜打線を幻惑した。唯一、得点圏に走者を背負った1点リードの六回一死二塁も井端を空振り三振、荒木を中飛と強気の攻めで退けた。 これで中日戦は25回連続の無失点、阪神では2005-07年の安藤以来の中日戦4連勝(安藤は5連勝)。“竜キラー”の名にふさわしく、手玉に取って完封リレーへつなげたのだ。 闘争本能をさらけ出した。激走した。三回に剛球右腕の先発・中田から左翼線へ快音を響かせた。クッションボールがフェンス際に転がるのが一瞬、目にはいると二塁ベースを蹴った。「たまたまです。二塁(付近で)見た時にボールがそれていたので」。プロ入り初の三塁打。虎投では02年5月31日のヤクルト戦(千葉)で助っ人・ムーアが右中間に放って以来だった。必勝への熱い思いが口グセだった。「もう残り1試合1試合という気持ちはずっと前から変わっていません。やるしかないんで!」。けがもかえりみず、無我夢中で滑り込んだ三塁ベース。左ひざにべっとりとついた黒土が捨て身の証しだ。 前夜(3日)はヤクルトとの直接対決に敗れ、同率の3位。負けられない一戦だった。「(岩田を3日の)ヤクルトと(4日の)中日のどちらに当てるか迷ったが、中日の方が相性がいい」。久保投手コーチの“勝負手”に応えた。真弓監督も「相手打者が自分のスイングをできていない」と称える狙い通りの87球だった。 ナイターでヤクルトが巨人に敗れ、再び単独3位に立った。阪神が7日の広島戦(マツダ)に勝ち、ヤクルトの5~7日の3連敗が前提ながら最短で7日にCS進出が決まる。岩田は次回9日のシーズン最終戦(対ヤクルト、神宮)の先発を経て、中日とのCS第1ステージ(17日からナゴヤD)へ。竜を圧倒し続ける左腕の存在が心強い。 「きょうのような投球を常にできるように頑張ります」-。岩田の視線のその先に聖地が見える。必ず帰ってくる。DGを撃破して日本シリーズへ。執念をみせた左腕が虎を栄光へと導く。阪神・岩田、利き足は右だった!? 左投げ左打ちの岩田のユニホームの左ひざ、左太もも裏についた黒土は三塁打を放った際に付着したもの。一転、普通に思えるが、違う。「右足が利き足なんです」。そのため、右足から滑り込み、折りたたむ左足が汚れたというわけ。日常生活は左中心だが、サッカーでは右足でシュートを打つとか。「僕は変わり者ですからね」とちゃめっ気たっぷりに笑った。阪神・アッチソン、今季73試合目を無失点 アッチソンが八回、2番手で登板。連打を浴びて無死一、二塁とピンチを招いたが、英智を一直併殺。代打・立浪を遊ゴロに打ち取って、切り抜けた。「中日もいい投手がそろっているチームだが、ウチもそう。CSで全力で戦いたい」と早くも決戦に胸を躍らせた。今季73試合目でウィリアムスの持つ外国人シーズン最多登板記録(75)にあと「2」と迫った。阪神・桜井が先制V弾!聖地ラス闘締めた 甲高い打球音が、快晴の空に響く。「上がりすぎた」。二塁ベース付近までは必死に走った。浜風にも乗った打球は左中間最深部へ届いた。桜井の先制12号ソロが流れを引き寄せた。 「少しバットの先でしたけど、満員のファンの声援がスタンドまで運んでくれたと思います」 甲子園での最終戦。試合後には、PL学園高の大先輩・立浪のささやかな引退セレモニーも行われた。「きょうみたいにタイガースファンの中でも、すごく応援されていた方。尊敬しているし、そういう選手になりたいと思いました」。中日にとって敵地でありながら、両軍がベンチ前に整列し、桧山が花束を渡した。スタンドからは『立浪コール』が降り注いだ。「あいさつに行けば、バッティングのアドバイスもしていただいたことがある。『ちゃんと見ていてくれたんだ』という感謝の気持ちがあります」。気にかけてくれた大先輩の前で、成長した姿を見せた。 まさに“甲子園男”の活躍だった。三回先頭での一発は、6試合ぶりの本塁打。今季の聖地では35試合に出場し打率.378、4本塁打、14打点。2試合連続安打&打点で負けられない虎の士気を鼓舞した。真弓監督も「打席の中で自分のスイングができてきた。ボールに対して、合ってきている」とほれ直した。規定打席未満ながら、打率.301はレギュラー格の中ではトップだ。 豪快な一振りだけではない。1-0のままで迎えた七回無死一、二塁。バントのサインははい。「何とかヒットを打とうと思ったけど、ちょっと引っかけて結果的に進塁打になってよかった」。追い込まれたカウントでも二ゴロを打ち、走者を進めた。この回3得点につなげ、勝利を確定的にした。 クライマックスシリーズに進み、中日と巨人を倒せば、また聖地に戻ってこれる。甲子園で戦う日本シリーズ。それが虎党の願い。そのためにも、残り3試合、全力を尽くす。阪神・平野、貴重な追加点「気合の一打」 阪神の平野が1-0の七回に貴重な追加点をもたらした。 1死満塁で代打桧山が空振り三振。好機を逸しかけたところで、続く平野が左前打。今季中の復帰が絶望的な赤星に代わって1番に入る平野は「1番の仕事ができていなかったので、ここで打たなきゃと思った。気合の一打」と笑顔だった。真弓監督も「あそこで点が入らないと嫌な流れになった。ものすごく楽になった」と褒めた。(甲子園)阪神・桧山(試合後、立浪に花束を手渡し)「ユニホームを脱ぐのは寂しいことだろうけど、本人が決めたこと。近いうちにまた、ユニホームを着て頑張れよと言った」阪神・久保(今季初めて救援登板)「少しでも(中継ぎ陣の)手伝いができて良かった」阪神・葛城(七回、平野に続いて適時打)「初球から思い切って、平野の流れに乗っていきました」阪神・平野だ葛城だ!竜殺追い撃ち連打や今季最後となる甲子園の『ラッキー7』に、2人の執念が大きな3点を刻んだ。平野、葛城。試合を決め、CSをグッとたぐり寄せる連続タイムリーに、超満員の聖地がわき上がった。 「気合いの一打です。よかった」 1番・平野が顔を紅潮させた。1-0で迎えた七回。一死満塁から代打・桧山が三振に倒れ、二死から打席が巡ってきた。2球目。河原の145キロをとらえた打球が三遊間を破ると、一塁ベース上で力強く両手を叩いた。 「1番としての仕事ができず、責任を感じていたんで。三回も、岩田が打ったのに、返してやれなかったから…」 桜井弾の飛び出した三回。一死から岩田が三塁打を放ったが、自身が浅い左飛に倒れ、追加点を逃していた。打率.274。赤星の穴を埋める奮闘を見せながら「仕事ができず」と自らを責めるのは、.226という得点圏打率の低さか。「(七回は)ここで打たなかったら、エライことになる」-。背水の思いがバットに宿った。 なお二死満塁。続いたのは代打・葛城だった。6打数連続三振(2四球)の不振で9月20日に登録抹消され、前日3日に再登録。その復帰初打席。切り札らしく初球を振り抜いた。「たまたま。高めだったし。初球から行ければ、というのはありました」。9月10日・中日戦(甲子園)以来の安打が、左前へ弾む貴重な2点打となった。 「チームがこういう状況なんで、やるべきことをやろうと。仕事をきっちりしましょう、と」 戦いの輪へ、帰ってきた。あと3試合。そしてその先へ-。見せ場は十分すぎるほど、残されている。阪神・関本がトドメ弾!規定打席に到達や 満員の大声援にもかき消されない衝撃音。左翼フェンスの向こうへ消える打球を見て、関本がゆっくりベースを回った。今季の甲子園ラストゲームを飾る3号ダメソロ。観客席の興奮を、同じように味わっていた。 「マグレですよ。(今年)最後の甲子園のお客さんの前で打てたから、よかった」 八回のマウンドは同い年31歳の山井。3球目に150キロを振らされ、追い込まれた。通算9打数で、2005年の1安打しか打てていない難敵。グリップエンドをコブシ一つ分ほど余らせて握ったまま、開き直った。 「とにかく球がメチャメチャ速いから、イチ、ニのサンで…」 6球目、高めの150キロを振り抜いた。短く持てば当てやすいが、飛距離は出にくい。そんな物理学を超えた大きなアーチを描いてみせた。前日3日のヤクルト戦(甲子園)で今季446打席に到達。プロ初だった昨年に続き、目標のシーズン規定打席をクリアして臨んだ一戦。8月に右内転筋筋挫傷で戦列を離れたが、1軍で常時働いた証し。1日遅れの自分への祝砲だ。 反省も込めた。わずか1点のリードで迎えた七回無死一塁。送りバントを2球連続ファウルしてしまった。昨年38犠打を成功させた名手がまさかの“筆の誤り”。気を取り直して三遊間を破り、チャンスを広げたが…。 「僕のバントがヘタなだけ。(安打は)結果オーライやから。バントはバントで決めないと」 ベンチに借りを返したい。男気の“マグレ弾”で、CS進出に望みをつないだ。 今季、4月3日の開幕戦(対ヤクルト、京セラD)でも1号弾を放った。ホーム試合の最後も一発締め。もちろん、これで終わりではない。もう一度、聖地へ。本当の締めくくりは日本シリーズで放ちたい。
Oct 4, 2009
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いや~!!ほんとうに、すばらしい!!!今日も岩田がすばらしかった!!!得点圏に走者を背負ったのは六回だけ!1点差の緊迫した絶対負けれない試合で、この好投!!ほんとすばらしい!!そして、桜井の一発が、岩田を救いました!!その後、膠着した試合でしたが、満塁から平野、葛城の連打!!7回裏 (投手交代)小笠原 → 河原 新井 センターヒット関本 レフトヒット 桜井 セカンドゴロ狩野 敬遠 代打・桧山 空振り三振平野 レフトタイムリーヒット T2-0D 代打・葛城 レフト2点タイムリーヒット T4-0D とどめは関本のホームラン!!!完全勝利でした!久保まで使って、球児を休ませました。最高の甲子園最終戦でした!!!阪神は、まだまだ、日本一まで続きますが甲子園で育ち、甲子園を沸かせた立浪の最後の甲子園も見れました!!本当に、お疲れ様でした。阪 神-中 日 最終戦 (中日14勝10敗、甲子園、14:00、46853人) 中 日 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪 神 0 0 1 0 0 0 3 1 X 5 【投手】(中)中田、小笠原、河原、高橋、山井-谷繁(神)岩田、アッチソン、久保-狩野【責任投手】(勝)岩田15試合7勝4敗(敗)中田13試合5勝4敗【本塁打】(中)(神)桜井12号ソロ(3回、中田)、関本3号ソロ(8回、山井)【戦評】 阪神が無失点リレーで逃げ切った。7回を2安打で抑えた岩田からアッチソン、久保とつないだ。打線は三回に桜井の12号ソロで先制。七回に葛城の2点打などで3得点して突き放した。岩田は7勝目。中日は岩田に4連敗となった。
Oct 4, 2009
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ヤスが引退。。。そんな。。。今年、一番期待してたのは、阪神に帰ってきたヤスでした。。。あの、すばらしい投球が、また見れると思ってました。故障から、立ち直れなかったのですね。。。ほんとうに、残念です。。。まだまだ、何年も我慢して、復活してほしかった。。。遠山みたいに、一度野手で、やって、ヒジを治して、投手として復活とか。。。本当に、大好きな選手でした。。。お疲れ様でした。ヤスにもらった感動は、決して忘れません。そして、辻本。。。鳴り物入りで最年少のプロ入りやはり、身体ができていなかったか。。。一度も一軍登板もなく、、、故障に悩まされるプロ生活でした。。。でも、これに負けず、再度がんばってほしいです!!木興も、ほんとうに、まだまだがんばってほしい。みなさん、これからも、応援しています!!阪神・中村泰が引退…辻本は現役続行を希望 阪神は1日、育成選手の木興拓哉(23)、辻本賢人(20)の両投手と来季の契約を結ばないことを発表した。また、中村泰広投手(31)が今季限りで引退することが決まった。沼沢球団本部長は西宮市内の球団事務所で「(中村泰)引退の申し出があった。辻本は故障が多かった。成長期の高校生でうまいこといかなかった」と話した。 中村は今後、球団スタッフとしてサポート側に回る見込み。引退に際して「左ひじの痛みに悩まされ、自分の納得のいく投球ができなくなったので、引退を決意しました。ファンの皆さん、そして監督、コーチ、スタッフの方々には本当に感謝しています」と広報を通じてコメント。プロ7年間で29試合に登板して3勝2敗0セーブ。防御率4.22の成績を残した。 辻本は度重なる故障に悩まされ、1軍での出場はゼロ。今季の登板はなく、過去4年間は2軍で25試合に出場し、0勝1敗、防御率5.33。入団テストを経て今季加入した木興は、4試合の登板に留まった。2人はともに現役続行を希望。11月のトライアウトを受ける予定だ。
Oct 2, 2009
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藤原選手、お疲れ様でした。守備固めが多かったですが、藤原選手の活躍は、忘れません。そして前田選手、まだまだがんばれるとおもいます。活躍を楽しみにしています。阪神・前田を戦力外通告…藤原は現役を引退 阪神は2日、前田忠節内野手(31)と来季の契約を結ばず、藤原通内野手(30)が現役を引退すると発表した。 前田は近鉄、楽天、阪神で通算426試合に出場し、打率1割9分4厘。藤原は2002年に阪神に入団し、通算60試合に出場した。
Oct 2, 2009
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阪神、再びCS圏内3位浮上!能見が堂々ピッチング 小雨がぱらつく神宮の杜で、能見が“未体験ゾーン”に足を踏み入れた。3位ヤクルトに0・5ゲーム差。重要な一戦を託された。 「別に何もないですよ」と無意識を強調した左腕が、持てる力を存分に発揮した。 危なげない立ち上がりで、二回、三回は3者凡退。リズム乗ったかに思われたが、最初のヤマ場は四回に訪れた。 二死を奪ってから青木に中前打を許すと、デントナを四球で歩かせ、一、二塁。ガイエルには遊撃内野安打を許して、満塁のピンチ。だが、ここで踏みとどまるのが今年の能見だ。畠山を中飛に打ち取り難を逃れた。 残り試合も少なくなり、先発陣はフル回転。9月27日の中日戦(ナゴヤドーム)では、岩田がプロ入り初の中4日でマウンドへ。そして能見も、この日がプロ初の中4日での先発だった。 1点を死守してきた五回、二死一、三塁とされたところでアッチソンにバトンを託した。それでも、今季ここまで0勝3敗、防御率4・96と打ち込まれているツバメ打線相手に先発としての役割は十分に果たした92球だった。 「やることは一緒ですから。とりあえず一戦一戦頑張るだけ」 雑念にとらわれることなく、目の前のゲームに全力を尽くす姿勢が好結果につながった。 再びヤクルトを抜き、CS圏内の3位浮上。そして、クライマックスシリーズをかけた戦いは、いよいよ佳境へと突入していく。虎投が連夜の燕斬り!能見、執念のゼロ封 正念場の一戦で大役を果たした。プロ初の中4日での先発という“未踏の地”で能見が執念のゼロ封。今季3戦3敗を喫していたヤ軍から、もぎ取った12勝目は格別だった。 「ヤクルト戦はやられっぱなしだったんで」 ルーキーイヤーの2005年9月18日(甲子園)以来、1473日ぶりの対ツバメ星は神宮での初勝利でもあった。 「きょうは僕じゃないですよ。アッチや球児が頑張ってくれたんで」 本人は謙遜したが、立役者であることは間違いない。ハイライトは1点を守る六回二死一、二塁。福地に対してカウント2-2から投じた6球目だ。「とにかく信じるボールを投げるだけでした」と外角のチェンジアップで空転させた。ここで、2番手のアッチソンにバトンを託したが、交代の“ワケ”もあった。 踏み出す右足の痛みを押し殺してマウンドを守っていたのだ。二回に先頭のデントナの打球が直撃した右すねが腫れあがっていた。「打球が当たっていたんで(腫れた部分が)寒さで固くなってくるころだった」と久保投手コーチが理由を明かした。それでも、悔しさをにじませ降板を受け入れた左腕。ポーカーフェースとは裏腹に心には熱く燃えたぎる闘志が宿っている。「そりゃ、しんどいですね」と振り返った、中4日の先発に向け、前日29日のブルペン投球はいつもよりも軽めに行ったことも功を奏した。 「やることは一緒ですから」 最後の最後までわからないCS進出争い。。お馴染みのフレーズが頼もしかった。阪神、頼れるアッチ、藤川で3位に再浮上 2人の存在が大きい。4季ぶりにヤクルト戦で白星を挙げた能見も「きょうは僕じゃない。アッチ、球児が頑張ってくれた」と真っ先に感謝した。阪神はアッチソンと藤川が終盤を締め、5日ぶりに3位に浮上した。 1-0の六回2死一、三塁でアッチソンが登板。畠山に四球を与えたが、続く川本を三振に仕留めた。流れを大きく左右する場面で「能見の勝ちを消したくなかった。必死だった」と言う。七回も3三振を奪い、八回からは藤川。九回には1点を失ったが、25セーブ目を挙げ「勝ったから良かった」と安堵(あんど)した。 2人がそろって登板すれば、後半戦に入って19連勝と負けない。既に71試合目の登板となったアッチソンは「行けと言われれば、最高の投球ができる準備をしている」と頼もしい。 夏場以降に調子を上げてきた藤川について、山口投手コーチは笑顔を交えて言っていた。「ピークをこの時期に持ってくるようにやっている。裏で、見えないところで」。好調を維持する両右腕が、トラの追い上げを支えている。 激烈な3位争いも、残り5試合。「ここから」と真弓監督は厳しい表情を崩さなかった。
Sep 30, 2009
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完全復活や!阪神・金本、先制&猛打ショー 長いトンネルを抜け、そのバットに再び快音が帰ってきた。土壇場の戦い。1戦も落とせないラストスパートに入って、金本の闘争心が燃え上がった。貴重な先制打にダメ押し打で、40試合ぶりの猛打賞。チームの絶対的主柱がこれだけ打てば、負けるわけがない。 「やっぱり(この1戦は)勝つと負けるとでは全然違うんで。みんなで勝ちたいという気持ちで、打席に立ちました」 小雨の降り続く神宮。2勝1敗で制した3連戦を締めくくるヒーローインタビューで、熱い思いを吐露した。9月終わりの肌寒さも吹っ飛ばす、CSへの3つの快音。まずは一回二死二塁だ。 カウント1ー1から、ユウキの130キロフォークをとらえた。鋭い打球が、中前へと抜ける。2試合連続の適時打となる先制打。息が詰まるような投手戦の中で、先に奪った1点のリードが、継投を含め、その後の戦いを大きく有利に進めた。 四回には、カウント2-0から3球目。速球を叩いて中前打。そして、粘るツバメにトドメを差したのが、3-0で迎えた九回無死二、三塁だ。「1点でもとれば、試合が決まると思った」。五十嵐の143キロをライナーで左翼線に弾き返した。通算401本目の二塁打は大きな2点打。8月15日の巨人戦(東京D)以来となる、1試合3安打の固め打ちだった。 満身創痍の体のことは今さら言うまい。ただ、夏男が夏を越えても調子が上がらず、苦しんだのは確かだ。それでも前日9月29日、連続打席無安打を虎自己最長の25で止めると、2二塁打で3打点。そして勝負の3戦目は3安打3打点。2戦で計5安打6打点。神宮初戦を落とし、チームが崖っぷちに立った中で、主砲が目覚めてくれた。打点も91。残り5試合だが、2年連続の100打点も不可能ではない数字だ。 「(久々猛打賞に)ちょっと(状態は)よくないですが、残り試合、自分の力を出せるよう、がんばります」。チームが苦しい時に打つ-。それが信条。CS進出、そして突破へ。虎の4番の放つ輝きは、ここからが本番だ。阪神・金本が気持ち前面に出し先制打とダメ押し打 阪神の金本が先制打、ダメ押し打と活躍した。「勝つと負けるでは世界が違う。勝ちたい気持ちを前面に出した」と充実した表情だった。 一回2死二塁でユウキのフォークボールを中前に運び、先制点をたたき出した。「1点でも取れば決まると思った」と、3-0の九回にも2点二塁打。前夜に26打席ぶりの安打を放ち、この日は3安打。「まだ本調子ではないが、自分の力を出せるように頑張ります」と力強かった。復活!阪神・ブラ弾で3位奪い返したでェ B砲、3位奪回弾-。阪神はクレイグ・ブラゼル内野手(29)が七回に値千金の15号2ランを放ち、勝負を決めた。7-1の大勝でヤクルトとの天王山に勝ち越して3位再浮上。豪快に復活した助っ人大砲が、一気にクライマックスシリーズ(CS)へ虎を導く。全身に降り注ぐ歓声が、少しだけ痛みを忘れさせてくれた。ヒーローは、左足を引きずりながらゆっくりとダイヤモンドを1周した。ブラゼルの一撃が、3位再浮上への“架け橋”だった。 「何とかヒットをという気持ちだったけど、ラッキーなことに(右翼)ポールに当たってくれた。すごく競ったゲームだったからね」 大きな胸を誇らしげに張った。五回先頭で、一、二塁間への当たりに全力疾走(記録は一塁内野安打)。一塁ベースを駆け抜けると、左足に痛みが走った。「大事な試合だったから、そのままゲームに残ってプレーしたかったんだ」。ベンチには下がらなかった。 そのガッツがもたらした値千金弾だった。一回の1点先制から逆に押されっぱなし。それを七回。二死無走者からハネ返した。新井が右前打でつなぐ。そして、先発・ユウキの2球目、内角低めのフォークをすくい上げた。高々と舞い上がった打球は右翼ポール直撃の15号2ラン。9月2日のヤクルト戦(甲子園)以来、出場13試合36打席ぶりの一発。9月19日の1軍復帰後初のアーチで、試合を決定づけた。 遠く離れた海の向こうからのプレゼントが、復活へのモチベーションになった。9月5日の広島戦(マツダ)で左太ももを痛め、登録を抹消された。シーズン終盤での離脱にナーバスになったが、愛する家族の存在が支えになった。 リハビリを開始した9月8日。ブラゼルの再スタートに合わせるように、米国から写真が届いた。8月末に生まれたばかりの第1子の長男・トロットちゃんが、阪神の帽子とリストバンドを身に着け、妻のラニーさん(29)に抱かれている姿に目を奪われた。 「最高にかわいいんだよ」。ポケットアルバムに入れて持ち歩き、リハビリの合間に見てはヤル気を取り戻し、復活の2ランにつなげた。 痛みを抱えたB砲の執念弾に触発され、九回に打線が爆発。ヤクルトに連勝して3位に再浮上した。負ければ自力CS進出の可能性が消滅していた。天王山を制した。真弓監督も「大きい? そりゃあもちろん。ああやってホームランが出る魅力がある」と文句なしだ。 激烈な3位争いも、残り5試合。「チームにずっと迷惑をかけていたからね。絶対に打ちたかった」。ブラゼルもラストスパートへ燃えた。もう3位は譲らない。手負いの大砲が、全力でゴールへと突き進む。阪神・ブラゼル、左足痛も価値ある2ラン 阪神のブラゼルが価値ある15号2ランを放った。「投手も粘っていたし、絶対に打ちたかった」と喜んだ。 1-0の七回2死一塁。ユウキの変化球をはじき返した打球は、右翼ポールに直撃した。痛めている左足を軽く引きずりながらダイヤモンドを1周し「ちょっと痛みはあったけど、大事な試合だった」と話した。真弓監督は「本塁打が出る魅力がある」と褒めた。阪神・能見(12勝目)「とにかく、自分の信じるボールを投げるだけでした」阪神・柴田(新人。犠飛でプロ初打点)「一段落です」2日で3打点!阪神・新井が今季初三塁打 ぬれた人工芝にワンバウンドした打球は、ダイビングキャッチを試みた右翼・飯原のグラブをはじいた。ファウルゾーンを転々とする間に、無我夢中で二塁ベースをけり、右足で滑り込んだ。今季初の三塁打でさらに1点を加え、神宮の杜が揺れる。怒とうの4連打を締めた新井が、ビッグイニングを演出した。 「よかったね。いいかたちで甲子園にいけると思います」 左翼ポール際から帰りのバスへと続いている、ウイニングロード。春は厳しかった東都の虎党からの称賛のメッセージを大きな体いっぱいに浴びた。アニキのダメ押し二塁打が飛び出した直後、5点リードの九回無死二塁-。直球のサインが出ると目が輝く五十嵐の151キロ外角球を一閃だ。 昨年7月1日の中日戦(甲子園)で中越えに放って以来の三塁打。記録上は同じかもしれないが、快音を残したときの環境はまったく異なる。前回は3安打&3打点で貯金「22」と1つ積み上げ、独走状態を加速させた。しかし、今年は違う。残り試合をわずかとし、クライマックスシリーズ(CS)進出圏内の3位になれるかどうか、という瀬戸際だ。 どんなチームでも、体が100%といえる選手はひとりもいない、とも言われる最後の勝負どころ。新井も9月22、23日は、背中と腰に張りを感じ、打撃練習を回避した。だが、この日もそぼ降る雨の中でアップから黙々と走った。春先は打率2割前半と低迷した。しかし、9月を月間打率.340、1本塁打、21打点で終えた。強じんな精神力が立て直させた。 金本とともに打点をあげれば、これで20勝6敗1分け。3位死守へ。今度はツバメを聖地で迎え撃つ。
Sep 30, 2009
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やりました!!ユウキvs能見で、いきなり金本がタイムリー!!そして、能見が、よく踏ん張った!!四回裏二死満塁畠山をセンターフライ!!五回裏一死二塁から飯原ライトフライ田中浩ファーストゴロどうしても点がやれない6回二死満塁!!アッチソン!!川本を見逃し三振!!!むっちゃしびれました!!!!!そして、ピンチの裏にはチャンスが!!二死から新井がセカンド横を抜けるヒット!!!やっと出ました!!!ブラゼル15号!!ポールに当たる特大ホームラン!!!!!金本に力勝負で三振をとった二死からだけに、ユウキが、完全に力尽きました!!!これで、ほぼ勝負が決まりました!!!!力の抜けたヤクルト打線をアッチソンが三三振!!!!8回裏から球児!!疲れがありますが、二死二三塁から、川本を空振り三振そして、とどめとなりました!!五十嵐にトラウマを残す四連打で五十嵐が1アウトも取れずKO!!大和 レフトヒット 鳥谷 左中間ツーベース 金本 レフト線2点タイムリーツーベース 5点目!! 新井 ライト線タイムリースリーベース 6点目!!しかも、これで、ライト飯原が肩を痛めて退場相川、宮本に続き、さらに故障者が。。。さらに代わった橋本から、柴田がプロ初打点!!最後は、デントナ三振で阪神勝利!!!!直接対決連勝!!!!それも、完膚なきまで、圧倒的強さで勝利!!先発、中継ぎ、抑え!クリーンナップと軸がきちんと働いての勝利!!阪神は、二日空いての甲子園直接対決!!ヤクルトは、サヨナラもあっての3連勝の広島が最後の粘りを見せるでしょう!!ヤクルト-阪 神 21回戦 (ヤクルト12勝9敗、神宮、18:00、17252人) 阪 神 1 0 0 0 0 0 2 0 4 7 ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 【投手】(神)能見、アッチソン、藤川-狩野、矢野(ヤ)ユウキ、押本、五十嵐、橋本-川本【責任投手】(勝)能見27試合12勝9敗(S)藤川48試合5勝3敗25S(敗)ユウキ18試合5勝6敗【本塁打】(神)ブラゼル15号2ラン(7回、ユウキ)(ヤ)【戦評】 阪神が連勝で3位に浮上した。1-0の七回にブラゼルの値千金の15号2ランで突き放し、九回にも4点でダメを押した。アッチソン-藤川の継投も決まり、先発の能見が12勝目。ヤクルトは六回無死一、二塁を生かせなかった。
Sep 30, 2009
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虎、必死継“逃”策!八回5点差でも球児 わずかな不安もこの男の登場で吹き飛んだ。大量5点リードの八回二死一、二塁。『投手・藤川』のコールに左翼スタンドから大歓声が上がった。 「僕らは自分のやることをやるだけ」 セーブがつかない場面でも関係ない。川本を116キロのカーブで遊ゴロに仕留めて、平然とベンチに引き揚げた。 今季9度目のイニングまたぎを任された。そのため、6点リードとなった九回の攻撃には二死満塁で打席が回った。本来は左打ちだが、右打席に入った。左腕・李恵践がマウンド。手元が狂えば、死球もある。 「危ないからね」 その裏の投球に備え、見逃し三振。そして九回からは最速151キロの“火の玉”を軸に3者凡退締め。ポンとグラブをたたいて喜んだ。無失点ピッチも17試合、21イニングに伸ばした。 球界を代表するストッパーの心には、1人の野球人である前に1人の立派な人間でありたいという強い思いがある。 「小さい子供や病気で苦しんでいる人たちの支えになれるわけやから」 野球を通じて自分にしかできない何かがあるのなら-。現状に止まることなく、進化を追い求める。試行錯誤を繰り返すのは「ファンの目が肥えてきているから」と言う。8月23日の広島戦(京セラD)の試合前には、中学1年生の車いすに乗る男の子が訪れた。 その子は『子どもの夢をかなえる』NPO法人『メイク・ア・ウィッシュ』を通じ、はるばる岩手県から『大ファンの球児さんに会いたい』という願いをかなえ、やってきた。「応援してくれる人がおるわけやから。頑張らないとね。僕も会えてよかった」。談笑の最後にはサイン色紙を手渡し、つかの間のひとときを楽しんだ。 「僕らよりも先発投手の方がプレッシャーもかかかる。先発投手がやってきたことを壊さないようにサポートしないと」 これで2番手でリリーフしたアッチソンとのそろい踏みなら7月14日の中日戦(ナゴヤD)から20連勝。後半戦は18戦全勝と頼もしい限りだ。残りあと6試合。熱い試合をみせることが、CS進出につながると背番号『22』は信じている。阪神・久保、9勝目も反省顔「申し訳ない」 先発した久保は、六回2/3を投げ、5安打2失点。制球に苦しんで、五回以外、すべてのイニングで得点圏に走者を背負うピッチングだった。失点は三回二死二塁で青木に右翼席に運ばれた2ランのみだったが、六回二死から満塁にして降板する不完全燃焼ピッチ。9勝目(8敗)にも「1つも落とせない中で、中継ぎを使わせて申し訳ない」と反省顔だった。“執念リレー”阪神・アッチソン、満塁斬り 神宮の杜の空を徐々に覆ってきた雨雲のように、重い空気がマウンド上を占拠していた。六回二死満塁。一発を許せば同点。真弓監督の勝負手に、球場が沸いた。アッチソンが、3本のロウソクの火を吹き消すように、マウンドで躍動した。 「アウトにすることだけを考えていたよ」 代打・デントナと対峙した。テンポよく追い込むと外角スライダーで空振り三振。現在20発の長距離砲をわずか3球で料理した。先発久保が招いた一発で同点の窮地を乗り切ると、七回も三振、左飛、三振でピシャリ。 早めの継投が的中した真弓監督は「あまりイニングを任せたくなかったけど、早めに(相手の)芽を摘んで、流れを与えない方が楽な展開で投げられるのではないか、と思った」と安どの表情を浮かべた。 虎の終盤の基本形は『八回アッチソン、九回藤川』。だが、前夜(28日)は1点ビハインドの七回先頭から筒井を投入したが、一死しかとれずに、2四球2失点と崩れた。アッチソンの出し惜しみが災いして、傷口を広げ、1-7と完敗。その反省を翌日に生かした。ブルペンを預かる山口投手コーチは「なりふり構わず、勝ちにいきました」とセオリー崩しを認めた。 負ければヤクルトにCS進出マジック「6」が点灯する危機だった。方程式を崩してでも、勝たなければいけなかった。 アッチソンは興奮のあまり、多くを語らず、帰りのバスへと走った。盟友ウィリアムスは左肩痛で離脱。話し相手がいなくなったが、今は他の中継ぎ陣と野球談義をするようになった。英語が得意な球児は積極的に話しかけてくれる。それが助け合いの心を生む。 “AF”で20連勝。どの展開でも、どの場面でも…。背番号27は馬車馬のごとく働くつもりだ。阪神、アッチ&藤川で後半戦負けなし18連勝 阪神は早めの継投だった。6-2の六回2死満塁でアッチソンが登板。無失点で切り抜けると、筒井を挟んで八回2死一、二塁からは藤川が締めた。 「早めに芽をつみ取った方が流れを与えない」と真弓監督。これでアッチソン、藤川がそろって登板した試合は後半戦に入って負けなしの18連勝となった。 「アウトにすることだけを考えた」とアッチソンが言い、藤川は「やるべきことをしっかりやる」と力強かった。(神宮)真弓監督(3連戦を1勝1敗に戻し)「金本にも適時打が出て、乗ってくれると思う。あした次第。あした頑張ります」久保(5回2/3を2失点で9勝目にも)「一つも落とせない中で、中継ぎを使わせて申し訳ない」
Sep 29, 2009
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阪神3、4、5番で7点!燕に再び0・5差 完敗から一夜明け、阪神打線が借りを返した。12安打で8得点。計7点を挙げた中軸の活躍で、3位ヤクルトとの差を再び0・5ゲームとした。 一回に新井の二塁打で先制。三回1死一塁では、5試合連続で無安打だった金本が適時二塁打を放つ。2-2とされた直後の四回は、鳥谷と金本の連続適時二塁打で一気に4点。七回には新井が15号ソロ。中軸がそろって打点を挙げた。「それよりも、カネ(金本)が苦しんできたから1本出て良かった」と和田打撃コーチ。主砲の26打席ぶりの安打を、何よりも喜んだ。 今季最悪と言っていいほどの不振に苦しんでいた金本。「腰が入っていなかった」(和田コーチ)と、試合前から下半身がしっかり使えるように打撃フォームを修正した。オフから新井は「金本さんを助けたい」と言い、鳥谷は「(後ろに)金本さんがいるから思い切っていける」と話していた。3、5番を支える金本の復調は、何よりも打線を活気づける。 新井が「あした、ベストを尽くすだけ」と言えば、鳥谷は「何とか勝ち越す」。勢いに乗って、第3ラウンドを迎える。阪神・鳥谷、勝ち越し二塁打「積極的にいった」 阪神の鳥谷が2-2の四回に勝ち越しの2点二塁打を放った。 2-0の三回に先発の久保が青木に2ランを浴び、同点に。その直後の攻撃だった。失策と2四球で2死満塁の好機をもらい、鳥谷が初球の直球を右翼線に運んだ。「力まず、コンパクトに積極的にいった」と鳥谷。金本も2点二塁打で続き、この回に4点を奪った。阪神・鳥谷、早大同級生青木に負けん気V打 追いすがるツバメを鮮やかに撃ち落とした。4番・金本の前で示した存在感。鳥谷の一撃が、勝利へと直結した。 青木の2ランで同点に追いつかれた直後の四回二死満塁。打てなければ、相手に流れが傾く場面で、大学時代にしのぎを削り合ったライバルに負けない快音を響かせた。 「初球から絶対にストライクを取りに来ると思っていた」 言葉通り、ヤクルト先発・由規の投じた初球を振り抜いた。内角低めの直球を痛烈なライナーで右翼線へ弾き返した。勝ち越しの2点二塁打。試合の主導権をつかんだ。 前半戦は思うように打てずに悩んだが「打撃が不調でも、守備まで調子を崩してはいけないでしょう」と守りで支えた。久慈守備走塁コーチに「相談しながらやっている」とこれまで以上に打者、状況ごとで守備位置を細かく変えた。今季の失策は7。レギュラーに定着した2005年の10を下回る安定ぶりだ。不調の中での前向きな姿勢が、後半戦で実った。9月は打率.343(102打数35安打)、6本塁打16打点。し烈な3位争いの中で、チームをけん引し続けている。 「勝ち越して帰るのが目標。最後まであきらめないので、応援よろしくお願いします」 進化を止めない鳥谷がチームを導く力となる。虎救った!金本や!新井や!2人で5打点 クライマックスシリーズ(CS)進出に向けて、もう負けられない阪神は、金本知憲外野手(41)の2二塁打と新井貴浩内野手(31)の先制打&ダメ押し弾でヤクルトのCSマジック点灯を阻止。3位に0.5ゲーム差に迫った。生き残るのは、虎や!! 金本が打てば、虎は強い。新井も打てば、もっと強い。負ければ自力CS消滅となる天王山第2R。敵地・神宮でがけっぷちに立たされたチームを救ったのは、やはり4、5番コンビだった。2人合わせて5打点。ツバメに0.5差と再接近した圧勝の夜は、“最強兄弟”の競演で彩られた。 「1点欲しい場面でしっかり結果を残せて、よかった。どんどん振っていこうと思いました」 5番・新井が、値千金の先制二塁打を振り返った。一回二死一、三塁。カウント0-1から、由規の内角速球を右翼線に弾き返した。前日28日の大敗ショックを、すぐさまぬぐい去る一打。直前の一死一、三塁で、金本が三邪飛に倒れていた。虎最長の25打席連続無安打に、何度も何度も顔をしかめた4番…。続く新井が打つか、打たないか。分岐点ともいえる打席で、チームとアニキを救ってみせた。 金本も、応えた。三回一死。好調な鳥谷が2打席連続の四球で歩くと、由規の低め142キロを一閃。弾丸ライナーが、右中間を真っ二つに破った。26打席ぶりの感触を両手に残す、適時二塁打。さらに、追いつかれた直後の四回。鳥谷の2点勝ち越し二塁打の後、なお二死二、三塁で、今度は外角変化球をうまくとらえた。左翼線をライナーで破る2点二塁打。復活を告げる2打席連続ダブルで、史上10人目の400二塁打にも、一気に達した。 こうなればトドメは新井の仕事だ。アニキの記録に花を添える一撃は、七回。押本のスライダーを左翼へ、「うまく押し込めました」という8試合ぶりの15号ソロで、ヤクルトのCSマジックを点灯させなかった。これで9月は、月間打率.333、20打点。1試合を残し、2カ月連続の月間勝ち越しを決めたチームの、原動力となった。 今季は5番を任され、「金本さんを助けたい」と誓った。前半戦は極度の不振に陥り、何度も4番が歩かされ後に、凡退する苦しみを味わった。しかし勝負どころの今は違う。今回の金本の無安打期間中、得点圏で4番が凡退した後の打席では、実に3打数3安打、3戦全勝。有言実行の仕事っぷりだ。 AKの競演に最敬礼の真弓監督は「初回から点をとれたんでね。金本? 出たね。乗ってきてくれると思うよ」と期待を込めた。4、5番の打点揃い踏みは、これで19勝6敗1分。2人の存在の大きさを考えれば、当然といえる数字だ。 残りは6試合だが、新井は「0.5ゲーム差というより、あしたの試合にベストを尽くす。1試合1試合戦っていくだけです」と指揮官が唱える1戦必勝の精神を強調した。2人の虎が、真上を飛ぶツバメを、一気にとらえる。虎・平野、3試合ぶりマルチ!守備でも貢献 「1番・中堅」で先発出場した平野は、3試合ぶりのマルチ安打。一回先頭で左前打を放つと、三進後、新井の適時打で先制のホームを踏んだ。「一戦必勝なんでね。勝つしかない」。右翼にまわった八回の守備では、先頭・青木の右中間を破ろうかという当たりを好捕。「いつも必死でやっています」。山脇守備走塁コーチは「彼の持ち味というか、貢献してくれた」と話した。
Sep 29, 2009
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鳥谷、金本、新井が大当たり!!ヨシノリの自滅もあって、阪神が快勝!!同点に追いつかれて、ヤクルトムードでしたが、直後、ヨシノリが狩野のファーストゴロカバーでエラー!!そして二連続フォアボール鳥谷が初球!ストレートをライト線にタイムリーツーベース!!さらに、金本もタイムリーツーベース!!その後も、新井の15号などで、中押し、駄目押しアッチソン、球児もつぎ込み、圧倒的な力の差を見せ付けました!!直接対決を全て勝って、クライマックスに行ってくれることでしょう!!!!ヤクルト-阪 神 20回戦 (ヤクルト12勝8敗、神宮、18:01、17752人) 阪 神 1 0 1 4 0 0 1 0 1 8 ヤクルト 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 【投手】(神)久保、アッチソン、筒井、藤川-狩野(ヤ)由規、松井、押本、橋本、李恵践-川本【責任投手】(勝)久保24試合9勝8敗(敗)由規20試合5勝10敗【本塁打】(神)新井15号ソロ(7回、押本)(ヤ)青木15号2ラン(3回、久保)【戦評】 4位阪神が快勝で3位ヤクルトに0・5差に迫った。追い付かれた直後の四回二死満塁から鳥谷、金本の連続二塁打で4点を勝ち越した。久保が9勝目。ヤクルトは連勝が6で止まった。先発の由規は制球が定まらず10敗目。
Sep 29, 2009
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虎10人攻撃!狩野がプロ初の満塁ダ~ン グランドスラムの歓喜とは対照的に、狩野は淡々とベースをまわった。クライマックスシリーズ(CS)進出への望みをつなぐ強いひと振り。勝負を決めた。「簡単に追い込まれた後だったので、結果を恐れずに思い切っていきました。あの場面は何点でもほしかったですから」 一挙6点の五回のビッグイニング。圧巻は狩野の一発だった。一死。塁上はすべて埋まっていた。左中間席へ、山本昌からプロ初、今季のチーム初の満塁弾。8月28日の巨人戦(甲子園)以来、出場20試合ぶりの5号は、自身今季99本目の安打。2年ぶりのチーム100本塁打にも乗せた。ここまで120試合出場し、万全ではない体で振り抜いた。1試合4打点も自身初めてだった。 14日、9連戦の最初の相手、巨人戦(東京D)のため上京。チームは3位に浮上したばかりだった。新幹線の車中では疲れで目を閉じた。目が覚めると「右手の小指がしびれている」。慢性化したひじの痛みはプレー以外でも感じるまでになっていた。「あと20試合か。9連戦。もう、突き抜けるしかねぇよな」。自分に言い聞かせ、覚悟を決めた。 前日26日の中日戦前には初昇格したドラフト2位ルーキーの柴田(国際武道大)の肩に手を置き、声をかけながらグラウンドに出た。「初めての1軍だからちょこっとアドバイスというかね」。緊張で「眠れませんでした」というルーキーを気づかった。若手が増えてきたチームで後輩への気配りも心がけている。 6カード連続負け越し中だった中日相手に今季初めて勝ち越し。試合後は、20年間の現役を引退する井上のセレモニーをベンチから見つめた。「泣いた。号泣したわ」。2軍戦でも何度も顔を合わせた38歳、大ベテランの引き際を目に焼き付けた。 「岩田も頑張っていたし、きのう(26日)逆転負けして、絶対勝ちたかったから、よかった」 中4日の左腕を懸命にリードした。残り8戦。本当の死闘が待っている。完璧CSリハや!阪神・岩田が竜殺6勝目必勝出撃、あっぱれ竜倒-。阪神は岩田稔投手(25)が7回無失点、中4日の熱投で中日に大勝した。28日から0.5差で追う3位ヤクルトとの3連戦(神宮)。弾みをつけた虎が、クライマックスシリーズ(CS)進出の天王山も必ず制してみせる!マウンドで雄叫びをあげた。代打小池のバットはピクリともしない。七回二死二、三塁。真鍋球審の右腕が上がった。見逃し三振。岩田が119球の大役を終えた。 「狩野さんのリードのおかげで、いい投球ができた。(中4日は)初めてだったので、力まないように気をつけました」 プロ入り4年目で初の中4日とは思えない好内容。直球が伸び、低めの変化球も冴える。六回まで散発の2安打に抑え、七回も無死二、三塁から後続を断った。7回4安打無失点で6勝目。前日に大逆転負けした嫌なムードも一掃した。 必勝を懸けたスクランブル発進。通常のローテ順ならこの試合はジェン、岩田は29日のヤクルト戦(神宮)だった。しかし、CS進出へもう中日戦のカード負け越しが許されない状況下に、ローテを緊急再編。前回22日の横浜戦(横浜)で5回100球を投げた左腕が、中4日で得意の竜斬りに配置転換された。これに伴い、10月3、9日のヤクルト戦の岩田投入も可能となった。 執念で応えた。打撃でも二回二死一、三塁で「とにかくバットに当たるように頑張りました」と右前に“V打”となる先制打を放った。その裏、先頭和田の打球を右手首付近に直撃しながらもアウトに。大量リードにも気を緩めなかった。 9日の聖地でも竜打線を完封した。ちょうど第2子となる長女が誕生した日。球場からの帰り道。ウイニングボールを手に門真市の産院に向かおうとしたが面会時間は終わっていた。翌朝。もう一度、車のエンジンをふかせた。同い年の美佳夫人はベッドの上でしっかりと快投をみてくれていた。そして、愛の結晶が眠っていた。 「おさるさんみたい。(父母の)どっちに似ているかわからないけど」 14日に母子が退院するまで、何度も何度も足を運んだ。うれしかった。ユニホームに袖を通すと、それが自然とモチベーションに変わっていた。 これで中日戦は自身3連勝で18イニング連続無失点。3位になればCS第1ステージ(10月17日から、ナゴヤD)で激突する相手に、これ以上ないデモンストレーション。能見と2人、竜倒の2本柱が確立された。 狙い的中で今季初の中日戦カード勝ち越し。初めて先発投手を中4日で起用した真弓監督は、28日からの3位ヤクルトとの大一番に「大事な試合になる。とにかく頑張りたい」と力強くうなずいた。0.5ゲーム差をひっくり返し、一気に決める。フル稼働の岩田の闘志に虎ナインが続く。怒涛の五回!阪神・鳥谷が先陣切ったァ! 五回のビッグイニングの先陣をつとめたのは鳥谷だ。先頭で山本昌から中前打を放ち、チャンスメークすると、二進後、新井の中前打で3点目のホームを踏んだ。三回無死二塁でも一ゴロでキッチリと進塁打を放ち、金本の犠飛を演出するなど5打数1安打。 「毎日、(チームとして)乗っていきたいですよ」。残り8試合で1敗もできないような状況とあって、厳しい表情を崩すことはなかった。現役単独トップや!阪神・金本が70犠飛スイングを誘う投球術にも、バットは動かない。五回先頭の鳥谷が、中前打で出塁。続く金本は、1ストライクから4球続けてボールを見極めた。四球。44歳の山本昌と計85歳の“四十路対決”を選球眼で制した。冷静な目が、6点猛攻の絶妙なつなぎになった。「きのう嫌な負け方をしていたから、払しょくしたかった」。和田打撃コーチが振り返った、会心のつるべ打ち。脇役に回った主砲は、満塁弾のヒーロー・狩野をホームベース後方で待ち受け、祝福した。 竜倒へ、バットもうなった。三回一死三塁で、2球目の直球をしっかりミートしてセンター後方へ。飛距離十分の犠飛で、岩田に2点目の援護を贈った。25日の中日戦で押し出し四球の打点1があったが、バットでの打点は4試合ぶり。しかもプロ18年目で通算70本目の犠飛で、敵陣に座る中日・立浪を抜いて現役単独トップになった。アニキ伝説にまた一つ勲章が加わった。 前日26日は、走者に当たって左翼へ転がったボールのカバーが遅れ、失点を招いた。汚名返上の犠飛で、吹っ切れたはずだ。悩まされてきた右内転筋痛も「痛いわけでなく、デイリーケアだけ」と権田トレーナーは太鼓判を押す。前半戦は幾重にも巻いていた太もものテーピングも、今は素肌で勝負。中日3連戦は10打数無安打に終わったが、上げ潮で神宮へ乗り込む。 「カネが、ナゴヤドーム(3連戦)で元気がなかったんでね。神宮でやってくれるでしょう。場所が変わればね」 和田コーチは、神宮での変わり身を予言した。クライマックスシリーズを懸けた“天王山”。ここ一番で頼れるのはこの男だ。
Sep 27, 2009
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これは、クライマックスに夢がもてますね~見事に岩田が抑えて、桜井、狩野、岩田の連打や、金本の犠牲フライで得点を重ねつつ、5回の新井のタイムリー、狩野の満塁ホームランで山本をたたきつぶしました!!試合後には、井上選手の引退セレモニーもありました。感動でしたね。20年間、ほんとうにお疲れ様でした。中 日-阪 神 23回戦 (中日14勝8敗、ナゴヤドーム、14:00) 阪 神 0 1 1 0 6 0 0 0 0 8 中 日 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 【投手】(神)岩田、ジェン、筒井-狩野(中)山本昌、山井、小林正、鈴木-小山、前田、谷繁【責任投手】(勝)岩田14試合6勝4敗(敗)山本昌6試合1勝4敗【本塁打】(神)狩野5号満塁(5回、山本昌)(中)【戦評】 阪神が13安打8得点で大勝した。二回に岩田の適時打で1点を先制し、2-0の五回は狩野の満塁本塁打などで6点を加えた。先発の岩田は7回無失点で6勝目。中日は先発の山本昌が5回8失点と誤算で、3カード連続の負け越し。
Sep 27, 2009
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阪神・能見、投げて11勝打って2タイムリー これが虎の執念だ。クライマックスシリーズ(CS)進出を目指す阪神は先発・能見篤史投手(30)が投打で大暴れ。プロ初を含む2本のタイムリーを放ち、中日とのプレCS第1ステージ初戦をモノにした。4位ヤクルトとはいぜん0.5ゲーム差。残り9試合、必死のパッチ野球で3位を死守する。無我夢中で食らいついた。1点リードの五回一死二、三塁。能見が内角球を右前に弾き返した。窮屈そうに打ったが、打球は野手と見間違うかのような糸を引くライナー性。右前で弾むプロ初のタイムリーが貴重な追加点となった。 「振ったら当たった。たまたまです。(でも打てなかったら)練習している意味がないじゃないですか」」 投手といえども9番目の打者に変わりない。仮想クライマックス・シリーズ第1ステージ初戦。左のエースの執念が、バットに乗りうつった。目の前で狩野が敬遠された六回二死一、二塁にも右前に運び、リードを4点に広げた。自身初のマルチ安打&2打点。「マグレですよ」とおどけたが、難敵吉見を沈める一打はまさに千金。投げては7回5安打2失点で11勝目(9敗)。打って投げて、敵地ナゴヤドームが能見の独り舞台になった。 オフの集まりで後援者から「10勝すれば、ご褒美をやろうか」と持ちかけられた。「いいですね」と即答。しかし、次の提案には尻込みしてしまった。「打つ方も何かやるか。ヒット5本はどうだ?」 昨季は自身初の未勝利。先発ローテに入れるかどうか分からない。打席に立つ自信がなく、辞退したが、この日のタイムリー2本で今季のヒットはお約束達成の5本目。なんともうれしい誤算となった。 開幕1軍切符をつかんだが、序盤は白星に恵まれなかった。5月中旬まで3勝5敗。焦り、不安…無数の思いが交錯した。そんな中で迎えた5月28日の30歳の誕生日。甲子園から自宅に戻ると同い年の千江子夫人がケーキを用意してくれていた。そして昨年4月に生まれたばかりのまな娘も眠い目をこすりながら起きていた。 「僕が野球選手ってわかっているのかなぁ。いつも寝ずに待っていてくれるんだ」 2軍落ちして鳴尾浜で汗を流しているときよりは家族で一緒に過ごす時間ははるかに短くなった。守るべきものがある以上、男になるしかない。 七回に井上に2点適時打を許したが、六回まではゼロ行進。危なげなかった。 「スコアボードに『0』を並べれば何とかなると思った。勝ちに向かって、みんながやっているので、(これからも)大丈夫です。チームが勝ったことが一番。目の前の試合を戦っていくだけです」 真弓監督は「直球が軸のときは球がキレている。自分のペースで投げられている」と太鼓判を押した。残り10試合。登板はあと2回-。3位死守へ、背番号14が最後の力を振り絞る。能見2打点&11勝目!阪神3位をキープ 阪神は先発の能見が7回2失点で11勝目。能見は五回と六回にタイムリーを放ち2打点を挙げ、投打に活躍した。阪神は4位ヤクルトと0.5差のまま3位をキープした。 マウンドで、そして打席で。能見が躍動した。 「やることは一緒ですから。とりあえず、一戦一戦頑張るだけです」 前日24日の投手指名練習後、今季初となる中日打線の印象を問われて、短い言葉に力を込めた。最近10試合で7勝2敗。オープン戦から開幕ローテを勝ち取ったときの勢いが戻ってきた。中日戦は通算0勝3敗、防御率7・94。相性はよくないが、いままでの自分ではない。とにかく勝つしかなかった。 山口投手コーチは「(能見は)一気に崩れることが多いから、何とか自分で連鎖反応を止める工夫がほしい」と期待をかけた。3位を死守し、クライマックス・シリーズ(CS)に進出すれば、第1ステージで激突するのが中日だ。巨人の優勝が決まり、竜打線もポストシーズンをにらんで能見に牙をむく。それでも、六回までゼロを並べた。 必死な気持ちは、バットにも乗りうつった。五回一死二、三塁の第2打席。吉見の初球、内角高めの直球を強振した打球は二塁手の頭上を越え、右前に弾んだ。今季4本目の安打は初打点。「打ったのはストレート。振ったら当たりました」。自分でも目を丸くした。さらに、3点リードの六回二死一、二塁は、目の前で狩野が敬遠され右前打。自身初となるマルチ安打&2打点。 CSを見据え、能見が快調に飛ばした。阪神、アッチソン&藤川ピシャリで17連勝 1球ごとにナゴヤドームの左翼席が揺れた。鉄壁のツープラトンだ。アッチソン&藤川のコンビが八、九回と連続3者凡退。完ぺきリレーで竜を封じ込めた。 「2点差だったので、そのまま(九回まで)持っていこうと。それだけを考えながら投げたよ」 アッチソンの口元に、笑みが浮かぶ。後半戦で藤川とともに登板した試合はこれで17連勝。頼れる右腕が、中日の追撃ムードをつみ取った。 七回に2点差に追いつかれ、八回から2番手で登板。まずは前田を初球、スライダーで遊ゴロに。セーフティーバントの奇襲を仕掛けてきた続く荒木を動じることなく軽快なフィールディングで難なく二死。最後はファウルで4球粘った井端を、外角高めのスライダーで見逃し三振に仕留めた。 3連投で今季登板はチーム最多の68試合目。しかし、疲労をこれっぽっちも見せずに、危なげなく3人で斬った。「全員でいい野球をやっているから、いい勢いが出ている」。助っ投が藤川へバトンをつないだ。 その藤川もクリーンアップ相手に完ぺきな内容。まず森野を足下へのカーブで二ゴロに仕留めると、ブランコには4球連続外角への真っすぐで圧倒して、見逃しの三振に。和田を外角への147キロ真っすぐで右邪飛に打ち取り、24セーブ目だ。 「あすも(投げる)準備はできている。いつでもいい結果が出せるように、がんばるよ」 藤川の分まで代弁したアッチソンの言葉が頼もしい。CS進出をかけた残り10試合。すべてに登板するつもりで、鉄壁のAFがスタンバイする。阪神・新井、トラ初5戦連続打点 このワンチャンスしかないかもしれない。吉見の変化球に食らいつき、打ち返した。三遊間を打球が抜ける。新井が先制点たたき出し、勝利への流れをつくった。 「初球がフォークだったので、真っすぐ系に合わせてうまく(バットに)引っかかってくれました」 四回先頭の平野が二塁打で出塁。だが、鳥谷と金本が凡打で二死となった。先制機がしぼみそうになったが、カウント0-1からの2球目、131キロフォークに手を伸ばした。これで阪神移籍後初となる5試合連続打点。広島在籍時の2007年6月24日の楽天戦(広島)から、7月5日の中日戦(ナゴヤD)まで6試合連続を記録して以来となる打点ラッシュで、チームに勢いをつけた。 吉見は三回まで1安打と好投。多くのチャンスがありそうな雰囲気はなかっただけに、和田打撃コーチは「打たなければ嫌なムードになるところでよく打ってくれた」と絶賛。真弓監督も「しぶといバッティングをしてくれている」と信頼を口にした。六回先頭でも中前打でチャンスメークし、6試合連続安打と好調だ。 CS争いは激しさを増す。しかし、そこに悲壮感はない。 「後半戦が始まった時点で(3位・ヤクルトと)13.5ゲーム差だった。それがここまできた。失うものなんてない」 あくまで優勝を目指してやってきたから“3位狙い”は本意ではない。だが、自身の前半戦の打撃不振もあり、こうなった状況には責任を感じている。目の前の試合で貢献するしかない。だから万全でない体にムチを打つ。 背中と腰に張りを感じ22-23日と回避していた。この日は打撃練習も再開。感触を確かめるように打った。 「普通だよ。至って普通」。守備、走塁も通常通りにこなした。CSの挑戦権を得るためAクラスは死守しなければいけない。 「一戦一戦、残り試合もベストを尽くすだけ」 9月は打率.353、1本塁打、17打点。秋が深まるにつれ、勝負強さを増してきた。あと10試合。金本命名の“秋男”新井が、チームの命運を握っている。阪神・新井が先制打「ベストを尽くす」 阪神の新井が四回、先制打を放った。2死二塁で吉見の外寄りのフォークボールを左前に運び「うまくバットに引っ掛かってくれた」と喜んだ。 3-0の六回にも先頭で中前打を放ち、能見の適時打で本塁を踏んだ。6試合連続安打に、5試合連続打点。腰や背中の張りで22、23日と回避していた試合前の打撃練習を、この日再開したばかり。痛みを抱えながらのプレーが続くが「残りの試合でベストを尽くす」と力を込めた。
Sep 25, 2009
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能見が、この前の汚名返上!!自分のバットで、2打点と、投打に大活躍!!!4回表に、平野のツーベースから新井の先制タイムリー!!5回表は、ブラゼルのバットを折りながら、ライト前に持っていくヒット桜井のデッドボール狩野が送って能見がライト前に綺麗にタイムリーヒット!!!さらに、浅井もレフト前タイムリーヒット!!3点目!!6回表には新井のセンター前ヒットで関本が送り、狩野敬遠で、二死一二塁ここで、またもや能見がライト前タイムリー!!4点目!!最多勝争いをしていて、防御率1点台の吉見から2打点目です!!投げるほうも7回で2失点。これで11勝目!!8回からアッチソン、9回球児!!パーフェクトリリーフ!!9回には、だめおしで、押し出し1点も入りました!!ここのところ出てなかった、中押し、駄目押しもでました!!この勢いで連勝といきたいですね!!!!▼中 日-阪 神 21回戦 (中日13勝8敗、ナゴヤドーム、18:00、30361人) 阪 神 0 0 0 1 2 1 0 0 1 5 中 日 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 【投手】(神)能見、アッチソン、藤川-狩野(中)吉見、パヤノ、鈴木、小林正、河原-谷繁、前田【責任投手】(勝)能見26試合11勝9敗(S)藤川46試合5勝3敗24S(敗)吉見25試合15勝7敗【本塁打】(神)(中)【戦評】 阪神は四回に新井の適時打で1点を先制するなど六回までに4得点。九回は押し出し四球で1点を加えた。能見は7回2失点で11勝目、打っても2打点の活躍。中日は吉見が6回4失点で7敗目。反撃も遅く今季初の5連敗となった。
Sep 25, 2009
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本当にお疲れ様でした。一軍で引退試合させてあげたかったなぁクライマックス進出が早く決まれば。。。阪神・秀太、現役生活に幕「違う道で頑張る」 今季限りでの現役引退を表明していた阪神・秀太内野手(32)が23日、ウエスタン・ソフトバンク戦(甲子園)に“引退試合”として「2番・二塁」で出場。タテジマのユニホームに別れを告げた。試合は2位阪神がソフトバンクに3-5で敗れたため、優勝へのマジックナンバーを「1」としていた中日の2年ぶり15度目のウエスタン・リーグ優勝が決まった。ファーム日本選手権は10月3日・富山市民球場で行われる。 秀太が15年間の現役生活に幕を下ろした。2軍戦で異例の7054人の観衆に見守られ、「こんなに声援を受けていたんだと気づかされました。やり残したことはないと思って、また違う道を頑張りたい」。 四回にチーム初安打の右前打で同点の口火を切るなど4打数2安打の活躍ながら、七回の守りで二死二塁から一塁への悪送球で勝ち越し点を献上。最後の失策はV逸につながってしまった。試合後に二塁ベース上で胴上げされると、本塁へ全力疾走してヘッドスライディングで球場を沸かせた。
Sep 23, 2009
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阪神は3位死守!新井が苦境のチーム救う 阪神が悪夢の3連敗を免れ、3位を死守した。「広島、横浜と二つ負けて最後に一つ取った。何とかしのいだ」。真弓監督は安堵(あんど)の言葉を漏らした。 新井の奮闘が苦境のチームを救った。一回1死満塁で中前に運び、先制の2点をたたき出した。さらに桜井の中堅フェンス直撃の当たりで、一塁から激走。捕手のタッチをかいくぐって4点目のホームを陥れた。 二回にも適時打を放ち、3安打3打点。前日は試合前の練習をせず、この日も守備練習をしただけだったが「きのうもおとといも、ふがいない戦いだった」と疲労を気力ではね返した。 巨人の優勝が決まったが、3位争いはこれからが正念場。「もう一度、今季中に(巨人に)挑戦できるよう頑張る」と真弓監督は自分に言い聞かせるように話した。阪神・桜井(一回に2点二塁打)「連敗中で一回に点が欲しかったので、良かった」阪神・関本(二回に適時打)「どこに飛んだか分からない安打だったが、1点でも多く欲しかったので良かった。ラッキー」虎3位死守!新井&桜井、初回速攻で4得点 巨人待ってろ! 阪神は新井貴浩内野手(32)が、一回の先制2点打など3安打3打点の活躍で横浜を下した。悪夢の3連敗を免れて3位死守。巨人のリーグ優勝は決まったが、必ずクライマックスシリーズ(CS)に進出して雪辱する。新井の、虎の、意地を見せるのはこれからだ。あくまで優勝を目指してやってきた。無情にも、試合途中に巨人のV3が決まった。ベンチを出た帰り道、その事実に新井は「知らなかったです。今、知りました」。口を結んだ。それでも、まだ戦いには続きがある。 「きのう、おとといとふがいない試合だったんで、絶対に勝つという強い気持ちを持って試合に入りました」 先制2点打で流れをつくった。一回一死満塁。先発グリンのボール気味の外角スライダーに手を伸ばした。打球が中前で弾む。一塁ベースをまわると、両手をたたき喜びを表した。5試合連続安打で4試合連続打点。 さらに走塁でもハッスルだ。二死後、桜井の中越え二塁打で一塁から一気に生還。「キャッチャーの動きを見て」身をよじりながら、タッチをかいくぐりセーフ。二回にも二死一、二塁から左前打で3打点目。七回先頭では遊撃内野安打して3試合ぶり今季8度目の猛打賞をマークした。自分にかけた“プレッシャー”の中、結果を出した。 「9連戦ということもあるし、デーゲームも続いた。前にはよくあったこと。大丈夫だよ」 2日連続で試合前の打撃練習を回避。広島時代に行っていたこの調整法も阪神移籍後、故障以外では初めてのことだった。古傷の腰と背中には張りがある。チーム状況を考えれば、休むわけにはいかなかった。前夜は“アニキ会”に参加。金本、高橋光、鳥谷、庄田、野原祐らと鉄板焼き店で食事、英気を養った。 最下位横浜に3連敗を喫していれば3位から転落していた。この危機を免れた。25日からはナゴヤドームに乗り込む。3位を死守すればCS第1ステージ(10月17日から)の相手になる。 「そんなことは関係ない。雑念というか、そういうことを考えて野球はできない」 中日の先にはCS第2ステージ(10月21日から)でVを決めた巨人への雪辱が待つ。挑戦権を得るためにも残り11試合、もう足踏みはしない。「みなさんの期待に応えられるように頑張っていきたいと思います」。一戦必勝。熱く誓った。阪神・関本、トドメ右前適時打「ラッキー」 チャンスで、頼りになる。6番で2試合連続スタメンの関本が、前日22日の3タコの借りをすぐさま返す貴重な右前適時打。二回二死一、二塁でグリンのスライダーを弾き返すと、打球はしぶとく一、二塁間を破った。 「どこに飛んだかわからないヒットでしたが、1点でも多く取りたかったんで、よかったです。ラッキー、ラッキー」 決して会心ではない一打を謙虚に振り返ったが、これも勝負強さの証明だ。試合を決定づける6点目で、得点圏打率は.302に上昇し、チームでは鳥谷(.320)に続く2位に。和田打撃コーチは「一回に先制できたのがよかったし、二回にもポッと2点を取れたからね。あと(三回以降)のことを言ったら、キリがないけれど」。一回の4点後、関本らの働きですぐに奪った追加点を評価した。阪神・久保、1カ月ぶりの白星にもさらり 阪神の久保が約1カ月ぶりの白星を挙げた。序盤に6点のリードをもらい、四回までは1安打無失点。だが五、六回で3点を失い、六回途中で退いた。 横浜に3連敗は絶対許されない重圧のかかるマウンドにも「プレッシャーはなかった。144分の1なので」とさらり。「勝ったことが何より」と素直に喜んだ。CS必ず行く!阪神・球児、誓いの0封 これほど頼りになる存在はいない。傾きかけた流れを引き戻す鉄ぺきの『AF』リレー。最後はこん身の“火の玉”。藤川が今季23セーブ目で、9連戦の最後を締めた。 「勝っても笑えんやろ。はっきり言って。(巨人は)ほんまに強い」 七回裏終了時点で電光掲示版に表示された『巨人優勝決定』の文字。“悲報”を振り払うように3点を守る九回に向かった。先頭の代打・松本を捕邪飛、続く代打・内藤には追い込んでからフォークで空転させた。金城には左前に運ばれたが、最後は藤田を見逃し三振。連続無失点投球を15試合に伸ばした。 「(巨人にシーズン)最初にあれだけ負けていては(勝敗が11勝11敗2分けでも)五分といえない。僕が打たれて負けたのもあるし」 メジャー封印を決意した理由のひとつに『伝統の一戦』に対する思いがあった。昨オフはファン感謝祭に契約更改…。ことあるごとに宿敵の名を口にして、あえてライバル心をむき出しにした。クライマックスシリーズ(CS)に進出すれば、“リベンジ”するチャンスは残されているが、「そんなずうずうしいことは言えないよ。残念としかいえない。とりあえず“終わった”という感じ」。それが偽らざる本音。だが、最後まで応援してくれるファンがいる。意地をみせるしかない。 七回からリリーフしたアッチソンも思いは同じだ。2回を無失点に抑えて守護神にバトンを渡した。「投げられることが幸せ。それをかみしめてやっているよ」。これで、アッチと藤川の揃い踏みは後半戦に入って16連勝となった。 「個人的な目標は達成できなかった。チームも同じ思いだと思う。あとは目の前の試合を戦っていかないといけない」 球児はじっと前を見据えた。残り11試合。死力を尽くす。阪神・鳥谷、「守」で流れ変えた! 華麗な守備で、鳥谷が相手の流れを止めた。五回。1点を返され、なお二死一、二塁で、三遊間を襲った藤田のゴロをダイビングキャッチ。さらに迷わず三塁へ送球し、オーバーランした走者を刺した。 「あそこ(三塁)しか刺せないんで。(三塁の)新井さんとは、『ああいう場面では投げます』と、いつも話をしていますから。大きい? 次が3番でしたからね」 常に頭の中でイメージしているからこそ、瞬時に出来る。二死満塁で内川を迎えることになれば大ピンチだっただけに、試合の流れを変えるビッグプレーとなった。 好調な打撃でも二回一死一塁で左前打を放ち、追加点のお膳立て。連続試合安打を『12』に伸ばし、2四球も選んだ。前日22日の敗戦後、「こういう時は打って勝つしかない」と話した3番。宣言通りの“攻”に加えて、“守”まで見せて、チームをけん引した。阪神・金本、四球数でノムさん抜いた! また球史に名を刻んだ。金本は4打数無安打ながら、九回一死から通算1253個目の四球を選んだ。野村克也(元西武、現楽天監督)を抜き、歴代単独6位。さらに通算7814打数となり、清原和博(オリックス)に並び歴代16位となった。3位争いの激しさを増す今、個人記録に関心はない。あと11試合、主砲のバットに期待が大きくかかる。
Sep 23, 2009
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久保が8勝目となり、久保自身の連敗もとめました。初回、新井、桜井のタイムリーで、一挙四点!!そして、2回にも新井、関本のタイムリー!!これで6-0となったんですが6回に久保はつかまるは、3回以降、またもや横浜中継ぎ陣から点が取れず。。。またもや、ひやひやでした。。。アッチソン、球児は、いつも通りでしたが、打線の元気のなさ、先発が崩れるのがこの連戦のパターンでした。。。心配です。。。まあ、気分入れ替えて、次の一戦目が大事ですね。先発さえふんばれば!!ヤクルトも勝利で、直接対決が楽しみになりました横 浜-阪 神 最終戦 (阪神14勝9敗、横浜、14:00) 阪 神 4 2 0 0 0 0 0 0 0 6 横 浜 0 0 0 0 1 2 0 0 0 3 【投手】(神)久保、江草、アッチソン、藤川-狩野(横)グリン、桑原謙、工藤、高崎、高宮、真田-武山、斉藤俊【責任投手】(勝)久保23試合8勝8敗(S)藤川45試合5勝3敗23S(敗)グリン23試合3勝15敗【本塁打】(神)(横)【戦評】 阪神は制球が定まらないグリンを攻め、一回は新井の先制2点適時打など4安打で4点、二回は3安打で2点を挙げた。久保は8勝目。六回途中からは継投で逃げ切った。横浜は序盤の失点が響き、連勝は3でストップした。
Sep 23, 2009
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金本、虎乗せたV21号!猛爆3位死守や! 猛爆の虎が、3位死守や!! 阪神は金本知憲外野手(41)が広島戦の三回、勝ち越しの21号3ランを放ち、難敵ルイスをKO。アニキの3試合連発に誘発され、今季最多の14得点。甲子園は虎祭りと化し、連敗を3で止めた。再び1.5ゲーム差とし、3位を死守。クライマックスシリーズ(CS)へ、この勢いでたのんまっせ!!追い込まれるほど、強い。それが4番・金本の真骨頂だ。豪腕ルイスを沈める決勝弾。秋晴れの中、虎が眼下に迫る鯉をたたき落とした。 「ルイス投手にはずっと抑え込まれてましたのでうれしかったです」 三回。同点に追いつき、なお二死一、二塁。「真っすぐを少し意識していた。風もあるんで」という初球、145キロをとらえた。右中間席に打ち込む21号3ランは、05年以来4年ぶりの3戦連発。今季11打席目でルイスから初安打だ。虎に2年間、一度も一発を浴びていない右腕を痛烈にKOした。「(チームで)少しでも球数を投げさす方針だったんですが、新井さんが(二回に)いきなり初球を空振りしました」。“違反”の弟分をイジりながら、ここというチャンスは初球を狙い打ち。まさに主砲だ。 得意の夏も調子が上がらず、苦しんだ今季。それでも9月に入って11戦連続安打。「できれば暑いときにガンガン打ちたいのですが。秋男は新井さんに任せて、はい」とスタンドを笑わせる。 2安打3得点で、通算1337得点は落合博満(中日監督)を抜く歴代7位。塁打も清原和博(評論家)を抜き10位に浮上した。19本塁打に終わった03年オフ、打撃改造のため、その著書を読みふけった“師匠”の落合監督、そして兄貴分の清原氏…。記録の更新はそのまま、虎のラストスパートへと重なる。 連敗を3で止め、「こういう時に仕事をしてくれる」と金本に最敬礼の真弓監督。「勢い? ついてくるも何も次へつなげたい」。9月甲子園ラストを飾り、21日から遠征が続く。 「今度の10月3、4日(ヤクルト、中日=甲子園)が盛り上がるよう、いい位置にいられるよう、頑張ってきます!!」 3位死守へ-。金本がお立ち台からファンに誓った。金本3戦連発!阪神、14得点で連敗止める 連打あり、本塁打あり。阪神打線が天敵のルイスを打ち崩し、終わってみれば今季最多の14得点。胸がすく白星で、連敗を3で止めた。 打線が束になって、右腕を攻略した。打者一巡するまではじっくりと球を見る作戦。ファウルで粘り、0-2の三回途中、打者9人で62球を投げさせた。2巡目に入り、一気に攻めたてた。 三回2死一塁で浅井からの3連打で同点。続く金本が勝ち越しの21号3ランを右中間席に運んだ。ルイスを3回5失点でKOし、真弓監督は「球数を意識した攻撃が奏功した。2巡目は見やすかった」とうなずいた。 金本は4季ぶりの3試合連続本塁打だ。夏場に調子を落としていた主砲は、日課のようにバットを振りこんだ。「ずっと苦しんできた。調子も戻りつつあるので少しほっとしている」と本音を漏らした。昨季と合わせ、16打数2安打だったルイスからの初本塁打に「ずっと抑え込まれていた。打てたことがすごくうれしい」と声を弾ませた。 21日からは遠征が始まり、甲子園に戻ってくるのは10月3日。「3、4日が盛り上がるように、いい位置にいたい」と金本。阪神の主砲は、やっぱり頼もしい。4安打の阪神・新井、アニキにいじられ苦笑 金本に負けじと、弟分の新井も奮闘した。4安打5打点で阪神の連敗ストップに貢献した。 5-2の五回に「いいところで打てた」と2点二塁打。六回には8月18日以来の一発となる14号3ラン。「ちょっと詰まった」と言うが、高々と上がった打球は左翼席に吸い込まれた。 お立ち台に上がった金本には「秋男は新井さんに任せます」など、散々といじられた。新井は「独演会でしたね」と思わず苦笑した。阪神・桜井(五回に初の2けたとなる10号2ラン)「甘い球が来たら、初球からいこうと思っていた。少しでもチームに貢献したい」阪神・鳥谷(三回に同点打)「いい流れで来ていたので、積極的にいった。うまく反応できた」3度目AK共演!阪神・新井が4安打5打点 フワリと舞った打球が、なかなか地面へ落ちてこない。滞空時間たっぷりの“アーチスト”らしい弾道。新井は、気持ちよさそうにトラッキー人形を観客席へ投げ入れた。今季チーム最多14点目を奪う3ランで、古巣にとどめを刺した。 「ちょっと詰まっていたんでね」 六回二死一、二塁。青木高の内角スライダーにしんを外された。前半戦なら、ずっと手前で失速したはず。だが今は、腕力で壁の向こうへ押し込めた。8月18日のヤクルト戦(神宮)以来、119打席ぶりの14号。7月29日の横浜戦(甲子園)以来、今季3度目の金本とのAKアベック弾が、2005年本塁打王の復調を物語っていた。 三回に、ルイスの151キロをコンパクトに中前打。五回一死満塁では、大島の直球を左中間へ2点二塁打した。八回の打席が三塁打なら、自身初のサイクル安打だった。左中間へのライナー性の打球は惜しくも単打に終わったが、「頭の中になかった」と悔いはない。5打点は、8月6日の中日戦(ナゴヤD)で6打点を挙げて以来の荒稼ぎだ。 試合後はベンチに残ってお立ち台に耳を傾けた。すると金本から“アライさん”の話題が…。 「ルイスからセンター前へ打って『あれは俺しかできない』と自信満々に言っていたんで、(僕も)打たないと」 4番の3ランの直後に放った一打を冷やかすリップサービス。沸き上がる球場に、「独演会でしたね」と苦笑いするしかなかった。アニキの闘争本能を“刺激”した4安打。一時、.194まで下落した打率も.250まで上昇した。しかし和田打撃コーチは「打つときはポンポン固め打ちするけど、その後の試合で続かない」。21日からの横浜3連戦(横浜)で真価が問われる。 「これから遠征でしっかり戦っていきたい」 大接戦の3位争い。結果がすべての戦いだ。勝負どころで、主砲の責任を果たす。前半戦の不振を取り戻す“時間”はまだ、14試合残っている。阪神・桜井、自身初10号「ツイてました」 強い追い風に乗った白球が中堅フェンスを越えた。自身最多のシーズン10発目。勝者の列で「ツイてましたね」と桜井の笑顔が弾けた。14得点の打線爆発の中で、次代の大砲が階段をまたひとつ登った。 「甘い球が来たら、初球から思い切っていこうと思っていた」 五回だ。関本の2点タイムリーで9-2とリードを広げた直後。一死一塁で、広島の2番手・大島の初球に反応した。甘く入った直球を鋭く振り抜くと、高く舞い上がった打球がホームからセンター方向へ吹く風に乗った。ギリギリでフェンスを越え、バックスクリーンへ。8月29日の巨人戦(甲子園)以来、7試合18打席ぶりの10号2ランで、試合を行方を決めた。 プロ8年目にして、初めて1シーズン2けたアーチに到達した。ブレークした2007年の9本を超え、“壁”を破った記念すべきひと振りで、悔しさを晴らした。 前日19日、1点を追う九回無死一塁で、送りバントに失敗した。追撃ムードに水を差すと、チームは1点差で敗れた。だが、下を向き立ち止まることはなかった。 「(ミスを)取り返そうというよりも、ミスがないようにしないといけない」 悪夢を振り払うように、この日の試合前練習で入念にバント練習。和田打撃コーチのチェックを受けてから試合に臨むと、価値ある1発を放ってみせた。 快勝でつけた勢いは止めない。ひと回り大きくなった大砲は「少しでもチームに貢献したい」と誓った。まだまだ続く3位争いの中で、己を磨く。21日からの横浜戦(横浜)で、虎の“桜”は、より大きく花開く。阪神・鳥谷、同点打「積極的にいきました」 同点打は絶好調のバットから生まれた。鳥谷が猛虎打線を一気に加速させた。 「いい流れがきていたので、積極的にいきました」 三回、1点を返してなお二死一、二塁。初球の低めの148キロをたたき鋭く左前へ。9試合連続となる安打で二走・浅井を同点のホームに返した。 普段は積極的な3番が一回に2球のストライクを簡単に見逃した。「チームでそれをやっていた。球数を投げさせようと」と合計16球粘った1、2番に続き、ルイスに6球を投げさせた。結果は遊ゴロもチームの意識をつないだ。一巡して訪れた好機で本来の打撃を発揮。先制点を失ったジェンを救った。 9月は18試合で13打点と勝負強さを見せている。鳥谷、金本、新井がそろって打点を挙げたのは今季10度目で8勝1敗1分け。抜群の勝率を誇るだけに、その先陣を切るバットが好調なのは頼もしい。最後は「連敗ストップ? そこはね」と笑顔は封印し、次の戦いを見据えていた。
Sep 20, 2009
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阪神・ジェン、うれしい来日初勝利! 阪神のジェンが来日初勝利を挙げ「うれしい。何とか連敗を止めたかった」と喜んだ。 三回に先制されたが、味方がすぐに逆転。中盤以降は大量リードに守られながらも「0-0のつもりで、一人一人と思って投げた」と気を緩めなかった。台湾の現役大学生。入団テストを経て阪神入りした21歳は「(初勝利を)両親に報告したい」と感慨に浸った。虎ローテ谷間に咲いた!ジェンがプロ初勝利 右ポケットのふくらみが誇らしかった。初めて味わう甲子園の中心。台湾出身のジェンを4万超の虎党が祝福した。7回9安打2失点で来日初勝利を飾った。 「なんとか連敗している流れを止めたかった」 最速147キロの直球とスライダーを軸に多彩な変化球を低めに集めた。大量リードにも「0-0の気持ちで投げました」。決定打を許さず、失点は三回のフィリップスに浴びた2ランだけ。112球の力投で巡ってきた好機をものにした。 「ガンバリマス!!」。お立ち台で叫んだ日本語はまだまだ発展途上。1人で電車に乗るようになったいまも、寮で週2回、約2時間の日本語講師の授業を受けている。これまでで計34回。始めたころは、慣れない語学に頭を抱えるしぐさもみせた。それでも、ジャパニーズ・ドリームをつかむため-。練習でどれだけ疲れていても、机に向かった。そして、9月上旬。台湾の友人と食事に出掛けるときのことだ。努力の成果を示した。 「寮長、キョウノ(寮の)夕食ハ、欠食デ、オ願イシマス」 山本晴三寮長(61)は「はじめて文章で話したのを聞いた。感動したし、衝撃やったよ」。いつも助けてくれる第2の故郷の“父親”に、日本語で伝えたかった。この日の初星は「(まずは)両親に報告したいですね。ウイニングボールは台湾の家に持って帰ります」。今季3度目の先発で記した白星は、支えてくれる“家族”へ恩返しの1勝でもあった。 真弓監督は「これだけの投球をしてくれた。次回先発? この内容をみたらね」と、次戦も先発として任せる考えだ。 「チームの勝利に貢献したいです」。平成生まれの虎投で『第1号』勝利投手となった右腕。佳境に入ったクライマックスシリーズ争いに貴重な1ピースが加わった。阪神・渡辺、快勝締めた!2回1安打0封 渡辺が快勝を締めた。12日の横浜戦(甲子園)以来8日ぶりの出番で、八回からの2回を1安打無失点に抑えた。危なげない投球を披露してマウンドを降りると、先発したジェンのところへ。ウイニングボールを片手に「ほしい?」と声をかけ、笑顔でうなずく後輩に白球を手渡した。
Sep 20, 2009
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またもやルイスをKO!!先行された3回裏、満塁から、平野の二遊間のゴロを、捕った東出がファーストに投げてしまい、内野安打に。。。セカンドにトスで終わっていただけに、これがルイスを乱しました続く鳥谷がレフト前で、同点!!!さらに、金本がスリーラン!!!一気に五点!!!五回には、新井のタイムリーに、桜井のホームランもあって、さらに6点!!そして、6回には新井がスリーラン!!大差でジェンを楽にしました!!7回を2点で抑えて、8,9は復活した、背番号12の渡辺がしめました!!大和のいい守備もありました!!大量点でも、きっちりしめる阪神に、広島は追い越せないと絶望感をもったのではないでしょうか!!3回裏 桜井 空振り三振 T0-2C狩野 センターヒット T0-2Cジェン スリーバント失敗 T0-2C浅井 センターヒット T0-2C平野 セカンドタイムリーヒット T1-2C鳥谷 レフトタイムリーヒット T2-2C金本 センター3ランホームラン T5-2C新井 センターヒット T5-2Cブラゼル 見逃し三振 T5-2C5回裏 浅井 センターヒット T5-2C平野 ピッチャー犠打 T5-2C鳥谷 フォアボール T5-2C金本 セカンドゴロ(エラー) T5-2C新井 センター2点タイムリーツーベース T7-2Cブラゼル レフト2点タイムリーヒット T9-2C代打・関本 レフト2点タイムリーヒット T9-2C桜井 センター2ランホームラン T11-2C狩野 セカンドゴロ T11-2Cジェン 見逃し三振 T11-2C6回裏 浅井 空振り三振 T11-2C平野 センターヒット T11-2C鳥谷 ショートゴロ T11-2C (投手交代)大島 → 青木高 金本 センターヒット T11-2C新井 レフト3ランホームラン T14-2C関本 サードゴロ T14-2C阪 神-広 島 23回戦 (阪神12勝11敗、甲子園、14:00、46853人) 広 島 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 阪 神 0 0 5 0 6 3 0 0 X 14 【投手】(広)ルイス、大島、青木高、林-石原(神)ジェン、渡辺-狩野【責任投手】(勝)ジェン11試合1勝1敗(敗)ルイス26試合9勝8敗【本塁打】(広)フィリップス13号2ラン(3回、ジェン)(神)金本21号3ラン(3回、ルイス)、桜井10号2ラン(5回、大島)、新井14号3ラン(6回、青木高)【戦評】 阪神が今季最多の14得点で連敗を3で止めた。0-2の三回に4安打で同点とし、金本の3試合連続となる21号3ランで勝ち越した。五回は桜井が2ラン、六回は新井が3ランを放った。ジェンが来日初勝利。広島はルイスが誤算。
Sep 20, 2009
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阪神一筋、ミスターいじられ屋、ムードメーカー、スーパーサブ、、、とにかく、弱かった、ムードの悪かったタイガースベンチを支え続けた秀太が、引退発表。。。寂しいですね。。。守備固めなのに、ミスを繰り返し、下柳にグラブをたたきつけられたこともありました。それでも、先輩にも、後輩にも、同期にも、チームにも、ファンにも愛され続けた男ほんと、さびしい。。。これからも、チームのため、ファンのため、ずっと、にぎやかしでいてほしいなぁ燃えろ秀太根性だ 男の意地だ突撃秀太 男の中の男なら お前のバットで決めてやれ阪神・秀太、今季限りでの現役引退を発表 タテジマ一筋15年目の阪神・秀太内野手(32)=本名・田中秀太=が18日、西宮市内の球団事務所で今季限りでの現役引退を発表した。 「1軍で戦力になりたい気持ちでやってきましたけど、このへんが限界。15年も、経ってしまうとあっという間。よくやったと自分で思う」 1994年、熊本工高からドラフト3位で入団し、99年に自己最多116試合に出場。2003年には一度も2軍落ちせず優勝に貢献した。「優勝の輪の中にいられたことはこれからの人生に生きる」。今年は開幕2軍から一度も昇格できず、8月中旬に身を引く決意を固めた。 「神宮のホームランが印象に残っています」 プロ通算200安打。その最後の1本になった2004年8月21日のヤクルト戦、延長十二回決勝アーチを一番の思い出に挙げた。今後は23日のウエスタン最終戦(対ソフトバンク、甲子園)に引退試合として出場。進路は未定だが、球団職員に採用される可能性はある。 「控えで試合に出ることが多かったけど、声援がうれしかった。ファンに支えてもらったことは忘れないでいたい」 会見後は同い年の新井、金村暁から花束を受け取った。暗黒時代と優勝を知る虎のスーパーサブ。完全燃焼の別れに、涙はなかった。阪神・秀太が現役引退「このへんが限界かな」 阪神は18日、秀太内野手(32)=本名田中秀太=の現役引退を発表した。同内野手は「1軍の戦力になりたい気持ちで頑張ってきたが、このへんが限界かなと思った。最後の安打が2004年の本塁打で、それが印象に残っている」と話した。今後については未定。 秀太は1995年、熊本工高からドラフト3位で阪神入団。624試合に出場、打率2割3分、3本塁打、52打点だった。20号王手!阪神・金本が“餞別ダ~ン” 取られたら、取り返す。アニキの鋭い視線は、ボールにだけ集中していた。二回無死、カウント2-3。“逃げ場”を失った今井の外角ストレートを、金本は見逃さない。やや低い角度で飛び出した飛球は、フェンス際でジャンプした中堅・赤松の頭上を越えた。 「ちょっと詰まりました」と振り返った同点19号。143キロにバットのしんを外されても、120メートル以上先へ運ぶ怪力は健在だった。これで2004年からの6年連続20号へ王手。1935年創立の猛虎の歴史でも、7年連続で達成した藤村富美男(1949-55年)、田淵幸一(72-78年)しかいない真のスラッガーの称号が見えてきた。 通算440号とし、ミスタープロ野球・長嶋茂雄(巨人)の444号到達へ一歩近づいた。9試合連続安打で通算2272安打とし、前日17日に並んだ山内一弘(広島)を抜いて歴代単独16位へ浮上。1点差で敗れたが、41歳の大砲が背中で若手を引っ張っている。 試合前、秀太が現役引退を発表した。人柄と野球に懸ける姿勢を評価していた後輩がユニホームを脱ぐ。仲間との別れ。花束のプレゼンターとして会見に参加した弟分・新井に、ある“特命”を託した。 「本当はトレーニングが終わったら乱入したかったんやけど。秀太“ごとき”にトレーニングを早く終わらせてもな」 新井を介して手渡したせんべつは、飾りのないポリ袋。数冊の転職情報誌と賃貸住宅情報誌が入っていた。 「給料が安くなるやろうと思って」。収入は減っても、第2の人生で頑張れ-。ジョークに隠したアニキ一流のエールだった。 CS出場権を争う広島に、痛い1敗。試合後は恒例になったベンチ裏での素振りも、封印した。早々に引き揚げたのも、19日のデーゲームに備えるため。転んでも、必ず立ち上がる。去る戦友との別れを我慢してまで重視した、日々の鍛錬の継続。その成果はまた、グラウンドで現れる。
Sep 18, 2009
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阪神、巨人に初の5カード連続勝ち越し 巨人戦になるとひときわ目立つ。阪神の鳥谷が自身初の2打席連続本塁打。今季18本のうち、巨人からはこれで7本。巨人戦で鳥谷が一発を打てば、2007年から10連勝だ。 まずは2-5の五回1死一、二塁。代わった直後の藤田をとらえた。外角高めの134キロを左中間席に放り込んだ。普段から「しっかりと自分のスイングができている時に飛んでいく」という左方向への大きな一発。同点3ランに「本当につなぐことだけを考えていた」と無心を強調した。 2本目は6-6の七回。野間口の7球目を右中間席ぎりぎりに運んだ。勝ち越しの18号ソロを「何とか入ってくれて良かった。ラッキー」と控えめに喜んだ。「直球一つでもいろいろある」と打撃練習中に足の上げ幅を変える鳥谷。この打席ではファウルを重ね、タイミングを合わせた。 「1戦も落とせないので良かった」。鳥谷に引っ張られた阪神は、フランチャイズ制がしかれた1952年以降では初めて巨人に5カード連続で勝ち越した。阪神・真弓監督(巨人戦5カード連続勝ち越しに)「あと一つ残っている。あした集中して勝ちます」阪神・筒井(新人の2004年以来の勝ち星)「こういう試合で勝ち星が付いたのがうれしい。初勝利よりもうれしい」鳥谷が2打席連発!阪神が大接戦を制す 浜風が東京ドームに吹いているようだった。ラッキーボーイが虎の勢いを加速させる。プレーボールから1分。浅井の3号先頭打者ホームランが左翼席上段まで伸びた。一気にわくスタンド。ひょうきんな笑顔を浮かべ、さっそうとベースを一周した。 「イチ、ニ、サンで振りました」 巡ったスタメンのチャンスで結果を出した。一回、カウント1-3からの5球目。140キロ直球をたたいた。シーズン3本目のアーチは自己最多。前日15日までは「1番」には育成枠出身の野原祐が起用された。だが、試合前まで右腕との対戦打率・348、2本塁打、9打点の浅井の一発で流れを引き寄せた。 さらに平野が左前打と失策で二塁へ。鳥谷の一ゴロで三進すると、金本の中犠飛で2点を先行した。これで、金本は通算68犠飛。歴代15位タイとなった。 相手先発は東野。今季対戦は1試合で1敗。対戦防御率1・42、打率・100と苦戦を強いられた相手。真弓監督は前夜の試合後、「最後の9連戦は、山場だと思っている。一戦一戦、大事にやっていきます」と気を引き締めたが、これに打線が応えた。 しかし、二回以降は追う展開。振り出しに戻したのは鳥谷だ。2-5の四回無死一、二塁。巨人の3番手・藤田の1ボールからの2球目を左中間へ運ぶ、2試合連続弾となる同点17号3ランを放った。 「積極的に思いっきりいこうと思っていた。フェンス直撃くらいかと思っていたんですけど…」 さらに同点の七回には2打席連発となる18号ソロを放ち勝ち越した。虎が巨人戦5カード連続の勝ち越しを目指し、後半に勝負をかける。阪神・浅井が「人生初」先頭打者弾含む4安打 阪神の浅井が「生まれて初めて」という先頭打者本塁打を含む4安打2打点。「何とか食らい付いて、勝てて良かった」と笑顔を見せた。 一回は東野の外寄りの直球を左越えに運び、5-6の六回2死二塁では同点三塁打を放った。二塁打が出れば、サイクル安打という活躍だった。藤川、連投も3連続K締め「これが阪神の勝ち方」 前日に2回ずつを投げた阪神の藤川とアッチソンがこの日も登板。八、九回を完ぺきに抑えた。 「大事な試合が続いて精神的にこたえるが、それを感じないようにするのがプロ」とアッチソン。打者3人から2三振を奪った。 九回は藤川。「肩が張っていた。力が入らんかった」と言いながらも、3者連続三振で締めた。「これが阪神の勝ち方」と充実した表情だった。GT戦はセ2位の両軍合計28三振 両軍合計28三振はセ・リーグ史上2位タイ記録。リーグ最多は2002年9月に横浜と広島が記録した計29三振。 巨人は毎回の15三振を喫し、阪神も三回以外は毎回の13三振。両チーム5人ずつ登板したが、全投手が三振を奪った。約1カ月ぶりの連敗に危機感募らす巨人・原監督 栄冠へのゴールは見えつつある。だが巨人は「伝統の一戦」で15三振を喫し、阪神に屈辱的な5カード連続の負け越しを喫した。これで阪神戦は10勝11敗2分け。勝ち越しはなくなった。 失策が絡んでピンチを迎え、痛恨の一発を浴びた。5-2の五回1死、2年目の中井が浅井の二ゴロを失策。一、二塁となった後に藤田が鳥谷に同点3ランを浴び、6-6で迎えた七回にも、野間口が鳥谷に勝ち越しのソロ本塁打を許した。 原監督は「うちにも気迫はある。相手に劣っているとは思わない」と気丈に言った。しかし、打線は先発の岩田からは7安打で6点を奪ったが、六回以降は1人の走者も出せず、阪神の救援陣を全く打てなかった。 「シーズン後半は阪神の野球をやられている」と危機感を募らせた指揮官。猛省するには十分な約1カ月ぶりの連敗となった。
Sep 16, 2009
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すげーーー!!!!!岩田で、勝ちに行ったけど、打ち込まれて、一時は5-2そこで、鳥谷が同点スリーラン!!!さらに、7回!!勝ち越しの二打席連続!!!浅井も先頭打者ホームランを含む四安打!!一番の大役で大活躍!!!3点の差から勝ち越した後は、阪神のものすごい継投!!井筒!江草!アッチソン!球児!奪三振ショー!!井筒、江草、アッチソンは2三振ずつ球児は三者連続三振!!四投手でパーフェクトリリーフ!!阪神の抑え陣は日本一です!!打ち合いのシーソーゲームを、きちっとしめました!!!これで、対虚塵5カード連続の勝ち越し!!!!!!そして、今シーズン、あと1試合を残して、負け越しなしを決めました!!明日も勝って、シーズン勝ち越しを決めましょう!!!この調子で、借金完済、そして、クライマックスでも虚塵に勝ち越しだ!!!!!1回表浅井 レフトソロホームラン G0-1T平野 レフトヒット鳥谷 ファーストゴロ金本 センター犠牲フライ G0-2T5回表岩田 空振り三振浅井 セカンドゴロ(エラー)平野 センターヒット (投手交代)木村正 → 藤田鳥谷 左中間3ランホームラン G5-5T6回表(投手交代)藤田 → 野間口(守備交代)脇谷 セカンド関本 レフトオーバーヒット狩野 ファースト犠打代打・桧山 空振り三振浅井 右中間タイムリースリーベース G6-6T6回裏(投手交代)岩田 → 筒井脇谷 空振り三振坂本 見逃し三振松本 ファーストゴロ7回表鳥谷 右中間ソロホームラン G6-7T7回裏(守備交代)大和 セカンド(投手交代)筒井 → 江草小笠原 見逃し三振ラミレス 空振り三振亀井 ショートゴロ8回裏(投手交代)江草 → アッチソン谷 セカンドゴロ阿部 空振り三振代打・大道 見逃し三振9回裏 (投手交代)アッチソン → 藤川脇谷 空振り三振坂本 見逃し三振松本 空振り三振巨 人-阪 神 23回戦 (阪神11勝10敗2分、東京ドーム、18:00、41534人) 阪 神 2 0 0 0 3 1 1 0 0 7 巨 人 3 0 2 0 1 0 0 0 0 6 【投手】(神)岩田、筒井、江草、アッチソン、藤川-狩野(巨)東野、木村正、藤田、野間口、豊田-阿部【責任投手】(勝)筒井36試合1勝2敗(S)藤川43試合5勝3敗22S(敗)野間口24試合1敗1S【本塁打】(神)浅井3号ソロ(1回、東野)、鳥谷17号3ラン(5回、藤田)、18号ソロ(7回、野間口)(巨)谷7号ソロ(5回、岩田)【戦評】 阪神が打撃戦を制し、巨人戦5カード連続の勝ち越し。2-5の五回に鳥谷が同点3ラン。5-6の六回は浅井の適時三塁打で追い付き、七回に鳥谷の2打席連続の18号ソロで勝ち越した。巨人は投手陣が崩れ、約1カ月ぶりの2連敗。
Sep 16, 2009
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矢野がG殺ダ~ン!阪神CSもろた1.5差 牙を取り戻した虎は強いで!! 阪神は同点の延長十一回、矢野輝弘捕手(40)がクルーンから勝ち越し2ランを放ち、巨人に粘り勝ち。横浜に逆転負けした4位ヤクルトに1.5ゲーム差をつけた。宿敵との今季対戦成績もこれで五分。この勢いで、一気にクライマックス・シリーズ(CS)進出争いから抜け出す。 矢野は拳を強く握っていた。いつもは淡々とまわるはずのベース1周。オレンジ色で染まる右翼席最前列に打球が届いた。しのぎあいに決着をつける勝ち越し2ラン。40歳は興奮していた。 「いやぁもう、うれしいですね。自然とガッツポーズが出てしまいました。キャッチャーとしては(先発の)安藤に勝ちがつくようにリードしたかった。でも、あの粘りがあったから勝てたと思います」 劇弾の直前、ヤクルトが横浜にサヨナラ負け。まるで見えない力が虎の背中を押しているようだ。勝負を決める一打を放っても「(感情が)わいてこないんだよね」と話したこともある矢野だが、興奮を隠しきれないまま、ヒーローマイクに向かっていた。 3-3のまま延長十一回二死三塁、マウンドには守護神・クルーン。その初球だった。151キロの速球を打ち返した。2号決勝2ランは、出場8試合28打席ぶりの一発。阪神の選手がクルーンから初めて打った本塁打だった。真弓監督は「クルーンからヒットが出ればいいな…と思っていたら、ホームランだった。見事でした」と最敬礼した。 矢野がアーチを描けば2006年6月30日・巨人戦(東京D)から、これで20連勝。4年の時を超えてそそり立つ“神話弾”で巨人との今季対戦成績を10勝10敗2分けの五分に戻した。16日に勝てば巨人5カード連続勝ち越しとなる。1952年に1カード3試合制になってから、初の快挙だ。 右ひじのリハビリを続けていた5月上旬、親交のある筋ジストロフィーの患者さんを鳴尾浜に招いた。 「甲子園に招待するといっていたけど、こういう状況になってしまったから広報に頼んで呼んでもらった」 それでも矢野の直筆サインが入った車いすに乗った男性は、うれしそうに練習を眺め、喜んでくれた。一進一退を繰り返す患部に「ダメや」とつぶやいたこともあったが本心ではない。支えてくれるファンの前で野球をやりたい。その一心だった。 「こういう貢献をできればしたいと思っていたけど、なかなか実現できなくて…。あれだけの『矢野コール』もらってうれしかった。タイガースファンが一番喜ぶ巨人戦で打ててよかった。もう全部大事な試合。貢献できるように頑張りたい」 一戦必勝で食らいつく。一丸で向かっていく。あと19試合。アツイ秋の訪れが近づいている。阪神・矢野、驚きの決勝2ラン「勢い乗りたい」 打った本人が一番、驚いた。3-3の延長十一回、阪神の矢野が決勝の2号2ラン。「本塁打はまぐれだけど、気持ちがバットに乗り移ってくれた」 安藤、アッチソン、江草、藤川と投手陣は必死に投げた。「今の巨人打線は状態がいい。でも、みんな気持ちが入っていた」。マスク越しに、投手陣の踏ん張りを感じていた。 その投球に応えようと「必死やった。思い切っていこうと思った」。十一回、失策などでつくった2死三塁。初球だった。クルーンの151キロに振り負けず、右越えへ運んだ。矢野が本塁打を放った試合は2006年6月から18連勝。不敗神話も続いた。 オフに右ひじを手術した。良くなっては悪くなるの繰り返しで、1軍復帰は7月中旬までずれ込んだ。「おれが一番(1軍に)帰りたいよ」。必死にはやる気持ちを抑え、リハビリに励んできた。今でも痛みが再発しないように、ストレッチなど細心の注意を払う。「(チームに)貢献できればと思ってやってきた」と努力が一つ報われた。 これで4位ヤクルトとは1・5ゲーム差。「全部が大事な試合。勢いに乗りたい」と矢野は力強く言った。阪神・鳥谷、満足な一振り!自己最多の16号 阪神の鳥谷が1-2の六回に自己最多の16号ソロ。「多いに越したことはないので、これからも打てれば」と控えめに喜んだ。 六回1死でゴンザレスの外角の変化球を左中間席に運んだ。「左方向に打てるのはいいこと」と満足な一振りだった様子だ。 打撃だけでなく、足でも貢献した。四回に二塁打を放った後、新井の遊撃内野安打の間に一気に生還。新井は「トリ(鳥谷)がよく走ってくれた」と感謝した。(東京ドーム)真弓監督(アッチソン、藤川が2回ずつ投げ)「これで勝ちにつながらなかったら大変だった。とにかく一戦、一戦」藤川(2回無失点)「もう少しいい投球をしたい。今まで抑えていた亀井に打たれたので、個人的にリベンジしたい」阪神・金本、歴代2位の1600試合連続出場 阪神の金本が1600試合連続出場を果たした。衣笠(広島)の2215試合に次ぐ歴代2位。 金本は1998年7月10日から試合に出続けている。この日は2安打を放ち、6試合連続安打と打撃は上向き。八回には今季8個目の盗塁も決めた。(東京ドーム)巨人・クルーン今季初被弾「矢野サンに脱帽」 クルーンが右翼席を見つめ、呆然(ぼうぜん)と立ちつくした。延長十一回、11試合連続無失点を続けていた守護神が、矢野に初球の151キロの外角速球を、右翼席に運ばれた。 今季42試合目で初めて浴びた本塁打は、痛恨の決勝2ランとなり、優勝へのマジックナンバーは「11」で足踏み。来日5年目にして虎戦士に初めて一発を許した右腕は、必死に前を向いた。 「残念だが、納得いく球を投げて打たれたのだから仕方ない。矢野サンに脱帽するしかない。切り替えて、次の登板にベストを尽くしたい」 リーグ3連覇へ、最後の正念場といえる9連戦の初戦を落とした。大黒柱のゴンザレスが六回に鳥谷に許した本塁打も初球。「同じ打者に同じ感じで打たれてしまった。初球という部分で反省しなくてはいけない」と原監督は振り返った。 11日に出場選手登録を抹消されたグライシンガーはこの日、右ひじに炎症を起こしていたことが判明し、この9連戦での復帰は微妙。チームは踏ん張りどころを迎えた。 4カード連続負け越し中の阪神とはこれで10勝10敗2分け。「五分になったんですね。しっかり戦わないといけない」。指揮官は、気を引き締めた。
Sep 15, 2009
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安藤が粘って、鳥谷が打ちまくって点の取り合いにありましたが、追いつかれた後は、アッチソン、江草、球児がすばらしいピッチングで抑えました!!!両チームチャンスを作りますが、得点できずそして、坂本のエラーから、大和の送りバント内野ゴロで、二死三塁矢野がクルーンの初球ストレートを狙い撃ち!!!右中間スタンドに突き刺さりました!!!!!最後は、無死1,2塁のピンチを作りましたがセカンドライナーダブルプレーで救われ、阪神が勝利!!またもや虚塵に勝ちました!!!!矢野のホームラン伝説は、まだまだ続きます!!!いやぁ~クルーン打っての勝利って、ほんと気持ちいいですね!!!!ヤクルトと、広島が、同じく同点からの敗戦で、さらに差をつけました。巨 人-阪 神 22回戦 (10勝10敗2分、東京ドーム、18:00、40252人) 阪 神 0 0 0 1 0 2 0 0 0 0 2 5 巨 人 0 0 1 1 0 1 0 0 0 0 0 3 (延長十一回)【投手】(神)安藤、アッチソン、江草、藤川-矢野(巨)ゴンザレス、山口、クルーン-阿部【責任投手】(勝)藤川42試合5勝3敗21S(敗)クルーン42試合1勝3敗23S【本塁打】(神)鳥谷16号ソロ(6回、ゴンザレス)、矢野2号2ラン(11回、クルーン)(巨)阿部27号ソロ(6回、安藤)【戦評】 阪神は3-3の延長十一回二死三塁で矢野が右越えに勝ち越しの2号2ランを放った。十回から登板した藤川が2回無失点で5勝目。巨人は六回に阿部の27号ソロで追いつく粘りを見せた後は、相手救援陣を崩せなかった。
Sep 15, 2009
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阪神、CS圏内の3位浮上!下柳が8勝目阪神が横浜を2-1で下して、クライマックスシリーズ(CS)進出圏内の3位に浮上した。先発の下柳は6回1失点で8勝目。針に糸を通すようなコントロールが戻ってきた。先制点を許しても慌てない。勝てば自動的に単独3位に浮上。悲願だったクライマックスシリーズ進出が現実味を帯びてくる一戦で下柳が、存分に持ち味を発揮した。 「(下柳は)一時期よりはよくなっている。何とか力になりたいね」 前日12日、コンビを組む矢野は、そう力を込めていた。デーゲームでヤクルトと広島が敗れた。勝つしかない。下柳は相手が最下位・横浜であろうとも、油断はなかった。 一回先頭の金城に死球を与えた。しかし山崎の送りバントを矢野が二塁送球し、憤死させ、続く内川を二ゴロ併殺打。二回もジョンソン、佐伯と2者連続で空振り三振を奪った。 三回先頭の石川に外角スライダーを流されて、左中間三塁打。続く武山に真ん中低めのフォークを拾われて、中前に弾き返された。スコアボードに刻まれた「1」を見ても淡々と投げ続けた。 前回6日の広島戦(マツダ)では今季最短の1回2/3、3安打1失点で真弓監督から降板を命じられた。試合は勝ったものの、悔しさはあったに違いない。 この日は、汚名返上を心に誓ったマウンドだった。四回以降、走者を出しても粘り強い投球を続けた。六回二死三塁もジョンソンを平凡な一ゴロ。味方打線も相手の暴投などで逆転に成功した。6回2安打1失点。十分すぎる内容だった。阪神・下柳が8勝目!老かいな投球術光る 毎回のように走者を背負ったが、最少失点で切り抜けた。老かいな投球術が光った75球。下柳が自身3連勝で、8勝目(8敗)をつかみとった。 「矢野のリードのおかげ。勝ててよかった」 短い言葉の中に勝利の喜びが満ちていた。三回に石川、武山の下位に連打を浴びて先制点を与えたが、崩れない。四回に逆転すると、勝負どころで踏ん張った。 1点リードの六回。先頭の1番・金城に四球を与えた。犠打と内野ゴロで二死三塁とされたが慌てない。4番・ジョンソンを高めの134キロで一ゴロに仕留め、堂々とマウンドを降りた。 前回6日の広島戦(マツダ)では二回途中、3安打3四球1失点で降板。今季最短での交代だが「前は前。関係ないよ」と吹っ切れた状態でマウンドに登り、6回を2安打1失点。真弓監督も「よく粘ってくれました」とねぎらった。 「全体的に低めにきていたし、要所要所でインコースのスライダーを使えていた。この1勝は大きい。(3位を)狙える位置にいるわけだし、シモ(下柳)も前回やられていたからね」 女房役の矢野が笑顔で振り返った。40代バッテリーでは3つ目の白星だが、まだ通過点。もっと多く-。さえ渡る投球術でチームを勝利へと導いていく。阪神・藤川、3位浮上も「まだ借金がある」 阪神は七回からアッチソン、九回は藤川とつないで1点のリードを守り切った。 試合を締めくくった藤川は「1点差はどんな試合もしんどい。たまたまバットに当たってないだけ。ラッキー」と苦笑い。「僕は優勝したかった。まだ借金もある」と3位浮上にも複雑な表情を浮かべたが「お客さんは求めている」とも。クライマックスシリーズ進出の責任を果たすつもりだ。(甲子園)阪神・下柳(6回1失点で8勝目)「矢野のリードのおかげ。勝てて良かった」阪神・アッチソン(2番手で2回無失点)「自分の役割を楽しんでいる。この緊張感の中で役割を果たしていきたい」阪神・矢野(下柳に)「全球種を(内外角に)広く使えた。チームにとっても、シモ(下柳に)にとっても大きい1勝」阪神・野原祐、プロ初スタメンで“1番”打 正義の味方”が、空気を一変させた。一回先頭打者、野原祐のセンター返しが中堅・金城のグラブを弾いた。転がる打球を見て一塁を蹴り、両手を伸ばして二塁へダイブ。打席テーマ曲・スーパーマンにそっくりのヘッドスライディングで、口火を切る二塁打だ。 「思い切っていくことだけでした。当たってくれてよかった。マグレ、マグレですよ」 赤星が頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアで登録抹消。「1番・中堅」の代役に指名された。育成枠から7月26日に支配下登録された男が、プロ初スタメン。五回にも外角球を中前へ落とし、4打数2安打。敗戦翌日、赤星離脱というショックを振り払った。 晴れ姿を一目、見せたい。母・史絵さん(42)の誕生日だった11日は、父・保巳(やすみ)さん(43)と結婚25周年の銀婚式。記念日に合わせて両親を5泊6日の関西旅行に招いた。ネット裏席を用意した11日の横浜戦で1軍初出場。独立リーグ時代は猛打賞ボールを贈ったが、大事な母の誕生日で記した猛虎戦士としての第一歩。2日遅れで、さらに大きな“贈り物”を届けた。 「思い切りのよさがいいね。今後の起用? いろいろ考えます」。真弓監督は右投手用などスタメン起用に含みを持たせた。赤星が抜けた穴へ、新たに登場した元気印。胸に「Sマーク」はなくても、全力プレーが故障者続出のチームを救う。阪神・野原祐、チーム唯一の2安打に「まぐれ」 故障の赤星に代わって、1番・中堅に抜てきされた阪神の新人、野原祐がチームで唯一の2安打。 「打席に入ったときはめちゃくちゃ緊張した」と野原祐。だが「思い切っていくだけ」と第1打席で二塁打を放ち、3打席目にも中前打。「きのうヒットを打って乗っているので、思い切って使った」という真弓監督の起用に応えた。 独立リーグのBCリーグ・富山から育成枠で入団。7月に支配下登録され、9日に1軍昇格したばかり。「きょうはまぐれ。また練習頑張ります」と初々しかった。阪神・金本、ノムさん超え!398二塁打 4番が打てば、点になる。じれったい攻撃となった日曜の夜だが、今は勝つことが全てだ。0-1で迎えた四回。勝利に最低限必要な『2点』は、主砲・金本のバットがもたらした。 無死一塁。カウント1-0から、横浜先発・小林の内角144キロをとらえた。弾丸ライナーが右翼線に跳ねる。無死二、三塁。暴投で同点に追いつき、林の投ゴロの間に決勝のホームを駆け抜けた。この夜、唯一の得点シーン。それを、“ノムさん超え”となる節目の二塁打で演出した。今季34本目の二塁打は、通算398本目。前日12日に並んだばかりの野村克也(現楽天監督)を抜き、歴代単独10位となった。 打席での配球の読みを「捕手との化かし合い」と話す金本にとって、ID野球を駆使する名将は、偉大な先輩だ。 前日は初対戦のランドフルに2打席連続スライダーで三振を喫した後、3打席目にスライダーを適時二塁打した。この日も、一回一死一、三塁で内角低め144キロに見逃し三振に倒れた。2打席目に内角144キロをガツン。三回の守備では石川の左翼右への当たりが三塁打に。意地をバットに込めた。 6月2日、楽天戦(Kスタ宮城)の試合前。「あいつ(金本)はスーパースターだから、来ないだろ」。三塁ベンチで笑った名将は、挨拶に訪れた鉄人を「予想外な人が来たな」と冷やかした。「そんなことないですよ。一番先に来ました」と最敬礼の金本。その背中を見送りながら、野村監督は、つぶやいた。 「金本はチームの鑑。鑑というのは、絶対にチームに必要だからな」 打つ、打たない。それだけではない絶対的な存在。真弓監督は試合後、「ベテランも若手もかみ合って、いい結果が出ていると思う」と話した。主砲が元気だから、若手も生きる。残り20試合。そして、その先にある頂点への挑戦-。連日の試合後の素振りを終え、一番最後にベンチを出た大きな背中が、虎をラストスパートへと導く。奇跡の虎や!121日ぶり3位や!CSもろた さ、さ、さ、3位やあぁぁぁぁああ! 阪神が最下位・横浜に逆転勝ち。中日に敗れたヤクルトを抜いて、ついにクライマックスシリーズ(CS)進出圏内となる3位浮上した。試合を締めたのは、スコット・アッチソン投手(33)&藤川球児投手(29)。AFが、虎を奇跡のCS出場へ導く。追いかけていたツバメをついに抜いた。CS進出圏内となる3位浮上。5月15日以来、121日ぶりのAクラスに真弓監督も笑顔が弾ける。泥臭く1点を守り抜いての勝利。お立ち台で藤川とアッチソンが胸を張った。 「ヤクルトさんの調子がよくなくて、ドンドン落ちてくれているんで。正直、自分たちでもっともっと頑張らないといけないと思う。お客さんがこれだけ入ってくれている。感謝しながら、1球1球、投げていきたい」 球児の言葉に4万6677虎党が歓声で応えた。 九回、2者連続空振り三振後、内藤に中前打を許したが佐伯を二ゴロ。最後は白い歯がこぼれたが、一時はヤクルトに13.5ゲームも離されていただけに胸中は複雑だ。3位のとらえ方について問われ、「僕はチョット…。優勝したかったし、借金もある。『こんな状態ではダメ』と思いながらやってきた。お客さんにも(坂井)オーナーにも怒られますから」。 球児節で笑わせた守護神だが、昨年のファン感謝イベントでは「来年こそ巨人に勝ちたい」と誓った。ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を封印し、今季にかけた。だがチームは低迷。自身も3敗を喫した。ストッパーとしての悔しさやもどかしさ。「春先はどうなることかと思ったけれど…」。漏らした一言がホンネだ。 「1点差はどんな場面でもしんどい。でも、お客さんのためにやらないとという責任感がある」 ブラゼルはまだ2軍で、桜井は戻ったばかり。この日から、赤星が離脱した。故障者続出の打線は4戦続けて2得点。この日は適時打もなかった。リリーフ陣にとって重圧のかかる日々が続くが、目的があれば我慢できる。初のお立ち台となったアッチソンも同じ。七回から2回を完ぺきに抑え、「投げていて楽しい。全力で投げて、1つでも多く勝っていきたい。CS? 十分、いけると思う」。後半戦、AF揃い踏みなら13戦全勝(前半戦は13勝3敗3分け)。さらに後半戦は1点差ゲーム6戦6勝。接戦をモノにできるチームに、2人は不可欠だ。指揮官は「ゲーム差はほとんどないので、これからは順位じゃない。1戦1戦、大事に戦っていく」と、かぶとの緒を締める。 残り20試合。15日からは巨人、広島、横浜との9連戦が控える。「前向きに頑張りたい」と球児。3位は決して手放さない。そのためにも6つある借金を、一つずつ返していく。
Sep 13, 2009
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やりましたね~前日は天竜で、バーベキューやりながら、苦い思いをしましたが下さんの好投に、アッチソン、球児とくれば、負けないですね!!打つほうは、元気がなかったですが、お約束の横浜の自滅で、横浜銀行に感謝!ですデーゲームで、広島、ヤクルトが破れ、とうとう3位浮上!!!このまま行くでしょう!!あとは、問題なのは、クライマックスの対中日ですね。勝ち越しないからなぁ。。。▼阪 神-横 浜 21回戦 (阪神14勝7敗、甲子園、18:00、46677人)横 浜 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 阪 神 0 0 0 2 0 0 0 0 X 2 【投手】(横)小林、工藤、高崎-武山、新沼(神)下柳、アッチソン、藤川-矢野【責任投手】(勝)下柳21試合8勝8敗(S)藤川41試合4勝3敗21S(敗)小林11試合1勝7敗【本塁打】(横)(神)【戦評】 阪神が5月15日以来の3位に浮上した。1点を追う四回、長短打で無死二、三塁とし、暴投と投ゴロで2点を挙げて逆転。早めの継投で反撃を断った。6回1失点の下柳が8勝目。横浜はわずか3安打。打線が振るわなかった。
Sep 13, 2009
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昨夜が、いやな雰囲気だったし、カード勝ち越し記録もとまり。。。最後の最後で、中日に邪魔されるのかなぁ。。。なんて、いやな感じがよぎりましたが!!!ヤクルト、広島が落とした今日!能見がやってくれました!!!7回を5安打1失点で、守りきりました!!!これで、プロ入り初の10勝です!!来年は間違いなしで、エースでしょう!!今日も、ものすごく安定していて、低めに決まっていました!!そして、アッチソン、球児が今日もパーフェクトリリーフ!!珍しくタイムリーがなく、金本と浅井の一発での2点のみ5安打に抑えられましたが、この二発が大きかった!!!とうとう0.5差!!しかし、ヤクルトとの差は関係なく、まずは、5割!!借金返済を目指しましょう!!借金あるチームが日本一なんて、絶対言われますからね横 浜 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪 神 0 2 0 0 0 0 0 0 X 2 【投手】(横)グリン、真田、加藤康-武山(神)能見、アッチソン、藤川-狩野【責任投手】(勝)能見24試合10勝8敗(S)藤川40試合4勝3敗20S(敗)グリン21試合3勝13敗【本塁打】(横)(神)金本18号ソロ(2回、グリン)、浅井2号ソロ(2回、グリン)【戦評】 阪神が横浜に5年連続の勝ち越しを決めた。二回に金本と浅井のソロ本塁打で2点を先行し、継投で逃げ切った。7回1失点の能見は初の10勝目、藤川は3年連続の20セーブ。横浜は六回に1点を返したが、打線がつながらなかった。
Sep 11, 2009
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阪神・岩田、長女に捧げる完封勝利「頑張ったぞ!」 二重の喜びだった。阪神の岩田は散発3安打に抑え、今季2度目の完封。さらに、この日の午後に第2子となる長女が誕生。お立ち台でお父さんは「頑張ったぞ!」と声を張り上げた。 直球にスライダー、カットボールとすべての切れが抜群だった。自身初の2けた奪三振となる12三振。得点圏に走者を背負ったのは2度だけ。四回2死一、二塁では内角へのカットボールで和田のバットを折り、三ゴロ。九回2死三塁はブランコを空振り三振に仕留めた。「負けた次の日の大事な試合。力みすぎず、自分の投球をしようと思った」と完ぺきな投球を振り返った。 オフには赤ちゃんを車に乗せてクラブハウスを訪れるなど、家庭を大切にするお父さん。登板前に子どもの誕生を聞き、一層気合が入ったという。「うれしい。元気に育ってくれれば」と自然と優しい顔に。記念のウイニングボールは「嫁に渡します」と笑顔だった。 「低めに集めて、いい感じでゼロを並べられた」と岩田。3位との差を1・5ゲームに縮め、チームにとっても大きな1勝だった。岩田、娘誕生の日に完封!阪神3位に1.5差 圧巻の完封や! 阪神・岩田稔投手(25)が今季2度目の完封で5勝目を挙げた。試合前に第2子の長女が誕生し、竜相手にプロ初の2けたとなる12奪三振の力投。3位ヤクルトと1.5ゲーム差と肉薄し、11日にも単独3位に浮上。クライマックスシリーズ(CS)圏内も、もう時間の問題や!ブランコのバットが空を切った瞬間、雄たけびをあげた。左拳を突き上げた後、グラブをポンとたたいた。クールな左腕が男をあげた。パパはやったで! 岩田がお立ち台で叫んだ。 「きょうの昼に第2子、長女が生まれました。本当にうれしいです。子供にメッセージ? 『頑張ったゾ!!』。きょうは、低めに集めることができたし、内野ゴロも多くて、自分の投球ができました。完封なんで、特別な思いがあります」 午後0時52分-。西宮市内の自宅の電話が鳴った。ひとりで昼食を作っていた手を止めた。門真市内の病院からだった。「ヨメが『分べん室に入った』とお母さんから連絡があった。急でした」。午前中、同い年の美佳夫人とは何気ないメールを交換。8月中に誕生予定もここまで延びたが、この日のマウンドに合わせるかのように産声をあげた。「ミラクルですね。元気に育ってくれたら、それでいいんです」 グラブには家族の名前の刺しゅうを入れる。オフには「子守りですよ」とクラブハウスに長男・輝大(こうだい)くん(1)を連れてくる子煩悩。「名前? まだ決めていない」。3280グラムの新しい命。4人家族の大黒柱として負けるわけにいかない。長女の名前もグラブに刻み、次なる決戦の舞台へ上る。 「僕は三振をとる投手ではないんですが。点をとってもらったので、楽に投げることができた」 自己最多の2けた12奪三振。奪ったアウト27個のうち内野ゴロが『12』。外野には3安打を含めて4度しか飛ばさせなかった。九回二死三塁のピンチも、ホームだけは踏ませなかった。シーズン4完投以上は球団では2006年の井川(現ヤンキース傘下3A、8完投)以来、中日戦での1投手の完封も04年の井川以来。憧れの左腕にも肩を並べた。 「長女誕生? だから、完投してほしいと思っていたけど…」。試合前に報告を受けた真弓監督が胸の内を明かす。そして、「完封したねぇ!! ベンチでゆっくりと見ることができた」。期待以上の活躍に目尻を下げた。ヤクルトとは1.5差。5月2日の1差以来、130日ぶりの肉薄だ。10日から2連勝で、ヤクルトが2敗か1敗1分けで、11日に単独3位に浮上する。 「まだまだ勝っていくので、応援よろしくお願いします」。記念のウイニングボールを手に車のエンジンをふかせた。もう夢ではない。奇跡の扉を開く瞬間がやってきた。阪神・林威助が母と兄の前で活躍見せた! 阪神の林威助が一回2死満塁で走者一掃の三塁打。故郷台湾から訪れた母と兄の前での一打に「今年は活躍してなくて、家族が支えてくれた。いいプレゼントができた」と表情を崩した。 不調で先月17日に出場選手登録を外れ、前日8日に1軍に復帰したばかり。朝倉の外角高めの138キロを右中間にはじき返し、7月17日以来の安打を放った。「残り少ないんで、1試合でも多くチームに貢献したい」と誓った。阪神・真弓監督(3位と1・5ゲーム差にも)「下(広島)も来ている。相手じゃなく、自分のことを考えないと」阪神・鳥谷(一回に先制の二塁打)「きのう負けていたんで、先に点を取りたかった」阪神・狩野(岩田に)「僕が何だかんだ言うより、とにかく岩田が良かった」好調・鳥谷が虎引っ張る!初回速攻V打! 目で打球を追う虎党が、イスから腰を浮かせた。絶叫と歓声が銀傘に響いた。赤星のヒットと、平野の犠打で作った一回一死二塁。阪神・鳥谷の華麗な流し打ちが、左中間を深々と破った。落合竜から主導権を奪う先制二塁打。前夜の不快指数100%の完封負けを、序盤の一振りで過去の世界へ葬り去った。 「きのう(相手に完封を)いかれていたので、先に点を取りたかった。チャンスだったんでね。先制できてよかった」 カウント0-1からの2球目は、シュート気味に高めに浮くフォーク。1打席目にめっぽう強い男が、朝倉の失投を見逃すはずはなかった。2本塁打を放っている9月で、31打席目で初めてヒットでの打点。和田打撃コーチからは「3番らしい仕事で壁を崩してくれた」とねぎらわれた。8日は左腕・チェンに2安打完封負け。11イニング続いていたゼロ行進を破る一打が、眠っていた打線を目覚めさせた。後続も四球で続き、二死満塁から林の3点三塁打で勝負を決めた。 今季、第1打席は104打数36安打。走者が少ないため62打点のうち18打点に留まっているが、打率.346のハイアベレージを残している。今季序盤は肩痛もあって不振を極めたが、後半戦は快進撃。“ミスター第1打席”ならではの速攻に「1点目、あっさり入ったね」と真弓監督の顔もほころんだ。 「前日の無念? 最初に点を取れたのでね…。途中からもう1点、2点取れたらよかった」 意趣返しの完勝にも、反省を忘れない。先手を取り、そして勝つ。この男の“ファーストコンタクト”が、必勝パターンのカギを握っている。阪神・赤星、シ烈盗塁王争い!31盗塁目 し烈なセ界の盗塁王争い。その中心にいるのが、この男だ。 4点リードの二回二死一塁。鳥谷への初球、朝倉が投球モーションに入る直前に、阪神・赤星がスタートを切った。捕手・谷繁もお手上げの“盗みっぷり”。この時点で31盗塁として、リーグトップに立った。通算381盗塁は、かつて阪神にも在籍したこともある呉昌征氏に並ぶ歴代9位だ。 先頭打者として、足だけでなく、バットでも貢献する。 「毎回丁寧に(打席)に入っているよ」 一回、二塁内野安打で出塁。4得点というビッグイニングの口火を切った。前日8日には左腕チェンに完封負け。和田打撃コーチが「練習のときまでは引きずっている空気があったんだけど」という雰囲気を、見事に吹き飛ばした。 「毎日、初回に点がほしいから」と赤星。盗塁王争いでは中日・荒木、ヤクルト・福地もこの日、1盗塁ずつ決めた。3人が31個で並ぶが、関係ない。選手会長は、自らの足とバットでチームに勢いを与える。
Sep 9, 2009
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「お帰り、カーネル」甲子園で初の一般公開 「お帰り、カーネル」。阪神のリーグ優勝に興奮したファンが大阪・道頓堀川に投げ込んだまま行方不明になり、今年3月、約24年ぶりに見つかった「日本ケンタッキー・フライド・チキン」のカーネル・サンダース人形が9日、甲子園球場(兵庫県西宮市)で発見後初めて一般公開された。 ファンの間では、投げ込まれたことによる人形の“のろい”で阪神が日本一から遠ざかっているとささやかれてきたが、埼玉県戸田市の会社員井上学さん(41)は「きょうでのろいも解けるはずだ」と笑みを浮かべた。 人形はこの日、阪神-中日戦のナイターを前に球場一塁側の5号門外の広場でお披露目された。試合とは別に人形だけを見に来たファンの姿も多く、順番にカーネル人形との記念撮影を続けた。9月9日はケンタッキーの創業者カーネル・サンダースの誕生日に当たる。
Sep 9, 2009
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岩田が、昨夜の鬱憤を晴らす3安打完封!!12奪三振!!!ほんとに、すばらしい試合でした!!今日の昼、第二子となる、長女の誕生ということで、娘と奥さんに捧げる完封となりました!!そして、桜井、ブラゼルの穴は俺が埋めると、初回、満塁からの3点タイムリースリーベースの林!!!今日は、母と兄夫婦が観戦しているということで、家族の前での大活躍となりました!!!1回表井端 空振り三振荒木 空振り三振森野 セカンドゴロ1回裏赤星 セカンドヒット T0-0D平野 ピッチャー犠打 T0-0D鳥谷 左中間タイムリーツーベース T1-0D金本 フォアボール T1-0D新井 フォアボール T1-0D葛城 見逃し三振 T1-0D林 右中間3点タイムリースリーベース T4-0D狩野 キャッチャーファウルフライ T4-0D2回表ブランコ 空振り三振和田 セカンドゴロ小池 空振り三振3回表英智 空振り三振谷繁 空振り三振朝倉 空振り三振4回表井端 ライトヒット荒木 ショートゴロ ランナー荒木が二盗 森野 見逃し三振ブランコ フォアボール和田 サードゴロ5回表小池 サードゴロ英智 ファーストゴロ谷繁 サードゴロ6回表代打・中川 空振り三振井端 セカンドフライ荒木 サードゴロ7回表森野 レフトヒットブランコ 空振り三振和田 レフトフライ小池 ショートゴロ8回表英智 ショートゴロ谷繁 ファーストファウルフライ代打・デラロサ 空振り三振9回表 (守備交代)野原祐 ライト 井端 ショートゴロ荒木 ショートゴロ森野 レフト線スリーベースブランコ 空振り三振ヤクルトは4連敗で11カード連続の負け越しで1.5ゲーム差となりました!!!中 日 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪 神 4 0 0 0 0 0 0 0 X 4 【投手】(中)朝倉、高橋、小林正、ネルソン-谷繁、小山(神)岩田-狩野【責任投手】(勝)岩田11試合5勝3敗(敗)朝倉22試合9勝7敗【本塁打】(中)(神)【戦評】 阪神の岩田が3安打に抑え、今季2度目の完封で5勝目を挙げた。直球、変化球ともに切れが抜群で12三振を奪った。打線は一回に鳥谷の先制打、林威助の3点三塁打で4得点。中日はブランコが3三振を喫するなど打線が沈黙した。
Sep 9, 2009
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移籍2年目でようやく…金村暁がトラ初勝利 金村暁が阪神2年目で、移籍後初白星を挙げ「素直にうれしい」と大きく息をついた。 0-1の五回に登板。2安打を許しながらも無失点で切り抜け、直後に味方が逆転した。本人は“初勝利”を意識していなかったそうだが「八回ぐらいからみんなが僕の方を見てにやにやしていた」と表情を崩した。 昨季は8試合に先発して0勝5敗。今季も2試合に先発したが好結果を残せず、中継ぎに回っていた。「どんな形でも、チームに貢献したかった」と安堵(あんど)した。新井が逆転タイムリー!阪神、7カード連続勝ち越し 調子が悪いとはいえ、1失点の下柳を二回途中で早々と代えた。そこから阪神は必死の継投。0-1で迎えた六回に、打線が応えた。 平野、鳥谷の連打で無死一、二塁。金本は一直に倒れたが「絶対に走者をかえす強い気持ちで打席に入った」と新井。内角高めの厳しい球に腕をたたみ、左翼線に引っ張った。二塁打で2者を迎え入れて逆転し、さらに2死後、浅井にも適時打。この回に5安打を集めた。「最近はつながる打線になっている」と新井も話していたが、集中打が効果的に出た。 前半戦は先発を引っ張る試合を続けた真弓監督。アッチソン、藤川に2回ずつを投げさせるなどここにきて継投は明らかに変化し、総力戦の様相だ。「下柳は粘って(あそこから)自分の投球をするんだろうけど。シーズンも終わりやから、一戦一戦」と指揮官。残り26試合。むちを入れる時期に入った。 昨季の開幕時以来の7カード連続の勝ち越しで、3位ヤクルトとは2・5ゲーム差。「面白くなってきました」と新井は不敵に笑った。阪神・下柳(1回2/3を1失点で降板)「チームが勝ったから良かった」阪神・アッチソン(前日に1失点したが、この日は2回を完ぺきに抑え)「きのうは良くなかった。スコアボードにゼロを並べることだけを考えた」阪神・浅井(六回に適時打)「初球から積極的にいこうと決めていた」必殺一撃!虎・新井、逆転打で燕に2.5差キタァ~、2.5差! 阪神は新井貴浩内野手(32)が逆転の2点二塁打を放つなどで広島を4-1で下した。これで7カード連続の勝ち越しで、3位ヤクルトに2.5ゲーム差。悲願のクライマックスシリーズ(CS)進出へ、8日から甲子園でいよいよ3位奪取ウイークや!!執念だった。ベンチの、指揮官の、熱い思い。新井のバットに伝わった。振り切った。左翼線で打球が弾んだ。 「絶対にランナーをかえすんだという強い気持ちで打席に入りました」 二塁から平野が、そして、一塁から鳥谷も本塁に滑り込む。送球間に三塁に到達した新井は両手を一度、バシンとたたいた。1点を追う六回一死一、二塁。新井が逆転の2点二塁打だ。二死後、浅井の中押し打にもつなげて勝負を決めた。 必死だった。追い込まれる前に、バットを少しだけ短く持った。カウント2-2。内角高めにバットを合わせた。「(捕手の)倉さんはインサイドが好きだし、読みというかね。(内角は)もちろん頭にありました。マークしていました」。 いつもは2ストライク後にバットを短く持つが、逆転打の打席ではすぐにグリップを余らせた。「状況に応じてのことだから」。打てば勝つ、打たなければ負ける-。そう直感した。 必勝へチーム一丸となった。先発・下柳をたったの1回2/3で降板させた執念の真弓采配。総力戦に応えた。先発・今井は8月23日(京セラD)の対戦でも6回2安打1点と苦戦した相手だが、燃える虎の思いをバットで代弁した。 打線は桜井に続いて、ブラゼルが左ひざの負傷でこの試合前にひと足先に帰阪した。漂う暗雲…これも振り払った。自らにかかる期待と役割を、十分に果たした。和田打撃コーチも「決めないといけない場面。大殊勲者だよ」とたたえた。 これで7カード連続勝ち越し。上位進出のライバル・広島に再び2ゲーム差につけた。7月28日時点で最大13.5ゲーム差だった3位ヤクルトには、後半戦最接近の2.5差に肉薄だ。 クライマックスシリーズ進出へ、甲子園ウイークを迎える。8日から聖地で中日・横浜との6連戦に臨む。阪神の3連勝&ヤクルトの3連敗か2敗1分けで最短10日にも単独3位に浮上できる。得意の甲子園(27勝21敗1分け、勝率.563。一方、ビジターは21勝33敗3分け、勝率.389で苦手)。一気に決める舞台は整った。 「面白くなってきましたね」。新井が不敵に笑った。自身も9月は6試合連続安打で打率.478、5打点と上り調子。聖地の声援を力につかんでみせる。勝負の時がきた。阪神・矢野、リリーフ陣助ける好リリーフ 5試合ぶりに先発マスクをかぶった矢野は出場5試合ぶりにマルチヒットを放ち、リリーフ陣も好リード。「中継ぎがよく頑張ってくれたよ。金村(暁)に勝ちがついてよかったよ」と白い歯をこぼした。また二回途中で降板となった下柳については、「ベンチの判断だからね。僕からは何も言うことはないよ」と静かにコメントした。
Sep 6, 2009
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