hongming漫筆

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2005.05.01
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カテゴリ: 時代劇(映画)
 原作は岡本綺堂の「 番長皿屋敷 」と思われる。
 話はだいぶ作り替えてあるが、悲恋の部分は岡本綺堂らしい雰囲気を残している。
 話が話なので全体に暗い雰囲気。
 旗本の青山播磨(市川雷蔵)は女中の菊(藤由紀子)と恋仲になり、妻に迎えようと心に決めている。菊もそのつもりでいる。
 ところが大名と旗本の対立が激化し、その宥和のために播磨と前田家ゆかりの姫との間に縁談が持ち上がり、心中穏やかでない菊は……。
 前田家と旗本の対立のきっかけが、前田家の当主が能を舞っているときにあくびをした旗本がいて、その旗本が切腹を申しつけられたことにある。
 その旗本、丸顔でどこかで見たと思ったら、若山富三郎。ただしこの映画の時は城健三朗という名だった。
 切腹するのに、わざわざ前田家の屋敷前まで出向いて旗本が左右を固める中で切腹してみせる。

 その方が、播磨の縁談の必然性が高まるからだろう。
 加藤嘉が、将軍家の使者の役で出ていた。いかにも毅然とした武士という趣だった。





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Last updated  2005.05.01 14:56:40コメント(0) | コメントを書く


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