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簡単ですが、感想を書きたいと思います!暁のヨナ 45巻 その2 / 第262話「ボロボロの登城」感想 (姉編)最近は、本誌への掲載が月イチペース(隔号ペース)で安定していますね。とても良いと思っています。漫画画面がグッと良くなってる…画面の丁寧さ、隅々まで表情・動きが生きているのを感じます。やはり30巻台後半以降は、原稿に費やせる時間が本当にないんだな、と感じる画面というか、キーとなる表情のところから描き始めて、何とか形にして出していらっしゃるんだな…と感じてました。なので話は伝わるのですが、キー以外の部分の絵は形をとるのでいっぱいいっぱいで限界なんだろうな、というのはひしひしと感じていたので。ペースを落としてからは、本当に漫画画面も落ち着いていて、細部まで落ちなく表情が良いので、最近の数話は安心する気持ちもありながら読み進めています。*以下単行本45巻収録分のネタバレ含みます。未読の方はご注意ください!*(前回までの引き)ゼノさん及びヨナ姫が盃の中へ入っていき、独り廟に残されたハク様。それと同時に、高華国は暗雲に包まれ、大地は鳴り響き始めた。ハク様が崩壊する緋龍城を脱出すると、戦より帰還したスウォン陛下と遭遇し…。今回は…平たく言うと、終始スウォン様とハク様がベタベタしてたと言うか。前回を読み終えた直後、妹(基本ヨナ姫基軸で読んでるつもり)が「ちょっと目を離したすきに…ちょっと四龍の方を責任持って何とかしなきゃと、そっちに注力しようとハク様から目を離した瞬間にコレだよ!」と叫んだのが印象的でした。まぁ、ヨナ姫の行動はですね、結果的に、あれほど…コミック42巻に至るまで、まともに話すことも出来なくなっていたハク様とスウォン様2人に緊急性の高い話題を提供し、会話を弾ませることに大成功してるというか。転じて、二人がお互いに(まとまらない)考えや思いを伝え合うところまで到達してるので、ここで、こんなにガッと話を進めるんですか!!!とびっくりの展開でした。最近は私が記事を上げるのはこの2人の動きがあったところばかりなのですが、四龍方面は本当に分からないので。いや、四龍伝説はこういうところに行きつくんだろうな~(行きついて欲しいな~)というのはあるのですが、根本的に四龍伝説は、現行高華国の設定を作り込む過程で、その裏で構築されたものだと思っています。あとはもちろん、作品を華やかに彩る「四龍」を登場させること自体が念頭にあって作ってあるというか。結局四龍がなんなのか未だによく分かりません。「四龍は…『四龍』だよ!それ以上でもそれ以下でもない!」という別の言葉で定義/説明の出来ない、無意味な広辞苑程度の認識しかないので。神託についても…こんな風に超直接的過ぎる「闇堕つる大地」が出てくるのか~、へぇ~~~、…ナンデ?ドウイウシクミ?(←考えたら負け)…という感想しか出て来ないので、語りようがないというか。というわけで、四龍伝説部分は今後も新情報が出て来た都度反応するとして、語りたい部分…ハクスウォンシーンで印象的だった部分について。今回を読んで一番印象的だったのは、とにかくハク様/スウォン様の丁寧にお互いに連動した、影響し合う表情変化です。これはもう草凪先生もノリノリで渾身!というか、草凪みずほ先生の作品の真骨頂というべき描写だなぁ、と思います。出だし、四龍+ヨナ姫の行方不明状態を受け、その後崩壊する緋龍城の中から脱出してきたハク様が非常に動揺していて、その表情を見て、スウォン様が冷静に、すごくしっかりした口調で状況の把握・整理をし出すシーン。また、スウォン様の「国王としての最後の仕事」という言葉と、その後2人で緋龍王の廟に向かいながら、ハク様がスウォン様のケガの状態に気づき、スウォン様が甲冑を脱ぐのを手伝うシーン…その後、まとまっていないような自身の感情をハク様にポツポツと話し出すスウォン様、それを受け、こちらもまとまっていない感情を言葉にし出すハク様。一連の流れは、非常に概念的な作りになっていると思っています。甲冑がまさにスウォン様にとっての「王職の重み」「強国化を進める意志を周囲に知らしめる姿」の体現であり、甲冑を脱ぐシーンは、「肩の荷を下ろす」という概念なんだろうな、と受け取っています。スウォン様の「…軽くなった」の一言はとても印象的でした。焼け落ちた緋龍城から、闇に覆われた空都の街並みを見渡しながら、「私はイル王を殺したことを後悔していません」と言いつつ、「シンアくんの向ける、(純粋な)怒りの目線を覗き込みに行った…」という旨をポツポツと話すスウォン様。それに対し、ハク様がかける言葉の数々ですよ。「俺は…国の為なら何をしてもいいという考えは怖い」「上に立てば選べるものが限られていることは分かっている…俺には無理」「お前なら次こそは最善を導ける…お前の知性だけはどうしても信じてる」なんとも…スウォン様のことをいつ何時でも、どんな状態でも全力肯定したい想いがにじみ出てる言い回しだよなー、と思います。まぁ、スウォン様を立てるために、一旦自分を下げる言い回しを挟むあたり、相変わらず過ぎて、「てめぇ、そろそろいい加減にしろよ…!」という殺気に近い感情も浮かびつつ、ハク様のそんなところも含めて、私の頭の中ではスウォン様がずーーーーっと、「や~さ~し~いぃ~~~‼けんきょでと~お~と~いぃ~~~‼やっぱりハクさまさ~い~こ~おぉ~~~‼」って、心中感泣の万歳三唱しまくってますからね。ヨナ姫や四龍の目線がある中で、今回の会話はとてもできませんから。この「2人だけの時間」を作ってあげただけでも、ヨナ姫が盃の中に入っていった甲斐があるってもんだと思います!本当に。(ヨナ姫が帰ってきたら、2人が話せるようになっててびっくりしそうですね)今回のお話も、次の45巻収録予定だと思います。グッとお話も進んで来たなぁ~、とひしひしと感じています。先ほども書いた通り、今後は基本月イチペースの掲載が続くのかな?と思っています。更新頻度は落ちていますが、画面のクオリティは比較にならないくらい落ち着いて、良くなっていると思いますし、話の展開も、1話内に収まる濃密さが格段に上がっていると感じます。この感じなら…完結まで無事に読み切れるのかも…!とはいえ、問題が山積している現状は変わらないわけで、どこがどういった順番で出て来て、あるべく場所へ向かうのにどれくらいの尺を必要とするのか、全然分かりません。草凪先生には是非、休載を挟みながらで全然大丈夫ですので、気長にじっくり…納得のいく形で、あるべき場所に向けて描きだして行っていただきたいな、と思っています。今後も気長にじっくり、追いかけていきたいと思います!by姉
2024.09.16
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遅ればせながら・・・暁のヨナ連載15周年&1500万部突破おめでとうございます!!簡単にですが、言いたい事を叫ぶだけの超簡単な散文感想をば。暁のヨナ 45巻 第258話・259話・260話・261話 感想(妹編)*以下単行本45巻収録分のネタバレ含みます。未読の方はご注意ください!*最近はもう…1話1話絶叫しながら読み進めています。話が進む度に、ひとつひとつカードが切られていくような…「ーああ、暁のヨナは本当に最終章に突入したんだなぁ!」としみじみと感じています。ーまぁ、本作の課題はまだまだ残っているので これからだよね! とも思っているんですけどね!◆緋龍城に重要キーマン達が続々と集結!スウォン様率いる高華国軍が、緋龍城への帰還を決定。元々空都に居るリリちゃん御一行、生きていたヒューリさん、復興応援のムンドク、そして一足先にハクヨナが、続々と緋龍城に集ってきました。・・・今までなんやかんや理由を付けて出てこなかった 風の元部族長・ムンドク!と、スウォン様のボディーガード&空の部族の闇の部分を担うヒューリさん!!待ってました!!!ヒューリさんに至っては「死んでたらどうしよう」と思ってたので、安堵しましたw(私と姉的には)この2人は「暁のヨナの謎を説明してくれるキャラ」だと思ってまして。謎というか「スウォン様の心情面」ですね。だって・・・親世代のいざこざの原因と顛末を全部知ってるの、ヒューリさんだけですよね!!?スウォン様が何でヨナ姫の誕生日に謀反を起こしたのか、ムンドクさんは最初からうっすら分かってますよね!!?スウォン様が口を割らない以上、この2人に解説していただくしかないだろう!と前々から思っておりまして。ここに来てキャラ達が緋龍城に集結!ああやっと・・・やっとスウォン様の心の声が聞けるのかな・・・ぁ?? と、期待が膨らみました。しかし・・・ハク様とムンドクの再会場面のどうしようもなさに笑いました。。ーイヤお互いリアクションが難しいというか、ハク様の立場がまだまだ不明瞭なので、下手に絡めないのは分かります。「今はちょっと色々あって この先どうなるかわかんねぇんだわ」byハク様「もうワシらの事は気にかけんでいい ヨナ姫様を絶対大事にするんじゃぞ」byムンドク「これ以上大事にすると重いと思う」byハク様あ、今そんな感じなんだぁ・・・(生暖かい瞳) って、私もムンドクと同じ顔してましたよ^^◆ヨナ姫とヒューリさん「ヒューリ・・・そんな所で人知れず拠ってしまうの・・・?せめてスウォンが戻るまで 生きて顔を見せることは出来ない・・・?」byヨナ姫姫様、良く考えると結構酷い事言ってるな~と思いました。だって①スウォンには父母がもう居ないから、お前が出迎えてやれ ※自分とハク様が出迎える気は無い②死ぬならその後にしてくれ ※瀕死の兵士に向かって普通にヒドイって事ですからね!(まぁ相手はカシ様を殺した実行犯なので、しょーがないですね!)◆黄龍・ゼノが天に還る方法ゼノを追って緋龍王の廟まで辿り付いたハクヨナ。しかし・・・「俺を止めに来たんだろ でも俺は止まるつもりはない なら 闘うしかないよな」byゼノ仙人前巻(44巻)の記事で、コレ ゼノさん、「龍神の血」と別れてゼノさん本人は不死が解けてるんじゃないですかね!?って希望的予想をしてたんですが、そうは問屋が卸さなかったかぁあ!!(頭抱え)ーとはいえ「緋龍王の剣で刺される」という方法に、ゼノ自身は手応えを感じてはいる様子。そしてヨナ姫に対して、三龍をネタに露骨な挑発&ハク様への攻撃を仕掛けます。成程、必要条件は「緋龍王の剣で刺される」+「緋龍王の手によって」だったのか!!!四龍の戦士は緋龍王の為に存在するのでしたからね、うん。すごく納得しました!※256話でゼノが何かに気付いた描写・・・「血が止まらない」事に気付いたんだと思ってましたが、まさか「以前ヨナ姫が放った矢により受けた傷が癒えてない」事だったとは・・・!◆ゼノの本音「背負わせて・・・本当に自分に吐き気するけど これで終わるから頼む 俺は娘さんに殺される事が唯一の希望なんだ・・・」byゼノゼノが登場時からずっと一物抱えてるのは当然分かってましたし、緋龍王(≠ヨナ姫)に対してだって、そりゃひとつやふたつ位言いたい事あるだろう、と思ってました。ただ物語の役割的に、あくまで「四龍の呪いの象徴・代弁者」として、だと思ってたんです。ヨナ姫(≠緋龍王)にはひたすら「四龍の事は気にしなくていいから」って言い続けながらも、心の奥底では「四龍はこれだけ長い間苦しみの連鎖を紡いできたんだ、そこを重視して欲しい!」って気持ちが一番強くあるんだろうな、と。それがまさか・・・ここに来てこんなにゼノ自身の気持ち(死にたい)の方を出してくるとわっっ!!!草凪先生のキャラクターには、いちいち裏切られると言いますか・・・こちらが「受け止めるぞ」と構えている、その一歩向こう側に踏み込んだの感情で殴られるので、いちいち驚かされるんです。今回も やられた~!!!! と思いました。ーでも何だろう。うん、一番悲壮感が伝わって来る場面で、堪りませんでした!◆少女は今、剣を取るーハク様が(ゼノに)攻撃されて、ヨナ姫が遂にあの剣を持ちました・・・連載15年目にして、漸くずっと持つ持つ詐欺していただけだった(多分)あの剣を!!手に取りましたよ!!!良かったァもう大半の読者も覚えてないだろうし、そのまま無かったことになるんじゃないかと危惧してたこともありました。アア良かった・・・ ふぅ。。そしてゼノの思い詰めた「殺して」という独白を聞いて、ヨナ姫は怒り出しました。「龍陣を呼び出す この国の為に闘い緋龍王に尽させておいて 三龍は短命 ゼノは不死 それを終えるには緋龍王に殺されないとならないって 緋龍王はそんなの許してない!」「私はただ一人の人間だけど 緋龍王が生まれ変わった意味があるとするなら 四龍が苦しい選択をせずに生きられる世界をあげたい それが出来なくて 何が緋龍王か」byヨナ姫ーうむ「私が緋龍王なんでしょ?で、龍神にとっては緋龍王が絶対なんでしょ?じゃあ私が全部決めて良いんでしょ!?」ということですね!なんか過去?に飛んで、晩年の緋龍王(前世)に四龍託されてましたしね!「・・・私は緋龍王じゃないけど、四龍がその気なら使えるモンは有り難く使わせて頂くね!!!」というスタンスで、今まで散っっっ々(一切責任を背負うことなく)緋龍伝説の恩恵を受けまくって来たヨナ姫ですが・・・ココに来て、今度は(一切悪びれる素振りもなく)コレを言えてしまう所が・・・最高です!(褒めてる)さすが人を巻き込んでナンボの根っからの王族気質です!そこにシビれます憧れます!(超褒めてる)うん、やっぱり絶対「四龍の血のみ天に還る」という平和な展開が訪れると・・・私は信じてますよ!!しかし・・・ ヨナ姫が盃の中に入った?途端、闇に覆われ地震が発生天変地異に見舞われる高華国。ーそ、そうなるのか!! これが神託の「闇堕つる大地」の部分のことなのかな?◆無抵抗フルボッコ ハク様「俺は 忘れるのが下手だ 手放すのが下手だ」byハク様ゼノに絶対手を挙げず、タコ殴りにされ続ける 我らがハク様。ーうん、こうなることは分かってた!!私、以前は「ヨナ姫がどれだけハク様の事が大好きか伝えれば、ハク様自身のことを大事にしてくれるようになるんじゃないかな」って思ってたんですよ。・・・甘かった!!この男はどれだけ周囲に愛されようが心配されようが、こーゆー奴だった!ヨナ姫ももう、水攻めで行方不明になられた時に(こーゆー男を愛しちゃったんだから、仕方ない)って、ある種の諦めが付いたんじゃないかなぁ・・・と思うんですよね。うん。そしてヨナ姫が盃に入るや否や、速攻でスウォン様との運命の再会(何回目?)を果たすハク様!!!ーまたコレか!! ヨナ姫がちょーっっと目を離した瞬間にコレですよ!!!本当に 何なんだお前達(男ふたり)は!!・・はぁ、はぁ。。いやいや大盛り上がりの暁のヨナ!読者の情緒もおかしな事になっております。次回も楽しみです!!by妹
2024.08.16
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妹と2人で上京し、ミュージカル『暁のヨナ』を鑑賞して来ました!ミュージカル『 暁のヨナ』(通称:ヨナミュ)2024年7月20日(土)~28日(日)/シアターH(東京都品川区)連載15周年を迎え、新たにミュージカルとして“四龍集め編”を上演!【原作】草凪みずほ【脚本】谷碧仁【演出】元吉庸泰【作曲】鎌田雅人【振付】良知真次ヨナ:星名美怜/明音亜弥 ハク:神永圭佑/草地稜之キジャ:木原瑠生 シンア:吉高志音 ジェハ:加藤将ゼノ:DION ユン:飛龍つかさ テジュン:佐藤永典クムジ:柳瀬大輔 スウォン:良知真次 ギガン:剣幸 他ヨナ舞台はこれまで3度も上演されていましたが、現地に足を運べたことはありませんでした。今回は、全編描き下ろし音楽の豪華なミュージカル!とのことで、音楽好きとしても是非見てみたい!また、発表された演者様たちの動画を少し見る限り、歌唱力重視でキャスティングしていることがありありと分かりましたので、作り込んだ上質な舞台作品が観れるんじゃないかな、と期待感を膨らませていました。結論から言うと、すごく×100 見応えがありました!本当に上京&生で鑑賞出来て良かったです!以下、感想雑記です↓・歌唱力お化けたちの祭典今回の舞台作品ですが、大道具はほとんど設置されず、プロジェクター映像で華やかな宮廷、崖っぷち、様々な龍の里、港町や海戦…とコロコロと場面を転換させる作りでした。パッと見、「(美術などに)お金のかかった舞台ではないな」という印象でした。ただ、その分お一人お一人の衣装/ビジュアルの作り込みはとても丁寧でした。衣装は、パンフレットのお写真を見ると丹念な刺繍が施されているようで、とても見応えがありました。また、全編通してほとんど歌い続けていた描き下ろし楽曲群は、楽曲自体/サウンドも非常に質が高く、どの楽曲も聴きごたえがありました。同じフレーズを繰り返す手法(リプライズって言うのかな?)も利いていて、まるでディズニー!?と思いながら観ていました。上記のように、注力する部分が非常に明確な作品という印象でした。要するに、とにかくもうミュージカル作品として、キャスト様に力がないとどうにもならないんです。舞台装置もないので、楽曲コンテンツを歌唱力/演技力で魅せ切るしかないんですよ。そしてその狙い通り…キャスト様が軒並み歌唱力お化けだらけの怪物の祭典でした。なんかもう、凄かった。あらゆるキャラクターが高らかに歌い上げるのですが、声量があり過ぎて音響音割れして聴こえるし、複数人で歌い始めると、ハーモニーというか、いかに声を響かせるかの戦いのようになってました。舞台製作を担当されたWorld Code所属の役者様…ヨナ姫役の明音亜弥さん、ユンくん役の飛龍つかささん、スウォン様役の良知真次さんは、存在感が「舞台あらし」のそれというか、舞台上の掌握力が凄かったです。スウォン様役及び代表兼振り付けの良知さんはジャニーズ・四季などに所属されていたとのことで黒子たち(アンサンブル?)のフォーメーションダンスを用いた演出等が凄くて!勝手なイメージですが、2.5次元ミュージカル・・・というよりは歌声や演技が派手目な、伝統的な純ミュージカル!といった印象を受けました。ヨナ姫役の明音亜弥さんはミュージカルの申し子としか言いようのない。声の通り、華やかさ、歌唱の安定感、演技力…どこをとっても素晴らしかったです。舞台上の誰よりも存在感があり、光り輝いてました。ハク様役の神永圭佑さんは、控えめで「従者」に徹した演技/優しい歌声が印象的でした。ヨナ役の明音さんが力強い印象だったので、「見守る」ハク様像で凄く相性が良かったです!そして大刀アクションが格好良かった!!ユン役の飛龍つかささんは宝塚出身ということで、凄く安定感がありました。前半のロックな歌声も印象的でしたし、後半の海賊船侵入シーンの緊迫感が凄かったです!四龍は、歌唱力/演技力はもとより、4名並んだ際のシルエットの説得力が凄かったですね!建国神話のシーンは、思わず「四龍だぁ~!本物だぁ~!」とテンション爆上がりしました。四龍は2.5次元ミュージカルなどで人気の俳優さんが揃っている感じだったのかな?各龍たちそれぞれに個人曲もあてがわれていて、見所満載でした!声質もみなぴったりでした。キジャ役の木原瑠流さんとシンア役の吉高志音さんの伸びやかな歌声は本当に素晴らしかったですし、ジェハ役の加藤将さんの舞台上で誰よりもスラっとした立ち姿、ゼノ役のDIONさんの可愛らしい、でも深みを感じる動きが心に残りました。テジュン様役の佐藤永典さんは、演技が本当にお上手で。ものの見事にテジュン様がそこに存在して居らっしゃいました。クムジ役の柳瀬大輔さんも、現在World Code所属なのかな?もともと四季で、美女と野獣の野獣とかをバリバリ演じられてた方なんですね。また、ギガン船長役の剣幸さん…お名前どこかで見たことがある方だな?と思っていましたが、宝塚出身の方で、塔の上のラプンツェル(日本語版)のマザーゴーテル!クムジ×ギガン船長は、さながら四季vs宝塚の図式であり、野獣vsマザーゴーテルという、人智を超えた超豪華競演だったわけですね。流石の大迫力で、圧巻でした!上記以外も、名前のない役どころの役者様もたくさん歌ってらっしゃいましたが、皆さまとにかくお上手でびっくりしました。改めて振り返り、色んな分野の力のある演者様達の歌声&踊り&演技を楽しむことが出来る本当に豪華な舞台だったんだな!と。暁のヨナは本当にメディアミックスに恵まれるなぁ!と嬉しくなりました。※以下、原作ファン(脚本好き)が「暁のヨナのあらすじ」について好き勝手語り散らかしてます。原作を読んでいる方にしか分からない内容です。※・脚本筋脚本は、非常に練ってあるなぁ…!と感動しました。以前、2回目の舞台・2018年の生駒里奈さん主演の四龍集め編を観た妹の感想→コチラ(クリック)と、考え方は似てるというか、ほぼ同じだったと思います。(抜粋)正直に言います。この舞台はいち漫画原作ファンからすると「今後の展開に繋がる大事な描写を、全てそぎ落とした暁のヨナ」「見事に原作の本質から外れた暁のヨナ」でした。いや、こうなる事は分かってました。そりゃヨナの前半部分を簡潔に展開しようとするとこうなりますよ。~省略~実はアニメ化の時も旧舞台の時も、こう↑なるんじゃないかと危惧してました。ならなかった事に驚いた位でした。ここに来て・・・遂にこの「履き違えた暁のヨナ」が出てきたか!! ・・・というのが素直な第一印象です^^;今回の舞台も、基本的にはヨナ姫の動機という大元のところで「見事に原作の本質から外れた暁のヨナ」だったと思っています。「外れた」というか、当然作成側も分かっていて、脚本段階で「わざと外した」が正しいと思います。もちろん舞台作品としてはこの形が正解だと思っています。原作が描いているものが難し過ぎるんです。城を追われたヨナ姫が立ち上がり、目の色を変えて剣を獲る『動機』。その対局にあるのが、作品序盤、スウォン様が謀反劇を起こす『動機』。私と妹が本作品の一番の魅力だと思っている部分ですし、ここが面白くて、十数年にわたり本作を追い続けている理由でもあります。ここの作り込みは、壮大であり、非常に複雑なものだと思っています。原作をそのまま舞台化しても、当然必要なすべてのニュアンスが尺の中には納まりませんし、ヨナ姫の動機に関して言えば、原作通りのバランスで回そうとすると、ヨナ姫の動機自体がぼやけて見えるので、鑑賞者が混乱します。原作は、特に初期・四龍を集め始めてからのエピソード回しの際、ヨナ姫の動機について意図的にWミーニング的に作ってある…ヨナ姫が口で言う「表向きの動機/話筋」と、「実際の動機/話筋」があると思っています。具体的に書き記すと、下記点です。①表向きの動機/話筋本作の序盤・四龍集め編には、城を追われたお姫様が、自身の無知を恥じ、四龍に関する神託を受け、国を知る旅に出る/剣を持ち、大事な人たちを守れるようになる物語という筋道があります。ファンタジー少女漫画作品として分かりやすい筋道というか。これだけ聞けば、鑑賞者の頭に収まりやすい筋道だと思います。この筋道こそ、本舞台が見事に一本筋として表現し切っていた話筋です。・本舞台におけるヨナ姫の動機=ヨナ姫軸=『姫として世界を知り、強くなる』ただ原作においては、上記話筋を回すだけにしてはやたらと複雑な、というか『不要な』別要素・エピソードがもりもり投入されています。上記話筋を隠れ蓑にして、もう一つ「実際の話筋」があるからだと思っています。②実際の動機/話筋ハク様です。もっともっとハク様です。「大切な人たち」とか「国」とかいう言葉で濁さずに言えば、ヨナ姫が守ろうとしているのは、明確にピンポイントで「ハク様」です。ヨナ姫は、風の部族を出るタイミングから「ハクを頂戴」「不条理なまま死ぬのは嫌」「四龍の戦士に会いたい」「無知のままで居たくない」「戦えるようになりたい」と自身の意志として新しい世界に踏み出し、自分自身をどんどん作り変えていきます。これらが、表向きには①の動機/話筋として見えるのですが、正確には全部、ハク様の表情を見て、その状態をもって「やるべきこと」を判断している、という言い方の方が正しいと思っています。ヨナ姫自身が強い信念を持って行動していると言うより、ハク様の状態を観察して、ハク様にとって必要なこと/最良の道を模索してる。ヨナ姫がその場で使えそうなツール・事象をなりふり構わず使いたくって、「ハク様にとっての最善」を実現/実行しようとしている。ここが、暁のヨナという漫画作品の、一番面白いところだと思っています。・原作におけるヨナ姫の動機=ハク様軸=根本的に『ハク様』この観点で読み進める以上、暁のヨナの中で、最も重要な情報は、ハク様の状況/心情を読み解くための情報になります。ハク様本人は、自分自身のことを読者に説明してくれませんので。今回の舞台は、脚本上でこの②の動機に繋がる「ハク様を読み解くための情報」…ハク様のために作り込まれている要素やキャラクター…ですね。これをものの見事に、的確にばっさりカットして展開していました。今回の舞台で省かれた要素を並べ立てれば、どの要素がハク様軸の為に作り込まれたものなのか、見事にきれいにあぶり出すことが出来ると思っています。主には、五部族設定及び五部族会議設定。ジュド将軍やグンテ・ジュンギ・スジン将軍といった他部族長と風の部族のムンドク将軍、テウくんやヘンデくんたち。要するに、現行高華国の基本構造や、ハク様のステイタスに関わる部分の情報ですね。これらハク様軸の情報を省くと、話の展開で辻褄の合わない部分も出てきます。今回の舞台は、①の動機軸の一本筋で違和感なく鑑賞できるように、これら情報の欠如を、丁寧に保管する作り/改変が見受けられました。例えば、ハク様がヨナ姫を1人風の部族に残して、旅に出ようとするシーン。原作通りであれば、五部族会議において新王即位に対する風の部族の承認が必須であり、スウォン&空の部族+火の部族側から、ハク様失脚に関する明確な圧力があるという背景の上で、ハク様はヨナ姫を残して、独り姿を晦まそうとしていました。本当はこの背景の説明がないと、ヨナ姫を残してハク様独りが旅に出ようとする思考回路が意味不明になるんです。だって、ヨナ姫を残していっても危ないだけじゃないですか。スウォン政権にとって、謀反劇の内情をばっちり知ってるヨナ姫は消すべき存在なことに変わりはないので。スウォン様は、イル陛下殺害後間髪入れずにムンドク将軍を緋龍城に呼び出すことで、「風の部族は、即刻ハク様以外の将軍を立て、騒ぎ立てることなく新王即位を受け入れろ」という明確な指示というか、ある意味の交渉…平たく言うと脅しを仕掛けてるんです。ハク様はスウォン様の意図を正確にくみ取り、それさえ大人しく飲めばこれ以上の攻撃はないと踏んでヨナ姫を風の部族に残して、独り旅立とうとしてたんです。本舞台においては、この部分を「ハク様が囮になるために部族を出る」という言い方で濁していました。ただ、城を出る際にミンスが「囮になって」ヨナ姫・ハク様を逃がすシーンをしっかり描写した上でです。ヨナ姫の「囮になろうとするハク様を守りたい」感情筋が強くあるところがきちんと強調されていました。また、イクスの神託を受けたヨナ姫が、四龍探しの旅に踏み切る際の心情筋づくり。原作は、基本的に「ハク様がこのまま行くと死ぬ」から起こすアクションなのですが、本舞台においては、そのニュアンスも変更してありました。ハク様と2人で会話するシーンはカットされ、その代わりにユン君がヨナ姫の無知を盛大に攻め立てる形に改変されていました。原作ファンからすると、ユン君自体のキャラ変を感じさせるほど思い切った改変でしたが、本舞台作品としての、ヨナ姫の心情筋を魅せていくためだと納得できました。阿波でクムジ討伐に乗り出す際の動機付けもね…原作の方では、「姫として悪行を見過ごせない、困っている人々を助けたい」という観点ももちろんあるんですが、一方、ハク様軸として「ハク様が暇を持て余して、女の子と遊んでた」というエピソードも入れ込まれています。ヨナ姫は、暇そうなハク様のモチベーション維持の為に、わざとやることイベントを突っ込んだ形ですね。こんな分かりづらい動機付けのためのエピソード、そりゃメディアミックスではカットしますよね。普通は。そのまままるまる映像化したアニメ版がおかしかったんです。…というわけで、複雑な作りの原作を舞台作品として昇華するための、丁寧で練り込まれた脚本に感動しました!という話でした。ミュージカル『暁のヨナ』、見応え抜群で最高でした!現地まで鑑賞に行くことが出来て、本当に良かったです。2月にはWキャストの両方公演を収録し、楽曲CDもセットになったBDが発売されるとのことで!速攻で予約済です。まだ鑑賞できていない星名さん・草地さんペアの方も観て、Wキャストの違いを楽しみたいと思っています。by姉
2024.08.04
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今年1月の「草凪みずほ画業20周年記念 暁のヨナ大原画展」にて購入したグッズが揃いました!とりあえず全部並べた祭壇を撮影 至福の時…今回はグッズの数があまりに膨大だったので、事前にすごく悩んで「購入リスト」作成の上で臨みました。現地で考えてたら帰れなくなると思ったので…;数万円の高額商品は避け、ブラインドグッズも避け…欲しいものだけを選定した結果、やっぱり○万円のお買い物となりました。原画展怖い… いやコレは仕方ない必要経費だ!悔いは無い!!以下つらつらと写真をば。キャラファインアコーディオン!…多分皆さん感じる所だと思うんですが・・・この高級感&4連イラストで¥4,400って安すぎるというか、価格がバグってないですか・・・?ホントこの 幼なじみ3人版+四龍&ユン君版 の2種の満足度が半端なかったです!ぬいぐるみ! 可愛くて可愛くて、たまに並べて悦に入ります九谷焼豆皿セット と 青金石ペンダント!アクリル系やキャラファイン系も好きだけど、なかなか無い立体グッズは本当に嬉しいですアクリルミラーキーホルダー!ちょっと値が張るので迷ってたんですが、現物を見たら我慢できませんでした!アクリルスタンド全種!草凪先生の渾身作だと思います。これは全種購入不可避でした・・・壮観です!!ハク&ぷきゅほーの感温湯呑み!届くまで購入してた事を完全に忘れてました; いやカワイイ凄く可愛い!!ゼノの紋章ネックレスヘアゴム!買った時は、まさかこれが「蓋」で「盾」だったとは知りませんでした・・・A5キャラファイングラフ オーバーレイ「ヨナ&ハク」!受注生産販売品。開催期間中にサンプルが飾られてはいたのですが「監修中」でして・・・届くまでどんな仕上がりになっているか分からない一品でした。ーいやもう「買って良かった」の一言です!シックな色味の飾り枠の中に、彩度の高い椿&ハクヨナが映えていて素晴らしいです!↑図録(イラスト集)に掲載されているもの(右側)と見比べると、原画と比べてかなり彩度を上げてあるんじゃないかな、と。枠デザインとの兼ね合いを踏まえて試行錯誤しながら色彩を調整した、グッズ制作サイド渾身の一品なんじゃないかな~ と感じました。買って良かった AKATSUKI NO YONA ILLUSTRATIONS!A4、箔押しハードカバー、大ボリューム240P展覧会図録・・・ではなく、ファン垂涎の草凪みずほ初画集!各イラストはかなり大きく配置されており、1冊で草凪先生の画業20年の軌跡を堪能出来ます。遠路はるばる「暁のヨナ大原画展」に訪れるレベルのファンなら、これはマストなのでは。ちなみに我々は 姉用・妹用・保存用の3冊を買って帰路につきました・・・ーはい、めちゃくちゃ重かったです!!相当重いという情報がTwitter上で散見されたので、リュックサック持ち込んで、背負って電車移動しました。来月から、福岡会場で開催予定とのことで、追加グッズがどれほど出て来るか…戦々恐々としています……いや、楽しみにしてます!!(本音)by妹
2024.06.22
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こんにちは 妹です。今後のヨナ活予定のご報告をば。チケット入手しましたミュージカル『 暁のヨナ』(通称:ヨナミュ)🌟 2024年7月20日(土)~28日(日)/シアターH(東京都品川区)連載15周年を迎え、新たにミュージカルとして“四龍集め編”を上演!【原作】草凪みずほ【脚本】谷碧仁【演出】元吉庸泰【作曲】鎌田雅人【振付】良知真次ヨナ:星名美怜/明音亜弥 ハク:神永圭佑/草地稜之キジャ:木原瑠生 シンア:吉高志音 ジェハ:加藤将ゼノ:DION ユン:飛龍つかさ テジュン:佐藤永典クムジ:柳瀬大輔 スウォン:良知真次 ギガン:剣幸 他過去3回の舞台は円盤での鑑賞でしたが、今回は初めて現地で観劇する予定をたてております。新しい地図関連で数回舞台を現地で観劇し「やっぱり生舞台はパワーが違うな!凄いな!」と思っていまして。原作も最終章突入…というこのタイミングで「今度はミュージカル化!」ということで、今回こそは頑張って現地に行きたいな!と。いやぁドキドキです!劇場はシアターH。2024年6月開業!マーベラス創業者によって建てられた「2.5次元舞台やライブエンタメに適した新設劇場」との事!そして制作の(株)World Code(ワールドコード)は、スウォン役&振付の良知真次さんが代表を務める形で2018年頃から起ち上げられた、新しい「芸能プロダクション、舞台・テレビ・イベント・LIVE等の制作会社」との事。ヨナ役の明音亜弥さん、ユン役の飛龍つかささんはじめ、その他の出演者もこちら所属のタレントさん達が多く参加されているようです。なんとなく…ざっとスタッフ様やキャストさんの経歴を見た限り、結構ベテランさん達が多いというか…主要キャストさん達の歌唱動画とかも見ましたが、皆さん安定してお上手で!勝手な想像ですが、なんというか「手堅い造りの舞台」になるんじゃないかな~ という印象を(現時点では)抱いております。キャラクター達がどんな風に歌って踊ってくれるのか、今からとても楽しみです~♪※ちなみにヨナ姫&ハクがWキャストなのですが、私達は「明音亜弥さん&神永圭佑さん」チームの方を観劇予定です。「星名美怜さん&草地稜之さん」チームも是非観てみたいので、どっちも収録された円盤とか出ないかなぁ…(気が早い)いやぁ~ 楽しみですby妹
2024.06.02
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久々に本誌の簡単感想です。暁のヨナ 44巻(第254話・255話・256話・257話) 感想(姉編)ここのところの、暁ヨナの怒涛の展開!毎回、唸りながら読んでいます。…ハク・スウォン間の関係性に絡まない部分だと、こんなにスムーズに話が進むものなのか…!*以下、花とゆめ最新号掲載話/単行本44巻収録分のネタバレ含みます。ご注意ください!*■緋龍王/四龍伝説の終焉?怒涛の伏線回収。・天命…四龍と緋龍王伝説を終わらせる方法?・剣と盾…緋龍王の廟に入っていた剣と、ゼノさんの紋章?・四龍終結せん時…血の盃の中で四龍の血が一つになる時?一気に説明され、「えっそうなのっっ?」と読者が驚く間もなくゼノさんは盃の中へ…そこで「ゼノさんの血の中に居た龍神様」と対面します。…ゼノさんが、黄龍と対面している。つまり「青年ゼノ≠黄龍」の構図だということですよね。四龍伝説を終わらせて、天か地かいずれかに帰ろうとするゼノさんに対し龍神はこう言います。・お前は天にも地にも行けぬ・お前は王を守る誓いを反故にした・お前の命はまだ尽きていない盃の外に再び返されたゼノさんは、死ぬことが出来ず失望しますが、そこで何か「あること」に気づいた表情をしました。どうなっているのか概要が明かされてはいませんので、願望も込めたただの予想ですが……コレ ゼノさん、「龍神の血」と別れてゼノさん本人は不死が解けてるんじゃないですかね!?「ポタポタ」という擬音語があり血が止まらなくなっているのかな?という描写になってますし。なんなら、キジャさん・シンアくん・ジェハさんの3人も、龍神と別れて、廟の周囲に転がってたりしてませんかね?※TVアニメのOP映像の如くだって、ゼノさんの体内から出た龍神さんが、ゼノさんに向かってはっきりと言っています「『お前の』命はまだ尽きていない」って。四龍たちは元は龍神の血を飲んだだけのただの人間で、そもそも龍神とは別モノの存在のはずなんです。血と別れたら元の人間になるし、まだ「人間としての生」を生き抜かなきゃいけないよ、それが緋龍王の願いだからね、ってことなんじゃないですか?ーと、私達は最近の展開描写を「スーパーイージーな四龍の呪縛からの解放」と予想しています。…うん、『フルーツバスケット』の十二支の呪いも、結局何もしなくても自然と解けたし。なんかそんな感じのイメージなんじゃないかな、と。■四龍伝説の終焉の意義について二千年の時を経て、緋龍王が転生し、四龍たちが再び終結した真の理由は、「緋龍王/四龍」伝説が終焉することを明示化するためなんじゃないかな、と思っていたりします。以下は、かなり前に書きたくった「高華国の特徴について」記事群のリンクです。その1・地理、体制、武力主義その2・地の制約と血統その3・体制と権力の不一致その4・地の制約の補強、形骸化ここでも一生懸命語っている通り、私は四龍の能力は建国神話内で既に権力から切り離されているが、それにも関わらず、高華国体制は「緋龍王/四龍伝説」を骨格として形作られており、その体制が数千年ずっと継続して来ていた、と認識しています。国家体制と伝説を繋ぐ存在として機能していたのが、神官職だったはずなのですが、二十数年ほど前、ユホン王子の弾圧で壊滅しています。要は、二千年という時を経た伝説の影響力の経年劣化、そして神官職の壊滅という決定的事象を受けて、「緋龍王/四龍伝説」を骨格とした国家体制の維持が無理になっていた、という状況がそもそもあった。高華国の人々は、「もう緋龍王/四龍伝説を骨格にした国家体制作りは出来なくなった」ことを冷静に認識しなければならないんですよ。四龍伝説は、はっきりと、国民の誰しもに分かる形で、「終わったよ」と明示することが必要であり、それを可能にするのが、『四龍が、能力を失って、人間として戻って来ること』なんじゃないかな、と。現在のスウォン政権は、スウォン様がもともと緋龍王伝説が大嫌いですので、「緋龍王/四龍伝説」から離れた、武力でもって強国化を図っていました。ただ、スウォン様自身が緋の病を発症し、時間がないと焦る中で、実際に四龍を連れだってヨナ姫が帰還し、「緋龍王/四龍伝説」があれば、次期ヨナ姫新王体制を形成していけるのではないか…とあまりにもスウォン様らしくない、明後日の方向へ思考を走らせていた状態だったんじゃないかな、と思います。スウォン様は256話で龍たちが戻って来ないかもしれない事態を把握し、一気に「冷静になって」「四龍が消えるなら見届ける」方向に気持ちが向かったようです。非常にオモシロいシーンだと思いました。まだまだ全然、どんな状況として描かれるのか分かりません。ただ、繰り返しになりますが、とにかく重要なのは、「きちんと四龍伝説が終わった」ことの明示化そしてもちろん、キジャ・シンア・ジェハ・ゼノさんの4人が、きちんと「人間としての生」を全うできるような形で、無事に戻って来てくれることなんじゃないかな、と思ってます。■予知夢?過去夢?に襲われるヨナ姫一貫性のない夢を見続けるヨナ姫。・ゼノさんに刺され倒れるハク様・1巻1話冒頭、スウォン様に代わりジュド将軍/ケイシュク参謀を引き連れて進軍する?ヨナ姫 (世紀の「お前かよ!!」案件)・最後は過去に飛び緋龍王と会話をして、四龍を迎えに行く約束をしました。 (シーン作りが非常に『NGライフ』っぽくて、懐かしかったです)どう捉えたら良いか分からないような夢もありますが、少なくとも「予知夢」は全て彼女にとって『こんな未来は嫌だよね!?』というものになっていると思います。一貫して、ハク様を失う・ハク様が居ない世界線のようですからね。とにかく、一気に物語が進んでいるのを感じます。本当に、42巻までの進捗ペースに比べて驚異的なスピード感。ハク/スウォンが絡まないと、こうもサクサクと…(以下略)すごい勢いで伏線回収(?)がされて…「えっそんなんでいいの!?」と不安に思う気持ちがある読者も居るんじゃないかな、と思いますが、個人的には、「サクッといったな!うん、こんなもんだと思ってた!」という印象で、軽い気持ちで読み進めている部分もあります。今回一気に伏線回収されてる要素は、なんか「伝説の少女っぽい」「女王誕生っぽい」話になりそうな、いかにもファンタジーな雰囲気を、初期初期に提示しているものが多いと思います。あくまで個人的見解ですが、これらはどれも、基本的にはミスリード的な機能が強い要素というか、本作の本題から読者の目を逸らせる目的があり、わざと意味深な感じで投入されているものなんじゃないかな、と受け取っていました。どのような形で伏線回収されるのか、全然想像がつかなかったですし、…重要な伏線だとも思っていませんでした。ですので、今回、このスピード感でこれらの「伏線」を一気に駆け抜けていく作品のバランス感を見て、「やっぱり本題じゃないよね、コレ」と思いながら読み進めていたりします。だって伝説も天命も、そもそもヨナ姫の動機には直接関係がなかったですし。ヨナ姫は、そもそも父親の敵討ちがしたいわけではなく、王位を奪還して自分が国を統治する・軍を率いる、という志向があるわけでもない。神官から天命を受けたから四龍を集めたわけでも、緋龍王の生まれ変わりだから、何かをしようとしているわけでもない。彼女の動機は、最初からずっと「ハク様を護る」「ハク様を失わない」ことでした。予知夢は、ヨナ姫の本質的・潜在的な「恐れ」を読者側に改めて提示して、思い出してもらって、いよいよ物語を「本題」に集約させて行くための布石かな~、と思って読んでいます。さてさて、上記のようないち読者の予想や認識は、果たして合っているのか…次話の数ページで、あっさりぶった切られる気がしてなりません;;次回掲載は6月とのことで、少し間は空きますが、すごく楽しみにしています!by姉
2024.04.29
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超久しぶりですが”工作のヨナ”シリーズです。3年ほど前に、アニメ版を目指したver(クリック)を作ったことがありましたが、「ヨナ姫がスウォンからもらった簪(原作版を目指したver.)」を作ってみました!2年ほど前から構想練ったりせこせこパーツ集めたりしてましてこの度漸く仕上げる気力が湧き、完成しました・・・!原作版バージョンはあまり資料が無く、色も不明…なんですが作者様が「金細工のような~」と仰っていたので、金の花びらはメタルフラワーを分解して使用。蝶々はすごく迷いましたが、出来るだけ素材を生かす雰囲気にしたかったので貝殻のペンダントトップを改造しました。材料費がそこそこかかるパーツばかりだったので、今回は本当に一個しか作りませんでした;ちょっと飛び出てる花びらとか、可能な限り原作1話のデザインに近づくように頑張りましたが…どうでしょうか??<製作風景その①><製作風景その②>何故か工作系の色々なアイテムは手元にあったりします。とにかく今回は「金属にも使用出来る透明ボンド」が大活躍。渇きが遅いので、組み立てては1~2日渇かし…を繰り返し気長に仕上げました!裏面はこんな感じ。…あまり自信をもって見せられる感じではな… うん。今回のものは、以前作成したアニメ版ver.のものよりひと回り小ぶりの大きさにしました。それぞれ葉っぱやガラス玉パーツも、印象の異なるものを使用してます。…うん、各々の良さを表現出来たんじゃないかな!!??(自画自賛!)・・・いやぁ、暁のヨナの劇中アイテムグッズ(公式・非公式混在)もなんやかんや増えて参りましたね…by妹
2024.03.24
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花ゆめ本誌を読みまして…「ああ、やっと感想が書ける…!」と思いました。ひっさびさになりましたが、暁のヨナ感想投下します。*以下単行本43~44巻収録分のネタバレ含みます。ご注意ください!*42巻の243話『別れを告げる夜』で、スウォン様とハク様が2人で話した場面。姉が語りまくってましたが、やっぱりここがある種の暁のヨナの到達点だったと思います。その後の展開は…するすると、でも表現描写はキレッキレで描かれていくなぁ、というか(ずっと描きたかったターンに来たんだな)と凄く感じながら連載を追いかけてました。ーで、ずっと (ーそうきたか!…??)(何かやりたい事があるのは分かるけど、何だろう!?)と色々考えながら、感想を書けずにいたわけです。それが今回の 第253話「名前を呼ばない仲間」まで来てー成程!!これがやりたい展開なのかな!!!???と言いたいことが形になりましたので、各キャラクターに対しての好き勝手な感想&今後への展望を語ります。・寿命を迎える3龍たち …終焉の龍たちジェハ兄さんやゼノが説明してくれていましたが、黄龍以外の3龍は「単純に寿命を迎えた」のだと認識してます。緋龍城燃えちゃって、国外で無茶して闘って…も勿論あるとは思います。でも別にハクヨナが無理させちゃったから、とかでは無く基本的には「その役目を終えた」からなのかな、と。歴代の龍たちは皆短命です。迎えに来ない緋龍王を待ち続け、死んで行きました。キジャ・ジェハ・シンアは「始まりの龍たち」同様「緋龍王の願いを叶えるために闘うことが出来た、幸せな龍たち」でありそして「伝説の終焉を飾る龍たち」なんだろうな、と思ってます。(今までの慣例と異なり、新しい龍の誕生を待たずに寿命を迎えていますしね…!)・緑龍 ジェハジェハ兄さんは登場時からずっと「龍の天命に従うことはしない」と「龍ではなく人として生きる」事を切望していました。そして実際、自らの意志(ハクヨナ&仲間達を守りたい)を原動力に戦いぬき恋するヨナちゃんの側でちょこっと胸を痛めたり、ハクをからかったり…最後まで人らしく生き抜いたなぁ! と。・青龍 シンアシンア君のターンは本当に漫画描写がキレッキレで、めちゃくちゃ見応えがありました!この子はおそらく、誰かと比較して自分の境遇を嘆いたりはしない強い子で。心の赴くままに、仲間たちとの出逢い&光に満ちた旅を謳歌したんじゃないかなぁ!と思います。龍の姿になって意識が朦朧とする中…仲間たちの姿や名前を求める姿がグッときました!・白龍 キジャ一番最初に登場し、四龍の宿命を「呪い」では無く「悲願・悦び」と豪語し超×100前のめりで仲間になってくれたキジャ。ゼノさんや歴代の龍達は… キジャさんの存在にどれだけ救われたか、と思うんですよだって四龍の苦しみを、存在を、こんなにも全力で価値付けてくれるんですよ!キジャは最後の最期まで天晴れでした。ヨナ姫の命を狙うスウォン過激派部隊を蹴散らす為、龍の姿に成ることにすら前のめりでした。本当に物語が進めば進むほど、大好きになるキャラクターでした!・黄龍 ゼノ「四龍の始まりは血の盃だ 血の盃と四龍を何らかの形で天に還す」ゼノ仙人、やっっっっっっっっと胸の内を明かしてくれました。ーとはいえ、今の段階では仙人といえど「最終的にどうすれば願いを達成できるのか、分からない」状態なのかなぁ…と感じました。ゼノ仙人のこれまでの印象的な台詞を振り返ってみました。8巻「命あるもの いつかは等しく天に還る」11巻「龍は死んでも代わりがいる でも兄ちゃんには代わりはいないから大事にしなきゃ」17巻「俺は四龍の落ちこぼれだけど…お前らを絶対守ってやんよ」36巻「いつか…俺の旅も終わる その時は 神様に背いても願いを叶えてみせる」上記台詞がすべて本心だとするならば、ゼノが本当にやりたい事は「四龍の血を天に還して、再び人に戻ること」なのかな、と思ってます。始まりの龍達だって、元は人間の戦士たちでしたので!単純に考えれば 逆も出来るんじゃないかなぁ!!ーと(超楽観的予想)。で、今は寿命を迎えた他の3龍達を(皆が天に還ってしまう前に)盃の中に保護してなんとか「伝説という名の呪いを解く手段を探しに行きたい」状況なのかな~と受け取りました。キジャさんもヨナ姫も力強く断言してましたが皆はまだ死んでないので! 盃の中にいるだけなので!!私は全然、超楽観的に希望を持っていますよ ハイ!!ゼノ仙人は今回、ハクヨナに対して「自分の命を絶つ方法を探してた」「皆が死ぬ時を待ってた」「四龍のこと忘れて」「ここで解散」と突き放すような言い方をして、去って行きました。四龍の呪いに向き合うのは、(始まりの龍である)自分の命題だからヨナ姫は背負わなくていいから四龍のために生きようとしなくていいからねーと、ゼノ仙人は伝えたかったんじゃないかな、優しいなぁ~!今のところ、私はこんな感じで↑解釈しました。どうなるかなぁ。・意識不明のスウォン様シンア君が野営地で暴走した際、肩に重症を負い意識不明になってしまったスウォン様。漫画狂歴○○年余りの私たちは、もはや読み方がアレなのでおお、遂にスウォン様目線の回想シーンに突入していくんだな!!と感じました(←嫌な読者筆頭…)いやスウォン様の容態もちゃんと心配してますよしてますけども!今後の展開に期待しちゃってもいます。ちなみにわざわざ「シンア君によって」倒れる描写にしたのは、「現国王が緋龍伝説(緋の病)によって倒れた」事を目に見える形にしたかったのかなぁ…と。・高華国の現状&本作の課題について現時点で、本作は「解決すべき課題」が山積みとなっている状況です。緋龍城が焼け落ち、王不在の中混乱に陥っている空都疲弊しきっているにも関わらず、南戒の都まで攻めに行く高華国軍そしてハクヨナ&四龍離脱の後、倒れる総大将のスウォン陛下…もちろん南戒以外にも、内外に反乱の火種は残っている状況です。ーいやもう、あちこち焼け野原になってますね!スウォン陛下は「ハク様&四龍が居るなら、次期国王はヨナ姫で」と告げてハクヨナを戦線から逃がしました ーが、この状況下で三龍は寿命を迎え不死の黄龍が「四龍を天に還す」と言い残し姿を消しました。3巻(四龍探し)から始まった腹減り御一行の旅路はここで終わりを迎えました。ーで、結局今までの腹減り一行の旅って何だったんだ??と言いたくなるような状況… に見えるような描写がなされているな、と思います。ただ私達の感覚としては… 四龍が再び緋龍王の元に集結した目的は随分前に、とっくに達成されていると思ってます。そして一見焼け野原なんですが、各地にはたくさんの種が既にまかれていますので。今後の展開で、腹減り達の旅路の意義が明確に明かされていくんじゃないかな~ と今の段階ではそんな期待を持って読み進めています。・二人きりになったハクヨナについて最後に… 腹減り御一行が離散しハクヨナは再び荒野で二人きりになりました。(成程ユン君が野営地に残ったのはこの為か… と思いました)3巻の序盤 二人で谷底に落ちて、イクスから天命を受けて…二人で顔を見合わせて「さて、これからどうして行こうか」と確認し合う場面がありました。あの時は国から追われていたので、その身を隠しながら旅に出るしか出来なかった訳ですが…今は違います。各地にコネクションがあります。高華国の状況もばっちり把握してます。でも今はスウォン一派からヨナ姫&四龍が狙われているので、逃げた方が良い場面でもあります。あらゆる面で課題が山積みです。二人で顔を見合わせて「さて、これからどうして行こうか」と確認し合う場面が、再び来たんじゃないかな! と。というかですね…もう個人的な願望だけ語っちゃいますけと、ここまで来たら…やっとやっとハク様がヨナ姫を貰ってくれるんじゃないか って!!私達が十数年来心待ちにしていた場面が!やっと…今度こそ本当に来るんじゃないかって!!そんな期待をしちゃっている訳なんですよ!!!イヤ待て まだ分からない…今まで散々「来るか…!?」と期待しては違う展開になり…を繰り返してきたので…いやでもここまで来たら流石に…(本当にずっとソワッソワしてます)なんか訳分からん話になってしまいましたが、久々に感想書けて嬉しかったです!次回も楽しみです~♪by妹
2024.02.13
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草凪みずほ画業20周年記念暁のヨナ大原画展 に行ってきました!(池袋・サンシャインシティ展示ホールD会期23年12/22(金)~24年1/9(火)※24年1/1(月)休業)暁のヨナ、原作単体としては今までで一番大きなイベントだったと思います。メディアミックスのタイミングでもないのに、サンシャインなんて…これはもう是非行かねば!ということで、お正月明け・会期終盤のタイミングでしたが、妹と2人で上京して来ました。*以下、ほぼ写真のログ記事です。東京会場会期中&今後本企画展は巡回予定もあるとのことで、ネタバレになります。未訪問の方は、お気をつけください。*展示は、基本的にはストーリーを追う形で白黒の本編原稿&カラー原稿が展示されていました。ちなみに、本展示会は、原稿の写真撮影は禁止でした。良かった…これ撮影してもいいよ、とか言われた日には、1日かけても出て来れなくなるところだった…。白黒の本編原稿は、もちろん印象深いシーンの展示が多かったのですが、「読者が喜ぶシーン」というより、「話回しとして重要なシーン」「キャラクターの登場バランス」を念頭にセレクトされている印象を受けました。読者人気で選ぶと、おそらくハクヨナのいちゃシーンだらけになると思いますので…。そして私は確信をしました。暁のヨナは、やはりハク様×スウォン様のシーンで構成されている!と…。※ハク様×スウォン様のシーンは、ほぼ網羅する形で、更にいちいちシーンの流れが分かる複数枚の形で展示されていた。展示会場中央に腹減り一行+スウォン様の等身大立像8体が配置されており、このエリアを中心に、3つのゾーンを行き来できるようになっています。ストーリーに沿った展示ではあるのですが、動線が一本筋ではなく、好きな箇所から自由に回ることが出来る&元の場所に何度でも戻ることが出来るため、お客さんの滞留を防げるようになっていました。漫画作品の企画展をこれまでいくつか見て来る中で、こういった作りの展示会は初めてでした。等身大立像の存在感も非常に活きますし、よく考えてあるなぁ、と思いました。各ゾーンには、フォトスポットや主要サブキャラの等身大アクスタがあり、見応え抜群です。クラウドファンディングを募った上で製作された、等身大立像は壮観でした。身長等設定に忠実に作ってあるのだと思いますが、大きいんですよ。ハク様・スウォン様・ジェハさんなんかはもう巨人です。ゼノさんやユンくんも、小さな印象を持って漫画は読んでいましたが、こんなに大きいんだ~、と思いました。細かなディティール(特に衣装・手)まで、とても見応えがありました。プッキューの森と言う名の、プッキュー(&ホーちゃん)無双地帯。展示ラストには、草凪先生のヨナ以前の作品のカラーイラストがありました!NGライフ…大好きな作品です。巻頭カラーイラストの青色がキレイでした。それにしても…最近のカラー原画は本当に凄くて…2年前、横浜の原画展でもカラー原画はたくさん鑑賞していました。今回、それ以降に描かれたカラーイラストも展示されていましたが、なんかもう、キラッキラに光り輝いてるんですよ。色落ちしていない、というのももちろんあると思うのですが、どこまで上手くなるんだ…と感嘆しながら鑑賞しました。ちなみに展示会場で約3時間を過ごし、出口に向かう際の妹の一言がコチラ↓「待ってくれ!! 私はまだ何も成し得ていない!!!」…成し得るって何?(おそらく、白黒本編原稿・カラー原画の展示等、何も咀嚼出来ていない、というような意味)展示鑑賞後は、グッズ販売会場で1時間以上ぐるぐると滞留しました。おかしい…購入するものは、予算考慮の上で事前にリスト化していて、いくつか入り繰りはあったものの、ほぼほぼ予定通りの買い物だったのに、何故にこのように時間がかかったのか…。(グッズの出来映えを1個1個じっくり吟味してたから)入場特典の青金石ペンダント。ウレ(・∀・)シイ!!…と、ヨナ姫の簪(妹の自作・並べて満足したかったらしい)。天然石で、定形のものをこれだけの数用意するのは大変なことだと思います。ヨナファンが一番喜んでくれるものを、と真っ先に準備し始めたものじゃないかと思います。高品質の公式グッズを、こうして手に取ることが出来て、本当に嬉しいです。草凪先生の夢が詰め込まれたイラスト集!(展示会の図録じゃないんだ…)A4、箔押しハードカバー、厚手の紙の240P。各イラストは、余裕を持ってかなり大きく配置されています。4,180円という刻んだ値段設定は、もちろん原価割れはしないよう設定されていると思いますが、白泉社側はほぼ利益無しのご奉仕価格なのでは…。これは、20年間に渡って第一線で活躍されてきた…特にここ10年間は花とゆめを牽引して来られた草凪先生へ贈る、誠意だけで作った白泉社からのプレゼントなんじゃないかと思っています。(全部想像)草凪先生描き下ろしのアクリルスタンド全8種!カワ(・∀・)イイ!!妹談:展示会メインビジュアルの全身像版だが、アクスタ用に不透明水彩の重ね塗りでアニメ風に仕立てている。こんなことをご自身で、しかもアナログでやろうとしてくる作家は他に居ない。今回、等身大立像の作成も同時並行のため、設定の身長差・等身にも気を配った、全身全霊をかけたイラスト群。念願のぬいぐるみ!カワ(・∀・)イイ!!これは…凄い。着脱可能な服、並べてカワイイよう練られたシックな色合い…おそらく、草凪先生が先手を打ってデザイン画まで描き起こして製造会社へ叩きつけ、仕上がりについても何度もリテイクを繰り返し、製造側や間に入った編集部側、それぞれの担当者に相当な犠牲を強いて作ったものでは…。これは本来、この値段で売っていい代物ではない。会期終盤においても在庫切れを起こさない状況を見ると、ロットを増やすことで値段を抑えたのではないか。編集部か販売元か、どっかが在庫リスク抱えてやってくれてるような気がする。(全部想像)久谷焼豆皿。カワ(・∀・)イイ!!色合いがハクヨナにばっちりはまってます。まさかの盃の蓋だったことが判明したゼノモチーフのヘアゴム。もっとおもちゃっぽいかと思っていましたが、想像以上に重厚感があってしっかりしてました。このほかにも、売切商品等、受注でいくつか頼んでいます。届くのは6月頃とのことで、楽しみにしてます~♪暁のヨナ大原画展、誠意&漫画愛・作品愛が溢れる夢のような空間でした。本当に、行けて良かったです。幸せでした!!!by姉
2024.01.08
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旅行の余韻も止まぬまま、新刊・花とゆめ本誌・ボイスドラマに原画展諸情報…と、ヨナ関連の猛攻撃を受けて、あたふたしてます。今のところ、大原画展もこの日程なら行けるかな?上京したいね、と妹と話しているところです。ひとまず、単行本2冊まとめて感想のような、そうでもないようなものです。暁のヨナ 41・42巻感想+暁のヨナの本題について(姉編)暁のヨナの30巻台の後半から、より一層「もだもだしているな~」という印象を持って読んでいます。20巻台の真国編を読んでいる時も同様のことを感じていましたが、もともと主体が多過ぎて飽和状態のところに、メイニャン・チャゴル・ヴァルたち各将軍等、南戒関連の主体が複数登場し、群像劇飽和状態が一層深刻化してるな…「こじらせてるなぁ」…と。草凪先生は、どんなに端役の立ち位置に収めた方がイイようなキャラクターたちも、生み出したからにはどこまでも深堀りして、それぞれの感情を描きたくなっちゃう作家様だと思っています。この、キャラクターへどこまでもどこまでも入って行ってしまう作風は、他作家様でも見かけることはありますが、それにしても草凪先生のこの部分の入り込み方は、もはや病的…というか。作家様としての、最大の強味だと思っていますし、まさにこれこそが、末永く追い続ける熱狂的なファンを獲得する原動力だと思います。これでも草凪先生的には、あまりにも広がり過ぎないように、自制されてるんだと思うんですよ。(たぶん放っておいたら、真国の五星や、南戒の将軍たちのエピソードだけで、いくらでも描き続けちゃうんじゃないかな…。)暁のヨナ…今、42巻という膨大な巻数になってきました。30巻発売の頃には、47(ヨナ)巻くらいまでには終わるかな~?50冊は行かないよね~?…なんて思っていましたが、まぁ、おそらく無理でしょう。草凪先生の体力的なものも、当然限界はあると思っておりますので、30巻台後半のこじらせ方をじっくりゆっくり眺めながら、白泉社の歴代大作同様、完結まで読めなくても、致し方なし。…という心の準備というか、覚悟もどこかで持ちながら読んでいます。ただ、本当に存分にこじらせながら描き続けてこその、この面白さなので。草凪先生の思いのままに、是非このまま、じっくり。◆「暁のヨナ」の本題とは何か?とはいえ42巻は、完結に向けて物語を大きく転換させる巻だったと思っています。34巻でヨンヒ様主観の親世代過去編がひと段落して、35巻からのメイニャン登場~36巻以降の南戒攻防があって、39巻でハク様⇒スウォン様への千樹草の手渡しシーンがあって、40~42巻で、緋龍城焼失からの四龍行方不明展開…それと同時進行で、スウォン様⇒ハク様への明確なアクションがありました。先ほども書いてきた通り、暁のヨナは主体数が膨大になってくる中で、あちこちに解決すべき問題が山積しています。現状、大きな問題としてヨナ姫たちの目の前にあるのが、40巻以降に大きく展開させてきた、「四龍の呪い・短命」問題。それと類似する形で存在する、緋龍王の子孫に受け継がれる「緋の病」問題。また、南戒との戦争状態をはじめ、周辺諸国との火種は多々くすぶっている状態です。これらが同時並行で急激に深刻さを増して来て、正直、どこから手を付ければ良いのか分からん…が、ここに来て超急を要するのは四龍問題だぁああああ!!!逝くなお前らぁあああああ!!!…ってところかな、と思います。もちろんこれらの諸問題は、全て解決すべき重大問題ばかりで、一つでも積み残した状態では、この作品を終えることは出来ないと思っています。草凪先生が、キャラクターを不幸な状態のまま終わらせることなんてない、と信じています。…ここで、いち読者の着目点、というか、語りたいポイントがあります。じゃあ、「暁のヨナ」の根幹にある問題…「本題」とは、一体どれのことなのか。諸問題の全部を解決しないと終われない…のはもちろんそうなのですが、でもやっぱりその中で、暁のヨナという物語の始まり…「『この問題』が、暁のヨナの核心だ」というものがあると思っています。問題というか、「謎」という言い方の方が正しい気もします。いつだったか当ブログで、「私は、暁のヨナは『群像心情ミステリー』だと思っている」という書き方をしたことがあります。42巻現在、「群像心情」という部分があまりに肥大化し、上記のような問題が山積してて、非常に分かりづらい…というか、わざと分かりづらいようにここまで描かれて来てるのだと思いますが、結局、「暁のヨナは、何を描いている話なのか」?私は、ものすごくシンプルに、暁のヨナの本題は「物語の始まり」…すなわち、「スウォン様の謀反劇」にあると思っています。スウォン様が、何故、あの謀反劇を『あの形』で起こしたのか?暁のヨナを読んでいて、読者が一番気になるのはココだと思います。謀反劇の意図について、スウォン様は最初から、「高華国を強国にするため」だと強調して来てます。30巻台以降は、スウォン様がモノローグで心情を吐露したり、親世代の過去話が描かれたりして、背景について説明をしてくれている…ように見えて…でも結局、やっぱりよく分からない。しっくり来ない。モヤモヤしたままになってる。42巻・243話で、スウォン様とハク様が1巻以降初めて思いっきり話をする展開が来て、この核心だと思われる部分について、ハク様がスウォン様を問い詰めるシーンが出て来ましたね。「なんであんなやり方したんだ!?」って。イル陛下を殺して、ヨナ姫も殺そうとして、追い出して、傷つけて…って。いや…もう、流石、ハク様だと思いました。問い詰めるべき論点が違う。そこじゃない。ヨナ姫に関しては、スウォン様が今回言っていた通りなんだろうな、と思っています。城に居た頃のヨナ姫は、何の力もない小娘だと思ってたし、殺すことになったとしても致し方ないと思ってた、と。それが、死地を乗り越えて帰って来たら、すげぇ目つきになって、周囲の大人たちも掌握できそうな貫禄になっていて、今の彼女なら、四龍を従えていれば、王職もいけると思ってるよ、と。イル陛下が「ヨナ姫は緋龍王の化身~」とか言ってたことについては、スウォン様はもともと懐疑的且つ「だから何だ」というスタンスであり、それが謀反劇の動機にはならないという前提を置いたとして、ですが、ヨナ姫よりも、「高華国を強国にする」方を優先したよ、と言われてしまえば、謀反劇におけるヨナ姫への対応について、スウォン様の行動・言動に特段の矛盾・疑問点はありません。イル陛下については言わずもがなですが、彼が空の部族長としての権力を掌握しており、スウォン様の目指す「強国思想」の妨げとなっていたため排除したよ、と言われれば、そりゃそうですよね、という話です。…もう一人、居ましたよね。あの謀反劇で、「追い出された」超重要権力者が。国家権力から締め出され、国王殺害に関する無実の罪を着せられて、部族・家族と縁を切らざるを得なくなって、終いには追手に追い詰められて崖から落ちて、殺されかけてた人が。史上最年少で将軍職に就いて、風の部族長をやりつつ、ヨナ姫の護衛という名目で緋龍城に上がり、今後も風の部族は、絶対的に親・空の部族であることを周囲にアピっていた、ソン・ハクって人のことなんですけど。若くして誰もが認める圧倒的天才武人で、且つ風の部族内における圧倒的カリスマで、間違いなく今後の高華国の武力面の中核を担っていくであろう宝のような人材であり、コイツが、ムンドク将軍のスタンスを引き継ぎ、絶対的に親・空の部族であることは、空の部族にとって、向こう数十年の安定的な王権体制維持が確約されるようなことのはずです。しかもハク様は、親・空の部族…ももちろんですが、どっちかと言うと、完全に親・スウォン様だったんですよ。空の部族内部で、イル陛下とスウォン様の思想が相いれない場合は、もちろん内容にも寄りますが、イル陛下の権威は保ちつつ、スウォン様の思想の方を推進・実現出来るように立ち回ろうとしたと思うんですよ。第一話段階のパワーバランスを普通に見れば、スウォン様が今後、自身の思想を実現していくに際して、最重要キーパーソンは、間違いなくハク様のはずです。スウォン様にとって「翼」と言いますか、「ハク様が居るから、自身の思想を実現できる」という存在。スウォン様の目指すべきものが、「周辺諸国の制圧~高華国強国化」なのであれば、尚更です。ユホン派のくすぶる空の部族内における、イル王排除~空の部族内部の権力奪取をするやり方も分からなくはありませんが、その辺は「ユホンの意志を継ぐ」ことを前面に打ち出せば、部族内部の実質支持はおおよそ得られるわけで、今後の発展性を考えれば、何よりも優先すべきは、ハク様、ひいてはそのバックの風の部族全体を味方につけるべくの協力要請のはずなんです。なんで「強国化」を目指す政権が、協力的なカリスマ天才武人を排除しようとするんですか。スウォン様に問い詰めるべきは、スウォン政権最大の矛盾…「なんでスウォン様は、謀反劇を『ハク様を追い出すような』やり方で実行したのか?」私は、暁のヨナの本題は、これ↑だと思って、ずっと読んで来てます。実際問題、スウォン政権は、ハク様を追い出して、風の部族の反感を買っておいて、結局、様々な危機的局面を自分たちだけじゃ回せてない。空の部族内の側近たち…策を立ててるんだか何やってるんだかよく分からない参謀や、明らかにトップに据える器じゃない将軍、他部族将軍たちも、分かりやすく裏切る気満々の古参、思慮浅く自己評価の肥大化した武人、事なかれ主義の地蔵…スウォン様は、こんな↑持ち駒で、本気で強国化(周辺諸国制圧)に乗り出していて、うん、その無謀な勇気は称賛に値する…というか、「正気かな?」と思います。ハク様は、謀反劇を発端として、社会的に抹殺されて(というか、自ら消滅して)から、ずーーっと、動くにしてもヨナ姫&四龍の影に隠れながらで、29巻で表舞台に出て来る(戦場で名前・元の身分を認知されながら闘う)まで、30巻弱も「いち個人」としては対外的な存在感を一切消して、押し黙ったままでした。緋龍城に戻ってきて、生存・存在は認知されてもなお、「一兵卒です」「新米兵士です」って言いながら、戦場の最前線で闘って来ました。以前書いた感想の通り、243話はスウォン様がハク様に、こう↓言いに来た回なんだろうと思っています。私は長くない。あなたにここで死なれちゃ困る。戦線を離脱しろ。ヨナ姫と後のことは頼む。簡単に言うと、ハク様を戦場の最前線で本気で殺しかけて、スウォン様がようやく「折れた」というか。ハク様が名無しのいち兵士として、戦場で命がけで闘ってしまうのを止めに来た、…んだろうな、と今のところは受け取っています。スウォン様をここまで持って来れたから、作品として、ようやく四龍問題にも大々的に突っ込んでいけるんだな、と思って読み進めています。物語はちゃんと進んでいるとは思ってるんですが、いかんせんこじらせどころが多過ぎて、まだまだこの先も全っっ然長いんだろうな、と思っています。感想記事も、ゆるゆると無理のないペースで上げていけたらいいな、と思っています。by姉
2023.10.28
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お久しぶりです… 。今年に入り、ヨナ感想(というか記事そのもの)を書くことが出来ていませんでした 妹です。花ゆめ本誌は発売日にバッチリ読んでました! が、「書かなきゃ×3…」と思うと、余計書けなくなる不思議…;;もう追いつけないし全部の話には言及出来ないし、ホットな感想&考察も出来ないのですが…超簡略感想にて書き殴ります。今後も出来る形で続けていけたら…と思っております~><*以下単行本42巻収録分のネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 第244~246話 ※まとめて気になった部分だけ・メイニャンとヴァル244話で印象的だったのは、何と言ってもメイニャンの言葉やモノローグの数々。紆余曲折あって、今漸く安心できる場所で(いや戦地だけども)一番大好きな人と一緒に居られて、軽口を叩きながらも甘えることが出来ていて、夢のように幸せな時間が流れていて…そして死期が迫っているのをより強く感じてきている。優しくして欲しいけど、気付いて欲しくはないよね。でも隠し通せる状態じゃなくなっていますよね…。「あーあ… 死んでもいいって思ってたのに 生きたい もう少し これからも この顔を見てたい」印象的なメイニャンのモノローグ。スウォン様も同じように「もっと生きたい!!」と感じているのでしょうか…?・テウ将軍 …ハク様より若くして、立派に風の部族長を務めているテウ。ラフな話しやすさで皆から好かれるタイプですが、貫禄が出てきましたね~!・ユンくんと旅のはじまり「最初はヨナと雷獣と3人で 不安もあったけど四龍を探して歩いたあの頃はワクワクしてさずっと…このままではいられないって…どこかで気付いてたけど」byユンくん成程、ユンくんは残留して怪我人・病人の看護にあたるんですね!…姉と話してたんですが、やっぱりユンくんの能力は国の宝といいますか…今後誰が王座に就いて、どんな形で国が再建されて行くのだとしても、この子は超重要ポジで重宝されて欲しいと思ってます。そのための展開なのかなぁ…なんて深読み。ユンくんが旅のはじまりを思い返してくれたので、私もリアルタイムで初期展開を読んでいた時の気持ちを思い出しました。ハクヨナがお互いの存在以外全部無くして、谷底の底まで突き落とされて…そこからの展開に胸が躍り出したのは、やっぱりユンくんが(あと実はヨナ姫も少し)未知の世界にワクワクしてくれていたからなんだろうな~! と思ってます!・「…スウォンが…探しに行けと言ってきた」byハク様 「スウォンと話をしたの…?」byヨナ姫衝撃の事実を幾つもスウォン様から投げられたハク様。旅立つにあたり、ヨナ姫(やキジャたち)にどう説明したのかな?でも何も言わずに抱え込みそうだな…と思ってましたが、やはり。まぁ特に四龍の寿命に関しては、本人たちが言いたくないなら伝えるべきじゃない、と考えますよね。ヨナ姫の方も、ハク様にとってのスウォン様が鬼門なの分かってますので、どこまで探って良いのやら…という感じ。でもお互い何か抱えている事はしっかり認識している感じはするので、そこは安心感が。やっぱりこの2人はどこまでも一緒に居て欲しいですね!・ソヨンさん&ランラン再登場!!あああすんごく雑な感じでフェードアウトしていたお二方が!ご無事で良かった!!!まさかハク様の羽織がランランの一張羅に華麗に変身してるとは思わなかったぁあw!!そして姫様の目前で蒸し返される夫婦設定!!……ああ、ヨナ姫そーゆーリアクションなのですね。ふむふむ。。萌…ッツ///普通に考えれば、状況的にも年齢的にも矛盾が生じている事は分かると思うのですが、あまりの衝撃に思考停止になってたんでしょうね。「哀しくて心臓が潰れるかと思った」byぽてりヨナ姫…これ、結構ハク様には響いてる…ん じゃないですかね!!??(願望)ヨナ姫は、そのポジションに飛び込むつもりなんだと思いますよ。ファイトハク様!!そしてヨナ姫とキジャが改めて救出のお礼を言えて良かったなぁ、と思います^^…まぁ、また多大な迷惑をかけそうな不穏な空気が満載ですが;;・「娘さん 来るぞ 来るから…逃がすなよ」by盃持ったゼノ仙人ゼノ仙人、あの… そろそろ…何かしら呪いを解くヒントだけでも頂けないでしょうか…?緋龍伝説と緋の病の根本的な骨格が見えてこないと、多分ヨナ姫たちもどうして良いか分からないし、読者としても何をどう期待すれば良いのか本当に分からな…;; 「緋龍城が消失している」ここから考えていくしかないのかなぁ。本当にファンタジー小説とかの知識が無いので、私達的には予想不能なんですよTT・「いや ここで お別れだ」byジェハジェハ兄さぁああああああああ"あ"あんんん!!!???いやイヤちょっ 待っ …えぇえ"ぇエエ"ええ???すみません…どこぞでなんか一瞬四龍の皆から龍がブワっと離脱(?)したようなシーンとかがあったので…「ああこうやって、龍の憑き物(伝説・呪い)だけ天に帰って行くのかなぁ~??」なんてゆるっと期待していたんですよ…よ…まさかまさか。ど、どうすればllll(読者に出来ることは無事を願って次回を待つのみ)そして、そうかここでヨナ姫は「四龍(正確には三龍)は短命」という事実を知るのか…!と。初期初期から匂わされ、17巻で明言されてから…うん、長かったなぁ、と。ヨナ姫(&ハク様)が知る順番が一番遅くなったのには、ちゃんと理由があると思ってます。やっぱりこの短命設定、重いんですよね。どうにかしなければいけない事柄が幾つもあったとして、この事実を知ってしまったら、パーティとして何を差し置いても最優先せざるを得ない事だと思います。「四龍の為に動く」では「暁のヨナ」にならないので…今までこの展開だけは避けられていたのだと思います。・緋龍城が消失した・龍たちの寿命という運命を知った・スウォン様の緋の病もこの呪いと関係あり?…という説も知った・ジェハが消えたこれだけ出そろったのです。ここからは全力で「伝説の終演/呪いからの開放」に向けて物語が進むのだろう、と思っています。ホントに…本当に何とかして下さい;;(祈るしかない読者)次回も楽しみです~♪by妹
2023.08.12
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まだ41巻の感想が書けておりませんが、今回は語らなきゃ!です。暁のヨナ 第243話『別れを告げる夜』感想(姉編)*以下、花とゆめ本誌最新号・単行本42巻収録予定の内容のネタバレあり感想です。未読の方はご注意ください。*メイニャン奪還に成功し、南戒最高指導者・チャゴルの死亡も確認された。地の部族・内部からは軍を引く提案も出る中、スウォンは南戒の都・酉京へ進軍する意向を示した。ジェハ、シンア、ゼノの3龍が行方不明の中、焦りを募らすヨナ姫。ハクは(いつの間にか)空の部族護衛部族隊長に昇格しており、進軍しながら3龍を探すとユンに告げる。夜、スウォンが突如ハクの前に現れ…。1巻以降、ハク様とスウォン様がしっかり会話をするのは、今回が初めて…ですね。一度、斉国で壁越しに(お互いに相手が誰か分かっていながら、分からないふりをして)会話したことはありましたが。コミック42冊の重み…そして展開される会話が…コレ。今回は「会話」というよりも、スウォン様が一方的に、ハク様に「状況と、今後のビジョンを伝えに来た」が正しい気がしています。今後のビジョンというか、今後のビジョンを語る体で、ものすごくシンプルにこう↓言いに来たのかな、と受け取りました。「私は長くない。あなたにここで死なれちゃ困る。戦線を離脱しろ。ヨナ姫と後のことは頼む。」私は暁のヨナの、本当に大きなところのお話のくくりとしては、1~10巻は、「プロローグ&ヨナ姫の成長&四龍集め」、11~30巻は、壮大な「ハク様崩し」、31巻~、緋龍城に入ってから続く展開は「スウォン様崩し」だと思って読んでいます。今回は、31巻からスウォン様を病気とハク様の行動&生死不明で揺さぶって揺さぶって、ようやく「スウォン様が折れた」、「自分にはこの先は無理だ」と言った重要シーン!なのだろうな、と受け取っています。ただ、『言い方』ですよね。まぁ…回りくどい。この回りくどさは、「暁のヨナ」のお家芸として楽しむべきところだなぁ、と思っています。今回、スウォン様がハク様に伝えた内容を書き出すと、下記の通りです。(高華国軍は、このまま酉京へ進軍する前提の上で)・私は長くない。この病は治らない。・この病は「緋龍王の子孫」が継ぐ「緋の病」。周知規模の詳細について。・ゼノ以外の3龍は短命。これはゼノさんによると「緋の病」と似ているらしい。・私の死後、次期高華国王はヨナ姫に。ヨナ姫は成長し、その資質がある。・翌朝、ヨナ姫を連れて行方不明の3龍を捜しに行け。重要事項ばかりなんですが、繋がりがよく分からない話のとび具合です。突然何を言いに来たんだ、となります。今回の、スウォン様の突然のハク様への接触ですが、最大の目的は、おそらく↓これだろうな、と思っています。・ハク様(&ヨナ姫)を、危険な戦の最前線から離脱させること。…特に、ハク様を、です。グンテ将軍も言っていましたが、遠征で疲弊し、また緋龍城も焼け落ちたという動揺がある中で、高華国軍の士気は高い状態ではない…この無茶を承知の進軍で、誰が最前線で闘うことになるか。おそらく…ハク様です。ここまで、スウォン政権下の、わりと後先考えない無茶な周辺諸国への進軍時に、そうも戦上手ではない各部族軍の戦線を、どれだけハク様(&ヨナ姫+四龍)が命がけでフォローして回って来たか。ハク様は、先の金州防衛で1度死にかけているにも関わらず、高華国軍の兵士たちは、「今回も」ってもう期待しちゃってますし、本人もどうしてもやりたくなっちゃいます。四龍は高華国にとって大事な存在で、彼らの捜索にヨナ姫とキジャさんを向かわせる…それは理解できる。不思議な繋がりで、お互いに気配を感じ取ることができるようなので、代わりも利きません。でもハク様を四龍捜索に向かわせることに関しては、全く理にかなってないんですよ。一番戦線で求められている人材を、わざわざ離脱させる行為ですから。理にかなっていない…だからスウォン様は、ハク様本人に直に説得に来たのだろうな、そして、こんな回りくどい言い方をしたのだろうな、と受け取りました。今回のスウォン様の話は、言い換えるとこう↓だろう、と思っています。・次期国王はヨナ姫。関わらせたくなかったが、資質がある。ヨナ姫と四龍、そしてハク様が居れば、(←最重要箇所)私が居なくなっても高華国を守れる。 ⇒周辺諸国の制圧までは何とかやり切りたいと思っているが、緋龍城も燃え落ち、高華国内はおそらく荒れる。 私の死後は、求心力のあるヨナ姫+四龍を立て、混乱を収め、体制の立て直しを図ることが出来るはず。↑これを何故かヨナ姫本人や、周囲の家臣団にではなく、ハク様に対して伝えに来ている。⇒つまり、ハク様に「『これ』をやってくれ」と言ってる。(要約)ハク様にはやることがあるから、ここで死なれては困る。ヨナ姫を連れて戦線から離脱し、3龍を探しに行け。ヨナ姫と後のことは頼む。ハク様は、スウォン様のいきなりの高濃度な接触で、心の準備もなく驚き過ぎているところに、知らなかったショックな情報も畳みかけられて来て、そりゃ大混乱するだろうと思います。そんな中で、ハクさんの心に残るのがどの感情か…というと、この2つ(+α)が大きいんじゃないかな、と思います。・ヨナ姫を次期国王に ←自分の願い通り…だが、今更何言ってんだ…!・ゼノ以外の3龍は短命 ←絶対に何とかしたい(+どうも3龍の短命と「緋の病」は似ているらしい)ヨナ姫も、ハク様生死不明時の精神的負担、戦場で立ち回りが続き、その上、緋龍城炎上からの3龍行方不明という状況下で、かなりまいってます。次号、ハク様がスウォン様の言う通りに動くのか、まだ分かりませんが、今回のラスト、ハク様は「スウォン様と肩を並べて歩けるように」という誓いを「忘れる」と思っています。どうしてもスウォン様のやりたいこと…今回の戦の場合は「南戒制圧」ですが、その力になってあげたくなっちゃうハク様が、スウォン様と別の方向を向きましたので、意識は既にスウォン様の指示した方向(ヨナ姫を連れて戦線離脱・3龍捜索へ)に傾いたんじゃないかな、スウォン様のハク様への直説得は、ひとまず成功したんじゃないかな、と思って読みました。結局、どんなに全体バランス命で、戦の前線が心配なハク様でも、スウォン様の直接の「お願い」は、簡単に無視できないだろうな…と思います。さてさて。私たちの間での「スウォン様の意図」の解釈をつらつら語りましたが、とても読み応えのある、大事な大事な回だったな、と思います。次号、ハク様&ヨナ姫はどんな動きになるのでしょうか??とても楽しみです!by姉
2023.06.11
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遅くなりましたが、簡単に!暁のヨナ 40巻 感想南戒の暗殺集団・ドロモスが緋龍城下に潜入。リリ一行と、行動を共にするヴァル・メイニャンはその企みを阻止しようとするが、緋龍城から火の手が上がり…。高華国(地の部族)×南戒の国境線の闘いは、南戒撤退により高華国優勢に見えましたが、南戒は別動隊を高華国中枢に放ち、シンボルである緋龍城を焼き払ってしまいました。(メイニャン奪取の目的もあり)当初、別動隊として潜入して来ていたヴァル将軍は、メイニャンを「南戒」から守る為、反旗を翻しますが、別動隊に(まさかの)チャゴル殿下が自ら参戦しており、メイニャンは連れ去られてしまいます。南戒編ですが、まだまだ「何を主として描いているのかな?」と掴めないまま、毎回の展開にいちいちびっくりしながら読み進めています。ただ、話も進んできて…いくつか、期待感を持って読んでいる点があります。1点目。まずは、四龍方面…「呪い」的な側面のある血の継承について、何かしら解決の糸口が見え始めるのかな…という期待感があります。緋龍城が燃え落ち、伝説を支えて来た土台が綻んできている段階で、何より、ゼノさんが目の色を変えて来ているところにワクワクしています。ゼノさんは、作中…というか、今まで私が読んで来た漫画作品の中でも、なかなか見ないレベルのヘビーな設定・経歴を持ったキャラクターだと思っています。彼には当然、今、このタイミングで緋龍王がヨナ姫として生まれ変わって来た意味に対して、一番いろんな思いを抱えているだろうと思っています。ヨナ姫に対して、「こうして欲しい」「ここを見て欲しい」というのが、本当はもっとあるんじゃないかな、と思うんですが、でも、ゼノさんは絶対にそれを表に出しませんし、ヨナ姫の意識を自分の意図する方へ誘導しようとしたりしません。長い長い時間を独りで過ごし、もう自分の「感情」自体が遠くにあるのか、それとも、本来は大昔に朽ちていなければならない自分の意志を、「今」に影響させてはいけないという考えがあるからなのか、分かりませんが。ただやっぱり、一読者としては、ゼノさんには、ゼノさんにしかない価値観で、是非、心のままに、能動的に動き出して欲しいな~、という目線がありますので。今回の南戒編を機に、動き出してくれると嬉しいですね。期待しています。2点目。南戒の闘いですが…お話が進むにつれ、意外や意外、これまでの「暁のヨナ」にはなかったレベルで、非常にメロドラマしぃ様相を見せ始めております。20巻台後半~30巻に登場したクエルボさんも、奥さん(ユーランさん)を大事にされてましたけど、今回の南戒編では、とにかくもうヴァルさんが、メイニャンちゃんのため、主君に立てついて頑張らなければならない、そこが見せ所!という展開ですので。南戒編ですが、メイニャン・ヴァル将軍を中心として、周囲に大勢の将軍たちが登場し、様々な価値観を投げかけて来る…という、今のところ、個人的には「真国編」と似た作りという印象を持っています。真国編は、コウレン姫・タオ姫の2人の姫の対比や、五星一人一人に、ヨナ姫とハク様の、様々なスタンスが投影されていたな、と思っています。クエルボ編のユーランさんも、ヨナ姫の「奥さん的」なスタンスの提示だったかな、と受け取っています。今回の南戒編も、特にヴァル将軍の動きについては、おそらくハク様の「今後の動き」を念頭に置いた、モデルケース的なものとして描かれているのかな…?と今のところ受け取っています。ヴァルさん自身は、主君や国へ反逆の理由も意志もないのですが、メイニャンちゃんを守るためには、やるしかない!という状況に置かれ、ローテンションっぽく、やってることはめっちゃメロドラマ!ゲッテゲテのラブロマンス!で、すごく面白いと思って読んでいます。彼の動きに対し、南戒の他の将軍たちが、なんか協力してくれそうな気配もあり…はてさてどうなるか!?というところですね。四龍の「呪い」、そしてスウォン様とメイニャンの「緋の病」と、南戒・高華国機動隊の、解決すべき課題…というか、目指すべきところは…ふわっと同じところにありそうな雰囲気ではありますが、それがどのようにこう…解決に至るのか、全然想像がつきません。ふわっと解決したらいいんですけどね。…正直、『暁のヨナ』という作品の本題は、正直なところ、これとは別件だと思っているのですが、本題(と思っている部分)の方も…ここまで来て…本当に今後どう描かれていくのか…全然想像がつきません。次巻も楽しみにしています!by姉
2023.02.23
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アクリルグッズ作ってみました(その5)記事です。腹減り一行&スウォン陛下&テジュン&リリ様アクリルスタンド作りました~!実は1年以上前に、勢いで作っていたものでした…タイミングを逃していましたが御披露目です~。結構こだわって作ったものです。裏面も頑張りました~!Yousei印刷さんのA4サイズ詰め放題に、ツメッツメに配置してもらいました(台座パーツは別で調達)!グロス加工がカワイイです~。大きさは、しまむらアクキーと比べてこんな感じ…(なんかポーズが同じだったな…)各キャラに持たせたいアイテムもこそこそ作ってました。スウォン様の王冠がお気に入りですvヨナ姫と並べてあげたくて、テジュン様&リリちゃん作りました。リリちゃんに至ってはカラーが分からず; かなり自流になってしまいましたが;でも一番気に入ってるのはこの2人のアクスタです^^ーウン!今観ても、頑張って可愛く作ってあるんじゃないかな!!? ←自画自賛最近は全く絵を描く事が出来ていませんが… またアクリルグッズ作りたいですね~^^それでは。by妹
2023.01.03
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最近、休みの日はひたすら精神力&体力回復に全振りしております・・・妹です。おかしいな全く大それた仕事してるわけでもないんだけどな・・・。出来る形で、感想記事を続けて行けたら、と思っております^^遅ればせながら、超々簡単本誌感想×3話分参ります~!*以下単行本40-41巻収録分のネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 第233話「打って出る」・「ゴビの件は全て片がついた お前達のお陰だ 今度は我ら真国が力を貸そう」byコウレン様サラッと言ってますが、ゴビの件をどう片付けたのか・・・ちょっと気になったりしましたが、なんかエグそうなのでやっぱり言わなくていいですハイ!!・「俺の考えだと」byハク様 「チャゴルさんは今 南戒の野営地にいるかもしれません」byスウォン様だから貴方達、もう一緒の席について話し合えってばよ!!・「最後の男以外はちょっと欲しいな」byヴァル将軍 ヴァル将軍、馴染んできましたね。ジェハ兄さんにとっても、彼は弄りがいのあるキャラ・・・のようでいて、サラッとかわしていて普通に大人な対応!そういえばこの御方、何歳なんだろう?・「・・・わかりました 出来るだけ速やかにメイニャンさんを奪還して下さい」byスウォンヨナ姫&スウォン様、なかなか良い感じに話し合い&意思疎通出来るようになったなぁ、と思います。良いですねぇ!・ヒッタン将軍&ラーン将軍&カジ将軍南戒の兵士側で、ヴァル将軍の味方になってくれそうなのはこの3名でしょうか。ラーン将軍はハク様との絡みもありますしね!・「ヴァルは私のせいで 死んじゃった・・・!!」byメイニャンメイニャンの身を案じて、チャゴル殿下の天幕に忍び込んだカジ将軍。生きる気力を失ってるメイニャンが可哀想です・・・早くヴァル将軍に会わせてあげたいですね~><そこに忍びよる海坊主・・・チャゴル殿下!このキャラは・・・何がしたいんだろうなぁ。う~ん・・・「支配したい」のか・・・。暁のヨナ 第234話「虎穴虎子」・扉絵 ウインクハク様なんだ?これ見よがしに胸の包帯と青金石を見せつけてきていますね…??ハク様、本当に心身共に元気になりましたね…貴方のメンタル面にはもう心配してません!ファイト~!・カジ将軍拘束南戒軍のトップ陣達が不安と不満でバタつく中、高華国軍から闇夜の進軍が…!!・「火に照らされて… 丸見えだよ君達」byジュンギ将軍ジュンギ将軍が活躍した… だと!!??は…初めて見た ジュンギ将軍が活躍する場面!(ヒドイ)そして正直に懺悔しますが、今の今まで「ジュンキ将軍」だと思ってました…「ジュンギ将軍」だったんですね…12年以上勘違いしてました。ホントすみませんでした;;・「ヨナ姫が提案して陛下が整頓した作戦ですね」byケイシュク参謀真国の大軍に松明を持たせ進軍し、敵方を混乱させる…その好きにメイニャンを奪還する。作戦を立てたのはヨナ姫、そして彼女の力を真自、実行出来る形にしたのはスウォン様でした。本当に…ケイシュクさんは「参謀」の肩書きの名のもと、一体何をやっているのでしょうか。(言うな)・「姫さんつかまって下さい」byハク様えっ いきなりどうした雷獣さん!!?(やだもう超カワイイ!!!)流れ的に、直接ジェハ兄さんにおんぶさせたくなかったのでしょうか…?それと嫌がらせも何割か入ってるような気がしましたが…。とりあえず、ヨナ姫が超嬉しそうなのでヨシ!!・「この方が早い」byキジャ&アルギラ&ヨタカお兄さんの頑張りを、全て無にする君たちが好きだよ…!ヴァル将軍がいちいち四龍の能力に驚いてくれるので、なんか嬉しい。・「くっついてればもっと力が湧いてくるかも なーんて」byジェハ兄さんそういえば、さっきまで倒れてた四龍さん達が凄く元気。何故…!?「緋龍王が傍にいるからかも!」という結論に落ち着きました。そして緑のお兄さん、タチの悪い軽口はほどほどにね!雷獣さんの態度がですね、なんかこう… ヨナ姫の相手としてこなれてきてるよね、と。嬉しくもあり、寂しくもあり…いや嬉しいなぁ! と。・ドロモス&ラーン将軍との対峙!この辺りの、ページめくるたびに「わっ」となる流れ、草凪先生節爆発で良かったです!暁のヨナ 第235話「苦楽を共にした仲間」いや235話、めっちゃ面白かったです!読み応えが凄かった!アクションも良かった!そして各々のドヤ顔も光ってました!!・「よぉラーン将軍」byハク様 運命の再会…!そして流石のラーン将軍、ヴァルの存在に気付いたようです。・「かつての仲間とは闘いたくないかなと思って あの人…知ってる人でしょう?」byヨナ姫前回のラスト、ヨナ姫がいきなりヴァルの前に出て行ったのにはこーゆー意図があったのですね!相変わらず、なんという無茶をするお姫様なの…;でも図星だったみたいです。ヴァル将軍は軍人として優しすぎますよ…;; ・「お前…何か持ってる? 緋龍城の地下に入って何か持ち出したか…?」byゼノ仙人闇夜のドロモスvs四龍!見応えのあるアクションシーンが続きます。そんな中で、ゼノ仙人にとある疑念が…「自分たちの回復が早すぎる」!うぉぉおおお何ですか??緋龍城の地下に何があったんですかぁああ!!?四龍たちの精気の源に関係しているみたいなので、今後四龍たちや、緋の病のスウォン&メイニャンの行く末にも絡んでくる最重要アイテムな気がします。ワクワクハラハラが止まらない…!そしてゼノ仙人が真面目な顔すると、私がテンション爆上がりで大喜びしますハイ!・「とにかく今は早く あいつの顔が見たい」byヴァル将軍主役をよそに、メロドラマを繰り広げるメイニャン&ヴァルのお二方であります。ハク様の「ああ分かるわぁ」って顔がなんとも…。力になってあげたくなっちゃうよね。・「戻ってね」byヨナ姫 「了解です」byハク様あああこっちもメロドラマっぽいじゃんああありがとうございますありがとうございます…!!ヨナ姫、まだまだハク様と離れるの不安だと思うんですよ。目を離す度に、誰かのために死にかけてる男なので(言い過ぎ)!・(そうだ来い 全部 俺に来い そんでとっとと取り戻して来い ヴァル!)byハク様熱いじゃん… いつの間にかヴァル将軍とめっちゃソウルメイトになってるじゃん…!!・(気付いたらそう言ってて でも そんな軽い気持ちでもなかったんだ が あまりにも皆に迷惑をかけた)byヴァル将軍なんで来ちゃうの!!? 本当…優しすぎて義理堅すぎて、軍人向いてないよヴァル将軍…;;でもメイニャンは、ここが好きなんだろうなぁ…と思いましたよ。次回は年開け! またまたヨナ付録が付くそうですね! 楽しみです♪by妹
2022.12.25
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書きました・・・!一度書きそびれると、ずるずると書くのが億劫になってきてしまうので駄目ですね;;超遅ればせながら、超々簡単本誌感想×2話分参ります~!*以下単行本40巻収録分のネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 第231話「燃える夢」・「まずい!このままだと白龍達も炎に落ちてしまう やめろこいつらは堪えられない 助けて 誰か 王さま・・・!」by黄龍ゼノ緋龍城炎上と同時に倒れてしまった四龍達。ここぞという場面で王様に何とかして欲しいと願ってしまう、ゼノ仙人の深層が見えた場面でした。・「タレ目おいっ 死んでるなら返事しろっ」byハク様ハク様、ここでギャグ入れ込んでくるのは辞めて下さい(もっとやれ)・「・・・お腹空きません? ここから城まで軍エ移動は早くて2日 急いで行ったところで火は消えませんよ」byスウォン様緋龍城が襲撃された可能性が高い!と周囲がせっつく中、この発言。スウォン様らしいなぁ、と思いました。トップが焦って指示しては皆混乱するだけですからね!スウォン様はやっぱり生まれながらの王族だなぁ!と。それにしてもテウ君、良い味出し過ぎです・・・!・「ただこの度の戦で貴女は何度か危険を事前に察知していたようなので カシ様の能力を継いでいるのかと」byスウォン様いやこんな状況で「貴方が棺桶に入ってました」とか言えるかカァアアア!!何も答えずに立ち去るヨナ姫であります。カシ様の能力・・・成程! この能力は緋龍王には無かったもの・・・なのかな??えーっと、正直連載当初からこの予知能力設定があったとは思ってないんですが(めんどくさい読者)、最初にこれっぽい描写が出てきたのは19巻収録の番外編「今日はおやすみ」かなぁと思ってます。う~んでも15巻の夢の描写でも、四龍&ハク様の顔色を予見するような描写はありましたが・・・う~ん。。・「ハク・・・!寝ててって言ったのに」byヨナ姫居るのかよ!!!おまっ・・・安静にしてろよォオ!!こんなに近くに来てるなら、もう天幕に入ってスウォン様に向き合いなさいよ!ヨナ姫任せにしてないでさぁ・・・ そしたら全部解決するからさぁ・・・ はぁ。。まだもう少し・・・あとちょっと!・・・って感じかな!!・「ただの夢だと思ってた でも・・・緋龍城は 夢の通りに・・・」byヨナ姫 「ただの夢だ 俺がさせない」byハク様ハク様が若干回復の兆しを見せた途端に、全力で甘えに行くヨナ姫。流石ッスね!!ヨナ姫のこれはもう・・・条件反射なんだろうな、と思います。自分の中でも形になってなかった不安や想いが、ハク様と二人きりになるとあふれ出すんだろうなぁ、と。そしてそれはスウォン陛下も同じだと思うんですが、まぁそれは置いておいて。。ヨナ姫とハク様の手の演技、いつも印象的ですよね。本当に草凪先生は表情と触覚に特化した作家様だなぁ!と感じるというか・・・たまらんです。。・「メイニャンが連れて行かれたんだ 俺はこれから南戒に助けに行く」byユン君野営地に馬に乗った侵入者が!ハク様が迎え撃つと・・・ ヴァル将軍&ユン君!緋龍城方面はこうなっていたのね・・・・・・・・・・・・ああ、なんかまたハクヨナが離ればなれになる未来が、一瞬脳裏をよぎりました・・・ ヴァル将軍たちと一緒に向かうハク様&緋龍城に向かうヨナ姫・・・ははっ(悲しい笑い)。~いやいやどうなるかな?確定するまでは希望は捨てないでおきましょう!暁のヨナ 第232話「正夢に近づく」・「えええ雷獣ーーー!!??」by顔面崩壊ユンくん私は草凪先生のこーゆー思い切った遊びゴマが大好きです!ハク様があまりにも平然と登場するので、皆漫才みたいになっちゃうんですよ・・・;そしてヴァル将軍は倒れ込んでしまいました。重症です。。・「わかりません 追ってきたと思ったら巾着奪って帰って行きましたし」byカジ将軍その時の場面がありありと目に浮かぶ解説をありがとうカジ将軍。ハク様に1武将を殺され、2武将を戦闘不可にされた戒帝国軍・・・しかし撤退許可も出ず。こっちの陣も追い詰められてます。・「愚鈍なお前達を我は許そう 顔を上げよ 仕上げだ鳳凰の戦士よ あそこにいるゴミ虫共をひねりツブしてこい」byチャゴル殿下士気の下がった野営地に到着し、緋龍城を自ら乗り込んで焼き落とした、と告げるチャゴル殿下。圧巻のブラックオーラで兵士達は大喜びです。草凪先生の描くキャラクターの中でも、かなり振り切れたキャラクター。良い味出しますね。いやまぁ「少女漫画雑誌・花とゆめを買って、何を見せられてるのかな!!??」という気持ちにもなりますけどね;カジ将軍だけが気付いた、メイニャンの生気のない表情が可哀想です・・・花とゆめで何を見せられて(以下同文)・ロックオンされるハク様&ヴァル将軍優秀な存在は、脅威ですからね・・・ 名指しでロックオンされてます。天幕の中で目覚めたヴァル将軍、ハク様と早速絡んでくれました。何だろう・・・この二人は似てるんですけど、並ぶとやっぱりヴァルさんは「真面目でストイックな武人」という印象ですね。・「だってユン君を味方につけたんだから」byジェハ兄さん 「ユンを味方につけるということは 我らを味方につけたようなもの」byキジャさん 「うちの姫さんもな」byハク様我らがユン君(15歳男児)!! 神と緋龍王と高華の雷獣に愛されし無敵のジョーカーですね!!・「四龍やハクはわかるけれど 私はそこまで役に立っているの・・・?」byヨナ姫 「その通りです」byスウォン陛下ヨナ姫、スウォン&ケイシュクに「メイニャンを奪還しに行きたい」意向を伝えます。あ ヨナ姫、雷獣さんと一緒に行動する気なんだ 良かった!(そんな所ばっかり気になる読者)スウォン様のあっさり返答は、なんというか流石ですね。ヨナ姫的には、そりゃ嬉しくない言葉ではないですが。お前・・・おま・・・ そもそも追い出しといてからに・・・他に何か言うことはないのか・・・;・真国 コウレン王の1万の援軍が到着!!お久しぶりコウレン様!!!でもヴォルドとアルギラは、全然お久しぶりな感じかしないですよ!!?次回も・・・楽しみ・・・いや嘘です。もう読んでます。発売日に欠かさず読んじゃってます。 感想頑張って追いつきます!by妹
2022.11.19
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暁のヨナ、39巻ということで。どこまでの壮大な物語になるのか…。暁のヨナ 39巻感想(姉編)南戒軍兵士に紛れていたハクと、四龍の奮闘もあり、南戒国境線における、防衛戦が決着。満身創痍の中、終戦の報を聞いたハクのとった行動は…!?39巻で一番書きたいことについては、既に224話感想で書き切っているので、簡単感想です。この作品の、ここまでの本当に大きなところの流れとしては、私の認識ではこんな感じ↓です。・1~3巻 序章(1巻ヨナ姫崩し・2~3巻でヨナ姫第二の人生開幕)・4~8巻+9/10巻 ヨナ姫の成長(&四龍集め・閑話休題)・11~16巻 ハク様崩し・17~30巻 ハク様の立て直し・31~39巻 スウォン様崩し(&親世代過去編)基本的には、「暁のヨナ」の大きな流れは、ヨナ姫・ハク様・スウォン様の3人の誰かを主軸に作られている、と認識しています。11~30巻までは、ひたすら「ハク様」を一旦壊して、作って来て、31巻の緋龍城帰還以降は「スウォン様」を壊して…この後はどうなのか、スウォン様を作ろうとしているのかな?と思っています。今巻・39巻に関しては、ハク様のターンにおける16巻の位置づけ…かな、と。ハク様とスウォン様が向き合う、ハク様がスウォン様に手を伸ばすというシーンとしても、16巻の「対比」というか、「続き」のような印象でした。ただ今回は、ハク様が30巻を経て「自分が出来上がっている」ので、16巻ではハク様自身も認識できていなかった、ハク様の「スウォン様への思いの答え」を体現するようなシーンになっていました。今回のシーンで、「スウォン様崩し」が行きついたのかは分かりませんが、ただ、この作品の中で、今回のシーン以上にスウォン様を打ち崩すためのシーンを作ることは出来ないだろう、…それくらいのインパクトのあるシーンだと思って読みました。ハク様は16巻でのブチキレ回以降、17~19巻くらいにかけて放心状態というか、思考を無にするような期間が描写されていましたが、今のスウォン様がその状態かな、と思っています。花とゆめの付録連動のスウォン様ラッコアクキーのこの惨状↓を見て、「あっ…」(察し)ってなりました。それにしても、225話を読んでも思いましたが、ハク様は安定していますね。いや、大けがを繰り返して満身創痍ではありますが。ちゃんと「自分」があって、動きたいことに全力で動けて、欲しいものが欲しがれてます。本当に良かった。ハクヨナの2人間の関係性は、30巻にきちんと完成したんだな、ということがよく分かる回でした。39巻後半は、メイニャン・ヴァル将軍のターンでした。ここから、また新章ということだと思います。何かやりたいことがあるのだと思いますが、正直、何をするターンなのか、さっっっぱり見当がつきません。スウォン様がフリーズしている間に、緋の病と四龍たちの「呪い」関連の突破口が少しでも見えると良いのですが…さて、どうなるんでしょうか!?次巻・40巻も楽しみにしています。by姉
2022.10.10
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ため込んでしまっていましたが・・・次が発売される前に!低カロリーの超手短本誌感想参ります!*以下単行本40巻収録分のネタバレ含みます。ご注意ください!*40巻・・・かぁ。。本誌で「四龍集め~!」とか追いかけていた時は、まさかこんなに遠くまで連れてきて貰えるとは夢にも思ってませんでした。暁のヨナ 第229話「我が物」・「いいから早く!ここを火の海にしたいの!?」byリリリリ様格好良い!!「背負う・動かす」という点に関してはヨナ姫よりも数倍意識の高い娘ですよね。・「素晴らしい剣の使い手であった だがそれも死んだ」byドロモス画面のあちこちが血だらけです・・・少女漫画・・・;;いやヒューリさん死んじゃったの!!??いやいやまさかエェエエエ!!?↑ヒューリさんにはまだ色々役割があるんじゃないかと期待してる読者。・「ドロモスは5人 1人は恐らく人質を連れてどこかにいる」byヴァル将軍ヴァルさん、パッと見完全に The・武闘派 って感じなんですが、めちゃくちゃ落ち着いた性格なのはどことなくハク様と似てるなぁ~と感じます。血の気の多いじゃじゃ馬姫系のメイニャンとはお似合いですよね!・「私・・・ 今すごく何でも出来そうなんだよ ユンも自分も渡さない あんた達はここで死んで」byメイニャン格好良い!メイニャンは本当に、草凪先生が描く「The・自分本位なヒロイン」で良いですねぇ!・「慎重に 慎重に 敵が 俺から注意をそらす その瞬間」byユン君我らがユン君!!格好良い!!ヨナ姫もユン君も、非力ながら時に大胆な動きをする事が出来る子たちです。ヨナ姫が反射的に動くタイプなら、ユン君は熟考して機を待って動くタイプですね。ユン君、あらゆる人間からの信頼が厚すぎて素晴らしいです15歳・・・!・「・・・無事かメイ」byヴァル将軍 「ん?今メイって言った?」byメイニャンこーゆーほっこり会話を挟んでくる所がなんとも草凪先生イズムですね。メイニャンさん、あまり突っ込むのも可愛くないですよ・・・ヴァルさんなりに色々考えて、思い切って呼んでみたのかもしれないじゃん。・「会いたかったぞ猫・・・ 冒険は楽しかったか?」byチャゴル殿下お前かよ!!!まさかの国王自ら乗り込んできましたよ・・・ いやなんというか て、手っ取り早いな!!?なんか自分的には、チャゴル様の格がだだ下がりして、気持ち悪さがうなぎ登りした感じではあります。メイニャンの脚から仕留める辺りが本当にイヤ・・・ 嫌な男だ。。暁のヨナ 第230話「毒がまわる」・「この人がチャゴル 南戒の最高権力者・・・ 禍々しい まるで毒蛇だ」byユン君流石ユン君!ハッキリ表現してくれてスッキリ!・「よしよし お前が戻れば殺しはしない 任務は遂行したのだろう? ランタンは上手く殺せたようだな」byチャゴル殿下えぇえあの毒殺事件の実行犯はメイニャンでしたか!しかし改めて見返すと、34巻・35巻あたりのメイニャンさんと今の彼女の描写の違いは面白いなぁ。。・「殺したり裏切ったり それを喜んで迎える飼い主は我くらいだろう 我はお前の帰る場所だ」チャゴル殿下命じてやらせておいてからにこの言い草!!!さすが草凪先生、少女漫画あるまじきDVサディスト野郎の描写が光ってます!(コラ)・「いいえ いい加減その手を離して頂きたく そいつは貴方が案ずる程孤独ではありませんよ」 「メイてめぇこの 勝手に決めるな 怒るぞ」byヴァル将軍ヴァル将軍・・・心ひっっっっろ!!!「メイニャン お前そんな事を・・・!?」とか言わない!!ヴァルさん(メイニャンならそれ位やるだろーな)と思ってたんだな、というか。そんな事承知の上で一緒に生きていきたいって思ってるんだな、と。男前だなぁ!チャゴルも、ヴァルの事は凄く買ってたみたいですしね。・「それより見よ 緋龍の消滅だ」byチャゴル殿下イヤめっっっっっっっちゃ燃えとる!!なんか思ったよりあっっさり消滅したな 緋龍城ぉオ!!どうなるのコレ・・・;;;そしてヒューリさん生きてた!!生きて・・・い、生き残ってね・・・??・「四龍様がお倒れになられました・・・!」byミンス一方のヨナ姫サイド。嫌な予感がするので、城に戻るようケイシュク参謀に打診するヨナ姫であります。そこに四龍が倒れたとの報が・・・何でだぁあ!?コレ・・・今の段階で立ち上がれるの、腹減りの中だとハク様(一番重傷者)だけになりそうだけど大丈夫!?イヤ~・・・次回も楽しみです!by妹
2022.09.18
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白泉社公式WEBくじ『漫福ガチャ』の、暁のヨナ第二弾。今回も第一弾と同様、「10回」と回数を決めて、2人でわいわい回しました。昨日、商品が届きました。こちら!↓すごく良い感じにキャラクターがバラけて出て来ていたので、途中から「腹減り全員出したい!」と願掛けしながら回しましていました。「あとユンくんとゼノさんの何か…!」と思いましたが、10回ではちょっと無理でしたね…。でも、大勢の子が出てくれてとても嬉しかったです。相変わらず、A賞・B賞にはかすりもしませんでしたが…C賞のヨナ姫とハクさまのアクスタを自引きできて、大満足です♪アクリルスタンドも、想像より大きくて迫力がありました。また、実際にモノが届いて、D賞フレームマグネットがとてもとても高品質なんです!どんなものなのか、あまり想像出来ていなかったのですが、小さなフレームの中に、イラストの印刷された板?のようなものが入っていて、大事に閉じ込めた「絵画」感があって、満足度がとても高かったです。こちらも、大好きな「ハク様に花冠を被せるヨナ姫」のイラストを自引き出来ました。ハクヨナの関係性の真髄が込められたイラストなんじゃないかと思っています。これは欲しかった!出た瞬間は、2人で「わっ!」と歓声を上げました。キジャさんのwith猫イラストも、見応えがあります。黒ぶちフレームが合っていて、とても良いです。D賞品は、冷蔵庫に付けて、ちらちら目に入れて、日々のささやかな幸せにしていきたいですね。すぐに来られても困りますが…漫福ガチャ・第三弾も、1年後くらいに是非。お待ちしております。by姉
2022.09.17
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・・・はぁはぁ。とりあえず次の本誌発売までに間に合った・・・;駆け足すぎる超簡単本誌感想×2 参ります~!*以下単行本39巻収録分のネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 第227話「夜陰に蠢く」・「何が俺が面倒見るだ ふざけんな!! 私が戻ってどんな目に遭うと・・・」byメイニャンうん。このグロテスクさの辺りはあまり描写しない方向性で良いと思います!少女漫画!メイニャン、ヴァル将軍にだけはこーゆー適当な事言われたくないんだなぁ・・・と思いました。・「やばい・・・逃げるよ やばい奴がこの空都に入り込んでる 南戒の暗殺集団・・・ ドロモス・・・」byメイニャン強さと不気味さの演出方法がおかしい気が・・・;う~んコイツラは、雷獣さんとは別ベクトルの「本当に人間??」的な存在なのかなぁ?・(絶対帰りたくない 死にたくない だけどその前に ユンは守るんだ・・・!)byメイニャンどんな雷獣でも猛獣でも手懐ける心優しいユン君!!あんな高飛車な登場したメイニャンまで・・・(萌)!・「では貴方がメイニャンさんの青春のお相手?」byテトラ外野の大人のオネーサン、良い仕事しすぎて笑いましたw・ 「お前は 別にどうでもいいだろうけど 頼むから 静かに死なせてよ」 「どっちに転んでもめんどくさい女はお前の前から消えるから」byメイニャン「ヴァル将軍は基本的に メイニャンの身に起こることを、自分事としては捕らえてくれない。同僚として仲は良かったけど、そこまで大事に想ってはいない」メイニャンの認識は↑こんな感じだったんだろうな、と思います。・・・そんなことあるわけないじゃん!少女漫画ですよこの世界は!!しかしさりげなくヴァル将軍側に移動するホーちゃん可愛いな!!!・「脚だけならば切っても良いと殿下から仰せつかっております」byドロモス脚だけならば・・・、すごくやらしい条件ですね。愛情を一切感じません。暁のヨナ 第228話「離叛」・「こいつからは手を引いてもらえませんかね 俺らの事は忘れて下さい」byヴァル将軍ヴァル将軍!!少女漫画ヒーローとして花丸満点な台詞をありがとうございます!!・「代わりに連れてゆく 姫と交換だ 緋龍城まで来られよ・・・」byドロモス攫われるユン君!! もはや(ヨナ姫の代わりに)完全にお姫様ヒロイン扱いぃいいいい!!!ユン君を人質にとられては動かざるを得ませんね!これは「暁のヨナ」という作品の基本理念です!・「私と一緒にい いるってことでいいわけ!?」byメイニャン 「お前と一緒に生きる でいいよ」byヴァル将軍 「えっ ええ 求婚!?」byメイニャン速っっ!!!あんなにこじらせきっていたのに・・・光の速さでハクヨナがまだ見ぬ境地まで辿り着いたお二方であります。まぁ二人とも10代って訳でもないし、人生経験をそこそこ積んでいるからこそ!なんでしょうね。まだまだ問題課題ありまくりですが・・・とりあえずメイニャン、良かったね!・ドロモスの暗躍闇に紛れて、火龍城の衛兵達を討ち取っていくドロモス。怖いですね。ユン君が可哀想です。ヒューリさんがこんなに頼もしく見える日が来ようとは!・「それにここが焼け野原になったら ウォンが泣いちまうだろ」byオギさんオギさん、ウォンの事可愛がりすぎ 健気すぎ・・・;;・「メイニャンはユン君のお友達ですもの 私達ユン君へは絶対の信頼がありますの」byテトラ 「何者だ ユン君」byヴァル将軍若干15歳にして 高華の雷獣と緋龍王と伝説の四龍たちを手懐ける 天才美少年お母さんです!!ヴァル将軍、腹減りたちの代わりに助けてあげて下さいね・・・!・不穏な気配を感じ取るヨナ姫ヨナ姫、ずっと眠るハク様の傍に居たんでしょうか?(萌)また物語が動きそうで楽しみですね!ーでも雷獣さんはもう少し寝ていて欲しいなぁ! きっと動くんだろうけど!!次回も楽しみです♪by妹
2022.08.02
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簡単にですが本誌感想参ります~!暁のヨナ 第226話「やさしい夜明け」*以下単行本39巻収録分のネタバレ含みます。ご注意ください!*・「ハク 起きて 行こ」byヨナ姫えっ 女神・・・???今回はもう・・・初っぱなから草凪先生渾身のヨナ姫作画の麗しさに目が潰れました。(表現がおかしい)・「・・・いや 夢じゃない それはやばい・・・」byハク様ーえ?「それはやばい」て何? え。キスなら今までも散々やらかしてたじゃん え え何まさか読者の目の届かない所で、キス以上のことしでかしたりしてたり?? え???と一瞬思いましたが、多分「(キス以上の事を)しでかしそうになってヨナ姫に窘められた自分」の事なんでしょうね。・水の音はもう聞こえない 綺麗だな・・・ byハク様今回のシーンは「死にかけてから、ちょっと回復してヨナ姫と2人きりになるシーン」ということで、3巻の目を覚ましてからのシーンと対比的に描いてあるのかな、と思ってます。あの時も「悪くないでしょこうゆうのも」と微笑むヨナ姫が印象的に描かれていました。ハク様にとって、ヨナ姫が微笑んでる世界は・・・5割増しで輝きはじめるんじゃないかな、と。最近ハク様のスウォン様への矢印ばっかり強調されてたので、正直「この野郎・・・!」と思ってた節がありまして・・・;;極限状態では思い出しもしなかったけど、心が落ち着けばちゃんとヨナ姫の事を必要としてくれていたので良かったなぁ!ーと。(何を言ってるんだろう私は;)しかし今までハク様はヨナ姫の事「可愛い」と認識していたはずですが、「綺麗」になったんだなぁ。少女じゃなくて女性になっていってるんだなぁ・・・!・「ハク様 顔色が悪いです」byミンス 「え 別に 普通です」byハク様そらそうよ絶対安静!!!・「見よ 大刀を鍛え直しておいたぞ そなたは絶対に戻ると信じてここまで持ってきたのだ」byキジャさんキジャさん、ポジティブ&有能の塊ですね! いつか姉も言ってましたが、本当に「組織に欲しい逸材NO.1」だと思います!!・「・・・ユンが 頑張って手に入れたんだ 礼はユンに言ってくれ」byハク様ハク様、貴方さぁ・・・; まぁ自分でもつかみ切れていない感情は、気持ちの整理に時間がかかりますよね。うん。・「ハクがいなくなってユンが一番泣いてたものね」byヨナ姫ヨナ姫、貴女もさぁ・・・;; まぁこーやって色んな局面を乗り越えて来たお姫様ですからね; ハク様ときめかないで;;・高華国軍勝利! しかし停戦交渉が行われる事は無く・・・勝ったようです。しかし更なる襲撃に備え、金州から離れることが出来ない、と。ふむ。スウォン様や雷獣さんあたりのヤバイ病人&怪我人だけは先に城に帰還させても良いのでは・・・と思わなくもないですが。うん。スウォン様の背中が小さくなっちゃって もう・・・;;はやりここはハク様が優しく話聞いてあげるしかないのでは!(←オイ)・ユン君&メイニャン&ヒューリさん でお出かけ♡一報の緋龍城サイド。やっぱりユン君&メイニャンのコンビ良いですねぇ!ヒューリさん、戦場に赴く陛下にこそ付いていかなきゃだったんじゃ・・・? まぁいいんですが。。そして街中でもびっくりするくらい堂々と尾行しててそれで良いのかw・「ねぇこれからオギの所へ行くの ユンも行かない?」リリ様リリ様お久しぶり!やっぱりまだ空都に居たんですねぇ!小まめに情報収集している様子。ホント出来る女ですよね!・「私チャゴル殿下の側室になっちゃいそうなんだけど」「へえ・・・・・・」「どう思う?お前がやめとけって言うなら」「おめでとうございます」byメイニャン&ヴァルああ・・・メイニャン、ヴァル将軍とはそーゆー・・・(頭抱え)でもメイニャンさん、言い方がちょっと素直じゃなさすぎるっていうか。だってヴァル側の回想だと「上り詰めてやるぜ!」ってノリノリで側室になった感じに捕らえられてましたよ・・・もうちょっと本人に伝わる言い方してれば、絶対違うリアクションしてくれましたよ きっと。うん、今後に期待!・(もう駄目もう連れて行かない でもまあ発作もないし そんなに楽しかったなら良かった)byユン君ユンきゅん・・・!!15歳男子があまりに優しすぎ&人間出来過ぎててもう!(号泣)・「私はこっちで幸せに暮らしてるし邪魔しないで!!私は死んだって殿下に伝えて!!」byメイニャン「だが俺も手ぶらでは帰れない お前を南戒に連れて帰る」byヴァル将軍メイニャン・・・だからもうちょっと素直にですね・・・ まぁ「よりにもよって何故お前が!」とカッとなっちゃう気持ちは分かりますが。。え~・・・ヴァル将軍、どーゆ状況だったけ・・・と36巻を復習しましたが、成程 一人で来たわけじゃなくて「チャゴル殿下配下の暗殺集団:ドロモス」と一緒に来てたんでしたね。これは中々自由に動けませんね。ふむ。・・・ただヴァル将軍、メイニャンの血統や緋の病に関しては知らない感じなんですよね。うん。他の将軍にも「メイニャンを一番大事に出来る」と評されてましたし、今後の活躍に期待です!次回も楽しみです♪by妹
2022.06.20
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あぁぁあぁあ"~~ああ~~~っっ付録の複製原画セット最高でしたね!チョイスがあまりにも草凪先生セレクトで笑顔になりました。225話は発売以降、普段よりアクセス数が1.5割増しになっておりまして・・・それなのにたいへん遅くなり申し訳ありませんでした;;同じようなこと言ってるだけですが、本誌感想参ります~!*以下単行本39巻収録分のネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 第225話「息を吐く」・扉絵!シンア君!めちゃくちゃ良くないですか今回の扉絵!良い表情するなぁ!今までのシンア君のイラストの中で一番好きかも。ぷきゅも嬉しそう。ファンタジックな紫陽花が、シンア君によく似合ってますv・カジ将軍とソノン&ランラン親子はどうなったのかなぁ・・・え~ 先に言っておかないと忘れそうなのでここで。愛すべきキャラたちなので、正直安否が心配です。いや大丈夫だとは思ってるんですが、特にカジ将軍の方は前回 我を忘れた雷獣さんに追いかけられてたので一抹の不安がですね・・・流石に大丈夫だとは思ってるんですけど ハイ。・「緋の病は消えていない・・・ でも あの瞬間 痛みを忘れた」 「熱い・・・ 生きていた・・・」byスウォンだからいちいち表情&台詞がヤバイんですよヨナ姫そっちのけで何やってるんだもう何なんだ貴方達は(怒)!!!ーまぁ、もうここに関してはもう・・・ うん。この物語の核ですので仕方ないですね。ハク様が命懸けで届けた千樹草、病(呪い)を打ち消す程の力はないけど、痛みを和らげる事は出来た模様。ハク様良かったね。「ハク様生存」を知ったスウォン様のリアクションが、今回一番の注目所だと思います。ーハク様生きてたね!戻ってきましたね! どうですか今の心境は?嬉しい?悔しい?それとも・・・?自分の感情とちゃんと向き合って下さいね!!・「ヨナ・・・! 息はある 生きてます」byスウォンなんだか凄く嬉しくなりました。ヨナ姫を安心させようと素が出ちゃってる感じで・・・なんか良いですよスウォン様。その調子でいきましょう。・「ハクが元気になったらハクと一緒に飲もうよ めちゃくちゃ美味しい酒じゃないですか それ たまらないなぁ」byジェハ兄さん四龍たちがワチャワチャしてるだけで癒やされます!特にジェハ兄さんは助けられなかったという罪悪感もあったでしょうから・・・良かったねぇ!・「これはヨナ姫 何をしておいでで?」byジュンキ将軍お前かよ!!!いやスミマセン。そこは漫画的にスウォン様とかミンスかと思ったのでビックリしちゃって;リリちゃん今どこにいるのかな?もうすぐ出てくる気がしますね。ーしかし袋2つ背負ったヨナ姫 格好良いですよね。・「水が・・・来る・・・ 早く・・・村の奴らに・・・ ユンに伝えねぇと・・・」by顔面蒼白ハク様なんでこんな"クマに遭遇した"みたいな演出なんですか。そしてハク様がまだヨナ姫の方を見てくれない衝撃。ハク様、あまりにも分かりやすく弱ってますね;;ずっと極限状態でしたから・・・やっとホッと出来たからこその反動なんでしょうね。21巻のヨナ姫と同じというか。草凪先生らしい描写だなぁ!と感じました。「早くしないと また俺は誰も守れねぇ・・・」そしてこの台詞ですよ。はぁ。「怖い 死ぬかもしれない助けてくれ」じゃないんですよね。心の底からこーゆー男なんですよコイツは。本当に難儀な男です。。・「大丈夫 もう大丈夫・・・!! ハクは皆を守ったよ!」byヨナ姫「皆無事だ 私も無事だ 千樹草も無事だ」・・・なんて適確な対応だろう!と思います。だってこの姫、ハク様が一言も口に出してない「千樹草(スウォン様)」にまで言及したんですよ。いやぁ・・・ハク様が「全部守りたい性分なんだ」と十二分に理解してるからこその台詞でした。そして漸く・・・漸くここでハク様がヨナ姫をしっかり認識してくれました・・・TT・「物置きみたいね 雨やどりさせてもらお」byヨナ姫ちょっと待てぃィェァァアアァア"ア"!!いきなり来たなオイ ちょっ(動揺のあまり部屋を3周して深呼吸) 姫様イケナイこのシチュはマズイ(少女漫画的に)!!ーイヤでもよく考えたら連載開始から既に13年弱の時を経ている・・・そりゃ少女だって結婚適齢期の女性になるよね! 姫様、もうわざとやってるのかもしれないね!イヤまだ16歳だって言ってるだろ!!(混乱中)ーというわけで、両想いになってから一緒に居れなかったハク&ヨナの・・・そして血みどろ展開に堪え忍んできた少女漫画読者の積もり積もった鬱憤を吹き飛ばすような特大らぶらぶシーンでございました。なんかもう「何回目のちゅーだ!」とかそーゆー次元ではなくなってきましたね。知らぬは腹減り御一行ばかり・・・(いやもう察してるかもな;)胸キュンっていうかもはやエr・・・いや是非その瞳で確認してくださいませ。ご馳走様でございました。。・「ハクがいなくて・・・苦しかったのに 目の前にいても・・・」「・・・いても?」 「・・・・・・俺もあんたの事考えると苦しいけど 目の前にいると・・・」「・・・いると?」相手に言わせようとするハクヨナちゃん。両者タチが悪い!でも文脈的には真逆な言葉なのが面白いです。・(あれ ハクの震えが止まってる 私は少しでも ハクの不安を取り除けている・・・? 守りたい また いつか隣を歩きたいの)byヨナ姫キス以上は許さないけど、自分からは抱きつきにいくヨナ姫。主導権は渡しません! 流石です。最後に、ちょっと真面目に。今まで散々語ってきた部分ではありますが・・・今回は「ハクヨナの辿り着くべき恋愛関係像」を定義するお話だったかな、と。ヨナ姫は、ハク様を守りたい&ずっと一緒に生きていきたい娘 です。ハク様は、ヨナ姫に甘えるとめちゃくちゃ元気出る&生きていける男 なんです。ここは、3巻の谷底のシーン以降ず~~~っと丁寧に丁寧に描かれ続けてきた部分です。ハク様がちょくちょくヨナ姫にちょっかい出すシーン。初期では読者から「作中唯一のラブ要素&ハク様の哀れな片想い」と言われていましたが、これは基本的にハク様が「元気ださなきゃ&頑張らなきゃ」と思った場面になります。この男は一貫して、絶対「ヨナ姫との関係性を変えよう」とはしませんでした。ヨナ姫は、3巻以降とにかく「ハクを生かしたい」と行動してきました。ただまさかハク様が自分に恋愛感情を持っているなんて微塵も思っていないので・・・(ハク様が全力で隠してましたからね)自分に出来る事として考えたのが、「スウォンのように聡明な、ハクが仕えるに値する姫になって引っ張っていく」「武器を覚えて物理的にハクを守る」でした。ただこの方向性は16巻&17巻で完全に行き詰まります。無理なモノは無理なんです。17巻のハク様の台詞「あんたが・・・それを負う必要はない・・・」「足手纏いです」は本当にショックな言葉でした。今までのヨナ姫の頑張り完全否定かよ!!ーと。でもそれと同時に「ヨナ姫の頬にキスをして元気出すハク様」が描写されました。ヨナ姫が(直感的にですが)ハク様との恋愛・結婚という方面に活路を見出したのは、まさしくココだと思ってます。そこからのヨナ姫は凄かったですよね。19巻で読者に「恋愛ルート行ってみます」宣言。21巻で「やっぱり恋愛という形に帰結するしかない」と確信したのか、20巻代通してハク様に「関係を変えよう」とアプローチしまくってました。本当に丁寧に描かれ続けてきた「ハクヨナの辿り着くべき恋愛関係像」ざっくり言うと「献身的な女性×仕事人間の男性」という凄く古風な夫婦像かなーと思ってますが・・・でもこれ、最初に定義された「姫×従者」とは真逆の形だったりするんですよね。そこが暁のヨナの一番面白い所だと・・・-うだうだ長すぎるんですよ私の感想(オタク語り)は!!まとまらなない内に次の号が発売されちゃいましたよもぉぉおおお(怒)!!・・・はぁはぁ。226話も最高でした・・・ゆるゆると感想書きます。。by妹
2022.06.05
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言いたいことは本誌感想で既に書いているので、ものすごく簡単に。暁のヨナ38巻 感想(姉編)37巻から、戦続きですね。今巻・38巻も南戒との戦がガッツリ描かれていました。個人的な注目どころ↓・37・38巻連動の、表紙のハクヨナ!37巻の表紙も、思ったよりも疲労を蓄積して、思考力の削いだハク様だな、とわりと驚いていたのですが、38巻の表紙のヨナ姫も、思ったよりも「あぁん?」と目力のあるヨナ姫で、これまた驚きました。最近、よく思うのですが、長寿漫画作品で、設定上は主人公たちの年齢が上がらずにずっと続いてる作品に関して、でも、やっぱり…描いてる作家も、読んでる読者も、何より、作品の中でずっと一生懸命闘ったり、生活してたりするキャラクターたちも、みんな年月を蓄積していってるな…と思います。ヨナも然りで。設定上の年齢が上がらないことで、連載が10年20年を経ても、キャラクターたちの未来への可能性が、可能性のまま在り続けるところはザ・ファンタジーというか、ザ・フィクションなのですが、でも、感情とともに、年月は積み重ねているなぁ、と。要は今回の2人の表情見て、「社会人(サラリーマンとOL)の風格あるな」と思いました。・四龍の活躍!4人ともにそれぞれ魅せ場があったのが嬉しかったです。特に、シンア君がずっと、自身の能力を活かしてなんとかハク様を探そうとしていたところがグッと来ました。・グンテ将軍ようやく、このキャラクターの発言で、否定の気持ちなく素直に受け取れるものが出て来たなぁ…丸くなったなぁ…と思いました。私は、グンテ将軍とジュド将軍の2人のキャラクターの作り込みに関しては、少女漫画作品としては類を見ない部分で作り込まれており、語りがいがあると思っています。・トップ陣が目視できるところに来るまで、南戒大軍勢の動きも、高華国本軍の動きも把握できない高華国軍(ジュド将軍)いや、暁のヨナの戦描写に関しては…常々、目を細めて鑑賞しているのですが…流石にちょっと…そろそろ仕事しろよトップ陣&参謀と思いました。それにしても、暁のヨナワールドの武闘派たちは、石投げが好きですね…。・冷静に盤上を見ようとするけど、箱が捨てきれないスウォン様スウォン様というキャラクターについては、作品冒頭から、あまりに「人物像」が出来上がり過ぎている…というか、ちょっとやそっとじゃ崩すことが不可能なほどに、「感情」から作り過ぎてるというか。このキャラクターが動くところから物語が始まっていますので。とにかく、設定のすべてにおいて、その「感情・動機」のために構築してあるキャラクターだと思っています。…「個人感情」です。基本的に、この作品の根幹にあるスウォン様の動機については、歯に衣着せぬ出し方をした際には、読者の相当数に、「そんなことで」と言われるものである、と私&妹の間では予想しています。特に、少女漫画文化から遠い感性の読者であるほど…「暁のヨナ」に関して「大河性」を求めている方ですとか、あとは、海外の方ですとか…。私は、基本的に白泉社少女漫画脳の読者ですので、元々描こうとしていたスウォン様像(動機)…かなりエゴイスティックで個人的な感情に帰結するものだと思っていますが、その繊細に作り込んだ「個人感情」を壮大なドラマの核心に据えることこそ、まさしく「少女漫画」の作りの真骨頂であり、本作品の一番の魅力だと思っています。ただ、この作り込みの凄さが通じるのは、やはり「少女漫画」の作りに慣れ親しんだ読者…「だけ」とは言いませんが、現状のヨナ読者層の全員に通じる感性ではないと思っています。アニメ化後、作品の(読者範囲の)規模拡大を考慮し、草凪先生の方で、スウォン様の描き方についてはかなり配慮…というか、言ってしまうとかなりの設定変更・後付け設定を付け加えて、読者の期待するスウォン様像(動機)と、ギャップの少ないように描写しようと、そこに相当苦心されているな、と感じています。過去編における、イル王の「信仰心の厚い」描写ですとか、あとは、「緋の病」設定とかですね。正直、草凪先生が今後、どこまで変更を加えた形で、この部分を描こうとされているのか、匙加減をどうするのか、という部分は、出て来たものを見て、「なるほど」と納得していくしかないな、と思っています。38巻の描写を見て、「今後、この部分がどんな描写になったとしても、仕方がないな」と覚悟しました。「動機」の核心の核心にある「個人感情」については、「描かない」という選択肢はないだろうとは思ってはいますが…。・ハク様、南戒軍の中から高華国軍を援護だから、こいつは一体何者なんでしょう…。妹が、大昔のヨナ語り記事で、「実体が掴めない」という意を込めて、「カメレオン」と記していたような気がしますが…こいつは何者なんでしょうかね…。本誌展開(39巻収録)もなかなか怒涛な展開が続いています。コミック40巻到達間近…今後も、草凪先生の(自身で仕掛けたものに対する)闘いを見守っていきたいと思います。by姉
2022.05.29
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突然ですが「自己満足アクリルグッズ作りました記事その4」です~♪春のハクヨナアクリルブロック作りました。ポストカードサイズです♪色々作れる「cornerprinting」さんで、プレゼント用の刺繍ポーチを作った際に一緒にお願いしました。これ、ずっと作ってみたかったのです!この絵は数年前に花とゆめ本誌&Twitter企画の「暁のヨナファンアートグランプリ」で準賞をいただいたもので、思い入れがありましたので^^2cm弱の厚みのアクリル。存在感があります! 嬉しいです!こちらはかなり前に作っていたものですが・・・「小さな贈り物アクリルキーホルダー」です! 原作110話が好きすぎて作りました・・・v姉からは「今までで一番イっちゃってるオタクの所行で良い」と褒められました!(←褒め言葉と認知した)本体はネストグラフィックさん(色がめちゃくちゃ綺麗!)、下の青金石チャームはYousei印刷さん(アクリルの種類が豊富)のアクリルカットに自分で着色しました・・・~^^また萌えにまかせて自己満足ヨナアクリルグッズ作りたいですね~。それでは。by妹
2022.05.14
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いやぁ…唸りました。そして絶望しました。暁のヨナ 第224話「限界を超えて」感想(姉編)戒軍内部に紛れていたハクや四龍たちの活躍により、統率が崩れ、撤退し出す戒軍。満身創痍で倒れ込んでいたハクは、「戦終了」の報を聞いた瞬間、突如として立ち上がり…。コミック4冊分くらい…でしょうか。「南戒編」というのか分かりませんが、やって来たことが、見事に集約する名シーンでしたね!いやぁ…ホント、「ココに集約するか!」と、草凪みずほ節大爆発で唸りました。絶望です!!過去記事でも、何度も書いて来ているのですが、私は、草凪みずほ先生は「動機の神」だと思っています。キャラクターが動き出す「動機」のために設定・キャラクター配置、話回しのすべてがある、と思って読んでいます。過去の感想記事で、ハク様についてつらつらと見解を語って来ていました。◆暁のヨナ32巻・感想&ハク様の行動について(姉編) 記事このキャラクターは、「自分の感情」や「エゴ」では動きません。上記説明文で、赤字にした部分には、個人感情やエゴが絡んでいると思います。ただそれも、「現状についての総合的な判断」が前提にあった上で、最終的に行動を選択する際に初めて登場してくるものです。個人感情より、「全体」の方を、このキャラクターは優先します。◆暁のヨナ 第209話「密命」感想(姉編)+グンテ将軍の役割について 記事何故、阿波の都に千樹草を採りに行ったはずのハク様が、突然、金州に居るのか?スウォンさんの病状や、グンテ将軍の意識の変化を認識した上で、「南戒との戦争、これは危ない」と思ってるんだと思います。作品的には、千樹草は口実。(+今後の交渉事における切り札要素)ハク様を、自由に動き回れる形で、地の部族領内に向かわせることこそが、本題 いろんな言い方で一生懸命力説しているのは、とにかくこの1点です。ハク様は、「全体のバランス命」のキャラクターです!これまで書いてきた見解は、間違ってなかった…今回の南戒編では、むしろハク様の「この部分」をはっきりと要素分けして、明示する作りになっていました。<要素分け>・全体のバランス=不安要素を抱えた中での、南戒との開戦・個人感情=千樹草ただ、間違ってなかったんですが…なめてました!私が甘かった…。今回、満身創痍で倒れ込み、本人も「死にかけてる」と仲間に語るほど疲弊しているハク様が、「戦は終わったよ」という一言を聞いた瞬間に、眼の色を変えて飛び起き、千樹草をスウォン様に届けることに残りのすべての力を全振りしました。びっくりしました。こんな描写の仕方があるなんて…!ハク様は、「全体バランス命」のキャラクターです。高華国組織体制の中で、自身の立場も役目もないままに、現状一番ウィークポイントであると思われる南戒の防衛線を、ボロッボロになりながら、単身死守しちゃうようなキャラクターなんです。「戦の終了」は、その「全体バランス」においてやるべきことがひとまず終了した合図です。ひとまず、「バランス崩壊」を食い止めた、という状態ですね。その瞬間、「個人感情」でやりたいことが爆発したようです。作品的には、千樹草は口実。(+今後の交渉事における切り札要素)…という位置づけなんじゃないかな、と思って読んでたんですよ。ハク様は、千樹草がどういったものかも把握していますし、緋の病の話も、概要はおそらく聞いていると思うので。とても、千樹草ごときでどうにかなるようなものではないと、ハク様もおそらく思うだろうな、とも思ったので。ただ…なめてました。千樹草を言い訳にして、地の部族に行った…も、間違ってなかったんですが、結局、その動き自体がバランス人間のバランス人間たる証明に過ぎず、「個人感情」の根源に一貫して据えられていたのは、「千樹草」だったのか…!という。南戒編は、「なんか要素がとっちらかってるな」と不可思議に思いながら読み進めて来ました。敵の奇襲の繰り返しで、南戒から離れられなくなった時の描写とか、千樹草を「俺が使う」と保持しようとした時の描写とか…そうか、このシーンのためか…と、ここに来て、引っかかってた描写のすべてが輝き始めます。変な話、ハク様の自身内部での言い訳だったんだな、と思うんです。「地の部族の南戒防衛線」の方が。ひっかけでもないですけど…私は完全にハク様のスウォン様への献身性を、ことここに至っても尚、舐め切っていました。おそらく効果があることが期待薄な「千樹草」だとしても、可能性があるなら、どんなことでもやってやりたい、何とかしてやりたいという、爆発的な強い強い感情があって、…でも、ヨナちゃんや仲間たちの手前、それは押し潜めていたんだな、と。それが今回、朦朧とする意識の中で聴いた「終戦の合図」で、炸裂した、ということですね。…絶望です!!!40巻近くまで来て…いや、分かってた。重々承知して読み進めていたつもりではあるんですが、なんて壮大なBL(ボーイズラブ)を見せつけられたんだ、という感覚でですね…。これまで、この単語(BL)は出さずに感想は書くようにして来ました。私も妹も、好んでBL作品を読むことはしない性質の漫画好きです。全く読めないわけではありませんし、良さが分かれば全然読めますが、ただ、好んでそのジャンルを漁るようなことはしません。まぁ、…基本、苦手です。ただ、ここで、あえて出させていただきます。本作品を読むうえで、まず認識しておかなければならないと思っています。この作品、土台には「BL」があります。ハク様とスウォン様…基本的に、ここの関係性はあまりに特別かつ運命的であり、草凪みずほ先生というキャラ作りの神が、過去連載作で作り上げたキャラクターたちの感情をひっぱってくる形で作り込んだ、渾身の関係性…「ボーイズラブ」だと思っています。ヨナ姫が2巻からずっと闘っているのは、「ココ」です。◆数年前に妹が描いた「私は『暁のヨナ』をこういう作品だと思っています」の図↓「暁のヨナ」は、「BLvs少女漫画」をやっている漫画である、とも言えると思っています。この言い方をした方が、作品の要素整理が上手くできます。↑この認識でずっと読み進めて来た私&妹が、衝撃を受けるレベルで、ハク様のスウォン様への想いは深かった!!分かってた…分かってはいたが、ヤバい!!というのが、今回のお話でした。この漫画、「約40巻も何やってたんだ」って…そりゃもう、この2人の関係性がこじれ過ぎてて、お互いに向き合えなさ過ぎて、ぐるぐる放浪を続けてた、としか言いようがない…。それだけじゃないですが!もちろん。ヨナ姫は頑張って来た。何とかハク様の生きがいになれるように、頑張って来てた。ちょっと今回は、ハク様の視界に入ってなさそうだったけど。「・・・もうダメかもしれない。ヨナ姫はスウォン様に(ハク様の愛情的な意味で)勝てないかもしれない…」と妹が弱気になっているので、「大丈夫!BLと少女漫画はきっと共存できる!」という謎の言葉で励ましています。さて。これだけ壮大な形で、愛をぶつけられたスウォン様が、どうするか、ですね。その為の話回しですからね。さて。怖いですね。流石に…流石にここまでやって…流石に…大きなリアクションを返してくれよ…!!もう40巻になるんだ…頼みますよ、ホント…。次回が怖い…楽しみですっ!おまけ花とゆめ10、11合併号は、アクリルプレート付き(アニメイト限定セット)を購入しました。実物が想像以上にしっかりしていて、満足感が高かったです。アクリルを活かした、草凪先生のサイン(イラストから浮かした状態で表示してある)も素敵でした。何より、しっかり大事にイラストが鑑賞できるのが良いですね!また是非、繋がる表紙や巻頭イラストで、こういった商品を展開して欲しいです。ホイホイ買います。by姉、画:妹
2022.05.02
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超簡単にですが本誌感想参ります~!*以下単行本39巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 第223話「全てを懸けてもいいと思えた」・ここからじゃよく見えない byヨナ姫南戒軍の勢いが弱まった事は察知するも、遠方のためしっかりと状況を把握できないヨナ姫&スウォン様達。ー早く!観に行って!!状況把握してぇええ!!!しかしスウォン様が本当に体調悪そうで痛々しいですね・・・;;・「ラーン将軍 その身体では無茶ですよ でも丁度良いところへ・・・ この男に 見覚えありますか?」byカジ将軍いやラーン将軍どうしたの!!?? 本当に無茶だよなんで出てきたの!??と・・・とりあえず馬から降りて! いや何やってんの!!?・「それ俺がやった傷じゃねぇよな 誰にやられた?」byハク様 「死ね 知らぬ 戦でのたれ死ね」byチャゴル殿下ラーン将軍の怪我、上司からの暴行&パワハラでしたか・・・!相変わらず少女漫画で何描いてんですか草凪先セェエ!!ハク様とラーン将軍の表情がいちいち良いですなぁ・・・拳や刀を交えると、仲良くなる戦士たちの不思議。。・・・しかしなんというか 雷獣さんねぇ・・・まーたヨナ姫不在のところで見知らぬ男を虜にしているね・・・ホント姫様の恋は難儀ですよね・・・ と。。・「いいえ・・・ 敵です 高華国の兵士です」byラーン将軍ここのハク様、なんか黒目がちで瞳がキラキラしてて可愛らしいですね。ちょっとホッとしたのかな・・・嘘ついて相手方の中にいるの、性に合わなくてやりたくなかったのでしょうか。・「心強いなァ おい!」byハク様 「こっちの台詞だよォ おい!」byヘンデ君今回一番好きだったやりとりです。ヘンデ君が弟分ぶってない!ハク様が居なくなった"今の風の部族"を受け入れているというか・・・ハク様と対等な感じで、凄く良かったと思います!!・「暴力で圧しないと秩序が保てない・・・? それは 暴力を正義で覆い隠してんのか考えるのを放棄してんのか 何にしろ度がすぎねぇか?」by最強戦士ハク様今回のハク様の作画、どのカットも表情が良すぎる気がしませんか・・・?まぁそれは置いておいて、ハク様らしさ全開の台詞でしたね。もしも暴力至上主義の世界だったら・・・一番優位に立てるはずの男が、コレを言うんですよ。このキャラクターの凄い所だと思ってます。・「色々と・・・納得出来ない事もある・・・でも 民を不自由にさせない所は 信頼出来る・・・」byハク様えー 何か言ってますね。ハイハイ。うん! ーって感じです。もうね、1回2人で面と向かって話し合ったらどうかな! って。それで全て解決するはずですよね!? と。ただ・・・ いざ対面するのは、ヨナ姫も居る時にしてね色々不安過ぎるから!!! (個人的意見です)・「スウォンは最低の王だ・・・! スウォンはメイニャン様をチャゴル殿下から盗んだ!!」byカジ将軍カジ将軍、メイニャン様に関しては恋愛感情系では無く姉貴分として慕っていた系・・・? 可愛いなぁ。。・「おお兄ちゃん・・・生きてたんかすげー・・・ 化け物」by血みどろゼノ仙人 「お前もな」by血だらけハク様ゼノ・・・なんて姿・・・;;;おのれクラウ将軍・・・!!少女漫画で何描いてんですか草凪先セェエ!!(本日2回目)ラーン&カジ将軍が、ものすごくまともな人格者に見えてくる対比マジック。・「申し遅れました私・・・ こんな格好してますが 高華国の人間なんですよ・・・ んで こいつは俺の友人なんですよ」byハク様クラウ将軍、死・・・??ーいや分からない どうなってるんだろうコレ 待て次号!少女漫画で何描いてんですか草凪先セ(3回目)そうかゼノ仙人は、ハク様の"お友達"だったのか・・・。なんだかこれから怒濤のヨナふろく祭りを開催してくれるみたいで嬉しいですね^^次号も楽しみです♪by妹
2022.04.13
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なんとか次の発売に間に合った;超・超簡単にですが本誌感想参ります~!今回ハク様表紙&ヨナ姫アクスタ、ヨナヨナ号だったので嬉しかったです^^表紙の配置がまるで「南くんの恋人」のようなハクヨナだった・・・w*以下単行本38巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 第222話「肩を並べた日」・もう覚悟は決めたでしょう? 「ケイシュク!風と火に後退の合図を!弓兵隊は風と火を援護して」byヨナ姫声が出せないスウォン陛下の代わりに、軍を動かそうとし始めるヨナ姫様!!ーとはいえ、ちゃんとスウォンに確認をとるのが良いですね。万が一の時に責任ひっかぶらない為にも、こーゆーの一番大事。冷静です!(何の話だ)・一歩間違えば風と火は攻撃されていた 私の判断の遅れを ヨナが補った byスウォン様スウォン様、体調不良なんだからしょーがないですよ・・・!自分自身が体調不良なのに、開戦を強行した事がそもそもヤバかったんだから、今更落ち込む所じゃないですよ!・「この戦には絶対勝って・・・ メイニャン様を取り戻すんだから」byカジ将軍カジ将軍・・・なんでここでメイニャン様の名前!!?メイニャン様、色んな殿方とフラグ立てすぎ。魔性の女すぎて面白いですねv個人的には、ユン君との組み合わせが一番ほっこり出来て好きなんですけどね~(いやカップル云々ではなく;)・何を言っても私の言葉では彼女は救われない「・・・・・・ハク・・・ ハクじゃないと・・・」 ああ 何を 今更 探している byスウォン様カジ将軍の投石器によって、弓兵隊が絶体絶命のピンチに!表情がこわばるヨナ姫・・・ スウォン陛下は慰めの言葉をかけようとしますが・・・いやっ まぁ ・・・すみません 私的には 父親殺しておいて何を言ってやがるんだこの男はという感想しか出てこなかった訳ですが; いやいや。スウォン様もね、弱ってるからね ウン;;なんというか、スウォン様もハク様も・・・自分が未練タラタラなのを ヨナ姫に投影するの、辞めて欲しいですよね!ーお前自身が!ハク様を探しちゃってるんだろ!!!ーとね、思うのです。まぁスウォン様もね、弱ってるからね うん;!・縄に・・・刃物で傷つけた跡がある・・・誰かが切ったような・・・ 誰が・・・!?byカジ将軍めっっっちゃ焦らしますね!ホンット焦らし演出上手ですよね草凪先生!!(←まんまと引っかかった)・俺のせいだ 目の前の的に夢中になりすぎて 皆がやべぇ byテウ将軍テウ将軍・・・しょうがないよだってアナタほとんど実戦経験ないじゃないの・・・TT背負っちゃってますねぇえ・・・・「俺はっ 死なない・・・っ テウの命令は絶対っっ!!」byヘンデどうしてヘンデ君は いちいち私の涙腺を刺激してくるのか。。テウ将軍にとっては本当に頼りになる頼りになりすぎて心配になる相棒ですよね・・・・「あ すみません 戦場は初めてなので間合いが難しくて・・・ 危なかったらすみません」by槍&旗二刀流戦士来 タ ・・・!!!しかしイヤらしい! 登場の仕方が本当にいちいちイヤらしい!!待ってたよ!!!「ハク様行方不明」の情報を知らない風の皆の前に出てくるのが面白いですね~。早くヨナ姫&腹減り達、そしてスウォン様の前にもその元気な姿を見せてあげておくれ・・・!!次号も続くよヨナ祭り号! 楽しみです♪by妹
2022.04.03
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3号連続春のヨナ祭り開催♪本誌でヨナ企画をしてくださるとやっぱり嬉しいですね! 表紙のヨナ姫可愛い♪プレゼントハンガーのハク様、しょんぼりしているように見えて仕方ないwさてさて簡単にですが本誌感想参ります~!暁のヨナ 第221話「ただ心が向かう場所」*以下単行本38巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「冷静に盤上を見ろ いらない駒があれば即捨てろ その駒が友人であってでもだ そうしなければ地獄を見るのは高華国全土なのだから」byユホン父上スウォンの脳裏に浮かぶのは、幼き日の父からの教え・・・。これはユホン様なりの「帝王学」なんでしょうね。当たり前なんですが、スウォン様は幼少期より「次期高華国王」として育てられました。まぁ「冷酷な判断が出来る=王として優れている」では決してないはずですが、誰よりも「国を背負う覚悟」を決めていた子供ではあったのだろうな、と思います。・「予定通り弓隊を動かしますか?あそこにはまだ四龍と捕虜がいます」byケイシュク 「進めて下さい 変更はありません」byスウォン陛下スウォン様、父の教え通り「冷静に・冷酷に」振る舞います。ちょっとよく分からない図解がありましたが、えーっと要するに四龍たちが闘う最前線の場所に、高華国軍として弓矢を降らせる・・・という作戦ですね。ケイシュク含め、空の部族兵達は動揺・・・ ヨナ姫は顔がこわばるこわばる!・「たのむ 冷静に盤上を見せてくれ 戒帝国を制圧出来るなら 死ぬことも受け入れるから」byスウォン陛下スウォン様の脳裏に次々と浮かんでくる、ハクヨナや覚悟を決めたグンテ将軍達の姿・・・。「冷静になれ!」って唱えてる時点で、冷静じゃないのは自分が一番分かってるはずです。もはや「冷静・冷酷でいる事」が一番の目的になっちゃってる感じであります。本当に、体の不調・心の不調は人の思考力を著しく低下させてしまうよなぁ、と思います。この点に関しては・・・ スウォン様、本当に可哀想だな、と。まぁ・・・ ただ体調不良云々関係なく、冷静な奴はそもそも1巻で絶対あんなやり方しないからね!!って思っちゃう所はありますね。スウォン様本人も、分かってるとは思いますが・・・私達は「作中で一番冷静じゃないキャラクター、それがスウォン様!」だと思ってます。・(不死身・・・?チャゴル殿下が喜ぶやつじゃないのか?)byクラウ将軍戒の軍勢と血みどろの闘いを繰り広げる四龍達。クラウ将軍はゼノの能力に興味津々。そこに無数の矢が降ってきて・・・ おのれスウォン様ぁ・・・!・「再び二人は決裂する イル王を殺害した時とは違う 今や緋龍王を崇める民は ヨナ姫の方へ傾くのではないか これは選択を誤った」by解説ケイシュクさんケイシュクさん、ヤバイと思ってたならですね、こうなる前にスウォン様を説得するなり 参謀としての役割をですね・・・ーまぁ別にケイシュクさんの威信とか どーでもイイっちゃどーでも良いんですが;・「・・・なぜ・・・」私を支えるのですか・・・ 私は四龍さんを殺したかもしれないのに ハクも もういないかもしれないのに いやそうじゃない そんなことは今いらないしっかり目を開けて 盤上を見ないと負ける うるさい捨てろー捨てられない byスウォン様・・・・・・ァ ああああああぁああ"~~~・・・!!ああ・・・ウン まぁ 知ってた! ーっていうか貴方にとってハクヨナは「捨てる」とかそーゆーカテゴリーじゃないよね!! と。なんか結局一番大事な所はぐらかしてる気しかしないんですけど!!!と。ことココに至って、"謀反を起こした理由" だけがフワ~っとしていますよね。「ーイル陛下のやり方じゃ国を守れなかったから、しょうがなかったんだ(キリッ)!」なんて叫んだって、今の状態じゃ説得力皆無ですからね。。だって貴方こそ・・・国内荒らすだけ荒らして、他国に喧嘩売ったタイミングで倒れて 腹減り達がフォローしてなきゃとっくに駄目じゃん 全然出来てないじゃん! ーって、そりゃ言われちゃいますよ。まぁ・・・まぁ病気設定で追い詰めて追い詰めて、ハク様行方不明にしてヨナ姫泣かせて追い詰めて、相当無理矢理な展開ではありましたが、漸く・・・漸くスウォン様をここまで連れてきましたよね!! と。そんな印象深い回でした。リフレインしてくるハクヨナの比率の差が印象的だったっていうか 何て言うか・・・;・風の部族軍ピンチ!テウ将軍、ますます凜々しくなっちゃって!と感慨にふけっていましたが、戒帝国の援軍が現れ大ピンチです!ーあれこの援軍、ハク様が居るカジ将軍の部隊ですよね どうなるんでしょうか(期待!)・(スウォンの手がひどく冷たい 今馬に乗るのもやっとなんだ どうすれば・・・ どうすればいい?)byヨナ姫ヨナ姫様、好き勝手動き始めるフラグ・・・いやもう間違いなく好き勝手やり始める その場所は用意された!という感じですね~・・・ーさてさて次号も続くよヨナ祭り! 楽しみです♪by妹
2022.03.13
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お久しぶりです妹です。2ヶ月ほどヨナ活を小休止しておりました。なんというか「今まで年間3冊ペースでずっと走ってきていた暁のヨナだけど、単行本P数も減って 草凪先生の執筆も少しゆっくり休憩しつつになるのかな、そーゆーフェーズに入って来たのかな」と感じる所がありまして。また私自身(今は仕事以外でなるべく疲れたくないな~)という時期でもあって。まったり無理せず、追いかけ続けていけたら良いなぁ!と思ってます^^ー思ってたんですが、花とゆめ本誌の次号予告観たら描きおろし量が半端ないですね。あの嬉しいんですけど、本当に嬉しいんですけど!先生・・・ご無理なさらず・・・;と;本当に超簡単ですが2話分感想参ります~!*以下単行本38巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 第219話「人間兵器」24Pと少なめのページ数でしたね。今後はこういった形も増えていくのかもしれません。良いのですよ!!本当に、先生が描けるペースで歩んでいって下されば・・・!・南戒帝国のカジ将軍八大将軍の一人ですかね。・・・なんだろう基本的には端役なんでしょうし、全然魅力的な描かれ方してないんですが妙に憎めないキャラクターになるのが凄いところです。「人はどうなってもいいけど 植物は踏まれると大変だから・・・」という理由でハク様が落とした千樹草の袋を保管してくれてました。出来た奴だ・・・!・「都じゃ指切り落とされるんですよね?」「・・・ラーン将軍」byハク様プレッシャーのかかる・詰問される場面で、ひょうひょうと立ち回れるハク様。こーゆー所だぞ・・・お前のこーゆー立ち振る舞いが(特定の人間にとっては)一番怖い所なんだぞ・・・!・「俺の隊に入れてあげる・・・ 拒否すれば脱走兵とみなすよ・・・ 脱走兵は家族諸共斬首 わかるよね・・・」byカジ将軍ハク様、命の恩人親子&千樹草を人質にとられ、とりあえず「戒帝国軍カジ将軍下の兵士」として戦場に出てきそうですね。はてさてどう転ぶのか・・・!・「心強い 自分の仕事に集中できる」byジュド将軍四龍たちには素直に感謝するんですねジュド将軍・・・ ・「じゃああれ投げろ こっちも人間兵器だ」 「驚くことはない その昔ユホンが真国にやっていた遊びだ あれは首だけ飛ばしたんだが」byクラウ将軍人間投石・・・ き・・・キ 鬼畜の所行っっ!!!確かに岩攻撃じゃ「悪鬼」が表現出来ていませんでしたからね、私も「岩攻撃よりラーン将軍の水攻めの方が鬼畜の所行だった」とツッコミました。ーツッコミました が!! 少女漫画でこんな未だかつて観たこともない絵面を出してくるなんて!!草凪先生・・・ あのその 流石です。。暁のヨナ 第220話「打っ壊せ」・「・・・やはり貴女はイル陛下の思想を継いでいる ここは戦場ですよ 貴女を連れてくるべきではなかった」byスウォン陛下捕虜になっている高華国軍兵士たちの救出を提案するヨナ姫・・・に、スウォン様はコレです。 ・・・・・・・・・・・・。。あー うん。なんか。うん。大丈夫かなスウォン様コレ「こじらせすぎててどうしよう」って印象しか感じなかったんですが。たぶん作者様も「どうしよう」ってレベルでこじらせてるんじゃないんですかねコレやっぱりもう「ハク様を真正面からぶつける」位の荒療治しないと心の内を見せてくれることはないんじゃなかろうかコレ。。正直ものすごく不安になりました!ちょっと陛下・・・そろそろ向き合ってくださいよ! 頑張って!!・「行け・・・」キジャ 「許すな 命を玩具の如く弄ぶ戦を 振り返るな 破壊しろ!!」byジェハThe・少年漫画!!! ジェハ兄さん、相変わらず美味しすぎますよね^^;・「俺は整った顔をボコボコにするのが最高にアガるんだよ イイ顔にして高華国に放り投げてやる」byクラウ将軍・・・・・・・・・・・・ズシン ズシン と出てきた大男がですね、あれは一体何なんでしょうね・・・。なんか真国編でもこんな感じの筋肉だけのモブが出てきた気がするんですが、それが戦場用に更にビッグサイズになった感じですね・・・たぶん考えるだけ無駄だとは思うのですが、何なんでしょうね 彼は。ジェハ兄さんボコボコにするクラウ将軍は、ヒヨウさんを思い出すハジケっぷりでした!・「お前が今死ぬとこだったんだよ!娘さん嫌な感じするって言ってたし」ゼノ仙人「ジェハ・・・ これ以上ヨナを悲しませたら駄目・・・俺達はハクを絶対に見つけて帰るんだ」byシンア君ジェハキジャは本当に自己犠牲的なやり方ばっかり選ぶので・・・ゼノとシンアが出てきてくれるとホッとする所があったりします。言葉数は少ないですが、シンア君の台詞はいつもグッときますね!四龍は皆そうなんですが、その中でも一番"ヨナ姫の願い"を慎重にかみ砕いてくれてるのはシンア君なんじゃないかなぁ。・「ヨナ姫 どうかそのお役目 俺にお任せを」byグンテ将軍「最後の戦場へとグンテ将軍が向かった」って・・・「将軍職を退くから最後」って事ですよ・・・ね?;グンテ将軍はやっぱり器がデカい男なんだなぁ(頭は悪いけど)! と感じました。しかしグンテが将軍職を降りると、実は「最初に登場した五人の部族長のうち、4人が替わった」という事になります。作中では1年も経っていないはずなので、やっぱり「高華国内部は相当混乱しまくってる状態」と言えますよね。・ヨナ姫や雷獣は上に立つ人間としては甘い だがその甘さがグンテ将軍の窮地を救った 代わりに犠牲となった雷獣の顛末が 心を開かせた スウォン陛下の命に背いても ヨナ姫の言葉に動くとは byケイシュク参謀解説ありがとうケイシュクさん・・・ 雷獣さん、犠牲になってないけどね!簡単感想でしたが221話掲載前にアップ出来てよかった;;;3月に入ったら、本誌は連続ヨナ企画満載のようです♪楽しみです♪by妹
2022.02.27
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2022年明けましておめでとうございます。去る2021年は、姉・妹ともに生活スタイルに変化がありかなりバタバタしつつ・・・ 後半は「リョーマ!」フィーバーしながら暁のヨナをまったり追いかけておりました。ちょっと絵を描くことができなかったので、過去絵加工年賀です。アニメ放送当時、公式サイトの年賀ハクヨナちゃんが可愛かったので描いたモノです。・・・な 7年前て・・・;;今年も相変わらずヨナヨナしていると思いますので何卒よろしくお願いいたします。by妹
2022.01.01
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今年も、残すところあと1日…!正直8月以降は、『リョーマ!新生劇場版テニスの王子様』に狂ったように通い詰めた記憶しかなく、(最終的に映画館に21回通った…新記録…)気づいたら秋が終わり、いつの間にか冬になってた…!みたいな1年でした。他にもすごくいろいろあった気もしますが、テニプリの麻薬を浴び続けた記憶しか残ってない…恐ろしい。あ、でも!ヨナ関連では、12月、1年越しに横浜の『暁のヨナ原画展』へ妹と二人で行くことができたのは、本当に嬉しかったです!暁のヨナ 37巻感想(姉編)阿波へ千樹草を採りに向かったハク・ユン。2人は立ち寄った金州で、南戒の急襲によりグンテ将軍が負傷する場面に出くわす。地の部族の士気が急激に低下した中、南戒は重ねての攻撃を仕掛けて来て…。*以下、発売直後のコミックスのネタバレを思いっきり含みます。未読の方は、お気をつけください。*妹の各話感想と思いっきり内容被ってます。本誌購読時には、ハク様とユンくんが2人で千樹草を採りに行く…という展開から、地の部族でハク様が動き回るんだろうな、と漠然と思ってはいましたが、で、結局何をやるつもりなのかな?と不思議に思いながら読み進めていました。金州でボロボロになりながら奮闘するハク様の姿を見ても、いまいちピンと来なくって。「孤軍奮闘するハク様」は、29~30巻でさんざん描かれていましたし、なんなら、17巻では同・金州で、今回の絵面に近いシーンが既に描かれています。29~30巻のクエルボ編は、そもそもの火種の作り方から、完全にハク様の主観にふっかけることしか念頭にないことが分かりましたので、「ハク様を動かす」が目的のエピソードとして、とても理解しやすかった。今回の金州での戦描写に関しては、バランス人間のハク様が奮闘し、「地の部族に大恩を売る」ことになるのは分かるのですが、モチベーションの作り方も、ハク様の主観にかかるだけに特化しているわけではないですし、また、ハク様が疲労を蓄積していく描写がしっくり来ないままに読み進めていました。これは、誰のために、何をやっているのかな…?それが、ラーン将軍の水攻めで、ハク様が安否不明になって…あぁ、そうか…!としっくり来ました。あぁ、この状況が作りたかったのか…。いつものことながら、ちょっと無理やりだったけど!!水攻めシーンは、物理的にツッコミどころしかなくて、ちょっと気が散ったけど…!誰のためって…そりゃぁ…もう分かってたよね…30巻までは、ハク様のためのターン。ここからは、スウォン様のターンだって!!!(↑思い出した)スウォン様のための話回しですね。はい。分かってたことを忘れて読んでました。ハク様を追い詰めて動かすのに、二十数巻かけてエピソードを重ね倒して来ていて…31巻で、いよいよ緋龍城に戻ってきて…スウォン様は、もう出来上がってるキャラクターだから!そもそも、もう1巻1話の時点で、やらかしてる奴だから!このキャラクターを追い詰めるエピソードは、そんなに必要ないだろう!これから、さくさく話が進むぞ!…とか考えていた私が甘かった。謎の病気(緋の病)の発症、(おそらく)設定変更が多数ほどこされた親世代過去編、それらの事実を突きつける為のようなゲストキャラクター(メイニャン)、その上で、空の部族内で立ち回り始めるハク様、簡単に動けない自分に代わり、地の部族の危機に駆け付けるハク様、孤軍奮闘し、結果行方不明になるハク様…ヨナ姫の涙…追い詰め足りないと思った草凪先生の、怒涛の追い立てが凄まじく、あぁ、全然「スウォン様」はこれから作るんだな…っていうか、ハク様同様、こっちもこっちでこじらせきってるな!と思いました。今回の展開は、結局、今、高華国で何が起こっているのか、という「現状の可視化」なのかな、と思っています。謀反劇以降、起こってきたことを総括すると、極論、「今巻の展開」なんだろうな、と。5~7巻、地の部族が全く管理できていなかった阿波の都で、海賊とともに悪徳領主成敗及び人身売買を阻止したり、14~16巻で、水の部族が全く対処できていなかった、南戒からの新種麻薬の密輸元を叩いたり、17巻で、南戒への高華国の強行進軍の後処理をしたり、19~21巻で、斉国の対高華国用の砦建設を早期に阻んだり、22~26巻で、全面戦争を回避すべく真国内部で立ち回ったり、27~30巻で、火の部族の反乱の後遺症を戒帝国の豪族に突かれた際、自分たちだけじゃ追い払えそうになかった火の部族+空の部族を先導して勝利に導いたり、スウォン政権下で、諸々やりきれない対国内・国外の火種やリスクを、最小限に食い止めようと動き回って、こそこそと命がけで働いて来た(無償)のは…そもそも、1~2巻で、空の部族から明らかに不当な圧力を受けた風の部族をなだめて、自分が消えることでその場を収めたのは…誰だったんだ、って話なんですよ。ハク様が、1巻からずっと守って来たのは、ヨナ姫や風の部族ももちろんですが、…それだけじゃないですからね。ハク様が、1巻からずっと守って来たのは、なんやかんや一番には、スウォン様ですからね。ハク様が行方不明になりました。まぁ、2巻で国政的には既に消えていた存在でしたし、むしろここで名乗られても困る存在でした。高華国内に居場所のない、元権力者です。良かったじゃないですか。都合良く消えてくれて。実際の生死はともかく、このまま「空の部族の一兵卒」として姿をくらましてくれたら…2巻で、風の部族にヨナ姫を置いて、こっそり姿を眩まそうとしていたハク様のやろうとしていたことが、コミック35巻を経て、完遂された、ってことですね。まぁ、ヨナ姫は、この事態を回避するために、そうなる未来を打破するために、剣を持ち、伝説の四龍を集める旅に出たんですけどね。今回の状況じゃ、スウォン様を責めることもできませんし、風の部族も、敵意の矛先を空の部族に向けることもないでしょう…。結局、ヨナ姫が35巻に渡って、四龍を集めて、高華国中を駆けずり回って、自身たちの存在を認めさせて、緋龍城に戻ってきて…状況はすごく変化しているんです。でも、一番の目的は平行線のまま、2巻の段階から何も解決してないんです。だって、本人が言わないんだもん。ってことが、顕在化してる巻だったな、と思います。暁のヨナ…この作品は、37巻にも渡って、ぐるぐると核心の周りで螺旋を描く、衛星のようなことをずっとやってきて、なかなか突っ込んでいってくれなくて…流石に…読者ももう分かると思うんです。この作品、伝説だなんだかんだとか言いながら、話回しでは、エンドレスでハク様しか描いてないって。これ以上衛星状態を続けると…白泉社の歴代大作たちのように…いつ連載が止まらないとも限らないと覚悟をしなきゃと…そんな気持ちも心の片隅にあったりなかったりするのですが。それでも着実に、核心に近づいている…と信じたい。スウォン様、草凪先生がえげつない追い立て方して来てますが…是非、それらを大きく受け取って!是非、大きなリアクションをして、話を核心に近づけていってください。暁のヨナ、2022年の展開も、楽しみにしています。by姉
2021.12.30
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簡単にですが、本誌感想参ります~!暁のヨナ 第218話「開戦の角笛」*以下単行本38巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!**なんか今回、本当にジュド将軍を毒吐きながら愛でてるだけの グチみたいになっちゃったので、本当にお気を付け下さい*・「高華国最強部隊も地に墜ちたもんだ 雷獣は十数人で金州を守り抜いたのによォ」byグンテ将軍 「放せェェ!! あの男やはり一度死ぬべきだったのだ!!」byジュド将軍グンテ様、千樹草なくとも戦場でジュド将軍相手に茶々いれられる程度には回復出来たようです 流石ッスね!!いやしかしこの嫌味はムカつきますね・・・本当のことだからこそムカつきますよねーねぇジュド将軍??今回のヨナの見所は、ほぼほぼこのグンテ様とジュド将軍のやりとりだったなぁ!と個人的には思ってます。会話に「これでもか」というほど重要な要素を入れ込んであるなぁ、と。・「イル陛下の件を黙認し スウォン陛下に忠誠を誓った俺は雷獣にとって敵同然だろう だが・・・あいつは俺と俺の大事な部族を守ってくれた 命をかけて ヨナ姫にも・・・阿波が世話になったと聞く・・・ 不忠の臣として あの二人に返せるものがあるなら返してやりたい」byグンテ将軍グンテ将軍、スウォン様がイルパパ殺して王座に就いてヨナ姫&ハク様が緋龍城に居れなくなったんだろうなぁ~・・・という所まではちゃんと分かっていたらしいです。まぁそうでしょうね。ハクヨナちゃん、実はそれ以上にえげつない追いつめられ方してるんですけどね。。まぁそれは2人が「私達はこんな事された!」と訴えないことには他の将軍達は知る術もないので、仕方がないことだと思います。ーというように、グンテ将軍は傍観・沈黙・容認してただけですが、ジュド将軍はバリッバリの加害加担者側なのでね!!どうなんですかね今のお気持ちは!!?・・・というシーンだったと思います。ジュドなぁ・・・ジュドは本当になぁ・・・(なんだよ)・南戒の大軍勢!!大軍勢・・・大軍勢!正直に言いますと、暁のヨナに「軍勢」が出てくる度にちょっとハラハラしてたんですが(戦をきちんと描写する漫画ではないので;)流石にもう慣れましたね・・・。ジュド将軍、南戒の圧倒的な武力と財力に大慌てです。(メイニャン様の言い分にしっかり耳を傾けないからだぞ・・・)(というか あれだけ大見得切ってたの 何らかの情報に基づいた主張じゃなくて ただの根拠のない精神論だったんスね・・・知ってた)・雷獣ならば留まっただろうか俺はいつまであの男に勝手な劣等感を抱いているのか・・・ あの男は何にも恥じぬよう後悔しない道を選んだのだろう byジュド将軍・・・・・・・・・。。なんだろうな うん。要するにこの男(34歳)は、自分より明らかに優秀な10代の若者を追いやって、今なお国の中核である「空の王族軍の総指揮」というポジションに座して居る訳です。劣等感とかうだうだ言ってられないよね そこは分かってますよね。・・・しかし「あの男は何にも恥じぬよう後悔しない道を選んだのだろう」はただの思考停止というかハク様について考えるの面倒くさくなっただけですよね。。ーまぁ深く考えを巡らせられる状況ではなかったけども。・「南戒には八人の大将軍がいるんだ ヴァルとかラーン ヒッタン将軍とか割といい奴もいるけど 中には悪鬼の如き恐ろしい奴もいる 中でもクラウ将軍は最悪」byメイニャン「開戦の狼煙の代わりだ 派手にいかせてもらおう」byクラウ将軍メイニャン様がお元気そうで何よりです。そしてもう登場人物の名前覚えられな・・・ ;; 今度こそジュド将軍の格好良い場面が来るのか!ーと一瞬と思いましたが、来なかったね・・・。派手好きな悪鬼・クラウ将軍の第一手は・・・ 岩。草凪先生、岩攻撃お好きですよね。個人的には、ラーン将軍の水攻めの方がはるかに鬼畜の所行だったと思いましたが・・・;;・四龍たち、そしてヨナ姫スウォン陛下 高華国軍到着!!ヨナ姫が甲冑着て独りでお馬さんに乗っている・・・だと・・・!?25巻の段階ではアルギラに乗せて貰ってたのに、いつの間に乗馬スキルを身につけたんですか姫様ぁ!!ヨナ姫、スウォンと並んで本当に格好良かったんですけどね、やっぱりちょっと目が虚ろといいますか・・・「とっとと終わらせよーよ」って雰囲気に見えちゃったのは私のフィルターが偏りまくってるせいですね ハイ!シンア君がハク様を探してるシーンが良いですね。実は四龍の中で一番冷静な性格してるのはシンア君だと思ってます。・「高華国軍の角笛・・・!」by大怪我のハク様アレ?これハク様、結構近くに居るんじゃないです!?このままの状態が続くと本当にヨナ姫がヤバいと思うので(メンタル的な意味で)とっとと出てきて下さい!!そして「夫になる」「結婚」「妻」という言葉が出てきましたね。ああ遂にかぁ~・・・という感慨深い想いでいっぱいです。。(←気が早い)ーというかソヨンさん(年齢不詳)とランラン君はどーゆー立場なんだやっぱりよく分からない;;次回は付録でヨナ花札付♪楽しみです!by妹
2021.12.26
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暁のヨナ 全世界累計(紙+電子)1400万部突破おめでとうございます!!ーすごいなぁ。うん。すごいなぁ!としか言えません。さてさて超簡単にですが、本誌感想参ります~!暁のヨナ 第217話「固く閉じた蓋」*以下単行本38巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「君の前では泣くのかなと思ってさ・・・ 僕らの前では無理した笑顔だったのに・・・嫉妬する」byジェハ兄さんヨナ姫が涙した事を察し、思わずスウォン陛下(体調不良中)につっかかるお兄さん・・・ジェハ兄さんの面倒くささが天元突破してて大変良い台詞だったと思います!!キジャさんとかだって、当然同様の想いは抱いていると思うんですけどね・・・ここをしっかり割り切れる仕事人間だから、言わないだけで。・「彼女の涙から伝わって来たのは 哀しみと絶望 そして強い怒りだった 自分が ここまで彼女を追い詰めた・・・」by弱ってるスウォン様イヤ今回の件に関しては、怒ってないと思うよ!!確かにヨナ姫をここまで「ハク様命」な状況に追い詰めたのは 間違いなく貴方だけどね!!・・・スウォン様・・・弱ってますねぇ。。人間は弱ると、心身共に「今まで無視できていたはずのガタ」が噴出してくるもんですよね ええ分かります 分かりますよ。・「ハクがどこに居るかなど 分かるはずもない そもそも ハクの事を 考える 暇はない 時間はない 閉じて捨てた箱の蓋が」 by弱り切っているスウォン様ーこの期に及んで何言ってるんだろうこの男はーなどとうっかり思っちゃいましたよ。イケナイいけないぞ私 相手は病人!!姉とも話したのですが、言い回しがちょっとミスリードっぽいんじゃないかな・・・と感じました。「閉じて捨てたはずの箱」は、ヨナ姫の事なんですよね たぶん。今回の文脈だと、ハク様もこの箱に入ってるようにも感じられちゃいますよね。細かい所ですが これはどうなんでしょうね・・・ と。気になりました。・一堂に会した火・水・空・風の部族軍金州への橋が完成したので、全部族が戦場へと進軍するようです。テウ将軍が甲冑着込んで将軍らしくなっちゃって・・・どうしましょう格好良いよ!!風が吹いている描写が印象的でした。木の葉なのかな・・・?・「あなたにもしもの事があったとき 私はあなたを支える 早く戦を終わらせませましょうそして 戦が終われば私達の同盟も終わり私 ハクを探しに行く」byヨナ姫・・・・・・・・・・。。ヨナ姫様、なんかキリッと格好よさげに宣言していますけどね、四龍たちも晴れやかに「お供します!」とか言ってくれてますけどね・・・個人的にはああ遂に恐れていたことが;という感じでした。ーいや、前々から姉と言ってたんですよ「ヨナ姫が居なくなったら、ハク様は死ぬかもしれないね。 でも ハク様が居なくなったら、ヨナ姫は 死ぬまでずっとハク様を探し追い求める亡霊になると思う」と・・・ヨナ姫は、基本的には「ハク様>世界」というか、ハク様を通じてしか世界を認識出来ない・恋愛脳にも程がある娘さんだと思ってます。ハク様が居ない世界だけは、是が非でも認める訳にはいかないんだと思います。サラッと描かれたシーンでしたが、すごくヤバイなぁ・・・危ういなぁ・・・と私は感じました。ハク様、ホント早く帰ってきてあげて;;・「ここまでの求心力・・・ 最早ヨナ姫と四龍はこの国の象徴 このまま同盟を解消して良いものか・・・」 byケイシュク参謀ーうん、ダメでしょう!!表に出てきてしまった以上、そうそう簡単に好き勝手されたらマズイですよ。スウォン政権にとって脅威になり得る存在ですからね!・「・・・空?どこだ・・・? 遺体!? な 何だこれ 待て 死んでねぇ」byハク様あああ良かった!!ハク様死んでなかった!!!!しかしこんな・・・血まみれ&埋められる寸前で目覚めるとは思わなかったですよ;誰かに介抱されてているものとばかり・・・ うう痛々しい;草凪先生の、こういった「インパクトのある絵面・エピソードで焼き付けていく手腕」は本当に凄いと思っています。なかなかコレをやってくれる作家さんって居ないんですよね。ー戒の兵士に捕らえられかけた所、見知らぬ親子・ソノン&ランランが庇って介抱してくれる事に。息子のランランには、何か不思議な(神官的な)力があったりするのかな?・「千樹草・・・ あれがないと戻れない・・・」byハク様千樹草とかもうどーでも良いので、とりあえず戻ってきて下さい!ヨナ姫にその姿を見せてあげて下さい!!!次号は37巻と同時発売ですね。なんともハク様ハク様した年末になりそうですねv次回も楽しみです!by妹
2021.12.13
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暁のヨナ 原画展inマルイ 横浜に行ってきました!昨年・2020年12月に池袋で開催されて以来、1年間で大阪・博多会場を巡回し、今回、関東で再開催!とのことで。暁のヨナ 原作単体でのオンリーイベント・・・めちゃくちゃ行きたい!!…けれども、状況も状況でしたので、1年間、「無理だ…!」を繰り返しておりました。今回、本当にありがたいことに、開始1年を超えてもなお、新会場で開催してくださる、とのことで…。今ならっ…というか、今しかない!!と、妹と2人で、横浜まで行って来ました。原画展数も、規模を大きくして70点が展示されているとのことで。当初、「プチ原画展」と言っていた気がしますが、もう「プチ」は付けていないんですかね。70点ですので…本当に、ガッツリ・しっかりした展示会でした。原画展示の、最初に出迎えてくれたのが、こちらの原画。2011年のカレンダーイラストだそうなので…ちょうど、11年前??まだ、コミック5巻収録の内容が掲載されている頃のものだと思います。阿波編の本当に初期初期のあたりかな?この頃キャラ同士の関係性がすごく走り始めているのを、本編からも感じていましたし、人気も、ひょっとして少し出て来てるのかな?…と思っている時期でした。そこで、このカレンダーイラストが出て来て。すごく嬉しかったんです。「これは、行けるぞ!人気出るぞ!」と勝手に盛り上がって。(「ハクヨナでラブ展開、期待してね!」と感じさせるイラストは本当にコレが最初だったと思います。)11年越しに、こんな立派な単独イベント会場で、こうして生原画を拝める日が来るとは…!妹と2人、こみ上げるものがありましたよね…。あ、原画の並びですが、全てではないですが、基本的には、古→新 順に、原画が並べられていました。妹が、しきりに「思ってたより、私は冷静。」とか口ずさみながら観てました。「もうここに住む。」ともつぶやいていました。舞い上がっているようにしか見えませんでしたが、本人的には、冷静に楽しめていたようです。妹「マスキング液と、ホワイトが使ってある。ホワイトで花びらを描き込んである。意欲作だと思う!」姉「へぇ…(鵜呑み)。」妹「この辺になってくると、画材の多様さも面白い。人物と花で輪郭線の色を変えてきてるし、主線に色鉛筆とか使ってるんじゃないかな。」姉「へぇ…(鵜呑み)。」姉「ハク・スウォンイラストの渾身さ、いちいちマジパねぇ」妹「気合がにじみ出た、いい絵だねぇ…いや、本当に。」妹「草凪先生が、あらゆる場所で真っ先に推してくるようなイラストは、生原画で観ると、やはり出来がとても良いね。この絵は、とにかく空のグラデがきれいに描けてるのと、ハク様の服のにじみがとてもきれいに出ている!」姉「へぇ…(鵜呑み)。いい絵だよね。私もやっぱりこの絵好き」妹「あべとしゆきさんの水彩技法本を読んだ草凪先生が描いた絵では(たぶん)」姉「へぇ…(鵜呑み)。」妹「前から好きではあったけど、生原画で観て、更に好きになった!シンプル構図だけど、描きたいものが明確で、それをどこまで立体的に魅せていけるか・・・という絵だと思う!」姉「へぇ…(鵜呑み)。」姉「手のところが!貼ってある…?」妹「ホントだ…くそうっ…キャラファイングラフ(A5)じゃそこには気づかなかった」妹「雨のホワイトがもりもりでしっかり見れる」姉「手の込んだイラストだねぇ…。」それにしても、こうして、年代順に生原画を拝見して、よくよく×100、分かりました。草凪先生…試行錯誤を繰り返し、本当にどんどん上手くなってる。分かってはいたんですが…いや、改めて。妹曰く「暁のヨナのカラーは下記のような流れ↓だと思う(想像)」だそうです。10巻までは、カラーイラストを描きながら、(主にカラーの)デザイン設定をしていたのでは。↑今回の展示にはありませんでしたが、このあたりのカラーのことですね。10巻台は、アニメ化があり、動き・声がついてキャラクターが立体的になった。とにかくキャラクターを活き活きと描くことを意識されている印象。20巻台は、アニメも終わり、ここで一気に情景を盛り込むことに転じている気がする。(元々草凪先生は情景を描きたい作家だと思う。アニメ化前にも背景を描きこんだカラーはたくさんあった。・・・でも、なかなか上手く処理しきれていなかった印象。暁のヨナは、ハクヨナ+ユン君+四龍、それぞれ強い色付けをしているので、そもそも水彩で情景まで落とし込むのは難しいデザインだと思う。)主線の有無で立体感を出したり、ピンクの線でファンタジックな雰囲気にしたり、色んな挑戦をされている。30巻台は、情景を超え、1枚絵としての芸術性を高めた作品になっている。今まで積み上げたツール・技法の引き出し、配色のノウハウが活かされていて、ただただ圧巻。特に、原画展開催前後からのイラストは、展示して大勢の方に鑑賞してもらうことを念頭に置いている。絵画。姉:へぇ~~…(鵜呑み)。まぁでも、私のような素人目で見ても、どんっどん上手くなっていくのが当然分かりますので。いやぁ…向上心の塊・すごい作家様だなぁ…!!と改めて感じました。展示のラストは、ここ最近のイラストでした。見応えがありました…!展示会場は7階でしたが、B2階の「CHABAR」さんで、ハク・ヨナ・スウォンのコラボドリンクの販売がありました!●ヨナ「マンゴーローズヒップ茶」●ハク「白桃バタフライピー茶ラテ」●スウォン「黒蜜きなこ紅茶ラテ」すごい!人気作みたい!私は、タピオカなどというオシャレな飲み物と縁がないと思っていましたが…まさかこんなところでガッツリ飲むことになるとは…;本当は3杯飲みたかったのですが…飲み切れないので、2人で、ハク・ヨナのドリンクを購入しました。そして、特典でいただいたコースターがこれですよ…!うん、なんかそんな気はしてた…!ヨナ姫のドリンクは、意外と甘くなく、あっさり渋めな飲み心地でした。(ローズヒップですからね…)ハク様ドリンクの味が、全然想像できなかったのですが、白桃とバター風味のラテという、甘い、ミルキーな印象でした。この2つのドリンクは、味も全然違って、相性が良かったです。スウォン様ドリンクは、飲み比べてはいないので想像ですが、ハク様ドリンクと一緒に飲もうとすると、味が近くてちょっと辛いかもしれません。ヨナ姫ドリンクを挟むことをお勧めします。いえいえ、でも、どちらのドリンクも本当に美味しかったですよ♪コラボ、ありがとうございました!はぁ…。暁のヨナ生カラー原画に四方を囲まれた空間…!!!本当に、幸せなでした…っ!!念願叶って、無事に妹と2人で鑑賞することが出来ました。花とゆめ編集部・CHARA-ART・マルイ様、1年以上に渡りイベント巡回・企画してくださり、本当にありがとうございました!by姉
2021.12.06
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『暁のヨナ』プチ原画展 のグッズが届きました♪-その2少し前に届いていました、プチ原画展のグッズ第2弾!簡単感想です。『暁のヨナ』プチ原画展…初回が昨年の12月ですので、1年以上に渡って各所で展開されていますね!今年の12月には、規模を大きくして横浜でも開催されるとか…!私たちは、まだ行くことが出来ておりませんが、素晴らしいと思います!そして、開催会場の増加に伴い、どんどん追加されていく新グッズたち…!!第1弾の際は、結局全種購入したのですが、増えすぎたグッズ置き場がなくなって来たため、第2弾追加グッズは、本当に欲しいものだけに絞りました。第1弾グッズ購入時に、特に満足度の高かった品質のグッズに絞った結果…購入したのは、こちら!購入点数絞るなら、高単価商品に限るよね!第1弾グッズ購入時、どの商品も個々に素敵だったのですが、やはり、作成主体となっているキャラアートさんの魂…というか、イチオシであろう「キャラファイン」印刷グッズの品質と満足感は、圧倒的でした。ヨナ姫・キャラファイングラフ A5 この絵は、是非キャラファイングラフ印刷でグッズを出して欲しかったので、すごく嬉しかったです。A5サイズなのですが、本当は巻頭カラー用のイラストなので、もっともっと大きな絵だと思います。A4サイズで販売していただいても良かったかな…という思いも少しありますが、でもでも、赤色の濃淡がしっかり鑑賞できます。マットの淡いピンク、額縁の白色もしっかり決まっており、1枚絵としてとても仕上がりの良いグッズ商品だと思います!スウォン様・キャラファイングラフ A5今回購入した3点のグッズの中では、個人的にイチオシグッズです!単行本カバーイラスト用表紙ですので、実寸大ではないと思いますが、巻頭カラー用よりも実寸に近いものだと思います。また、屋外・屋内の光を表現するため、相当色が塗り重ねられていて、筆致まで見て取ることができるキャラファイン印刷が、とても映えます。相当な力の入ったカラーイラストであることが、よく分かります。とても見応えのあるグッズ商品ですので、興味のある方は、是非!ハクヨナ・アクリルブロック前回の2つのアクリルブロックも、ハクヨナ(&一人だけユンくん)でした。アクリルブロックはすべてハクヨナなのか…?カレンダー(6月)用のイラストです。この絵がとても好きだったので、グッズ化はとても嬉しかったです!前回購入していたアクリルブロックでも感じていましたが、アクリルブロックという商品の特性上、「みずみずしい」イラストが映えますので、このイラストのグッズ化は最高の相性でした。1枚絵としての満足度も非常に高いイラストですので、15センチ大という大きさで、アクリルブロックというしっかりした形に閉じ込める世界観としてとても妥当です。キラキラと水紋のレーザー加工も素敵でした。高単価商品は、まぁ…確かに手を出しずらい高単価っぷりではありますが、キャラファイン印刷の満足感、半端ありませんので!おススメです^^。次回の横浜会場では、第3弾の新規グッズもあるとのことで…。どうしようか、今悩んでいるところです。by姉
2021.11.27
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本誌感想参ります~!暁のヨナ 第216話「溢れる」*以下単行本37巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・・・・・・ふぅ。。分かっちゃいましたが、今回は全ページ緊張感と重々しい感情が渦巻いていましたのでページをめくるたびに「・・・・・・!!! ふしゅう!」と立ち上がって部屋を一周する・・・を繰り返してました(←怪しい人すぎる)。なんというか、最近は「この展開は・・・どこにつながっていくのかな??」と中々見えなかったのですが、今回の話で「そうかコレが描きたかったのか! ・・・な??」という、ストンと来るものはありました。その辺りについて、簡単にですがぐるぐると感想をば。・「緑龍 白龍 ユン お前達は城に戻れ ここは俺達に任せて」byジュド将軍ハク様が流されてから、5日も経過していたようです!!ああ これは完全に行方不明って事ですね・・・;;ヨナ姫にどう説明すりゃええんや・・・(思わずキジャジェハ目線になる)ジュド、相当根つめて捜索活動をしていた模様(もちろんハク様だけを探してた訳じゃないと思いますが)。私的にちょこっと好感度上がりましたv・「大丈夫! ハクのことだもの 今頃どこかで休んでるんだと思う 大丈夫よ 絶対 だから 皆も休も」byヨナ姫遂にスウォン陛下&ヨナ姫に「ハク様行方不明」の情報が告げられました。一瞬絶句しつつも・・・気丈に振る舞うヨナ姫様!!!ああ これは後で大きく反動が来ちゃうヤツですね分かります・・・でも妙なリアリティがあるんですよね この反応・・・とりあえず、ジェハキジャ達に自分を責めて欲しくないし、休んでほしいもんね・・・;;ゥッ;;ジェハ&キジャ&ユン君の表情とリアクションがいちいち良かったのですよ・・・!とりあえず、とりあえずは一旦落ち着いて体制を整えよう・・・という空気にすることが出来ました。姉が「流石にこの場面のぷっきゅーにはイラッとした」と言ってて笑いましたw・「求めに応じ 風の部族参上仕った ハク様に会いたいんだけど この城にいるんだろ?」byテウ将軍ここでやって来る風の部族!! ひゃっほう!!まぁ「何かしに来た」というよりは、「ハク様が居なくなったって知ったら騒ぐ奴らが居るんだよ」という描写なのかな、と思いました。テウ君とヘンデ君、すごくガタイが良くなってて驚きました。風の部族は数年前まで「最弱」と言われていましたが、ハク様を筆頭に若手育成に力を注いできた部族です。"これから"の部族なんですよね。しかしケイシュク氏、完全に(ハク様=死んだ)事にしてて流石過ぎました。まぁこの状況では、一番冷静な態度かと思います。緊迫感のある場面で、ヨナ姫がゆるっと収めに出てきました。ヨナ姫にこう言われたら、テウ君たちも深追い出来ないよね。ウン。・・・ヨナ姫、完全に表情がスウォン様のそれになってて もうね。ゥッ;;・「ヨナは・・・強いよ 絶対大丈夫って ヨナが言うから俺も信じなきゃ・・・」byユン君「ぷっきゅほう」とは 新手のバーションが出てきましたねプッキュー!ユン君が良い子すぎてね、こっちまで涙目ですよ;;メイニャンの「ま・・・いいよ お前が無事なら」に思わずキュンと来ました。・「・・・震えているので 必要ありませんでしたか?」byスウォン様特筆すべきは、この冷静&普通すぎるスウォン様の描写ですよね。ハク様が生死不明だというのに、地図を眺めながらハクが流された場所を推測しようとしたり、震えるヨナ姫を気遣ったり・・・めっちゃくちゃ落ち着いてます。スウォン様大好きな姉曰く「スウォン様は、まぁ勿論最悪の事態も念頭にはあるだろうけど心の奥底では"ハク様だから本当に大丈夫"と"太陽は一度沈んでも、必ず登ってくる"と思ってるのでは。ーというか、基本的に生死を問わない絶対的存在だから」だそうです。・・・うん。私もそうなんだろうな、と思います。スウォン様のハク様に対する感情というのは、"絶対生きてるって信じてる"・・・とかの次元じゃなくて、もはや絶対信仰のレベルだよね、と。・「教えて・・・スウォンハクがどこにいるのか 教えて」byヨナ姫ぅあ"ああああああああああ~~!!!ヨナ姫様の気持ちを最重視して読むタイプの私・妹的には今回一番ずっしり来た台詞でした・・・ ァァア・・・そうだよね!とにかく一番の気持ちは「会いたい 顔が見たい」だよね・・・!!ーそれをスウォン様に無茶振りするヨナ姫であります!!!いや、本当にグッと来る素晴らしいシーンでした。追い詰められて、堪らなくなって出てきた言葉から感じたのは・・・謀反の夜までは、スウォン様は本当にヨナ姫に優しくてお願いを何でも叶えてくれてたんだな という事とヨナ姫はここに至っても「ハク様とスウォン様には、どこまでも特別な繋がりがある」と信じてるんだな という事です。ーいや、何というか ヨナ姫の言いたい事って「誰よりも高華国に詳しいスウォンなら、ハクが流された場所分かるでしょ教えて!」というスウォン様の能力への過信的なニュアンス、そして「貴方達はソウルメイトなんだから、何かしらのミラクルパワーで居場所分かるんじゃないの教えて!」みたいな、2人の絆への無茶苦茶な信頼みたいなニュアンスも入ってるんじゃないだろうか・・・なんてちょっと思ったんです。いや、真っ先にこの台詞が出てくるとは・・・ 本当にビックリしましたし、唸りました。・「近くにいなくてもそれぞれの場所で闘って平和になれば いつかは となりで・・・ ハクを助けたい・・・ ハクに会いたい・・・」by涙のヨナ姫ヨナ姫・・・ 戒帝国との戦に決着がついてスウォン様との関係にも何かしらの決着を付けることが出来た暁にはハク様に貰ってもらう気満々だったんだろうなぁ・・・。。というか2巻以降は、この娘の生きていく目的って極論「ハク様と一緒に生きていくこと」だと思ってます。ハク様が居なくなった世界だけは、想像出来なかったよねそうだよね・・・。うう 可哀想で見てられない・・・ 悲痛です;;;・スウォン様とハク様について上記したように、私はもうただただヨナ姫の気持ちを考えて ウゥっ・・・となっていたのですが・・・ それはそれとして。今の所、今回の展開は基本的に「スウォン様&ハク様」の為のエピソードだと思ってたりします。ハク様が本当に居なくなりました。ヨナ姫が泣いてます・・・どうしますか 見つけに行きますか行っちゃいますかスウォン様!!?やっぱり一番気になるのは「スウォン様のリアクション」なんです。姉曰く「作中で一番感情で動く人間」なスウォン様・・・どう出るかな~ どう反応するかな~ うん。色んなパターンを考えちゃうんですが・・・どうせ想像を裏切ってくる展開が来るんだと思います!!え~・・・ そしてもう1人・・・ ハク様ですね。死なれちゃ困るんで(ヨナ姫が)!まぁ生きているでしょう!!どうせ戒の将軍達あたりに介抱されてるんだろう(ファンの願望)!!! と。。思って気持ちを落ち着けてはいるんですけれども。暁のヨナ 第201話「翳り」感想(姉編)+高華国と腹減り一行の体制とハク様について (2)以前姉がこちらの記事↑で熱く語っていましたが、ハク様は今現在 ・・・高華国に居場所がありません。居場所がないことを受け入れているから、自ら積極的に「空の新米一兵卒」と、「取るに足らない存在だ」、と名乗っていた訳です。そしてハク様はこの度、ヨナ姫を絶対守ってくれる&信頼出来る仲間を見つけて、彼女を生まれ育った緋龍城に送り届けて、火の部族&地の部族に大恩を売って自分の手の届く範囲の者達は全員助けて・・・ 水にのまれて消えた訳です。17巻くらいのハク様だったら、この状況・・・大満足しちゃってたんじゃないかな と。たとえ生きていたとしても、二度と出てこなかったんじゃなかろうかと思ってしまう訳なんですよ。ーでももう、ことココに至っては流石に分かってくれてるよね!!?ヨナ姫の気持ちは分かってくれてるよねそこは信用してるからね!!?はぁ・・・次なる展開がめちゃくちゃ気になりますが次回は1ヶ月後・・・全力待機です!!(前回の記事でも同じ事言った)by妹
2021.11.12
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簡単本誌感想参ります~。暁のヨナ 第215話「金州崩し」*以下単行本37巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*今回は本当に本当に見せ場が多くて作画が素晴らしかったですね!いつもより1.5割増しで少年漫画でした・・・!!(草凪先生がTwitterで「大変でした」と仰っていてそうですよね・・・いつもありがとうございます!)・「・・・風の匂いが変わった・・・?」byユン君あくせく働く中でも異変に気付き、水の流れをいち早く察知し周囲の人々に高台への避難を呼びかけるユン君!優秀が過ぎる!!しかし・・・「17巻では、金州がこんな水害の危険がある地形には見えなかったですよ!!」ーとは言ってはイケナイ・・・いけないぞ!・「ちょっと待って ここにハクとユン君がいるの!?」byジェハ兄さん 「えっだから来たんじゃないの?」byトクさん?ジェハが元海賊達と会えて良かった!そういえばハクユンの動向は知らなかったよねそうだよね。再会を喜ぶ間もなく、戦闘開始です。久々の四龍の活躍がめちゃくちゃ嬉しいです!・「はい これから金州に援軍を送ります ジェハさんには道案内をお願いしたいんです」byスウォン様先陣をきったジェハ&キジャの後ろには、ジュド将軍率いる空の大軍が!ヨナ姫の案を採用することにしたスウォン様、道案内をジェハ達にお願いしていたようです。ヨナ姫はお留守番です。ーハク&ユンが最前線で闘ってるなんて知らないですからね;;そしてやっぱりプッキューが気になる・・・・「今金州で闘ってるのはどんな兵士なのかとても興味ありますね 会ってみたいな・・・」byスウォン様それハク様ぁああああ!!!(読者総動員ツッコミ)スウォン様・・・やっぱり貴方が興味持つもの、全てはハク様に通じているんじゃないですかね・・・そーゆー運命なんですよ。ウン。・「会いたいのなら引っ掴んで帰ろうではないか王の前に 金州の民を守りきってからな」byキジャ今回はもう・・・キジャさんの男らしい部分が大爆発してて良かったなぁ!! と思いました。さりげない仕草のひとつひとつがキレているというか。やっぱり戦闘に長けたキャラなんだなぁ!と。お姫様抱っこで助けられた兵士も思わず頬を染めちゃいますってよ そりゃぁ!キジャさんは、ハクヨナスウォンの緊迫感漂う関係をしっかり認識しつつ、距離を置きつつ でもやるべき事をしっかり遂行する所も凄く格好良いと思ってます。ジェハ兄さんは気遣いすぎちゃうので、時にはキジャさんの竹を割ったような意見に救われてると思います^^ーしかしこの二人仲良しだなw・「あんたを助けてんじゃねぇ あんたが乗らねぇと馬も動かねぇだろ」byハク様水が押し寄せてくる中での ハク将軍vsラーン将軍の一騎打ち・・・最終的には、ハク様に軍配が上がりました。負けたラーン将軍は本望そうな表情・・・なんで貴方こんなに良いキャラなの・・・;ハク様、一回お馬さんに乗って逃げようとするもラーン将軍を助けるために戻ってきてしまいました。自分の馬はそのまま逃がしちゃったのかな?まぁハク様らしいですよね。・・・ちょっと動きがいつもより頭悪い感じがしなくもないですが・・・ーうんでもまぁ、もう完全に疲弊しきってますからね;;ラーン将軍を助けて終えて、フッと気が抜けたというか完全に思考ストップしたんだな~ という事が表情から伝わってきました・・・。・押し寄せる水と千樹草 手の届く範囲のものは守った。自分以外はーああ~・・・ こうなるのか。ハク様がこうなってしまうのか・・・うむ。。(頭を抱えるポーズ)そういえば千樹草って具体的にどんな効力があったんだっけ?とファンブックを開いた所「病や傷の治りが3倍速くなる薬草」と書いてありました。う~ん、じゃ ここでハク様が千樹草を食べて元気100倍になる展開は不可能か・・・(↑ドラゴンボールの 一粒でダメージ0に回復出来る魔法アイテム・仙豆 じゃないんですねそうですね)これはどうなるのかな 「ハク様が自分を守る為だけに何が出来るのかな」・・・という部分だと思うのですが・・・ 正直予想が立てられないな;;ヨナ姫の気持ちはちゃんと伝わってるし、彼女の為にも「死ぬわけにいかない!」ーとちゃんと思ってくれてるとは感じるんですけどね。でも結局この状況まで辿り着いてしまうのは、この男のどうしようもない性分なんだろうなぁ・・・。だからこそ、ヨナ姫は3巻の時からずっと「ハクを守る」と誓っているワケでして・・・う~む考えれば考えるほどハク様の存在はブラックホールまさに夢幻なるスパイラル・・・どうなるのかな。ハク様はどうなってるのかな。四龍達はどうするのかな。ヨナ姫は?スウォン様は?どうなるのかな。。めちゃくちゃ気になりますが次回は1ヶ月後・・・全力待機です!!by妹
2021.10.10
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遅くなりましたが、超簡単本誌感想参ります~。暁のヨナ 第214話「命を懸ける価値」*以下単行本37巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「怪我しないでって言ったのに・・・」byユン君「ごめん」byボロボロハク様金州に戻り早速兵士達の看病に努めるユン君。そこに戦場から帰ってきたハクが倒れ込み・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ラブラブですよねこの二人・・・いや実は前から(ユン君は本気出したら結構ヨナ姫の脅威になるのでは)的なイメージはあったんですよ。ファンブックのハク様→ユン君の「絶対守る」も気になったポイントでしたし ええ。。なんかヨナ姫がハク様にやってあげたい事、代わりに全部ユン君がやってくれちゃってるような・・・;;全人類にモテまくる男の相手は大変だねヨナちゃん・・・・・・すみません 半分冗談ですが半分本気で言ってます。・「ちょっと待って・・・!ごめん・・・っこの千樹草は 違うんだ」byユン君 「悪いがこれは渡せない 俺が使うんで」byハク様千樹草を持っている事が知られ、金州の住人や兵士達に「当然グンテ様のためなんだろ?」と詰め寄られるユン君。ハク様が自身の威圧感を活かし強く制止することで、場を収めました。ーこの緊張感があるシーンは素晴らしいと思いました。草凪先生ならではのエピソードだったな!と。この場に居る人達、全員悪くないんですよ。皆、この立場でこの情報を持っているのなら、当然そう思うよね・・・という感じで。この件で責められるべき人間が居るとすれば、「緋の病に千樹草が効かない」と分かっててハクユンをそのまま行かせたゼノ仙人くらいですよね! ←ヤメロそして、一番の注目所はやはりハク様のこの立ち振る舞い方かな、と。この御方は「自分が前に出れば その場の全員を一瞬で黙らせられる事」をちゃんと分かってるんですよ。分かってるから普段から一歩引いてるし、必要とあれば(自分が悪者になろうが何だろうが)ギアを切り替えてきます。姉も熱く語ってましたが、このキャラクターが「誰もついて行けない次元で動く時」は「全体のバランスが悪くなった・なる可能性がある時」なんです。これは連載当初から一貫して描かれている部分です。・「ユン しばらく隠れてろ 兵士や村人と離れた方がいい」byハク様「ううん・・ 怪我人の手当てしなきゃ」byユン君「・・・ん 悪い ”隠れろ”なんてお前に失礼だなお互い今出来る所で闘おう」byハク様これだから暁のヨナは辞められないんですよ!!!とテンションがブチ上がりました・・・ 表情の作画も神だった・・・。この繊細で優しすぎるやりとりは何なんだろうなぁ。たまらんなあぁ。たまらんけど、やっぱりヨナ姫がユン君に嫉妬しちゃうと思・・・いやハク様とユン君、良い関係過ぎるなぁ。相思相愛だなぁ。。・私はここで死ぬかもしれない だがそれを引き換えにして絶対なる君主 チャゴル殿下に金州を・・・勝利を捧げます「貴方は高華軍の屋台骨 私にはそう見えます」そしてこれは 嘘偽りなく 貴方への評価 by決死のラーン将軍高華軍側の見張り台近くに独りで訪れ、ハク様に一騎打ちを申し込むラーン将軍。その真意には、とある陰謀が・・・!!え・・・なんで貴方がこんな男気を見せてくれちゃうの・・・?(動揺);;初見で「また名前覚えなくて良い感じの敵方将軍出てきた」とか言って本当にすみませんでした。。どうでも良いですがさらっと「私 南戒帝国八大将軍の一人」って言ってるんですが、え 8人も居るの・・・??・川・・・ 川の勢い・・・ 高所から降りてこない兵士・・・「まさか・・・ 水攻めか!!」byハク様水攻め!! 確かにそれはお金がかかる方法だ!!!金州の地形がイマイチよく分からないので、水攻めが有効手段なのかどうか判断しかねる所ではありますが・・・でもハク様が相当焦っているので、ヤバイ状況なのでしょう。ーというか水攻めって、落としたい城の周りを水で囲って追い詰めて降伏させる方法だと思ってたんですが・・・ここでいう水攻めは、おそらく直接的に水で攻撃する攻め方なのでしょう。・ユン カルガン みんな早く・・・!頼む誰か・・・!! 助けてくれ byハク様ラーン将軍の真意に気付き「逃げろ!」と叫ぶも声届かず・・・珍しく青ざめながら焦りまくっているハク様です。ハク様、自分の身に危険が迫っている時は絶対言わないくせに守りたい誰かを自分では守り切れないと感じたときには、めちゃくちゃ素直に「助けてくれ」と言っちゃうんですね・・・ そーゆー奴だよなぁ。そして・・・助けが来てくれました!!ハク様には伝説の四龍たちがついてます!!(ジェハキジャだけかな?)次回も楽しみです♪いやぁ~前号からのつながるハクヨナ表紙&付録の満足度がすごすぎて並べてにっこにこしてますv 編集部様、また素敵な企画をお願いします!by妹
2021.09.25
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遅くなりましたが、超簡単本誌感想参ります~。・・・えーと実は、最近私(妹)はちょっと生活スタイルが変わりまして・・・ もしかしたら、今までのように継続的に感想をアップすることが難しくなるかもしれません。・・・という状態です。勿論花とゆめは追いかけ続けますが、今後は超簡単感想になったり数話分をまとめてアップ、とかになるやも・・・しれません;;今は自分の生活を大切に、無理のない形で暁のヨナを楽しむ&応援していけたら良いな!ーと思ってます^^取り急ぎのご報告でした。暁のヨナ 第213話「眩い一騎」*以下単行本37巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・度重なる戦闘に皆疲弊し心が折れている 敵も延々襲撃と撤退を繰り返す 一見無計画だがこれは・・・ 「兵糧攻めか・・・」byハク様村をまるごと兵糧攻めですか・・・ えぐいですね。ハク様が戦で窮地に陥っている姿を見るのはツライですが・・・そもそも「グンテ様負傷により、突如総大将任された」立場ですからね。兵糧攻めで窮地に陥るってんなら、その責は当然グンテ将軍にあるわけでーまぁいいや。しかしハク様、こんな状態になる事も見越して策を打っていました。流石!・・・あと今回、「ハク様はやっぱり天性の大将気質だなぁ」と感じました。「どんなに劣勢だろうと、大将たるもの先陣をきって突っ走っていかなければならないそうしないと皆ついて来てくれない」というスタンス、流石ムンドクに育てられし生粋の将軍・・・!(いや今は一兵卒(のはず)なんですけど)・「皆さんご苦労様です あと少しですよ 良い働きをした方には特別手当を出しますので」byお金持ちのラーン将軍めちゃくちゃホワイト企業で笑いました。超正攻法じゃないですかw お金たくさん貰えるなら、士気も上がるってモンですよ!・(血まみれで ボロボロで 鎧も着れない貧乏で 今にも倒れそう しかし なんと 美しい戦士・・・)あてられたラーン将軍ハク様がまた新たな男をたらし込んでいる・・・(言い方) 本当に罪な男だなぁ、と思います。しかしここに来て、対戦相手が「ハク様が鎧を着てない」事を気にしてくれた事にちょっと感動!ラーン将軍・・・はじけ飛んでいるようで、以外と冷静な目線でハク様を見つめているような・・・そうでもないような・・・??・「おーいっ カルガンー 食料とか医療品いっぱい持って来たよ」byユン君私、最近ユン君が出てくるだけでウルっとしちゃうんですけど・・・何なんだろう??一点の曇りなくニュートラルな存在というか・・・まさしくこの子こそが正義というか・・・本当に頼りになる存在なんですよ。・(あー・・・ ちょっと 休ませてくんねーかな・・・)byボロボロハク様ここは印象的な場面でした。ハク様は、基本的には絶対グチや弱音を吐かない男なので・・・よっぽど・・・よっっぽど疲れてたんだな、と(そりゃそうだ)・「私が並んで戦場に出る話はまとまったの?」byヨナ姫 「私は必要性を感じません」byスウォン様いやスウォン様ね、貴方がしっかり起きて働くことが出来てる時は、そりゃ必要ないんですよ。いざって時に万一貴方が倒れてたら・・・という事態に必要性が出てくるって事なんですよ。分かってるとは思うんですけどね。ヨナ姫の「ーハン!」って表情が良かったです。なんやかんや、ヨナ姫はスウォン様のツーカーというか・・・気持ちを分かっちゃうんだと思います。なんてったって血縁、かつ兄妹みたいに育ってきた訳ですから。どうでも良いんですがプッキューが気になる。いつも気になるけどこの真剣な場面で、いつも以上に気になりすぎる。。・(その場所は私も知らなかった 私の知らない高華国をヨナにおしえられるなんて)byスウォン様ハク様や仲間達と一緒に、自分の足で高華国を見て回ってきたヨナ姫。その経験が活きる時が来ましたね!どれだけ意固地になっていたとしても、有力情報にはしっかり食いついてくれるスウォン様。緋龍王の生まれ変わりだ云々関係なく、ヨナ姫の言葉を聞いてくれたんだな、ヨナ姫の経験値を認めてくれたんだな・・・とすごく嬉しかったです!つながる表紙&ふろくアクスタにワクワクとトキメキが止まりませんありがとうございます!次回も楽しみです!!by妹
2021.09.15
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たいへん遅くなりましたが、超簡単本誌感想参ります~。暁のヨナ 第212話「ユン阿波へ」*以下単行本37巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・(雷獣いなくて夜はちょっと怖かったけど 昼にたくさん移動して何とかやりきった)byユン君我らがユン君、阿波に到着!!そういえばユン君、15歳にして人生経験豊富すぎる印象でしたが一人旅は初めてだったんですね・・・ 無事に辿り着けて良かった!!活気溢れる阿波の街中が描写されていて、嬉しくなりましたv・ギガン船長と再会!相変わらずの格好良さで、南戒の船を追っ払っていました!しかし役人たちと協力体制を取れているのは胸アツですね。今回はこーゆー細かい描写が嬉しい^^ユン君がお願いすると、あっさり千樹草を譲ってくれました。信頼関係!しかし「今年はそれが最後なんだ 大事に使うんだよ」がダメな感じのフラグにしか聞こえない・・・;・「ごめん間違えたそれはジェハからの手紙」byユン君今回一番面白かった所でありますw フェイント演出が神がかってるなぁwジェハからの愛はくしゃくしゃにポイ捨てされてしまいましたが、ギガン船長の言葉の端々にジェハへの愛情はしっかり感じられていましたよね^^ところでハク様は何を頼んだのでしょうか。普通に考えると「加勢してくれ」となりますが・・・劣勢を覆す事が出来る秘策になると良いですよね!・「んー・・・ もう駄目かな ・・・・・・たぶん・・・ ヨナが」byユン君「なんだいあの2人デキてんのかい ジェハはフラれたのかい?」byギガン船長「そこは干渉しないことにしてる」byユン君5巻27~28話「ハクにだって女の子と遊びたい時くらいあるわよ」が本誌に掲載されたのは・・・ ああもう10年以上前の事になるんですね。当時「おお色恋沙汰の話題がキタ!」と喜んだ記憶が走馬燈のように脳裏をよぎりました。10年て・・・。ユン君の対応の違いから、ハクヨナの進展度合いが見えて嬉しいな~!と5巻を読み返してみましたが、そういえば5巻でもユン君に「そんな事言って ハクが恋人でも作って去って行ったらどーすんのさ」と突っ込まれて口ごもっていたので、結局ヨナ姫的には「ハク様と一緒に居たい」という感情自体はそうも変化してないんだろうな~ とも思いました。(ただこの時は、まだ「いつかハクがやりたい事を見つけた時に手放してあげられるように」と自立出来る自分を目指して頑張ってる時期でした。その路線は20巻前後で諦める事になったのですが・・・)・「私もただ部下を無駄死にさせた訳ではありません・・・策は打ってあります すごくお金のかかる策ですが」「いくら最強戦士がいようとも 勝つ為にたくさんお金を支払う人が神様から愛されるんです」by戒帝国・ラーン将軍なんか・・・また出てきた おそらく名前覚えなくて良いポジション的な将軍が出てきました!戦国時代のキリシタ系ン武将(オネェ)って感じかな・・・?とりあえずえげつない感じの手段でハク様をたたきのめそうと画策している様子。「勝つ為にたくさんお金を支払う人が 神様から愛されるんです」とか・・・悲しいかなこの世の真理ですね;;・満身創痍でも誰かを守らないではいられない。それがハクという男・・・。byあおり文金州。ハク様は次々に現れる敵と対峙し、夜も寝ずの見張り番を続け・・・ろくな手当も受けずに、再び戦場へ。まだ援軍が来ないんですか・・・??空も地も何をちんたらやってるの・・・??これはグンテ様とハク様に千樹そ・・・ はてさてどうなるのでしょうか。ラストのアオリ文、ハク様の本質を格好良く表現されていてなんか嬉しかったですv・ページ数について今回は20P掲載でしたね。今まではあまりなかった形態です。カラー扉や付録でお忙しいのかな?何か増刊の仕事があるのかな?・・・とか色々考えますが、もしかしたら これからはページ数を減らす&掲載頻度を減らして今までのきっちり3冊/年ペースから2冊/年くらいのペースにしていくのかな~とも思いました。次号以降の様子を見ないと分からないのですが・・・でも本当に 先生が納得出来るペースで!走っていっていただきたいなぁ!! と。15年来 先生が休むことなく全力で走り続けてきた姿を見てきたファンとしては、本当にその一心なのです。そしてそして・・・19号・20号連続付録のハクヨナアクリルスタンドのイラストを観て「ヒッ」と声が出ました^^こういう付録を待ってました!色々仕掛けてくださって有り難いですv表紙も2号連続みたいで、どんな仕掛けになるのかワクワク・・・ 次回も楽しみです!!by妹
2021.08.31
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グンテ将軍について、語りたいことは以前記事を書きましたので、ざっくりと簡単に。暁のヨナ 36巻感想(姉編)南戒の使節団受け入れが不穏な形で終了し、いよいよ、両国が本格的な戦争に備え始める。しかし、高華国ではスウォン王の病状が深刻化し…。根気と忍耐。「暁のヨナ」に付き合う読者って、根気強くて凄いな! というか、こんな描き方で、何十万人(?)という読者を付き合わせてる、「暁のヨナ」が凄いな!というか。なんて言うんでしょう…単行本30巻も超えて、主役主体がいよいよ緋龍城に戻ってきて、いよいよ物語の核心に突っ込んでいく…かに見せて、核心をかすめて、親世代の過去編を相当濁した形で描写するだけして、また外に視点が飛び出しちゃって…。核心を「かすめた」というか、うん…。実際は、かなり分かりやすい形で「描写はしてた」と思ってるんですけどね。「これが作品の核心だよ~!」って。いつも通り、解説しなかっただけで。うん…連載12年…単行本36巻か…この壮大な回り道は、いったいいつまで…いや、ちゃんと大きならせんを描きながら、話はちゃんと進んでるとは思ってるんですよ。今回の、南戒編に関しては、「だから結局なんなんだ」の、もろに「答え」みたいな話筋になってると思ってます。スウォン様とゼノさんの会話シーンからの流れなんて、完全に「ツッコミ待ち」の考え方で作られているとしか思えませんし。まぁ今巻に限らず、緋龍城帰還に至るまでのあらゆるエピソードも、全部そうなんですけどね。全部、「答え」の示唆やそのための描写だと思って読んで来ました。たまに…ちらっと見かけるヨナの感想で、こんな言葉があります。「物語の終着点が分からない」。言わんとすることは分かりますが、たぶん…終着点が分からないのは、おそらく草凪先生も…というか。もちろん、うっすらとはたどり着きたい場所はあるとは思いますが、実際には、お話、キャラクターを走らせてみないと、たどり着けないものだと思います。たぶん…意としては、こっちの言い方↓の方が正しいんじゃないかな、と思っています。「『暁のヨナ』において、何が(一番の)問題なのか分からない。」暁のヨナ、今、いろんな問題が山積みに見えるんですよ。スウォン様と、ヨナ姫・ハク様の確執ももちろんそうですし、そもそも、スウォン様の起こした「国王弑逆」という「悪行」について、咎めない空気感も気持ち悪いですし。まだまだ怪しげな親世代についても区切りなどついていませんし、もちろん、もはや悲劇の温床と化している、四龍たちの「伝説」「血」も、キジャ・シンア・ジェハさんたちが、このまま短命を受け入れるしかないなんてもってのほかですし、ゼノさんだって、このまま彼だけ生き続けるエンドなんてありえませんし。高華国は周辺諸国に喧嘩売りまくった挙句、先行き怪しい戦争に突入しそうだし、そうこうしているうちに、スウォン様は謎の病を発症するし…。周辺諸国は周辺諸国で、それぞれに濃いキャラクターたちが葛藤抱えて、あれこれ主張して来ますし。…で。「一番の問題」は何なのか。何を解決するために、この作品は壮大な回り道をしながら、ゆっくりじっくりと話を進め、ヨナ姫たち主役主体は、旅を続けて来て、こうして緋龍城に戻ってきたのか。(ちなみに、上に列記した問題の中には、私が認識している「一番の問題」は含まれてないです。)繰り返しになりますが、それこそ36巻はもう…この作品の仕掛けた「一番の問題」…というか、もっと踏み込んで表現するなれば、「高華国・スウォン政権の抱える、明らかなる『矛盾』」。それが、「ツッコミ待ち」としか言えない形で見事に晒されている巻だったと…思うんですけどね…。いや…いいんです。この作品の描いているものが、あまりにも読者に分かられていないな、…と。なんとか、「この作品は、本当はここを描いているんだ、凄いんだ」と、同じことを繰り返し繰り返し、違う言い方でなんとか表現しようと、これまで頑張って記事を書いてきましたが…最近は、若干諦めモードになりつつあります。まぁ、「本編がこの描き方じゃ、分かってもらえなくてもしょうがないわぁ…。」の境地というか…。根気と忍耐。そりゃ、当然思う時もある!「この概念のシーン、見るの3回目…」とか思う時も、当然あります。ただもう、草凪先生が、「暁のヨナ」の海底で紡いでくる物語に、もう、どこまでも付き合うしかないので。付いていきます!!●36巻表紙ハク様とユンくん、道中。最初見たときの、私と妹の反応↓姉:コレはヤバい!ユン君のポジションに嫉妬するヨナ姫しか浮かばない!妹:絶対、『あれぇ?なんでそこ私じゃないの?』って思ってるよ!●番外編「春の宴」こっちが本編。●巻末描きおろしスウォン様の抱き枕になったハク様を問い詰めるヨナ姫。妹:ヨナ姫の目が、今のスウォン様(ライバル)を観る目と一緒…。ヨナ姫の中では、本当にスウォン様とハク様は相思相愛で、常にその間で戦ってるんだな…。by姉
2021.08.28
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いつも好き勝手に語りたくっている「暁のヨナ」について、今回はこんな観点で語りたいと思います。暁のヨナ 第1話・悪魔の導入部についてTVアニメのDVD発売時に、第1話について書いたのが、こちら↓です。この第1話・・・はっきり言って、ほとんど読み返しませんよね!信じられないくらい、おもしろくないですよね!萌えませんよね!全く!キャラクター、全っっ然好きになれませんよね!原作もアニメも、こんな出だしでなければもっと脚光を浴びるのが早かったはずなのに!とか、もっとお友達に薦めやすいのに!って、ファンの誰もが思っていると思います。私的見解を申します・・・。この1話は、この形しかありえませんから!概念をエピソードに落とし込む神・草凪先生の、渾身の第1手。この出だしの1手が、「ヒカルの碁」で喩えるなら、究極目標である「神の一手」です。凄いから。とにかく、凄いから。・・・たぶん。私は、これまで書いてきた雑多な記事の中で、さんざんさんざん、強調して来ているのが、「この作品は、本当に!マジで難しいから!」という点なのですが、難しさの原点は何か、と強いて言うなれば、この「第1話」です。「暁のヨナ」の読みづらさ…というか、仕掛けた「謎・理論」については、その先の本編中でもずーーーっと、はっきり言葉では説明されずに来てます。特に最初の方は、間違いなく「隠してます」。ただ、11巻以降は、ちゃんと「描いて」あるんです。絵にもなってるし、エピソード・シーンでもくどいくらい提示して来てます。コミック36巻あたりの現時点に至っては、ベールも完全に取り去っていて、はっきり言って、全く「隠してない」。もはや謎ですらない…「『謎』も何も…観たまんまだよね」、という状態なんです。それでも、ほとんどバレない。作中で提示している情報が、読者各々の、「この作品とは、何か?」という認識上の骨格の、肉付けとして上手く収まっていかない。わざと、バランスが悪く、「骨格が組み立てにくい」ように、この第1話が描かれているから です。第1話というか、正確には、第1話から、コミック2巻いっぱいくらいまでの、一連の「情報を出す順番」なのですが。「作品導入部」ですね。妹との会話では、『悪魔の導入部』として語られています。※あくまで「骨格が組み立てにくい」だけで、冷静に、適切な「少女漫画」観点を持って読めば、3巻くらいまででばっちり「作品の骨格を組み立てる」ことはできるようになっています。嘘はついてないので。信じられないくらい、ここの仕掛けが上手くいってる。だから、「ちゃんと描いてある」のに、「ちゃんと読めない」ようになってるんだろうな、と思っています。魔術です…!以下、第1話の魔術的な作りについて、具体的な部分に少し触れていきます。◆「高華国」についての説明の順序がおかしい第1話、「ここは高華王国…」と国の説明から物語が始まり、いかにもファンタジーワールド!な世界観が提示されます。ただ、「国の説明」から始まったように見えて、とにかく説明の順序がおかしい。「高華国」の説明をざっとするのであれば、普通はこう↓でしょう。1、高華国の外観図から入り、半島の中央部に位置する国であること、 四方を他国に囲まれていることを説明2、国の内部は、5つ部族に分かれて統治されており、 その中の1部族が王族と呼ばれ、国の中心部・緋龍城に座していることを説明3、現在の国王には、ひとり娘しかおらず、大切にされていることを説明↑上記の中で、純粋に「国の説明」をするのであれば、一番特徴的で語りやすいのが2番の「5つの部族による統治が行われている国である」点だと思います。しかも、「国の最高意思決定機関はあくまで『五部族会議』である」という練った設定まで付与されている部分です。要するに、高華国は、「王」という存在が居て、その「王」自体は選挙等で国民が決める共和制なわけではありませんので、「王制」「君主制」であることは間違いないのですが、その単語が持つ語感ほどの、絶対的権力を持った存在ではない。実際は「五部族会議における五部族合意の下で政治が執り行われる」という立てつけの、王族に限らず、各部族がそれぞれに力を持った「合衆国」としての色が非常に強い国家だということです。(立憲君主制的というのが、概念的には妥当なのか…??)現代日本の体制とも違いますし、具体的に「現実に置き換えると〇〇みたいな体制の国!」という説明も容易には出来ない、かなり独特な国設定となっているため、本来であればちゃんと、外観から分かりやすく読者に説明すべき部分です。しかし、第1話では、重要な1・2番の説明がすっとばされており、「高華国の、今の国王には、一人娘しか居ないよ」という、一番どうでもいい情報をド頭にぶつけてくるため、それだけでは、さぞや中央集権的な、「王」が独裁的な権限を持った国なんじゃないか、と錯覚します。そりゃそうですよね。第1話~2話にかけて、作中には「部族」という単語すら登場して来ませんので。◆「国王弑逆」行為の重要度上述したように、第1話で提示されている「国王」像というのは、五部族制下における実態よりも、かなり「権力が大きい存在」に見えるように描かれています。スウォン様の起こしたクーデター…「国王弑逆」…確かに、大それた事件ではあるのですが、高華国の実態が「五部族制」であることを踏まえると、正直なところ、第1話での見た目ほど、国家にとって大事ではない、と考えられます。謀反に協力していた火の部族はもとより、地・水・風の他部族だって、スウォン様がイル王を殺し、王位に就いたことは、分かっているんです。分かっていながら、それを糾弾しないのは、地・水に至っては、確かにイル王に不満があった…それもありますが、そもそも、この「国王弑逆」という行為が、空の部族という「いち部族内部における権力争い」に過ぎないと認識しているからだと考えられます。国王の実権は、はっきり担保されているものとしては、五部族会議における「空の部族としてのいち議決権」に過ぎませんので。五部族会議における「いち議決権」だったら、他部族長たちだって持ってるんです。別に誰が「空の部族長」として王位に就こうが、そもそも権限的には「負けない」んですよ。だから余裕そうなんです。◆五部族体制の詳細について第1話・第2話で全く触れられなかった、五部族設定については、その後、コミック1巻後半~2巻前半にかけて、その詳細が説明されています。当然、最初からばっっっちり出来上がっていた、作品の根幹に関わる超重要設定です。じゃあ、なんで第1話がこんなに変な、重要設定をひた隠しにした導入になっていたのか。もちろん、「読者に、この段階で、『五部族設定』を意識させたくないから」です。◆身分はわきまえてますから「五部族設定を意識させたくない」という、遠回りな書き方をして来ましたが、結局、それがどういうことかというと、↑上記、ハク様のセリフを、第1話の段階では違和感なく受け取ってしまう、ということです。ヨナ姫の誕生日パーティーの最中、ヨナ姫に簪をプレゼントしたスウォン様と、それを見守っていたハク様との会話。スウォン様:敬語やめない?昔みたいにスウォンって呼んでよハク様:身分はわきまえてますから↑ココは、壮大な突っ込みどころですよ!?第1話の段階では、違和感なく読み進めて当然です。だって、「高華国とは、君主制の国だ」という情報しかない中で、ヨナ姫様に「お黙り 下僕」という強烈なセリフをひっかぶせられながら登場した、明らかに「従者ヅラ」をした幼馴染の黒髪青年が、次期国王と暗に目される、王族の青年に向かって言ってる言葉ですから。ヨナ姫と、スウォン様のような王族たちとは、当然身分が違うんだな、って、そりゃ素直に受け取りますよ。第1話では、一瞬「ハクは城でも指折りの将軍」という言葉がちらっと出て来ますが、「そうか、武力面で優れたキャラクターなんだな、だから護衛とかやってるんだ」としか思えません。しかし!!!その後すぐに、次々と高華国の国家体制詳細情報が明かされていくんです。・高華国は、五部族制をとっている。・五部族の長が出席する「五部族会議」で合意して、政治を行っている。・王族・空の部族を除く四部族の長は、「将軍」と呼ばれている。・ハク様は、五将軍の一人であり、同時に風の部族長である。ハク様:身分はわきまえてますから↑突っ込みどころです!!!!この第1話の段階で、ハク様は五部族会議のいち議決権を高華国史上最年少で保有し、実際に風の部族を動かせる実権・求心力を兼ね備えた存在であり、言ってしまうと、名実ともに「高華国の1/5の権力」を持った存在、…高華国内5本の指に入る権力者 なんです。第1話の段階で、ヨナ姫とスウォン様が実際に持っている権力なんて、ありましたか…?全くなかったかどうかは分かりませんが、少なくとも、最高意思決定機関である五部族会議への出席権限はなく、表向きには、直に動かすことのできる兵力だって、ほぼ持っていない状態です。(実際には、スウォン様には、空の部族内にユホン派の取り巻きたちが潜んでいましたが)国政に存在感を示せるような表向きな実権力など、この段階で2人は持っていないと考えられます。「身分」という言い方だとどうなのかは知りませんが、第1話の段階で、「幼馴染3人の中で、実権力を一番持っているのは誰か」と言ったら、どう考えても、それはハク様なんです。↑ハク様の対ヨナ姫、対スウォン様のシーン、そんな風には全く見えないですよね!!?後から国家体制については説明がなされているので、読者だって、五部族体制とハク様が部族長だった設定自体は、当然知ってるんですよ。なのに、第1話におけるハク様の「従者ヅラ」での導入が強烈過ぎる。この印象操作が、上手くいきすぎているんです。これまでにも、私の記事や、妹の記事などでも、さんざん、くどいように書いて来ていました。↓「とにかく、1~3巻をちゃんと読んで、描かれているものをちゃんと捉えてください!!」『悪魔』だと思って読んでください。嘘はついてないです。嘘はついてないんですが、情報掲出の順序をひねり倒して、全体像を捉えにくくして来ます。情報の順序と演技動作の絶妙なコラボレーションで、思いっきり印象操作して来ます。「暁のヨナ」を真面目に読みこんでも、何を描いているのかがしっくり来ない場合…その原因はたいてい、悪魔的な作品導入部…1~3巻部分が噛み砕けておらず、少女漫画としての「作品の骨格」を、きちんと組み立てられていないため、だと思っています。本当に、ひねくれた導入です。魔術じみてますから。いやぁ…本当に語りがいのある作品ですね!どれだけ語っても語っても語っても語っても、物足りないですからね。まだまだ語りたいことはありますが、今回はこの辺までにしときます。by姉
2021.08.13
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超簡単本誌感想参ります~。暁のヨナ 第211話「これが性分」*以下単行本37巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「貴女に戦闘や戦略を期待している訳ではありません貴女と四龍が戦場に立てば兵の士気は保たれます」byげっそりケイシュクケイシュクさん、突然こんな提案をし始めた理由を説明します。本当に戦の指揮をとって欲しい訳ではなく、とりあえず「(スウォン様に何かあったら)お飾りでも良いから王族の威厳保ってくれ!!」という事らしい。・・・まぁこんな権限与えちゃったら、絶対どさくさ紛れで好き勝手やられる気がしますけどね;追い込まれてるなぁ;・「ただしいつぞやの御披露目会みたいに王とヨナちゃんの結婚式始める演出なら僕は参列しないよ」byジェハ兄さん 「俺は絶対に嫌だ」byシンア君「ほらぁ!シンアが絶対に嫌だと言っておるぞ!!シンアが絶対嫌だと言ったらな 怖いぞ!!」byキジャ兄さん龍達は「ヨナ姫が担ぎ出される」のはまぁ良いとして、「ヨナ姫がスウォンのそばに置かれる」事にとても嫌悪感を抱いている様子・・・ケイシュクには前科がありますしね;;ー何より、皆はヨナちゃんの気持ちを分かってますからね!シンア君が一番断固拒否姿勢だったのが面白かったし、嬉しかったです。本質が分かってるシンア君!さすがです!めったに主張しない人が「絶対」と言い出すと、一番頑なだし・・・とにかく強力なんですよね。・「わかった 政に関わる覚悟を決めたから」「・・・この戦が乗り切れるなら誤解されるのは嫌だけど戦略として堪えるわみんなと・・・ハクが信じてくれるなら平気」byヨナ姫龍達が嫌がる中、けろっと「本意ではないけど、別に誤解されても構わないわよ」と案をのむヨナ姫。めっちゃ落ち着いてますね。いやもう超余裕ですよね!ーああヨナ姫は「自分の気持ちがちゃんとハク様に伝わってる」という手応えをしっかり感じてるんだな・・・・と思いました。17巻~26巻辺りの「ハク様との関係をどう定義して どうやって一緒に居ようか」と迷走しまくっていた時期を思い返すと、本当に落ち着いたな 安定したなぁ、と。なんか「民のため」とか「政に関わる覚悟」とか格好良い事言ってますが、基本的にはハク様の気持ち以外の一切合切、どーでも良いのがヨナ姫の一番強い所だと思ってます。極論、ハク様以外の人達からどう思われようが知ったこっちゃないので「私の存在が使えるモンなら好きに使ってイイヨ」と言えちゃうというか。うん。(・・・いや「国のために何か出来たら!」という気持ちも全部が嘘ではないとは思うのですが!)ハク様がやる気になって、能動的に動き出して・・・ 今は事の成り行きを見定めている状態。ケイシュク側から「こんな場合には権限を譲るかも~」という提案には立場のないハク様や仲間達を守る為にも、とりあえずノッておくのが吉だと判断したんだな、と。我らがヨナ姫はしたたかな女なのです。・金州 ハク様&ユン君が阿波へ旅立とうとしたまさにその時、南戒の敵が襲来!!なんか今回線画がちょっと荒れてるかな・・・草凪先生お疲れなのかな・・・-と余計な心配して読んでたんですが、ハク様のターンになったら安定した気がして(ああ良かった草凪先生がハク様の作画を外す訳がなかった!)と安心しましたvすみません 長くファンやってるとホント余計な事言い出しますね。自重しなければ。。高華国と戒帝国との狭間に位置し、常に紛争の被害を被ってきた金州。ハク様もユン君も、17巻で攻撃されている場面を見ています。あ、とりあえず千樹草取りに行くんだ~と思ったら・・・ あそうは問屋が卸さないよね!・「ふーっ・・・ ・・・ユン君 独りで阿波行ける?」byハク様「・・・馬鹿にしないでよね 俺は天才美少年なんだから雷獣こそ 俺がいないんだから怪我しないでよ」by頼りになるユン君両者タイプの異なる大天才×2! そして困っている人を見過ごせない性分×2!瞬時に想いを同じくし、自分のやるべき事を見定めて出来ない事は相手に託す・・・お互いへの信頼が素晴らしいですよねぇ! ハク様&ユン君が良い関係すぎて「イケナイこれはヨナ姫が嫉妬してしまう」と要らん心配してしまいましたよ;・「お早うございます 空の部族軍の新米でございます緋龍城では雑用係の三十五番隊 皿洗いが得意ですそんな下っ端に手古摺ってるようじゃ当分高華国どころかこの大刀の先よりこっちにも入れないんでよろしく」by高華の雷獣/ドヤ顔新米兵士ハク様前回に引き続き、ドヤァ・・・!! な格好良いハク様ですね!「ーウン!これ前回も観た!」と思いましたが、今回は大刀を持ちだして雷獣っぷり100%です。今回のハイライトは、やっぱりハク様のこの「場面によってコロコロやること変えちゃう性分」でしょうか。スウォン絶対許さない って言ってた割には助けちゃうしヨナ姫の専属護衛目指してる にも関わらず戦の最前線に名乗を挙げちゃうしユン君の護衛を最優先するはずだったのに、あっさりと金州に残っちゃうし・・・お前いつも言ってる事とやってる事が違うんだよムカつく!!!ーと言われても仕方ない立ち振る舞いをしていますよね。・・・実際、ハク様は「俺はこーゆー人間だ!」というプライドが無い男だと思ってます。常に「バランスが悪いところを補強・補填する」為に動いてしまう性分です。こんな男だからこそ、冒頭でヨナ姫を命懸けで守る事が出来たのだと思います。次回は1ヶ月後・・・どう転ぶのかな。楽しみです!しかしヨナ本編が掲載されない号にヨナ付録付けるのやめて欲し・・・買っちゃうじゃん;;by妹
2021.07.25
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本誌感想参ります~。暁のヨナ 第210話「致命傷」*以下単行本37巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・巻頭カラー ヨナ姫&スウォン様inカラスの大群!開いた瞬間「ひょぉおおお!!」となりました。ピンクオレンジ紫基調の色が素晴らしいです!コレットの幸村先生もそうなのですが、草凪先生・・・原画展が開催されてからというもの明らかにカラーの輝きが増している気がします!進化する漫画家様スゴイ!お互いその存在を意識しまくってるはずなのに絶対目を合わせないヨナ姫 &スウォン様の緊迫感が良いですね。そしてカラスたち・・・22巻表紙の幼少期ハクスウォン絵の爽やかな白い鳥と見比べると面白い!36巻の表紙も解禁!ハク様&ユン君の旅道中!めっちゃ可愛い!可愛いけどコレはヨナ姫が嫉妬しちゃうやつでは;;8月には延期になっていた大坂原画展が開催されますね。このままコロナが下火になればワンチャン・・・と思ってたのですが;オリンピック強行後、本当にどうなるのか うう;以下本編感想です~。・「ユン!グンテを頼む カルガンも危ねぇから下がってろ」byやる気満々ハク様グンテ将軍のピンチに駆けつけたハク様&ユン君!ーいやなんで金州に居るの?阿波に向かってたんじゃ無かったの!!?「近くを通ったんで立ち寄ったんだが 間に合って良かった」で説明終了ですか!?・・・まぁ、うん。道中、地心あたりで「グンテ将軍が戒帝国軍と衝突してる」という情報を得て、ルートを変えた・・・とかそんな感じで解釈しておけば良いのかな。前回の感想記事でも姉が触れてましたが、ハク様は基本的に「今回の戒との戦は危ない」という意識で動いてると思います。グンテ将軍の様子や意志を確認するために、絶対会いに行くはず・・・とは予想してましたがここまで分かりやすく好き勝手動きはじめるとは・・・ 良いゾ良いぞ!表情も若々しいというか、随分やんちゃっぽくなりましたよね。・「申し遅れました 私空の部族軍の 新米兵士です」by元風の部族長兼将軍・ハク様今回のハイライトその1でしょうか。雷獣だと気付いている兵士も居ましたが、「新米兵士です!」と押し通す・・・ホント腹立つ!! 本当に・・・最初からこーゆー男なんですよ!!!風の部族長・ムンドクの養子として大切に育てられ、ある時は将軍・雷獣またある時は姫様命の従者護衛・暗黒龍・空の部族軍新米兵士etc・・・ 手を変え品を変え立場を変え、やりたい事だけやって去って行くカメレオン!果たしてその実態は・・・!?ーいやもうホントに腹が立つ!! しかし分かりやすくチート無双していますね。いや格好良い。格好良いんですけどチート!妹「同時に3本の矢を射る事って可能なの?」姉(元弓道部)「出来る訳ねーだろ・・・まぁヨナの場合は、1話でスウォン様が逆の手で格好良さげに弓引いてたし・・・ハク様だからきっと出来るんだよ」妹「そうだね。ハク様は物理を超えていく男だったね」ハク様は「人間ではあるけど、人外な存在」というキャラクターで良いのだと思います。・「グンテを負傷させた成果は十分だ 出直すぞあれとこれ以上やり合うのは危険だ」by南戒の将軍?んん?南戒の将軍さん、ハク様の事知ってるのかな・・・?メイニャンが雷獣を知ってたのも気になります。知ってるとしたらクエルボさんが何かしら関係してくるのだと思うのですが。ワクワク!・「正直言って かなりの重症だよ もう・・・グンテ将軍は闘えないと思う」by医学博士ユン君ちょっと前に「グンテ将軍にはいつか痛い目に遭って欲しい」的な事を言っちゃったんですが、いざこういった展開になると(可哀想だな・・・グンテ様から武力を取ったら何が残るんだ・・・)と。(↑我ながらひどい言い草だ;) ユウノさんがショック受けてる姿が可哀想です。毒矢を浴びて斬られまくった挙げ句、崖から転落したハク様があっさり回復した世界なので・・・グンテ様も・・・復帰・・・どうかな;とりあえず、今回の戒帝国との戦に参加する事は叶わなくなりました。最前線で闘わなければならない地の部族軍の士気はだだ下がりです。ハク様&ユン君はこの事態にどう動くのか・・・!!そして千樹草を緋龍城に持ち帰る事(←本来の目的)は出来るのか・・・!!?・(軍備を整え五分族を結束させこれからという時に スウォン陛下の発病と更にグンテ将軍の負傷この穴はとてつもなく大きい・・・)byケイシュク参謀グンテ重症の報が緋龍城にも伝えられました。・・・なんか「ハク様大活躍」あたりの重大な情報が抜け落ちてる気がしないでもないですが;;ショックを受けるスウォンジュドケイシュクのお三方。というか「スウォン様発病」という爆弾情報、部族長たちにも知らせてないんですよね。どうするつもりなのホント。・ヨナ姫、悪夢を見る棺の中で眠るキジャ・シンア・ジェハの3龍・・・そして同じく棺に収まったスウォンとメイニャンゼノ仙人は曰う「寿命がきたんだ こいつらの」 やがて緋龍城は炎に包まれ・・・!!ヨナ姫、めちゃくちゃ悪夢を見てました。今回のハイライトその2ですね。(ゼノ以外の龍たちが死んでる→寿命?→スウォンたちと同じ??)という、分かりやすく龍達の短命が提示されたものでした。以前はハク様と二人で逃亡している夢を見ていましたし、ヨナ姫にもちょっとカシ様ゆずりの予知夢を見る能力があるのかも・・・なんて思ったり。うん。やっぱりハク様が城を離れてる間に、ヨナ姫はこちらの「もはや呪いと化している緋龍伝説」の方に意識を向けるんだな、という感じですね。いや・・・そろそろこっち方面にも突っ込んでくれなきゃ(話的に)困りますて;ゼノ仙人が何か言うのかなー と思ってましたが、やっぱそれはしないんですね。まぁ分かるけど;;はがゆい;;何かを悟ったヨナ姫の方から訊ねれば、答えてくれるとは思います。この「呪いと化した伝説をどうにかしたい」と一番思ってるのは、ゼノ仙人のはずですから。そしてそろそろ25巻ラストでいきなり登場した「龍神って着脱可能なんじゃね??」という描写を思い出していただきたいですね・・・!・「南戒との戦場で ヨナ姫には陛下の御傍に居て頂きたいそして陛下に万が一があった場合はあなたに高華国全軍を率いて頂きます」byケイシュク参謀いくらカリスマ性があるからってヨナ姫に全軍率いる能力なんてある訳ないだろ空の部族どんだけ人材不足なんだよオイこらケイシュク参謀さんんんんん!!ーとは正直思いましたが、これも有りです胸躍る展開です何故なら少女漫画だから!!!当然「ヨナ姫を担ぎ出せば、四龍+最強武人ハク将軍がもれなく付いてくる!」という打算もあるでしょうしね^^;・戒帝国との戦について元々、姉と「ハクヨナは南戒との全面衝突を避ける方向で動くのでは」と予想していました。戒帝国って(南・北に分裂しているとはいえ)高華国より大きいんですよね。まともに戦えば、今までの対斉・真とは比べものにならない犠牲が出るはずなのです。そもそも領土拡大なんてした所で、巨大化した高華国を維持するなんて難しすぎるでしょうし。それに加えて スウォン様発病&グンテ様大怪我。ケイシュクさんは四龍の力を使うつもりみたいですが、四龍達は高華国の領土を離れると弱ります。金州で体調不良になった事があります。できる限り穏便に和解・・・もしくは戒帝国チャゴル殿下周辺のみピンポイントで攻撃もしくは戒帝国内の政治家勢vs武人勢の分裂を増長させて自滅を誘う・・・?うう~んハクヨナはどう動くのかな?高華国にとっての対外敵のラスボスとして設定されているのは、戒のチャゴル殿下ではなく斉のカザグモなんじゃないかな~と勝手に思ってるんですよ。なんか一際覚えやすい名前だから、重要キャラなのかな、とwどうかな~どうなるのかな~ その前に伝説方面がどう出てくるのかな~ 先は長い。。。次回も楽しみです!by妹
2021.07.10
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こんばんは妹です。アクリルグッズをこそこそ作っていますシリーズ(いつの間にかシリーズ化)早くも第三弾記事となりました。 じゃん!3つのアクリルスタンド(というか2枚重ねのアクリルジオラマ)です!きょうゆう出版オンデマンドさんで作っていただきました。色んな同人系グッズ印刷所を調べましたが、結局1コから制作可な所にばかりお願いしています。mydooさん、yousei印刷さん、きょうゆう出版オンデマンドさんあたりですね。ありがたや。・・・実はこちら、かなり前(第1弾→記事の直後 第2弾→記事の前)に作っていたモノでした。いきなりミニキャラではないアクリルジオラマに前のめりチャレンジしまして、それなりにめちゃくちゃ頑張ったんですが・・・そもそもの画力不足がたたり、出来映えがイマイチでして;もうこれはブログにアップするのやめとこーかなーと思ってたんですが、姉に「私はあれ気に入ってるよ」と言われたので、アップいたします。(私的な)ハクヨナのロマンを詰め込んだものです。デッサンという単語は禁句です。表情は割と気に入っているのですが・・・;総勢5人を画面に収めるのが大変でした;デッサンという単語は禁句です。この中だとユン君が可愛く描けたのではないかと・・・。幼なじみーズです。デッサンという単語は禁句です。乙女モードヨナ姫の仕草は気に入ってます。ちなみに・・・手前のパーツを外すと、こんな感じ↓のアクスタになります。そして・・・ 手前のパーツを入れ替えて、遊ぶことも出来ますv緋龍王+四龍 旅の始まり三人組 怪しげな雰囲気のハクスウォンとかになります。楽しいですね!今から見直すと・・・まぁまぁ愛と夢を詰め込んで頑張って作ってありますよね。うん。ここで背伸びしまくって頑張ったおかげで、データの作り方に慣れる事が出来た気もします^^アクリルグッズをこそこそ作っていますシリーズまた・・・たまにアップされると思います~^^by妹
2021.07.04
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暁のヨナ プチ原画展の通販で頼んでいた直筆サイン入りキャラファイングラフ(額装複製画)×2が届きました・・・!絵柄・全4種の中から何を選ぶか・・・ 散々悩んだ挙げ句ハクヨナに振り切れたセレクトとなりました!1枚\××000もする品ですが、どうしてもこの2枚を並べたかった!壮観です!嬉しいです!!★直筆サイン入りA4キャラファイングラフ:A (第191話扉絵)原画展のメインビジュアルにもなっていた「現在そしてこれからのハクヨナ」を象徴するようなイラストですね。淡く渋めの色が幾層にも塗り重ねられ、柔らかい陽だまりが表現されています。その中でイチャつくハクヨナ2人だけの世界・・・(+ぷっきゅー)!手前のツツジも華やかさを添えていて、草凪先生のカラー作品の中でも本当に上手くいっている部類の絵だと思ってます。そしてシックで品のある装丁も素敵です!複製原画の中では、やっぱりこの絵柄が一番人気があったみたいです。★直筆サイン入りA4キャラファイングラフ:C(154話扉絵)実は・・・大本命はこっちでした!!1枚しか選べないのだったら、こっちを選んでいたと思います。ハク様大告白直後の扉絵で、ヨナ姫の表情と、それを覗こうとしているハク様が正面からバーーン!と描かれています。そして背景もめっちゃくちゃ描きこまれてます。草凪先生の「ハクヨナの現在地を表現するぞ!ここを見て!」という凄まじい意気込みを感じたイラストでした。ーただ ・・・気合いが入りすぎている故か人体デッサンとか・・・背景も余すことなく描きこみすぎて散漫としていたりとか一枚絵としてバシッとキマりきれてはいない絵だな、と個人的には思ってます。(上記した191話扉は、この扉絵のリメイク版なんじゃないか・・・とすら勝手に思ってたりします。)ーいや、この画面に収まりきらない ほとばしるパッションこそ草凪みずほ先生だよね!! というか・・・こーゆーちょっと不器用な絵こそ the・ハクヨナ!!the・暁のヨナ!! だよね!!と、長年草凪先生の作品を追いかけてきたファンは感じてしまったのです。いやスミマセン・・・ディスってる訳ではなく;とにかくこの絵が大好きなんです!高級複製原画にしてくれてありがとう!!と言いたかったのです。木枠+金のプレート、暖かみのあるスタンダードな装丁も嬉しかったです!2人がかりではありますが・・・ 長年前のめりで追いかけ続けていると直筆サインをいただく機会に恵まれる事が何度かあり、いつの間にかこんなことに。ありがとうございます どれも宝物です大事にします!!by 妹&姉
2021.06.27
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暁のヨナ 第209話「密命」感想(姉編)+グンテ将軍の役割について姉の方です。本誌の展開について、言及したい部分に関して、好き勝手語ります。*以下、花とゆめ最新号(暁のヨナ単行本36巻収録予定)の展開にかかるネタバレあり感想です。未読の方はお気をつけください。*南戒チャゴル殿下のDV(という単語で済むもんじゃなさそうな暴力)疑惑とか、ヴァル将軍とメイニャンのどうしようもなさそうな関係性とか、この辺は、まぁ一旦置いておくとして。ハク様のミーツ・グンテ について、切々と語りたいと思います。ずーっと前から、自分の中でなんとなくの妄想があって。暁のヨナで、いくつか、「こんな感じのシーン(仮)」という自分内妄想があるのですが、その中のひとつが、この「ミーツ・グンテ」のシーンでした。私の妄想上だと、ミーツ・グンテは、地心の城内とかだったんですが。ハク様的に、高華国のバランスをこうしたい、という方向性があって、ハク様ピンで、グンテ将軍を訪れて、まぁ端的に言うと、口説きに来るイメージのシーン。その場で、非常に大きな影響を及ぼすのが、「子ども(または、奥様の妊娠)」という要素でした。◆グンテ将軍についてグンテ将軍については、これまでの記事でもちょくちょく書いて来ているのですが、作品の冒頭より、徹底的に作り込まれたキャラクターだと思っています。出番が多いわけではなく、また主要キャラクターでもないサブのおっさんキャラなのですが、ものすごく大事に設定を詰め、彼を取り巻く要素が描写されてきました。高華国の5部族の各部族長…王族・空の部族を除く4部族に関しては、「将軍」ですが、作品の出だしから、本当にしっかりキャラクターが作り込まれています。将軍の描写=各部族の状況・状態の体現 だからです。以前この辺について書いた記事↓暁のヨナ 第158話「流説」感想 &建国神話と五部族体制について徒然(姉編)風の部族の描写は、まぁ別格とします。火の部族・カン・スジン将軍に関しても、しっかり役割を持っていましたので、一切キャラ軸ぶらさず描かれていました。水の部族・ジュンギ将軍は、部族の立地・立ち位置的にも微妙なところなので、微妙な描き方になっているのだと思いますが。そして、この地の部族・グンテ将軍。とにかく、大事に大事に描かれているな、という印象です。一度、グンテ将軍についてこんな↓こき下ろし記事を書いていました。高華国の分裂について思慮浅く、国の全体像の全く見えないキャラクターだと思っています。言葉を濁さず言うと、「かしこくない」。この認識については、今でも全く変わっていません。ただ、「暁のヨナ」内の高華国においては、グンテ将軍…非常に非常に、国民に人気があります。グンテ将軍という個人の描き方のみならず、もっと大事なのが、この「彼を取り巻く人々の反応」それ自体だと思っています。今までも何度も何度もくどいように書いて来ましたが、高華国国民の価値観は、かなり偏っています。極端に、「武力」志向です。高華国国民にとっては、「グンテ将軍」が理想なんです。私の感性では信じられないんですが。「これ」がイイんです。憧れなんです。上記点を踏まえると、地の部族は、4部族の中において、高華国の想定する、理想的な「将軍&部族像」を体現した存在と言えると思います。好戦的で、「戦がなくて暇だ」とぼやき、「弱いから」という理由で、前国王へ非協力的な態度を取り、その実、全然自部族内のことを管理できていない(阿波の一件)。↑これが、理想!!?もちろん、この価値観は、現代日本人には到底理解できないものです。本作品を読んでいて、「気持ち悪い」と感じる部分だと思います。・・・むしろ、「気持ち悪く」あるべきだと思います。↑ココの違和感が大事!!!「高華国」に感じる、ココの違和感!!!「暁のヨナ」という漫画作品を読むうえで、絶対に大事にしなきゃいけない感性だと思っています。先ほどから書いている通り、グンテ将軍は、高華国の「理想像」の体現者ですので、「意見が強い」です。「声が大きい」…というか。強気なキャラ、自分の価値観が正しいと信じて疑わないキャラ。彼は、自分の趣味嗜好が、高華国一般大衆の嗜好性に合致したものだと信じており、事実、そういったニュアンスの描かれ方をしています。まぁ…ムードメーカーというか。ムードを司る存在というか。良くも悪くも、国の状勢に、影響力の大きなキャラクター…ですね。だからこそ、複雑さはないですが、すごく丁寧に人物像が詰められていますし、描かれ方、取り扱い方が非常に丁寧なのだと思っています。作品にとってももちろんですし、あとは、作中のキャラクターたちにとっても。スウォン様も、8巻で真っ先に地心を訪れ、親密度を上げようとしていますので。グンテ将軍。このキャラクターは、「変わらなきゃいけない」と思っています。高華国が、「変わらなきゃいけない」からです。この国は、これまでの価値観、固定観念を壊さなきゃいけない。これまでの高華国を否定するわけではありません。これまでの体制が良かった、悪かったというわけではない。ただ、何が形骸化しているのか、ちゃんと認識しなきゃいけない。もう、今までの形式での体制維持は、土台、無理になってしまっているんです。「建国神話」、「緋龍王伝説」、「四龍伝説」の効力切れです。だから王職が、形骸化のしわ寄せ喰らって、あんなに苦しく、無茶苦茶な難職になっちゃってるんじゃないですか!グンテ将軍の「変化」に対し、用意されていた投げ石が、「お子さんの誕生」です。奥様・ユウノさんの描写、ジュド将軍の独身設定との対比も含め、これは、初期から完全に狙って仕掛けられていた要素だと思っています。31~32巻の、緋龍城での四龍お披露目武術大会。ジェハさんとのやり取りのシーンで、既に描写されていますが、お子さんが生まれたことで、グンテ将軍の意識が変化しています。気持ちが、「守り」に向かってます。↑この姿、ハク様は客席からばっっっちり、観てます。今号の花ゆめでも、グンテ将軍、まだ威勢のいいことは言ってる風ですが、戦場で男の子(カルガン君)に気を向けたことで、負傷しています。その前、カルガン君の父親を含めた、金州地元住民たちへ向けた言葉も、絶妙に「守り」を強調した言い回しになっています。「間もなくスウォン陛下が、高華国全部族軍を以て、南戒を叩きのめして下さるからなそれまでは、我ら地の部族軍がここを守りぬく!」…大丈夫ですか?こんな意識の部族が、最前線で。南戒に喧嘩を吹っ掛けたとも、吹っ掛けられたとも言える状況ですが、ただ、高華国は、基本「侵略戦争」をしようとしてるんですよね。十数年前、真国との戦争で、勝利はしたものの、風の部族は、前線で死闘を繰り広げた結果、次代の部族を背負うべき現役・若手世代が大量に戦死する事態に陥っています。(ファンブック情報によると、17年前の真国との戦だけとは限らなそうですが)私には、今のグンテ将軍に、「侵略者側として、前線を闘う」覚悟があるようには全く見えないんですが。…大丈夫ですか?◆ハク様とグンテ将軍についてこの2人の関係性については、これまたとにかく丁寧に描写されて来ました。グンテ将軍ピンというより、「ここ」が重要だから、グンテ将軍というキャラクターが重要、って言い方の方が正しいというか…。コミックス2巻冒頭、各部族長たちが初登場し、イル王逝去の報を共有するシーンで、既にグンテ将軍は「ハク様について」語ってます。「13歳で、既に自分より強かった」と。完全に最初から作り込まれている、超重要設定なんです。コミックス13巻には、わざわざ描きおろし短編として、グンテ将軍とハク様を位置づけるような特別編・「雷獣」掲載されています。そこでは、「後継ぎに欲しい」といったニュアンスすら出していました。くどすぎるくらい強調します。ここの関係性は、「暁のヨナ」を読み解く上で、非常に重要な要素です。きちんと、「ここ」が重要であるという認識を持って、高華国という国家体制の盤面上で、情報・要素を整理して読んでみてください!最後になりましたが。何故、阿波の都に千樹草を採りに行ったはずのハク様が、突然、金州に居るのか?、について。本当に…この漫画の、いや、草凪先生の、話作り段階での十八番というか、悪い癖というか…「暁のヨナ」…この作品に登場するキャラクターたち、だいたい、「言ってること」と「やってること」が違います。いろんなキャラクターが、それぞれ好き勝手主張するんですよ。「〇〇の為に!」とか、「▲▲であるべきだ!」とか。「嘘」や「口から出まかせ」とまでは言いませんが、ほとんどが、「口実」だと思っています。前々回、207話「綻び」で、興味深い描写だと思っているのが、ハク様とユン君が、緋龍城を出て行こうとするシーン。「医療部隊(ミンス、ユンくん)主導で、千樹草を採りに行く」はずなのに、ハク様の方が、ユンくんの前を率先して歩いてるんです。ハク様の方が、行きたがってるんです。緋龍城内の姫さんや四龍のことは気がかりですが、あの時点のハク様は、気持ちが、完全に地の部族の方に向かってるんです。「千樹草を採って来たい」…これも、もちろん本音です。ただ、それだけじゃない。言わずもがなですが、阿波の都のある地の部族は、これから戦争になりそうな南戒隣接の部族です。緋龍城→阿波の都 までのおおよそ直線上に、地の部族の都・地心があります。次回(?)、ハク様が金州へ向かった経緯を説明してくれると思います。そこでどういう言い方するか分かりませんが、少なくともハク様は、獄中でケイシュク参謀に「対南戒の戦では、自分を前線に置け」と提案済です。スウォンさんの病状や、グンテ将軍の意識の変化を認識した上で、「南戒との戦争、これは危ない」と思ってるんだと思います。作品的には、千樹草は口実。(+今後の交渉事における切り札要素)ハク様を、自由に動き回れる形で、地の部族領内に向かわせることこそが、本題 だと私は思って読んでいます。だらっだらと書いて来ましたが、この展開は、私が「暁のヨナ」を読みながら、ずっと待ち望んでいた展開だなぁ…としみじみとしてます。今回も、出だしは南戒方面のヴァル将軍の回想で…「いいから!もうこっちのサブキャラ方面の厚みとか、もういいから!」とか思ってすみませんでした。最後に、あんなに急激に巻いた展開になると思ってなくて。いやぁ~~…はぁ~~~ハク様…動き、はえぇえええええ!今までの35巻に渡る沈黙はなんだったんだよ、本当にお前…。落ち着け。深呼吸。この先の展開が、超楽しみですっっっ!!!!by姉
2021.06.20
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さてさて本誌感想参ります~!暁のヨナ 第208話「目覚めぬ眠りを恐れて」*以下単行本36巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*(面白かったけど)なんかちょっとボリューム無い・・・?と思ったら、今回は26Pだったんですね。この間の6P読み切りとの(単行本での)調整でしょうか。はたまた今回から減ページ方式で行くのか・・・どちらにしても、先生にとって無理のない形で描いて行って欲しいものです!・メイニャン様 meets ぷきゅ&ホーちゃん!前回からの流れで「メイニャン&ホーちゃん再開シーン」は期待していましたが、ワンクッションでぷきゅギャグが差し込まれていましたw さすが草凪先生です!ぷきゅ&ホーちゃん効果で、腹減り一行とメイニャン様も打ち解ける事が出来そうです。小動物は偉大ですね!!そして「・・・ありがとう」の言い方ですよ。メイニャン様、可愛い性格してますよね^^・「雷獣がいなくとも 今の高華国軍ならば 大きな犠牲を払うことなく勝利できる」byジュド将軍「あんまナメてんじゃねーぞおっさんチャゴル殿下はここ数年でかなり力をつけた」by元将軍・メイニャン火と水の部族軍が到着。戒帝国との戦はどんどん近づいているようです。ジュド将軍とメイニャン様はマウント取り合い合戦(口喧嘩)・・・うむ。メイニャン様の言い分の方が信憑性がある気がする・・・!(私はどれだけジュドを信用できないのか)ちなみにメイニャン様の色仕掛けは、ジュドさんには不発だった模様。・(力をつけてチャゴルに近づき地位を得れば いつか緋龍城に行けるかも知れない 四龍に会えるかもしれない 同じ血筋の人間と苦しみを分かち合えるかもしれない その為に吐いた血反吐は無駄だった)byチャゴル殿下の寵姫・メイニャンあ、てっきりメイニャン様は「緋の病で将軍出来なくなって、致し方なく寵姫になった」と思ってたんですが、地位を利用するつもりで自分から望んで寵姫になってたんですね! ーなら良かった!(何が)しかしチャゴル殿下は「淑女ぶったメイニャン様」に引っかかっているのか、元来の負けん気の強いメイニャン様が好きなのか・・・う~むこの2人の関係はイマイチしっくりきてません;そもそも一緒に居るシーンがないですしね;そのうち出てくるかな?・黄龍・ゼノとスウォン陛下スウォン様、ゼノさんだけ名指しで呼び出すの巻。この2人が絡むと・・・ 深い話をしてくれそうで、読者はワクテカです☆★ゼノさんが資料室を訪れると・・・ やつれて目の下クマだらけのスウォン様が。いぅぇぇええええすすスウォン様もうこんなに弱ってるの!!!??ゼノ仙人も、その姿に思わず「病の床に伏した緋龍王」の姿を思い浮かべた模様・・・やっぱり当のヨナ姫より、スウォン様の方が緋龍王と似てるんだろうな~ と思います。まぁ性別が性別ですしね。・「ゼノさん 王座に興味はあります?」byスウォン様いきなり何いいだすのだよ陛下よ。。この突拍子もない提案には、流石の仙人も目を丸くしてしまいました。以前「黄龍は死なない」と知ったスウォン様が興味を示していましたが・・・「王様に良い体質かも」という意味だったんですかね^^;まぁゼノは落ち着いてますし部族縛りもないですし龍神の加護もありますし、私もアリちゃ有りだと思います。・・・本人は絶対やりたがらないでしょうけどね。・「もっと部族の縛りなく広い視野を持った・・・強い生命力と意志を維持できる人はいないのかと」byスウォン様とっっっっっっても重要な言葉がさらっと語られました。スウォン様が考える「今の高華国王に求められる素質」です。大事なこと言ってますね。めちゃくちゃ大事な事言ってます。紛うことなく今回の一番のハイライトだと思います!・「子孫の中に緋の病から回復した者は・・・?」byスウォン様「・・・・・・いない ボウズと兄ちゃんには悪いが 千樹草で治るもんでもない」byゼノ仙人-ああスウォン様がゼノ仙人に本当に聞きたかったのはこっちか、と思いました。緋の病・・・ 本当に、全く治る見込みはないのか否か。これによってスウォン様のやるべき事が変わってきますので、当然と言えば当然ですね。あ、あとやっぱりスウォン様は母・ヨンヒ様の手記をバッチリ読んでいましたね。何時読んだのかな~ という点はとても気になります。そして同時に「緋の病について認識したのは何時なのか」も気になってたりします。・(まだ死ねない 戒帝国に打ち勝ち高華国をどこにも侵されない強国にするまで理想の場所に辿り着くまで 絶対に)by高華国王スウォン焦ってますねぇ そりゃそうですよねぇええ!だってこのまま息絶えたら・・・ 国内荒らすだけ荒らして周囲に喧嘩売りまくった状態で丸投げする事になりますからね。。ーまぁスウォン様は最初から焦ってましたけどね・・・病の進行が想像以上に早くて、最近本当に焦ってるのだと思います。「緋龍伝説」「神の力」なんて意地でも頼りたくなかったはずなのに、(ゼノ仙人にだったら王位渡しても良いかな・・・)と血迷う位には焦ってます。まぁなんだ。アレだ。自分で作った状況だ。無理して頑張れ!・「・・・永い時が手の中にあっても 思い通りにいかない事ばかりだよでも いつか・・・ 俺の旅も終わる その時は神様に背いても 願いを叶えてみせる」by黄龍・ゼノ今回の引きラストページは、黄龍・ゼノの力強い台詞でした。実は私は・・・ 緋龍城帰還編に入ってからは、ゼノさんに対しては「再び緋龍王が現れて四龍が集結して緋龍城に帰ってきたんだぞ貴方が何千年と待ち望んだ状況でしょうまぁいい加減に動いてくれや!!!」ばっかり叫んでいました。瞳の座ったゼノ仙人が見れて嬉しいです。ヨナ姫は、四龍伝説第一主義ではないんですよ。彼女は伝説のために生まれ変わって来た訳ではないはずなので。言い方がアレですが・・・「四龍達の存在を利用して、自分の願いを叶える事」がヨナ姫の天命なのです。多分。四龍達や緋龍王の子孫達、本当に可哀想ですよね。なんて理不尽なんだ緋龍王!と。やってられないですよね・・・↑この理不尽さに立ち向かうのは、ヨナ姫ではなくゼノ仙人の役割だと思ってます。いやハッキリとは言ってないですが・・・ゼノ仙人の言葉は「この理不尽さと闘う・神に抗う時が来た」という意味だと今の所は思ってます。ゼノ仙人、期待してます!感想・・・長・・・ 次回も楽しみです!by妹
2021.06.06
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突然ですが”工作のヨナ”シリーズです。だいぶ前から構想練ったりせこせこパーツ集めたりしてたんです・・・!「ヨナがスウォンからもらった簪」を自分なりに作ってみました!我ながら頑張りました!超頑張りました!!!サイズは17cm弱位(花の部分は6cm位)・・・髪に挿すには大きすぎるので、まぁ手に持つ用の小道具という事で。表側の再現度を最重要視しまして、裏面はこんな感じです。(素人っぽさを隠しきれない出来映えへの言い訳)簪パーツ・プラスチックの花びらビーズ・丸ピン・葉っぱチャーム・チェーンガラスビーズ・パールビーズ・花座・ガラスビジュー・アクリルビジュー・・・等々を駆使して細かい所まで再現出来るように頑張りました!1個1個の花びらパーツに(アクリル絵具で)金フチを付けるのが一番面倒でした;接着剤は主に100均のもの・3種類ほどを使用。特にGクリヤーありがとう。100均便利!花に立体感を出すために、中央にくるみボタン用のパーツをかませています。(ピンクのフェルト生地で隠してます)自分で言うのもなんですが、これは良いアイデアだったと思います。その分重くなったけど;作る際に参考にさせていただいたのは、姉が以前当選していた舞台小道具用の簪です。詳しくはコチラ→「ヨナがスウォンからもらった簪」をいただきました!↓左が当選品、舞台暁のヨナで使用されたモデルのものです。花びらの色が濃くなっていたり、葉っぱがミラー素材だったり・・・と「舞台上で存在感を発揮できる作り」になっていると感じます。舞台小道具は360°どこから観ても見栄え良くしなければならないためか、裏面までしっかりと作り込まれています。そして木製の簪パーツの高級感がスゴイ!当然私はこんなスマートには作れないので、とにかく 表面から観て忠実に!! を目標に作りました・・・。え~ ちなみに 素人が不慣れな工作を頑張る訳ですから、いきなり満足のいく仕上がりにはなりません。完成させるまでには色々な試行錯誤がありました・・・。「自分でも簪を作ってみよう!」と思い立ってから、まず作ったのがコチラになります↓基本的な方向性は良かったと思うのですが、花びらビーズを半透明(フロスト)のものにした所・・・ツヤ出しのためにトップコートを塗ったら、想像以上に透けてしまって;;ちょっと汚くなっちゃったのです。花びらパーツを不透明パールに変更し、葉っぱパーツも増やして再チャレンジ!(真ん中のもの)↓花が大きくなりすぎたのでもう少し小ぶりに&蝶々パーツの作り方を変更して再々チャレンジ!!(右側のもの・完成品)私 頑張りました!・・・で、コレ作って何になるんだとか考えても無駄なので考えません!!我ながら超頑張りました!!!by妹
2021.05.20
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今号は花とゆめ47周年記念超特大号!オールスター&ヨナ企画てんこ盛り☆・ヨナ姫メイン+赤モチーフを身に纏ったオールスター表紙・プッキューが他作品に出没!プッキューを探せ!・暁のヨナ 豪華16枚複製原画セットーという、雑誌あげての暁のヨナワッショイ特大号でした…本当に嬉しかったです!特に各作家様が忍び込ませたプッキュー探し企画は、やり応えがあって楽しかったです^^さて簡単にですが本誌感想参ります~。暁のヨナ 207話「綻び」*以下単行本36巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・表紙:ジェハお兄さんすみません…実は私(うぉおジェハ兄… いやピアスがない… 服装髪型… え もしやケイシュク? 初単独カラーに浮かれていつもより瞳がキラめいちゃったケイシュク!?)と考えてしまいまして…。柱に「ジェハです」と書かれていてファン失格だなと思いました;・「お前がどうこう出来る病じゃない どうせ私は死ぬんだ… 近いうちな スウォンもきっと長くはない… 私を消したところでその事実は消えねぇよ」byメイニャン様メイニャン様、当たり前のように言っちゃいましたが… ハク様はここでメイニャンの病気=スウォンの病気と確信した模様。ユン君に至っては事実を知ってしまった事で、緋の病関係者の仲間入りを果たしました…。・「先ほどケイシュク参謀とお話をして来ました 彼女は私はが預かります」byミンス(どうやってメイニャン様ををかくまう展開に持って行くのかなー やっぱりハク様が誘導する位しか思いつかないなー)と思ってましたがここでミンス乱入! 成程そう来ましたか!警戒するジュド将軍&ハク様をなだめつつ、ユン君を自分の助手にすると提案…ぐいぐい話を進めてくれました☆ (…イヤ君は相変わらず不気味な動きをするな…ボソリ)・「彼女のことは引き続き俺が診ていいんだよね? それなら やる」byユン君ーユン君 格好良い!!!!!ここに来て、政権にも伝説にも関わりがなかったユン君の存在が輝いて来るのは、本当に素晴らしい事ですよT△T!・「…他の方でも良いのでは?」「…彼は私の薬など取りに行かないでしょう」byスウォン様 「いえ 行くと仰ってました」by主治医ミンスミンス、スウォン様に メイニャンの処遇やユンハクが薬草を採りに外出する旨を報告。ハクの名前が出るとやっぱり固まるスウォン様…今回のハイライトその1:スウォン様の背中…!!!良かったねぇえハク様、貴方の為に薬採りに行ってくれるって!!ハク様は「スウォン死ね」とか思ってないってよ! 大丈夫だよ! だからこっち向いてよスウォン様!ーどんな顔してるのか見せてってば ちょっとオイコラ!!・「城にヨナ姫と四龍を残して陛下に敵対するような行動は取らないだろう 本来ならこんな危険な賭けはしない」byケイシュク参謀多分前回から読者に総ツッコミ入れられまくってると思いますが、ケイシュク氏、ハク様への信頼が厚すぎませんか!!?普通に考えたら、風の部族に帰って応援要請とかされる場面だと思いますよ!ヒューリさんみたいな…見張りの1人や2人は付けていくのかなぁ…?しかし「神にでも祈りたい気分だ…」とは。ケイシュクさんは結構信仰深い台詞多いですよね・「元気になんか なるわけない だけど 死んでもお前のことは命の恩人だと思うよ」byメイニャン様メイニャン様、かなり素直で可愛い性格してますよね。嫉妬心は隠すことなく、思いっきりヨナ姫にぶつけちゃうし欲しがってた雷獣本人に「ヨナ姫のものは全部手に入れてやるって思ってた…」って言っちゃうんだw・「や一つはね ユン君をね 守りますよ もう一つは白蛇達の生存確認であとは姫さんが泣いてないか とか まいろいろ」byハク様ハク様、やりたい事が多すぎて3つに分裂したがってます…いやぁヤル気満々ですな!! 良いと思いますよ!!!姉と以前話した事があるのですが、ハク様は「0(ゼロ)か全部か」の人間だと思うんです。「何にも要らなくなるか or 全部欲しくなるか」 …というか。バランス人間ですから全部活かしたくなるし、無理となったら全部諦めちゃう… というか。スウォンの謀反が起こる前は、風の部族長の肩書きを背負ってヨナ姫の護衛をしている事こそが、彼なりの「大切な人達を全部活かす立ち回り方」だったのだと思うのですが、それが謀反によって諦めざるを得なくなってしまって。一旦全部諦めて自分を投げ捨てたけど、ヨナ姫がついてきてくれて…また大切にしたい人達が増えていって。「ヨナ姫への気持ち・彼女からの気持ち」を原動力にしてここまで戻ってきて。そしてスウォンの不調・病が引き金になってギア切り替えてきたな…と そんな感じで見てます。・ヨナ姫お見送り大ジャンプ!このままハク&ユン出て行っちゃうのかなー と残念に思っていたところ…来ました流石は我らがヨナ姫様です!! …ヨナ姫様、実は緑龍の脚の能力を秘めていた疑惑…いやイヤ。正直(ハクヨナは次会ったらどんな感じになっちゃうのかな…もし皆の前で盛大にイチャつき始めたらどうしよう…)と危惧していましてwーヨナ姫、意外と理性的に動いたな! と思いましたv(理性的とは)・「…わかってますよ 我が主」by会いたかったとか言う暇も無いハク様 「ーハク 頭下げないでね」by顔が見たいヨナ姫今回のハイライトその2:ヨナ姫、ハク様の従者面を拒否 ですね。「顔が見たい」とか可愛らしい理由にはしてますが、基本かなり概念的な台詞だな、と。この前せっかく「脱・敬語」まで行き着いたのに気を抜くとすぐまた従者面し始めますからねー。それを一喝! って感じかな。大体ハク様自身、やりたい事がもう「姫の護衛」だけじゃなくなってるじゃないですか。ーまぁいい加減に腹くくれや! って事かと思います・今後の展開に関してアレコレ考えました。ユン君+ハク様が、千樹草を取りに出発!ーいやハク様が行くんかい!!!;;;てっきりジェハ兄さんあたりが、ギガン船長達と再会を果たしつつ取ってきてくれるものと…;「ハク様が城から離れられない」 …からこそ、メイニャンなんていう切り札的な存在がぽーんと緋龍城内に飛び込んできたんだと思ってたんですよ。城内に居ながら、ハク様に戒の情報が入るように…と。いやぁまさかこう展開するとは;;今後の展開としては…・緋龍城組→ ヨナ姫+四龍、そしてスウォン様+メイニャン様…と、神話関係者だけが全員残される形となりました。ハク様&ユン君不在の間に、伝説関連の問題点や解決策など、アレコレを詰めていってくれるのかな、と期待。・ハク様&ユン君→わざわざハク様が行くとなったら、ただ千樹草取ってくるだけでは終わらないのでは。①戒帝国の将軍達もしくはチャゴル殿下本人と接触②地の部族・グンテ将軍と接触…期待しちゃうのはこのあたりの展開ですかね。特に南戒と闘うことになれば、最前線に駆り出される事になるグンテ将軍…絡んで欲しいなぁ。元風の部族長として、話をして欲しいなぁ! とアレコレ期待が膨らみます☆さてどう転ぶのかな??次回は1ヶ月半後…;; うう続きが早く読みたいですが最近の草凪先生スケジュールを見てれば本当に「しっかり休んで下さい!!」としか言えません…! 次回も楽しみです♪さて こちらの感想も簡単に。ザ花とゆめオールスター 番外編「春の宴」6Pとページ数の少ない番外編ながらスウォン様(13歳)が風牙の都を訪れた際のエピソードがおもてなし担当のテウ&ヘンデ視点メインで描かれました。このスウォン様の風牙来訪は27巻番外編「部族対抗武術大会-今回限り-」で触れられていましたね。うわぁもうこれは後からガツンと出てくるエピソードだな、と思っていました。今回は、テウヘンデとスウォン様の絡みメインで可愛らしく描写されました。とても興味深かったです…が、このエピソードはその内視点を変えて描かれるんだろうな~と予想してます。しかし草凪先生は本当に漫画が上手い!今回…スケジュール的に相当時間がなかったんだと思うんですよ。だからこんな4コマ5コマのおまけ漫画風に仕上げてあるんだと思うんですよ。…最初から最後までツッコミ所しかなくて、めっっっっっちゃくちゃ面白かったですよ!!風の部族の手荒い歓迎が大好き&好奇心旺盛なスウォン様とか。アヤメちゃんと「好きな人居る」って話をしたからテウ達がこんなにハク様の恋愛事情気にしてるのかなぁ、とか。ゼノ仙人、スウォン様の事ばっちり見てたんじゃん! とか。ハク様真面目で落ち着きまくってて13歳にして女泣かせって… とか。スウォン様はこの時どんな気持ちだったんだろうなぁ とか。ハク様の抱き枕争奪戦に興味がなさそうなヨナ姫(10歳)とか!!ご馳走様でございました!by妹
2021.05.02
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