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震災、台風、海水温上昇・・・いろんな要因がありますが。工事が多い影響もあるかと。岩手)秋サケ、今年も不漁 仕入れ値2割増、祭り断念も 秋サケが今年も不漁だ。イベントが中止や縮小に追い込まれたり、仕入れ値の高騰が新巻きサケやイクラの加工業者を直撃したりしている。最盛期を迎える秋サケ漁はどうなるのか。 津波と火災で壊滅状態となり、今も空き地が目立つ大槌町の中心部。11月28日朝、老舗の「中里鮮魚店」が6年9カ月ぶりにオープンした。店頭には再開を祝う花。なじみ客が詰めかける。なのに、経営者の中里正義さん(72)の表情は曇りがちだ。 「全然(サケが)捕れねえから、あるうちに買っといた方がいいよ」 正月用のイクラを予約しようとした女性に、早めの購入を勧めた。 同町は新巻きサケが特産だ。吹き下ろす寒風に揺れるサケは冬の風物詩。この時期ならではの味覚を待ちかねる人も多い。中里さんは新巻きサケを作って半世紀だが、今年も不漁。仕入れ値が前年比で2割以上になった。すべてを販売価格に転嫁することは難しい。 「せっかく店を元通りにしても、海が細っていて不安です」 県内大手のイクラ加工業者も「仕入れ値が前年同期の1・3~1・5倍。思ったように数が集まらない。大幅値上げをすれば、客離れを招きかねず悩ましい」と話す。 不漁は、各地で開かれるサケまつりにも影を落とす。呼び物である「つかみ取り」に使う量が確保できないからだ。 山田町は、当初は11月26日開催の計画で、サケも200匹用意するはずだったが、漁獲数が山田魚市場で前年の76%にとどまり、開催を断念した。町の担当者は「稚魚の放流に備えて採卵を優先した。まつりが来年以降も開けるかどうかは予測不能」とする。 大槌町は、今年が新巻きサケの祖とされる江戸時代の城主「大槌孫八郎政貞」の没後400年に当たるとして、12月3日に予定通り開催する。しかし、つかみ取りができるサケの数は最大でも100匹で、参加費も前回の千円台から2500円に上がり(1人1匹まで)、「直近の漁獲量次第で変更や中止があり得る」と呼びかけている。稚魚の放流減や海水温影響 県内の秋サケの漁獲量は1996年度の7万3526トンをピークに2万~3万トンで推移し、2年連続の不漁だった2016年度は8745トンまで減った。県水産技術センターは今年度戻ってくるサケの量を前年度比25%増の1万934トンと予測したが、11月20日時点では前年同期比2・1%減の3456トンにとどまる。同センター資源管理部の横沢祐司部長は「最盛期の12月上旬までが勝負だが、状況は厳しい」と話す。 なぜ、秋サケの漁獲量が減っているのか。 センターによると、震災後に稚魚の放流数が減ったことが大きい。稚魚の多くは春の放流から約3年半~約4年半後に地元の川に戻る。震災前、県内では約4億4千万匹の稚魚が放流されていたが、津波で孵化(ふか)場が壊れ、震災後の放流数は1~3割減少。今年、川に戻るサケは放流数が震災前の7割程度だった2013年と9割程度の2014年のものだ。 海水温の変化も影響しているとみられる。稚魚の成育に適した水温は5~13度とされているが、近年は3~5月の放流時期の海水温が高くなる傾向がある。13度を超える時期も早まっており、稚魚が生き残って成魚になる数が減っている可能性があるという。 低迷する漁獲量を回復させるため、県は震災前と同水準となる4億匹の放流を目標にしている。しかし、昨年8月の台風10号で孵化場が被災した影響が残り、11月20日時点、確保できている卵は計画の約77%にとどまっている。県さけ・ます増殖協会の担当者は「親の量が少なく、今年度確保できる卵の量は目標を2割程度下回る見込みだ」と話す。(渡辺洋介、星乃勇介)12/3 朝日新聞より
2017.12.03
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春になると、イベントが花盛りなのですが・・・3月26日27日は、ツナミクラフトが下関にて販売します。下関海峡メッセで開催される音楽をきっかけに、地球環境や貧困・飢餓、教育問題を考えるきっかけを作る春フェス「ラブフロンティアミュージックフェスティバル」です。昨年は新型インフルエンザの影響で延期になったイベントが春になって開催することになりました。相川七瀬 D51 井出麻里子 Silent Waves 知花竜海 KEN子 Port of Notes 和田多門 など、いろんなアーティストが参加します。イベント名 ラブ☆フロンティア ミュージックフェスティバル 2010 主催者 [ラブフロンティア実行委員会] 会場 [海峡メッセ下関・海峡ゆめ広場] 住所 山口県下関市豊前田町3丁目3 問合せ先 TEL 083-231-5110 E-Mail nakamako@lovefrontier.net 開催期間 10年03月27日 開催時間 9時00分 ~ 20時00分 料金 無料 前日にはトークイベントもあります。第5回ビジュアライズ市民フォーラム津波被害から復興へ 東山 高志 さん先月末、チリで大規模な地震が発生してから1ヶ月が経とうとしています。地震と津波により、多くの命が奪われ、壊滅的な被害を受けました。2004年12月、スマトラ島で起きた地震も記憶に新しいはず。その時、タイ南部でも多くの方々の生活が奪われました。その地震からの復興の手段となったのがツナミクラフトでした。収入と同時に、心のケアにもつながった取組みとは?フェアトレードで被災地の復興に向けた事例を、映像とともにお伝えします。開催日時:3月26日(金) 15:00~16:30場 所:下関市民活動センター 大会議室下関市竹崎町4丁目4番2-201号 ヴェルタワー下関参 加 費:無 料対 象:小中学生と保護者のみなさん・環境保全、環境学習、国際協力に関心のある方・教育関係者 など主 催:チーム ビジュアライズ電話; 083-250-5180(株式会社FEEL内)協 賛 : オフィスアッシュ 株式会社セキラン タウン情報下関株式会社FEEL協 力 : しものせき未来人ネットワーク東山 高志 さん兵庫県西宮市出身の43歳。1997年、アイデアイーストを設立、代表を務める。阪神大震災の経験をもとに、2004年、津波の発生したタイの被災地に入り、ツナミクラフトと出会いフェアトレード精神に則り、日本に輸入を開始する。2006年ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」完成。2007年日本財団Canpanブログ大賞自伝賞受賞。TSUNAMI CRAFT CENTREの閉鎖に伴い、センターの精神を引き継ぎ日本国内向けにツナミクラフト
2010.03.20
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先日、横浜市の中田市長が任期満了を待たずに辞意を表明しました。その理由は・・・・もしかすると・・・・横浜市の財政破たんが現実味を帯びてきている可能性があります。その根拠は・・・もうひとつのブログサイトのアクセス解析をしていて気がついたのですが、横浜市役所内から、大阪市の財政破たんについてのブログを検索しまくっているようなんです。おそらく、財政破たんの発表をした場合、どのぐらいインパクトがあるのか、ネットの中でどのように騒がれているのかを、調査していると思われます。横浜市は、港湾施設や埋め立てをすすめ、サッカー施設、地下鉄グリーンライン、150年とも300年ともいわる借金返済期間の「みなとみらい線」、そして豚インフルエンザの影響を受けてしまったY150などなど、大きな公共事業が多いうえ。1970年代から80年代に急激に発展した山側の住宅地が、高齢化し、近い将来、限界集落化した団地がたくさん現れ、高齢者福祉が財政の大きな負担になることがよそうされます。(これは、東京都も他人事ではないはず。知事は格付けがいいからって、オリンピックとか言って調子のいいことを言ってますが。一部の役人さんはそのことに気が付いていて危機感を持っているようです)とはいえ、単なるリサーチの可能性もあります。やはり、あらゆるシミュレーションをして、政策決定していく必要がありますからね。
2009.07.29
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SOTOKOTO (ソトコト) 2009年 06月号 [雑誌] 写真は前月号 今月号は北海道特集とても小さくですが、10周年を迎えるエコ・ロハスの雑誌「ソトコト」に写真入りで掲載されました。6月5日は国際環境デー、そして6月は環境月間ということで、環境関係の話題が多いのですが、そういうときは部数が伸びやすいだけにありがたいです。さをり織りのツナミクラフトのパッチワークの財布やポーチが載っています。
2009.06.05
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エコマーク対象商品である印刷用インクに偽装があったようです。エコマークなりの認証機関の問題もあるんじゃないでしょうか。認証されてしまえば、偽装がし放題というしくみになっているのかも。それと、役所に環境配慮製品を使わせる、グリーン購入法という法律があるわけですが。企業のモラルもあるとは思いますが。役所のマーケットがあまりにも大きいことと、価格のみで入札し納品後のチェックがあまいとそういう入札制度とチェックシステムの不備などが、偽装の根源になっているのかも。人って、お金という一種の情報でモラルなんか簡単に吹っ飛んでしまう事って多いわけですからね。物理的な量を減らすとか、書類をコンパクトにして減らしてゆくという必要があると思います。また、環境を配慮する製品って、環境を配慮する仕組み上の問題で物理的に大量生産に向いていない部分があるのでしょうね。使う量の総量を減らす必要もあるかも。たとえば、飲食店や食品加工工場から出てくる廃油を使ってパスを走らせるとしても、その街で使える量って知れていて、全てのパスを廃油で走らせることができないというののようなものです。基準満たさず「エコマーク」、大日本インキなど一部製品で インキ製造大手「大日本インキ化学工業」(東京都中央区)は4日、環境に配慮した商品であることを示す「エコマーク」認定を受けた新聞用インキなどのうち、一部が基準を満たしていなかったと発表した。 エコマークは財団法人「日本環境協会」が商品ごとに基準を定め、表示使用を認めている。新聞用インキの場合、石油系溶剤の割合が「30%以下」で認定製品となるが、同社が2007年4月から12月にかけて出荷した製品のうち、その割合が3割を超えるものが7・8%あったという。 また、「ザ・インクテック」(同千代田区)でも、エコマーク認定製品で基準に満たないものが一部見つかった。 ◇ 読売新聞の印刷では委託分を含め、5工場で大日本インキ化学工業のエコマーク基準を満たさないインキが使われていた。読売新聞東京本社広報部は「表示と異なるインキが納入されていたことは遺憾です。メーカーには改善を強く求めます」と話している。(2008年2月4日20時21分 読売新聞)<インキ偽装>日本新聞インキも一部製品が基準満たさず (毎日新聞 - 02月05日 13:33) 新聞各社が出資する新聞インキ専業の日本新聞インキ(東京都港区)は5日、日本環境協会が認定する「エコマーク」付きインキ製品で基準を満たさないものがあったと発表した。月産約860トンのうち3トン分で、石油系溶剤の使用量が基準値30%に対して33%だった。社内調査で判明し、2社に納入していたが、出荷を停止した。配合の段階では基準を満たしていたが、印刷面の品質を改良するうちに使用量が基準を超えたという。 インキ業界では、大日本インキ化学工業や東京インキなど大手、中堅の3社がエコマーク基準を満たさない製品を出荷していたことが明らかになっており、日本新聞インキで4社目。【小島昇】
2008.02.05
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やはり出てきました。いますぐ、官公庁及び、独立行政法人は、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)を守るため、使用停止し、回収返品するべきです。また、今回の件で、みすみす見逃していたということで、環境への負荷の低減に資するものである旨の認定を行った機関のあり方にも問題にすべきだと思います。さらに、政府の責任も発生します。国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)付則 2 政府は、環境物品等への需要の転換を促進する観点から、提供すべき環境物品等に関する情報の内容及び提供の方法、環境物品等に関する情報の提供を行う者の自主性を尊重しつつ適切な情報の提供を確保するための方策その他環境物品等に関する情報の提供体制の在り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。今後の環境省対応は見物です。誰のための環境省か見えると思います。今回の件で、環境を口実に利権を固めて莫大な商売をしつつ、実際は環境に配慮せずボロ儲けをしていたというような事が、いろいろ摘発されてくれればいいのですが。ニュースソース日本製紙、古紙100%コピー紙も偽り再生紙年賀はがきに古い紙=古紙を1%から5%しか配合していなかった日本製紙が、「古紙100%」と銘打って製造していたコピー用紙の古紙の配合率を偽装し、実際には古紙100%ではなかったことが、JNNの調べで分かりました。 環境に配慮して日本郵政が古紙を40%配合するよう求めた再生紙年賀はがきに、古紙を1%から5%しか入れていなかった日本製紙。私たちには、内部告発が寄せられていました。 「その他、洋紙についてもかなり公称配合と実配合との乖離があるのが実態です」<内部告発メールより> 私たちは年賀はがきだけでなく、製紙メーカー各社が製造している「古紙100%配合」とされるコピー用紙についても、メーカー名を伏せて専門家に持ち込み、分析を進めていました。 紫外線で光る繊維。上質な古紙や、ちらし古紙が入っていることの証だと言います。分析では、この光る繊維の割合を算出したり3種類ある紙の繊維のうち、どの繊維がどの程度入っているかを調べたりしました。 一方で私たちは、日本製紙が「古紙100%」として製造していたコピー用紙の古紙の配合データを入手。分析結果と照合したところ、「古紙が100%配合されていることはありえない」と確認されたのです。 日本製紙は去年4月、「古紙100%の再生紙の製造を取りやめる」と突然発表していました。取材に対し日本製紙は、「調査中でコメントできない」と話しています。 環境省は既に、日本製紙と業界団体にはがき以外の紙製品全般についても古紙の配合率を調査するよう指示していますが、古紙100%を偽った「エコ偽装」とも言える今回の事態に、大きな波紋が広がりそうです。(15日17:45) そんなことで、16日に、日本製紙の社長が引責で辞任する動きになっているのですが。古紙100パーセントを偽装しておいて、退職金は100パーセントは許されないんじゃないでしょうか。
2008.01.17
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昨年は食品偽装が話題になりましたが。もっとすごい偽装が発覚しました。それは「偽装年賀はがき」です。【偽装】年賀状の再生紙はがき、古紙はわずか1% 環境に配慮し、古い紙=古紙の配合率を40%と定めて日本郵政が販売している年賀はがきに、実際には古紙が1%から5%しか入れられていないことが、JNNの調べで明らかになりました。メーカーの日本製紙もこの事実を認めています。 現在販売され、流通している年賀はがきで、「再生紙はがき」と明記されているものについて、日本郵政は、古紙40%配合の紙を使うと定めています。 しかしJNNが、去年11月1日に全国で発売された年賀はがきを独自に分析したところ、実際には40%を著しく下回る、わずか1%程度の古紙しか使われていないという結果が出ました。 極端に低い古紙配合率は再生紙の“偽装”とも受け取られかねないものですが、取材に対し日本製紙は、古紙の配合率が実際には1%から5%であると認め、その理由として「ある種の古紙やそれに付随する物の中には、再生紙の品質に問題を生じさせるものがあるため、低い配合率になった」と説明しています。(2008年1月8日 TBS JNNニュースから) インターネットの普及や虚礼廃止で減少していた年賀状が、今年は久しぶりに増加したとのことですが。その分、この問題は大きいと思います。しかも、最大で表示の量に対して12.5%、最も低いもので2.5%しか再生紙が使われていなかったのですから呆れます。この数字を、具体的に体感できるように別の例で書くと。清涼飲料水で例えると、オレンジ40%なら、すっきりとした味わいという感じですが。1パーセントとか5パーセントというのは、香りがつくだけでほとんど水。いいとこ香料を入れて「みかん水」とか、シトラス入りのミネラルウォーターです。両方ともかんきつ系のラベル表示をしてますが。この差は大きいです。もし、オレンジ40%と書かれている清涼飲料水を買ってみたら、実際は中身が「みかん水」だと知ったら、買った人は怒りますよね。年賀はがきの発売が11/1ですから、発注は民営化される前に行われていたはずです。だから、国も馬鹿にされたようなものです。しかも、民営化の準備のために、利益を上げようと無理な単価を押しつけた結果として偽装が行われたのなら、受けた方も悪いのですが、発注者である日本郵政にも無理な価格設定をしたため責任が生じるものと思われます。また年賀はがきを受注した「日本製紙」という会社は、オーストラリアのタスマニア原生林から伐採された木を使っているということで悪名が高いのですが。偽装されたその分は、原生林が伐採されたと思うとぞっとします。今回の件で、役所や、いろんな企業が環境報告書などに使っているリサイクルペーパーにも、疑念が広がる可能性が出てきました。偽装の問題はどこまで広がるか・・・ちなみに・・・・年賀状が、増加した理由は、坂本龍一など有名人を起用したCMもありますが。私は定年を迎えた団塊の世代が、退職したなどで余暇時間が増えたり、会社のつながりから個人のつながりに移行したり、再就職や異動により挨拶をする機会が増えたということなどが、年賀状を出したのが主な原因なのではないかと推測しています。また、ビジネスのスピードが速くなり、企業の組織変革が行われているため、人の移動が多く、トレースをするためのツールとして年賀状が見直され出したという面もあるように思います。おまけ今回の件が大きな問題となると、宮城球場にも影響するかも・・・人材派遣のフルキャストが偽装派遣などで処分を受けたために宮城球場の「フルキャストスタジアム」の命名権を辞退したことに引き続き、「日本製紙クリネックススタジアム宮城」という名前も偽装という不祥事で消えるかもしれません。追記この記事を書いたあと、すごい勢いで、製紙会社、印刷会社、印刷商材を扱う商社からのそれぞれ複数社のアクセスがありました。見に来てくださってありがとうございます。アクセス状況があまりに露骨なので、業界内での公然の秘密が一般に暴かれたとか、そういう相当業界として痛い出来事という可能性を感じました。また、新聞社との関係が一番弱いキー局のTBSが報じたということは、紙媒体である新聞という報道機関は何らかの形で圧力をかけられていた可能性があると思われます。実はとても根の深い事件かもしれません。今後、真相の究明がどうなり、どのように報じられるか、モニタリングしていく必要があると感じました。
2008.01.09
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リサイクルするための分別収集の量が増えているとのことですが。都道府県別のランキングが意味不明。ペットボトルの上位は東京、神奈川ってきてるけど、これって人口の多い都道府県ですよね。人口1人当たりで比較しないと・・・・・白色トレーでは熊本(520トン)とかの方が、1人当たりでちゃんと仕事してるように思うんですよね。 容器の分別収集は全国で281万トン、前年度比3%増に(読売新聞 - 11月06日 20:53) 容器包装リサイクル法に基づくペットボトルなどの分別収集量が2006年度は全国で281万トンに達し、前年度比で3%増加したことが6日、環境省のまとめでわかった。 一方で、収集量の都道府県別順位は品目によりばらつきがあり、地域の取り組み方の違いも明らかになった。 同法では、ガラスやペットボトル、スチール、アルミなど8種類の容器を分別収集の対象に定め、再商品化を後押ししている。 収集量で上位を占めた都道府県は、ほとんどの品目で東京や千葉、神奈川など人口集中地域だった。例えばペットボトルの上位3都県は、東京(2万8304トン)、神奈川(2万6635トン)、愛知(1万9802トン)だったが、白色トレーでは熊本(520トン)が最多で、北海道(465トン)、静岡(277トン)の順。紙製の容器包装では、愛知、北海道、兵庫がトップ3だった。同省リサイクル推進室では、「ごみの分類方法や市町村の熱心さが、この差に表れているのではないか」と分析している。
2007.11.07
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エコロジーシアターの新作「時の道」が上演されます!今回は演技と音楽と朗読と効果音と画像のランデブー。来て、見て、びっくりの初めての試みです。~ 時の道 ~http://rainbow.gr.jp/tokinomichi/「環境博覧会すぎなみ2007」の最終日、ファイナルイベントの「すぎなみ環境賞表彰式&環境博覧会すぎなみ2007閉会式」の中でのアトラクションとして濃密な15分間をお届けいたします。■日 時:2007年10月14日(日) 午後3時半~午後4時半の中での15分間■場 所:高井戸地域区民センター前ひろば ひろばステージhttp://tinyurl.com/2aeeg9■入場料:無料●出 演 :渡辺久恵 ●ピアノ・歌 :岡さやか●声の出演 :中山由佳 ●ナレーション:松田和義●音響・音効 :東山高志 ●原作・画像 :岡本 功●協 力 :アイデアイースト●協 力 :株式会社 松田ホームサービス●企画協力 :有限会社 グルーヴィン●企 画 :NPOレインボー●主 催 :杉並区さきごろ国連により発表された最新の地球温暖化予測によると、21世紀末の地球の平均気温は最大で6.4度上昇するということです。仮に約2度の気温上昇に抑えられたとしても、すべての生き物の種類の最大30%が絶滅すると予測しています。また今年の国連地球環境白書によると、野生生物の総個体数は、この20年間で40%減ったとの報告もあり、生物の絶滅速度はすでに自然状態の約100倍に達しているということです。来年から温暖化防止京都議定書の約束達成期間が始まります。日本は約束をまとめた国ですが…いまだ守れる見通しがありません。■「時の道」出演者、スタッフ紹介http://rainbow.gr.jp/tokinomichi/Frame-1.htm#1■「環境博覧会すぎなみ2007」の主な内容・映画「不都合な真実」の無料上映・ウルトラヒーローオリジナルショー・区政を話し合う会 (講師)北野 大・区内環境団体の活動紹介 その他盛りだくさんhttp://tinyurl.com/3blnv8
2007.10.12
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モー娘。文化祭の中で「グリーンリバーアート」というブース内でワークショップなどをやってましたが、どうにか終了しました。そこで、出会った面白い取り組みに関しては、後日掲載しますが・・・この2日間、多くの人に日本の木と触れてもらいました。パパも奮闘して作品をつくっていましたが。多くの人が、ノコギリや金づちの使い方を忘れて居るんですよね。
2007.10.08
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東京は大雨とのことで、関東地区では皆既月食が見られなかったと思っている方が多いと思いますが。実は、関東でも見ることが出来たんですよね。そこは、鎌倉の由比ヶ浜です。この日は、由比ヶ浜にある、海辺の自然学校で「日と月の神秘を体験するワークショップ」(主催:ニコニコクリエイターズ)が開催されたのですが。ここで、見れたのです。(さすがに、完全に陰に隠れて、ぼんやり赤くなるところは見えませんでしたが)地元の女子高生が海に浸かっている天候は前線が南下するため、雷雨が予想されていて。実際、ワークショップが始まった5時ごろに、北の方で稲光がしていました。しかし、由比ヶ浜は晴れていたんです。夕日の中で、海と触れるワークが進行中波と戯れる少年日が沈む頃になると、少し曇ってきました。というより、由比ヶ浜って、夜の湿度が異様に高いんです。そのためにもやっていると言う感じです。ころころ、月食の原理を理解するワークが進行していました。懐中電灯とピンポン球とパチンコ玉さいずのボールで、地球と月と太陽の関係を学ぶその頃子どもたちは・・・地球と月の説明をするために持ってきたボールでボール遊び一端、食事休憩ということで、近所のリトルタイランドでタイ料理を頂いたあと。いよいよ民族音楽とベリーダンスを楽しみながら皆既月食を楽しむ時間です。しかし、ここで、ポツリポツリと雨が降ってきました。空も曇っています。お客さんもたくさん集まっているということで、稲光の場所も少し離れているということを確認して、演奏にGOサインが出た。ロマ花族とあだっちによる民族音楽の演奏と、三人の女性によるベリーダンスが繰り広げられる三人のダンサーが踊っているのですが、その二人目が踊っているときのことである。もう月食が見れないかと思っていたのですが、雲がぼんやりと明るくなっているのです。そして、その雲の明るくなっている所をしばらく見ていると、雲の間から三日月のように欠けた月が現れたのです。「月だ!」女性が大きな声で叫んだ。会場はどよめき。誰もが東側の空を見上げた。演奏も踊りも月が光を取り戻すことを祝福するゆうように激しくなる。三脚なしで撮影したのですが、月食がわかるでしょうか?下の方にあるのは材木座海岸の海の家異様な盛り上がりである。そして、曲の終わりの雰囲気が出てきたとき、月が雲に隠れそうになり。曲が終わると同時に、月が雲に隠れ。雨が降り出した。ほんの10分ぐらいの出来事であった。ほんの少しであったが、大地と宇宙が繋がった時間を共有出来た。
2007.08.28
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明日、8月25日鎌倉の由比ヶ浜で、午後5時ごろから9時ごろまで、鳥笛のワークショップを行います。参加無料です。同時に、鳥笛とツナミクラフトの販売も行います。近所にはタイ料理屋もあるので、そちらでの食事がてらに遊びに来てください。鳥笛ワークショップ2007/8/25(土) 鎌倉 由比ヶ浜 水辺の自然学校 アクティビティセンター (由比ヶ浜 特設am/pm 向かい 材木座への橋のたもと付近)鳥の鳴き真似をしてみよう。鳥って、どのように鳴いているのかな?鳥笛で遊ぶことで、自然への関心を高めるワークショップ。指導 まいける東山(アイデアイースト)参加料 無料
2007.08.24
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8/28 鎌倉の由比ヶ浜で月食のワークショップがあります。皆既月食というのは、満月の日に月が地球の陰によって全部隠れてしまうという現象です。そこで、海辺で海を見ながら、自然現象を体感し、月が明るさを取り戻すときに民族音楽やらダンスを楽しもうって企画が行われます。いまからでも申し込みが間に合いますよ。親子で地球を感じるネイチャーワークショップ「月と日の神秘を体験する」2007/8/28(火) 鎌倉由比ヶ浜 水辺の自然学校最近、空を見上げたことはありますか? 地球が回っていると実感できるようなこと、ありましたか? 8月28日は、日本で6年ぶりに皆既月食が見られます。夏休みの最後に親子で、壮大な自然をカラダとココロで感じてみませんか?16:00 JR鎌倉駅集合16:00~18:30(第一部)18:30~20:00 (フリータイム・・・食事等をどうぞ)20:00~21:30(第二部) ※雨天中止第一部 【サンセット】体験ワークショップ海を感じる、波を感じる、地球を感じる時間地球と太陽と月の関係、皆既月食を知る刻々と変わるサンセット時間に、今の自分を感じる第二部【皆既月食】体験ワークショップ親子みんなで、壮大な自然の営みを感じよう ~みんな地球で生きているんだね!~※第二部には会場にて、月食に合わせた音楽とダンスのパフォーマンスもあります。【参加費】おとな:しろくまコース(大人が参加できるクラス) \3,000(第一部・第二部両方参加の場合) \2,000(第一部のみ、または第二部のみ参加の場合)こども:くじらコース(6~10歳くらいの子どもが参加できるクラス) いるかコース(3~6歳くらいの幼児が参加できるクラス) \2,000(第一部・第二部両方参加の場合) \1,000(第一部のみ)【家族こども割引】2人以上のお子様が参加される場合、2人目からの参加料金\1,000(第一部第二部両方参加でも第一部のみの参加でも同額)※子どもは第二部のみの参加はできません。参加費は、集合時にお支払い下さい。【参加対象】海、地球、太陽、月に興味のある親子(3~6歳くらいの幼児、6~10歳くらいの子ども)【参加にあたっての注意事項】・親子で参加するのが基本なので、お子様のみの参加はできません。・お申し込みいただいたご住所に、後日、参加証(参加のご案内)をお送りさせていただきます。当日はこの参加証を必ずお持ちください。・ワークショップ中、親子で分かれて別作業になる場面があります。お子さんが親御さんと離れられるよう、事前にお話しください。・フリータイムには、現地近くでタイ料理が楽しめます(http://little-thailand.jp/)。食事を持参下さっても結構です。・現地までの交通費、現地での飲食に関わる費用等は含まれません。各自でご負担ください。【問い合わせ・お申し込み先】ニコニコ・クリエイターズe-mail:nikoniko@brightwrite.net TEL&FAX 044-739-0731 (アトリエウェイブ内)企画・主催:ニコニコ・クリエイターズ 会場協力:水辺の自然学校2007 【ご参加のお申し込み】以下を明記の上、e-mailかFAXにてお申し込みください。◆人数 ◆参加者全員の氏名・ふりがな ◆参加者全員の性別◆参加者全員の年齢・生年月日 ◆参加者全員の血液型◆ご住所(郵便番号・都道府県より記入ください)◆自宅電話 ◆携帯電話◆連絡先e-mailアドレス◆希望連絡先(緊急のご連絡をする際に使わせていただきます)◆持病/アレルギーなどがある場合は、あらかじめお知らせください。【お申し込み先】 ニコニコ・クリエイターズ(アトリエウェイブ内)e-mail:nikoniko@brightwrite.net FAX 044-739-0731【お申し込み期日】 2007年8月25日(土)必着ニコニコ・クリエイターズ コンセプト毎日の中でニコニコを忘れてませんか?コドモはニコニコしたママが大好き。ママがニコニコしていると自然にコドモもニコニコしちゃうんです。ダカラ! 4つのキモチイイで、ニコニコしよう。アタマ、キモチイイ・・新しい発見、知的満足があります。カラダ、キモチイイ・・ゆったりのびのび・・自然の中でキモチイイを体験します。ココロ、キモチイイ・・受けいれられ、認めあうこと。自分をポジティブに捉えられるようになります。ミンナ、キモチイイ・・「ナチュラル」に出会えたら、みんなニコニコ。この4つをキーワードに、ワークショップを実施します。大枝奈美 (コミュニティ・ファシリテーター)ジュンハシモト(ワークショップ・クリエイター)帖佐仁美(自然体感ガイド)
2007.08.24
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かつて、阪神大震災の被災地から立候補していた議員さんが、落下傘候補として、東京の選挙区で立候補した後、防衛大臣になっちゃっているわけですが。かつて投票してくれた人たちのこと、出身地の方たちのこと、忘れちゃったんじゃないでしょうか。<小池防衛相>「神戸の港湾組合、震災支援を阻害」発言 (毎日新聞 - 07月26日 21:32) 小池百合子防衛相は26日、青森県弘前市内であった参院選比例代表候補者の個人演説会で、1995年の阪神大震災当時の救助活動について「アメリカ(の艦船)が支援のため神戸港に入ろうとしたところ、神戸の港湾組合が厳しいため、なかなか着岸できなかった」と述べた。これに対し、全国港湾労働組合協議会の玉田雅也事務局次長は「入港に反対した事実はない」として、防衛省に発言内容をただす考えを示した。 小池氏は災害時の自衛隊の活動の成果に触れた際、当時の村山富市首相の対応批判に続いて語った。阪神大震災直後、複数の報道機関が「救援物資を積んだ自衛隊護衛鑑の荷揚げ作業を港湾労働組合が拒否した」と報道し、直後に訂正した経緯がある。 防衛省報道室は「防衛省は当事者ではなく、コメントする立場にない」としている。【太田圭介】
2007.07.26
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7/28.29に東京ビッグサイト東4.5ホールにて行われる「癒しフェアvol.4」にツナミクラフトが出店します。さをり織り、ハーブ石鹸、ベビースリングなどを展示販売します。地球環境と平和を考える「いま私にできること」コーナー内にいます。オーガニックカフェと隣接しているようです。イベント自体は鏡リュウジなんかも来るようです。名 称 癒しフェア-癒し関連の様々な商品・サービスが一度に体感できる総合見本市 http://www.a-advice.com/開催場所 東京ビッグサイト東4.5ホール〒135-0063 東京都江東区有明3-21-1 TEL:03-5530-1111 ( 代表 ) 入場料 1,000円(2日間) ※招待券及び無料入場チケットの方は無料 開催時間 朝10時~午後5時 主 催 株式会社フレイア 癒しフェア事務局 コーナー紹介 地球環境と平和を考える「いま私にできること」コーナーhttp://www.a-advice.com/contents_imawatashi.htm
2007.07.20
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下北沢にあるツナミクラフトの新しい取扱店に商品を納品してきました。この店は「African Forest」というお店で、アフリカ雑貨とともに、オーガニックコスメなども販売しているお店です。ツナミクラフトの手作りハーブ石けんって、アフリカの商品を扱っているお店に人気で、何故だかアフリカがらみの商品と一緒に売られるケースが増えています。下北沢のピーコック側を降りて、ぐるっと廻ると昔の「東洋百貨店」と言われる小さなお店がいっぱい入った建物があります。そこの中に、ジャンベなどアフリカの楽器が並んでいるお店があって、そこが「African Forest」です。ナイジェリアを中心としたアフリカ雑貨がいっぱい。ナイジェリアのビデオCDがマニア度が高い。ジャンベもガーナ製なので、ちょっとだけ相場より安めです。そんな素敵な商品の中でオススメなのが「Dudu-Osun」という黒い石けん。左側が「Dudu-Osun」右側が「シアバター」この石けんは、西欧文化が入る前から作られていた、椰子の種の油とココアの殻の灰を煮詰めたという伝統的手法で作られた石けんがベースです。この「Dudu-Osun」は、伝統的石けんにプラスして、地元でとれるワイルドハニーやシアバター、アロエ、 レモンなどを加え柑橘系の香りがする石けんとして出来上がりました。ナイジェリア製です。ちなみに、ナイジェリアでは、「Born Again プロジェクト」という面白いプロジェクトが行われていて。日本の不要物をナイジェリアで売り、ナイジェリアで見向きもされなくなった伝統的な商品をフェアトレードで輸出し日本で売ることによって、イパポ村での深井戸を用いた石鹸つくりによる村おこしの資金にするって事が行われています。お隣に置かれている「シアバター」は、アフリカの乾燥地帯に育つシアの木から採れるナッツを粉砕し、煮詰め、かき混ぜて作る植物性バターだそうで、ガーナのクリスチャン系のNGOメンバーが作っています。油点が人肌の温度に近く、肌に塗ると、すっとなじむのが特徴で。ヨウ素が多く含まれているので殺菌効果もあるとのこと。頑固な手あれ、肌荒れ、アカギレとかにも効きそうです。今の季節より、冬場に役に立ちそうですね。アフリカの生活の知恵が詰まっていそうな商品たちです。そんなことで、素敵なアフリカの商品とともに、タイのツナミクラフトのハーブ石けんを置いてもらえるのはとても光栄です。
2007.07.13
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参議院選の東京の選挙区で薬害エイズによるHIVの候補者が立候補している。面白いのは回りの反応である。多くの人が、エイズを発症してしまっているものだと思っていたようなのだ。それだけに立候補して面と食らっているみたいである。12年ほど前、薬害エイズ訴訟で10歳で感染し、当時未成年だった彼は実名を公表して話題になった。あれから、かなりの時間がだったがために、一般的にエイズの発症は10数年なんて言われているものだから、とっくにエイズを発病して、下手すりゃ死んでしまったなんて思っていた方がいたようなんです。もちろん、医学の進歩もあるのでしょうが、ちゃんと生きてますしエイズの発病もしていません。それより、HIVに対する知識って古いままでフリーズしてしまっている方が多いのが気になります。薬害エイズ訴訟が落ち着いたころから、HIVやエイズより、もっとセンセーショナルな話題がニュースをにぎわせています。そのおかげで、過去のまま記憶が取り残されているのかも知れません。
2007.07.12
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かわいい女の子を買っちゃいました。しかもサンパウロ出身のブラジリアンです。髪の毛は編みこんでいて、黒人らしい愛らしさがたまりません。じつは、この人形。スラムに住む女性たちの手作り布人形で。ブラジルサンパウロにある、地域の貧困問題、女性の健康、子どもの教育に取り組むNGOにより商品化されています。モン手・アズールコミュニティ協会 http://www.monteazul.org.br/女の子だけでなく、男の子もあります。これまた、頭がくりくりしていて、かわいい。服装も、ひとひとひつ違います。神戸・岡本のフェアトレードショップ、リエゾンにて手に入れました。すぐ引き取り手が現れるので、早い目にお店に行ってね。
2007.07.10
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21日まで、同志社大学京田辺の大学生協購買部で、タイのツナミクラフトとジャワ島地震の被災地で作られている民芸品がカップリングで販売されています。すぐ横には同志社大学グッズも販売。この企画は、大学生が企画し、生協に企画を持ち込み実施にこぎつけました。特にこの大学生はフェアトレードのサークルにも入っていたわけでもなく、既存の組織に依存することなく企画を実施したなど起業家精神を感じます。
2007.07.09
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HIV対策って、世の中の多くの問題の問題解決がないと出来ないんですよね。たとえば、人身売買などから発生した児童買春が感染経路のひとつとして考えた場合。人身売買が起こるべく貧困の問題、現金収入を得る方法がないという地域開発の問題、地方分権、知識がないことで感染したという教育の問題や保健衛生の問題、違法組織がためにさらに違法行為が行われるという逸脱の問題。そして、特定の職業が危険にさらされやすいわけで、そこから発生する職業差別の問題。などなど・・・薬害エイズなら。血液の採集の問題。貧困層の売血の問題。HIV差別の問題。在宅医療の問題。隔離施設での医療の問題。全般的には、流血を伴う事故が起こらないようにする事故対策。戦場になると、これまた感染の可能性も出てくるわけで、戦闘行為が行われないようにする必要がある。また、救助隊などの教育。医療費の問題。などなど・・・・けっこう、HIV対策をすることで、多くの問題を解決しなければならなくなるわけで。何でもそうだけど、世の中いろんなところで繋がっているため、何かを軸にして、そこで問題解決をしようとすると、いろんなサブプロジェクトが発生するわけで、それを解決することで、世の中の多くの問題が解決する気がするんですよね。特に貧困問題や地方分権の問題と関係してくるようにしてなりません。
2007.07.08
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々木公園で行われている「アースガーデン夏」にツナミクラフトショップを出店しています。このイベントは、エコロジーとか、平和だとか、手作りだとか、そういうものを大切にする人たちのイベントで、年3-4回開催される、ミニアースデイ的なイベントです。飲食店も、人や身体や環境にやさしいお店が出ています。ちなみにわたしの店の出店場所は、よくイベントが開かれている広場の真ん中に立っている時計の下あたりです。こんな感じです売れ筋商品はロープ石鹸タレーノーク村の女性たちが作った石鹸です。まるで食べものみたいです。そして、こちらは香りの選べる新製品。面白いのは、ロープ石鹸が好きな人は、単品にはめもくれず。単品が好きな人は、ロープ石鹸には目もくれないんです。デザインが違うだけで、同じ素材の商品が別マーケットに訴求しているんです。パッケージの世界は面白いです。ちなみに、この石鹸を作っている所を訪ねた記事はこちらです。てなことですが、アースガーデンでは、うちの店以外にもツナミクラフトを販売して頂いているお店も出店しています。もちろん、そちらでもツナミクラフトは購入出来ます。「てのひら-人身売買と立ち向かう会」「倍音楽器 モジョライジング」「てのひら-人身売買と立ち向かう会」は、学生中心に、東南アジアの人身売買の問題を中心に、人身売買や、日本で働く東南アジアの女性労働者を守る活動もしています。ワークショップのクオリティとかは目を見張る者があります。「倍音楽器 モジョライジング」は、怪しい民族楽器屋さんです。とはいえ、楽器を通して様々な国の文化を伝えています。うちと共同製作をしたDVDも販売しています。さてさて、明日は、このブログをいつも見ている人なら知っているものを展示することにしますね。二つの違い見て下さい。
2007.07.07
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ただいま、タイ南部の津波被災地で作っている草木染めを使ったベビースリングを商品化しようとしているのですが。その材料となるベビースリング用のリングが届きました。ベビースリング用のリングは安全性が問題となるので選定作業が難航しました。その結果選ばれたのが、新潟の三条市にある鍛冶屋さんの手作りのステンレス製リングです。特に意識して選定作業をしてなかったのですが。津波があった年に発生した中越地震の被災地域にある会社でした。このリングは、サビに強く、美しい表面処理が施されているだけでなく、破断による事故についてPL保障がつくのも魅力です。こちらは試作品ですが、完成するとこのような感じになります。リングは、これからタイ南部で草木染めを行っている津波復興住宅街パックトリアム村に送られベビースリングになります。できあがり次第、石川県のコミュニティートレードalをはじめ、全国のツナミクラフト販売店を中心に取扱を開始する予定です。日本国内での販売価格は5250円税込みを予定しています。お楽しみに。
2007.06.28
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天気が良いので王子と二人で新宿御苑に行く。保育園では普段から新宿御苑の脇の道に散歩に行っているようなので今回は中に入ってみる。東京という都会の中でも、これだけ木が茂れば涼しい。いや、木が茂っているからではなく、壁がないから涼しいのかもしれない。よくビルによって風が通らないから、都市の温暖化が進むという話があるが。実際はもっと小さなレベルでの風通しの悪さが温暖化を進めているのかも知れない。てなことで、大木戸門からはいって、フランス庭園を避けるように、外周近くを千駄ヶ谷門の方に向かう。木々の間から木漏れ日が影絵のようになっている。こちらは、まるでミラーボールのようになっている。おそらく、葉と葉が重なってカメラの絞りのようなものが出来、このようなボケが生じたのではないでしょうか。そして、日本庭園、母と子の森と廻っていると、王子は落ちていました。蚊が来ないようにベビーカーを少しずつ移動しているうちに、2ラップ目に入る。途中の砂利道で王子が復活。砂利でどうしても遊びたいというので、砂利の上に下ろすと、20分ぐらい砂利だけで遊んでました。ご機嫌です。結局、2ラップして帰宅。昼食として、ざるうどんを作ると王子は1/2玉をぺろりと食べてしまった。
2007.06.23
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授乳服のモーハウス青山店で、キャンドルナイトのイベントが行われた。今回のキャンドルナイトのライブは、ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」の声をつとめてくれた星野ゆかさんの歌声が聞けるのだ。それだけでなく「天鼓(てんくう)」という素敵な民族楽器グループと、ギターのタクちゃんというすばらしいプレーヤーとの共演が実現した。このイベントは、赤ちゃんも妊婦さんも来れるイベントとして企画されたもので、既に数回の実績があります。第一回目は私がDJしてました。今回はキャンドルナイトということなのでアンプラグドです。実は今回歌う星野ゆかさんには地上に降りて6ヶ月のお姫様がいらっしゃって。このライブにも見に来ています。そんなことで授乳服がステージ衣装です。ライブが始まった瞬間、いきなりお姫様が泣き出したことで、この会場は赤ちゃんが泣いても許される場になりました。おかげで、子どもも親も安心してライブを楽しめました。途中、ある子どもが、ギターを弾きたくなって、ギターのタクちゃんに近づいたので、一緒に弾くという場面もあり。終始和やかなライブでした。じつは、このライブの裏にはもう一つ面白いストーリーがあったのです。今回ボーカルを務める星野ゆかさんが使っている授乳服は、授乳服のモーハウスが授乳服を作り出した10年前に作られたビンテージのオーガニックコットンの授乳服だったのです。これが、どういう経緯で手に入ったのかというと、自然育児を推進している団体のイベントに授乳服を売り出したばかりのモーハウスが出店していたのですが。まだまだ市民権がなく全然売れなかったのだそうです。そこで、それを見かねた主催者の一人が、その授乳服を1着買ったのだそうです。最初はちょっと高かったのでどうしようと思っていたみたいですが。使ってみると便利で、子どもを、ひとり、ふたり、三人とこの授乳服を使って育てたのだそうです。そして、もういらないと思ったとき、星野ゆかさんの元にお姫様が地上に降りてきたということを知り譲ったのだそうです。そして、10年経って現役の状態でモーハウスに戻ってきたのです。この授乳服は貸し出されて7/8から筑波西武百貨店で行われるイベントに展示されることになるようです。さてさて、会場内では他にもイベントが・・・といっても、天鼓(tenkuu)の暁天さんの作った民族楽器なども販売されました。その中で気に入ったのがこれ。とっても小さな鳥笛です。普通はもう少し大きくて、ウグイスの鳴き声を再現するのですが。かなり小さいので、違う種類の鳥の鳴き声の再現が出来ます。私はヒバリ系の鳴き声の再現がうまくいったのですが、もっと他の鳥の鳴き声も再現できそうです。鳥笛って構造が簡単なので、手作り楽器のワークショップの候補として挙げられるのですが。実は調整がとても難しく、短時間で終わるワークショップにしようとすれば、インストラクターの事前の準備が無茶苦茶大変なんです。また、調整をその場でやれば、インストラクターが無茶苦茶大変だし。なかなか結果が出ないため、途中で投げ出してしまう人が出てくるというぐらい難しいんです。しかも、この小ささで作るのは、相当大変です。いい音を出そうとすると、寸分の狂いも許されません。暁天さんに聞いてみると、今までに800個ぐらい作ったのだそうですが、思うような音が出るようになるまでに300個は作ったのだそうです。本当に根気の要る仕事です。これが1個1000円はお買い得です。思わず買って、吹いていると。私が吹いているのを見て他の人も欲しくなったようで。みんな買って吹いているので、店の中は鳥だらけです。それにしても、暁天さんのカリンバは、ほんと良くできています。先日紹介したムビラジャンクションのジンバブエの伝統的な音階のものとは対照的に、こちらは日本人に親しみやすい音階がかなり正確につけられています。だから音楽の時間に教えられたり、テレビやラジオで親しんだ音楽に近いため、誰でも簡単にカリンバが親しめます。沖縄音階系のペンタトニックとかいろんな音階のモデルがあるので、好みに合わせて買うことが出来ますし。音程が正確なので他の楽器とのセッションも可能です。カリンバ初心者から、他の楽器とのセッションに使うためのものまで、幅広いユーザーに受け入れられるものです。そして、やはり、デザインがいいので、最後はインテリアにもなる。機会があったらぜひ手に取ってみて下さい。関連サイトモーハウス http://www.mo-house.net/授乳服のモーハウス 楽天市場店星野ゆか http://www.yukahoshino.jp/STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか http://www.ideaeast.net/stillalive/天鼓/tenkuu http://tenkuu99.blog70.fc2.com/「暁天」の花鈴葉(カリンバ) http://www.gyouten007.com/ 鳥笛も売ってます!!
2007.06.22
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ツナミクラフトの販売店を開拓に札幌に来た。まず、一軒目はEarth Coverという店に行く。店一杯にフェアトレード品やいろんなやさしい商品が置かれている。都内のフェアトレードショップで手に入る定番商品はほぼ手に入るというぐらいの品揃え。札幌に転勤になっても、通販ではなくお店で手にはいるのがうれしい。たまたまお店に行ったときはオーナーの方がいらっしゃらなかったので、資料を渡し雑談していると面白い情報が入ってきた。どうも、6/30~7/1にかけて、大通公園西1丁目付近で大きなフェアトレードのお祭りをやるらしい。そして連動して6/25~7/1まで地下街オーロラタウンでパネル展が行われるという。これは、フェアトレードのイベントとしては、とても画期的なアクションです。普通、フェアトレードのイベントは、意識の高い人や関心の高い人を集めて行うケースが多いのですが。今回のイベントは、街の中心部でしかも一般人の方が通るところで実施される。フェアトレードは、多くの方を巻き込んで、広がりを出す必要があるのだが、なかなか出来ていないのが現状である。そこの問題に切り込もうとしているのだ。そして、もうひとつ個人的に面白い情報として「みんたる」というフェアトレードショップのランチが美味しいという。早速移動。ここ「みんたる」は、フェアトレードとレストランとの組み合わせの店だ。そして、いろんな、イベントが行わる。昨日は、ジンバブエの民族楽器「ムビラ」のライブがあり、今夜は「ムビラ」のワークショップを行うという。気さくなオーナーさんと、おしゃべりをしながらランチを食べてると。「ムビラ」奏者の熊さんがやってきた。話していると、どうも私の知り合いの大阪の民族楽器屋さんに「ムビラ」を卸しているとのこと。この民族楽器屋さん、ショップリストには載せてませんが、津波の民芸品を一番最初に取り扱ってくれた店なんです。そして、ツナミクラフトで楽器のケースが出来たらねぇ。なんて話をしていたら。「あ、このさをり織りのバックムビラケースにぴったりだ。計ったみたい。」ってことに。びっくり。そんなことで、ムビラジャンクションさんでの取扱決定。全国縦断のムビラ演奏・ワークショップツアーで販売されることに。で、そんなことで盛り上がっていると。あー「さをりだぁ」という女性が現れた。実は、昨年11月の新宿御苑のライフスタイルフォーラムにて、フェアトレードのチョコレートをバレンタインであげようという「チョコレボ」というプロジェクトの最初のイベントがあったわけですが。その時に出会った方だったんです。関連記事二度目の びっくり。どうも、その後、札幌に引っ越してきて、フェアトレードチョコを求めて、この「みんたる」に辿りついてから居着いている?とのこと。じつは、これからここで6/30~7/1のフェアトレードのイベントの準備をするのだそうです。用事があったので、荷物を置かせてもらって、外に出て帰ってくると。5.6人のボランティアスタッフが作業をしています。丁度「フェアトレード」横断幕の「フェ」の部分を製作しています。なんか、こういう手作りのイベントっていいですよね。それにしても、ここにいると、繋がる感じがして、とても楽しいんですよね。ちなみに店名の「みんたる」とは、アイヌ語で「広場」を意味するミンタルから取ったのだそうな。見事に、いろんな人が出会う広場となっている。妙に納得。聞くところによると、ここに限らず、札幌のフェアトレード業界はとても仲が良いのだそうです。今回は、飛行機の時間が迫ってきたので、これ以上回れなかったのですが、札幌周辺だけで15軒以上あるそうな。北海道に行く機会があったら、ちょっと寄ってみるのも楽しいかも。☆参考サイト☆アースカバー http://www.earthcover.com/札幌最大規模と言われるフェアトレードショップフェアトレードフェスタ2007 in さっぽろ http://fairtrade2007.10.dtiblog.com/開催日:2007年6月30日(土)~7月1日(日) 開催場所:札幌市大通公園1丁目 地下街パネル展 開催日:2007年6月25日(月)~7月1日(日) 開催場所:札幌市大通地下街オーロラスクエア ムビラジャンクションhttp://www.mbirajunction.com/ジンバブエの民族楽器屋さん年の半分はアフリカに居ます。現地の教え方でムビラが弾けるようになるワークショップ全国ツアーを行っています。チョコレボ http://choco-revo.net/バレンタインデーが終わっても続きます!!フェアトレード雑貨&レストランみんたるhttp://mintaru.com/店の構造も含め奥が深い店です。とにかくイベント満載です。北海道第一号のツナミクラフト販売店となりました。フェアトレードフェスタ2007 in さっぽろの「みんたる」ブースでもツナミクラフトが手に入るかも。
2007.06.20
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夕張には朽ちていくものが数多くあるのだが。観光開発など以外に、新しく創造的なものを作ろうという動きもある。しかも自治体や政府がらみのものではない。それが「きのこの森」構想だ。自然と親しみながら、支援が必要な仲間と支援をする仲間とがいきいきと創造的な生活を過ごせる場所にしたいのだそうです。「きのこの森」の予定地に連れて行ってもらった。ここは、かつて炭住街だったが、炭鉱を撤退するときは更地にして返すという企業と自治体との間の取り決めなどがあり、わずかな民家を除いて更地になっている。そのおかげもあってか、自然が戻ってきている。そこには、水芭蕉の群生地があったり、かつて誰かが植えたルピナスが野生化し、一面に生えている。タイの津波の被災地に行った時にも感じたのだが、自然のパワーはすごい。人間だけを見ると、人が豊かになる仕組みの副作用なのか、復活が出来ない仕組みがなんとなく出来上がってしまっている。とはいえ、大変なことが起きているにしても、そこに住んでいる人は、必ずしも不幸ではない。ありのままを受け入れ、自分で出来る事をする。そうすれば、おのずと小さな幸せが訪れる。大きな夢を持つことは、決して悪いことではない。豊かになることも、決して悪いことではない。しかし、その夢の持ち方や豊かさによっては、多くの人を不幸にさせる事もあるし、夢が実現出来ないことにより自らも不幸になることもある。だが、この場所でカヌーを漕ぎ出せるようになるという夢は、決して不幸になる事のない夢のような気がしてならない。そこには本当の豊かさがあるからに違いない。6/30.7/1に夕張で行われる野外コンサート「キュー・ミュージック・ジャンボリー in 夕張」で販売されるリストバンドはこの夢を現実に近づける事に役立ちます。リストバンドの詳細は こちら の記事で。
2007.06.19
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炭住街を後にしてシューパロ湖に向かう。清水沢からシューパロ湖のある大夕張に向かう。実はここ夕張に向かう途中、八戸から苫小牧までフェリーに乗ったのだが。そこで偶然隣り合わせた方が夕張で生まれ育った方だった。その方が生まれ育った所がダムに沈んでしまうのだそうだ。彼は今、札幌に住んでいるが、そんなに遠くはないにしても、なかなか夕張まで行けないのだそうで。私が夕張に行くと聞いて、是非見てきて欲しいと言われた。その町がシューパロ湖のあたりにある夕張市鹿島地区だ。この町には、私のちょっとした思い出がある。私が子どもの頃、スーパーカーブームの前にあった、ブルートレインブームの時に買って、すり切れるまで読んだ全国の私鉄の本に「三菱大夕張鉄道」が書かれていた。この鉄道は、蒸気機関車で乗客を乗せて走る最後の鉄道会社として紹介されており。しかも重量級の客車に使われているため、三軸ボギー車が走っていた。普通は電車の車輪は2軸がついた台車が二組ついているが、三軸ボギー車は一つの台車に3つの軸がついているのだ。だから線路の継ぎ目を通過するとき、普通の「ガタン、ゴトン」とはまた違う音がする。しかも石炭ストーブ付の客車だった。いつか、北海道を旅することがあれば乗ってみたいと思っていた。だが1987年に廃止された。国道を走っていると、スリーダイヤモンドのマークのついた6両の車両が置いてあるのが見えた。ここが南大夕張駅跡地だ。工事事務所がすぐ横にあり車を止めづらい雰囲気があったので横を通過する。ちなみに、この工事事務所、国道の工事をするためのものだ。どのような工事かというと、大夕張ダム(シューパロ湖)の水面を25メートル嵩上げすることにより、国道が水没するため、国道の付け替え工事とその関連工事をするためにあるのだ。このシューパロ湖自体も人造湖として作られ、水没予定地区にあった森林鉄道のために三弦橋という橋を建設したにもかかわらず、伐採による木材の輸送が鉄道からトラックに移行し、1963年にわずか5年しか使用せずに森林鉄道は廃止されてしまった。夕張新鉱にしろ、三弦橋にしろ、大規模な開発にもかかわらず、短期間しか使用せずに廃止してしまう。リスクが増大する前に廃止するのは、経営判断としては正しいと思うが。今となってはいくらでも言える話だとはいえ、時代の先を読み、使用する前に止めるという判断ができなかったのだろうか。開発において多額の税金などが投入されたため判断が鈍ってしまったのであろうか。この三弦橋。構造がとても珍しく産業遺産として非常に価値の高い橋梁と言われているが。嵩上げ工事が完成するとここも水没してしまう。水没するということで作ったにも関わらず、今度は水没してしまうのだ。そして、土木工事により沈むというのに、土木工事により作られた産業遺産だから保存しようという。なんという皮肉だろう。シューパロ湖とともに夕張岳が美しく見えるポイントにつく。遠くに望む夕張岳は、大自然そのものである。だが、我々のいる隣には、巨大な橋脚が立っている。ここも、シューパロ湖に沈むのだ。上を見上げてみる。空高く橋梁部分が見える。おそらく、ここから将来の水面まで15メートルから20メートルはあるのでしょうか。すでに、大夕張こと鹿島地区はシューパロ湖が出来たときに沈んだ部分もあるのだろうが、今度は本当に沈んでしまうと実感した一瞬だった。1960年代当初は2万人を越える人が住んでいた石炭で栄えた町がこれで完全に沈んでしまう。そして、地図から消える。
2007.06.19
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夕張の最終日。町の方に市内を案内してもらった。そこには、町中にある観光施設などからは見えない夕張の姿があった。まず、町の方は団地につれていってくれた。実はこの団地、昨日、宿に戻るときに、遠くになんとなく気にる団地があったのだか。その団地である。わたしは、何かを感じて、道を引き返し、車を止め、高台からその団地に向けてビデオを回した。清陵町と呼ばれる団地の中に入る。この団地の建物には建てた年号が記されている。1975年、1976年と約30年前に建てられたとはいえ、石炭の産業が終焉を終えるのが1980年台頭と考えると意外に新しい。しかも、映画「幸せの黄色いハンカチ」が撮影された頃は全くの新築だったということになる。実はこの団地、北炭夕張新坑と呼ばれる炭坑で働く人のために作られた炭坑の入り口の間近にある団地なのだ。今日は天気がいいので、初夏の太陽を浴びに出ていたのか、人通りがけっこうあったのだが。住んでいると思われる部屋は本当に少なく、今ではお年寄りを中心に本当にわずかだが入居者がいる状態だ。聞くところによると、届け出がなされている入居者数より、入居の実態が少ないのではという疑いがあるそうだ。それは、お年寄りが多く、入居はしているものの札幌などの子どもの住んでいる所で暮らしている場合が多かったり、入院・退院を繰り返していたりしている方が多いのではないかと考えられている。だから、かつては山間の町にもかかわらず十万人以上も住んでいた夕張市民は現在1万3千人弱ということになっているが。あくまでも書面上であり、実際は1万人ぐらいしか住んでいないのではないかと言っていた。そしてその一番ひどいと思われる所がこの団地なのだそうだ。この団地は、建物に「改良」と書かれているにもかかわらず、各戸にお風呂が無く、団地の中央にある銭湯に行かないとお風呂に入れない。しかも団地の端から銭湯まで、普通の大人でも5分以上かかるので、冬場、足の悪い時期にお年寄りが銭湯に行こうとすると10分、20分とかかってしまう。せっかく暖まった身体もこれでは冷えてしまう。そんなことで、冬場に出歩かなくなり、いつしか孤独死が発生しているのではないのかということで、お巡りさんも一軒一軒訪ねて廻っているのだそうな。団地の中央部に戻ってくる。団地内の道路が集まるところから、坂を登ったところに柵のついたトンネルがあった。案内してくれた方は「私はこれ以上近づくことが出来ない」と言った。ここは、北炭夕張新炭鉱と呼ばれる炭坑の入り口の跡なのだ。入り口付近には花が一杯咲いている。あまりにも美しいので、ふらふらと炭坑の入り口に近づきシャッターを切る。この花はここに眠る魂のために咲いているのであろうか。しかし、これ以上近づけなかった。北炭夕張新炭鉱は、機械掘削、換気システム等で 世界最先端のハイテク炭坑として開坑したにもかかわらず、「北炭夕張新炭鉱ガス突出事故」と呼ばれる93人が亡くなる大事故が起きた。(ハイテク炭坑と言われながらも、実際は生産性向上のために安全面を軽視したという説もあり、三井三池炭鉱有明抗坑内火災(1984年、死者83人)、三菱南大夕張炭鉱ガス爆発(1985年、死者62人)という同様のハイテク炭坑でも痛ましい事故が起きている)私が中学生だった頃にこの事故というか事件が起きた。確か朝のNHKニュースで見ていた記憶がある。1981年10月16日夕張新炭鉱内にガスが出て、そこに火がつき火災事故になった。カーラジオから、東京・渋谷の温泉施設でガス爆発事故が起きたと報じられていたが。温泉の掘削も含め、地下には様々なガスが出てくる危険が満ちている。先ほど、事故というか事件が起きたと書いたのは、あまりにもショッキングな出来事が起きすぎたからである。最初のガスの突出事故のあと、救護班も巻き添えにした二次災害のガス爆発による坑内火災が発生。この火災が止まらないため、坑内には59名の安否不明者が取り残されているにも関わらず、密閉し、さらに注水による鎮火を検討したのだ。注水の是非を巡る議論が白熱し全国のテレビニュースでもそのことが流されていました。そんな中、生存者の有無を確認する為に捜索隊が坑内に入るが、爆発の衝撃で坑道の至る所で落盤が発生しており、救出活動を続行する事は危険と判断された。この捜索中、立ったまま死亡していた労働者の遺体も発見されたという。そして、ガス突出から1週間経った10月23日サイレンと共に59名の安否不明者がいる坑内に夕張川の水が注水された。注水の賛否も含めあまりにもセンセーショナルなこの事故というか事件がきっかけで、オイルショックから石炭が見直されつつあったにもかかわらず、日本の石炭産業が急速に終焉に向かった。25年以上の時間が過ぎたことと、観光化や、夕張メロン、映画祭など、さまざまな炭鉱依存からの脱却の取組により。当時、あれだけ大きく騒がれたにもかかわらず、この記憶の片隅に追いやられていた。そのわずかな記憶とは関係無しに、私は無意識に右手にある慰霊碑に足が向かい自然と手を合わせていた。痛ましい事件から1年後。10年も満たない歴史しかない夕張新炭鉱は閉山した。しかし、いまもスローガンの書かれた看板がそのまま残されている。我が新鉱をがっちり守ろう出稼と保安と生産で
2007.06.19
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夕張の中心部から少し南に行った、清水沢という所にある「手織り工房レラ」に伺った。ここでは、支援と必要とする方々が、さをり織りや様々なアートワークをしている。いまここでは、6月30日から7月1日に行われる野外コンサート「キュー・ミュージック・ジャンボリー in 夕張」でイベントを盛り上げるためのグッズを製作しているのです。それはなぜ、ここで、そのような事をしているのでしょうか。みなさんもご存じの通り、夕張市は財政破綻をし、只今、大リストラ中です。いの一環で福祉予算を削減したのですが、真っ先に削減の対象として選ばれたのが、少数派であり支援を必要とする知的障害者と呼ばれる方たちでした。それ以外にも、困った問題があり。障害者自立支援法という名前はいいけど実情にそぐわない法律が出来てしまったため、小さくてもちゃんとやっていこうという施設は支援の対象ではなくなるなど、制度の狭間にはまってしまい、小規模な施設では経済的に支援が必要な人に必要な支援を施しにくくなりました。そんな厳しい環境の中、自分たちの理想の仲間と過ごせる施設にしようと「手織り工房レラ」のある清水沢学園は様々な模索をしていました。そんなとき、今回のキュー・ミュージック・ジャンボリー in 夕張に出演するあるミュージシャンが「手織り工房レラ」の存在を知り、現地に行き、何か出来ないとか思い様々なアクションをはじめました。彼はその活動の一つとして、自らのブログにさをり織りを作るための糸が足りないと書いたそうです。すると、日本全国50名の方から糸が届きました。中には10年ぐらい寝かせていた思い出のあるドイツ製の毛糸などもありました。また、いままで「手織り工房レラ」には看板が無かったということで、そのミュージシャンが手作りで看板を作りました。手織り工房レラの看板看板が出来た頃から、そのミュージシャンのファンが夕張を訪れるようになりました。ファンには、大きく二つのタイプがあり。工房を遠巻きに見て看板だけを撮影して帰っていく人と、工房に入ってきて工房のことを聞くなど関わりを持とうとする人たちがいました。そして、関わりを持とうとした方は、工房で支援を必要とする仲間が一生懸命にさをり織りを作る姿を見て、不思議と癒されて帰って行くのだそうです。正確に言うと、支援が必要な仲間を支援をする仲間が共に作り出した創造的な空間に癒されているのでしょう。さをり織りをしている支援が必要な仲間たち現在8名の仲間がさをり織りを作っている手仕事をする手は、それだけで芸術だ癒された方の中には、自らも支援をする仲間になりたいと思う方も現れ出しました。4月の終わり頃、そのミュージシャンが、キュー・ミュージック・ジャンボリー in 夕張に出演する事が決まる。「手織り工房レラ」では、自分たちが出来る方法で、そのミュージシャンを応援できないかと考え出しました。それから、いろんなアイデアを出し合っていた5月中旬。東京の代々木公園で行われたタイフェスティバル2007にゲスト出演していたタイの人気グループ「モダンドッグ」の応援グッズとして、タイ南部のパンガー県の津波復興住宅で作ったさをり織りのリストバンドを販売したとの情報を某ブログで知り、自分たちもコンサートを盛り上げるためのリストバンドを自分たちのさをり織りで作る事を決めました。そうです。タイの津波被災地で考えられたアイデアと復活パワーが何千キロを越えて北海道の夕張に伝わったのです。さをり織りは、日本で生まれた織物でJICAの支援などもあり、タイの施設などでも少しずつ作り出していました。それが2004年に襲った津波の心のケアのためにパンガー県でさをり織りを始めたのです。さをり織りは手織りのため、30センチ織るのにも数時間を要するため、自立支援のために販売しようとした場合、単価が高くなり売れにくいという問題がありました。そこで価格を抑えるため、布を小さく切りリストバンドなどを作ったことから売れ始め。仕事をする事による心のケアだけでなく被災者の収入確保にも役立つようになった。モダンドッグのPodは津波の支援の活動をしていたのだが、リストバンドの事を知りモダンドッグのロゴ入りリストバンドの製作を発注した。参考 タイフェスティバル2007 モダンドッグのリストバンドの記事「手織り工房レラ」では、50名の方から贈られた糸を、8名の支援を必要とする仲間たちが丹念に手織りをし、支援が必要な仲間が出来ない製品加工の作業を「手織り工房レラ」を訪れた方を中心とした全国の支援をする仲間が手伝うなどをして、いま、リストバンドが急ピッチで出来上がりつつあります。出来上がってきて検品を待つリストバンドこのリストバンドは、キュー・ミュージック・ジャンボリー in 夕張の会場内「手織り工房レラ」ブースで限定1000本販売されます。タイの津波被災地の復活パワーを受け継ぎ、様々な人々のやさしさで織りなされた、夕張の「手織り工房レラ」のリストバンドを是非手にして下さい。きっとあなたもやさしくなれます。余談ですが・・・タイの人気ミュージシャンと日本の人気ミュージシャンとのシンクロという事が起きているわけですが。モダンドッグは、もう1ヶ月早く知っていれば、夕張のコンサートに出たかったとのことです。ただ、これだけは時間のイタズラで、そう上手いことはいきません。そのうち、夕張の仲間の元に行くんじゃないでしょうか。
2007.06.18
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大阪の弁天町のARC200で京阪神を中心にやさしい人たちが集まってラブアースというイベントが開かれました。あいにくの激しい雷雨がきたり、いつも環状線から見えているビルの下なのですが入ったことがないという人の多い大阪市の商業施設で行われ、しかも今回が初めてということでしたが、けっこうお客さんが来ていました。とはいえ、お客さんの中心は出演者、出展者関係がどうしても多い気がしたのですが。意外と地元の方も来ていらっしゃいました。特に、野菜が人気という雰囲気だったので、定期的に行えば、それなりに地元の口コミで定着する可能性があるような気がしました。さて、わたしのブースはというと、ステージが見える所にあって、特等席とはいかないけれど、楽しみながら出店できました。最初から、ミナルさんや神人さんなど、なじみの深い方が立て続けに出演したりしていたので、出店よりも演奏が見たいという気持ちで来たという要素もあったので、いきなり満足。その後も、楽しいグループの演奏やダンスがあってステージは最後まで盛り上がっていました。これだけのメンツが無料で見れるというのは、なかなか無いです。東京の一極集中型のドカーンとどでかいアースデイがあるのに対して、関西はアースデイがバラバラと行われる傾向があるので、アースデイ前後とは違う時期に、こういうまとまったイベントを組むのもいいかも。さてさて、今回、お友達になったブースは、オーガニックコットンでさをり織りを作るアトリエSUYOさんです。(あとで、調べたら楽天ブログを持ってるようです)さをり織りは、自由に作っていくのがいいと言われているのですが、アトリエSUYOでは、敢えて素材を限定するという「縛り」を設けることで、やさしく且つ新しいさをり織りの世界を作ろうとしているのが面白いんです。企画などを立てるとき、自由に発想していくというのもいいのですが。意外と何か「縛り」がある方が新しいものが生まれる事ってあるんですよね。それは、困難を解決しようという気持ちがあるからなんですよね。だから知恵を絞るんです。しかも、さをり織りとオーガニックコットンという組み合わせは、やさしい人にピンとくるキーワードが二つあるので、付加価値が大きいんです。うちの扱っている、津波のさをり織りは、フェアトレードとさをり織りという二つのキーワードがあることで付加価値をつけているんです。もちろん最終的には作品の持っている力が購入につながるわけですが。付加価値があるとスタート地点が違うので、評価を受けるチャンスが増える。このあたり、こういうクラフトの世界だけでなく、ビジネスにも同様のことが言えると思うんですよね。もしかすると「縛り」の設定の仕方ってとても大切かも。
2007.06.09
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セヴァン・スズキの地球環境サミットでの「伝説のスピーチ」を読みました。これが、15年前に、12歳の少女がスピーチしたと思うと、鳥肌が立ちます。なぜかって、未だに、この問題が全くと言っていいほど解決しているわけでもなく、問題が大きくなってきているということです。まず「なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。」というくだりでは、ここんところ日本では、選挙で負けたり、株で損をするという事への執着が増えている気がするだけに痛いところです。たとえば去年、ホリエモンの大騒ぎや、郵政で落下傘候補だなんとか言ってましたが。これって、選挙で勝つとか株で得するという、選挙で負けたり、株で損をするという事への執着そのものなんですよね。昨今の環境ブームでさえ、選挙で勝つためであったり、株で得するために環境問題に取り組んでいると思われる政治家や企業がいる。環境に取り組むことで、選挙に勝っても、株で得してもいいと思うんですが。環境対策において一部はというか大きなお金が動いている部分では、あくまでもブランド価値を高めて株価があがるようにしむけ投資を促すためであったり、環境対策に税金を使ったりして選挙対策にしようってので動いている。まあ、ある程度は必要なんですが、あまりにもそっちに動きすぎな気がしてならない。スピーチの最後の方に「おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。」ってのが出てきますが。真面目に取り組んでいる方がいらっしゃるとは思いますが。環境に取り組んでいますって、喧伝しているところほど、本当に未来を考えていないのでは?って疑問に思えることって多い気がするんですよね。おそらく、事業規模が大きいから、いろんなことが報道されるから、疑問に思える出来事が表面化していることもあると思うのですが。そんなことを加味してみても、真剣に考えていると思えないことが多すぎるように思うんですよね。このスピーチを読んでどう思うかは、各人に任せるとして。このスピーチから15年経って、セヴァン・スズキは今、なにをしていて、なにを感じているのか、妙に気になります。セヴァン・スズキの地球環境サミットでの「伝説のスピーチ」http://www.mable.ne.jp/~alfalfal/densetu.html
2007.06.04
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愛・地球博以来の約2年振りの名古屋公演が終了しました。今回は、愛知県を中心に排水処理などのサービスを行っている株式会社エステムが毎年実施し今回で17回目となる「環境フォーラム」で環境朗読劇エコロジーシアター「月のダンス」を行いました。毎年テーマが変わるのだそうですが、今年は「みずから学ぶ、地球の危機」~負の遺産をのこさないために~というテーマで実施されました。(「みずから」を"ひらがな"にしているのは、たぶん「水から」と「自ら」を掛けているんでしょうね)さて、今回会場となる「日本ガイシフォーラム・レセプションホール」は、かつては「サン笠寺・サンホール」と呼ばれていたところですが、この4月から日本ガイシが命名権を得て名称が変わったばかりだ。新幹線の車窓から見えるこの施設の看板はけっこう目立ち。三河安城での車内アナウンスで叩き起こされたビジネス客がふと外を見るとドーム型の建物とともに目につくので、命名権を得たメリットは大きいかも知れない。会場の近くは、いわゆる重厚長大型産業が多く、華やかさは全くと言ってないが、どこかなつかしいというか、短期的な利益を追い求める傾向の強い東京や大阪とは少し違った雰囲気がある。朝、会場に集合すると、若いエステムの社員がいっぱい集まり、準備がはじまるとキビキビと動いているところを見ると、いかにも組織化された企業がやってるという感じで、妙に気持ちが良い。いや、企業というより、メーカー的というか、そういう感じですよね。こういう動きって、意外とホワイトカラー系の人の方が不得意な事が多いんですよね。やはり、様々な現場で働いている方が多いことも、要因のひとつなんでしょうね。さて、本番となる。私たちの前に、エステムの取組についての紹介があり、その後に、農政ジャーナリストの中村靖彦さんの基調講演がありました。「水の争奪戦が始まる」というタイトルだったのですが、一番面白いと思ったのは「仮想水(=バーチャルウォーター)で考える」という下りだった。仮想水(=バーチャルウォーター)というのは、生産にかかる水を考慮して、生産物の消費地がどれだけ水を消費したのか計算するというようなことなのだが。この仮想水で考えると、先月の地球愛祭り2007のテーマである飢餓の問題と同じ構図が見えてくるんでよね。具体的に言うと、牛丼並み盛り一杯で水2トン、ハンバーガー一個で水1トン、月見そば一杯で0.75トンの水が「海外で」消費されていることになる。別の見方をすると、日本の豚肉の自給率は、30%ぐらいとかいう数字があるのですが、これを仮想水で考えると、日本の豚肉の自給率は5%未満になってしまうのだそうです。それだけ、海外からの飼料が使われているということなんですよね。いま、麦が穂を垂れていますが、米作の減反の影響で麦を作る農家が増え、国産の生産高が増えてきているのですが、家畜の飼料用となると相変わらず海外の穀物を使って居るんですよね。その影響が大きいようです。そのため、本来なら、その土地で住む者が消費するはずのものを奪ってしまい。その土地の人が困ってしまう事に繋がるんです。そんなことで、興味津々のまま講演を聴き終わって、今度はこちらが本番です。いままでは前座が多かったのですが、今回はトリです。ちょっと緊張しました。たいへん好評だったようです。さて、このイベント、どうも来年も6月の第一金曜日に実施するらしいです。企業として、社員が企画・運営し、環境問題に取り組むイベントをするというのは、昨今言われる企業の社会的責任において有効なアクションだと思うんですよね。企業が儲けたお金をNGOに寄付するとか、活動資金を提供するとかそういうのもアリなんですが。やはり「みずから」学び、「みずから」のものとして、「みずから」動くという事が大切だと思うんですよね。もちろん社員教育という面もおおきいとおもうんですけど。企業のCSR担当の方、海外の受け売りの言葉を並べ、それに沿ってメニューを埋めるより、実際に行っている事例として、来年のこのイベントを見に行ってはいかがでしょうか。そちらの方がより自分の会社らしく「みずから」のものとなったCSRを考えるきっかけになるように思いました。
2007.06.01
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よくある電車内の風景です。これを見て気付きませんか?妊婦さんが乗っているのに、誰も席を譲らない図です。某私鉄の特急電車でのある瞬間なのですが。妊婦さんはバランスを崩さないように両手で吊革つかんでいます。前に座っているおばさんたちって、寝ているわけではなくて目をあけているんですよね。このような場合、どのようにしたら、だれもが不愉快な思いをせずに、妊婦さんに座ってもらうことができるのでしょうか。ちなみにこの写真を撮ったあと、2つぐらい後の停車駅で前に座っているおばさんが席を立ったので、妊婦さんは座れましたが。
2007.05.22
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京都の新風館で行われた「地球愛まつり2007」に出店してきました。ショッピングモールのど真ん中で、地球にやさしいイベントということだったのですが、あいにくの雨で、お客さんは少なめでした。しかし、それだけに来るお客さんは意識が高い。とても気持ちのいいイベントでした。しかも、すでに卸したお店で商品を買ってくれた方が何人もいらっしゃって、私のブースに来て声をかけてくれ、しかもまた買ってくれたりする。本当にありがたい。また来年も同じ企画があったらまた出店します。さて「地球愛まつり2007」は、飢餓の問題についてテーマにしています。今回はそれに関係して、動物性のものを全く使わないで作った料理やスイーツを出すお店が何軒か出店しました。いわゆるベジタリアンのお店です。世界の穀物の生産量からすれば、人類の3倍以上食べられるはずなのに、飢餓問題が起きている。もちろん政治的な問題もあるけど、肉食をすることで物理的に穀物の量が減ってしまうというのが穀物がいきわたらなくなる大きな原因である。それを解決する方法として、肉をなるべく食べないようにするという方法があって、肉など動物性のものを使わなくてもいい食事の提案が今回なされたわけです。余談ですが、最近の原油の高騰と地球の温暖化対策としてのCO2削減で注目を浴びている、バイオエタノール燃料ですが、飢餓問題のほうから考えると、実はヤバイんです。バイオエタノール燃料を作るために、トウモロコシなどの穀物を使う場合、かなり大量の穀物を消費してしまうんです。そのため、さらに人の口に入る穀物が減ってしまうんです。どうもこのバイオエタノール燃料において、ここんところ穀物メジャーが動いているようなんです。最近は遺伝子組換えの穀物を食用にしない傾向があるのですが。しかも、家畜の飼料用としても、付加価値のある家畜には人間同様遺伝子組換えの穀物を与えないという傾向も出てきています。しかしそのぶん遺伝子組み換えの穀物が余ってしまうということが予想され。その穀物の消費方法としてバイオエタノール燃料が考えられるわけです。しかもかなりの穀物を消費するようです。食の安全ということはとても大切なことなのですが、遺伝子組み換えを急激に排除することで、結果として穀物の生産を増やし自然破壊をする行為に走りかねません。やばいです。さて、話は戻って。最近気がついたのですが、ベジタリアンって、食のインフォームドコンセントなんですよね。そして、ベジタリアンが調理技術を新しいステップに進めるのではという感じがしているんです。医療ではインフォームドコンセントという言葉がよく使われますが。ほとんどが医療情報の開示や医療行為を行う前に誓約書を書くというような形で普及してきました。しかし、本当のインフォームドコンセントというのは、医療の行為を患者が選択するということで、そのためには医療の情報の開示があったり、選択した結果として誓約書にサインをするという行為が発生するわけです。ところが、現実は患者が選択する余地がなかったりと、医療行為を行う人が主体となった医療が行われ、インフォームドコンセントの核となる部分が置き去りになってしまいがちというのが現状である。そんな医療の業界ですが、患者の医療行為の選択のおかげで、急激に技術が向上するってことがあったのです。それは、輸血という医療行為を拒否するエホバの証人を治療するために、輸血をしない手術方法が開発され、それが多くの人の医療行為のリスクを減らすことに繋がったのです。輸血というのは、とてもリスクの高い医療行為で、体内に他人の血が流れることにより、危険なことがたくさん発生するのです。それが、ごく普通に行われていたわけですが、そのことにより、命を落としたり、命を落としかけた方もいたわけです。それを、輸血をしないというインフォームドコンセントをしたために、医療行為に工夫をしなければならなくなり、医療技術が発展し、多くの人に役立った。ベジタリアン、特に卵や牛乳も食さないヴィーガンと呼ばれる方は、食に対してインフォームドコンセントを行っているといえる。そのため、加工食品に関し、使っている食材の情報開示されるわけでする。ひらたくいうと、ヴィーガンスイーツを前にして「このケーキは、卵も牛乳も使っていません」なんていう会話となる。ベジタリアンのスイーツだとか料理を食べて感じるのだけど、おいしいものが多いんですよね。しかも、進化している感じがするんです。おそらく、食のインフォームドコンセントが行わることにより、調理技術が向上したんでしょうね。私もベジタリアンではないのですが、ベジタリアン以外の人にも受け入れられる料理となっていて。肉がない、卵がない、牛乳がないという「ない」というマイナスイメージではなく、素直においしいというプラスの面だけが残るわけです。それと、私はベジタリアンでないから言いますけど、私にとって、肉、卵、牛乳は美味しいです。でも、そのおいしさに甘えてしまって、食材本来のおいしさとか、そういうのに気付かずにいたのではないかという気もしてきているんです。だから、ベジタリアンの食事が普及することで、もっと食の世界が豊かになるような気がするんですよね。そして、結果として、余分に穀物を使わないようになり、多くの人が飢餓に陥らずに済む可能性が増える。これって素晴らしいでじゃないですか。できれば、みなさんも、機会を作ってベジタリアンの店に行って、いろんな料理を食べてみて、食の世界を広げてみてはいかかでしょう。また、イベントでベジタリアンのお店を見つけたら、一品頼んでみてはいかがてしょう。
2007.05.06
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5/6京都・烏丸御池にある「新風館」にて、地球愛祭り2007が開催されます。地球に感謝を込めて、いろんなアーティストややさしいお店やNGOが集まる楽しいイベントです。今回は特に、飢餓救済募金を集めるということも行われます。("あいのり募金"の行き先とおなじ飢餓救済募金に行きます。)また、さまざまな地球にやさしい食事もお店も出ます。いま、日本は少子化ですが、地球全体をみれば人間がすごく増えていて、しかも豊かな生活ということで資源や食料をたくさん使う人が増加しています。とのひとつの現象として肉食の機会が増えています。それが多くの人をハンバーガーショップに行くと、100円でハンバーガーが売られています。そのハンバーガーには40グラムの牛肉が使われているとしたら。そのハンバーガを作るために500グラム近くの穀物を使っているといわれます。そのことにより、貧困な地域の人が食べる分の穀物がなくなったり。人が食べる以上に穀物を生産せざるを得なくなることで自然破壊が進んだりします。特に日本人が大好きな霜降りの牛肉は穀物を使う量が尋常じゃないぐらい多いそうで、確かに美味しいと思いますが、多くの人が気軽にたくさん食べ過ぎると地球に優しくない食事となってしまいます。そんなことで、肉を食べることを減らすことで、いろんな困ったことを減らすことが出来ます。このイベントの会場では、植物性のもののみで美味しく食べられるお店が何件か出店します。肉やエネルギーの消費が少ない豊かな生活のヒントとなるでしょう。そして、ライブは、素敵なミュージシャンがいっぱいです。津波復興イベントなどでごいしっしょした阿部ひろ江さん。スピリチュアルな響きの石笛(いわぶえ)のせいやさん。そのほか素敵なアーティストが山のように出てきます。私の方もお店を出店します。是非お越しください。地球愛祭り2007~ひとりひとりの力は、ちっぽけだけど、ぼくたちにも出来ること!?~http://homepage2.nifty.com/kamihito/tikyuaimaturi.html地球のおかあさんへの感謝の言葉“地球に感謝!ありがとう!”をみんなで届けましょう!\(^o^)/日時:2007年5月6日(日)開催時間 11:30~19:00 雨天決行(大雨中止)場所: 新風館 http://www.shin-puh-kan.com/京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2アクセス:地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」5番出口からすぐ★入場無料
2007.05.05
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今年もアースデイ東京に出店です。場所は去年と似たような場所で、裏が去年のお隣さんのNGOでなぜか余ったイスを一個もらってしまいました。お隣さんはワンワールドというスリランカの支援をしているNGOで紅茶を売ってました。さて、今年のアースデイ東京ですがフリーマーケットの部分が無くなり、どこかすっきりとした感じでした。天候もよくお客さんはいっぱい。おかげさまで、タイで作られた極彩色の鯉のぼりとハーブ石鹸がよく売れました。この鯉のぼりですが、バティックを作る津波復興プロジェクトのところに、たまたま日本人ボランティアがやってきて、鯉のぼりの作り方を教えたのだそうです。するとタイ人が好き勝手な色を染め出したのです。太陽の光、美しい海、美しい花などで、カラーのセンス磨いているタイ南部の人たちですから、まあ、日本人では想像もつかない美しい色使いになるわけです。そして、出来上がってきた、極彩色の魚の吹流しを見て、今度はヨーロピアンがやってきて、中に電球を入れて吊るし出し。鯉のぼりがランプシェードになってしまったんです。バンニャンにあるツナミクラフトセンターで、鯉のぼりに電球を入れて展示したところ、ヨーロピアンがけっこう買っていったようです。今回は、その鯉のぼりを「ハッピーフィッシュ」と命名して、日本に逆輸入?しちゃいました。おかげさまで、アースデイ初日でかなり売ってしまいました。赤、黄、緑で鯉のぼりをそろえたいというラスターなママがいたりとお客様のニーズは様々。自由な鯉のぼりを求めている人たちがいるんですね。ちなみに、去年は「ら・まの」の藍染、茜、墨染めの鯉のぼりを買いました。「ら・まの」の藍染は、なかなか素晴らしくて。ここの藍染Tシャツを着ていると、いろんなアーティストに声をかけられたり、タイの民芸品作りの工場に着て行くと、こちらでも誰かに声を掛けられます。鯉のぼりの販売の季節はもう終わりですが「ら・まの」の染物に触れる機会があれば是非手に触れてみてください。
2007.04.21
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「ゆとり教育」を掲げ学習内容を削減するなどした現行学習指導要領で学んだ全国の高校3年生約15万人を対象に文部科学省が学力テストをしたら、なんと施行前より学力が向上していたって結果が出た。ろくにOECDの調査の内容を読まずに、その調査で以前より順位が下がったというとこだけを取り上げてで大騒ぎをし。「ゆとり教育」から「詰め込み教育」にという流れになっているわけだが。ここにきて、こういう結果が出たのは皮肉だ。実際の問題を見ていないので正確なことを言えませんが。今回の調査で、地理、化学が伸びたのは、総合的学習との関連があるように思うんですよね。地理や化学は、関連性というものを理解すると、突然何かが見えてくる教科で、丸暗記では限界があるんですよね。英語の聞き取りが伸びたのも、総合学習の中の国際交流授業などが増えた影響かも。古典が下がったのは、やはり、時間が減ったという面もあるのでしょうが、文字文化の衰退も一因と考えられる。そして、学習意欲の向上は、世の中の傾向もあるけど、総合学習などでワークショップ的な手法を経験することで主体的に学習をしたことも大きいかも。ちなみに、PISA(OECD生徒の学習到達度調査)で点数が伸びなかったのは、○○リテラシーという分野で、数学とかなんとかの教科を実社会に役立てるようにする力が足りないってとこだったんですよね。つまり丸暗記で良い点をとるというのでは点が伸びない。本来は総合学習とかで○○リテラシーってことを学んでいくんだけど、総合学習って教える側が戸惑っていたりするから、伸び悩んだのではないでしょうか。人は、特にお勉強が好きなタイプは、教わったことを、教えるという傾向がありますから。教わったことがない新しいこと、自ら考え作り出すことを実戦するのが不安だったり戸惑ったりするのは仕方がない。(今回伸びたのは、総合学習に慣れてきたということもあるのかも)「ゆとり教育」から「詰め込み教育」への反動って、そのあたりの教師の戸惑いが、回りの人にも不安を与えていたという状況に、PISA(OECD生徒の学習到達度調査)で点数が伸びなかったという結果が出て、一気に盛り上がったように感じてます。それをうけてというか、便乗して、方針転換を強引な方法で決めてしまった方からすれば、今回の結果は、面白くないでしょうね。さて、これから、教育業界はどのような動きになるのか・・・まあ、一つの調査結果に一喜一憂をするのもなんなんですが。持論に都合の良いデータだけ持ち上げて、都合の悪いデータは軽視するってのは、よくある話だけど。トップの人に、それが見え透いてしまうのはなんだか・・・関連記事2005年02月16日 数学的リテラシーと小論文の自動採点あと、この本も参考になります。なぜ勉強させるのか? 教育再生を根本から考える光文社新書著者: 諏訪哲二 出版社: 光文社 サイズ: 新書 ページ数: 254p 発行年月: 2007年02月 「2章 時代論2―ゆとり教育は案外、将来を見据えていた」ってパートで、いわゆる「ゆとり教育」って、「オレ様化した子どもたち」に対して、学習に向かわせるってことを、けっこう長期的に考えていたって指摘がなされています。(但し、現場を軽視していましたが・・・)ニュースソース<ゆとり教育>学力は「改善の方向」 文科省調査 (毎日新聞 - 04月13日 20:11) 文部科学省は13日、「ゆとり教育」を掲げ学習内容を削減するなどした現行学習指導要領で学んだ全国の高校3年生約15万人を対象に、初めて行った教育課程実施状況調査(学力テスト)の結果を公表した。ゆとり教育導入前の旧指導要領で学んだ高校生を対象にした前回調査(02~03年度)と同じ問題181問で正答率を比較すると、145問(80.1%)が前回並みで、26問(14.4%)が前回を上回った。学習意識のアンケートでは「勉強は大切」と答えた生徒の割合も増加。調査を行った国立教育政策研究所は「(学力は)改善の方向に向かっている」と分析している。 学力低下の原因とも言われる現行指導要領下で学んだ小中学生の学力テスト(03年度)でも、旧指導要領で学んだ児童・生徒よりも正答率が向上傾向にあり、授業時間の増加などが盛り込まれる見通しの次期学習指導要領の改定作業に影響しそうだ。 テストは05年11月、全国の国公私立高校から無作為に抽出した約15万人(全体の約13%)を対象に、国語▽地理歴史▽公民▽数学▽理科▽外国語の6教科12科目で実施。同時に学習に対する意識などを問うアンケートも行った。 全問題657問のうち、3割弱にあたる181問が前回調査と同じ問題で、前回よりも正答率が下回った問題は10問(5.5%)だった。科目別では、地理B、化学1など6科目で前回の正答率を上回る問題数が下回る問題数よりも多く、国語総合、生物1の2科目は前回の正答率を下回る問題数が多かった。日本史B、数学1など4科目は前回並みだった。 学習内容では、国語総合の古典の正答率が低下し、英語1の「聞くこと」(リスニング)が向上した。 各問題で正答するとみられる割合「想定正答率」(設定通過率)で比較すると、想定正答率を上回った問題数の割合は前回比4.6ポイント増の31.4%で、下回ったのは同8.7ポイント減の40.2%だった。前回調査で想定正答率よりも著しく低かった理数科目は、前回よりも改善したものの、想定正答率を下回る問題も多く、課題が残った。 また、アンケートでは、「勉強は大切だと思う」との設問に、43.1%が「そう思う」とし、「どちらかといえばそう思う」も41.1%に達した。「そう思う」は03年度調査より3.6ポイント、02年度調査より5.2ポイント増え、学習に対する意識の向上傾向を示した。国立教育政策研究所教育課程研究センターの惣脇(そうわき)宏センター長は「現行学習指導要領は児童・生徒の学習意欲を引き出す狙いがある。意欲面も高まっており、指導要領の狙いが生きつつあるのではないか」と分析した。【高山純二】 ◇文科相は慎重評価 今回の調査について、伊吹文明文部科学相は13日、記者団に「『勉強したい』という人の比率が前よりも良くなっている。しかし、ゆとり教育的なものがあったから、意欲が向上したかどうかは分からない」と述べた。さらに「(学力も)プラス方向にいっているか、にわかに断定できない」と慎重な評価をし、指導要領改訂の方向性に変更点はないという見方を示した。 ■ことば(ゆとり教育) 文部科学省(当時文部省)が詰め込み教育などへの批判を受け、70年代後半以降に進めてきた政策。小中学校は02年度から、高校は03年度から実施された現行の新学習指導要領では、週完全5日制に伴って学習内容が約3割削減され、新たに「総合的な学習の時間」が設けられた。だが、学力低下を招いたと批判され、政府の教育再生会議は1月の第1次報告で見直しを明記した。
2007.04.14
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このブログは、時々、結婚ネタ、子どもネタなんてのをテーマにするのですが。このテーマのキーワードに離婚や国際結婚ってのが出てきます。今回も、その離婚することによって、発生する出来事のひとつ、子どもの養育費のイベントの紹介をいたします。ちなみに以前の記事です。2006年04月18日 逆相続の悲劇 2005年04月19日 養育費の日 今年の養育費の日は、サードステージ「社会への啓発」の三年間の初年度としてとして養育費は子どもの権利であると全ての大人が考えていけるようにアクションするそうです。どのようなアクションになるのでしょうか。4.19養育費の日キャンペーンイベントパパに聞きたいことテーマ:大人世代(親)の責任の全うを養育費問題から考えるhttp://www.npo-wink.org/419/index.html■企画の目的 NPO法人Winkでは養育費の未払い問題は当事者だけの問題ではなく子育てにおける「親としての責任」の問題としてとらえ2割しか支払いがされていない現状を多くの人が問題視し大人としての責任を考えていけるように提言しています。私たちの活動を通してこの問題への関心が高まることを目的に開催いたします。 ■内容 1.ご挨拶とイベントの主旨説明 新川てるえ Wink理事長 新川てるえ 2.講演 「養育費支援センター設立について」 厚生労働省 3.講演「Stage1,2報告と本年度のキャンペーンについて」 Wink理事長 新川てるえ 4.パネルディスカッション 「養育費支援センターに対する期待と希望・専門家の視点から」 ■開催日2007年4月19日(木)午後6:30~8:30(開場は午後6:00) ■会場 女性と仕事の未来館 第1セミナー室 ※今年はウイメンズプラザではありません。〒108-0014 東京都港区芝5-35-3 ・JR田町駅三田口(西口)から徒歩3分・地下鉄(都営浅草線、都営三田線)三田駅A1出口から徒歩1分 ■参加費ウインク会員:500円一般:中学生以上大人1000円※子どもの参加は基本的には予定しておりません。希望がある場合には大人料金にて対応。 ■出演者新川てるえ NPO法人Wink理事長円 より子(参議院議員)赤石 千依子 (NPO法人しんぐるまざーずふぉーらむ理事)後藤真紀子(弁護士)■後援現代家族研究所しんぐるまざーずふぉーらむファザーズウェブサイトNPO法人面接交流の会厚生労働省
2007.04.13
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けさ石川県沖で大きな地震が起き最大で震度6強が観測された。そこで、いろんな人道支援が行われることになるわけですが。いきなり、こんなニュースが入ってきた。<能登沖地震>ローソン、物資救援へ…おにぎり、水など (毎日新聞 - 03月25日 18:41) コンビニエンスストア大手のローソンは25日、被災者に向けた救援物資として、おにぎり2000個▽カップラーメン4000個▽水(500ミリリットル)4800本▽割りばし4000膳▽ウエットティッシュ120個--を、石川県輪島市役所に送ると発表した。 26日には義援金の受け付けも開始する。中部・北陸地方の10県(石川、新潟、山梨、長野、富山、福井、岐阜、静岡、愛知、三重)の計1229店舗で4月10日まで受け付ける。被害状況によっては、追加の救援物資や義援金の受付店舗の拡大も検討する。【三沢耕平】 まあ、企業も災害支援という人道支援をしてるんだというお話しなんですが・・・これと同じ事を、12年前の阪神大震災の時、同様のことをセブンイレブンがやってるんですよね。しかもヘリコプターで運んだ。その結果どうだったかというと、セブンイレブンの知名度が上がった。そして、大阪、神戸にはセブンイレブンが無かったのですが。ばんばんセブンイレブンが建つようになった。つまり、人道支援といいつつ出店を目論んでいる企業の前宣伝となったわけだ。ローソンのホームページに掲載されている店舗数と人口を並べてみると富山 102 店 人口112万人石川 73 店 人口118万人福井 74 店 人口82万人北陸三県の中では、石川県が人口の割りに店舗数が少ないようだ。あくまでも推測の域をでないが、ローソンとしては石川県の店舗強化を図りたい気持ちがあってもおかしくない。ちなみに、輪島市にはローソンは出店していないが、「ファミリーマート輪島横地町店」というのはある。阪神大震災の時のセブンイレブンの時ほど露骨ではないにしろ、もしかすると、企業が社会に貢献しているというイメージを与え、シェアを伸ばそうとする意図があるよあうに感じる。 まあ、支援しているわけだから、ある程度売名行為は構わないと思う。こういう売名行為があるから、支援が集まるというものでもあり。メリットもおおきい。とはいえ、どこか、透けて見えるものがあると、ちょっとげんなりしてしまう。 この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。追加ネタですが・・・ 瞬間の揺れ、阪神大震災以上=志賀町で945ガル-能登地震で防災科研 (時事通信社 - 03月25日 22:10) 石川県輪島市などで震度6強を記録した地震で、防災科学研究所(茨城県つくば市)は25日、瞬間的な揺れの強さを示す最大加速度が、石川県志賀町で945ガルを記録したと発表した。1995年の阪神大震災(震度7)で神戸海洋気象台が観測した891ガルを上回っていた。 最大加速度は、瞬間的な揺れの強さを示す指標の1つで、建築など工学分野で被害を調べる際の参考とされるが、揺れの継続時間なども総合して決める震度とは異なり、体感的な揺れの激しさや実際の被害とは必ずしも一致しない。 [時事通信社]志賀原発で放射能帯びた水飛散=地震の揺れで、燃料プールから-能登地震 (時事通信社 - 03月25日 23:10) 北陸電力は25日、運転停止中の志賀原発1号機(石川県志賀町)の原子炉建屋にある使用済み燃料プールから、放射能を帯びた水約45リットルが屋内に飛び散ったと発表した。地震の揺れによるものとみられる。外部環境への影響はないという。 北陸電力によると、同プールは原子炉で使用した後の核燃料を貯蔵するためのもので、水で満たされている。普段は上部にふたがあるが、地震発生時には作業のため外されていた。 [時事通信社] なのだそうですが、とにかく隠蔽工作が問題になって情報公開をしなくてはならない状況に置かれたり、裁判で負けて耐震工事をしなくてはならなくなったの、原発止まっていてラッキーだったかも。 参考・・・2006年3月24日 耐震性の疑問に対し金沢地方裁判所より2号機に対し運転差し止め命令が命じられる。北陸電力側はただちに控訴、運転を止める予定はないとのこと。しかし後に、タービン関連のトラブルで停止している間に耐震強度を高めるための工事を行う。 この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.03.25
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この3月の新刊書を見ていて気がついたのだが、フェアトレードの本が2冊別の会社から出版されたのだ。フェアトレードというのは、ただ資金的援助をするのではなく、適正な価格で商品取引を継続することで、南の国々の持続的な生活向上を支えることを目指す、買い物を通してできる身近な国際協力のかたちで。ヨーロッパを中心に1960年代から本格的に広まり、現在では数千店舗のお店が世界中に開かれています。そして、1997年にフェアトレードであるという事を認証する世界統一のマークを作ろうということで盛り上がり。日本では、1998年に「フェア・トレード」という本が出版され、日本にもちょっとしたフェアトレードブームが起きました。しかし、それから、しばらくコーヒーを通してフェアトレードについて書かれた本が数冊発売されましたが。フェアトレードについて全貌が書かれた本が2004年まで日本では出版されていませんでした。それからしばらく間をあけて、ここにきて、いきなり、毛色の違う2冊の本が出版された。ひとつは、ここ2.3年でフェアトレードという言葉が市民権を得てきたということもあるだろう。去年テレビ番組で、カカオの問題について放送されて大きな反響がありました。シーズンが終わって品切れ気味になっていたフェアトレードチョコレートを買いあさる人や、アフリカにお金を送りたいとかいう人が現れるという現象が起きました。まあ、さすがに「あるある」とか「おもいっきり」「ためして」ほどの勢いはありませんでしたが・・・。またコーヒーや紅茶好きには、フェアトレードコーヒーに美味しいものが多いことが知れ渡ってきて、それもフェアトレードという言葉を知らしめることになったと思います。しかし、やはりフェアトレードについて全貌を説明する新しい本が無かったんです。そういうこともあって、ここに来て出てきたという感じです。参考 1998年に出た本 と コーヒーとフェアトレードの本フェア・トレード公正なる貿易を求めてマイケル・バラット・ブラウン/青山薫|新評論|1998年 04月発売単行本|ISBN/JAN:9784794804006 本体価格:3,000円(税込:3,150円) フェア・トレードとは何か 著者: デイヴィッド・ランサム /市橋秀夫 出版社: 青土社 発行年月: 2004年11月 コーヒーとフェアトレード村田武|筑波書房|2005年 02月発売単行本|ISBN/JAN:9784811902753 本体価格:750円(税込:788円)コーヒーと南北問題 「キリマンジャロ」のフードシステム 著者: 辻村英之 出版社: 日本経済評論社 サイズ: 単行本 ページ数: 269p 発行年月: 2004年02月 どういう風に毛色が違うかというと、一冊は、素人に解りやすく作った本で、もう一冊は、日本経済新聞社から出たということで、研究職やビジネスに携わる人などをターゲットにした本です。こちらが素人向け フェアトレード@lifeお買い物でイイことしよう藤原千尋|春秋社|2007年 03月発売単行本|ISBN/JAN:9784393332665 本体価格:1,700円(税込:1,785円) 私の情報網では、この本以外にもこういう本を出そうという動きがあるようです。 そして、こちらが、もう一つのタイプ。 最近の傾向としては「フェア・トレード」と表記せずに「フェアトレード」と表現している。これも、フェアトレードというものが市民権を得てきた証なのでしょう。 フェアトレード格差を生まない経済システムジョーゼフ・E.スティグリッツ/アンドリュー・チャールトン|日本経済新聞出版社|2007年 03月発売単行本|ISBN/JAN:9784532352516 本体価格:2,200円(税込:2,310円) 素人向け、玄人向けの両方が出版されることで、今年は「フェアトレード」に対する意識の高まりがありそうな予感です。是非、この機会に、これらま本を読んでみて「フェアトレード」というものがどのようなものかという事を知ってみるのもいいでしょう。 この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.03.24
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うちの王子ももうすぐで地上に降りて1年2ヶ月となる。地上の引力はとても強く、自由に駆けずりまくれるようになのは、地上の世界へのかなりの慣れが必要となる。そんなことで、そのあたりを這いずりまくっている王子をイベントの出店を理由に新宿御苑へ行くことにした。お店の方はというとフランス式庭園の近くのテントにて出店しました。芝生の上なので気持ちが良いです。隣の店はアースデイ東京2007。うちの店もアースデイ東京2007に出店します。さて今回はペーさんのバティックがデビュー。上 ペーさんのバティック下 プイさんのバティックお店は芝生の上に置いたら気持ちが良いと思って、間伐材で作ったイスを持ってきて座れるようにしました。てなことで、前置きが長くなってしまったが。王子は広々とした芝生におお喜び。すごいスピードで這い回りお客さんに愛嬌を振りまくりです。かなりの長距離も這いずりまくります。おかげで服は芝だらけ。出走前のストレッチカメラを向けると、すごいスピードで近づいてきます。そして、つかまり立ち。こちらの服も芝だらけ。とにかく広い芝生のある新宿御苑は、王子が遊ぶのに最高ですね。他の星の王子もたくさん遊んでおりました。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.03.18
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新宿御苑100周年事業フィナーレイベントにお店を出店しています。記録的な暖冬だと言っていたのに、数日前に東京の初雪という感じで、ここにきて寒い日が続いています。そんなことで、桜前線も足踏みしているようなのですが。新宿御苑は、ソメイヨシノ以外の桜も多いので、素晴らしい桜を見ることが出来ました。携帯で撮ったので少し不明瞭ですが近づくと・・・なかなか見事です。新宿御苑は5月頃までいろんな種類の桜が咲くので毎週でも行ってみる価値がありますよ。さて、イベントの方は弦楽四重奏などが来てました。音楽と自然の両方が楽しめるというのはとても贅沢です。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.03.17
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王子も地上に降りて一年と一ヶ月が経った。保育園の方も徒歩3分のところに内定が出た。都心は少子化が進んでいるために、競争率が低いが。来年以降は29階建てのマンションが完成するので、そうも言ってられなくなる。今年、潜り込める可能性が出てきたのは幸いである。そんなことで、王子も大きくなるわけだが。大きくなったは大きくなったで、いろんな問題がおきる。ひとつは、いろんな事を覚えてきて、いろんな悪さをする。射程距離も長くなり、攻撃の範囲は一段と拡大した。これは、成長の過程だから、収まっては、新しいトラブルが発生するの繰り返しだと思う。その他に困った問題が発生。王子の増えた体重の影響で、相方がぎっくり腰に・・と思って病院に行ったら、どうも、椎間板ヘルニアの疑いが・・・どちらかというと機材を持って歩いている、私の方がなる可能性が高いのに、王子を担いでいる相方がなるとは・・・王子が大きくなったのはいいのだが、困ったものである。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.02.26
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世の中、いろんな天災が起きたりして、そういうときに、いわゆる有名なお金持ちの方たちが募金をしたりするわけですが。そのお金の出し方によって有名人の評判がかわる。先日のタイ取材の時聞いた話なのですが、津波の時の有名人のお金の出し方で一番格好良かったのはリッキーマーティンだという事を言う人がいた。理由は、多くの人が、赤十字などの国際機関にお金を出したのだが。その判断は間違ってはいないが。リッキーマーティンは、こういう目的でお金を使って欲しいと宣言して、関係機関にお金を出した。この姿勢がカッコイイというのだそうだ。そう思った理由は、大きな組織にお金を出すと、すぐに現地に落ちてこなかったり、自分の思っているところにお金が届かなかったりするからだという。逆に、カッコワルイのは、当時の首相であるタクシンさんで、他の国がお金を出そうとしているのに、タイは国内のお金でどうにかなるとか言って、海外からのお金を拒否したからだそうだ。まあ、タクシンさんにも一理あるにしても、南部には評判悪いから仕方ないかも。そんな、リッキーマーティンだが、今度は、人身売買撲滅プロジェクトに着手したのだそうだ。今までの、子どもの医療や教育についての取組に加えて、人身売買と奴隷を廃絶するために動くのだそうです。内容は、どうも、中米地区を対象に人身売買被害者のための毎日24時間体制のコールセンターを設置するようです。-------------------------R・マーティン、人身売買撲滅プロジェクトに着手2007年02月21日 2月20日、歌手リッキー・マーティンさんが人身売買や奴隷などの撲滅を目指すプロジェクトを発表(2007年 ロイター/Juan Carlos Ulate) [サンホセ(コスタリカ) 20日 ロイター] プエルトリコ出身の歌手リッキー・マーティンさんが20日、コスタリカの首都サンホセの大統領府で、人身売買や奴隷などの撲滅を目指すプロジェクトを発表した。 マーティンさんは、教育や医療面などで困難を強いられている世界中の子供たちをサポートする基金「Ricky Martin Foundation」で自ら会長を務めており、この基金を通じて今回のプロジェクトを運営する。 -------------------------February 20, 2007 Ricky Martin and President Oscar Arias launched Llama y Vive to combat human trafficking Costa Rica - World renowned Puerto Rican pop singer Ricky Martin and Costa Rican President Oscar Arias Sánchez are today joining IOM, the Inter American Development Bank and UNICEF in San José for the launch of the counter trafficking information campaign "Llama y Vive" (Call and Live) and a telephone hotline. The regional campaign and the telephone hotline, which will operate in all Central American countries, were designed to alert potential victims of trafficking, protect children and youth and provide information to the general public. A message from Ricky Martin is at the centre of the campaign. Television and radio public service announcements and posters and will bring his message during the next six months to all Central Americans.IOM and its partners expect that the new hotline and the massive media attention will translate into increased awareness on the perils of human trafficking. The hotline is operated by trained personnel 24 hours a day, 7 days a week.Costa Rica is a country of origin, transit and destination for human trafficking. The majority of the victims are forced into sexual servitude. But media reports also confirm the existence of human trafficking for forced labour, as well as trafficking within the country's borders. The country's youth are the most vulnerable to human trafficking. Today's launch is part of the Global Agreement signed in May 2006 between IOM and the Ricky Martin Foundation. In Costa Rica IOM will also work with el Patronato Nacional de la Infancia (PANI), la Línea 911 and the Fundación Ser y Crecer.IOM has received the funding for this campaign from the US Department of State Bureau of Population, Refugees and Migration (PRM). -------------------------↓こちらは、リッキーマーティンのタイでの取組み。-------------------------December 21 , 2006 Ricky Martin Foundation and Habitat for HumanitY Announce Completion of Partnership to Help Tsunami-Affected Families Hundreds of Tsunami-Affected Families and their children have homes in Thailand thanks to the support of The Ricky Martin Foundation and Habitat for HumanityBANGKOK (December 21, 2006) - As the second anniversary of the deadly Indian Ocean tsunami approaches, Habitat for Humanity International and the Ricky Martin Foundation announced the completion of their partnership to restore 224 new and rehabilitated houses for tsunami-affected families in Thailand. Musician and philanthropist Ricky Martin visits a Habitat for Humanity build site in Thailand where his foundation helped to make 224 homes a reality in partnership with tsunami-affected families. “Through the generosity of Ricky Martin and his foundation, we were able to leverage the funds to improve the lives of hundreds of families with good housing, upgraded water and sanitation and enhanced livelihood opportunities,” said Jonathan Reckford, CEO of Habitat for Humanity International.As an advocate of children’s human rights, Ricky Martin visited Thailand in January 2005 to assess the needs of the youngest survivors who are extremely vulnerable to traffickers after natural catastrophes. “During my first trip to Thailand immediately following the Tsunami, I met with families that had literally lost everything, including family members who were primary care providers and their entire lives were changed from one moment to the next. The priority was to see that families, especially those with young children, were able to move out of tent camps, where they were in many cases in danger, and into good permanent housing”, recalls Martin. Two months after The Ricky Martin Foundation visited the devastated zone, they signed a historical alliance with Habitat for Humanity to construct 224 homes for the tsunami-affected families. In July 2005, Martin returned to the coastal zone of Phang Nga to dedicate the completion of the first Habitat houses with their new owners. “The Ricky Martin Foundation puts the lives of children and families first; it is a pleasure to partner with them,” said Peter Gape, Habitat’s regional program manager for the Mekong countries. In that specific zone PhrueTiaou, Phang Nga province, a total of 60 houses were completed as part of a large relocation project serving families that were the hardest hit of the Thai tsunami-affected families. “Working with Habitat for Humanity, we were able to move 60 families into brand new homes in a matter of months, and the effect that this had on their lives was again, life changing, but this time for the better. During my second trip to Thailand, I had the opportunity to hand the house keys to the first set of families. It was incredible… I saw that by working together, the Ricky Martin Foundation and Habitat for Humanity provided not only shelter, but more importantly hope, to some of the most vulnerable citizens, the children, and their families,” Martin concluded.As more governmental, non-governmental organizations and the private sector joined the building effort, Habitat for Humanity International and the Ricky Martin Foundation focused on the poverty-stricken coastal community of Kho Sirey that was suffering from tsunami damage and loss of livelihood. “The fishing industry recovered slowly, so construction employment was a real boost to the community. Now there are new and improved houses and for the first time, non-polluting toilets. Kho Sirey is a model of improved housing and community services,” added Gape. Habitat for Humanity has helped more than 700 tsunami-affected families in Thailand to construct improved housing. More than 6,000 families in India, Indonesia, Sri Lanka and Thailand have benefited from Habitat’s tsunami-recovery program. -------------------------この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.02.21
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医療事故に関するビデオの打合せに行ってきた。打合せは、前向きに、和気藹々とした雰囲気だ。医療事故の被害者の方もたくさん参加されていたのですが、当たり前なのだが、そこにいるのはいわゆる被害者像のひとではなく、普通に前向きに生きる人にしか見えない。確かに、事故直後は混乱し、かなりキツイ時期もあったのだが、問題に正面から取組み。対話し。二度と戻らないものがあるにしても、それなりの成果を出してきた結果が、いきいきとした姿となっていた。被害者の一人が言った「確かに、いろんなことがあったけど、マイナスになったものはない」これは、全ての医療事故被害者に言えることではないにしても、一事故の被害者が実感してきたことでもある。そこで、被害者という言葉が気になってきた。被害者という言葉があるからこそ、いわゆる被害者でいなければならないという雰囲気が出来てしまう。しかし、実際の被害者は、単に被害を受けただけではない。場合によっては、最先端になる。にもかかわらず、第三者は、被害者に対し、被害者たることを求め、そこで安心する。わたしも、今日、多くの医療事故の被害者の方とお話しするまで、その被害者という言葉の罠にはめられていた。これは、津波の被災者達にもいえる。確かに被災したが、いまは、世界最先端を行っている人になったひとたちがいくらでもいる。しかし、実情を知らない人たちは、被災者は被災者であることを求める。とはいえ、言葉通りの方もいらっしゃることは事実でもある。時間が掛かるかも知れないし、しずかにして欲しい時期もあるには違いないが、ちゃんと向き合うことができれば、マイナスになったものがなくなる時が来るようだ。これから取材をつづけ、どのようなプロセスを経て、マイナスになったことがなくなったかを探ってゆきたいと思った。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.02.16
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エコ・コーポラティブマンション「エコヴィレッジ鶴川」に行ってきました。まあ、たまたま友達が住んでいたということなんですが。この住宅の特徴は、まずエコロジーを意識していること。そして、住民が主体的に関わる「コーポラティブ」ハウスであるということだ。建て売りの分譲マンションでオプションを選ぶというのとは違い、住民になりたい人を募って、話し合って、建てていく。内装も自分たちでやるので、工事中モードだ。でも住んでる。外壁は、木を焼いたものになっているのだが、この木を焼く作業も、住民がやったりしている。建物は3階建て2棟で、ベランダから、下を歩いている人に声を掛けられるが。声を気軽にかけられるのは、住民が主体となって関わっているから可能なのだ。いわゆるマンションでは、他人がいきなり隣の部屋に越してきたり、上下がどうなっているのかわからないわけで。ベランダから、下にいる人に声をかけるという事はしない。さらに高層マンションではベランダさえもない。もう、20年以上前に、神戸大学の学生が研究していたと記憶しているのだが。住居の形態別で子ども同士のコミュニケーションがどうのということをやっていたのだが。一戸建てばかりの住宅地よりも、5階建てまでの団地が並んでいる所の方が、子ども同士のコミュニケーションが図られているというものだった。低層階の建物のすぐ下に、公共の広場があるほうが、子ども同士のコミュニケーションが図れるということだ。昭和30年代初期に作られた団地などの住宅って、公共スペースについて、きっちり考えられている事が多いことに驚かされる。しかし、車の普及で、団地の下は、駐車場が増え、子どもが安心して遊べるスペースではなくなった。そして、いま、このエコ・コーポラクティブハウスで、焼け野原から新しい理想に燃えて設計した団地の発想が甦ったというのがなんとも不思議な感じだ。まだ、ここに人が住みだして間もないが、これからどのようになっていくのかが楽しみである。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.02.13
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今日で王子が地上に降りてきてちょうど一年経った。1歳の誕生日に何をするかというと、お餅を背負わせるという風習がある。これは一升のお餅を持つことで、一生食べ物に困らないよう祈願する風習なのだが。重さ二キロは相当な重さで泣き出す赤ちゃんも多いのだそうな。実は、この風習を思い出したのが昨日だったんです。正月も終わって、今から一升の餅を買うのは困難である。通常は和菓子屋さんに予約をして作ってもらうのだそうな。しかし、前日の夜に思い出したのでもう間に合わないかも知れない。だからといって、サトウの切り餅を一升分背負わせても、食べ物には困らないけど、なんか微妙な気がする。そんなことで、祈願することを「一生平和でありますように」という風に変えて、約1.8リットル分のピースを背負ってもらうことにした。ピース缶を背負ってハイハイする王子「一生平和でありますように」さて、アイデアが浮かんだのはいいが、ピース缶ってなかなか売ってないんですよね。新宿駅の方に向かってたばこ屋を何軒か回って10缶見つけてきました。そういや、戦後すぐのタバコって、ピース、ホープ、しんせい(新生)など、なにか前向きな名前が多いですよね。津波人形に書かれているメッセージとどこか似ています。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.01.25
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東京から電車で一時間ほど離れたところに行って、医療事故の遺族のインタビューをしてきた。全ての事故に言えることだが、突然起こったことで被害者と加害者とが出来る。医療事故の場合は、患者と医療従事者という共に病と闘う行為をしていた人が、被害者と加害者になってしまう。そして、大きな心の溝が出来る。医療従事者が加害者側としての当事者になるのだが、加害者側は医療機関という組織や組織としての立場があったり、直接の当事者でない人も責任者として関わってくる。これが被害者と加害者との間で、感じる時間差が生じる。組織としては最善を尽くしていたとしても、被害者側としては対応が遅すぎると感じるなど、どうしても最善を尽くしていると感じられないそうだ。他に、事故を認めないとか、そういう事が重なり、心の隙間が広がっていく。今回のインタビューは、この辺りの問題を100%解決したわけではないが、対立したままで問題が解決しないという状態ではなく、信頼関係を取り戻していく方向に向かったケースだったのだが。地域の病院で事故が起きたとき、その土地で生きている人が被害者の遺族となった場合。遺族も事故の起きた地域の病院で治療を受けなくてはならない。それがいやなら、違うところに引っ越すか、救急治療が必要なときでもわざわざ遠いところの病院に行くという事をしなくてはならない。だから、信頼関係を取り戻す必要がある。また、医療事故により、医療従事者が重い罪に問われすぎたり、多額の賠償金を命じられる事が続いた場合。医療従事者になろうとする人が減ってしまうことがある。いま、小児科や産科が減っているのは、少子化など出生率が低いからだけではなく、リスクの大きさが大きな原因と言われている。医療事故が起きたり、医療事故により医療従事者のリスクが増えることで、医療従事者が減ってしまうと、満足いく医療が受けられなくなる。患者と医療従事者との信頼関係は、ちょっとしたことで崩れてしまうだけに、信頼関係の再構築をしないと、結果として、患者が医療を受けられなくなるという事になる。今回の作品が、患者と医療との間で、信頼関係を作り出したり、再構築したりすることに役立てるようにと思っています。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.01.22
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今回のタイトルは有名なシリーズ本の名前をもじってみました。報道などを通してみなさまご存じの通り阪神大震災から12年経ちました。毎年この季節になると様々な地震対策の話題が出てきます。しかし、その多くは、おそらく役に立たないとか、過剰反応だとか、いまだに興味本位な内容だとか、必要以上に不安を煽って商売にしているという、現場を知らないからこその話題が多いことにうんざりしてしまう事が多い。まあ、メディアを通しての事なら、メディアは事実を誰かのフィルターを通して捉えたものだから、まあそんなものかと思えるのですが。実際に目の当たりにしてしまうと、少し頭がくらくらとしてしまう。新宿の駅前の銀行から徒歩で自宅に帰っていたら、新宿御苑のちかくで、ノボリをあげた集団が前から歩いてきた。新宿御苑の観光客も、個人旅行が増えて団体客は少ないし、桜も菊も紅葉もない時期に団体客というのは珍しい。ふと、そのノボリを見てみると、どうも大規模災害が起きたとき、帰宅困難になるサラリーマンなどが多いから、そういう帰宅困難者のための演習というような事が書かれている。あのさー。会社勤めしているひとって、社宅や寮に住んでいる人以外は、勤務先もバラバラだけど、自宅もバラバラなんだけど。なんで、団体旅行のように、旗やノボリを揚げて、誰かの誘導の元に、家に帰る訓練をしなければならないのだろうか。指導者のための訓練なら無理をしてどうにか納得いくが、集団で歩いて帰宅する人たちが一般の人というのなら、殆どの人に役に立たない訓練としか思えない。もし、自宅に帰りたいのなら、地名と道路がどのように繋がっているかを覚える必要があるが、これは、集団で誰かに連れて行ってもらってという状況では、依存してしまってあまり覚えようとしないと思われるからだ。災害という、待ったなしの状況で大切なのは、自分で判断して行動するということだ。誰かに依存し判断をしないで行動をするということは、時間も必要だし、自分が今置かれている状況に基づいた判断が難しくなる。いくら防災マニュアルがあったとしても、どのマニュアルに基づくのかという判断をしない限り、防災マニュアルは機能しない。言い換えると、マニュアルに基づいて行動するかの判断をする能力を、個人・個人で持つ必要がある。しかし、防災対策のいくつかは、誰かに依存するように仕向けているものがある。これは、おそらく、そのサービス提供者の社会的意義というか権威付けをする事が目的だと思われる。サービス料金にしろ、税金にしろ、お金を払っているわけですから、お金を受け取った者は払っただけのことがあるという事を、お金を払った人に示す必要がある。しかし、こういう災害などは滅多に起きないから、払った分だけの価値があるということを示しにくい。だからこそ、依存しないといけないような構造にし、サービスを受けなければならない状況を作ることで、囲い込みをしたり。毎年カレンダーを送ってくる保険会社のようにサービスを受けている感じを演出したり。時々恐怖をあおって必要性を説いたりする。このあたりのことが、地震対策など災害関係のサービスや公共事業に時々感じる違和感の原因の一つだろう。話はとぶけど、サッカー日本代表監督のオシム氏が「考えて走れ」とか言ってるけど、本当はこれが防災の基本だと思うんですよね。そういう能力を高めないと、システムが崩れたら、右往左往したり、ただ縮こまってしまい何も行動出来ない人がたくさん出るだけだ。そして、そういう依存しなければならない人が増えると、判断をして行動をする人に大きな負担が来る。結果として、これが、災害救助をした人が過労死をしたりという二次災害に繋がる。災害はイレギュラーでシステムが崩れやすい。だからこそ、自分で考えて行動をする能力を身に着ける必要がある。しかし、災害対策の中には自分で考える力を削ぐものが目立つ。このあたりが、私にとって違和感に感じるのだろう。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.01.17
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プロスポーツ選手って、引退後に、生活が激変してしまうケースが多いと言われます。 そして、最悪の場合は、犯罪や自殺などの逸脱行動に至る。京都、奈良両府県でタクシー強盗などを重ね、強盗致傷などの罪に問われた無職の元プロ野球巨人軍選手が、奈良地方裁判所で懲役20年の実刑判決を受けた。元所属チームが公表されているが。普通考えれば、元所属チームと犯罪との間に関係性を考えることが困難である。元教師が子どもにイタズラをした場合、子どもに興味があったから教師になったし子どもにもいちずらをしたというケースや、元警察官が犯罪を犯したのはもともと犯罪に興味があったから警察官になったが犯罪もしたというケースがあるのだが。今回のケースは、巨人というチームにいたから逸脱行為興味を持ち強盗を起こしたとは思えない。そこにあるのは、スポーツ選手引退後のキャリア形成システムが存在しない、または機能していないという事にある。この季節、選手のトレードの話が盛り上がる、特にFA制度が出来てからベテラン選手の巨人への移籍を希望するプロ野球選手が目立つ。それは、伝統のある名門チームであるとか、報酬が大きいという事以外にも理由があると言われている。その理由の一つは、野球解説者になりやすくなるというものである。いくら多くの人に愛されているファンの多いプロ級選手でも野球解説者になることは難しい。その狭き門に入るためには、巨人というキャリアが必要なのだ。スポーツ番組などのテレビ放送を見ていると気がつくと思うのだが、とにかく巨人に所属していた事のある元有名選手の解説者が多い。いろんな球団のバランスを見て採用していると感じるのは、フジテレビとNHKの2つの系列で、日テレとTBS系は元巨人比率が高い。たとえば、阪神巨人戦の中継などでも、元阪神の掛布以外は全員元巨人選手で固めるというケースがみられる。つまり、巨人には、明言されていないが、有名プロ野球選手の引退後のキャリア形成システムが存在する。しかし、それは、あくまでも有名選手に限った話だ。今回、巨人の元選手として取り上げられた理由があるとすれば、誰もが知っている有名チームだからということだけではなく、巨人という引退後のキャリア形成システムがあるにも関わらず、引退後、無職となり重大な犯罪を犯したという部分もあるのではないかと思われる。だが、前述したとおり、いくら巨人というチームにいたとしても有名選手以外は野球解説者への転身は難しい。それはあくまでも枠が小さいからだ。その他の元選手はどうしているのかというと、稼いだお金で飲食店を経営する事が多い。これも、よく潰れている。いくら資本があっても経営の技能がなければ経営は難しい。アスリートとして競技に全力を傾けている時に、経営を学ぶのは大変な努力が必要なので、現役の間に経営術を学ぶ事は大変である。経営術といえば、チーム運営や指導者としての道だが、これも必要とされている人数が知れている。日本ではメジャーなスポーツである野球でさえそうなのだから、他のスポーツは大変だ。一昔前までの実業団スポーツなら、引退後は、その企業にそのままいる事が出来るケースがあったり。大学で教員免許をとっておいて、体育教員となることなどが多かった。 今は、実業団スポーツは衰退し。サッカーなどは、指導者の資格を取得し、指導者の道を選ぶ人も多いようだが。体育の教官も含め、必要な指導者の数も限られており、誰もが指導者になれるわけではない。 しかも、今の日本の企業社会は成果主義とか言われているわりに、いわゆる年功序列の名残が残っていて、未だに中途採用や既卒者に不利な傾向がある。つまり、スポーツ選手など、企業社会からすると違った道を歩んだ人にとって、厳しい社会がいまの日本社会なのである。 コレまで述べたとおり、今回の件は、個人の性格など様々な要因があるのだろうが、スポーツ選手の引退後のキャリアをどうしていくかのシステムが欠如していたことてが、重大な犯罪を犯す大きな要因の一つだと思えてならない。 今回は元巨人選手ということで話題になったわけだが。話題になったからには、社会システムとして、犯罪に手をそめなければならない環境にしないしくみを作る動きに繋ぐ必要があると思う。そうするように促進するのが報道の使命ともいえるし、それは情報を受けた者にも同様のものがある。今回の内閣には、再チャレンジうんぬんという担当大臣がいるそうだが、掛け声だけにならないことをお願いしたい。(おそらく掛け声だけなんでしょうが)そうすることで、スポーツ選手が安心して競技にも打ち込めるだけでなく、失敗のリスクの大きいベンチャー企業の育成にもなるし、多様な人生が認められやすくなるなど、日本の社会の持っている閉塞感を取り除くこととなるでしょう。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2006.12.23
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