鳥から世界と地球を感じる

鳥から世界と地球を感じる

2006.04.09
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カテゴリ: 旅行
さて、旅行初日にして、軽度であるが詐欺という犯罪に合い!、それはもし運が悪ければもっと危険な目に遭いかねないミスを犯した! というショックが次の日から私に襲いかかりました。

朝からどういう思考をしたかよく覚えていませんでしたが、当時のガールフレンドに電話して話しました。どうも状況がよく伝わらず、あまり心の支えにはなりませんでした。

そうです、心の支えが欲しかったのです。人間不審と自信喪失により、方向性を全く失ったのでした。

もう、こんな危険で不安な旅は早く切り上げようと、航空会社のオフィスを探して手続きを試みましたが、休みなどで上手く行かず(それで良かったのです)。

肩に力もなく、しょぼくれて歩いていると、分かる人には分かるんですよねー。
偶然にか、二人のトルコ人に「どうしたんだ?」と声を掛けられました。しかし、もうその時は、声を掛けてくる人間を直ぐには信用できなくなっていました。

初めは、ヌリという絨毯の貿易商を営む40歳ぐらいの男でした。
彼は、他にも日本人旅行者を助けたことがあるそうでした(初めは彼の話しを全て信用しなかったが)。まず、彼は私の尋常ではない表情から、何か被害にあったと見ぬきました。私のオフィスにおいで・・・と。しかし、私は直ぐには、彼のオフィスに入れませんでした。怖いと彼に言うと、彼は全て私を安心させる材料を見せはじめました。冷静に聞いても、彼の話はウソでなく、少しずつ彼に心の内を話していると、心が楽になってきました。

彼が助けた日本人学生は、「睡眠薬強盗」にあって、瀕死の重傷だったそうです。この睡眠薬強盗に自分も出会うことになろうとは、この時想像だにできませんでした。

本当に居るのです。しかも、簡単なクスリを盛られるだけで、1週間眠りつづける可能性もあり、放置されると大変危険だと。 ヌリが話した関東の日本人学生は、身包みはがれて放置されたために、危険な状態で発見され、米軍の助けを得て、病院に収容されたそうです。


ヌリは、そういう犯罪に大変立腹していました。 日本人はトルコにとって大切なお客さんなのに、そういう犯罪があると、観光客が減ってしまう! 実際、犯罪はトルコ人以外の周辺諸国からの出稼ぎ者が殆どだと言っていました(実際、私が遭ったボッタクリと、睡眠強盗もトルコ人ではありませんでした)。

その後、ヌリは、警察署長が知り合いだから、行って見ようと言いました。
警察署まで行って、調書を取られましたが、私が連れて行かれた場所もハッキリ言えないし、担当の警察官も、よくある事件で水掛け論になるからと、進捗はしませんでした。
ヌリは仕事があるので、その辺で分かれましたが、彼が一生懸命に私に対応してくれたことが大変支えになりました。

警察に行く前に、ヌリの友達の絨毯屋にも世話になりました。


私が少し知った数件の絨毯屋を見る限り、日本でいうヤ●ザのようなファミリーに類似するのではないかと私は見ました。
売れればむちゃくちゃ儲かるでしょう。決して、恐喝的な商売をしているわけではなく、占有権、つまり商いの場所や権利をし切っている感じです。店の前にはベンツを置いたりしている点、彼らが黒を基調とした渋い装いをしている点、雰囲気などから独特の雰囲気を感じました(イスタンブールだけかもしれません)。
そして、店の外には、トルコ人と結婚した日本人女性などが客引き・説明員として居たりしているところも多いようです。

世話というのは、そのファミリーの日本人女性に通訳してもらったからです。

この日は、そんなことでうろうろして、人と話したりして観光もせずに終わった記憶です。

この日か次の日か覚えがありませんが、もう一人トルコ人に声を掛けられました。
ヌリと同様に、初めから信じたわけではありませんが、蓋を開けて見ると、絨毯屋で日本人には親善的な連中でした。

声を掛けたのは、小学5年生ぐらいの少年で、私が国際電話を掛けられず困っていたところを見て、うち(絨毯屋)においで、日本語が話せる奴も居るから助けてあげるというのでした。
その絨毯屋もやはり、ファミリーです。出てきたのは、中学生の少年でしたが、日本語がぺらぺらです。絨毯屋のような豊かなファミリーでは、若い息子達を日本語学校に通わせて、将来の仕事に直結させるのでした。彼らは日本が話せる上、その絨毯屋の次の世代ということで、中学生にして、他の大人の従業員に指示を出すほどの権限と能力を持っていました(これだけで、驚きの社会ですね!)。


人にはいろいろ居て、見方も居れば、敵も居る! 単なる人間不審をしている場合ではなく、自分の判断力と交渉力が大切だと思い出すことが出来たのです。

この日と次の日に掛けて、現地旅行代理店で、ブダペスト(ハンガリー)行きの往復航空券を取り、予定どうり、一旦、4日目から4日ほどのハンガリー小旅行をすることができました。

3日目は、衝心旅行とでも言いましょうか? ボスポラス湾のクルーズに出掛けました。エミノニュという埠頭から、フェリーに乗って、黒海付近までの観光船です。黒海が見えたことに感動しました。

他は、エミノニュには、名物の「鯖サンド」という食べ物が売っています。ボスポラス湾で取れた鯖を船の上で塩焼きにして、フランスパンのようなパンに挟むのです。味は、日本の鯖とまったく同じ。それのパン挟みを想像してもらえばいいのです。まあ、美味しいです。臭み取りとして、生の玉葱刻みとレモン汁が置いてあり、好みで使うのです。私は、この旅行で3回ぐらい食べました。観光客目当てなので、200円ぐらいと高めには思いました。

トルコ サバサンド

他には、ムール貝を調理して露店で売られていますが、、、これも名物! 一度は食べて見よう! ・・・


 案の定、宿に帰ってから下痢が来ました。
これも幸い数時間の下痢で済みました。

トルコ ミディ(ムール貝)売り

そんなこんなで、初めてのイスタンブールでの3日は、ムダにか、あるいは波乱万丈にか過ぎて行きました。





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最終更新日  2015.08.25 21:25:12
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