今が生死

今が生死

2019.02.05
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テーマ: 児童虐待(213)
カテゴリ: 事件
昨日10歳の少女を殺した父親の共犯者として母親(31才)も逮捕された。一緒にいたのに暴力を振るっている父親を止めなかった、もしくは警察に通報しなかった罪と言うことらしいがとてもそのような状況ではなかったと思う。母親も暴力を振るわれていたに違いない。怖くて何もできなかったというのが実情だと思う。少女が父親の暴力について書いたアンケート用紙を渡せと父親に迫られた教育委員会がそのあまりの剣幕に恐怖を感じて渡してしまったとのことだがそれはしてはならないことだと分かっていても恐怖にかられて言うことに従わざるをえなかったのだと思う。
父親自身は普通に会社勤めをしていて問題がなかった人のように見えるが理性や常識を司る前頭葉や側頭葉に障害がでる病気(前頭側頭型認知症)の初期段階ではないかと思う。この病気は他者への共感や感情移入が出来なくなり、周囲への気配りがなく家族とも情緒的交流が出来なくなり相手を思いやることが出来なくて自分の気の向くままに行動してしまう病気である。
これから健康診断などで明らかになっていくと思うが病気にかかっていた、もしくは病気になりつつある状態だったと思われる。相手の苦痛などが想像できない人ほど怖い人はいない。今回携わった周りの人達は恐怖で何も出来なかったというのが実情だと思う。亡くなった少女はどんなに悔やみ嘆いても帰ってこない。次に大事なのはこの父親の治療だと思う。





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Last updated  2019.02.05 18:26:25
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