いわぴいのドラマ日記

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May 16, 2006

ドラマ・ブスの瞳に恋してる　～第６回～

(4)

テーマ：どんなテレビを見ました？(79905)

カテゴリ：ドラマ

エビちゃんには勝ったはずなんですけどねぇ・・・。最強の伏兵が美幸の前に現れてしまったわけですから、美幸にとってはかなり厳しい状況になってしまいました。まさに信号が青に変わったにもかかわらず、機械の故障で赤に舞い戻ってしまったような印象だったんじゃないでしょうか？誕生日プレゼントのサマーニットを持って嬉しい気分に浸っていたはずの美幸が、橋の上で抱き合うおさむと美也子を見たときにはどんな気分だったんでしょうか？プレゼントを落とすだけじゃないほどの衝撃だったでしょうね・・・。

　美幸が女の格言集をおさむに贈ったことで大きくというよりも完全におさむの気持ちは美幸に傾いたはずだったんですが、脚本家として舞い戻ってきた美也子と鉢合わせしてしまったことで運命の糸はさらに複雑に絡み合ってしまったようでしたね。一度は美也子を振り切って美幸のところに駆けつけたおさむでしたが、７年間思い続けた女性が目の前に現れてしまったことで、すべてが変わってしまったように思えました。

　そんなおさむの気持ちとは関係なく、「また会いたい」と言われた美幸は完全に舞い上がってしまってましたね。完全敗北かと思われた後の大逆転だっただけに仕方のないことかもしれませんが・・・。誕生日のことを聞きつけて手作りのプレゼントを作ろうとしたり、まさに春がやってきた喜びでいっぱいの彼女を見ているとこちらも嬉しくなってしまいましたね。見ているほうとしては、おさむの気持ちの揺れ動きも気になりましたが・・・。

エビちゃんはおさむのことがばれてしまったことで、仕事とおさむとどちらを取るのかの選択に迫られていましたが、結局仕事を取ることになってしまいましたね。ステータスが大事な彼女にしてみれば当然とも思えましたが、「そんなに大ごとなんだ・・・」とあっけらかんと話す彼女には唖然としてしまいました。そのおかげで美幸の手元に勝利が飛び込んできたところまではよかったはずなんですけどね・・・。

　エビちゃんとは違って７年前美也子が女優としての大チャンスをつかんだときに同じ選択を迫られたとき、美也子はどちらも選べなかったんですね。事務所の圧力がかかって、おさむを守るために泣く泣く仕事からもおさむからも離れなければならなかった美也子の気持ちを思うと本当に辛いですよね。確かにおさむは７年間、美也子を思い続けていたかもしれませんが、美也子はすべてがわかった上でおさむから離れたわけですからさらに辛かったことでしょう。渡す当てもないプレゼントを毎年買う時、美也子は一体何を思っていたんでしょうか？

　そんな自分を守るためという真実を知ったときにおさむの心は完全に氷解したんでしょうね。もう抑えようにも抑えられないと言う気持ちだったんじゃないでしょうか？あの瞬間は美幸のことは露ほども脳裏には描かれていなかったでしょうね。なくしたものをやっと取り戻せたと言うそんな気分だったんじゃないでしょうか？美幸も頑張ってほしいですが、なんだか今の二人も幸せにしてあげたいような気分になってしまいましたねぇ・・・。これからどんな展開が待っているのか、見たいような見たくないような複雑な気分です・・・。

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