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2008年01月17日
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info.shogatsu.sepia.s.

●第三回

「府中刑務所 周辺」

        (名刑事・平塚八兵衛氏をリスペクトして
         「べらんめえ口調」でお送りしています)



●今回はちとマニアックな話題なんで、興味のない方は遠慮なくとばしてくんなよ。

さて、府中刑務所裏の学園通り、犯行現場の先には昔から同じ姿の
              歩道橋が架かってんだが・・



sso.hodoukyou[2]

  この歩道橋、
  小学校と刑務
  所の間、という
  場所がらなのか、
  パネルでおおわ
  れて外が見えな
  いタイプだ。

  だが今回の我々
  の捜査(笑)に
  より、所々に3
  センチ四方ほど
  の隙間があるの
  が判明したんだ
  な。 

  前回のツッチー
  刑事の写真は
  ここから撮影
  したわけだ。

  刑務所内も
  激写したりした
  が、よひこの
  みんなは真似
  しないでね。 


(1975年頃・小説男氏撮影)

          ●で、次に我々が着目したのが刑務所の塀だ。現在は明るい色の塀に
          全て「交換されてる」と思ってたんだが・・ (※注・08年1月現在)



info.genba.kodomo.258x352.info.hei.danmen.304x352[1]

    ▲実際には左写真の監視塔の部分でバッサリ切断されてんだ。 (発見者・ツッチ-刑事)


右写真にその断面が見えるよな。周囲の塀を全て見たわけじゃないが、ここから
       歩道橋を通り過ぎ、府中街道を左に折れた辺りまで昔の塀を塗り替えて使ってる
       のが確認できた。 あちこちヒビ割れだらけだよ。交換された部分はパネル式だな。



info.keimusiyo.s.288x216[1]  昔はこの塀の角から、いきなり歩道が
  狭かった。しかし、それじゃあ暗い
  色の塀と相まって威圧感丸出しだ。

  そこでどうしたかっつうと
  ここから塀を2mほど刑務所の敷地内に
  移動して歩道を広く取り、緑を増やし、
  歩道中央にはベンチなんざ置いて市民の
  いこいの場にしちまおうってえんだから
  府中市もこんち憎いじゃネエか、ええ?
  まったく。

  おっと、べらんめえ口調を通り越して
  落語家みてえになっちまったな。



      ●ところで、この第一現場で事件の際、現金輸送車の後ろを「ミツウロコ・プロパン」
      というガス会社のトラックが走っていたのを御存知だと思うが、恥ずかしながら
      俺はそれがどこにあるのか知らなかった。


info.mituuroko.tizu.288x216.info.mitsuurokowanamaikida.


      それがまさか、刑務所から目と鼻の先にあったとはたまげたねえ。
府中街道をはさんだ、東芝府中工場側の角だよ。
      現在の正式名称は 「西東京ミツウロコ(株)府中事業所」 だそうだ。

      これまたツッチー刑事がインターネットとかいう文明の利器で事前に調べをつけてたよ。

      おまけにだ、犯人が偽白バイに使った「トランジスタ・メガホン」の捜査で、容疑のかかった
      1台を質屋に入れていた男がこの「ミツウロコ」の元社員だったことが判明してる。
      三億円事件にはこうした不思議な偶然が数多いんだよなあ。



●次回は府中街道を北上、逃走犯人が入り込んだ現・デニーズの路地まで行くよ。
                                         (「デズニー」じゃないよ)





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最終更新日  2010年10月29日 11時06分59秒
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人がコメント書いているうちに、記事の更新ですかぁ?  
クロベエ さん
まったく、油断も隙もあったもんじゃない(笑) これじゃあ、腰を落ち着けてコメント出来ないじゃないですか。なーんて、冗談です。更新、お疲れ様です。

小説男さんの現場写真も風情があってイイけど、ヒラ塚特兵衛さん、刑務所の塀の切れ目、スッゴイ写真じゃないですか。いや、発見したツッチーさんを褒めるべきですね。
私、本当に毎年現場へ行ってますが、塀の断面なんて今までまったく気づきませんでした。そっかぁ、今度注意して見てみようっと。

ガス会社。
私の方から現場に向かうと(東名経由、ナビ誘導)、通り道に当たるんですよね。だから、新鮮さはないですが、関東方面の方は逆方向になるから気づきにくいんでしょうね。あんなに近くにあるのに……。

ちなみに、43年12月20日付けの毎日新聞で「幌付きの軽四輪の存在が判明。これは遮蔽役か?」っていう記事があります。
私も以前、コレに関して少々コメントしましたけど、これが実はミツウロコのトラック。
ということは、『31年目の真実――』をはじめ、参考本の多くに書かれている「幌付きトラックは共犯者が乗った――」は誤りということになります。
これも、新聞はちゃんと顛末を載せるべき。と、私は声を大にして言います。 (2008年01月18日 00時00分27秒)

記事の訂正  
クロベエ さん
トラメガを質入したのは、「元」社員です。質入した当時は自称・料理人、でした。仲間がワルばっかり。しかも身内まで……。
このコメントが気に入らないのなら、ご本人さん、是非ここで反論を! (2008年01月18日 00時04分23秒)

女性刑事といえばGメン'75の速水刑事(;´Д`)  
KE10 さん
クロベエさん資料のご提示ありがとうございます。
同期の男性と比べても優秀な方でなければ配属されない難関なポジションだったのでしょうね。
その割には'70~の刑事ドラマでは女性の愛らしさを表現したかったのか、少々ドジっ娘に描かれる事が多かった様に感じますね。
(お題に揚げた森マリア演じる速水刑事なんてその典型ですね。私にはモロタイプだったけどw)
こりゃ是非、カツ丼を食しながらお話を伺ってみたいですね!

特兵衛さん
日常に基地と呼んでいなかったのは地域的に調布からわりと離れていたからであって飛行場周辺では基地と呼ばれていたのかも知れませんね。
また当地は比較的早くに返還され民生飛行場として存在したことも理由の一つかも知れませんね。
少々気になって調べたら、当地は戦時中【三式戦闘機 飛燕】が配備され大戦末期には本土へ攻めてくるB-29への迎撃任務を行った【飛行第244戦隊】が編成されていた基地だったのですね。
戦記等に疎い私ですが、亡くなった祖父からこちらの部隊の武勇伝を教えてもらった思い出が蘇ってきましたね。
ところでシンガーソングライターの(笑)由美さん、あの方も日常では【飛行場】と呼ぶ地域にお住まいだったはず、多分正隆氏が彼女を送るドライブデート中に得意げに飛行場の由来などを語った御蔭で名曲が誕生したのでしょうねw

せっかく特兵衛さんがページ更新されたのにまたもや本件とは関係ない話題になってしまい皆さん申し訳ありませすです。 (2008年01月18日 00時41分35秒)

心霊写真のあの人は~、冷たい眼をしている~ Byまっとうや、むーみん  
クロベエ さん
KE10さん。
由美さんに食いつくクロベエです(笑)

先程マニアの方からメールを頂き、「当時、調布飛行場辺りをお役人言葉で、基地と読んでいた」という情報でした。
私は耳にしたことがないので、イマイチよくわかりませんが、「あめりかぐん」とか「あめりか村」とか「キャンプ」とか、あの界隈には米軍と関係する呼び名の場所が結構あったんですよね。これも「時代柄」んでしょうね。
「米軍」「学生運動」、当時の時代背景も、現代っ子の少年Bには判らないだろうなあ(笑)

あ、でも私、「森マリア演じる速水刑事」知らないんです。私の時代の女性刑事だと、シンコ(内田信子役・関根恵子)くらいかな~。
(2008年01月18日 00時59分27秒)

なっとうや うに  
「ミツウロコ」ってヘンな名前ですよね。「三菱」とか「三ツ矢」なら分かるけど。

記事の「塀の断面」の写真の上部に「監視カメラ」がありますよね。きっと私とツッチーさんの顔は
刑務所内の特大モニター画面に大写しになっていたことでしょう(笑)

そういえば、私のユーミンの思い出といえば、中学の頃、土曜の夜にラジオをつけっ放しで寝ると
翌朝、いきなり「♪ ソ~フトエクレア~ 風のセッロッファンでえ~」とスットンキョウな歌声で起こされたこと。(笑)

ところでうっかり八兵衛さんが「関東村」に関するサイトを紹介して下さいました。興味のある方はどうぞ。

http://www.tomosakata.com/kantomura1.htm

----
(2008年01月18日 10時56分14秒)

きゅうり、ナス、椎茸で「みつやさいだー」が作れます。  
クロベエ さん
三つ野菜だぁ~。なーんてね、失礼すますた!!

ヒラ塚特兵衛さん、うっかり八兵衛さん、興味深い参考URLありがとうございました。

ヒラ塚特兵衛さん。
ミツウロコ……。有名な会社の名前にケチを付けてはダメですよ。
社名の由来、以前聞いたような気がします。確か、海の神・水(波)の神・竜神を顕す三つの鱗。だったような気がします。
三つ鱗の紋所は、北条氏の紋所でも有名です。何か関係があるのかしら???
(2008年01月18日 13時18分02秒)

出遅れました。  
ツッチー刑事 さん
ヒラ塚特兵衛様
毎回記事で持ち上げていただいて、ありがとうございます。今思えば、府中工場の入り口も撮影したかったですね・・・。

KE10様
飛行第244戦隊って、三式戦でB-29に馬乗りしながらも帰還したって言う武勇伝、ありませんでしたっけ??

お風呂入ってこよっと!!

(2008年01月18日 22時12分11秒)

Re:出遅れました。(01/17)  
ツッチー刑事さん
東芝府中工場の入り口は歩いても歩いてもたどり着かず、断念しましたね。あともうちょいだったみたいですが。

ところで刑務所の壁の断面写真、ずれた壁の間をふさぐ鉄板が左側にありますが、これ、普通のプラスネジで付けてあるだけ。(笑)
まあ、いくらなんでも内側からは外れないと思いますが。

そういえば、昔は日本でもよく刑務所から脱獄するヤカラがいましたが最近はとんと聞かなくなりましたね。
まあ、実際、逃げおおすのが困難な事や、シャバより居心地がいいからでしょうか。

私は自称・刑務所研究家でもありますが、(笑)代表的な脱獄の手口と言えば、
「出入りの業者のトラックの下にクモのように張り付いて脱出」
「仲間に塀の外からロープを投げ入れてもらう」などのほか、一番驚いたのは
「『濡れ手拭い』を塀に叩きつけて貼り付け、勢いよく駆け上がる」といもの。
「そんな事出来るのか?」と思いますがホントにやった奴がいるらしい・・。

----- (2008年01月19日 21時30分45秒)

おひさしぶりです  
小説男 さん
クロベエ本部長、嘱託の身分をよいことに勝手ながら長期休暇をとらせていただいておりました。
特兵衛総監、ようやく関係筋のお方が登場されましたね。
ブログへの直接関与までには至ってないにせよ、お嬢さん刑事とは、やはり目の付け所が深い!?(笑)
何とかブログのほうにも顔出しされて関係筋の「輪」を拡げる方向で頑張っていただければ、再捜査本部にとってこれほど心強いことはないのですけどね。

「お願いしますよ、お銀さん!(勝手に名前をつけてる :汗) 調布方向ならもしかして、ナマの脅迫状なんかイヤになるほど拝まれていらっしゃるんじゃないですか?(涎)
再捜査本部へご出頭、じゃなくご参加のほど切にお願い致す次第でござりまする!!」

それはそうとツッチー刑事! 
研修も一区切りついたとみえて、いよいよ前線捜査の様相ですな。特兵衛自称ヒラ刑事のご指導に遅怠なく耳を傾けていないと、唐突に片肌脱いで出てきますぞ、「総監」と彫りぬかれた桜吹雪が!(笑)

それにランラン刑事(やはり勝手に名前をつけてる :汗)のご登場も待ち遠しいし・・・
いやはや年が明けて、急に華やかになってきましたな再捜査本部も、
ねえ、クロベエ本部長!

とにかく若手刑事のご活躍には・・・ ホネが芯から休まるというものですよ、老嘱託としては。(笑)

ところで・・・
(2008年01月20日 11時46分16秒)

ヒマをみつけては  
小説男 さん
宝の山でもの思いに耽ったり、いろいろと組み合わせてはイジクってみたりなんぞ(何を!?)していたのですが・・・

やはり結論としては、時間的折り合いがつかないということで決着いたしました。(涙)

いえね、問題提起としてはけっこうイケそうな形が見えてくるのですが、また議論のネタとしても様々な観点が掘り起こせそうな気運に満ち溢れてはいるのですが・・・
なにせ、下ごしらえに時間がかかり過ぎる!
いやはや1年間の長丁場を考えるとなると、やはり無理なんですな。(再涙)

そこで、特兵衛総監、クロベエ本部長、ならびに再捜査本部の皆さん、
この40周年を迎えるに当たって、私に果たせる役割をいろいろと考えてみたのですが・・・

「もしお許しをいただけるなら」という前提のもとで・・・
「小説男」というそのHNのごとくに、一度は断念していたはずの下手な小説を連載しようかと思うのですけど、
いかがなものでしょうか?

いえいえね、前にも申し上げましたとおり不純なフィクションが入りますし、犯人は「現役警察官」ですし(笑)、内容もかなり(どころか甚だしく)矛盾した形にはなると思いますし、そのうえ致命的・壊滅的(誰かが言ってましたが)な欠陥と致しまして「ハラハラ・ドキドキ」がまったく無い!(爆)

そりゃあ、非難ゴーゴー・不満ブーブーのお声は火を見るよりも明らかなんですけども、

それでもよくよく(くよくよ)考えてみますと・・・
(2008年01月20日 11時58分22秒)

イントロ?の部分を除くと、  
小説男 さん
どういうわけか「編年体」になっているんですよね、これが。(笑)

だったら、犯人の(客観的な)動きが時系列に追えるわけですし、クロベエ本部長からの補足や蛇足や訂正や文句や解説も入れやすくなりますし、いわゆる「間違い探し」や「揚げ足取り」の格好の材料にもなりうる! ひいては、その矛盾が引き金となって、新しい事実や見方が浮上してくる可能性だってありうる! 小泉政権時代の石原さんじゃないですが、もしかして本部長が仰っていた「一つの説を提示する」という意味合いのもとでの「サンドバック」的な役割が果たせるかもしれないと思い直したってなわけでして・・・

それに、更によくよく(くよくよ)考えてみますと、どうせ800文字以内一回ぽっきりの(1週5回程度を目標にはしていますが)、原則不定期で12月頃までののーんびりした連載を考えていますので、面白くなくて辟易するといわれる方々は「スルー」されれば目障りにもならない!(笑)ってな言い逃れ的気休めも考えられるわけでして・・・

クロベエ本部長が大々的な「資料展」を開かれ、Mont.Akagiさんさえ大切な資料の提供をして下さるってなときに、何かしなくてはと焦る私にできることといえば、まぁこれくらいのことかな~~  などと宝の山で次第に収束して行ったってなわけですけれども・・・

ブログオーナーであるヒラ塚特兵衛総監、いかがなものでございましょうか?
嘱託としてこの任務、この小説男にやらせていただいても構わないでしょうかねぇ?

また、クロベエ本部長をはじめとする再捜査本部員の皆さん、マニアの方々、
「やめとけ!」というご忠告はありや、なしや?

いえ、たとえ恥さらしを始めたに致しましても、その種のお声を拝聴いたしましたあかつきには、即連載中止にはするつもりなんですけどもね、心積もりとしては・・・(笑)


(2008年01月20日 12時15分32秒)

小説男さん 小説の件。私は応援します~!  
クロベエ さん
やっぱり、三億円の残り金でハワイ辺りで優雅に年始を過ごして来た……別けないか(笑)

小説の件。
是非、お願いします。むろん、私としては総てを文句なしに受け入れるのではなく、検証の「たたき台」にさせてほしいのです。
さて、その掲載方法ですが……。
コメント欄では800文字と言う制限があります。これ、相当に辛いです。もちろん、コメント欄でも差し支えないでしょうけど。

ヒラ塚特兵衛さんが記事として掲載してくださるのが一番いいかもしれませんが、それでも文字数や、考案中の次回記事等などの問題もあるでしょう。
私が別途、掲載用にホームページをリンクしても構いません。あるいは、PDFファイルに変換して、読みたい方がダウンロードするという手があるかもしれません。
方法はとにかく、是非、お願いしたいと思います。実は、私のところに「小説男さんに頼んで、小説を掲載してください」というメールが沢山来ているのです。
(2008年01月20日 13時54分31秒)

ついでに、と言っちゃあ申し訳ないですが……  
クロベエ さん
資料展を真剣に考えているのですが……。

本ブログに勝る資料展の方法が考え付きません。
だって、記事を遡れは写真もコメントも見れる訳だし……。

私の考えたものは――
トップページに三億円事件の概要。
 リンクを貼って、
「遺留品・詳細(写真や説明)」
「関連地図」
「証言」・「新聞報道」
「関係年表」・「捜査本部体制年表」
「パトロール氏・小説男氏」をはじめ、マニアの方から提供された参考写真展示」

 などのページを作り、さらに、そこから本ブログの関係記事やコメント欄に辿れるようにリンク張りするような形を考えたのですが……。
 つまり、資料展はある意味「参考本」で、そこから、随時、このアナロブログの該当記事に飛ぶことが出来る――。
 他に、どのような効果的方法があるでしょうか。皆さんの意見をください。
 m(__)m (2008年01月20日 14時04分41秒)

小説男さんへ  
せっかちなクロベエ さん
あ、私は早トチリしていたようです。

>どうせ800文字以内一回ぽっきりの(1週5回程度を目標にはしていますが)、原則不定期で12月頃までののーんびりした連載を考えています

 了解です。
 小説男さんの小説が読めるということで、私は舞い上がっていたようです、すみません。

 連載形式、文字制限が問題とならないのなら、この方法もいいですかね。って、私は何度もこの文字制限の為に泣く泣くストーリーを削ったという経緯があるもので……。
 じっくり、掲載してもらえば、そのほうが「じれったくて」いいかもしれませんね(笑)。私のようなセッカチはイライラするでしょうけど(笑)。
 ただ、一括掲載することも一度お考えください。
 文字数に捉われず、好きなように書けるよう、私に出来ることは何でも協力しますので。 (2008年01月20日 14時40分46秒)

あ、ちょっと目を離してたら・・  
小説男さん、おひさしぶりです。
小説の件、ぜひよろしくお願いします!!

・・そうですね、コメント欄だとせっかくの作品が通常のコメントとごちゃ混ぜになりますね。

掲載方法はクロベエさんにお任せします。(私はHPへのリンクがよろしいかと思いますが)

-----

(2008年01月20日 14時57分56秒)

さあ、花火は打ち上げたものの・・・  
小説男 さん
クロベエ本部長、

>連載形式、文字制限が問題とならないのなら、この方法もいいですかね。
>そのほうが「じれったくて」いいかもしれませんね(笑)。

ヒラ塚特兵衛総監、

>コメント欄だとせっかくの作品が通常のコメントとごちゃ混ぜになりますね。

→出し入れ調整には難しい面があるかもしれませんが、小説の原稿をPCに保存していない、
すなわち1回分ずつキーボードを叩いてえっちらこっちら入力していこうってな寸法の私としては、むしろコメント欄のほうが負担が少なくて楽ですし、おそらくは読み手の方にとっても同様に負荷がかからなくて楽だと思いますよ。

なにせ私としては辻褄が多少合わなくてもホワ~ッと誤魔化せるでしょうし、読み手の方にしてみれば「飽き」がくる前にサッと終わっちゃいますからね。(笑)

信じられないでしょうが、何の準備もなしに行き当たりバッタリ出たとこ勝負でやってみよーってな了見ですから、ホントに12月までやる気をキープできるのかどうか、小説が沈没しないで済むのかどうか、そのへんのところすらかなり怪しいってなもので・・・(汗)

そして実のところ・・・


(2008年01月20日 16時25分54秒)

最近、  
小説男 さん
どころか、
正確には脱稿以来ず~っと自作をまともに読み返す機会など全然なかったもので、シンジラレナーイでしょうが、筋がどう展開していくのかも未知数ってなわけでして・・・
先行き、こりゃあ~、アメリカ経済の見通しどころの話じゃないかもしれないでっせ。(泣)というのが正直なところなのです、ハイ。(笑)

つけ加えるなら、このブログに登場した時の初心に戻って小説をいじくりまわさなければならない破目に陥ったってなわけでもありまして(マジで)・・・ それでも宝の山に分け入るよりはず~っと楽なことだけは確かなようなので・・・ 
って、今自分を慰めているところなのですが。(汗)

しかし、まぁ一旦口にしたからには、ブログが賑わいさえすればソレで「ええじゃないか」ってな実に浅薄な了見で、また、老齢の身に何か刺激的な義務を課すのもボケ防止になるかも知れな~い、なんて楽天的な見通しで見切り発車をしたいと思いますので、どうか刺身のツマみたいな感覚で読み流してくださいね。
そうですな~
今思いついたのですが、「スルー連載」ということで番号をつけて行くことに致しますから、どうか気楽にスルーしてくださいね。(笑)

とは言ったものの、さあ、その番号の数字がどこまで伸びていくものやら・・・~j~(?) 

それから、できるだけブログの進行が止まっているところを狙って書き込むようには致しますので、そのへんのところを・・・  ヨロシ~~ク(泣)


(2008年01月20日 16時47分03秒)

た~まや~~!!  
うっかり八兵衛 さん
皆さんご無沙汰しております。うっかり八兵衛です。
御隠居が大花火を打ち上げると聞いて、すっ飛んで参りました。
某国営放送の大シ可ドラマみたいなるのでしょうか??
あおいちゃんも登場したりして(^_^;)
楽しみにしておりますので頑張って下さい。
敬礼('◇')ゞ (2008年01月20日 18時24分49秒)

うぉーっし、小説男さんがその気になったぞ!  
クロベエ さん
小説男さん。
コメント欄を使用しての「その場入力?」。了解しました。
どうぞ、マイペースでお書きください。

尚、コメント欄が停滞したときに小説を投稿されるということですが、それは逆ですよ。
新鮮なネタが無いから、私も含めて皆さん、あの手この手でブログを活性化させようとしているのです。
どうぞ、割り込んで書いてください。
タイトルに番号でも振っていただければ、後からでも検索しやすいでしょうから……。
誰もスルーなんてしやしませんよ。だって、小説男さんの年季は私とは「月とスッポン」ですから(笑)
ボケ防止――理由など要りません。ご自身が愉しんで書ければ、それが一番「スゴイ出来」になるかと思います。
 って、オーナーであるヒラ塚特兵衛さんを差し置いて好き勝手なことを言っているクロベエです。

でも、ヒラ塚特兵衛総監も、同じ意見だと思いますよ。
(^_-)-☆    (^_^)v (2008年01月20日 18時29分16秒)

待ちに待った「しゃかぽん」、到着~!  
クロベエ さん
本日、しゃかぽんが届きました。
実は近くの書店では売れきれで、ヒラ塚特兵衛さんがリンク貼ってくれたブックストアから購入したのですが、ここでも在庫がなく、一週間ほど待たされました。

ところがなんと、来た本を息子が見て「なんだ、これなら担任が買って教室にあるよ」と言うではありませんか。だったら、借りてくればよかった……。何せ私は昨年までPTA会長だったので、その地位を利用して――な~んてね。

ところで、三億円記事、小学生に対しては専門的ですね。真面目な対応とういうことで感心しました。

記事に使われている写真、何度か目にしたことがあります。これ、朝日新聞社所蔵の写真です。でも、新聞(朝刊・夕刊)には使われていないものばかりですね。
例の「紙袋」がもう少しはっきり写っていると良かったのですが……。
それにしても、あの「雨の追憶――」著者のむらき氏がイラストを書いているじゃないですか。このしゃかぽん、あなどれないなあ。それにしても氏のイラストは味がある。できればもっと大写しにしてほしかったです。

このしゃかぽんに関しては、まだ言いたいことがありますので
【続きます】 (2008年01月20日 20時57分20秒)

しゃかぽん――さいたにさんへ   
クロベエ さん
これも奇遇というやつでしょうか。

しゃかぽん37号には「三億円事件」と「坂本竜馬」の記事が載っています。

坂本竜馬の本家は財商の「才谷家」
そして坂本竜馬は京都で活動する上で変名に「才谷梅太郎」と名乗ってました。

さいたにさん。
貴方はここからHNをお取りになったのでしょう?
つまり、四国出身。
そして貴方は自他共に認める、坂本竜馬を崇拝するお方。
前回、そのことを私が暗に突付いたから、その後貴方は登場しなくなった――違いますか? いや、違うとは言わせませんよ。だって、私は貴方に何度かお会いしてますから……。

話は変わりますが、さいたにさん。
小説男さんが自説(現職警官説)を込めた小説を近々このコメント欄に掲載してくれます。
当時の関係者の一人として、是非、貴方には感想を頂きたい。
この場で返事をくれといっても、それは叶わぬことでしょう。
==========
しっかし、才谷さんや。
おまんが、このブログをずっと観ちょることをわしはしっちゅう。
このクロベエ、いつまでも待っちょるきに、出てきておーせや。 (2008年01月20日 21時11分40秒)

KE10さんへ そして、駅前お蕎麦屋の看板お姉さんへ  
クロベエ さん
Gメン75の速水刑事は私の思っている女優とは違いました。
私のGメン75の女性刑事は「響圭子刑事:藤田美保子」なんですよ。
この藤田美保子、NHKの「鳩子の海」で、斉藤こずえが大人になったときの役をしていた女優です。って、KE10さんは御存知ないでしょうね~。
ヒラ塚特兵衛さんや小説男さんならご存知ですよね、鳩子の海。
日本よ、日本。我等の日本♪
斉藤こずえが口ずさんでいた唄。うーん、懐かしい。
って、三億円事件とはまったく関係ない話でしたが、実は、お蕎麦屋の看板お姉さん(元刑事)へのお誘いなんですよ。
お姉さん以外にも、このブログを観てくれている当時の関係者が居ます。その方に登場していただくためにも、是非お姉さんのお話をお聞きしたいです。
コメント、よろしくお願いします。 (2008年01月20日 21時28分17秒)

小説男さんの小説の件、  
「掲示板」を御利用いただく、という手もあります。 制限文字数も同じなはずです。

ま、どちらをお選びいただくかは御自由です。で、このブログに「連載」していただき、ある程度溜まったら
私が「フリー・ページ」の方にまとめる、つまりブログ上で「単行本化」する(笑)というのはいかがでしょうか。

あ、クロベエさん、じつは大きな声では言えないのですが、今回の記事の第一現場の写真は、「しゃかぽん」の
三億円記事の1ページ目のを拝借してしまったのです。で、見出しの文字やイラスト部分をうまく塗りつぶし、
色を塗ったり遠くの自転車の人物を書き足したりと、「特殊技術」で処理したのです。くれぐれもナイショですよ。(笑)

さて、そろそろ、愛しのおねえさんにコメントの催促なぞに行かないといけないなあ・・。

----

(2008年01月20日 22時00分23秒)

ヒラ塚特兵衛さん  
クロベエ さん
フリーページというのは、左欄にあるやつですよね。
で、掲示板というのがよく解からないのです。
私って、お馬鹿?
ヒラ塚特兵衛さんが小説をまとめてくださるのはありがたいです。けど、私がやってもいいですよ。一定時期にまとめて、リンクページに載せるっていう方法。
いずれにしても、面白くなりそうな雰囲気がしますネ。 (2008年01月20日 22時49分08秒)

スルー連載1  
小説男 さん
 闇の告白


 序章

 電子音が不気味に交錯する集中治療室で、俺はベッドに横たわっていた。胴体には包帯が分厚く巻かれ、コードの帯が胸といわず手足といわず俺の体という体を雁字がらめに縛り上げている。生温かな空気が裸同然の皮膚を不愉快に嘗めまわし、中途半端な暗がりの中で色とりどりの波形があわただしく点滅しているのが薄ぼんやりと見えている。
 とにかく手術は終わっていた。
「あとは傷口が塞がるのを待つだけね」
 つい今しがた家路についた妻が残していった言葉だが、俺には痛いほどわかっている、彼女が無理やり笑顔を繕っていたことが。
「こりゃひどいな!」
 全身麻酔で聞こえるはずもない執刀医たちの会話が、紛れもなく俺の耳にこびりついているのだ。
「やっぱりスキルスですか」
「うん、手の施しようがないほど拡がっちゃってるね」
「どうします?」
「このまま閉じちゃおう」
 夢かもしれない。いや、夢だったら、どんなに幸せだろう。たとえ見返りに希望のない将来をお仕着せられようとも、俺はためらうことなく生き長らえるほうを選ぶだろう。しかし、口惜しいことにその可能性は万が一にもない。「スキルス」という医学用語がどういうことを意味するのか素人の俺にはわかるはずもないが、とにかく、俺のこの胃袋に巣食った出来物が悪性きわまりないということだけは確かなようなのだ。


(2008年01月21日 00時32分40秒)

小説男さんへ。 事件の本質とは全く関係ないことですが……。  
クロベエ さん
遂に真打の小説登場!
いいですねえ、ワクワクしちゃう。これぞミステリーの醍醐味っていう感じの序章ですね。
小説は現在まだ序章の段階ですから、事件の検証云々は時期尚早。また、今後の展開を推測することもできません。ですから、今回は小説の技法についてコメントします。だって、御作品が改稿後「モノになる」可能性は大ですからね。私も小説モドキを書いているので、小説男さんの文章力の高さは・読みやすさは前から想像していました。それを裏切らないどころか、想像以上ですね。

あの事件をドラマチックな小説に仕立てようとする場合、色々な手法があるかと思います。中でも、事実を忠実に書こうとする場合、ルポのようになる恐れが多分にあります。それを回避するためには
1現在起こった事件と、過去に起きた三億円事件をリンクさせる
2死期を間近にした犯人の回想という形で事件を展開させる

が、オーソドックスな方法だと思われます。実際、私が書いた小説も上記2の死期が迫った犯人が現場を訪れるという形になっています。そして、あることがきっかけで出会うことになった警察官へ告白、という形です。

【続きます】 (2008年01月21日 17時38分05秒)

どうも、この手の小説は真剣になってしまう……  
クロベエ さん
で、死の原因となると、やはり癌が一番都合がいい(小説上の話です、誤解されませんように)。
小説男さんは胃がんを選択。しかし、私は肺癌を選択しました。何故って? カローラに残された遺留品の煙草や、血液型に対する伏線です。それはともかく、この序章段階での私の希望を言わせてもらえれば、「リアルさをもう少し追求していただけたらなあ」と思います。
医者の言葉をもう少し詳細にさせて、例えば症状をステージで表現させるとか……。というか、実際にはMRIなどの予備検査(骨シンチ等)で、癌のステージは開腹前に明らかになっているのではないか、と。もちろん、主人公は現実な世界か夢の世界で医者の言葉を聞いているのか不明だから、今のままでも構わないのですけどね。

ストーリー上、気になる点が一つ。
私は犯人を「独り者」に設定しています。さらにその詳細としては「身内が死んだ」「犯人は生きることへの執着が無くなった」「死ぬ前に、関係場所と、無くなった人の墓参りをしたい」という内容です。しかし、どうやら小説男さんは家庭を持った人間を犯人として設定している。しかも、その犯人は「生・生きること」を望んでいる。これは私と全く正反対の構図です。それゆえに、今後の展開が大変愉しみです。
(2008年01月21日 17時38分48秒)

う~む、なるほど・・  
犯人も人の子、病気にだけは勝てなかったっちゅーわけですね。まあ、まだ犯人かどうか分からないわけですけど。(笑)

クロベエさんの小説、以前読ませていただきましたね。人間、病と老い、そして死は避けて通れない・・。

健康診断なぞ受けたこともない私にとって、身につまされる思いですわ。

小説男さん、引きつづき期待しております。

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(2008年01月21日 18時22分05秒)

あっ!!もう始まっちゃってる!!  
ツッチー刑事 さん
こんばんは!
小説男様
ランラン刑事も私も楽しみに読ませていただきます。

と、とりあえずお風呂入ってきます(汗)。



(2008年01月21日 22時13分58秒)

スルー連載2  
小説男 さん
 病気のことなどわかるはずもないが、職業柄、俺という患者に接する医師や看護師たちの態度をみればおのずと真実が透けてくる。今の俺の体がどういう状況に置かれているのか、恐ろしいほど見えるのだ。疑り深い俺という患者に「胃潰瘍」では通じぬとみたのだろう、「ごく初期の胃癌」ということで説明は済まされている。しかし、胃カメラやCTまでなら騙されるものを、MRなどという訳のわからぬ装置やラジオアイソトープを使った検査までやっておきながら、「ごく初期」とはお粗末な猿芝居だ。柄にもなく懇切丁寧な説明をほどこす医者にしても、下手な思いやりを押し付けてくる看護師にしても、俺にいわせると、彼らの挙動にはまるで工夫がなさ過ぎる。これでクロでなかったら、俺にはもう制服を着る資格さえないのかもしれない。
 決定的なのは妻百合子の態度だ。百合子は元来嘘のつけない質で、だからこそ俺と同じ職業を選び、俺と巡り会い、結婚する羽目になってしまったのだが、俺とは違い、心底真っ正直な性分で、どう取り繕ったところで嘘が見えてしまう。入院当初だったか上司が見舞いに来て、「そんなに長くはかからんのだろう?」と尋ねたときなど、返答を促す俺の視線に耐えかねたように「ええ・・、いえ・・」などとうろたえたものだ。あるいは、手術前に俺が「退院したらひとつ、二人して海外へでも行くか」とカマをかけると、なんとか頷いてはみせたもののつい顔をそむけて涙ぐむ始末で、あれでは、むしろ察知するなというほうが無理な話にちがいない。
 それゆえに、執刀医たちのあの会話が百歩譲って夢の中の出来事だったにせよ、俺の病が絶望的であるということには残念ながら嫌疑のかけようがないのである。


(2008年01月22日 00時41分38秒)

はじまりましたね  
KE10 さん
みなさんこんばんわ

小説男さんご苦労様です。

時はまだ現代、これから進む40年前の世界をどう見せていただけるかとてもワクワクしております。



(2008年01月22日 01時53分30秒)

はじめまして  
風月堂 さん
特兵衛総監さま、クロベエ本部長さま。

はじめまして、風月堂と申します。本プログのあまりのレベルの高さに躊躇しておりましたが、初めて書き込みさせていただきます。
クロベエさんは「新宿」に注目されていらっしゃるようですね。以前も話題に出たNとKの小説、どう考えてらっしゃるかとても興味があります。昨日、Kの小説を読み終えたのですが、意外な事実に気づきました。ここで白バイ実行犯とされてる男性の当時の恋人と伝えられる女性と私は偶然会っていたんです、5年ほど前に。同僚の結婚式でした。その頃に小説を読んでいたら・・・。当然なにも話してはくれなかったでしょうが・・・2年前に亡くなってしまいました。Nの小説の映画の登場人物のモデルにもなっていたんではなかったかな。新宿ではわりと有名な女性だったみたいです。あの頃、NとKの小説を読んでさえいたら、もしかしたら一つの仮説をルール・アウトできたかもしれないのに・・・残念です。 (2008年01月22日 12時41分03秒)

人の小説には鋭いツッコミをしまっせ~。  
クロベエ さん
いや~、私の前回のコメントは「先走り」だったようですね。失礼しました。m(__)m

やっぱ、小説男さんは心得ている。専門用語は素人の患者の立場から書いたほうが、読者には判り易いですからね。

この「スルー連載2」(なんか、おかしなタイトルで困ってしまいますが)で、主人公が警察官だということが判りかけてきました。でも、現職ということには少々驚きました。いや、退職した後の回想だと勝手に予想していたので……。

 となると、ここまでの時制はいつに設定されているのでしょうかね? 今現在(つまり、平成20年)付近なのかな……。
 文中に「MR」「看護師」という、比較的新しい語句が使われていることからすると、時制は「現在」付近となりますが、そうなると、現在主人公が退職間際の年齢だと設定しても、犯行時は20歳辺り……。
 ま、そのうちに整合性がつくように書かれるとは思うのですが、せっかちなクロベエは気になって仕方ないのです(笑) (2008年01月22日 12時50分27秒)

風月堂さん、はじめまして  
クロベエ さん
クロベエです。今後ともヨロシクお願いいたします。

>白バイ実行犯とされてる男性の当時の恋人と伝えられる女性と私は偶然会っていたんです、5年ほど前に。同僚の結婚式でした。その頃に小説を読んでいたら・・・。

 ※お! 非常に興味深い話です。

>2年前に亡くなってしまいました。Nの小説の映画の登場人物のモデルにもなっていたんではなかったかな。新宿ではわりと有名な女性だったみたいです。
 ※うーん、その女性って誰のことかなあ。というのは、実行犯を誰として推定するかによって、当然ながら女性の名前も変わってくるからです。普通で考えれば「△◇○城」さん(ニックネーム)だと思うのですが……。
風月堂さんが実行犯とする人物のイニシャルは「I・T」氏でしょうか? それとも違う人物なのか……。

ただ、「2年前に亡くなった」というのが私には判りません。最近、そちらの情報を追いかけていないもので――
ということで、差し障りの無い情報で結構です、もう少し教えてくれませんでしょうか。 (2008年01月22日 13時05分07秒)

新宿  
風月堂 さん
クロベエさま

風月堂です。ご想像のとおり、「IT氏」です。彼はかなり女性にモテたらしいですし、亡くなった女性が彼女だった、というのも伝聞ですから確証はありません。元女優で70年頃から新宿でお店を開いていたようですね。2004年末くらいにフジTVにお店のほうが取材されてたみたいです。(もちろん三億円とは関係無しのテーマで。)

(2008年01月22日 13時15分24秒)

おっと!  
うっかり八兵衛 さん
皆さんこんにち わ
昇進試験に落第したうっかり八兵衛です。昇進試験の問1にハンチング帽のことがありましたよね?そこで本部長に質問が御座います。
『真犯人』『初恋』には芥川賞作家が登場します。私はその作家を調べていくうちに、事件当時ジャズ喫茶に出入りしていた人物『I氏』に注目せざるを得なくなりました。
この『I氏』とは、事件前に交通事故を起してしまい失意のまま帰郷を余儀なくされます。『I氏』のトレードマーク?は蝶印。そして、ハンチング帽にあった蝶印と偽白バイの傷跡……。
そこで私は次のような仮説を立ててみました。偽白バイの傷を作ったのは『I氏』。実行犯は『I氏』を想定していたが、『I氏』の怪我により急遽代役が必要となる。代役は『I氏』を慕っており、氏へのメッセージとして第一現場にあの帽子を意図的に落してきたのではないかと。
いかがでしょうか、本部長。
偶然にも同じようなことをお感じになられるお方がいらっしゃるとは……
敬礼('◇')ゞ (2008年01月22日 13時19分52秒)

ぎょえ~! 二人から尺玉花火が打ち上げられた~  
クロベエ さん
風月堂さん、そして、うっかり八兵衛さん。
どうして今になってI氏のことが出てくるの(涙)。
せっかく、忘れようとしていたのに……。

風月堂さん。うっかり八兵衛さんに対する私のお答えをごらんください。

>この『I氏』とは、事件前に交通事故を起してしまい失意のまま帰郷を余儀なくされます。『I氏』のトレードマーク?は蝶印。そして、ハンチング帽にあった蝶印と偽白バイの傷跡……。

 ※確かにI氏は交通事故が原因で帰郷されていたようです。しかも、その事故は相当酷く、内臓までやられた――。
 その関係者が自身の会社に用いたマスコットマークが「蝶」。そして、ハンチングについていた商標も形こそ若干の違いこそあれ同じ「蝶」。これは偶然なんでしょうか。
 そして、このI氏。俳優とまでいかなくても端役で映画やCMに出ていました。そしてそして……、以前コメントに書きましたが、新宿のタクシーが多磨ナンバーのカローラを撮影所の近くで目撃した――。
 私は、このI氏が事件に関わったとは言いません。が、その近くに居た人物が事件に関与したことと推測しています。

>偽白バイの傷を作ったのは『I氏』。実行犯は『I氏』を想定していたが、『I氏』の怪我により急遽代役が必要となる。代役は『I氏』を慕っており、氏へのメッセージとして第一現場にあの帽子を意図的に落してきたのではないかと。

 ※うーん。私はこれまで複数犯を提唱してきませんでした。しかし、本心としては、その可能性が捨て切れません。

 【続きます】 (2008年01月22日 13時39分10秒)

お騒がせしてすみません  
風月堂 さん
クロベエ本部長、うっかり八兵衛さん

「初恋」「真犯人」に書かれている内容が正しいかどうか、私にも分かりません。あまりにも壮大な話ですし。ただ本部長は「新宿」に注目されてるようなのでご意見を聞きたかったのです。もし単独犯であるなら、ストーリーも変わってきますよね。

本ブログのお約束として私も小ネタを。
新宿説の核となるジャズ喫茶「JV」。ここによく知られた方が60年代後半に勤めてました。WEB検索で見つけただけですが・・・。元イエローキャブ社長、野田氏です。 (2008年01月22日 13時45分22秒)

朋輩よ  
クロベエ さん
 ですから以前、松田誠一郎(仮)氏が共犯説を書かれたとき、その共犯というのをイニシャルでお尋ねしたのです。氏はKと言いましたが、当時は同じような名前の人物、あるいは同じニックネームの人間がゴロゴロしていたのです。その代表例が「ジョー」。参考本それぞれに違った「ジョー」が登場しています。実際調べると、それぞれ異なったジョーが居たのは事実です。
そのジョーに代表されるように、同じ名前の人物が居る為に、どこかで話が接合された「説」が多々あり、それを一つ一つ潰していくのは、今となっては至難の業です。

 新宿説は私の推測ですので、余り細かく書きたくは無かったのですが、お二人からそのようなお話しが出た以上、これからは少しずつでも書かねばならないでしょうね。

 で、もう一つ。
 ある俳優が犯人だという説もあります。私はその人物が単独で事件を起こしたとは考えてはおりませんが、「複数犯」というのなら、その可能性を否定しません。それどころか、実に興味深く思います。これらに関してどなたか情報をくれればいいのですが……。

ここで唄を♪
 優しすぎる風景
 充ち足りた素敵な景色
 ただ胸が痛い
  (2008年01月22日 13時50分53秒)

風月堂さん  
クロベエ さん
風月堂さんなら、まだ情報をご存知かと思いますが、あの店、相当な有名人が出入りしてました。とっても、当時は皆同じような連中で、周囲からは「愚連隊」扱いされていた――。

それはそうと、2年前に亡くなったというのは誰なんでしょうか。奥さんではないですよね? これ、教えていただくのはマズイですか? (2008年01月22日 14時11分09秒)

彼女  
風月堂 さん
クロベエ本部長

亡くなった女性ですが・・・たぶん実名を出しても大丈夫だとは思うんですが、まだお店を営業されてるんですね、旦那さんが。

本部長なら、ご存じかもしれないので・・・昔の愛称ペコさん、当時はなかなかセクシーな女優さんだったようですよ。20代記念のセミヌード写真も見たことありますけど。昔あったJVからさほど遠くない場所にいまもお店はあります。 (2008年01月22日 16時43分52秒)

風月堂さんへ 女傑?  
クロベエ さん
某庵のKママ?
だとすると……。
昨年秋の現地調査で、近くまで行ったんですよ。でも、その時は違う説のほうを追っていたので、その話は耳にしませんでした。
そうですか……。
作家のTやN、女優T、俳優H氏たちも、さぞかし悲しまれたことでしょう。ご冥福をお祈りしました。 (2008年01月22日 17時24分42秒)

Kママ  
風月堂 さん
本部長

その人です。同僚の結婚式で焼酎の牛乳割りをつくっていただきました。私も親しかったわけでもなく、亡くなったことを聞いてはいたんですが・・・まさかIT氏の彼女だったとは(もちろん証拠はありませんが)。
葬儀にはかなり有名な俳優やミュージシャンなど多数参列したそうです。新宿の60年代を知る人がまた減ってしまったんですね。

こんなHNですが、私は当時の新宿を体験していません。
知り合いの70才になる写真家が当時の新宿を徘徊していた人で、元左翼系雑誌の編集者。話を聞きたいと思ってるんですが、眠剤とアルコールのやり過ぎで70年代後半に記憶喪失になっちゃった人なんです。ただ1968年10月21日の国際反戦デーの夜は新宿にいたらしいんでなんとか当時のことを聞き出したいですね。また、とぼけてはぐらかされるのかなあ・・・。 (2008年01月22日 17時59分08秒)

時は流れて、心の中に風が吹く……  
クロベエ さん
よもや、そのお名前を聞くとは夢にも思っていなかったクロベエは、懐かしさやらショックやら……。

Kママは、あの当時の取材をする上で欠かせない人だったのです。で、印象は豪傑というか、女傑というか……。

私は偏頭痛持ちで(これは以前書きました)、バファリンをガリガリ噛む癖があるんです。理由は、胃液で溶けるまで待っちゃあいられない、ってことですが……。
これを初対面の時、Kママの前でやっちゃったんですよ。そしたら彼女、遠い目をして、しかも唇に笑いを浮かべて言ったんですよ。
「当時もアンタのような若者が大勢いてね。あの頃はバファリンじゃなくてハイミナールだったけどね」と。
(2008年01月22日 18時10分57秒)

新宿説  
風月堂 さん
本日はお騒がせして申し訳ありませんでした。

ただ、「初恋」「真犯人」を続けて読み、今まで私の持っていたイメージとあまりにもかけ離れた新説だったので。

私は自分の足で取材する根性も無く、目につくと資料本を買って読むという程度のものでした。基本は単独説。理由はお決まりの某刑事直系の「クルマを使いすぎてる」というもの。複数犯にしては
あまりにも不合理だと・・・。しかし犯人の目的がリスクを減らして確実に、ではなく、「国家/警察に対する挑戦」だとすると合理的な手法だけが正解ではなくなりますよね。捕まってもいい、むしろ国家と警察をコケにできるなら派手なほうがいいんですから。「真犯人」で書かれた第二現場などまるでマンガです。以前、本部長が提示されていた「アジトは新宿」「左翼系」「立川グループを利用」などと繋がるような気がして。ルール・アウトどころか、私の中でさらに闇が広がってしまいました。 (2008年01月22日 19時37分28秒)

記事更新は明日の予定です。m(__)m  
おおっと、これはクロベエさん好みのネタ&展開!!

風月堂さん、「申し訳ありませんでした」なぞと過去形になさらず、頻繁にコメントをお願いいただけると幸いです。

一度限りで疾風のように去っていく方が多いんだものなあ・・(笑)

----
(2008年01月22日 19時53分49秒)

マニアの皆様、そしてヒラ塚特兵衛さん。  
クロベエ さん
私と、風月堂さん、うっかり八兵衛さんの会話がさっぱり理解できないという方がみえるでしょう。
多くの方に情報を提示するという本ブログの趣旨からすると、知っている者のみの会話、しかもイニシャルを多用した会話が不愉快だと思われることでしょうし、私としても本意ではありません。ただし、実名を挙げるのは問題が出てきますので、ネットで情報を得るためのキーワード(方法)を提示します。

I・T氏というのは、小説『31年目の真実 三億円事件』と、同じく小説『初恋』に共通して出てくる男性のことです。『31年目の真実――』では実名が載ってますので、そちらを参考にしてください。その名前を直接検索すれば、私たちの会話が何を意味するか、「蝶」が何を意味するか、総て解ることでしょう。

私が書いたKママというのは、あの当時、新宿で若者が屯していた酒場のママさんです。愛称はペコちゃん。
〔新宿〕〔名物ママ〕で検索すればヒットしますが、先のI・T氏と、そのママとの関係が特別だったかどうかは不明だとお断りしておきます。
(2008年01月22日 20時05分12秒)

ヒラ塚特兵衛さん、風月堂さん  
クロベエ さん
ヒラ塚特兵衛さん、記事の更新は明日ですか。愉しみです。うひゃうひゃ。
>クロベエさん好みのネタ&展開!!
 ※ハハ、確かに……。でも、まさか事件40周年になろうというこの時期に、このような展開になろうとは(汗)

風月堂さん。
マニアの数だけ犯人説がある――と、私は思っています。これからも是非、ご自身の推理・疑問をお寄せください。 (2008年01月22日 20時14分09秒)

小説男さん頑張れ  
60年代 さん
皆様ご苦労様です、いつも拝見しています、スリリングな展開で嬉しい限りです。
風月堂さんの登場で加速しそうですね、風月堂はハイソ、JVはくすぶった人たちの印象を覚えてます。

新宿駅西口広場、フォーク集会、ションベン横丁,鯨カツ、横尾忠則、クリーム、サム&デイブ、ハイミナールはハイミンとよんでました。
森マリアは2代目ゴールデンハーフですよ。

たぶん小説男さんと同じくらいの年齢のはずです、激動の時代でした、がんばれ!! (2008年01月22日 22時29分48秒)

60年代さん、はじめまして  
クロベエ さん
こんばんは、クロベエです。
小説男さんでなくて申し訳ありません……。

折角ですから、60年代さんの「犯人説」を披露してもらえませんか。
というのも、当時を良く知る人たちは、どういう感覚であの事件を捉えているのか――私のみならず、若いマニアも興味があると思うのです。是非、よろしくお願いいたします。
m(__)m

60年代さん
>皆様ご苦労様です、いつも拝見しています、スリリングな展開で嬉しい限りです。
>風月堂さんの登場で加速しそうですね、風月堂はハイソ、JVはくすぶった人たちの印象を覚えてます。

>新宿駅西口広場、フォーク集会、ションベン横丁,鯨カツ、横尾忠則、クリーム、サム&デイブ、ハイミナールはハイミンとよんでました。
>森マリアは2代目ゴールデンハーフですよ。

>たぶん小説男さんと同じくらいの年齢のはずです、激動の時代でした、がんばれ!!
-----
(2008年01月22日 22時39分42秒)

小説男さんファンの皆様へ  
クロベエ さん
携帯読者の方や、お気づきでない方も居るでしょうからご案内します。

本ブログタイトル下の
「★小説男氏書き下ろし事件小説 『闇の告白』」
をクリックしてただくと、私のHPに辿りつきます。
そこに、小説男さんがコメント欄に書いた小説を順次貼り付けております。一括して読みたい方は、そちらのほうにお回りください。
一応、URLも貼っておきますので、よろしければ登録してください。m(__)m
http://www.hm3.aitai.ne.jp/~kurobe/

 小説男さんファン代表・クロベエ
(2008年01月22日 22時56分01秒)

記事書いてる途中で  
ちょっと覗いてみたら、なんか、盛り上がってますねえ。

60年代さんの励ましで、なぜかまた私とクロベエさんの「禿げが増し」そうですが(笑)

>新宿駅西口広場、フォーク集会・・私はこの下の世代なので、実はこれらの響きに何ともいえない憧れのようなものがあります。
更にここに「サイケ」「ナンセンス」などが加わるのでしょうか?

ゴールデンハーフってみんな可愛かったなあ・・。 あ、記事書かないと・・。

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(2008年01月22日 22時57分52秒)

禿げ増し? 私はスキンヘッドっちゅーの  
クロベエ さん
いいなあ、皆さんで盛り上げてくれて。
前に書いたように、「風が吹いてきた」かあ?

速水刑事ではピンと来なかったけど、ゴールデンハーフで反応してしまうクロベエです。確か、森マリアは当初もっとごっつい芸名でしたよね。
私は「エバ」ファンでしたが(笑) (2008年01月22日 23時03分50秒)

遅れました  
60年代 さん
私はクロベエさんみたいなオールラウンドプレイヤー単独犯だと思っていますが深く考えたことはありません、しいて言えば3億円事件のフアンです。

当時の給料2万~3万の時代ですので3億円なんて想像も付きません、全国ですげー、かこいいなんていわれてたと思います。
当時は暗い時代でした、でもみんながまじめに国の未来を考えていましたね、私にとってはフオークル
と3億円事件と三島由紀夫事件はわすれられません。
ブログオーナーさん私も言いたい...年齢詐欺じゃね、サイケだとかフラワームーブメント!?? (2008年01月22日 23時58分38秒)

60年代さんへ  
クロベエ さん
コメントありがとうございました。
一応は単独犯説支持ですか。なるほど~。

>3億円事件ファン
 ※了解です。大きな声じゃ言えないけど(かといって小さい声じゃ聴こえないですが)、私だって3億円事件ファンですよ。世間の非難を浴びるのが怖くて、マニアって名乗ってますけど(笑)

>当時は暗い時代でした、でもみんながまじめに国の未来を考えていましたね、
 ※私も、同感です。特に学生の方々。建前であったかもしれませんが、国を憂い、若き力を――今では考えられないことです。光と影が交錯していたのがあの時代だと思います。光は「もはや戦後ではない」という言葉に代表された高度成長。そして、陰は、その時代のウネリの中で、日の当たらない場所(JVを代表とする)で蠢く若者たち。

>私にとってはフオークルと3億円事件と三島由紀夫事件はわすれられません。
 ※私は三島由紀夫事件は何故か衝撃を受けませんでした。私が思想性を嫌っていたからでしょうか。
されども、学生運動には何故か鳥肌が立つほどの衝撃を受け続けていました。そして、安田講堂陥落が物凄く印象に残っています。樺美智子さんの死から安田講堂陥落。決して忘れることができません。そして、耳を澄ませば、今でも聴こえてきそうです。
 ワッショイ、ワッショイ!
 アーンポ 反対! 
   と。
   (2008年01月23日 00時39分19秒)

スルー連載3  
小説男 さん
 となると、俺は、そう遠くない将来に必ず死ななければならない。いや、将来などと悠長なことは言っておれない。すでに外科医に見捨てられてしまった身の上なのである。数ヶ月後、一ヶ月後・・ ?いや、今夜のうちにこと切れたとしてもちっともおかしくない運命を背負っているのだ。
「俺は平凡な人間だし、学歴もない。出世は当然できそうもないし、カネにも縁がない。表彰を受けるような手柄も立てられない代わりに、大それた真似もできないだろう。でも、たったひとつ、あんたを幸せにすることだけはできそうな気がする。こんな稼業だから夜も昼もないだろうけど、あんたとなら、うまくやって行けそうな気がするんだ」
 こんな気の利いた台詞を吐けるはずもないが、これに近い意味のことをしどろもどろに告白したのだと思う、百合子に対して、無論プロポーズの際にである。もう二十数年も昔の話だ。
 百合子は、屈託のない目で俺の顔をしげしげと眺め、彼女らしいおおらかさと誠実さでおよそ一年後にOKの返事をくれた。そしてあっさりと制服を捨て、2Kのむさ苦しい部屋での慎ましい新婚生活に身を投げ入れてくれた。

 俺たち夫婦の歩みは堅実だった。暮らし向きはけっして楽とはいえないまでも、人並みの幸せは実感できた。二年後に長男の健児が、その四年後に長女の美幸が生まれ、家庭としての芯も通った。転勤が頻繁で、俺自身はそれこそ三四年ごとにあっち向きこっち向きして通勤しなければならなかったが、幸か不幸か範囲が多摩地区に限られていたため、子供たちには転校の憂き目を見させずに済んだ。引越しは一度だけ、健児が小学校に上がる前に運良く公団の籤を引き当て、思い出多い2Kをあとにして別の団地の3Kに移り住んだ時だけだった。


(2008年01月23日 00時59分58秒)

きょう一日のブログ進行を見て  
小説男 さん
感じたのですが、

クロベエ本部長に提案があります!

もし、よろしければ、
クロベエ本部長の小説も完全連載していただけないでしょうか?

本部長の「新宿界隈」と私の「府中界隈」、および本部長の「社会世相絡み」私の「自己本位絡み(笑)」がマッチングして同時進行すれば、凡そ再捜査本部員・マニアの皆さんの大方の思惑が重なって、よりいっそう議論が活発化すると思われますのですが、いかがでしょうか?

何か、ツーウエイブ方式(?)で進んで行けば、それこそ、
「それはないんじゃねーか!」
とか
「こう考えたほうが自然じゃねーのかヨォ」
なんてことになって、つい手を出し、足を出し、口を出し・・・
ついには書き込みに至ってしまう(笑)のではないかと、そう感じた次第なんですけどね。
いえ、
雑誌関係をみれば連載小説が二つあっても三つあっても全然支障はありませんよ。、むしろ楽しみが増えるってなわけでして・・・
いや私たちに限らず、確固とした説を持っている方、いや確固としてなくても平気ヘーキ、何がしかの独自説を忍ばせている方は、小説、論文、会話等々形式は何でもありの形で、ドンドン連載なり単発なりピューゝ書き込んでいただければ、それこそ、ブログの本質たる「てんこ盛りの煮込み鍋」グツグツゝってなわけで・・・

どうですか本部長、お願いしますぜ、このとおり!

特兵衛総監、そのほうがイイにきまってますよね!


(2008年01月23日 01時29分59秒)

クロベエさん  
60年代 さん
私が好きなのは割合ずさんな計画にもカかわらず成功した、また警察は当てにならない、そこが魅力ですね。
今でもハイテクな危ない人がいますし、当時も気力体力、そして知力の優れたチンピラまがいの人はいたはずです、私がそうです、バイクノレストアしますし排ガス対策前なら車も治します。

ベトナム線の影響で安保、学費値上げで始まった学生デモが地下にもぐって浅間山荘事件まで引きずりましたね、昭和の団十郎栄作さんもこまったでしょうな。
刑務所裏は前日通りました、三島由紀夫は当日現地にいました、
安田講堂落城もみてました、いわゆるノンポリですかね。

わけあって右腕がしっかり動きませんのでブラインドタッチが遅いの我慢してください.また書きますね

追申 三島は国をうれい若手の自衛官に気合を入れに行ったようですが相手に去れず悔しかったらしいです、後ろで隊員の後ろで見てました(私は自衛隊では有りません) (2008年01月23日 01時51分03秒)

60年代さん  
小説男 さん
とうとう出てこられましたね。(笑)

>刑務所裏は前日通りました、三島由紀夫は当日現地にいました、
安田講堂落城もみてました、いわゆるノンポリですかね。

あなたのような「生き証人」のご登場を、このブログはどれだけお待ちしていたか!

それにしても「生き証人」たりようがスゴイ!!
まさに、不謹慎で申し訳ありませんが、正直、誰もが夢見た現場そのものじゃあーりませんか。
三億円事件への論評のみにとどまらず、当時の時代背景を機会あるごとに詳細にお聞かせいただければ、どれほど参考になることか。

ほんとに、今後ともよろしくお願い致しますね。

それから風月堂さんも、更なる情報のご提供よろしくお願い致します。
クロベエ本部長ではありませんが、
本当に「風が吹いてきた」ような感じですな。

あっ! 「はじめまして」を忘れてました。失礼!敬礼!(笑)


(2008年01月23日 02時29分48秒)

気分よく、もう一丁!  
小説男 さん
事実関係は、すべて出尽くしたとまでは申しませんが、おおむね構築されていると思われます。
また
本部長の方針どおり、「資料展」によりその補填もバッチリだと確信致します。

となると、残るは・・・
いよいよ・・・
各「持論、自説」花火の総打ち上げオンリー・ワンでしょう!

どこかの国の政局とはまるで異なり、基礎地盤が充分に固まっているだけに・・・
この40周年を飾るにふさわしいブログ目標は・・・
そうです!!(笑)

「推論・推理の総クリアランス・セール!」

のみと確信する次第なのでありまーす。

コウナッタ カラニハ
私は豹変しますゾ!(汗)
皆さ~ん、
事実関係を充分に踏まえたうえで・・・ 大いに・・・

ぶちまけなはれ!!! ぶつけなはれ!!! はなちなはれ!!!

と、かように考えるわけですが、
如何なものでしょうか!? 特兵衛総監、クロベエ本部長、再捜査本部員の皆さん!
および、まだまだ登場してこられそうな本部員予備軍の皆さーん!


(2008年01月23日 02時36分47秒)

DVDまで買っちゃいました  
風月堂 さん
総監さま、本部長さま。そして、憧れの小説男さま、60年代さま

たとえネタは無くとも、書き込みはせずとも、このブログだけは最後まで見届けさせていただきますよ。(馬鹿にして見てなかったDVDまで会社帰りに買ってしまいました。私も宮崎あおいとインスタントラーメンを啜ってみたい・・・)「初恋」「真犯人」に過剰反応してしまったのには理由がありまして。私のもうひとつのライフワーク、下山事件と同じ人の影がチラつくのです。そう、政治家S(伏せ字ばかりですみません)。ルール・アウトのため調べてみました。「真犯人」で最も興味ある人物・岸本は23歳という設定でした。ということは逆算すると1945年生まれ。母の実家は関西と書かれていたはずですが、当時Sは大阪鉄道局長でした。(後に運輸次官。ここで国鉄首切りに失敗→下山総裁誕生→事件→首切り成功)
余談はおくとして、書かれていることが事実なら、まあ愛人の子の可能性も無くはないですね。その辺は検証して書いているのでしょけど・・・。そもそも岸/岸本らしい人物がいたのかどうかさえ分からんのですけど。 (2008年01月23日 02時50分50秒)

風月堂さん  
小説男 さん
再び(笑)はじめまして。
早速ですが、

>下山事件と同じ人の影がチラつくのです。そう、政治家S(伏せ字ばかりですみません)。

→コレはまさしく、クロベエ本部長の狙い目に近い(そのものかぁ!?)観点のようですな!
こうなると、ますます、本部長の小説掲載が重要度を増してくるというもの。
ウンニャ
ココマデ 肉薄シテキタ カラニハ
ナニが何でも

クロベエ本部長の小説連載が急務となってきたようですなぁ!

そういうことですよネ、風月堂さん。

ただし、見届けるだけではなく、どんどん書き込まなければなりませんゾ! もはや再捜査本部の一員になってしまっているのですからなぁ。(笑)
(2008年01月23日 03時19分24秒)

起きてみたら、コメントの数にビックリ!?  
クロベエ さん
夜中は、楽天の「アクセスが集中して」というアナウンスがあり、ブログへのアクセスを諦めて就寝したのですが……。

どっから返事をすればいいのか困ってます。おいおい、順番にコメントしますが、まずは小説男さんの提案から。

私は受けてたちますよ(笑)
でも、いきなりワッショイ、ワッショイ、キーシを倒せ、でっせ~(笑)

うーんと、私の場合はコメント欄では厳しいので、HPの方に、小説男さんと同じくらいの文字数に分割して載せようかと思います。
HPのトップに二つのボタンを作り、一つは「小説男の『闇の告白』」 もう一つは「クロベエの『昭和の幻影』」で、どうでしょうか? 返事待たずに、勝手に準備に入っちゃいますよ~。
小説バトル? 大いに結構。

他のマニアの方。
場所は提供します。よろしければ自説の小説をヒラ塚特兵衛さんの「メールボックス」経由で私に送ってください。
自説合戦で、さらに三億円を闇に????
やってやろうじゃありませんか。
そのうちの一つくらい、本当の犯人を驚かすことでしょうよ(笑)

ついでに、犯人さん。
貴方の「独白」もお待ちしておりますデス、はい。 (2008年01月23日 07時37分56秒)

すみませんkyで  
60年代 さん
皆さん小説で忙しいのに流れを読まずに投稿します
風月堂さんに質問です
下山事件についてですが、戦後国策で国鉄に炭鉱従事者を大量に雇用しています、首切り命令をGH9がだしたといわれてますがS氏が関わったのですかね。

良くも悪くも敗戦国日本です,吉田さんは頑張ったけれど岸、池田、佐藤、は?です。
私は右側ではないですけれど、貧乏人は麦を食え!と言い放った言葉がkの言った格差は悪いことではないと発言した事と繋がり怖さを感じています。

子ネタ 市ヶ谷駐屯地に入るには六本木の防衛庁に行き申請書を出して2日ぐらい掛かりました、私は
今で言うODA関係でPASSがありフリーでした (2008年01月23日 11時02分00秒)

ブログのテーマからはズレますが・・・  
風月堂 さん
60年代さま

恐らく私よりもかなり先輩にあたる60年代さんに昭和のコメントをするなど恐れ多いですね。私が変なことを書いてしまったのが悪いのですが、本来このブログは府中三億円事件について討議する場だと思いますので(特撮だよ!もともとは・・・)下山事件については手短にしましょう。
最近では下山氏は単なる自殺だという論調が主流のようですね。そうかもしれません。ただ、あの夏、下山→三鷹→松川事件と数ヶ月の間に連続して起きた一連の事件に恣意的なものを感じるのです。GHQによる民主主義の実験場としてスタートした占領政策が、大きく舵を切る、その分岐点に起きた事件かと。要は、民主化を試したら左翼化しそうになっちゃったし、朝鮮戦争は始まるし、極東の基地にしとくか、と。ソ連に近づいてもマズイしね、と。最近、Sの兄であるK(御殿場の妖怪)にCIAだかGHQだかからJ民党資金提供があったなどと言う新聞記事もあったようですがね。ほんと、あの兄弟は日本にとって迷惑な存在だったんじゃないかと思うのです。いや100年の大計、日本は嫌でもこの道をいくしかない、と考えた在る意味優れた政治家だったのかもしれませんが・・・。その決断は2008年の今の日本にも連綿と影響を与えていると思いますよ。 (2008年01月23日 11時41分32秒)

風月堂さん、60年代さんが質問されてますよ~  
クロベエ さん
小説男さんと張り合う訳じゃありませんが、自説を織り込んだ小説を別館のほうに載せました。
とりあえず、冒頭は病院内。
さあ、私と小説男さんの説は、この後どのような展開になっていくのか……。
冒頭だけは似たような場面設定になっていますが、あとは全く別物。←そりゃ、当たり前ですよね。
でも、冒頭だけでも何で「病院」になるのか……。私と小説男さんの思考(嗜好)が似ているからなのか。

60年代さん、風月堂さん、私は下山事件について無知なんですが、Sについは私の小説内でも大きな影響を及ぼしています。 (2008年01月23日 11時43分45秒)

これで下山の件は終わりましょう  
風月堂 さん
60年代さまの質問にもっと具体的に答えられたらいいんでしょうけど・・・。Sは下山事件当時は運輸次官だったかな?国鉄労組との団交にいちどは失敗しているのです。左翼に負けたのです。たしか涙を流して悔しがったのではなかったでしょうか。で、問題先送りになり、誰もやりたがらない次期刺客として送りこまれたのが下山氏。国会議員への出馬をエサに彼を口説いたのはSではないですかね、もともと下山氏は国鉄技術畑あがり、Sも国鉄あがりの次官ですから。本来の有力候補K山氏はうまく副総裁に逃げました。首切り役人は損と見切っていたのでしょう。こういう組織内で立ち回りの上手な人っていますね。 (2008年01月23日 12時01分34秒)

風月堂さん有難うございました  
60年代 さん
いつの世も裏の力の話が湧いてきますよね,決して試したわけではありませんので気分を害したら謝ります。
私は3億円事件は昭和のロマンだと感じています、組織ではなく個人が挑んで成功した稀有な例だと思いたい(年寄りのたわ言です) (2008年01月23日 12時20分44秒)

60年代さま  
風月堂 さん
私も三億円事件は単独犯であって欲しいなあと思っております。

ただ以前、本部長が語られていたように実に立証しにくい・・・。
本部長や小説男さん、総監のように自分で直接入手した一次情報以外はその確度をチェックしようがないですしね。

ふつうに考えたら、自殺したS少年とその周辺に目が向くのは当然だと思うんです。あのタイミングですから。でもよほどの新情報や隠しネタでも飛び出さないかぎり、無限ループです。
こういう問題ってどうやって立ち向かったらいいんでしょうかね?
以前TVでやってた「フェルマーの定理」とか「なんとか予測」とか300年単位の数学の謎・難問の解法とかヒントになりませんかねえ。数学者って、自分のテーマに関連した先達たちの研究成果を自明のものとして組み合わせて難問解決に挑んだりするんですね。確かフェルマーの定理の解法の一部分は、何人かの日本人数学者の予測や公式が上手に組み込まれていたと記憶しています。その理論と理論の関係に気づくとか、応用するための方法を思いつくとか・・・。意外とそんなところから難問て解決するのかも。 (2008年01月23日 12時55分48秒)

風月堂さんへ  
60年代 さん
S少年は疑わしい、これは理解できますが彼じゃないと感じています、もう少し大物じゃないと(精神的に)
できれば皆さんの力で彼の無念さを晴らしていただきたいと考えています。
あ、別に関係者じゃありません。 (2008年01月23日 13時29分23秒)

60年代さんの体験が生きるのでは  
風月堂 さん
60年代さん

「皆さんの力で」の中には、60年代さんのお力も含まれていると思いますよ。小説男さんがいみじくも仰っていましたが。

なによりも、60年代さんはその当時、その場を、その空気を体験していらっしゃる。これ、武器だと思います。その当時感じられたことから、様々な説を2008年のいま眺めることができる。先ほど書き込んだ、理論と理論を俯瞰で見ることができるのは60年代さんかもしれませんよ。 (2008年01月23日 14時24分17秒)

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