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JIMEsan
病気も うまく付き合えば いい友だち。 毎日 楽しく過しましょう。
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2011/01/16
カテゴリ： History
天気は 回復したが 北風が強く 日中の気温も ３℃しか上がらなかった。
午前中に TIP塚口へ行った。
NORI先生ベーシック・エアロ2 Walk & Jog 45分25名。
２週目であったが 三つのパートが完成するのは とても早かった。
通しでは 何度も繰り返して ガンガン走ったので とても気持ちの良い大汗をかいた。
お風呂を済ませて 帰り道の自転車は 北風が冷たく 震え上がってしまった。
ジメさんは その前日 芦屋市の「竹園ホテル」で 弟夫婦と 中国からの留学女子大生と 広州から来られた 父上と会食をして分かれ その前の12月にオープンした関西空港から 最終便の飛行機で帰京した。
地震の直後に 弟から「自宅マンションが 傾いて倒れそうで とにかく避難する。」と 電話があったきりで 連絡が取れなくなった。
夜が明けて テレビ中継が始まると 大変なことになっていた。
当時 電話の普通回線は全く通じず 公衆電話も満員の行列だった。
現在のような携帯電話は まだ登場しておらず 会社の支社長の乗用車に 弁当箱と呼んでいた自動車電話が 一台だけあった。
ジメさんは 会社の命令で 阪神間に住んでいた社員宅 取引先の会社に電話をして 安否と被害の状況をまとめることになり 夜遅くまで電話をしたが 半分くらいしか 電話がつながらなかった。
翌日になり 段々と被害の大きなこと分かり始め 京都本社に 対策本部が立ち上がったが 頼みの綱は 自動車電話だけであった。
翌々日になり 弟夫婦が 塚口の兄貴宅へ非難して来て 中国の客人は 明石のホテルに宿泊して無事を確認したが 娘さんの西宮のアパートが全壊して 行方不明であった。
弟は 自分達の被害も忘れて 西宮市の避難所を次々と巡回して ４日目に 広田町の西宮市体育館で 毛布にくるまって震えていた彼女を見つけて 塚口へ連れ戻ったと連絡があった。
一週間経過すると 亡くなった友人のご家族から 遺体を荼毘する場所が無く困っていると聞いたので トラックを手配して 和歌山の火葬場に頼むことが出来た。
この時ほど 友達ほど有り難いものは無いと 痛感した。
防波堤の際にあったマンションが かなり海の方へ傾いていた。
消防隊員が 身体をロープで繋いで ７階の弟の部屋へ入った。
前々日に ジメさんが泊めて貰ったリビングは 家具がガラス戸を突き破って ベランダに滑り出て 一部は 海岸の波消しブロックの上に落ちて 粉々になっていた。
前日「もう一泊していけよ。」と 弟に言われて その気になって 飛行機をキャンセルしていたら ジメさんも地震の犠牲者になっていたと思う。
みんなから「お前は 悪運が強いから。」と言われるが 悪運も運の内と思って 感謝することにしている。
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