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ミーシャ1225 @ Re:余生2日目(10/20) お久しぶりです。 いつ更新されるのか?…
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2009.12.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
このところ、立て続けに人に会った。
珍しく三姉妹集合したのと、旧友たちとの忘年会と。

姉と妹は大学卒業後、同じ仕事をずっと続けている。
それに対して、私は放浪の人生。
「兄弟の中に一人くらいは出来損ないがいるものだ」と、姉の夫が自分の弟を庇ってのたまったという話から、「うちもそうだね、あなた達はずっと同じ仕事をしているのに、私は何をやっても続かなかったなあ」 なんて、言ったのだが。
そこで姉が意外なひと言、「あんたは詩クンを○○に合格させたじゃないのっ!」
え??彼女が私を認めるような言葉、初めて聞いた。

はあ、親の七光りが無くなったら、今度は子どもの七光りか、情けないなあ
と思いつつ、私を否定する言葉しか聞いたことがなかった姉の意外な発言に、戸惑いを覚えたのだ。

つまり子の七光りを求めて、詩のお尻を叩くようになっちゃいけないぞ!と。

しかし、先輩母としての姉を私も初めて認める部分が出来てきたのも、また事実。
長い長い反目の末、初めて共感できるものを持てて、相手を認められるようになって、それは甥、姪たちと詩のおかげなんだよね。

姉の母に対する強い思い、母から受けた傷を他の誰かのせいにすることで彼女は自分を守って来たのだと、私が理解するのに要した長い長い時間。
その時間を経て、彼女に「母はあなたが一番だったんだよ、私はそれにたくさんやきもちを焼いた」と言うことができた。
「あなたを傷つけてきたことの経緯は、母の愛情の薄さ故でなく、母以外の誰かの悪意のせいでもなく、強いて言うなら時代のせいだったんじゃない? 私はそう思っている」
と伝えることは、私がこの世で課せられた仕事だったのだろう。
長くはなかった、平坦でもなかった母の人生に、30年経って、ようやく彼女の産んだ娘たちが共有出来る解釈を与えられた気がする。

有吉佐和子は母が好きだった作家で、そのお嬢さんである玉青さんの著書「身がわり 母有吉佐和子との日々」の中にこんなくだりがある。

母の死を報ずる英字紙にShe's survived by her daughter.(娘一人が遺された)とあった。和文からはなかなかできない英作文だが、この英文が私の心にしみ入ってくる。直訳ーー作家は、その娘によって生きながらえる。私は母のためにも、母のかわりにも生きないけれど、私が生きてゆくこは、母が生きてゆく唯一のすべではある。人は死んでも終わらない。

我が母の人生もまた死んでも終わらなかった。
母を恋い続ける娘、母を認められない娘、そんな姉たちに戸惑いながら受け流す娘


それと同じように、姉と私の間の互いに向け合っていた刃を子どもたちが納めさせてくれた。
子を持ってよかったと、全てはなるべくしてなっていることだったと、ただの行き当りばったり、愚かさの繰り返しにしか見えなかったたくさんの出来事のことも、そう思えてきた。
多分、今年はいい年だったのだ。
そんなことを思った年の暮れ。





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最終更新日  2009.12.06 15:45:55
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Re:なるべくして・・・(12/06)  
素敵なトピでした。。。

存在とは不在になり明確になるものですね。 (2009.12.06 22:42:56)

Re[1]:なるべくして・・・(12/06)  
唐破風 さん
きママさん
>素敵なトピでした。。。

>存在とは不在になり明確になるものですね。

ありがとうございます。
母が死んだ齢がもう目の前という今になって、ようやく辿り着きました。
30年って、時間がかかり過ぎですね。
まあ何をするにもどんくさい私のこと、あの世で呆れて見ていることでしょう。 (2009.12.08 09:55:07)

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