June 8, 2005
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カテゴリ: 猫の日記

ぴっち

おくるみに包まれて眠る 「赤ちゃん」みたいでしょ。


私は死んでしまった猫の写真は撮らない(撮れない)けど、これは特別です。




長くなるので、2件目の日記に詳しい経緯を書く予定です。
前日の夜中から、腎不全の尿毒症が進行して、
けいれんを起こし意識がなくなったので、浴室に連れて行って、
8日(水)の1時ごろから6時ごろまで見守りました。

その間、もう眠っていいのよと話しかけながら、ずっと子守唄を歌っていました。
「ねんねこ ねんねこ ねんねこ ねん。
 ぴっちは寝んねしな。 ぴっちは眠いよー。」
でたらめな歌ですけど、ぴっちが早く眠れますようにと願って歌い続けました。
最初からずっと願い続けていた、
「眠るように逝ってほしい」を、ついに果たして、
長い苦しみから解放されて、やっと永久の眠りにつけました。

とても長い夜だったので、疲れ果てた私は午前中は仮眠を取って、
にゃっつが寝ている間に、お墓の穴を掘りました。
ぴっちの場所は、タラとでんでんから少し離して、もみじの木の前にしました。
3時ごろから、近所の方にも立ち会っていただいて(にゃっつも一緒に)、埋葬しました。
ぴっちのお墓に埋めた花は、頂いた千鳥草やハーブ、
私が買ってきたヒマワリ、黄・白・ピンクのバラ、
そして取って来た咲き始めの色の淡いアジサイです。
アジサイの葉とキャットニップの葉を敷き詰めた穴にぴっちを置き、
用意した花をのせたら、本当にたくさんの花で隠れてしまいました。
とても綺麗で、バラとハーブでいい香りがしました。
「ぴっち、とってもきれいだよ。よかったね。
 今度はこねこの ぴっち として、戻っておいで。」と言いながら、
土をかけて、八重の白いアジサイを植えました。

前日に買い忘れて、食べさせてあげられなかった猫缶と、
大好きだったミルクを供えて、お線香をあげました。

猫の名前は、注文してあった絵本「 こねこのぴっち 」がちょうど届いて、
絵本の猫と黒白模様がそっくりなので、「 ぴっち 」と名付けました。
こねこのぴっち (←クリックすると表紙で確認できます。)
ぴっち、いい子だったね。ゆっくり寝んねしてね。
そしてまた、子猫のぴっちになって私のところへ戻ってきてね。
今度はうんとかわいがってあげるから。
美味しいものを食べさせてあげるからね。
ぴっち、待っているからね。

前日の日記(ぴっちが元気だった時)もUPしました。→ ミルクを飲んだ♪






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Last updated  June 10, 2005 05:38:46 PM
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