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「仮面ライダーBLACK」最終回の1週間後の1988年10月16日、仮面ライダースペシャルとして仮面ライダーBLACKの完結記念番組かつ次回作「仮面ライダーRX」の事前特別番組として放送されたのが「仮面ライダー1号~RX大集合」である。これは、仮面ライダーBLACKが今までのライダーシリーズから独立化を目指しライダーBLACKの世界観を樹立しすぎて旧ファンからクレームが殺到。これに反応した訳ではないが、1号ライダーからBLACKまでの歴代ライダーの名場面集と、新ヒーロー・RXの紹介映像で構成されている。従って歴代ライダーが実際に「大集合」したわけではない。フィルムは「10号誕生、仮面ライダー全員集合」と劇場版からの総集編を基に再構成されている。音楽も菊池俊輔が一部であるが復活している。47 BRAND フォーティーセブンブランド ローキャップ アジャスターバック ウォッシュ加工 ミニロゴ Yankees Centralfield '47 CLEAN UP (5色) [B-HIRNO17GWH] 【47brand/6パネルキャップ/ヤンキース/キャップ/ストリート/B系/HIPHOP/メンズ】【あす楽対応】
2018.02.19
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1973年2月15日、東京プリンスホテル・マグノリアホールで「仮面ライダー」終了と「仮面ライダーV3」開始を記念して仮面ライダー放送100回記念パーティーが開かれた。番組の成功とスタッフ、出演者たちへの慰労を含めた感謝パーティーとなりこの会場内で来客の為にプレゼンしたのが当時の助監督:内田有作が仮面ライダーの総集編としてスペシャル・フイルム「われらの仮面ライダー」を上映した。それは撮影開始から終了後までの制作裏話や配役紹介、視聴率紹介などを中心にナレーション:中江真司と効果音だけで綴り仕上がりは上出来であった。出演陣は主役の本郷猛(藤岡弘)その理解者である立花藤兵衛(小林昭二)本郷の周りには淡い恋らしきものがあり、緑川ルリ子(真樹千恵子)野原ひろみ(島田陽子)がいた。記念すべき第1話「怪奇蜘蛛男」の視聴率は僅か8.1パーセントであり、この数字が仮面ライダーの王座を守る原点でもあった。そして第9・10話の撮影中、下り坂をバイクで走るシーンでコーナーを曲がる際に転倒し藤岡は左大腿部を複雑骨折。全治3~6カ月の重傷と診断され長期休養を余儀なくされる。その後、未完成分については本郷の登場シーンなどを前話までの映像から流用した藤岡の姿と別人による吹替えで補い、変身後のライダーのシーンを増やし更に新キャラクター・滝和也の活躍を繋ぎ合わせるなどの措置で完成させ急場を凌いだ。このため本郷は海外のショッカー支部との戦いに赴き後を継ぐ新しい仮面ライダーが登場しここに仮面ライダー2号の誕生となり主役は一文字隼人(佐々木剛)である。新メンバーにユリ(沖わか子)マリ(山本リンダ)ミチ(中島かつみ)石倉五郎(三浦康晴)を向かえ地方ロケによる舞台の拡充や大幹部の投入によるショッカー側の強化などが行われ番組の人気も上昇していき第23話「空飛ぶ怪人ムササビードル」では視聴率20パーセントを突破した。大幹部の投入によるショッカー側の強化などが行われゾル大佐(宮口二朗)の登場はその後の仮面ライダーシリーズに多大な影響を与えている。そして1号ライダーがゲスト出演する「ダブルライダー編」がイベント的に挿入されるようになった。これにより、同番組の中に複数のヒーローが存在する展開になる。藤岡復帰作である第40話・41話は正月のビッグイベントとして九州の桜島、えびの高原でのロケとなり視聴率は最高の王代30パーセントを超えた。新メンバーにエミ(高見エミリー)ヨッコ(中田喜子)チョコ(ミミ萩原)トッコ(中島真智子)大幹部に死神博士(天本英世 )地獄大使(潮健児)を迎え第52話「おれの名は怪鳥人ギルガラスだ」で一文字隼人がショッカーを追って南米へ向かい外観を一新して独自の変身ポーズも得た新1号ライダーが復帰した。この大人気により後楽園ゆうえんちで開催された“仮面ライダーショー”や東映まんがまつりで新作映画が公開された。この結果、映画館は毎日満員の客で家族が列を作る大ヒットとなり東宝チャンピオンまつりの集客と興行収入を大きく上回った。そして五郎が友人のナオキ(矢崎知紀 )とミツル(山田芳一 )をレーシングクラブに紹介し立花藤兵衛が仮面ライダーに協力する少年少女を集めて結成した組織「少年仮面ライダー隊」が結成された。物語は更なる展開として度重なる失態でショッカーを見限った首領がアフリカを拠点に暗躍する暗黒組織ゲルダム団と自身の組織であるショッカーを合併させ再編成した新組織「ゲルショッカー」を結成。その大幹部・ブラック将軍(丹羽又三郎)は1号ライダーを何度も追いつめ仮面ライダー1号や2号と同じ能力を有するショッカーライダー6体を投入し指揮官としての能力の高さを見せ付けた。新・1号2号ライダーは怪人たちを倒した後いよいよショッカー首領と最終決戦に臨みこの戦いに終止符を打った。さて、本作でマニアックな演出が見られたのがテレビ番組同様、アイキャッチが存在しその間には「V3の変身ベルト」のCMと「マジンガーZのジャンボマシンダー」のCMが挿入されている。また仮面ライダー100回記念とは「仮面ライダー」が全98話「仮面ライダーV3」の第1話第2話に1号2号ライダーがゲスト出演した事で98話+2話=100話と言う事である。本作は後年になり東映ビデオから「仮面ライダースペシャル2」として発売され初めて視聴者の元に提供された。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村送料無料(沖縄を除く)【中古】 特撮DVD 仮面ライダー1号・2号 BOX
2013.04.16
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1994年、東映の一大イベント「東映シネファンタジー'94」にて公開された3D映画「仮面ライダーワールド」は北海道の夕張石炭資料館と東映東京撮影所で撮影されたイベント用に制作された映画である。ある日、シャドームーン(てらそままさき)が復活し過去の戦いで仮面ライダーに倒された仮面ライダーBLACKに登場したサイ怪人真・仮面ライダー 序章に登場した改造兵士レベル2仮面ライダーJに登場したコブラ男ガライハチ女ズ―、トカゲ男アギトの5体の怪人を復活させ世界征服に乗り出そうとしていた。そこで偶然にも言葉を話すミュータントバッタベリー(愛河里花子)がその場面を目撃してしまい襲われる。更に近くで妹の亜由美を連れてピクニックをしていた勇樹(和泉史郎)が負傷したベリーを発見した為再生怪人軍団に追われる羽目になってしまった。 その時、仮面ライダーZO(土門廣)が登場再生怪人軍団と戦った。しかし再生とは言えども怪人軍団は強くライダーZOは苦戦してしまう。その時、仮面ライダーJ(望月祐多)がマシンJクロッサーで登場し戦いに参加した。二人の仮面ライダーは怪人軍団を倒し更に巨大化したシャドームーンにライダーJは巨大化し対決に挑むのだ!この映画は前作「仮面ライダー世界に駆ける」以来の作品で同時作品は「スーパー戦隊ワールド」「東映ヒーロー大集合」であった。また仮面ライダーJ、仮面ライダーZO、シャドームーン、ベリーの声優はオリジナルキャストを起用しているがサイ怪人、改造兵士レベル2、ハチ女ズ―、トカゲ男アギトのキャストについては不明である。尚、DVDでは「仮面ライダーJ」「仮面ライダー1号・2号BOX」のセルソフト版映像特典として収録おりBlu-rayでは「仮面ライダーTHE MOVIE Blu-ray BOX 1972・1988」のボーナスディスクとして収録されている。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村【23%OFF!】仮面ライダー THE MOVIE Blu-ray BOX 1972-1988 (初回限定生産) 【Blu-ray】
2013.02.23
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1989年、夕張市石炭の歴史村内の3D立体映像館アラモ砦パビリオンで上映された3D映画が「仮面ライダー世界に駆ける」である。クライシス帝国、仮面ライダーBLACK RXを倒すために新たなる作戦を考え出した。それはRXの過去の姿である仮面ライダーBLACKに戻した後、再生怪人を引き連れて倒そうという作戦だった。南光太郎(倉田てつを)は怪魔妖族・スカル魔との交戦中どこからともなく聞こえてきた「仮面ライダーBLACK」のエンディングテーマ「LONG LONG AGO, 20TH CENTURY」を聴く。その後、滅びたはずのゴルゴムの三神官に出会い前身である仮面ライダーBLACKに戻ってしまった。絶体絶命の危機に陥ったBLACKを救ったのはなんとRXだった。時間軸が歪んだ世界では一人であるはずの二人が共存可能となり強敵を前に4ライダー勢揃いする。 時空を越えて助けに来たRX・ロボライダー・バイオライダーの協力によってクライシス再生怪人と激闘する!この映画はその後、1990年にゆうばり国際ファンタスティック映画祭の1プログラムとして公開されたほか京都太秦映画村や各地のイベント会場でも上映されDVDでは「仮面ライダーBLACK RX Vol.2」「仮面ライダー1号・2号 BOX」の映像特典として収録されている。主演の倉田てつをは1987年「仮面ライダーBLACK」主役公募オーディション」を友人に勧められ応募者総数約8100人の中から優勝し11代目ライダー・南光太郎役で俳優デビュー。撮影当初、監督から演技について再三ダメ出しを食らっておりある日、初めて変身するシーンの撮影時にバッタ男に入るスーツアクターがまだ現場に到着していなかったため監督に「てつを、入ってみろ」と言われ撮影に臨んだところ一発でOKが出たという。また「RX」最終話の撮影では感極まって共演者と共に泣きかけたがスタッフより「光太郎が泣いちゃ駄目だよ」ということを言われ堪えながら演じたという。南光太郎として有名になった倉田であるがイメージが強すぎて何処へ行っても「仮面ライダーBLACK」「南光太郎」と呼ばれ、倉田てつをで呼ばれる事がなかった。当時の演技にも満足していなかった倉田はそんな状況に反発してヒーローとしてのイメージを払拭し「俳優としての倉田てつを」として見て貰いたいと考え作品も当時は見返さなかった。しかし、時が経つに連れてその感情は薄れて徐々に子供と見返すようになり一緒に見ながら当時を思い出して涙したと語っている。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 仮面ライダー ライダーマスコレ マスクコレクション Vol.2 仮面ライダーBLACK RX ブラック 単品
2012.12.15
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特別番組「全員集合!7人の仮面ライダー!!」の放送から3年半後に制作された「不滅の仮面ライダースペシャル」は新番組「仮面ライダー (スカイライダー)」の番組宣伝を兼ねたスペシャル番組である。物語は東映大泉撮影所を訪れた立花藤兵衛(小林昭二)が子供たちの前で歴代仮面ライダーの思い出を振り返りスカイライダーの紹介をするというものでまず「仮面ライダー対じごく大使」より仮面ライダー1号:本郷猛(藤岡弘)の変身、怪人軍団との戦闘シーンから紹介。ライダーキック、ライダーきりもみシュート、「ライダーニーブロックなど技の多彩さゆえに「技の1号」の異名を持つ。続く「仮面ライダー対ショッカー」より仮面ライダー2号:一文字隼人(佐々木剛)を紹介。ライダーパンチ、ライダー二段返し、ライダー回転キックなどパワーで押していき「力の2号」の異名を持つ。「5人ライダー対キングダーク」より強化服によって身体能力を増幅したライダーマン:結城丈二(山口豪久)の戦闘と深海の重圧に耐えられるカイゾーグ仮面ライダーX:神 敬介(速水亮)のベルト部分に格納されている武装を兼ねたライドルの華麗な技を披露している。TVシリーズ劇場上映版「仮面ライダーアマゾン」よりジャングル育ちの野生児で強力な特殊能力のギギの腕輪で生体改造人間となった仮面ライダーアマゾン:山本大介(岡崎徹)とブローアップ版「仮面ライダーストロンガー」より親友の仇討ちの為、自らブラックサタンに改造人間となり自己催眠装置により脳改造を免れ自我意識を保つことに成功した7人目のライダー仮面ライダーストロンガー:城 茂(荒木茂)が紹介された。そしてライダー1号と2号による改造手術で3人目のライダーとなった仮面ライダーV3を紹介。1号ライダーの技と2号ライダーの力を象徴するダブルタイフーンを装備し、V3ホッパーV3マッハキック、V3きりもみキックなど多彩な力と技を組み合わせた攻撃が得意であった。この仮面ライダーV3の劇場用作品「仮面ライダーV3対デストロン怪人」をスペシャルの中でオンエアした。最後は歴代ライダーの数々の変身ベルトを並べ立花藤兵衛が子供たちに「これは誰のベルト?」と質問しここで新しい変身ベルトを披露した。それが8人目の仮面ライダーであるスカイライダー:筑波洋(村上弘明)の紹介でありその特報としてスカイライダーのプロモーション映像が放映された。これが事実上の「仮面ライダーストロンガー」の後番組スカイライダーの新番組予告編である。しかしスカイライダーの紹介をする際に藤兵衛が手にしているスカイライダーの変身ベルトは初期の撮影会で使われたバックルの形状が異なるNGタイプであった。また進行役として藤兵衛を演じた小林昭二はスカイライダーには出演せず本作が立花藤兵衛としての最後の作品となった。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村【送料無料】仮面ライダースペシャル
2012.11.26
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石ノ森章太郎:原作「仮面ライダーJ」は1994年、東映スーパーヒーローフェアの一策として公開された15号目のライダーである。名前の“J”はジャンボ(Jumbo)の頭文字とジャッジ(Judge)の意味で構成されている。物語は世界中を異常気象が襲う中かつて地球に氷河期をもたらし全ての恐竜を滅亡させた機械獣母艦フォッグ・マザーが再び地球にやって来た。フォッグは無数の怪人を孵化させ地球の全生命を滅ぼそうと企み部下のトカゲ男、ハチ女、コブラ男を使い生け贄として少女・加那(野村佑香)を捕らえた。環境破壊の現状を世間に伝えるためオートバイで野営しつつ取材の旅を続けその現状を多くの人々に訴えようとするカメラマン・瀬川耕司(望月祐多)は彼女を助けようとしてハチ女らに倒された。その時、地中の奥深くで大地の精霊エネルギーを糧として生きる地空人が現れた。地空人は強大な力を持つにも関らず地上の光に弱い上に下半身が木の根のように大地に根付いているためフォッグと戦う者として大自然と心を通わせる事の出来る人間を捜していた。瀬川耕司の大自然を愛する心を認めた地空人は蘇生・改造手術を施し精霊の力“Jパワー”を持つ仮面ライダーJを誕生させた!聖霊の力・Jパワーを備えたライダーJはフォッグの第1王子で人間を催眠状態にして操る能力も持つコブラ男ガライ(神威杏次)飛行能力を活かした奇襲戦法を得意とするハチ女ズー(万里洋子)怪力と突進力を兼ね備えたトカゲ男アギト(栗原敏)と恐ろしい力を持つフォッグと戦う。そして仮面ライダーJはフォッグ・マザーとの決戦において大地に宿る全ての精霊たちがライダーJに力を注ぐ事で初めて可能となった“奇跡の形態”ジャンボフォーメーションにより身長40メートルにまで巨大化。機械獣母艦フォッグ・マザーに立ち向かう。本作は主人公・仮面ライダーJが巨大化するのが特徴でこれは前例として1993年に制作された「ウルトラマンVS仮面ライダー」がありこの作品が好評だった事で仮面ライダーJの巨大化企画の後押しとなりました。瀬川耕司役には「鳥人戦隊ジェットマン」で結城凱・ブラックコンドルを演じた若松俊秀が候補として挙がっていたが変身前の姿でのアクションも多い関係から「恐竜戦隊ジュウレンジャー」で主演を務め当時JAC所属だった望月祐多が選ばれる形になった。また仮面ライダー1号から始まった“改造人間”というモチーフは本作が最後となり、次作である「仮面ライダークウガ」以降は放送コードの諸事情により改造人間という設定が省かれている。ちなみに全編フィルム撮影で制作された最後のライダー作品で石ノ森章太郎が関わった最後のライダー作品でありました。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村【23%OFF!】劇場版 仮面ライダーJ(DVD)
2012.01.23
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仮面ライダー誕生20周年記念作品第2弾として1993年、東映スーパーヒーローフェアで公開された劇場映画が「仮面ライダーZO」である。ZOのネーミングとして原作者の石ノ森章太郎は「Z」は究極「O」は原点という意味を持ち従来のライダーシリーズのような敵組織は登場せず科学者が作り出した生命体の対決が描かれている。物語は遺伝子工学の権威・望月博士(佐々木功)は自ら遺伝子工学研究所を構えて完全生物・ネオ生命体の開発に乗り出していた。研究が進むと望月博士は次第に狂気に取りつかれ遂に助手である麻生勝(土門廣)を実験台にしてバッタの遺伝子を組み込んだネオ生命体のプロトタイプへと改造してしまった。その後、麻生は博士の研究所を逃亡、山林の中で落雷に遭って昏睡状態となった。その間、望月博士は金属などを取り込んだネオ生命体を作り上げた。それは感情に左右されず強大なパワーを揮う凶暴な不死身の怪人ドラスであった。ネオ生命体・ドラスの脅威的な成長に恐れをなして望月博士は研究を中断しようとしたが、既に自我を発現させていたドラスにより廃工場の機械に融合させられて自由を奪われ更なる改造を迫られていた。一方、4年間昏睡状態にあった麻生は謎の声を聞いて復活を遂げる。自らの意思でバッタのネオ生命体へと変身が可能となった。仮面ライダーZOの誕生である。怪人ドラスの前に立ちはだかった仮面ライダーZOは戦いを挑むがドラスは体の一部を破壊されても再生し更に分身機能にて怪人を作り上げコウモリ男、クモ女を操ってZOをピンチに陥れた。ここにライダーZOと怪人たちの戦いが繰り広げられる。本作の仮面ライダー変身は物語前半では感情の高揚や精神集中で変身していたが、後半になると歴代ライダー同様、変身ポーズでライダーとなった。また仮面ライダーといえばバイクであるが本作でも麻生が愛用していたスズキ・GSX-R400Rが変身すると共に変身時のエネルギーを受けてスーパーバイク・Zブリンガーに変形する。しかし赤いマフラー、変身ベルトがないため本来の仮面ライダーとは一線を画してしまい敵組織&戦闘員vsライダーという分かり易い設定ではなく、大人が見て理解できる内容となっているため子供たちには不評である。本来の仮面ライダーとして残っている設定はライダーガールの玲子(森永奈緒美)とおやっさん(小林昭二)的な存在の清吉(犬塚弘)ぐらいであり、企画段階では望月博士に竹中直人清吉にいかりや長介を配するというキャスティング案が存在しており、実現していればドリフのいかりや長介のおやっさんという歴史的なキャスティングが存在できたのです。本作の制作費は3億円にまで及んだが興行成績は5億円と黒字となったが、この額を聞いたアメリカ映画は「なんであれだけのものが、そんな低予算でつくれるんだ?」と驚いたという。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村【27%OFF】[DVD] 仮面ライダーZO
2011.08.29
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「仮面ライダーBLACK RX」の放送終了から3年後東映は仮面ライダーシリーズ20周年記念作品として製作したのが石ノ森章太郎:原作の東映Vシネマ作品「真・仮面ライダー 序章」である。政財界や軍事産業など世界規模の影響力を持つ謎の組織「財団」の所長・氷室巌(原田大二郎)は風祭大門博士(石濱朗)を騙し超強力な軍事力としてサイボーグソルジャーの研究に加担させた。オートバイレーサーの風祭真(石川真)は父・大門に協力し自ら人体実験の被験者となっていたが密かに科学者・鬼塚(片岡弘貴)によって改造手術を施され人間とバッタの遺伝子を融合させた「改造兵士レベル3」にされてしまった。風祭真はバッタの持つ「テレパシー能力」により体内変身を起こして細胞の急激な変異を発生し改造兵士レベル3である仮面ライダーシンの姿へと変身を遂げるのである。この真・仮面ライダーはグロテスクな描写が含まれこれまで子供向けに製作されていたシリーズとは一線を画す大人向け特撮作品を目指しヒロインが最後に死亡する等、ストーリー展開も非常にハードなものとなっている。変身の際の恒例だった「変身」の掛け声はなく苦痛に耐えながら額から徐々に触覚が伸びてゆくという「仮面ライダーアマゾン」「仮面ライダーBLACK」以上に異形の生物的なイメージを強調したものになっている。また「ヘルメットに大きな複眼」「変身ベルト」といったスーツ的な意匠は一切廃されており戦闘スタイルにおいても全身の突起で敵への攻撃を行いライダーキック等の必殺技も持たない。主人公である風祭真はバイクを常用しているものの変身後のシンがバイクを駆るシーンも無くヒーローとしての専用マシンすら持たない初めての仮面ライダーとなっていることから「ライダー」と言うよりもむしろ「怪人」に近い特徴や風貌である。「序章」というタイトルからも判るように当初は何話かのシリーズ化を目指していたが続編を制作する事もなく終了。1993年にライダー映画の公開が決まった際には本作の続編企画も検討されたがそれも無くなりもしシリーズ化が実現していればシンが仮面とスーツやバイクを手に入れて仮面ライダーシンとなってゆく過程が順を追って描かれるはずだった。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村【25%OFF】[DVD] 真・仮面ライダー 序章(プロローグ)
2011.06.28
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前作「仮面ライダーBLACK」の続編で主人公がスタイルを変えて続投した唯一の仮面ライダーが「仮面ライダーBLACK RX」で毎日放送が携わった最後の仮面ライダーシリーズであり石ノ森章太郎本人が直接関与した最後のTVシリーズである。仮面ライダーBLACKこと南光太郎(倉田てつを)が暗黒結社ゴルゴムを滅ぼしてから半年が過ぎ、光太郎は叔父の佐原俊吉(赤塚真人)の元に身を寄せ女性カメラマンの白鳥玲子(澄川真琴)と共に航空会社でヘリコプターパイロットの職を得て平和な日々を過ごしていた。ある日、光太郎は光を発する3本の不思議な杭を目撃杭を設置する怪人の目撃情報を得て調査を行う途中、怪魔界から現れたクライシス帝国の前線基地であるクライス要塞に拘束された上で拉致された。そこでクライシス軍司令官ジャーク将軍は光太郎にクライシス帝国の尖兵となり地球の全人類を抹殺する事を要求。だが、光太郎はこれを拒否、ジャーク将軍は光太郎のベルトの変身機能を破壊した上で宇宙空間へと放逐する。宇宙空間へ投げ出された光太郎は命の源であるキングストーンに太陽光線を浴びて進化、仮面ライダーBLACK RXに生まれ変わった。自らの体の変化に驚くRXの元にかつての相棒・バトルホッパーもアクロバッターとして生まれ変わって駆けつける。かくして仮面ライダーRXとクライシス帝国との戦いの火蓋は切られた。この仮面ライダーの特徴としてライダーバイクの他にライダー専用の乗用車・ライドロンが登場し重装騎マシンが初めてシリーズに登場しました。 また本作の特徴として必殺技がライダーキックではなく光を結晶化することで生成される光の剣・リボルケインが敵を倒す最終武器となっている事とRX形態を経由して二つの変身能力が可能となりロボット然とした重量感のある悲しみの王子・ロボライダーと液体分子構造を持つ怒りの王子・バイオライダーという「仮面ライダーストロンガー」以来の2段階変身が可能である。また第1作の「仮面ライダー」に登場した滝和也に近いキャラとして霞のジョー(小山力也)の登場や変身はしないものの初代女性ライダーのタックルを彷彿させる超能力者・的場響子(上野めぐみ)が登場しライダーの原点に帰った設定もありました。前作では従来のライダー世界との繋がりは描かれておらず本作も当初は同様だったがシリーズ終盤の第41話「百目婆ァの恐怖」より1号からZXまでの10人の歴代仮面ライダーが登場している。これにより本作は前作も含め「仮面ライダー」~「仮面ライダーZX」まで過去のシリーズ8作品と劇中での繋がりを持つ事になり敵のクライシス皇帝の声をショッカーの首領を担当した納谷悟朗が起用されるなど関連性を高めました。本作品の終了をもってテレビシリーズとしての仮面ライダーの制作は再度中断し「仮面ライダークウガ」まで約10年の休止期間に入った。本作品の続編としての仮面ライダーの企画自体は存在し同時期に「機動刑事ジバン」に出演していた小林良平が主役として起用される予定であったが最終的に実現には至らなかった。これは吉川進プロデューサーが「とんねるずが本作のパロディ仮面ノリダーにより真面目に作るのが馬鹿馬鹿しくなった」との事である。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村【送料無料選択可!】仮面ライダーBLACK RX Vol.1 / 特撮
2011.03.21
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「仮面ライダーZX」の単発放送から3年後の1987年レトロブームに乗って栄光のヒーローが帰ってきた。石ノ森章太郎:原作の「仮面ライダーBLACK」である。本作はスポンサーのバンダイと小学館がTBSを通じてウルトラシリーズ復活を予定していたが、TBSの子会社が仮面ライダーシリーズを提案、結果として仮面ライダーの新シリーズに変更された経緯がある。また本作のテーマを「原点回帰」と銘打って、まずプロデューサーを平山亨から「スーパー戦隊シリーズ」「メタルヒーローシリーズ」の吉川進へ、音楽を菊池俊輔に代わって川村栄二が担当しナレーターを中江真司から小林清志、殺陣を空手、柔道技を中心とした大野剣友会から立体アクションのJACへと変更するなど新しいスタイルの仮面ライダーを目指しました。そのため仮面ライダーXの深海活動、ストロンガーの電気技仮面ライダースーパー1のカンフー戦法などパワーアップした仮面ライダーを作らずに本来の仮面ライダーにおける怪奇アクションとしての原点を追求するものとなり従来のライダーアクションにおける見せ場の一つだった戦闘員との立ち回りも本作では廃されまたゲスト歴代ライダーの登場もないためこれは「仮面ライダーアマゾン」に見られた原点回帰と同じスタイルで製作されました。物語は暗黒組織を操っていたバダン総統が倒され平和になった地球に新たに現れた暗黒結社ゴルゴムは日食の日の同時刻に生まれた南光太郎(倉田てつを)と秋月信彦はある日、大神官のダロム、バラオム、ビシュムの3人に連れ去られ改造手術を受け光太郎は世紀王ブラックサン、信彦は月の石キングストーンとされたが脳改造の前に秋月博士(菅貫太郎)の手引きで専用マシンバトルホッパーで脱出し以後、仮面ライダーBLACKを名乗りゴルゴムの陰謀に立ち向かう事になる。仮面ライダーBLACKの変身ポーズは一つ一つのポーズをクローズアップし変身中では強烈な閃光と共に完了するという前作にあたる「仮面ライダースーパー1」に見られた細かい映像手法を踏襲し、腹部に埋め込まれたキングストーンをエネルギー源としライダーパンチ、ライダーキックと連続攻撃で怪人を倒すのである。またBLACKの2台目のマシンとなるロードセクターも登場、これは同じく「仮面ライダースーパー1」の2台マシン所有というコンセプトを踏襲しているのです。そして三神官が復活させ生体鎧で覆われたゴルゴムの幹部剣聖ビルゲニアが登場しBLACKのキングストーンを奪ってゴルゴムの世紀王になろうとする。しかしBLACKは自分が倒すというプライドのため怪人との戦闘に介入してBLACKを結果的に助ける事もあり勝機を逃す結果となってしまうのである。物語中盤にはゴルゴムのもう一人の世紀王であり悪の仮面ライダーであるシャドームーンの登場である。にせ仮面ライダー以来、悪のライダーの登場は世紀王の宿命のもと自らと戦う事を光太郎に強要するが親友を手に掛ける事を望まない光太郎の苦悩が終盤のドラマの見所となりました。また「超人バロム1」のドルゲ「イナズマン」の帝王バンバ「キカイダー01」のハカイダーなど悪の幹部の声を演じた飯塚昭三が16年の時を経て仮面ライダーの悪役デビューを果たしました。これは初期・仮面ライダーにて何故、飯塚昭三が声優担当しなかったのかという当時のファンの疑問を本作で解決する形となりました。しかし70年代初期に特撮を見ていた少年たちが大人となり大人となった特撮ファンが現状の特撮番組に不満を持ちそれを東映に求めた事から製作陣は「人造人間キカイダー」の様なヒューマニズムをアダルトに描いた「超人機メタルダー」や戦うトレンディドラマ「鳥人戦隊ジェットマン」と大人が見て面白い特撮ドラマが誕生しました。だが大人向けのドラマ作りに専念してしまった所為か子供たちが難解を示し、行き過ぎた内容を受け入れられないとして親からクレームが殺到する始末となってしまいました。結果、青年たち相手には成功し肝心な子供たち相手には失敗してしまったため本作をフォローする形で完結記念番組として「仮面ライダー1号~RX大集合」と歴代ライダーの名場面集で綴った番組を放送しました。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村【送料無料】仮面ライダーBLACK VOL.1/特撮(映像)[DVD]【返品種別A】【smtb-k】【w2】
2011.01.17
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仮面ライダーZX本作は1982年に石ノ森章太郎が児童誌記事で展開した仮面ライダーZXを映像化したものである。「仮面ライダースーパー1」の放送終了後シリーズの終了を惜しむファングループ有志の主催で仮面ライダー復活祭」二度に渡り開催された。その盛況に触発された石ノ森章太郎や平山亨らの間で何らかの形で10号ライダーをという機運が盛り上がっが実写特撮ヒーローの新番組を企画するには厳しい状況の為関係各社の協力を得てTV以外のメディア展開を行いながら映像化を目指すという形でのスタートとなった。主役の村雨良を演じたのは菅田俊、まず月刊誌でのフォト・ストーリーを約1年半ほど展開し絵本の発売、主題歌「ドラゴン・ロード」の発売、ラジオでの特別番組など1983年まで続けられ翌年の正月に遂にスペシャルとしてテレビ制作されました。悪の組織バダンは時空破断システムを完成させ世界征服を開始した。大学生の村雨良(菅田俊)は悪の秘密結社バダンに囚われパーフェクトサイボーグとして脳以外の99%を改造された。しかし事故により自我を取り戻した良は処刑されそうになるが辛くも基地を脱出、殺された姉の敵を討つために仮面ライダーZXとしてバダンと戦う。村雨良はバダンのアジトを叩き潰すべく時空破断システムのエネルギー源として輸送されているバダンニウム84の行方を追ったがそこで彼は同じ目的を持った異形の戦士たちと出会う。彼らこそ自分たちと同じ改造人間の哀しみを背負った正義の戦士・仮面ライダーだった。やがてバダン時代の親友・三影英介との宿命の戦いを経て良は仮面ライダー10号としてバダンの幹部・暗闇大使(潮健児)との決戦に臨み真の黒幕であるバダン総統を追い込むのだった。このスペシャルで登場した歴代仮面ライダーは全員で風見志郎 (宮内洋)結城丈二(山口豪久)・沖一也(高杉俊价)がオリジナルキャストで変身前から登場しているが2号ライダーは素顔の一文字隼人を演じた佐々木剛は当時火事で大やけどしていた為、直接姿は見せず声のみ担当した。また本作はライダーマン・結城丈二役の山口豪久の遺作でありこの頃は既に癌に冒されており体調の悪い中での出演だったという。 この時のライダーマンのスーツアクターは無名時代の唐沢寿明であり、彼は獣人大ムカデの声も担当しました。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村仮面ライダースペシャル
2010.11.01
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仮面ライダーシリーズ第7弾「仮面ライダースーパー1」は当時流行していたカンフーを基軸にした9人目の仮面ライダーなのです。当初は仮面ライダーV9という名称でメカニック的だったがテクノライダーなどの案を経て80年代の1号ライダーとして「スーパー1」という名が与えられ過去のライダーのデザインはバッタ、トンボだったが今回のスーパー1はスズメバチをモチーフにしている。主役は前作の村上弘明が優しすぎたライダーだった為今回は陸上自衛隊出身の高杉俊介が選ばれた。高杉以外の候補者として後にZXを演じた菅田俊、仮面ライダーガオウを演じた渡辺裕之もいた。アメリカのNASAで宇宙開発への夢に情熱を燃やす若き研究者・沖一也(高杉俊介)は自ら志願して惑星開発用改造人間・スーパー1に改造された。だがスーパー1の存在を知った暗黒国家・ドグマ王国はスーパー1の引き渡しを要求したが断った研究所はドグマ怪人に襲撃され全滅した。生き残った一也はドグマと戦う事を決意するが彼はまだ自力で変身する事が出来なかった。一也は変身の極意を得るため日本に帰国して赤心寺の門を叩き赤心少林拳を学んで変身の極意を会得したのだ。このスーパー1の変身は往来の仮面ライダーとは違い空手の型の組み合わせにより変身できる“気”を使った仮面ライダーであります。スーパー1の特殊装備として種類の腕を換装したファイブハンドを武器としてスーパーハンド、冷熱ハンドパワーハンド、エレキハンド、レーダーハンドをベルトのスイッチで瞬時に交換する事が出来る。また仮面ライダーの代名詞であるオートバイが2台登場し1つは惑星開発用マシンであるVマシンもう1つが戦闘用マシンのブルーバージョンである。敵もドグマ王国が崩壊した後にジンドグマが登場し悪魔元帥と配下の四幹部という後のライダーシリーズの悪の組織の複数幹部編成に影響を与えました。そして仮面ライダーの必殺技と言えば“ライダーキック”であるがこのスーパー1では稲妻電光剣という剣を使う初めての仮面ライダーであり以上の事を考えると後の平成仮面ライダーがキックより武器を使うという点でライダーシリーズの分岐点的な存在であるのです。そして忘れられないのが3代目少年ライダー隊であるジュニアライダー隊の存在である。スーパー1の戦いをサポートするなどの活躍を見せ重要な存在となっていた。また視聴率が好評だった事もあり視聴者から怪人のデザインを募集するなど人気は絶大なものでした。本作は歴代ライダーの登場がなく、これはメインライターの江連卓が沖一也の成長を描く上で歴代ライダーの客演は必要ないと判断した為、後の「仮面ライダーBLACK」でも江連卓の意向が取られているのです。しかし実写特撮ヒーローを放送する枠もなく放送局は経済的に厳しい状況であった為、同じ頃に放送されたウルトラマン80、ケンちゃんシリーズアクションシリーズ(Gメン75)によるフィルム作品を中断する事になりここに第2次ライダーシリーズの幕は閉じたのです。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村【送料無料選択可!】仮面ライダースーパー1 Vol.1 / 特撮
2010.09.06
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前作「仮面ライダーストロンガー」の放送終了から3年10ヶ月の時を経て新作の仮面ライダーが誕生しました。タイトルは第1作同様「仮面ライダー」である。これは当時「宇宙戦艦ヤマト」「ルパン三世」の再放送に見られる再評価と旧作のブレイクにより続編が制作された経緯のもと特撮では「ウルトラマン」そして本作が復活しタイトルも旧作を意識した同タイトル「仮面ライダー」となった。しかし旧作はオートバイに乗った“ライダー”であったが今回は空を飛ぶ“ハングライダー”の意味であり本作の仮面ライダーはセイリングジャンプで滑空し空を飛ぶ事が出来る唯一のライダーなのです。物語は歴代暗黒組織を操っていた大首領が復活、秘密組織・ネオショッカーを結成し暗躍していた頃大学生の筑波洋(村上弘明)はネオショッカーに狙われていた志度博士を救出するも瀕死の重傷を負い博士によって改造手術を施され、改造人間として復活した。筑波洋は志度博士より“仮面ライダー”の称号を得てネオショッカーの幹部・ゼネラルモンスター(堀田真三)率いる悪の改造人間たちと戦うのだ。そして筑波洋をサポートする志度博士は海外に渡米し第14話より志度博士に代わり喫茶店「ブランカ」のマスター谷源次郎(塚本信夫)が筑波洋をサポートする事になった。この志度博士と谷源次郎は旧作と接点がある人物で仮面ライダー1号:本郷猛(藤岡弘)の改造手術を行った緑川博士の助手を務めていたのが志度博士であり谷源次郎は立花藤兵衛の再登場を固辞した小林昭二が塚本信夫を推挙したことから誕生したキャラクターでありその為、立花藤兵衛とは面識があるという裏設定も存在しました。 そして本作の目玉なのが歴代ライダーの多数ゲスト出演で第20話以降に登場した歴代の仮面ライダーから8人目の仮面ライダーとして認められており第20話に登場したストロンガーが「スカイライダー」と呼称しました。第28話で先輩ライダー7人全員の特訓を経てパワーアップした強化スカイライダーが誕生し、技も重力低減装置を利用した空中殺法を編み出しました。主題歌も変更し、新生・仮面ライダーとして物語は再スタートするのですが、これはキャラクター性の弱さのため期待通りの視聴率は得られなかった為、番組を打ち切りにし新ライダーを登場させることが検討されたが主人公も徐々に魅力を発揮するようになったので放送延長となったのが要因になりました。またコミカルなヒーローとして“がんがんじい”が登場しヒーローを目指す青年・矢田勘次(桂都丸)が自作の鎧を着た姿である。そしてスカイライダーの専用バイク・スカイターボによる必殺技・ライダーブレイクは壁やガラスに激突し破壊するパワーある技であり、これは村上弘明がオーディションの時バイクの免許を持っていないため気合で運転したところブレーキ操作が出来ず来賓席の原作者・石森の正面に突っ込みこれが切っ掛けでライダーブレイクが生まれたのです。 主演の村上弘明は本郷役の藤岡氏などがスーツを着てアクションをやっていたので自身もマスクを被りライダーを演じたがライダーの殺陣役者のアクションが悪いと同業者に見られたようで大野剣友会に怒られた過去がありまたギャラが少なかったため大野剣友会の俳優達にご飯をいつもおごってもらっていたそうです。最終回はネオショッカー大首領が酸素破壊爆弾と共に上空での自爆を謀るも8人ライダーのエネルギーを結集させたセイリングジャンプによって宇宙に飛ばされ大爆発して果てた。村上弘明は自分の子供が「お父さんは仮面ライダーなんだ」と憧れの眼差しで見ており、ある時、仕事で仮面ライダーZX役の菅田俊と一緒にいた時に子供から電話が掛かってきた時は「今ZX(ゼクロス)と一緒にいるんだよ」と自慢していた事もあったそうです。 仮面ライダー(スカイライダー)VOL.5
2010.07.19
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「仮面ライダーストロンガー」放送終了後、ストロンガー最終話の後日談として放送されたのが正月特別番組「全員集合!7人の仮面ライダー!!」である。物語は大首領を倒し日本に平和が戻った世の中に立花藤兵衛(小林昭二)は公園で子供たちに仮面ライダーの話を聞きたがっていた。そんな子供たちに答えるべく藤兵衛は後楽園ゆうえんちにて仮面ライダーショーを見に行くのである。遊園地のショーを見て藤兵衛は歴代の仮面ライダーたちを思い出すのであった。悪の秘密結社「ショッカー」に拉致されバッタの能力を持つ改造人間にされてしまった仮面ライダー1号:本郷猛(藤岡弘)同じくショッカーに捕まり改造手術を施されてしまうが脳改造直前に本郷に救われた仮面ライダー2号一文字隼人(佐々木剛)デストロンによって家族3人を抹殺されてしまい仮面ライダー1号と2号によって改造手術された仮面ライダーV3:風見志郎(宮内洋)デストロンの内部紛争で処刑されそうになり悪への復讐に立ちあがったライダーマン:結城丈二(山口暁)彼らを思い出した時、この4人は藤兵衛の前に姿を現した。それぞれが別行動により日本を目指し偶然、空港で会い帰国したと立花藤兵衛に述べた。そしてGOD機関に重傷を負わされ父によって改造手術を受けた神敬介(速水亮)は仮面ライダーXとして蘇り南米アマゾンの大自然の中で動物と共に育ち文明を知らない野生児の山本大介(岡崎徹)こと仮面ライダーアマゾンを思い出していた。その後、神敬介と山本大介が現れるがこの二人は志郎から帰国の連絡があり帰国した。そして悪の組織ブラックサタンに友人を殺され自ら改造電気人間となり復讐を誓った仮面ライダーストロンガー:城茂(荒木しげる)彼の活躍を思い出していた時、アトラクションショーに本物の怪人が混じり込みショーは大荒れしておりその正体はショーを見に来た子供を身代金目的で誘拐しようとした暗黒大将軍(堀田真三)の仕業であった。その時、登場した城茂ら7人の仮面ライダーは変身し暗黒大将軍と怪人軍団と戦うのだ。この作品のオープニングは2種類存在し、本放送時・再放送時は仮面ライダーの主題歌「レッツゴー!!ライダーキック」歌入りでありビデオソフト化は挿入歌「ぼくらの仮面ライダー」のイントロを出だしに「仮面ライダー」「仮面ライダーV3」「仮面ライダーX」のインストメンタル「仮面ライダーストロンガー」のイントロとコーダ編集がテーマ曲として使われました。本放送版が唯一収録されているのはDVD版のみである。にほんブログ村【送料無料選択可!】仮面ライダースペシャル / 特撮
2010.06.28
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1975年、ネット局改変“腸捻転”により放送がテレビ朝日(NET)からTBSへと移り変わった最初の仮面ライダーが「仮面ライダーストロンガー」である。今回のストロンガーのモチーフはカブトムシであり大学生の城茂(荒木しげる)が悪の組織ブラックサタンに自ら進んで改造手術を受け改造電気人間となる。そのまま悪の組織を裏切り、ブラックサタンと戦うのである。変身も両手がコイル状に形成されており右手がプラス電極、左手がマイナス電極に成っており、これを接触させる事で体内の発電装置を作動させ変身する。必殺技は電気エネルギーを体に集中し体を赤熱させ10万ワットの電圧でキックするストロンガー電キック。電気エネルギーを導電体を通して離れた敵に流すストロンガー電ショックがある。このストロンガーのアシスタントをするのがてんとう虫をモチーフとする初代・女性仮面ライダー電波人間タックルである。女子高生の岬ユリ子(岡田京子)はブラックサタンに捕らわれ改造人間にされ、脳改造に伴う強化手術前にストロンガーに救出された電波人間なのです。必殺技は電波エネルギーで敵に触れずに投げ飛ばす電波投げがある。そして仮面ライダーの育ての親・立花藤兵衛(小林昭二)も第3話から登場し新仮面ライダーと対面しても驚いた描写はなかった。対する悪の組織・ブラックサタンは動植物とロボットの融合した奇械人を尖兵として操り、大幹部は紳士タイタンが変身する一つ目タイタン、雇われ幹部のジェネラルシャドウ、最高幹部のデッドライオンの3人で構成されている。 一つ目タイタン(浜田晃)は一度、ストロンガーに倒されたがブラックサタンにより百目タイタンとして強化復活した。しかしジェネラルシャドウがクーデターを起こし組織は内部分裂に陥り、ブラックサタンはストロンガーによって倒され壊滅した。ジェネラルシャドウは12人の改造魔人達によって構成された新組織・デルザー軍団を結成し日本征服を狙った。デルザー軍団は物凄く強くストロンガー1人では歯が立たない強敵軍団であり、結果、電波人間タックルはデルザー軍団の毒殺部隊長ドクターケイトの毒液を浴びて瀕死の重症を負い、余命のない状態で、命と引き換えの大技・ウルトラサイクロンで敵を倒すも生涯を閉じてしまったのです。 そしてデルザー軍団に敵わないストロンガーは科学者の正木博士が研究していた超電子ダイナモを身体に埋め込みチャージアップした事により電気人間の100倍のパワーを発揮する超電子人間となった。パワーアップしたストロンガーに更に歴代仮面ライダーたちがデルザー軍団を追って海外から次々帰国しストロンガーと共闘するのである。そして仮面ライダーは全員集合し全ライダーの共通の敵大首領を倒し終焉を迎えたのです。本作をもって第1期仮面ライダーシリーズは終了し、後番組は「まんが日本昔ばなし」に譲られるのです。にほんブログ村【20%OFF!】仮面ライダーストロンガー VOL.4(DVD)
2010.04.16
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前作「仮面ライダーX」の後を引き継いだシリーズ第4弾「仮面ライダーアマゾン」はライダーシリーズの中で異色なヒーローである。生後間もなく飛行機事故によって南米アマゾンで遭難した日本人・山本大介(岡崎徹)は大自然の中で動物と共に育った野生人間であり言葉を話す事が出来ない。ある日、アマゾンの長老バゴーの心霊手術と超古代文明に伝わるギギの腕輪を装備される事によって変身能力を持つ事が出来る様になった。亡き父の友人である高坂教授に会うために日本に来日するがそこへギギの腕輪を狙って南米より悪の集団・ゲドンが山本大介を追って日本に来襲するのである。ゲドンが送り込んだのは獣人と呼ばれる動物、爬虫類、昆虫を強化した“けもの”であり狙いは世界征服ではなく山本大介の命である。大介は怒りが頂点に達した時「アー・マー・ゾーン!」と叫ぶことで大トカゲの超人に変身する事が出来るのだ。この姿を初めて見た高坂博士の息子・マサヒコ(松田洋治)に仮面ライダーと称号された。アマゾンライダーの必殺技は引掻き、咬み付きであり相手を倒す技“大切断”で獣人を急所を斬るのである。アマゾンは日本の新しい文明を受け入れられず恐怖に怯えてしまうが第3話より登場した仮面ライダーの育ての親・立花藤兵衛(小林昭二)の必死の努力により文化を理解する事が出来たのだ。敵の獣人も怪人と言うより怪物といった感じでヘビ獣人、ワニ獣人は人間と同じ身長になった爬虫類そのものであった。そんな中、モグラ獣人はゲドンを裏切りアマゾンの仲間になったコミカルな獣人でありました。ゲドンを壊滅したアマゾンに今度は世界征服を企むガランダー帝国が登場した。このアマゾンはジャングラーというバイクに乗り仮面ライダーである事を定義付けているがファンからは拒否されており、実際に仮面ライダー離れが始まってしまった。だがアマゾンは言葉も分からず文明にも理解できない人間として仮面ライダーとして1から育てられるという構成は支持するファンもおり、仮面ライダーの原点に帰った作品でもありました。しかし視聴率的には好評であり、長期の放送を考えていたが関東、関西によるキー局ネット改変“腸捻転”により放送は半年で終了してしまいました。にほんブログ村 【DVD】仮面ライダーアマゾン Vol.1映像アニメ
2010.02.04
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仮面ライダーシリーズ第3弾にて5人目のライダーが登場したのが「仮面ライダーX」である。マジンガーZによるアニメロボットブームが到来し変身ヒーローブームに陰りが出来た頃、仮面ライダーXは今までにない新路線と前作と同一の世界を持ち合わせると言う企画で物語は進行するのです。今回登場する悪の組織GODは世界征服が狙いではなくそれぞれの国の政治や社会を支配するのが目的である。謎の秘密組織GODに加入を拒んだ神啓太郎(田崎潤)はGODに瀕死の重傷を負わされてしまいさらに息子の神敬介(速水亮)が殺されてしまう。神啓太郎は死の直前に息子の敬介を自らの研究していた深海開発用改造人間技術を用いてカイゾーグとして蘇らせた。敬介は自らを仮面ライダーXと名乗りGOD秘密機関に父の復讐の為に戦うのである。この仮面ライダーXこと神敬介には婚約者がおりライダー史上初の恋人が存在する作品であり恋人の水城涼子は後にGODの一員となりかつての婚約者と戦う立場になってしまうのである。第5話より前作に登場していた立花藤兵衛(小林昭二)を再登場させる事によって仮面ライダーシリーズとしての一貫の関連性を持たせているのです。水城涼子の死後、新展開として登場したのがライダーシリーズ初のライバルキャラアポロガイストである。このアポロガイストの存在は今現在に続いている仮面ライダーシリーズに大きい影響を与えているのです。物語は打倒!仮面ライダーXを思うアポロガイストに打倒!アポロガイストを思う仮面ライダーXの心理描写が物語を大いに盛り上げたのでした。恋人・水城涼子のアダルト路線にアポロガイストのハード路線により大いに支持を得た仮面ライダーXはアポロガイストが倒された事を気に更に新展開へと進んでいくのです。GODの大幹部で巨大ロボット・キングダークが出現しRS装置をめぐる争奪を巡り仮面ライダーXと攻防を繰り出すのである。これまでの仮面ライダーXの変身は「SET UP」の掛け声と共に変形するという形だったが仮面ライダーV3こと風見志郎(宮内洋)のパワーアップ改造により「大変身」するのである。必殺技もライダーキックから真空地獄車へと変わっていくのです。また敵の怪人もギリシャ神話に出てくる人物や歴史上の人物をモチーフにした怪人が登場し鳥人イカルスやクモナポレオンなど人間に一番近い顔をしているのも特徴的である。余談ではあるが前作にて死んだと思われたライダーマンは今作品に登場しておりどうやって生き延びたかは語られていませんでした。にほんブログ村◇新品DVD◇【プラチナ謝恩200912】 【PC家電_110P2】 仮面ライダーX Vol.1
2010.01.09
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変身ヒーローブームの頂点を迎えていた「仮面ライダーV3」は4クール目より原点回帰と新展開がスタートする。そこで登場したのがライダーマンである。ツバサ軍団壊滅後、結果がすべてという信条の元に、失敗を犯した者は誰でも始末にしてきたデストロン4代目大幹部・ヨロイ元帥。彼は大幹部候補で自分の地位を脅かすデストロンの科学者・結城丈二(山口暁)に反乱の濡れ衣を着せて抹殺を目論む。結城は裏切り者として処刑されそうになり、硫酸のプールで右腕を失ってしまう。間一髪の所を結城の部下たちによって助けられ脱走。彼らの協力で失った右腕の改造手術を受け、仮面ライダー風のヘルメットを受け取る。これによってライダーマンへの変身能力を得て、ヨロイ元帥への復讐を誓った。右腕はカセットアームと呼ばれアタッチメントを替えることで様々な攻撃が可能となり、また全身を改造された改造人間ではなく、強化服によって身体能力を増幅・補強しているのが特徴である。当初はヨロイ元帥個人への復讐が目的であり、デストロンへの信頼は残していた為、そのためV3とは敵対関係にあった。しかしデストロンが悪の組織であるという事実を知った結城はデストロン壊滅の為V3と共闘するようになりました。ラストは東京を救うためにデストロンの最終兵器のロケットに乗り込んで自爆した。その功績によりV3から“仮面ライダー4号”の称号が贈られた。そしてV3はヨロイ元帥を倒しデストロン・アジトへ潜入。首領の正体は原始人の白骨体に心臓と電子頭脳を擁した正体不明の死神であった。V3の攻撃によって首領は倒されアジトごと自爆した。 こうしてV3の活躍は終わりを告げたのです。その後、ライダーマンは次作「仮面ライダーX」で復活を遂げ歴代仮面ライダーの戦列に加わりました。にほんブログ村バンダイ レジェンドライダーシリーズ16 ライダーマン
2009.11.28
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空前の変身ブームを巻き起こした「仮面ライダー」の続編として制作されたのが「仮面ライダーV3」ライダー1号、2号によってショッカーは壊滅したが、何とショッカー首領は生き延びており、密かに新組織デストロンを結成させていた。デストロンによって父・母・妹の3人を抹殺されてしまった風見志郎(宮内洋)は瀕死の重傷を負いライダー1号と2号による改造手術で新たに仮面ライダーV3が誕生しデストロンに立ち向かう。ベルトに1号の技と2号の力を象徴するダブルタイフーンを装備し1号2号ライダーの変身ポーズを組み合わせたポーズで仮面ライダーV3に変身する。 また改造手術の直後にダブルライダーが姿を消した為多くの能力を知らないまま戦うことになったV3は特訓や怪人との戦闘を通じて苦戦しながらも、戦力を向上させていった。装備しているものとして上空から10km四方を偵察できるV3ホッパーや専用オートバイ・ハリケーンがある。対するデストロンの大幹部にドクトルG、キバ男爵、ツバサ大僧正と怪奇性の強い凶悪な大幹部が登場しました。キバ男爵とツバサ大僧正は、それぞれ登場から1カ月で倒されてしまうが、これはタイアップしている月刊の幼年誌向け雑誌に月1回話題を提供する意図によるものである。怪人も前期はテレビバエ、イカファイヤーなど機械と生物の合成怪人が主流となり後期は単一の生物モチーフが中心となりこれは仮面ライダーの原点回帰を狙ったものである。こうしてV3はライダー史上人気のあるヒーローで視聴率も38%と、その記録は未だ破られていない。V3のデザインはトンボをモチーフにしており空中で回転するときは腕を横に伸ばしながら回転するというトンボを意識した飛び方になっている。また変身シーンもバイクに乗ったまま直接立ちで変身ポーズを取ったのもV3こと宮内洋からである。宮内は変身時の掛け声を「ブイスリャー!!」と叫ぶが、これはイ段の音よりア段の音の方がエコーが綺麗だからと意識したことによるもので1度「ブァイスリャー!!」と叫んだところ共演者の小林昭二に子供達が間違って覚えたらダメという事で叱咤されることがあったそうです。にほんブログ村新着1026◇新品DVD◇ 【PC家電_092P5】 【PC家電_093P2】 【PC家電_094P2】 仮面ライダーV3 VOL.7
2009.11.12
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ショッカー大幹部、地獄大使がライダーに倒され事実上ショッカーは全滅した。しかしショッカー首領はアフリカの暗黒組織ゲルダム団と自身の組織を合併させ新組織「ゲルショッカー」を誕生させた。その力は殺戮、暴動、破壊の限りを尽くす恐るべき組織で仮面ライダーは毎回、劣勢に立たせられるのだ。大幹部はブラック将軍で自らの作戦には絶大な自信を持っており、細部に渡って指示を出し、水も漏らさぬ指揮を執る。怪人たちも蜘蛛とライオンを合体させたクモライオン、ワシカマギリなど2体合体させた怪人が登場し強大なゲルショッカーの威力を見せることになった。そして仮面ライダー史上、最高傑作といえるのがにせ仮面ライダー(ショッカーライダー)の登場である。仮面ライダーと同じ性能を持ち、No.1~6まで全6体存在する。本物と違って手袋とブーツ、マフラーは黄色である。このニセ仮面ライダーは4話に渡って制作され、ライダー2号も参加するも負けてしまいおやっさん(立花藤兵衛)がダブルライダーを特訓し新必殺技でニセライダーを倒すのだ。またこの頃に仮面ライダーの戦いを支援した女性たちをライダーガールズと総称しました。中田喜子、ミミ萩原も登場し仮面ライダーを一層盛り上げました。そして最終回、ブラック将軍の正体はヒルカメレオンでライダー1号と2号に倒され、ショッカー首領がよいよ現れる。1号と2号がアジトに乗り込んだときは赤頭巾を被り体は赤マントで覆われている。赤頭巾をむしり取るとその中には無数の蛇で覆われた顔があった。しかし本当の正体は一つ目の怪人で強烈な光を発するのだ。最終決戦でダブルライダーに本部を急襲され本部と共に自爆しショッカーは全滅した。秘密捜査官、滝和也もFBIに戻り、こうして本郷猛、一文字隼人の長い苦悩の日々が終わったのだ。にほんブログ村超合金 装着変身 ショッカーライダー
2009.10.16
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本郷猛が帰ってきた!一文字隼人がショッカーを追って南米へ向かい、変身ポーズも得たに身につけた本郷が新生1号ライダーとして登場した。マスクの色も明るい緑色で手袋とブーツは銀色。腕と脚のラインは2本でベルトも赤色へとリニューアルされた。立花レーシングも復活しオートレースへの夢も期待したがここで新たな大幹部が本郷猛に挑戦する。地獄大使が東南アジア支部から日本に着任。指揮能力は高く、他の幹部よりもアジトから出て実戦に赴くことが多い。そして「技の1号」の称号らしく必殺技が「ライダーヘッドクラッシャー」「ライダーきりもみシュート」など多彩になりより強い仮面ライダーが強調されてきました。ライダーが乗るサイクロン号もリニューアルされスタイリッシュな新サイクロン号が登場し、さらに少年仮面ライダー隊なる組織も結成され専用の自転車で行動しショッカーの情報を収集し仮面ライダーに協力をしていくです。また「吸血モスキラス対二人のライダー」にてゲスト出演した2号ライダーもリニューアルされて、手袋とブーツは赤くなりました。この新1号は2人の大幹部、死神博士(イカデビル)地獄大使(ガラガランダ)を倒し、圧倒的な強さを見せ、無敵の仮面ライダー像を作りあげているのです。この頃、仮面ライダーの社会現象はピークに達しており仮面ライダースナックに付いていた仮面ライダーカードが爆発的に売れ、スナックを食べないでカードだけを集める悪い習慣を子供たちが持ち、仮面ライダー自転車や仮面ライダー変身ベルトといったキャラクター商品も大ヒットしたが仮面ライダーの真似をして高いところから飛び降りて大怪我をした子供たちも増えPTAからクレームも来たのもこの時期だったと言えよう。にほんブログ村定価より【25%】OFF!! 仮面ライダー レジェンドライダーシリーズ 01/仮面ライダー新1号
2009.09.29
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本郷猛こと藤岡弘が帰ってきた!これは撮影中の事故による怪我から退院した藤岡弘のリハビリを兼ねた復帰シリーズなのです。ショッカー・ヨーロッパ支部と戦っていた旧1号はスイスより日本に上陸した大幹部・死神博士を追って日本へ一時帰国した。ここでライダー2号・一文字隼人と共闘。技の1号・力の2号と称されたWライダーの誕生です。復活した1号ライダーのコスチュームは眼が真紅に変わり、アゴの色も微妙に変化したため、2号と初共闘した桜島にちなんで「桜島1号」と呼ばれる。また復帰したとはいえ、藤岡弘の骨折した足には固定用のボルトがまだ入っており、アクションをするとボルトの部分から血が滲んでいたそうです。このWライダーが戦った怪人はスノーマン、ゴースター、イソギンチャック、ユニコルノス、ギルガラスの5人で何れもWライダーキックで撃破しています。また仮面ライダーの大幹部の中で屈指の人気を誇るのが「死神博士」演じる天本英世の役作りが余りにも怖すぎるため印象が強い大幹部でありました。このダブルライダーが人気を博したため、制作は以降、番組に二人の仮面ライダーを登場させようと考えていたが佐々木剛が「藤岡が復帰するまでの代役という約束、、当然、藤岡に返すべき」と拒否。当初の予定通り、藤岡弘が主役としてカンバックする。今度は一文字隼人がショッカーの別計画を追って南米へ旅立つことになり、そして再び、本郷猛が日本で活躍する事になる。仮面ライダー ライダーマスクディスプレイ~桜島1号編~ 旧1号桜島ver.(バンプレスト)
2009.08.08
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撮影中、本郷猛役の藤岡弘がバイクで転倒全治6ヶ月の重傷を負うことになったここで仮面ライダーの方向性が再検討された。本郷猛を戦死させる案など浮かび上がったが本郷猛はショッカーの別計画を追い日本を離れ外国へ、その後を継ぐ新しい仮面ライダーが登場する新展開が決定。仮面ライダー2号・一文字隼人の登場となる。ここで注目したいのは仮面ライダーに変身ポーズを設定し、一文字の意思で自ら変身できるという変身ブームが巻き起こるのです。これにより仮面ライダーの人気は急上昇するのです。新主役・一文字隼人に藤岡弘の劇団の同期である佐々木剛を抜擢藤岡が復帰するまでの代役という条件で引き受けたそうです。逸話として佐々木剛はバイクの免許を取得していなかった為本郷のようなバイクに乗って変身する事が不可能なので急遽、変身ポーズが生まれたそうです。またライダーガールズとして当時の人気歌手・山本リンダが出演していました。今でいえば浜崎あゆみが仮面ライダーに出演するようなものですね。もちろん、島田陽子も引き続き出演しています。この2号編にも私のトラウマ怪人が登場しておりピラザウルス、キノコモルグは本当に怖かったです。そして、その後のヒーローもの路線を決定づけさせた悪の幹部が登場しました。中近東支部より日本に派遣された「ゾル大佐」残忍な軍人風の幹部でドイツのヒトラーの部下だったらしい。(ノリダーのファンファン大佐はこのパロディ)ゾル大佐の最後は改造人間・狼男になり仮面ライダーに倒されるのでした。仮面ライダーの人気が頂点に向かう1つの通過点が旧2号編だったのです。へんしんモン(携帯マスコット) 仮面ライダー2号【2008年4月発売】
2009.07.16
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不滅のヒーロー「仮面ライダー」幼い頃、リアルタイムで見ていた私は毎日、近くの公園で変身ベルトとお面を被りライダー自転車に乗って仮面ライダーになりきって遊んでいたものです。藤岡弘:演ずる本郷猛はオートレーサーでありその能力に目をつけた悪の組織ショッカーに拉致、バッタの能力を持つ改造人間にされてしまう。脳改造寸前で恩師・緑川博士に助けられ仮面ライダーとなって悪と戦い本郷猛の良き理解者である「おやっさん」こと立花藤兵衛やFBI捜査官の滝和也の協力を得て怪人たちを倒していくのです。しかし何故バッタをモチーフにしたのか?原作者:石ノ森章太郎が「バッタは小さいから強く見えないだけで、人のサイズになれば強い」という理由からだったそうです。当初「仮面ライダー」は怪奇アクションとして描かれて怪人たちも身の回りの恐怖を感じさせるものとなっており私のトラウマ怪人である蝙蝠男(夜、家に帰ってきたら暗い部屋で逆さまに ぶら下がっているんで怖かった)ゲバコンドル(吸血鬼でバレリーナの首に咬み付く)は当時、怖かったんです。ちなみに最初、本郷猛を演じるのは近藤正臣であったが、スケジュールの都合で出演不可能となり、代りに藤岡弘が主役となった経緯がありました。レギュラーヒロインに真樹千恵子、島田陽子が出ていました。また初期の仮面ライダーは代名詞である変身ポーズがなく、ベルトの風車に風圧を受けることによって変身できるという設定でした。必殺技も上空へジャンプし宙返りして怪人に目掛けて蹴りこむ「ライダーキック」はバッタの改造人間であるライダーの脚力を生かした凄まじい破壊力でした。旧1号のデザイン色は黒に近い緑色でカッコイイですしいまだにファンに人気を持っています。【20%OFF!】仮面ライダー VOL.1(DVD)
2009.06.25
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