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心筋梗塞で、開胸バイパス手術をして、早9ヶ月。
塩分過多から、心不全にもなりかかったが、今のところ、生きている。一度死に掛けた心臓は、元に戻るのは不可能だし、薬も一生飲まなければならないだろう。
月に一度、定期検診がある。今回はCTの結果も含めての問診となった。なにせ、主治医と会うのは、1ヶ月ぶり。元気にもなってきたので、聞いてみたい事は、多い。
※心臓の基礎知識:
冠状動脈(かんじょうどうみゃく)は、心臓の周りにある血管で、心臓を動かす為の血管。
心臓は、筋肉の塊。動く為には、酸素も栄養素も必要。
心臓が動く為の酸素や栄養を運んでいるのが、冠状動脈。
冠状動脈が詰まる=心臓の筋肉が死ぬ=心臓が弱る⇒心臓が止まる⇒死
コレが心筋梗塞ね。
冠状動脈は、大きく分けて3本。心臓が全身に血液を送るのが、左側(左心室)なので
冠状動脈も左2本、右1本になっている。
血管は枝分かれして、心臓を包み込むようにはりめぐらされている。
で、主治医と、私の会話。
『私の心臓の詰まった場所は、どこなんですか』
『冠状動脈 の左2本の根元だね。』
『流行のカテーテル手術やステントじゃ無理なんですか?』
『狭窄(血管が詰まる事)が進行する前ならいざ知らず、狭窄してしまっている状態の血管に、無理やりカテーテルを通すのは、至難の業。
カテーテルを通すのに手間取っていると、命が危ない。
そんなリスクは負えないよ』
『なるほど、私にとって、ベストな選択だったんですね』
『そうだね。
でも、ココが詰まると、
普通、助からないけどね』
・・・・・・言葉を選ぼうね。。。