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細君は、農家の娘。何より土いじりが大好き。緑が大好き。
そんな細君が 「どうしても畑が欲しい!!」
確かに庭はある。中古住宅を買ったので庭木まで生えている。
どうやら、前の持ち主は庭にこだわったらしく、黒松、ヒメシャラ、椿、枝垂れ梅、槙と、「実のならない木」が植えてある。
質実剛健を信条としている私にとって、これらの木達は私にとって「不要の長物」。
ヒメシャラ等、「買うと高い」木らしいが、全く興味が無い私にとっては、「毎年伸びる厄介な木」にしか写らない。
チェーンソー宜しく「全て伐採しよう」と思った程だ。
だが、ババチャンがコレに反対 。
「この木があるから、家に品格が出るのよ!!」
イヤイヤ、全部伐採して「柿、栗、桃」でも植えた方が嬉しいんだけど・・・・
とにかく「ババチャンの一声」で、伐採中止になってしまった。
で、嫁の細君と言えば、 「畑が欲しい!!」
しょうが無い、槙の木を1本抜いて(いっぱいあるから)2畳ほどをブロックで囲み、ホームセンターで買ってきた土を入れ、「ちっちゃな畑」を作った。
この畑、意外と働き者。夏にはキュウリ、ナスを生産し、去年の冬には白菜まで取れた。(白菜は、一株だけだけど・・・^_^; )
子供達にも好評で、野菜の生長を生で観れるとあって理科の勉強に一役かった。
・・・・・ってのが、4年前の話。
今年4月、町内会の会長が訪問。近くの農家が畑を貸し出してるから、借りてみないかとの事。
年会費が、¥2,000-。高いのか安いのか分からなかったが、畑を渇望している細君と共にOKした。
この借りた畑が、思ってた以上に
広かった
幅7.5m、奥行き13m。
面積にして97m2 言い方変えると、約1a 単位を変えると26坪ぐらいかな。
そう、小さな家の敷地ぐらい広かった。
私の持ってる農機具と言えば、義理の父に借りた鍬 1本。
耕すより、雑草が生える方が早かった。
ちゃんと畑を有効活用すれば、「野菜だけは、自給自足?」って感じの広さだが、何せ週1回ぐらいしか行けない。
畑は 「バッタの養殖場」 になってしまった。
それでも何とか収穫は出来るらしい。
じゃがいも、ナス、ピーマン、インゲン豆、キュウリと自然の恵みを我が家にもたらしてくれた。エンゲル係数を十二分に下げてくれる。
育ててみて、ビックリしたのが、かぼちゃ。
何にも知らない私は、かぼちゃの苗を3本植えてしまった。
1本は枯れた。残った二本は、とんでもない成長を見せた。
畑の1/3を多い尽くす程の成長振り。収穫した実の数・・・20個以上。
戦時中にかぼちゃを植える訳だ。実感した。かぼちゃが多すぎて食べ切れない。
いつもお世話になってる娘の友人宅へ「おすそ分け」。近所へ「おすそ分け」
かぼちゃが、巨峰に化けた事もある。「わらしべ長者」になった気分だ。
さて、そろそろ冬野菜を植えなきゃ。。。って遅すぎるけど。
家庭菜園なんだけど・・・ 耕運機の購入を本気で考えてる。
だって、腰が持たないんだもん。
でも、買うと高いんだよな~~~~アレ
物つくり 2009.01.22
子供の小遣い。。さて、いくら 2009.01.17