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私は、20歳依頼 20年近く喫煙を続けてきたスモーカーだ。
いや、スモーカーだった。
禁煙をした事が無い訳ではない。
10年前に自然気胸を発病した時、医師から禁煙を宣告され、半年禁煙した事がある。
その時、喫煙に再び手を染めた理由は、一つ。
当時抱えていた仕事で、上司との折り合いが悪く
上司をぶん殴る
か、
タバコでも吸って気を紛らわせるか
どちらかを選ばなければならないほど、追い詰められた事がある。
既に結婚もし、小心者だった私はタバコを選ぶ事にしたのだが、以来10年
上司が変わった今でも喫煙を続けていた。
そこに、今回の病気である。
主治医からは、
『年齢も若いし、高血圧でも、高脂血漿でもない。コレステロールが高い様だが
心筋梗塞を起こすほどでは無かったはず。 のみ
。
命を灯したく無ければ、禁煙しなさい
』
以来、禁煙を始めてもうすぐ2ヶ月になる。
どこかの芸人ではないが、3の付く時は要注意である。
禁煙を始めて、3時間、3日、3週間、3ヶ月、3年。
この時が、『まぁ、いっか』と、吸いたくなるタイミングだからだ。
今回は3週間までが病院だった。
無論タバコが吸えなかったし、吸いたいとも思わなかった。
見舞いに来てくれた先輩がありがたい言葉を投げかけて下さった。
『もう、一生分のタバコを吸いきったんだよ。だから、もう吸えないんだ』
なるほど。同じ血液疾患を患った先輩の言葉は、重みがある。
今日、ひょっこりタバコが一箱出てきた。
細君:「パパ捨てても良い?」
おう!、勿体ないけど、捨てちまえ!