2004/08/09
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カテゴリ: 読了本
大正時代の粋でいなせな盗賊たちが意地と見栄とに命をかける。

五夜の物語。

第一夜「闇に花道」
大正六年夏
数えで9歳の松蔵は、父に盗人の親分の家に連れて行かれる。
父は預けるだけのつもりが、親分に「9歳の子供を盗人に預けるような者に親の資格は無い」として、手切れ金を渡し親子の縁を切らせる。
その前に松蔵の父は、博打で借金をつくり13歳の松蔵の姉を吉原に売っていた。
松蔵は、人情溢れる盗人一家の中で育ち、


第二夜「槍の小輔」
ゲンノマエ(帯に挟んだ紙入れを真正面から抜き取る)のおこん姉さんの意地と恋との物語。

第三夜「百万石の甍」
大企業の息子が女中に子供を産ませ、その母子ともに下請けの大工の棟梁に押し付ける。
棟梁は、その子供をわが子以上に可愛がる。
その息子は後に松蔵の師匠になる”天切り”になる。
血は水よりも濃い。ではなく、血よりも濃い水も有る。

第四夜「白縫華魁」
外人バーに不法滞在の女を斡旋する男が逮捕されてきた。
”女衒”
松蔵は13歳の頃、吉原に売られた姉の美しい華魁道中を見る。


姉を吉原から救いたい松蔵は、兄貴分たちの好意で大金を揃えてもらう。
そして、身請け出来る事になったが!・・・・・









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最終更新日  2004/08/13 03:50:25 AM
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