2004/12/11
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テーマ: 本日の1冊(3697)
カテゴリ: 読了本


「女王の百年密室」の続編的な本でした。
「女王の・・」を読んで暫くたっているので、ちょっと詳しい内容は忘れていますが、読んでるうちに少し思い出しました。
懐かしい、サエバ・ミチルが主人公にパートーナーであるウォーカロンのロイディ。
デボウ・スウというあの女王の名も出てきますし。

イル・サン・ジャックという島に着いたミチルとロイディ。
この島は、他所からの取材を受けようとしないで有名な所。
しかしエンジニアリング・ライターのミチルは何故か招待されて、この島へ。
周りを海で囲まれた不思議な小さな島。
この海が以前は森だったという。一夜のして海になったのだと。
迷路のような道。
感情の無い人々。
翌日、この国の女王に会う約束をしているミチルの元へ、「新王のシャルルが会いたいから城へ来るように・・」と、夜中に使者が来る。
頭脳明晰の若き新王シャルル。
何故か、シャルルは亡くなったミチルの恋人・クジ・アキラを知っていた。
そして起る殺人事件・・・
僧侶長のクラウドが砂の曼陀羅を描いている最中に・・・
それから、何故か眠らされていたミチル。

***************************
ネタバレになってはいけないので内容はこの位にします。
面白いです・・・もう一度、「女王の・・」も読み返したくなります。
文中に「周囲はさまざまに変化する。変化するのは常に外側だけ、それも、自分の周囲の、ほんの僅かな範囲のこと。
人間だってそうだろう。中身には全然変わりない。周りばかりが歳をとる。変化するのは、いつも外側だ。」
人の性格って、そんなに変わるものでないし、心はいつも20代って気がする(心だけだって解かってますのでご容赦を)のに、外見は着実に老けていってる。
いろいろな意味で「そうだなぁ~」なんて思いました。





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最終更新日  2004/12/11 09:18:17 PM コメントを書く


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