2004/12/27
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カテゴリ: 読了本


そして、そのまま行方知れずになった。
妻・庸子と息子の彬彦を残して・・・
庸子は再婚し、みつるという女の子が出来た。

時は流れ、1990年過ぎ、彬彦はODAの中国向けプロジェクトに携わっていた。

〔1972年、ソ連の脅威を本気で考えた毛沢東は戦争賠償問題を放棄して、日本との国交樹立を選んだ。
1979年から始まった中国に対する日本のODNは、この賠償の見返り、あるいは補完であるとみなす考えは、中国と日本の双方に根強くある。
援助は年々増額され、1988年には有償、無償あわせて年間1700億円にのぼった。
この巨額の金が一体どのように使われてるのか。〕

彬彦の父・種彦が今も中国で生きているという情報がもたらされた。
彬彦は、父を探すために忍びで中国に渡る。
そこで知る戦前の父の姿は、喜劇俳優とスパイというものだった。
そして中国の女性スパイと愛し合っていたとも聞かされた。

彬彦も、この父を探す忍びの旅を中国当局にスパイだと公安に目をつけられる。
そして出会う中国の女優・杏杏。
その美しさ・・・・そして、彼女にはもう一つの顔があった。

実家の神戸に阪神大震災が・・・妹のみつるは???

***************************

共産圏の国というか開かれてない国というか、戦前のスパイとか・・・・怖いですね~。
”ミステリ”と”杏杏と彬彦の恋”と”中国”を楽しめます。





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最終更新日  2004/12/30 01:16:59 AM コメント(4) | コメントを書く


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