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jasmintea@ Re:胃カメラは 楽になったと 信じたい(ヘボ川柳)(02/10) おはようございます! 確かに自虐ネタが…
くまくま15 @ Re[1]:胃カメラは 楽になったと 信じたい(ヘボ川柳)(02/10) aki05247さん、こんばんは♪ご無沙汰してま…
2005年05月08日
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カテゴリ: 奈良時代
後で訂正を加えたので、もしよろしければそちらもご覧下さい。末尾に載せてあります。(5月18日)


740年末から恭仁(くに)京へ都を移した聖武天皇でしたが、 どーにもチョロチョロ癖がおさまりません 。今度はとなりの国(近江国になります★)、位置的にはちょうど北東にあたる紫香楽(しがらき)村に離宮をたてて、しょっちゅうそこへ足を運ぶようになりました。この離宮を 紫香楽宮(しがらきのみや) といいます。
腰のすわらない天皇というだけでも、ど~かな~?と首を傾げてしまうんですが、743年、聖武天皇はこの紫香楽宮で爆弾発言を行ってしまいます。それは、
「国中の銅を溶かして形をつくり、大きな山を崩してお堂をたて、大きな大きな金銅の盧舎那(るしゃな)仏を造るぞ~!!全国の者たちよ、自発的に協力してくれい!!」
という、ケタ外れの内容でした。
しかもみんな協力してね♪と言ってる割には、こんな偉そうなくだりがあって、有無を言わせぬ威圧感をプンプン匂わせてます。天上天下唯我独尊です(何か違うぞ…)。
「世の中の富は私のものであり、世の中の勢いも私のものである(=天下の富を有つは朕なり。天下の勢を有つも朕なり)。この富と勢いでもって、この尊い仏像をつくるのである」
オレのものはオレのもの、おまえのものもオレのもの……ふとジャイアンの名ぜりふを思い浮かべてしまいました。気が弱そうだった聖武天皇も、 やっぱり独裁者の資格十分 だったんですね~。だまされるトコロでしたわ。
この強気な発言 (大仏造立の詔といいます) まさに国力を挙げてのビッグ★プロジェクト になりました。 新都・恭仁京の工事も未完成のままストップしてしまった ほどでしたから、いかに天皇が夢中になって取り組んだか、想像にかたくないですよね……。


これからしばらく大仏作りをみていきたいなーと思うんですが、まずは ”盧舎那仏”とは何か 、少し触れておきますね♪
るしゃな、というのは 仏教の言葉vairocanaの中国語版当て字&省略形 で(インドで生まれた仏教は中国経由で日本に入ってきたため)、もともと本場のインドでは ”輝く太陽” に由来するそうです。日本の神さまもアマテラス(天照)さまですから、お仲間かもしれませんね★
vairocanaはさすが太陽がモトだけあって、 「光明遍照」 と訳されることが多く、 「煩悩の体をきよめ、衆徳を備えてあまねく及ぼすことあたかも日光のごとく、照らさないところはない」 という意味だそうです。誰にも平等にふりそそぐ太陽の光のように、人々の煩悩を洗い流してくれて、さとりへの道を開いてくれるありがたい仏様なんでしょうね~。
仏教とひとくちにいっても、実は色んな教えに分かれているのですが、vairocanaさまはその中のひとつ、華厳(けごん)経のエライ仏様……というか、 華厳経では全世界の中央にいますのがvairocanaであり、万物にvairocanaが宿っていると考えるみたい
華厳経の思想に強く関心をいだいた聖武天皇が、vairocanaを選んだのはしごく当然のことでした。世の中の嫌なこと、不安なことを、太陽の明るい光がすべて洗い流してくれたら……そう思うと、これはすごく切なる願いのような気がします。天皇になったからっていい事ばかりじゃなかったですもんね…。


ちょっとわき道にそれますが、仏教に関して私見をひとつ。
仏教ってお釈迦様が説いた教えだから、ひとつに決まってる!……はずなのですが、実際にはさまざまな教えに細分化されてます。そうはいってもモトは一緒なんだから、似たような内容のはず!……なんですが、大きくふたつに分類した時点ですでに色合いがかなり異なってます。

*大乗仏教(大きな乗り物なら定員オーバー心配なし!みんないっしょに乗り込んでさとりの道へ行こうぜ!)
*小乗仏教(じょーだんじゃない!さとりの道はキビシイのです。ちゃんと修行を積んだ者だけしか乗れない定員少の乗り物のよーなものなのです!)


でも最近こう思うんですよね。とてつもなく深い井戸があって、底にはさとりの水がある。そこに手をつけることが出来たのは、昔も今もお釈迦様ひとりだけで、その喜びや感動を言葉にしてみたけれども、だれもそれが本当には理解できなかった(体験したものと見聞きしただけのものって、やっぱり違いますもんねえ)。
その後も多くの偉い人々が底の水をすくおうとしたけれど、みんなどうしてもうまくいかない。だから水のくみ方や水そのものの表現が異なってくるのかな……それが教えの細分化につながるのかな~~なんて考えてみたりしました。
仏教に詳しい方からのご意見がいただければ助かります。すっかり門外漢のたわごとになってるので^ ^;


ちなみににvairocanaの正式名は毘盧舎那(びるしゃな)だそうです。当たり前ですが発音似てますね^-^
今のお経も中国語訳だから、日本語訳が出ればいいのになあ。ぎゃていぎゃていはらそわぎゃてい(漢字が分からん…)と唱えながら、つい舟をこいでいる私は切にお願いしたいところです。意味が分かればもう少し眠気もどこかに行ってくれるんじゃないかなあ……。


今日はわき道にそれまくってしまい、すみませんでした。次回は仏像作りの様子をご紹介しますね★



5月18日訂正
上の記事で、聖武天皇をジャイアンになぞらえて独裁者と断じましたが、当時の社会背景を考慮に入れていなかったので、天皇をとりまく環境も交えて簡単に訂正させていただきます。
当時は律令制がうまく機能していた頃にあたっていて、律令制=中央集権体制のため、権力は天皇および太政官に集中している(もちろん完全ではなかったと思いますが、ある程度成功していたと思います。だからこそ、大仏造立という超ビッグな事業も可能になったワケで…)状態でした。ですから、この聖武天皇の発言は、当時のものさしから見ればある意味、まっとうな内容とも言えます。
民主主義が根付いた現代では、”独裁者”にはどうしても悪いイメージがついてまわりますが、独裁者がいて、それを取り巻く人々らとともに政治を行うことが当たり前だったとすれば、「独裁者の存在イコール悪」という図式はなかなか出てこないかもしれませんね(もちろんその独裁者自身がロクでもなかったら、批判は出てくるでしょうけど^ ^;それが積もり積もれば、さきほどの図式に行き当たって、革命じゃー!みたいになるのかな?)。
なんかうまく説明できなくてすみません。昔の常識と今の常識の違いが何となく見えてきたら、いいのですが…。
(ぜひこの記事にコメントを寄せて下さっている、eba3515さんのご指摘も参考にして下さい!)





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最終更新日  2005年05月18日 16時17分42秒
コメント(17) | コメントを書く


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Re:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
お元気になられましたか。
大仏様建立のいきさつ、そして仏教背景などとてもためになりまする^^
中学のねーちゃんの修学旅行が京都と奈良、
来週です。
もちろん東大寺大仏殿も。
2日目はタクシーで班行動。
個性的なところもあるみたいです。
私が行ったのはほぼ30年前懐かしいです。 (2005年05月08日 20時16分00秒)

Re:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
プータロ500  さん
くまくまさん、こんばんわ☆

仏教は、宗教学でレポートを書いた程度なので・・・
あまり詳しくないんですけど
小乗仏教が、自分自身の悟りを得るための修行を
目的にしているのに対して
その後派生した大乗仏教は、自己と共に、他の人にも
救いの手を差し伸べる事を目的としているみたいですね・・・。

それぞれに良さがあると思うので・・・
どちらが正しいとか、よく分かりませんが、
小乗仏教があまりにも理論的になってしまったことが
大乗への流れに繋がっていったみたいですね・・・
(こんなふうになってしまったのも、
やっぱり、くまくまさんのおっしゃるように
誰一人として、釈迦の境地に達する事が出来なかった
からなんだと思います・・・
うまく説明できなくて、ごめんなさいね・・・) (2005年05月08日 22時54分40秒)

Re:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
当時はヒンズーかメインだった所で、釈迦は(政治的な背景もありますが)
不思議な事や解らない事を知りたい一心で国や家族を捨てて修行の旅をした
そうですが、それって本当はちょ~ワガママな行為ですよね。
(自己満足に陥りがちな症状もとい小乗から始まったようです。)

小乗 → 大乗へがスマートな順番だそうで、その逆はまずありえない
ようです。ただ、いきなりすっ飛ばして大乗へと導くから理解に苦しむ
人も出てくる可能性はあるようです。

これ、聞いた話なんですがお釈迦様が国へ帰った時にお釈迦様の奥様が
「あなたっ!今までどこへ行ってたの!私と子供をほおっておいて!」
と恐れ多くもあの、お釈迦様に怒ったそうで…。
でも、お釈迦様は素直に「ごめんね。ハニー。」と誤ったそうです。
母は強しですね。

でもさすがお釈迦様の奥様。悟ったわが旦那を見て、
すぐお釈迦様の弟子になったそうですよ。
まずはめでたしのようで。

(2005年05月08日 23時10分32秒)

Re:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
eba3515  さん
う~ん、聖武天皇の大仏造立の詔の解釈なんですけど、あれは天皇が全ての土地と人民を所有しているという律令の公地公民制に立脚して、ああいったのだと思います。
 ジャイアンがいけないというのは近代国家が成立して国際法というものが出来てからでしょうね。それ以前はみんなジャイアンでなければ生きていけなかったと思います。そうでなければどんどん自分の領地がなくなって死ぬしかなくなっちゃうんですから。正に弱肉強食の世界だったわけで。

 仏教は全然素人ですけど、井戸の話は分かりやすかったです!この時代、密教は日本にはないですけど、『孔雀王』という漫画の影響で、密教とか風水とか高校の時は好きでした。その影響で文学部印度哲学科を受けて落ちました…・今となっては入ったらついて行けなくなっていたと思うので落ちて良かった気がしますけどね~。 (2005年05月08日 23時45分36秒)

Re[1]:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
くまくま15  さん
まこぷん0204さん、こんにちは!
咳は残ってますが、それ以外は良くなりました。今週から仕事が始まるので、気合いを入れなければ^ ^;

>中学のねーちゃんの修学旅行が京都と奈良、
>来週です。
>もちろん東大寺大仏殿も。
>2日目はタクシーで班行動。
>個性的なところもあるみたいです。
>私が行ったのはほぼ30年前懐かしいです。

塾で教えている子も修学旅行だそうで、気持ちのいいシーズンに行けてうらやましいです♪
タクシーで班行動というのはスゴイですね。自由行動がずいぶん増えたそうですが、タクシーを使って…というのは初めて聞きました。足があるから、あちこち見て回れそうですね。楽しんできてください!
一回修学旅行の引率をつとめたことがありますが、いや~、予想以上にタイヘンでした。やっぱり生徒の方がのんきに楽しめていいなあ。

ではまた! (2005年05月09日 07時46分03秒)

Re[1]:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
くまくま15  さん
プータロ500さん、こんにちは!

>小乗仏教が、自分自身の悟りを得るための修行を
>目的にしているのに対して
>その後派生した大乗仏教は、自己と共に、他の人にも
>救いの手を差し伸べる事を目的としているみたいですね・・・。

小乗→大乗という流れだったんですね。すっかり忘れていました^ ^;
私の説明じゃなんか乱暴なので、もしよかったらプータロさんのこの説明を今度引用させていただいてもいいですか?(また仏教は空海&最澄で取り上げる予定なんです。仏教からはなかなか離れられませんね~~当たり前だけど^ ^;)
宗教学という講座があるんですね~。倫理の授業でむかし世界の宗教を取り上げたことがあるんですが、なかなかいい資料がなくて苦戦しました。その講義を受けてみたいものです^-^

さとりを得たお釈迦様の目には、世界はどのように見えていたんでしょうか?タイムマシンがあったら、お会いしたい人物のひとりです。お話してみたい~!
ではまた!
(2005年05月09日 07時56分08秒)

Re[1]:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
くまくま15  さん
元気なおてるさん、こんにちは!

>当時はヒンズーかメインだった所で、釈迦は(政治的な背景もありますが)
>不思議な事や解らない事を知りたい一心で国や家族を捨てて修行の旅をした
>そうですが、それって本当はちょ~ワガママな行為ですよね。
>(自己満足に陥りがちな症状もとい小乗から始まったようです。)

出発点は非常に小乗的なんですね。確かに自分の救済を優先してるから、エゴイズムに陥りやすそうな感じはしますね~。
高校生のとき手塚治虫の『ブッダ』を友達から借りて、むさぼるように読みましたが、自分の役割や家族を捨ててしまう行為には「え~!なんかおかしい…」と思ったものでした。今もどーかなあと思いますけど、それだけ苦しみが深かったのかな…と大目に見てしまったり、オトナになるとなんか見方が甘くなっちゃうようですね^ ^;

>小乗 → 大乗へがスマートな順番だそうで、その逆はまずありえない
>ようです。ただ、いきなりすっ飛ばして大乗へと導くから理解に苦しむ
>人も出てくる可能性はあるようです。

小乗→大乗で見ないと大乗仏教の良さが分からないのかもしれませんね。どうもありがとうございます!(ここらへん、すっかり忘れてました^ ^;)
仏教はお釈迦様の教えを説明するだけでも息切れしてたんですが、その後の発展ともなると、なんか迷路のように難解で、途中で断念しました。ちゃんと勉強してみたいんですけどね…。

>でもさすがお釈迦様の奥様。悟ったわが旦那を見て、
>すぐお釈迦様の弟子になったそうですよ。
>まずはめでたしのようで。

ずーっと蒸発していたんですものね。怒っても当然ですよ、奥さま!
でもダンナが一回りも二回りも成長したのに、すぐ気付いたんですね。お釈迦様もすごいですけど、奥さまもえらいですね~私だったらそのまま大ゲンカにもつれこむぞ、きっと…。

ではまた! (2005年05月09日 08時10分10秒)

Re[1]:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
くまくま15  さん
eba3515さん、こんにちは!

>う~ん、聖武天皇の大仏造立の詔の解釈なんですけど、あれは天皇が全ての土地と人民を所有しているという律令の公地公民制に立脚して、ああいったのだと思います。

ご指摘、ありがとうございます。助かります!聖武天皇は律令制がきちんと機能していた頃の、代表的な君主ですから、そういった考え方が当たり前だったのかもしれませんね。
この詔には聖武天皇の”君主らしさ”がよく出てて興味深いのですが、当時の社会制度ももう一度振り返ったうえで、吟味した方がよかったですね~。ebaさんのご意見をもとにして、のちほど訂正版を付け加えておきます。blogってその点、助かりますね♪

> ジャイアンがいけないというのは近代国家が成立して国際法というものが出来てからでしょうね。それ以前はみんなジャイアンでなければ生きていけなかったと思います。そうでなければどんどん自分の領地がなくなって死ぬしかなくなっちゃうんですから。正に弱肉強食の世界だったわけで。

つい現代のものさしから歴史を見てしまいますけど、これは気をつけなくてはいけませんね~。当時の常識と今の常識って、当然ながら違うところが多いですものね。
こちらもアレンジして、いっしょに訂正版の中に入れておきたいと思います。

井戸の話はあまり自信がないんですけど、そう言って下さって、嬉しいです♪
私も高校生のとき長屋王の邸宅のお話を聞いて、ソッコー進路を決めてしまいました。進路の決め方ってそんなものですよね^ ^;
今となったら、考古よりも歴史にすすんでおけばよかったかな…と残念なような気もするんですが、ホントあとの祭りだなあ。進路選びは慎重に!ですね。

ではまた★
(2005年05月09日 08時28分28秒)

Re[2]:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
プータロ500  さん
くまくま15さん、またまたこんにちは!

>もしよかったらプータロさんのこの説明を今度引用させていただいてもいいですか?(また仏教は空海&最澄で取り上げる予定なんです。仏教からはなかなか離れられませんね~~当たり前だけど^ ^;)

私なんかの説明でもいいんでしょうか~?
何だか、申し訳ない気がするけれど、
もし、お役に立てるのでしたら、どうぞお使いくださいな♪

>宗教学という講座があるんですね~。倫理の授業でむかし世界の宗教を取り上げたことがあるんですが、なかなかいい資料がなくて苦戦しました。その講義を受けてみたいものです^-^

私は、今、通信制の大学に入りなおして、
そこから、宗教学の授業を取ったんですよ~!
(やっぱり、歴史と宗教って、深いつながりがありますもんね・・・)
ここで使用したテキストは、『世界の宗教』という
岸本英夫先生著の、大明堂発行のものです。
多分、図書館や、アマゾンやセブン&Yとかでも、手に入るかな?

>さとりを得たお釈迦様の目には、世界はどのように見えていたんでしょうか?タイムマシンがあったら、お会いしたい人物のひとりです。お話してみたい~!
>ではまた!

そうですね~!
私は、イエス・キリストにも会ってみたいな!
(2005年05月09日 09時41分29秒)

Re:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
なぎ さん
くまくまさん こんばんは!
昔読んだ本で、天皇自身の心と身体が満たされていれば、それは国にとっても良い状態であるという説を目にしたことがあります。

聖武天皇にとっては、まさにそうであったのでしょうか。
周囲にとってはイイ迷惑ですよねぇ。

でもおかげで、現在の奈良は観光で潤っているともいえますが☆ (2005年05月09日 21時41分17秒)

楽しく読みました  
くまくま15さん

こんばんわ^^
いつも、勉強になります。聖武天皇ってかなりすごいワンマン経営者って風味が漂ってますね。しかも会社を大きく傾けるタイプにいますね。どこから来る自信かわからないけど、「俺の言うことが正しい!」みたいな。

ただ、もし、今上天皇がこんな感覚だったら、今の日本の資産をもって何を作るんだろう?なんて考えると、ブルブルっときてしまいましたぁ。 (2005年05月10日 21時32分31秒)

チョロチョロ聖武だけど‥  
jasmintea7  さん
いろいろな人のしがらみや、偉大なる祖先、怖い妻の実家に囲まれ気が休まらなかったんでしょうね。
まぁ、このお方のわがままであんな素晴らしい大仏ができたのならわがままも赦すわよ!ってとこでしょうかね(^^; ....

ちなみに私は仏教系の大学だったのですが宗教の時間は読書か、寝とぼけてた気が‥。
(2005年05月10日 23時59分35秒)

Re[1]:あまねく照らす光のように、世に救いあれ…の巻(05/08)  
くまくま15  さん
なぎさん、こんにちは!
お返事が遅れてしまってすみません。

>昔読んだ本で、天皇自身の心と身体が満たされていれば、それは国にとっても良い状態であるという説を目にしたことがあります。

とっても興味深い説ですね~!天皇自身が国と一体化していると考えると、天下の富を有つは…の言葉もまた別の視点で眺められて、おもしろいです♪
聖武天皇の心と身体は、この大仏造立でずいぶんいやされたんでしょうか?気になるトコロだなあ。

>周囲にとってはイイ迷惑ですよねぇ。
>でもおかげで、現在の奈良は観光で潤っているともいえますが☆

エジプトに行ったときも考えさせられたのですが、こうして過去の遺産が見れて後世の私たちは幸せだけど、当時の人たちの苦労はなみなみならぬものだったんだろうな~、でもそれがなかったら、すごくさびしいだろうし……となんかぐるぐる迷宮状態になってしまいました^ ^;
今は何か残せるようなもの、あるかな…と思うと、皆無なような気がします。でもそのために税金を上げるぞ!と言われたら猛反発しそうだし。人間って現金なものですね^ ^;

ではまた! (2005年05月11日 07時58分10秒)

Re:楽しく読みました(05/08)  
くまくま15  さん
samurai fishermanさん、こんにちは!
お返事が遅れてしまってすみません。

>いつも、勉強になります。聖武天皇ってかなりすごいワンマン経営者って風味が漂ってますね。しかも会社を大きく傾けるタイプにいますね。どこから来る自信かわからないけど、「俺の言うことが正しい!」みたいな。

私のバイト先の上司もそんな感じです。大の苦手で……ってかなり私情が入ってますね^ ^;
聖武天皇はかなり強引なところもあった君主でしたが、これは当時の社会背景をふまえないとイメージしにくいので、のちほど今回の記事に訂正をくわえる予定です。一方的な説明になってしまってすみません。その当時の常識から照らして、事件を追いかけていかないといけないのですが、なかなか難しいです。どうしても今の常識から判断を下しがちですね。

>ただ、もし、今上天皇がこんな感覚だったら、今の日本の資産をもって何を作るんだろう?なんて考えると、ブルブルっときてしまいましたぁ。

確かにそれはコワイですよね~!ただでさえ「税金高いよ~!」と嘆いているのに^ ^;
でもそれが後世の人たちにとって大事な遺産になればまだ慰められますけど、全然省みられなかったら最悪ですよね。何をつくるか、によるかなあ。

ファイアーエムブレム、28章に入りました…けど、相当疲れました。敵の数が多すぎ!しかもいい武器持ってるし…はがね系でちまちま戦っていると悲しくなってきました^ ^;
個人的にはベグニオンの贖罪あたりまでがすっごく盛り上がったような気がします。クリミア編はあっさりしているような…。
蛇足ですが、「逆裁」関連の記事を4月18日に載せてるので、もしよかったらご覧ください☆ではまた!
(2005年05月11日 08時10分08秒)

Re:チョロチョロ聖武だけど‥(05/08)  
くまくま15  さん
jasmintea7さん、こんにちは!
お返事が遅れてしまってすみません。

>いろいろな人のしがらみや、偉大なる祖先、怖い妻の実家に囲まれ気が休まらなかったんでしょうね。
>まぁ、このお方のわがままであんな素晴らしい大仏ができたのならわがままも赦すわよ!ってとこでしょうかね(^^; ....

しがらみといえば、むかしの天皇ほどがんじがらめになっている人はなかなかいないでしょうね~。ご指摘の通り、聖武天皇は他にも色々ヤッカイごとを抱えていましたから、確かに気の毒な感じがします。大仏づくりに精魂を傾けている間は、きっといやされていたような気がして、これが”救済”だったのかなあって思いました。けた外れの救済ですけどね~^ ^;
私たちは大仏を目にすることができてほんと幸せですよね。今、何か残せるものはあるのかな…と思うと、ちょっと複雑です。後世の人たちが感動してくれるようなものって、果たして出来るのかなあ?

仏教系の大学に在学されていたんですか~縁遠い世界だけに、なんかありがたさを感じてしまいます。
キリスト教の学校なら礼拝とかあるそうですが、仏教の学校にはそういう宗教儀式はあるんですか?声明のコンサートに行ってみたいな~と思ってるので、なんか興味しんしんです。

ではまた!
(2005年05月11日 08時21分32秒)

もとは  
コブレンツ さん
仏像なんかなかったのですね。
(文明の道)
クシャーン人が関わってるようです。

先日、唐招提寺の廬舎那仏が出張で
来ていたので見てきました。
普段は見られない裏側も見ました。
でも「人大杉」!
(2005年05月15日 19時08分21秒)

Re:もとは(05/08)  
くまくま15  さん
コブレンツさん、こんにちは!
お返事が遅れてしまい、すみません。

>仏像なんかなかったのですね。
>(文明の道)
>クシャーン人が関わってるようです。

クシャーン人が仏像を作り始めたということですか?
東西の仏像を見ていると、やはりそのお国柄が感じられてとても楽しいですよね。ギリシア風の仏像を初めて見たときは、ビックリしてしまいました。でもひだたっぷりの服とかに、なごりがちゃんとありますね。

>先日、唐招提寺の廬舎那仏が出張で
>来ていたので見てきました。
>普段は見られない裏側も見ました。
>でも「人大杉」!

そういう催し物はたいてい混雑しますよね~。ときどき上野の美術館に行くのですが、入場するまで30分待ちとか言われると、鑑賞する前から疲れてしまいます^ ^;
大好きなルソーの絵も、下部分は人の頭で見えずじまいで、ちょっと残念でした。

ではまた!
(2005年05月17日 06時58分24秒)

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