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2020.07.29

長野殺人事件（角川文庫）内田　康夫

カテゴリ：カテゴリ未分類

長野殺人事件（角川文庫） [ 内田　康夫 ]
価格：748円

長野殺人事件【電子書籍】[ 内田康夫 ]
価格：715円

信濃の闇に、殺意が蠢く。名探偵・浅見光彦と信濃のコロンボ・竹村岩男警部、両雄がかつてない巨悪に挑む!内田康夫著作1億冊突破記念作品

当たり外れのある、浅見光彦シリーズ・・

カスタマーレビューにあるように、外れ、の方の作品のようですが、
長野県知事のことを思い返すには良い本になりました。

カスタマーレビューより

正直がっかりしました。
ミステリ部分は人気の２大キャラを使ったにしては物足りなく、従来の作品にみられた緊迫感みたいなものがありません。
推理よりも長野県で実際に起こった事への著者の気持ちが作品の中心をなしているように思えてなりません。
しかし上のレナ隊員さんと同様に、多くの内田作品を読んだからこその不満かもしれません。神がかった浅見光彦の活躍を期待しすぎなのかなぁと思ったりもします。初めて内田作品を読む人だったらどういう感想を持つのか。

須美子ファンとしては彼女の出番が少なかったのも寂しい…

長野県知事選を題材にした著者の意欲的な小説だと思います。
連続殺人事件を取り上げての知事選騒動劇は読者を魅了するかもしれませんが、どこか当たり障りのないドラマの進行や人物像に鋭さが感じられなく、少々物足りない気もします。

最後まで読まなければ事件の真相は分からないのですが、物語の途中に犯人に当たる人物の行動状況など読者を引き付けるような内容が盛り込まれていれば、尚のこと良かったと感じます。

内田康夫のファンで小説はすべての作品を読んできました。最近、なかなか新作が出ないのでいつも新作が出るとすぐに買って読んでいますが、今回のはあれっと思った初めての作品でした。浅見光彦もあまり動かないしいつものようなきらりとした女性も見当たらないし、竹村警部もぱっとしませんでした。内田先生どうにかなっちゃったの？すごく心配です。

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