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2004年03月19日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日、実は「かみぽこぽこ」は365日目、1周年なのです。


いやあ、1年間我ながらよくがんばりましたね。

ということで、今日は1周年を記念してこんなことを書いてみたい。

11月3日に新聞社から取材を受けたことを書いた。
「新聞社の取材」

それは、日本の全国紙からの取材だったのだが、
テーマは「英国の教育」についてだった。

その時、わたしがしゃべってしまったことを再び掲載する。



という質問が記者さんから来たとき、
ついこんな風にしゃべってしまった。

「大学という一部分を捕らえれば、英国のほうが厳しいと言えるでしょう。
しかし、英国と日本を比較するならば、
大学だけを比較するのではなく、社会全体を比較しないと意味がないです。
社会において、いつ子供に勉強させるのかの考え方が英国と日本では違うからです。

日本では高校卒業までは受験戦争でかなり厳しく教育される。
それに対して英国はのんびりしてます。
だから大学に入った時点では英国の子は相当に学力レベルが低いです。
英国では大学に入った時点から子供を鍛え始めるんです。

わたしは大学卒業の時点では、


だから、大学だけを比較して、英国のほうが日本より子供に厳しい教育をしているというのは、わたしは意味がないと思う」




ああ、言っちゃったという感じであり、(苦笑)
「これは記事にならないと思います」
とそのときに書いた。



やっぱりならなかった。

それも見事なまでに。
なんせ私の名前すら「か」の字も載らなかったんだからね。
いや、すごい。。。

記事の題名からして
「英国の大学に学ぼう:国立大の法人化控え」
だったからまあしかたがない。
記事にならないことは最初からわかっていたことだ。
わたしだって社会人経験がある。
そんなことは当たり前だと思う。

この全国紙の記者さんは、
こちらに来る前から書くことを決めていたんだね。
現地で生の声を聞いて、
今までになかった新しい視点で記事を作ろう
などという考えは毛頭なかったのだ。

最初から
「英国はすばらしい→日本は学ぶべきだ」
と結論が決まっていたのだ。

せっかく反権力を標榜しているはずの新聞社が
わざわざこんな地球の裏まで来てくれたのだから、
日本の大学法人化に警鐘をならすために格好のネタを教えてあげようと、
わたしが親切にも英国の教育の実態を教えてあげても、
右から左に聞き流すだけ。。。。

記者さんにとっては、
わたしは非常に都合の悪い取材対象だっただろうね。

1周年を記念してもう1つ。
4月28日に「客員研究員なる人種」という文章を書いた。
「客員研究員なる人種」

Aさんという日本の大学から来た客員研究員を
ぼろかすにこき下ろしたわけだが、
このAさんがよく言っていたことがあるらしい。
(らしいというのは、
わたしはその後この方とは付き合いがなく、
これは人から聞いた話だから。)

「学者の仕事というのは、
いかに『役所の意向』に沿って、
それが正しいと理論武装してあげるかだ。
それが学者の正しいあり方であり、
役所に批判的な論文を書いたりするのは
二流三流のやることだ。」

はあ、そうですか。。。
という感じなのだが、
1つこの方を擁護すると、
この方は本当に正直だね。

ずっと学校の中にいて社会に出たことがないから、
純粋に上昇志向を他人に対してむき出しにして
それが問題だとわかってないだけで、
あんまり悪い人じゃないと思う。
ほんとにしたたかな悪人なら、
こんなこと他人に言わない。

まあ、今日何が言いたいかというと、
この「かみぽこぽこ」でこれまで書いてきていることは、
留学回想録も政治についても、留学生活に関しても、
大きな組織が書くことを望んでいる文章ではないということだ。
むしろ大きな組織からすると、
実に都合が悪い話ばかりだろうと思う。

「留学生活は恥ずかしいことばかりだ」
「英国の教育は日本より必ずしもレベルが高いとは言えない」
「英国の二大政党制もマニフェストも機能していない」
「ブレア首相は抵抗勢力の前に立ち往生」

こんなことばかり書いていたら、
かみぽこには未来がない?

そんなことはないと思う。
もうこれからの時代、
大きな組織の権威に依存して生きていく時代じゃないよ。
今はインターネットで世界中に個人でコンタクトできる時代。

大組織の意向に沿うことなど考えなくても、
わたしはこの「かみぽこぽこ」を使って
いくらでも本当の情報を発信できる。

そして、そのことをこの1年、
皆さんとお付き合いができることで知ることができました。
本当にありがとうございました。

ということで、
これからも末永くよろしくお願いいたします。
m(_ _)m





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最終更新日  2004年03月20日 22時08分24秒


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