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2006年04月22日

松山千春「憂い」

カテゴリ：カテゴリ未分類

さて、松山千春氏の楽曲を全く音楽理論的根拠のない、

人生と恋愛を考える（？）このコーナー。

「憂い」

まずはいつものように曲の世界から。

哀しみで　綴るほど　不幸とは　思わない
誰だって　似たような　人生を　歩いてる
　　恋をして夢を見て　傷ついて嘆いては

君ひとり　特別に　ついてない　わけじゃない

時はただ　穏やかな　微笑みを　なげかけて
追いかけて　行くよりは　流されて　みることさ
　　うまくいくこともある　踏みはずすこともある
　　唇をかみしめて　立ち止まることもある
君ひとり　特別に　ついてない　わけじゃない

誰だって　似たような　人生を　歩いてる

ラララララ　ラララララ　ラララララ　ラララララ
ラララララ　ラララララ　ラララララ　ラララララ
ラララララ　ラララララ　ラララララ　ラララララ
ラララララ　ラララララ

うん。。。

この曲はね、
千春さんのファンの人には
とてもおなじみの曲だけど

全く知られてない曲だね。（苦笑）

つまりは日本国民の
ほとんどが知らない曲
なんだけれども、（苦笑）
千春さんのコンサートでは
ラストを締めくくる曲として
歌われることが多いんだよね。

千春さんのコンサートで
よくラストで歌われる曲といえば、

「大空と大地の中で」「生きがい」
「雪化粧」（秋のコンサート限定）
「旅路」（一昨年の秋、私が行った時はこの曲でした）

などがあると思うけれども、
それらと並んでね、
この「憂い」も
オーラスの曲として
おなじみだ。

落ち着いたバラードだけれども、
最後のラララララ。。。の
繰り返しで一挙に会場全体が
盛り上がっていくって感じだよね。

さて、この「憂い」なのだけれども
毎日生きているとね
誰にだっていろんなことがあるし、
時にはもうだめだ、とか
やめてしまいたい、とか
ひどい時になると
もう死んでしまいたい、とか（苦笑）
いろいろあると思うけどね。

けどね、これはコンサートでの
千春さんの言葉なのだけれどもね、

「人生はチャラ」

なのだと。

要は、誰の人生も大体
いいことと悪いことは
同じくらい起こるのだと。

この人、すごい幸運続きだなあと思っていると
突如、不運なことがやってくるもんだし、
逆に、不運が続いている人にも
幸運な時が次第に訪れるもんだ。

そして、人生が終わる時には
いいことと悪いことが
大体チャラになっていると。

まあ、私も会社辞めてすっころげてね、
すっころげ方があまりにひどかったので
6年くらいかかっているけど、
なんとなくこの先のいいことが
見えてきたような気がするもんね。（苦笑）

まあね、チャラとかどうとか
人生終わる時とか考えなくてもね、
なんかひどいことがあったなあと思っても
一晩寝れば普通に明日はやってくる。（苦笑）

一晩寝るとね、
昨日悩んだのは
なんだったのってことも
結構あったりする。（苦笑）

なんだかんだ言って
相当にヤバそうなことが起こっても
命獲られるほどのことはないしね。。。

今、いろいろ悩んだり
苦しんだりしている人も
いるかもしれないけど、
明日は普通にやってくるし、
きっとその明日には、
苦しんだその分だけ、
いいことが待ってるって
ことだろうと思うよ。

きっと大丈夫です。（笑）

それでは、またね。

アルバム「自由の彼方へ」収録　　　　1988年5月25日発売。

「松山千春」バックナンバーはこちら。

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