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2013年 4月5日(金)18:00長野県弁護士会館
February 28, 2013
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反体罰NPO・研究者連絡会設立趣意書大阪市立の高校の運動部顧問による体罰が原因とされる高校生の自殺が社会に大きな衝撃を与えています。体罰問題は、我が国学校教育に潜在し続ける大きな子どもの人権問題であることはご存じの通りであります。今後、この問題に端を発した様々な報道や、教育改革論議が行われることは論を待ちません。この機会に、「反体罰」を表明する民間・市民活動団体、研究者が連絡会を設け、今後の子どもの人権問題の解決、権利保障の方策に関して社会的な発信をしていきたいと考えております。・体罰に関する見解1、 体罰は、子どもに対し身体的、かつ社会的に優位な立場にある大人の愚劣な行為である。2、 体罰は、子どもの人権を著しく侵害する違法行為(学校教育法第11条)である。3、 体罰は、子どもの生命に危険を及ぼし、子どもの成長・発達に重大な悪影響を与える。4、 体罰は、子ども同士の人間関係に深刻なゆがみを生じさせ、いじめの構造を生む。5、 体罰の容認は、力による弱者支配の肯定であり、断固認めない。6、 体罰については国連子どもの権利委員会からも総括所見(勧告)で是正措置をとるよう、日本政府にくり返し勧告が出ているにもかかわらず、有効な措置が講じられていない。・連絡会の運動方針1、 学校教育法第11条の徹底を学校現場に働き掛け、改悪の動きがあればこれに反対する。2、 学校、家庭、児童福祉施設、司法領域など多領域にわたり暴力行為から子どもを救済するために、公的第三者権利擁護機関(オンブズパーソン)の設置を働き掛ける。3、 国に対して、子どもの権利条約に準拠した子どもの権利基本法の制定を提言する。 4、体罰禁止に関する新たな法案の検討など、暴力肯定の価値観の是正に向けての取り組みを検討する。2013年2月7日 時点での呼びかけ団体・研究者呼びかけ団体(五十音順) (非)CAPセンター・JAPAN、子どもを守る目@東海、全国学校事故・事件を語る会、(非)チャイルドライン支援センター、(非)東京シューレ、(非)日本スクールソーシャルワーク協会呼びかけ人研究者(五十音順) 石田賀奈子(神戸学院大学)、伊藤 嘉余子(大阪府立大学)、井上 仁(日本大学)、内田宏明(共同代表・関東、日本社会事業大学)、神原文子(神戸学院大学)、北村 浩(政治経済研究所)、高良麻子(東京学芸大)、鈴木 力(関東学院大学)、渋井哲也(フリーライター)、住友 剛(共同代表・関西、京都精華大学)、武内 一(佛教大学)田村真広(日本社会事業大学)、野尻紀恵(日本福祉大学)、伏木久始(信州大学)、山下雅彦(東海大学)この件に関する連絡先 事務局長 渡邊 充佳 fatalist198389@yahoo.co.jp事務局次長 北澤 一樹 kazchin@hotmail.com
January 21, 2013
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第9回 子どもの育ちを支える仕組みを考える委員会2013年1月22日(火)10時から12時長野県庁 西庁舎3階301号会議室内容:論点整理、具体的仕組みの検討
January 6, 2013
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○冬季研修会「いじめ:解決への新たな道筋を探る」 2013年2月16日(土)13:30〜16:45 日本社会事業大学 講堂にて(講座・研修参照)○SSW入門一日講座 2013年3月23日(土)10:00〜16:10 日本社会事業大学 A201 にて詳しくは、http://www.sswaj.org/index2.html
December 21, 2012
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日時:2013年1月15日 18:30- 場所:長野県弁護士会館 内容:長野県「子どもの権利条例」へ向けての検討
December 14, 2012
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☆2011年10月15日(土)13:30-16:30 場所:松本駅前会館(松本市深志2丁目3番21号)0263-33-2966 内容:~信州・越中のスクールソーシャルワーク~ 長野県、富山県のスクールソーシャルワーカーからの実践報告。また、市民、学校関 係者、当事者からのスクールソーシャルワーカーに対する期待を伺います。 費用:500円☆2011年10月16日(日)13:00-15:00 場所:浅間温泉神宮寺ホール 内容:「災害支援とソーシャルワーク」 ~3.11東日本大震災の中で、ソーシャルワーカーはなにを思い、どうするのか ・コーディネーター:内田宏明(日本社会事業大学専任講師) ・シンポジスト :山下英三郎(日本社会事業大学名誉教授) 鈴木庸裕(福島大学大学院教授) 高橋卓志(NGO事務局長) 参加費:1000円主催:長野県社会福祉士会、日本スクールソーシャルワーク協会共催:富山県社会福祉士会、おむすびの会
June 21, 2011
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【意見表明】 長野県千曲市が計画している長野新幹線新駅建設に、千曲市民として真っ正面から反対します。 長野駅から上田駅まで15分の中間に、25億近くもかけてなぜ駅を新たにつくるのか?まさに建設のための建設にほかなりません。地主や建設業者、とそれにつながる議員の臭いがします。子ども世代へのつけ回しは、断固許せません。 そんな金があるのならば、子ども家庭福祉、子育て支援にもっと予算を費やしてほしい。ただでさえ、人口が激減しているのだから。 現在管理者である私は、市行政改革推進委員ですので、その立場からも物を申し上げていきます。がさらに今後、滋賀県の「もったいない」に学びがら、市民ネットワークを形成しながら、推進者である市長、議長に対峙していきます。
June 16, 2011
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【意見表明】 このたびの毎日新聞の報道でみられるように、義援金の需給を理由に生活保護がカットされる事態が生じている。杓子定規に既存制度を運用するれば、収入があったからその分カットになるといいうのが、行政の論理であろう。 しかし、義援金はまさに国民の善意の総体である。国民の思いをどう受け止めるのか。被災者の現実をどう受け止めるのか。これには、国民的な議論が必要ではないのか。 ソーシャルワーカーの基盤は、人権と社会正義である。この基盤に立ち、個人として、この措置に断固反対の意見を表明する。 今後、関係各所に働きかけ、この措置の誤りを公にしていきたい。 2011年6月16日 社会福祉士 内田 宏明 毎日webより転載 東日本大震災の被災者に寄せられた義援金や東京電力福島第1原発事故の仮払補償金を収入とみなし「手持ち金で生活可能」として、福島県南相馬市が6月になって約150世帯の生活保護を打ち切ったことが分かった。震災前に同市で受給していたのは約400世帯で、打ち切りは4割に相当する。日本弁護士連合会は15日、「福島県や宮城県で義援金等を収入認定した打ち切りが相次いでいる」として是正を求める会長声明を出した。 生活保護は受給者に収入があれば減額や打ち切り対象になる。厚生労働省は5月2日、義援金や補償金を生活用品や家電購入、住宅補修費など通常の生活を取り戻すために使う場合は、必要額を収入から除外すると自治体に通知した。被災者の事務手続きが負担にならないことも求めた。 南相馬市によると、義援金や補償金支給が5月に始まったことを受け、4人のケースワーカーが対象者と面談。義援金や補償金などの総額が、生活再建の費用を上回り、そのうえで6カ月間生活が可能な額が残った場合は、打ち切りの判定をした。保護打ち切りで、住宅扶助もなくなる。 同市社会福祉課は「厚労省の通知に従っており、説明も尽くした。保護が必要になれば相談してほしい」と説明。これに対し、打ち切られた40代男性は「通常の生活のために要する費用とは、どのようなものかや、場合によっては廃止(打ち切り)になることは一切説明がなかった」と話している。 厚労省保護課は「現時点では不適切な運用があったとは確認していないが、震災に関連して保護が廃止されることについては全国的に調査中」としている。 生活保護に詳しい森川清弁護士は「将来の生活再建のために、義援金などを手元に残しておくことも可能で、ばっさり切れるものではないはず。しっかりとした説明がなされたか検証が必要だ」と市の対応を疑問視している。【石川隆宣】
June 16, 2011
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日時:5月21日(土)15:30場所:長野県弁護士会館内容:1、今後のスケジュール(3年間の長期的なものと、今年度の短期的なものの二つが考えられます)の検討、決定2、行事の企画(勉強会、他市町村の視察、各県議団・県教委・PTAなどとの懇談、県への要請など)の検討3、会員の拡大の方針
May 13, 2011
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5月7日長野市トイーゴにて「子どものびのびネットワーク」を結成することになりました。時間は午後2時から4時30分までで、阿部長野県知事、早稲田大学喜多明人教授も参加されます。 このネットワークは、長野県子どもの権利条例制定に向けて、子ども、市民の参画を保障するために民間団体がネットワークを組むものです。 代表は上田市の佐藤芳嗣弁護士、副代表は長野県社会福祉士会のわたくしが勤めることになりそうです。 佐藤弁護士は、こういう方です。 http://sato-y.jp/rights/rights4.html 事務局は長野県弁護士会におかせていただきます。 現在のところ、長野県弁護士会、長野県社会福祉士会、ながのこどもの城いきいきプロジェクト、ながの子どもを虐待から守る会、チャイルドラインながの・すわ、諏訪子ども文化ステーション、ブルースカイ、子どもサポートすわ、CAPすわなどの団体に加わっていただいております。 今後様々な取り組みを行っていきますので、是非ご参加下さい。
April 3, 2011
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会員各位 長野県社会福祉士会事務局長 小池正志 長野県社会福祉士会は関裕一会長を本部長とし、本日、長野県社会福祉士会災害対策本部(県災対本部)を長野県社会福祉士会事務局内に設置しました。 今後、県災対本部としては、県内(栄村等)の被災状況の情報収集を行います。 東北地方太平洋沖地震については、日本社会福祉士会災害対策本部(日本災対本部)からの要請を受けて支援活動を行っていきます。 県災対本部への情報の窓口は事務局に一本化し、支援活動等についての情報は、必要に応じ、県災対本部から会員にML等でご連絡いたします。 以上
March 13, 2011
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信濃毎日新聞(2011、2、19朝刊)に、子どもの権利条例に関するコメントをしました。 「子どものころ、秘密基地を作ったことはありませんか? 大人には内緒の場所を作り、いろんな遊びをした。そういう場所が、子どもが育つために必要なのです。今は、子どもだけで集まってはいけない、あそこへ行ってはいけない、と禁止ばかりで、育ちの場がありません。県が子どもの権利条例を作ろうとしています。虐待を受けた子どもや福祉施設で暮らす子どもなど、明らかに権利を侵害された子を守るだけでなく、すべての子に「子ども時代」を保障する条例であってほしいと思います。子どもには大人に制約されずに自らが育つ時間や場所が必要です。条例は管理するためであってはいけません。今必要なのは、子どもが自分らしくいられる「居場所」だと思います。 条例を作る時には、子どもの意見表明権を尊重し、意見を聞いてほしいと思います。川崎市が2000年に子どもの権利条例を作った時、大人がフリースクールや養護施設などに出向いて話を聞く努力をしていました。子どもは突然発言を求めてもうまく言えない。話せる関係性をつくってから聞かないと、本当の声は出てきません。条例には子どもの居場所の確保を明記し、それに基づいて「川崎市子ども夢パーク」ができました。条例に子どもが安心して集える拠点作りを明記したことで、居場所ができたのです。 社会福祉士会としては、学校にスクールソーシャルワーカーを置くことを提案したいと考えています。子ども同士や、子どもと先生の関係がこじれている場合、解きほぐすための調整をするのがソーシャルワーカーの仕事です。カウンセリングと共に、子どもたちを支援する大人が増えてほしい。条例にも盛り込んでもらうよう、県に働き掛けていく予定です。」
February 19, 2011
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私が副会長を務める(社)長野県社会福祉士会が、下記の日程で児童養護施設の子どもの姿を描く、映画「あしかび」を上映することになりました。 http://www.kazesoyo.com/ あしかびホームページ 日時:2011年3月19日9:30-12:00 場所:長野県社会福祉総合センター(長野市若里、ビックハット前) 費用:無料 制作意図 上記Hpより引用 岩手県の県都盛岡市の北に位置する閑静な住宅地に、児童養護施設「みちのくみどり学園」はあります。高度経済成長期という繁栄の時代の波に逆行するように、昭和32年に虚弱児施設として創設され、「先駆的・開拓的・実験的」を運営の基本理念として、長年に渡り、地域にその任を果たしてきました。 平成10年、児童福祉法等の一部改正により、児童養護施設に移行した現在では在園児童の約7割が被虐待児と言われ、県内各地域の親元を離れた子ども達がここで集団生活を営んでいます。 選んでここを訪れる子どもはいません。ましてや選んで託す親もいません。必然的介入を余儀なくされた家族が分離し、ここから再生のための一歩に踏み出すのです。 地域養護の中で子どもたちの成長を支える施設職員。岩手の中間山地・西和賀町や一関室根町の自然や文化を通しての人々と子ども達との交流は、映画の作り手に明るい兆しを感じさせました。 根を持たない人間は、時に頼りなく、儚い存在かもしれなません。けれど地域には、土に根を下ろし、地下を這う多年草のような力強い生き方をする人々がいます。幾たびも己の季節の花を咲かせる慎ましい生き方が、まだこの岩手にはあります。 一度は深く傷を負った心が、再生のプロセスを辿る道のりは長く困難かもしれません。しかし私たちが、この映画から描こうとするのは子どもの尊厳です。どんな時代でも子どもは世界の希望なのです。冬の厳しさを越え、鮮やかな生命を芽吹かせる葦牙(あしかび)のように…。
January 31, 2011
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日本スクールソーシャルワーク協会の研修案内です。 ◆スクールソーシャルワーク入門一日講座 日時:3月12日(土)10:30~16:15 会場:日本社会事業大学(東京都清瀬市) 講師:山下英三郎さん(当協会会長/日本社会事業大学教授) 内田宏明さん(当協会会員/長野県社会福祉士会副会長) 定員:40名 参加費:2010年度会員5,000円 (一般:9,000円、学生6,000円) 詳しくは、下記をご参照下さい。 http://sswaj.org/study.html
January 29, 2011
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山下英三郎先生「最終講義」のご案内 山下先生が日本社会事業大学を今年度をもって定年退職されることになりました。つきましては、先生のこれまでのご功労に敬意を表し、感謝するとともに今後のご健勝とご発展をお祈りする気持ちを込めて、下記の通り最終講義と懇親会を行います。 皆さまぜひご参加ください。1、日時&場所:2011年2月5日(土) B201教室(13:30~受付) 14:00~16:00 最終講義「私のこれまで・いま・そしてこれから」 *友情出演 シンガーソングライター 山本さとしさん 16:30~18:30 懇親会(学生食堂) 参加費2,500円(要申込み)ホームページ参照2、お申込(出欠席):2011年1月5日までに以下の情報を記して ymshtez@jcsw.ac.jp 宛にお送りください。 最終講義:出席する・しない 懇親会:出席する・しない 住所、氏名、電話番号、メールアドレス、ご関係(ご所属等)。3、メッセージ:出欠にかかわらず、山下先生へ200字以内のメッセージを書いてください。 Faxで返信をされる場合は、042-496-3141へお願いします。4、山下先生からの皆さんへのメッセージを頂いたので、下に記します。________________________________________________ 私の職歴からすると定年で職場を退職することなど想定外のことでしたし、最終講義な ど恥ずかしくて止めておきたかったのですが、15年間にわたって勤めた間に出会った皆さんと旧交を温める機会を持つことができればと考えて行うことを決めました。時間があったら、顔を見せてもらえると嬉しいです。 スクールソーシャルワーク論
December 23, 2010
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今年度から、正式名称を「おむすびの会」とし、幅広く“福祉と教育”について学びあい、取り組む会としていくことを6月度の学習会で確認いたしました。=7月度学習会=・長野県知事選挙における“福祉と教育”について語る会・7月17日 13時 から、松本 猛 さん 出席予定 14時半 から、阿部 守一 さん・松本市島立公民館 http://www.city.matsumoto.nagano.jp/tiiki/sisetu/kominkan/shimadati/index.html・多くのみな様のご参加を期待しています。※ 候補予定者のスケジュールの変更により、出席者が変わる場合がございますので、 今後の情報更新にご注意下さい。
June 16, 2010
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子どもの福祉と教育を考える「おむすびの会」では、市民のみなさまと語り合い、学びあう学習会を企画いたしました。関心のある方はお誘い合わせてご参加下さい。☆日時:2010年2月7日(日) 14時から17時☆場所:千曲市戸倉創造館(2階創作室2) 千曲市戸倉2305-1 電話026-275-6700 ※戸倉メリーランド白鳥園隣。駐車場が大変手狭となっておりますので、なにとぞご承知おきください。☆内容:「不登校の子ども支援の視点について」 報告者:内 田 宏 明(飯田女子短期大学 准教授・長野県社会福祉士会 副会長 長野県教育委員会生徒指導総合対策会議委員) 長野県は小中学校における不登校の比率が高いと言われています。教育委員会でも様々な不登校対策が検討・実施されています。 このような状況の中で、最も基本的な不登校の子どもと向き合い・支えていく視点について、みなさんと確認していきたいと思います。☆費用:無料☆主催:長野スクールソーシャルワーク研究会“おむすび”(略称:おむすびの会) (社)長野県社会福祉士会 子ども家庭分野専門委員会
December 22, 2009
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☆日時:2010年1月9日(土) 14時から17時☆場所:松本市南部公民館(会議室2) ※なんなん広場 ジャスコ南松本店近く 松本市芳野4-1 電話0263-26-1083☆内容:現在の高校における特別支援教育コーディネーターの仕事の様子と課題について、報告をしていただきます。それを受けての語り合いたいと思います。 報告者:茅野高校 特別支援教育コーディネーター 菊地 和法 さん
November 23, 2009
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日時:2009年12月13日(日) 14時から17時 場所:千曲市戸倉創造館 2階 創作室2 内容:「子育て支援活動にスクールソーシャルワークをいかす」 山形村子ども会育成会 会長 中村 健 さん
November 23, 2009
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☆日時:2009年11月14(土) 14時から17時 ☆場所:松本市南部公民館(会議室3) ※なんなん広場 ジャスコ南松本店近く 松本市芳野4-1 電話0263-26-1083 ☆内容: 現在の特別支援の仕事と課題について、報告をしていただきます。 報告者:林 智子さん(花田養護学校) 丸山 直子さん(堀金中学校) ☆費用:無料 ☆主催:長野スクールソーシャルワーク研究会(略称:おむすびの会) 共催:(社)長野県社会福祉士会 子ども家庭分野専門委員会
November 2, 2009
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日時:2009年10月3日(土) 13時半から16時半 場所:松本市南部公民館(なんなん広場) 内容:スクールソーシャルワークセミナー 講演「スクールソーシャルワークは誰をささえ、何をまもるか」 講師 山下 英三郎 氏 (日本社会事業大学 教授、 日本スクールソーシャルワーク協会 会長) 実践報告 長野県教育委員会配属のスクールソーシャルワーカーによる報告 参加費:500円(資料代を含む)
September 9, 2009
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子どもの福祉と教育を考える「おむすびの会」では、市民のみなさまと語り合い、学びあう学習会を企画いたしました。関心のある方はお誘い合わせてご参加下さい。☆日時:2009年8月22日(土) 14時から17時☆場所:千曲市戸倉創造館(3階会議室) ※戸倉メリーランド白鳥園隣 千曲市戸倉2305-1 電話026-275-6700☆内容:「子どもの人権といじめについて」 報告者:山城 峻一 さん 長野県教育委員会人権派遣講師 子どもの人権とは何なのか、人権侵害問題として“いじめ”を捉えながらみなさんと考えたいと思います。☆費用:無料☆主催:長野スクールソーシャルワーク研究会“おむすび”(略称:おむすびの会) 共催:(社)長野県社会福祉士会 子ども家庭分野専門委員会
June 16, 2009
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☆日時:2009年7月11日(土) 14時から17時☆場所:松本市南部公民館(会議室3) ※なんなん広場 ジャスコ南松本店近く 松本市芳野4-1 電話0263-26-1083☆内容:おもにスクールソーシャルワーク理論に基づいた実践者による報告と、それを受けての語り合い。 報告者:池内 泰恵さん 中信教育事務所 スクールソーシャルワーカー☆費用:無料☆主催:長野スクールソーシャルワーク研究会(略称:おむすびの会) 共催:(社)長野県社会福祉士会 子ども家庭分野専門委員会
June 10, 2009
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子どもの福祉と教育を考える「おむすびの会」では、市民のみなさまと語り合い、学びあう学習会を企画いたしました。関心のある方はお誘い合わせてご参加下さい。☆日時:2009年6月6日(土) 14時から17時☆場所:千曲市戸倉創造館(3階会議室) ※戸倉メリーランド白鳥園隣 千曲市戸倉2305-1 電話026-275-6700☆内容:「長野県教育委員会生徒指導総合対策会議について」 報告者:内田 宏明 飯田女子短期大学准教授、長野県教育委員会生徒指導総合対策会議委員 おむすびの会(ながのスクールソーシャルワーク研究会)代表 長野県教育委員会における生徒指導の方向性についてご報告し、みなさんと考えていきたいと思います。☆費用:無料☆主催:長野スクールソーシャルワーク研究会(略称:おむすびの会) 共催:(社)長野県社会福祉士会 子ども家庭分野専門委員会
May 1, 2009
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共著の本が出ることになりました。 『ソーシャルワーカーのジレンマ』筒井書房(1800円+税) 【著者】本多 勇、木下大生、後藤広史、國分正巳、野村 聡、内田宏明 その記念シンポジウムです。「ソーシャルワーカーのジレンマ ~上手な対処の方法を探る:ミニシンポとトークセッション~」 【日時】09/4/29(水)昭和の日 13:30~17:30 【場所】東洋大学 6号館2階6215教室 ※東京都文京区白山5-28-20東洋大学(地下鉄都営三田線「白山」下車徒歩5分、 東京メトロ南北線「本駒込」下車徒歩10分) ※場所等は、東洋大学HPを。【主催者名】 主催:「ソーシャルワーカー研究プロジェクト」(仮)、 後援:筒井書房(仮) 【内容・スケジュール案】 12:30受付開始 13:30開会・趣旨説明 13:40「ミニシンポジウム」(執筆者6名による) 15:00休憩 15:15「グループセッション」~17:00 17:10「まとめ」・今後の活動方針説明~17:30 *ジレンマ解消に向けた「プロダクト」づくり? *議論の中間まとめと、次回会議日程、発展に向けて ~17:30終了 18:00~20:00懇親会(どこか近くの居酒屋に移動して) 【参加費】未定 ※「お茶代+資料代(もれなく本付き)」の予定です。 【参加登録】「お名前・ご所属・都道府県名」を hondaisamu@yahoo.co.jp までお知らせくださいませ。
April 17, 2009
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2009年5月9日(土)14:00-17:00☆定例学習会at 松本市Mウイング南信教育事務所 SSWer 弓田氏による実践報告
April 13, 2009
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2008年度 日本スクールソーシャルワーク協会 冬季公開研修会◆日 時:2009年2月11日[水・祝] 午後◆講師:西澤哲氏(山梨県立大学教授)◆会 場:「東京ウィメンズプラザ」東京都渋谷区神宮前5-53-67 Tel:03-5467-1711(代)東京メトロ地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅から徒歩7分JR山手線・東急東横線・京王井の頭線「渋谷」駅から徒歩約12分◆参加費:一般(非会員)1,000円、SSWAJ2008年度会員は無料※詳しくは決まり次第ホームページに掲載します。 http://www.sswaj.org/study.html スクールソーシャルワーク入門一日講座◆日 時:2009年3月14日[土] 10:30~16:15◆講師:山下英三郎氏(日本社会事業大学教授、当協会会長)◆会 場:日本社会事業大学または都内会場◆参加費:一般(非会員)9,000円、学生(非会員)6,000円、 SSWAJ2008年度会員 5,000円※詳しくは決まり次第ホームページに掲載します。 http://www.sswaj.org/study.html
January 10, 2009
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民主教育研究所 発達・文化・学力委員会 公開研究会 子どもたちの今を支えるスクールソーシャルワークとは 報告者:内田宏明氏文化女子大学長野専門学校 専任講師/児童福祉論・社会福祉援助技術論 日本スクールソーシャルワーク協会理事、ながのスクールソーシャルワーク研究会 代表、共著書『スクールソーシャルワーク論』(学苑社、2008年)日時:2009年2月8日(日)13:00~16:00場所:全国教育文化会館(エデュカス東京)3階会議室 JR総武線「市ヶ谷駅」より徒歩7分、 東京メトロ有楽町線「麹町」より徒歩2分 2008年度から文部科学省は「スクールソーシャルワーカー」活用事業を始めました。 スクールソーシャルワークとは何なのか。スクールカウンセラーとはどう異なるのか。 いじめや不登校、虐待、貧困に苦しむ子どもたちの支援をしながら、スクールソーシャルワークの研究と実践をしてこられた内田さんをお招きして、子どもの現実と支援のあり方について考えます。 どなたでも参加できますが、資料の準備の都合上、参加希望の方は、下記の民主教育研究所事務局にご一報ください。民主教育研究所 事務局 電話:03-3261-1931 FAX:03-3261-1933 E:mail:office@minken-jp.org
January 7, 2009
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文部科学省の来年度予算概要がHPにアップされた。それによると、スクールソーシャルワーカー活用事業は、今年度の国10割の補助事業から、国3分の1補助・県市3分の2自主財源の事業になるようである。 これにより、自治体のこの事業に対する考え方により、事業化が大きく左右されることになる。 2年目にして、スクールソーシャルワーカー活用事業はその真価を問われることになりそうである。
December 29, 2008
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2008年度 スクールソーシャルワーク研修のご案内 文部科学省が実施する「スクールソーシャルワーカー活用事業」に基づき、全国で社会福祉士等が学校等におけるソーシャルワーカーとして配置されつつあります。「スクールソーシャルワーカー」はソーシャルワークの倫理・知識・技術を基礎として学校という現場でそれらを駆使して実践する者です。しかし、配置された社会福祉士等は、ソーシャルワークという倫理・知識・技術は有していても、今までに教育界に関わりがなかった者も多く、かつ一人職場となることが多い状況です。そこで、教育現場に配置された社会福祉士等及び配置予定もしくは見込まれる社会福祉士等を対象に、業務開始時点で少しでも円滑にソーシャルワーク機能を発揮することができるよう、研修会を開催します。1.日 時 2009年2月7日(土)~8日(日)(2日間)2.会 場 大阪アカデミア Sホール(大阪市住之江区) Tel:06-6612-77333.主 催 (社)日本社会福祉士会4.協 力 (社)日本精神保健福祉士会、(社)大阪社会福祉士会5.後 援 文部科学省、厚生労働省 (予 定) (社)日本社会福祉士養成校協会、日本精神保健福祉士養成校協会6.受講対象者 ・教育現場に配置されている社会福祉士もしくは精神保健福祉士 ・教育現場に配置予定もしくは配置が見込まれる社会福祉士もしくは精神保健福祉士 ・教育現場に配置されているソーシャルワーカー(現任者)7.定 員 120名8.受講費 会 員:10,000円(日本社会福祉士会及び日本精神保健福祉士協会の会員) 非会員:15,000円9.申込期間 1月20日(火)必着。申込締切前でも定員となり次第、締め切ります。なお、申込者が少数の場合には研修を開催しないこともございますのでご了承ください。10.プログラム 1日目(2月7日(土)) ※当研修は生涯研修制度共通研修課程10単位になります。時 間 内 容12:45~13:00 開会挨拶・オリエンテーション13:00~14:00 (行政報告)「スクールソーシャルワーカーに期待すること」(文部科学省初等中等教育局児童生徒課 係長 岡本泰弘氏)14:00~17:00 (グループ討議)「教育現場におけるソーシャルワーク実践と課題」 ソーシャルワーカーとしての視点をふまえて教育現場で現在抱えている課題について、講師による助言を交えながら話し合います。(講師:長野県教育委員会こどもの権利支援センター専門アドバイザー 内田宏明氏)17:00~18:00 (講義)「スクールソーシャルワーク実践とは」 スクールソーシャルワーカーは何をする専門家か。講義を通して確認します。(講師:大阪府立大学准教授 山野則子氏)18:30~ 懇親会(参加人数により開催しない場合があります) 2日目(2月8日(日))時 間 内 容9:30~12:30 (グループ討議+講義)「『新任スクールソーシャルワーカーのための自己チェックシート』の活用と基礎知識の理解」 「自己チェックシート」を活用して自らの取り組み状況を振り返り、不足している知識・技術等について学びます。(進行:関東学院大学准教授 澁谷昌史氏)12:30 閉会挨拶【申込方法】 必要事項をご記入のうえ、次の申込先まで郵便またはFAXにてお申込下さい。(郵便の場合はコピーしたものをお送り下さい。電話での申込は受け付けておりません。)【申込先・お問合せ】日本社会福祉士会 事務局(営業時間:月~金曜日 9:30~17:30) 〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目13番地 カタオカビル2階 TEL 03-3355-6541 FAX 03-3355-6543 担当/小笹知彦【申込締切】 1月20日(火)必着※申込締切日前でも定員となり次第締め切ります。【受講可否の連絡】受講可否は、1月26日(月)ごろまでに郵便にてご連絡します。会場案内、受講費の納入方法、懇親会、キャンセル等の扱いについては、受講可否の連絡時にご案内します。
December 19, 2008
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2008年度 日本スクールソーシャルワーク協会 冬季公開研修会 ◆日 時:2009年2月11日[水・祝] 午後 ◆講師:西澤哲氏(山梨県立大学教授) 「児童虐待について」 ◆会 場:「東京ウィメンズプラザ」 東京都渋谷区神宮前5-53-67 Tel:03-5467-1711(代) 東京メトロ地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅から徒歩7分 JR山手線・東急東横線・京王井の頭線「渋谷」駅から徒歩約12分 ◆参加費:一般(非会員)1,000円、SSWAJ2008年度会員は無料
December 17, 2008
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☆2009年1月24日(土)14:30-17:00☆at 長野市ふれあい福祉センター1階内容:来年度活動方針検討
December 16, 2008
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はやくも、信州には雪が降りました。で、デザインも変えてみました。
November 20, 2008
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期 間:2009(平成21)年 1月10日(土)~11日(日)会 場:法政大学市ケ谷キャンパス外濠校舎他 住所:102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1主 催:社団法人日本社会福祉教育学校連盟[担当:福祉教育委員会]共 催:全国福祉高等学校長会後 援(予定 交渉中):文部科学省、日本社会福祉学会、日本社会福祉実践理論学会、日本地域福祉学会、社会事業史学会、社団法人日本社会福祉士養成校協会、日本福祉教育・ボランティア学習学会、ソーシャルケアサービス従事者研究協議会、日本社会福祉教育学会、全国社会福祉協議会対 象:学校連盟会員校教員、高校教員、大学院生※福祉系大学等及び福祉系高校の非常勤講師も参加が可能ですので関係者への周知をお願いします。定 員:200名参加受付期間:11月10日(月)~12月15日(月) *満員になり次第締め切ります。参加費(予定):講座参加費: 8,000円交流会費: 5,000円2日目昼食: 1,000円(2日目は、日曜で、休憩時間も限られているため、お弁当を準備いたします。)1日目のプログラム13:00~13:30 受付(法政大学市ヶ谷キャンパス)13:30~13:45 全体会開会挨拶 社団法人日本社会福祉教育学校連盟会長 大橋謙策全国福祉高等学校長会会長 高橋福太郎本研修事業の趣旨と概要 福祉教育委員会委員長 野口定久オリエンテーション(事務局)13:45~15:15 講演 「司法福祉とソーシャルワーク -ふくしの拡がり中で-」講師 加藤幸雄氏(日本福祉大学副学長、日本司法福祉学会常任理事)15:15~15:30 休憩15:30~18:00 実践報告とディスカッション1 スクールソーシャルワーク関連内田宏明氏(日本スクールソーシャルワーク協会理事)2 NPOによるホームレスへの自立支援藤田孝典氏(特定非営利活動法人ほっとポット代表理事)3 ファミリーソーシャルワーク関連花島治彦氏(社会福祉法人 新栄会 路上生活者自立支援センター葛飾寮)18:15~20:00 情報交流会(会場:ボアソナードタワー26階)※ ブロック別での懇談等を予定しております。
November 7, 2008
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思うことがあって、1年半前ほどの記事を再掲します。 福祉の相談職業界では、「利用者の権利擁護」がミッション(使命)であることが強調されている。 そして、機能としての「代弁」にことさら力点が置かれている。 ところで、私は、間接民主主義の時代は終わりを迎えつつあると考えている。 「代弁」するはずの代議士のみなさまは、独自に業界を作り上げその権益構造を強固にしている。世襲制も当然といわばかりに横行させている。 「代弁」という名目的前提を置くことで、自分の発言に妥当性を与えようとする。が、その実は自己利益追求上の都合の正当化としか見えてこない。 さて、長野でパラリンピックが開催されたとき、それに歩調を合わせてアートパラリンピックが実行された。知的に障がいがあるとされた方々の芸術祭である。 その作品を、知的に障がいがないとされている方々が評価し、賞をつけ、マスコミに流した。審査委員長なる人のマスコミ露出度がやたら高かった。 本人の意思を離れ、評価者が脚光を浴びる構造につくづく嫌気がさし、その活動とは袂を分かった。わたしはパラリンピックを観戦に来る移動に困難がある観客の支援に地道に当たった。じつに目立たぬ活動であった。 サポート役が縁の下にいることを望まず、前面に出て行くこと。これに、果てしない、“うさんくささ”を感じている。色々な「ボランティア」活動者の中にも、これを感じ続けてきた。 「自分が楽しくなければ(目だたなければ)、やる意味がない」と!!!??? 福祉の相談職業界での「代弁」機能の強調に、危うさを感じる。“うさんくささ”が臭ってくる。 いま、肝に銘じるべきなのは、「代弁」ではなく、“意見表明する権利の擁護”なのではないだろうか。 発言できる環境づくり、場の設定ということである。 人生のあらゆる局面において、主役は当事者である。 脇役が、しゃしゃり出て、しゃべって、ご満悦になるな!といいたい。
October 25, 2008
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長野県教育研究集会 11月9日 不登校分科会 9:00-15:30 会場:長野俊英高校 私が共同研究者として、報告・コメントします。無料で、自由に参加できます。 内容的には、学校、不登校経験のある若者、親の会、フリースクールなどから報告していただき、討議するということになっています。全体的な情報は、教研集会 を参照してください。
October 16, 2008
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日本スクールソーシャルワーク協会の公開研修会が開催されます。11月8日(土)東京都渋谷区のウィメンズプラザにて。詳細は、 日本スクールソーシャルワーク協会HPをご参照ください。
October 14, 2008
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近年、「モンスター」という用語法が無造作に用いられる傾向がある。その中でも、最も頻繁に用いられるのが「モンスター・ペアレント」であろう。 マスコミや、責任ない一般市民がこの用語を用いることにとやかくいうつもりはない。しかしながら、学校教育関係者や、ましてや相談関係者がこの用語を使うことは、極めて憂慮すべき事態である。 関係性は常に相互的である。一方が関係性を断てば、関係性は断絶する。 職業的に関係性の維持・継続・発展を求められる職者が、一方的なラべリングによって、関係性を断つことは、ほとんど業務放棄に近い。 人を、「モンスター」呼ばわりすることは、徹底的に関係性を断絶させる。言葉には、意味があるのである。慎重に用いられたい。
October 9, 2008
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おかげさまで、スクールソーシャルワークセミナーが終了いたしました。 スタッフを含めると、140名以上の参加を得ました。 私の基調に続き、SSWの理論を長野大学の佐藤氏、端田氏に講義いただき、新潟県SSWerの山岡氏に具体的実践について語っていただきました。 参加者は、長野県社会福祉士会のほか、現役SSWer、県・市町村教委、教員、教育相談員、福祉行政職員、市民・NPO関係、議員など、多彩でした。 遠くは、和歌山、京都、茨城などからもご参加いただきました。 今後、これらの方々と、長野県内のSSW実践を形成していこうと考えております。
October 6, 2008
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私は、スクールソーシャルワーカーが「子ども」と向かい合う中で直面する課題を以下の点だと認識しています。 1、子どもとどのようにして出会うのか 本来であれば子どもが相談することを望んだとき、子ども自らが相談に訪れることが可能な条件設定や体制づくり、雰囲気の醸成が大切である。しかしながら特に導入当初は十分整わない状況の中で、教員や保護者から相談案件として回ってくるということが多くなるであろう。その場合、常に心においておかなければならないのは、私が出会った不登校経験のある若者が語った「とにかく、僕としては言葉に出ないつらさがある。取られたとか、やられたとか、断片的に言いたいけれども、言うとどうなるんだろうという不安感がある」という“語れなさ”を多くの子どもが抱えているということである。この“語れなさ”に共感しつつ、追求するような「訊く」姿勢をとらずに「待つ」姿勢で、言葉にならない声をどう「聴く」のかが問われてくるであろう。 2、子どもとの関係をどのように紡ぐのか 関係というのは相互作用の中で成り立つものであろう。いくらSSWerの側が「受容」の姿勢を保持したところで、子どもの側からSSWerが「受容」されなければ(受け入れられなければ)、関係は紡いでいくことができないだろう(山下英三郎『相談援助』学苑社,2006,pp.46-60)。先生や保護者と異なる第三の大人としての子どもとの関係性は、課題のみに目を奪われず、子どもの可能性に視点を置くことから始まるのではないだろうか。 3、子どもを中心とした他者との関係性のあり様をどのようにつかんでいくのか。 子どもが抱える課題は子どもの中から生じてくるという因果律を越えていくことが求められる。子どもと他者との関係性の中にこそ課題状況が潜在しているという視点を鋭く磨かなければならない。 4、子どもの姿を通して、課題の背後にある社会的な側面をどのように見るのか。 子どもが抱える課題と社会的な課題は密接不可分に絡み合っている。しかしながら、社会的な課題の中の一構成要素として子どもを見てしまっては、子どもは相対的な位置に押し込められてしまう。ひとりひとりの子どもが目の前に現す姿から、社会的な課題を洞察していく力が求められる。 5、子どもの可能性を広げうる、社会的な関係性の取り結びをどのように支援していくのか SSWerが支援するのは子ども自身の変化ではない。子どもが歩むなかで必要とする、社会的な関係性を結んでいけるような環境づくりの支援が役割であろう。そのためには、まずもってSSWer自身が社会との多様な関係性を育んでいく必要があるだろう。 6、全ての支援過程を通して、どのように子どもの意見表明、参加を保障していくのか。 子どもの権利条約に言う「子ども最善の利益」は、子どもの意見表明、参加が前提となって保障される。SSWerが支援の全過程を通してこの権利を保障することで、子どもが子ども自身の人生の主役であることを獲得していけるのではないだろうか。
October 4, 2008
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スクールソーシャルワークの基底には、エコロジカルな視点があります。この点に関して、代表的な論者を2人以下に紹介します。1、ジャーメインのエコロジカルモデル(1992) ジャーメインは、学校が子どもにとって、生活の時間・空間を占めかつ濃密な人間関係が織り成される「生態学的な(ecological)な単位そのもの」であり、「『子ども』が『学校』と密接な相互作用を持つことは明らかであり、その密接さにおいては、『子ども』と『家族』の相互作用に次ぐものである」と認識している。そのため、ソーシャルワークにおけるエコロジカルアプローチが最も自然に適用できる場として学校を捉えている。 その上で、SSWerは「文字通り『学校』と『子ども』の交互作用の中間面(interface)に位置している」とし、同時に「『学校』と『家族』、『コミュニティ』と『学校』の中間面にも立つ」と位置づけている。そして、その位置でのSSWerの役割を、「子ども、両親、コミュニティが、社会的力量(competence)を高めるための援助をする位置に立つのであり、同時に、三者のニーズや願望にたいする学校の『応答性』を高める援助も行う」という「二重の機能」を担うことと規定している。2、山下英三郎のエコロジカルモデル(2003) 「学校で福祉の視点に立ったサービスを提供しようとする」「旧来の方法論とは異なる新しいパラダイムに基づいたサポート・システム」と山下はSSWを規定する。 山下論の大きな特徴は、「子どもは一個の人格として尊重され、SSWerは彼らのパートナーとして共同して問題解決に望むという姿勢を保持する」という視点を強調している点に見られる。SSWerは子どもの「伴走者」であるという表現を用い、このことを説明している。SSWerは「問題の肩代わりをするという関与」でなく、子ども自身の「自己の可能性に対する信頼回復の条件作り」に参加する姿勢をとる。援助の方法論とするのは、エコロジカルアプローチであり、生活モデルである。「当事者だけが一方的に治療されたり矯正されるというアプローチをされることなく、子どもの周囲の家庭や学校、地域社会も変革の対象として想定される」という主張はジャーメインと一致し、「調整や仲介、連携といった機能」を重視している。 そして、山下の学校教育に対する基本的な認識としてあるのが、「子どもたちの可能性を拓く場というよりは、もはや疲弊や欲求不満を醸造する場と化している」という不信感である。不登校の子どもへの教育相談やスクールカウンセラー制度などについても、「教育の対象者である子どもたちの側ばかり変容や適応を強いる対応策」としている。この意味するところからSSW制度によって学校のあり方を問うていく姿勢が感じ取れる。また、山下は不登校の子どもに対するSSWの目的を再登校には限定せず、子どもの最善の利益を探る援助を求め、フリースペースの立ち上げなど地域資源の開発や草の根の市民に対する呼びかけも行ってきている。 1900年代当初にアメリカにおいてSSW活動を創始したのがセツルメントという市民活動だったことを考えると、山下が草創したわが国初めてのSSWの実践方法論もアメリカをなぞるような市民活動をベースとした展開であったといえる。参考文献・山下英三郎、内田宏明、半羽利美佳(2008)『スクールソーシャルワーク論』学苑社・山下英三郎(2003)『スクールソーシャルワーク-学校における新たな子ども支援システム-』学苑社・日本スクールソーシャルワーク協会編(2005)『スクールソーシャルワークの展開』学苑社・カレル・ジャーメイン著、河村ちひろ訳(1992)「学校ソーシャルワーク」『エコロジカル・ソーシャルワーク -カレル・ジャーメイン名論文集-』学苑社
September 30, 2008
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の作者、芹沢俊介さんの講演を聞きに行ってきました。 講演内容は極めて基本的で、わたしにとって違和感のないものでした。 国策としての、ひきこもり対策が進んできているだけに、自立という名の就労強制(エリザベス救貧法のワークハウス時代に逆戻りですよ)に対する、基本的な理論枠組みを固めておかなければなりません。 芹沢氏の認識は、人間と環境が不可分であるという視点に基づいており、まさにエコロジカル・ソーシャルワークと一致します。 環境汚染(社会環境の悪化)に対応する防衛機制として、ひきこもりを捉えなければなりません。 汚染された環境が正常化しなければ、戻ることはできません。環境とは、学校環境、地域環境、家庭環境そして、格差拡大の社会環境・職場環境でしょうし、その中での殺伐とした人間環境でしょう。ここが、ソーシャルワーカーが機能すべき場所でしょう。
September 29, 2008
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では、当事者と専門職を繋ぐものは何なのか。 私は、キーワードとして社会構成主義の立場から導き出されたナラティブ(物語)・アプローチを想定しています。 人(特に子ども)は自分を取り巻く世界をありのままにとらえ理解するとする見方を否定し、人は自分の持つ認識の枠組みや知識を使って世界を理解し、自分なりの意味を生成するとみなすのが社会構成主義の考え方です。 客観性を重視すれば科学的であるとする従来の常識を、対人援助の世界から問い返していくのです。 個々人により多元的であり、相対的な意味の世界を読み解くことが重要なのです。 ナラティブ(物語)・アプローチでは時間・空間・環境(家庭・学校・地域社会)、人に対する子ども自身の意味付与を重視します。スクールソーシャルワーカーが(先生が、親が)、子どもの描く物語にどのような登場事物として表れているのかを洞察することが必要です。つまりは、これが子どもの意味の世界によりそっていくということにつながります。 大人サイドの価値提示からは、または大人のサイドからの評価尺では、支援につながりません。 子どもから生まれ出る言語的・非言語的「言葉」で綴られる「物語(ナラティブ)」を傾聴し続けること。そして、その「物語」の微細な変化をとらえ続けること。エビデンスベースのエバリエーション(評価)ではなく、主観的な「物語」がネガティブ・ストーリーからポジティブ・ストーリーへと語りなおされるかどうかに着目することがとても大切なのです。 旧来から言われている、子ども文化論、子ども社会学、子どものメンタルマップからみる地域などを読み返していくことが求められます。
September 27, 2008
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公開可能な論文をぼちぼち載せていこうと思っています。参考になれば幸いです。まずは、「子どもの居場所」です。
September 23, 2008
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専門職の市民からの乖離は前回論述しましたが、かと言って専門職無用論に加担するわけではありません。 よく当事者サイドや、一般ボランティアから「専門資格なんて要らない。気持ちさえあれば」「適性は資格では図れない」と、福祉専門職は言われます。場合によっては心理も。 一面当たっています。が、一面暴論です。 「気持ち」や「適性」があると思えば資格を取ればいいのです。 資格は最低品質保証であり、そこからがスタートです。優れた専門職もいれば、具にもつかないのも正直います。磨くか磨かないかの差です。 非専門職で優れた方もいます。しかしながら、それはその人物が優れているのであって、非専門職全般が優れているのではありません。 非専門職の質の幅のほうが、専門職の質の幅よりはるかに広いでしょう。当たるも八卦、当たらぬも八卦です。
September 22, 2008
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私は、専門用語というものは、専門家にとって、便利で都合のよいものである反面、専門家と市民の間を切り裂く道具としての性格を有することを危惧しています。要は、その言葉によって、理解できるものと理解できないものを峻別させ、格差を生じさせる。 専門家同士が共通言語として用いる場合はいいのですが、これがいわゆる一般の方々(一般市民、非専門家、素人)に対して用いられたときは、まずその言葉を発する人間が語る相手より、上位に立とうとするからだと断じてかまわないと思います。 講演だ、講義だと銘打って、その実は解しがたい専門用語やキーワードの解説会でしかないことがよくあったりもします。 専門家は、実は専門用語を販売する「専門屋」ではないかと感じたりもすることろです。 さて、以下は、「専門家」向けの内容です。 今回は、「ケース」という用語を上記を象徴するものとして取り上げます。 レスリー・マーゴリンが示す批判的構築主義にたったときに、専門職側の善意なる援助は、当事者側にとっては支配に他ならないことが存在することが見えてきます。それだけにソーシャルワーカーは、主体とは何かという問いを常に自らに投げかけ続けることが必要であると私自身勤めていますし、学生にも教育しています。 さて、ケースという言葉ですが、言うまでもなく直訳すれば事例です。ケース・ワークという用語で用いた場合、ケースは個別という意味内容となりますが、ケース単独で用いたときは事例という意味合いが強調されてきます。 文脈の中で、人間そのものに対してケースという言葉を当てた場合、人間そのものを相対化・客体化して専門職にとっての「事例」化してしまう構造がありはしないかというのが私の問題意識です。これはソーシャルワーカーが意図しなくても、社会構築主義的観点から導き出されてしまう構造と考えられます。 専門職と権威的位置取りの問題点は、現在あまり強く指摘されなくなり、高度な専門性の名の下に権威的な立場が強化されるような傾向があると私は危機感を持っています。このことは、レスリー・マーゴリンの『ソーシャルワークの社会的構築』にも表されていますが、古くはホーレン・ベイリーの『ケースワークと権威』に明確に示されているところです。
September 17, 2008
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とある掲示板の議論に参加し、子どもに関わる職業者の中にいまだに少なからぬ「愛のむち」的な体罰肯定論があることに驚かされました。 これは大きな問題です。以下に私の見解を示します。 お金をいただいている限り、それは職業者です。 職業者は、職業者としての倫理を必ず有します。 波平さん的な、近所の頑固おやじの拳骨もいけないのかというご意見もいただきましたが、近所のおじさんと職業者はそこが決定的に異なります。 職業者であれば、コンプライアンス(compliance 法令順守義務)を有します。児童養護施設・保育所や放課後児童健全育成事業の法的枠組みを利用している事業であれば、児童福祉法を遵守するのが義務です。 そこに体罰肯定の規定などありません。 児童福祉施設最低基準の中には、(虐待等の禁止) 第九条の二 児童福祉施設の職員は、入所中の児童に対し、児童虐待の防止等に関する法律 (平成十二年法律第八十二号)第二条 各号に掲げる行為その他当該児童の心身に有害な影響を与える行為をしてはならない。 (懲戒に係る権限の濫用禁止) 第九条の三 児童福祉施設の長は、入所中の児童に対し法第四十七条第一項 本文の規定により親権を行う場合であつて懲戒するとき又は同条第二項 の規定により懲戒に関しその児童の福祉のために必要な措置を採るときは、身体的苦痛を与え、人格を辱める等その権限を濫用してはならない。 の2項目があります。 また、国際的な条約である子どもの権利条約は国内法の上位規定として遵守されなければなりません。 これは個人の価値観・経験を超えたものであることを、 職業者であれば自覚しなければなりません。
September 16, 2008
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私は児童館という場に大変期待をかけております。が、現状の職員体制は問題で一杯です。「長野県児童館連絡協議会東北ブロック研修会」テーマ:個別援助活動のありかたと児童クラブの役割講師:こどもポストマン日時:2008年11月5日13時から17時対象:児童館職員事務局:須坂市教育委員会 026-248-9010
September 10, 2008
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社会福祉法人 花工房福祉会 保護者会学習会 日時:2008年9月11日(木) 13時~14時30分 場所:花工房エコーンファミリー 2階 講師:こどもポストマン 内容:以下のとおり、科学的というよりは演説調です。0、ソーシャルワークの視点 ソーシャルワークには、ミクロ・メゾ・マクロのシステムサイズに応じた視点を持つ必要がある。今日は、マクロの視点から現在を鳥瞰したい。1、障害者自立支援法 法の名称から「福祉」の文字が消えていることからわかるように、これは「福祉」の法律ではない。この立法は新自由主義から出てきた市場の論理による「福祉」の剥奪であったことは、まず認識しなければならない。これは、介護保険法も全く同じである。 では、今後「自立」支援法はどう変化していくのか。 次回改定は、18歳未満のサービスを主に対象とすることが予測される。児童相談所の関与を減らしていく方向性。 障害認定に関しては、介護保険法であったように、知的発達や精神面での内容に配慮がされる方向性。 自己負担に関しては、現状のなし崩し的な負担軽減策が当面続けられるのではないか。いまは、総選挙が控えている情勢が流動的な時期なので、見通しの立てようはない。ただ、公約として負担増というのは、消費税を含めて国民に示せないであろう。従って、利用者負担は急激には増やせない。反面、財源論の論理の中で、施設の報酬も増えず、人件費を抑制せざるを得ない状況は続くであろう(これは介護保険制度も同様である)。2、本質的な福祉 「福祉」は憲法25条から導き出される国民の権利である。憲法25条 1、すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する 2、国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。 近年よく聞かれる「経済成長の果実を福祉にまわす」という発言は、憲法を知らないとしか思えない。儲かったから福祉をという発想は不遜である。基本的人権に基づき、必要な福祉施策を受けるのは国民の権利であるし、保障するのは国の義務であることを再確認しなければならない。経済成長が福祉施策の前提という議論は、金が儲かれば、基本的人権は尊重するが、儲からなければ尊重しないというはなはだおかしな論理である。3、福祉の向上は当事者の声から しかしながら、資本主義経済の中では資本の論理が貫徹する事実は深く認識しなければならないであろう。資本の論理の中では福祉にかかる費用はコストでしかなく、削減は前提である。では、なぜ資本主義国家である我が国で福祉制度が成立してきたのか。それは常に存在する削減のプレッシャーに対し、当事者が声を発してきたからに他ならない。当事者の声は真実であるが故に強く、それが横につながれば国を動かす力ともなる。利用者負担の軽減策は、その現れである。この認識は、1960年代に社会福祉学者である嶋田啓一郎氏が出された論文の中に示されている。専門職の役割は当事者側に立ち、当事者の声を支援することにある。国の決定をただ当事者に伝えるだけならば、専門職は不要であろう。介護保険制度以降、そのような専門職が目につくのが大いに気になっている。 1930年代、デンマークの行政担当であったバンクミケルセンは大規模収容的な福祉施設からの脱却を、入居している子どもの親たちとともに行動し、訴えていった。これが、有名な“ノーマライゼーション”運動である。我々もこの原点に立ち返らなければならない。ニーズは行政から与えられるものではなく、当事者とともにあることではじめてみえてくるのだ。障がいがあるからといって、障がいのない人と同じ生活がおくれない社会があるとすれば、それは即ち社会自体が病んでいることの証である。社会の病は医者でなく、われわれ自身が治していかなければならない。障害者自立支援法の問題も、この脈絡の中でとらえる必要があるだろう。4、福祉施設はいかに歩むのか まず理想、理念(あるいは、ミッション)がなければならない。当然ながらそれが固く職員間で共有されていなければならない。そして、それをわかりやすく当事者や地域住民に語りかけなければならない。顔を上に向け、おかみの意向がどうなるかばかりに気を払ってはならない。そうすれば、むちうちになって、足元は見えなくなる。 事業者と利用者という2分法は福祉にはそぐわない。それは、福祉をサービス化つまりは商業化したいという者の財政削減の論理の中から生じる用語法であることを認識してほしい。当事者と福祉実践はパートナーであり、協働して福祉を形成する関係にある。当事者側もそれを理解しておかなければならない。欠陥商品を販売した商店にクレームをいれる消費者のような態度を福祉施設にとってはならない。福祉は消費するものでなく、ともに創造するものなのだから(これは教育も同様である)。
September 9, 2008
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不登校・引きこもりフォーラム 2008年9月28日(日) 13:30~16:40長野大学 リブロホール 1、経験者が語る『不登校』 2、芹沢 俊介 氏 講演会 『不登校をすることの意味』詳しくは、主催者 子どもサポート上田 まで
September 5, 2008
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