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国民栄誉賞だ。「なでしこジャパン」に国民栄誉賞だ。となりの女の子に国民栄誉賞が贈られたかのような、そんな思いにもなる国民栄誉賞だ。国民栄誉賞はと考える。人気の無い政権が人気回復の一環としてなどと言えばとんでもないやっかみになるかも知れないが、元々はそんな政治的色彩がある。国民が異を唱えることなく、国民栄誉賞が当然の受賞者ではあるが、時の政権次第では、国民栄誉賞を逃した人も、一人や二人ではないような気がする。「なでしこジャパン」は、団体として初の受賞だ。時の政権との関係、ポピュリズム、権威主義、などと、複雑な背景もありそうな国民栄誉賞。「なでしこジャパン」は異彩ともいえる。注目もされずに、まさかまさかの世界制覇で、大震災と原発事故で光を失ったような日本に異色の煌めきを与えた。日本サッカーはと考える。男子の南アフリカワールドカップの活躍で、サッカーに対する思いが変わった人は多いだろう。評論家的な人たちの、マスコミ的人たちの、監督に対する批判がましい言葉が飛び交う中で、男子サッカーは見事な結果を残しての凱旋帰国だった。男子も女子も、サッカー後進国の日本チームは大きく飛躍し実績を残した。そして、ついに、「なでしこジャパン」が、まだ一度も勝ったことのない、アメリカに勝っての世界チャンピオンになったのだ。国民栄誉賞を贈る政権を考える。支持率低迷、末期症状、崩壊直前で退陣の決まった管首相には、日本中が湧いた「なでしこジャパンの世界制覇は、天からの恵みだった。そして、「なでしこジャパン」に国民栄誉賞表彰式。菅首相は「被災者と全ての国民に困難に立ち向かう勇気と爽やかな感動を与えた」と讃えた。授賞式で最も注目されたのは、アウデイーだ。佐々木監督の親父ギャグが日本中を駆け巡った。男子サッカーの記者会見での岡田監督の、奇想天外な演出を思い出す。佐々木監督の親父ギャグは、「この車、僕にあうでいー」だった。それにしても、アウデイーはリースだと言う。勿論無償のリースだ。何故、プレゼントしないのかと、思う。それにしても、沢さんは、髪を束ねている方が似合う。束ねた髪を靡かせて、ピッチを走り回る姿が美しい。
2011.08.19
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天才有村知恵は輝いている。奇跡を起こして輝いている。有村知恵、奇跡を呼ぶ女子プロゴルファー、驚異的な記録を作る女子プロゴルファーだ。最初のアルバトロスは2009年4月24日、フジサンケイレデイース初日の5番、奇しくもその日は男子ツアーでもアルバトロスがあった。2度目のアルバトロスが今大会スタンレーレデイス。2度目のアルバトロスに、ホールインワンのおまけ付きの記録だ。スタンレーレディスを振り返る。第1ラウンドはアルバトロスとホールインワンの、奇跡的な記録の有村智恵が7アンダーで首位。奇跡的な記録を見るとパー5の8番アルバトロス、パー3の16番でホールインワンだった。アルバトロスとホールインワンだ。そして、第2ラウンド。前日アルバトロスとホールインワンの有村は、8番でイーグルと記録的。そして、最終ラウンド。別の形の記録的女子選手の出現だ。3アンダー27位スタートの諸見里しのぶがその人だ。1番から7番まで連続バーディー、8番はイーグル。9ホール27打のツアー最少記録に、最多連続バーディー新記録(イーグルを含む)8だ。有村知恵の記録は奇跡的であり、諸見里しのぶの記録は驚異的な粘りの記録だ。有村は天才であり諸見里は才人だ。天才は突然その力を発揮するが、才人は努力の積み重ねで記録を作る。天才は軽やかに飄々と才人は強かな粘りで記録を作る。兎にも角にも、日本女子選手素晴らしさが光る。女子サッカーの「なでしこ」が、アメリカを倒すかも知れないと思う私です。天才有村の奇跡的な力と、才人諸見里の粘着力が「なでしこ」にも、備わっていると思う私です。天才有村知恵は輝いている。奇跡と起こして輝いている。
2011.07.17
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紀南地方海岸部の5月23日の朝は、ドンヨリトしてヒンヤリトした朝だ。そんな紀南地方の海岸部で、大相撲技量審査場所を考える。さて、技量審査場所だった。面白い場所には違いなかった。そんな、八百長を調べる為の、技量審査場所が無事終わった。無事終わったという表現は、少し変だが無事終わった感じだ。優勝は当然、横綱白鳳だ。そして、魁皇が頑張った場所だった。それにしても今更言うなと、多くの人が思うだろうことを言うと、八百長を調べる為の場所で、八百長をする剛の者、いや、愚か者はいない。誰も予期しない、死角をついて行うのが八百長だ。厳しい監視の中で八百長をする、剛の者、いや、愚か者はいない。 技量審査場所が無事終わり、次の名古屋場所は開催され、日本の風景の一つとしての大相撲の継承が約束された。個人的には、スポーツであろうと、伝統であろうと、文化であろうと、神事であろうと、そして、大相撲があろうがなかろうが、かまわない程度の興味しかないが、日本の文化とか伝統が消えることを良しとはしない。 でも、特殊な社会の特殊性が権威になり、外国人力士が活躍する現在、国技などの看板は下ろして欲しい。そして、伝統を重んじ、時にはスポーツ性を否定し、人道的な八百長など気にしないで、今まで通り、NHKの独占中継で、日本の風景の一つとして、頑張って欲しい。外国人力士が上位を占め、日本人力の情けなさが目立ってはいても魁皇がいる。 白鵬が朝青龍に並ぶ最多の7連覇で19度目の優勝だが、魁皇に負けた。魁皇は通算1044勝で、千代の富士の記録まで1勝と迫った。優勝した白鵬より、魁皇が強く見えた場所だった。いや、魁皇が日本人力士の面目を保ち、多くの大相撲ファンの溜飲を下げた。魁皇万歳で締めくくられた技量審査場所だった。場所を盛り上げた力士は何処の人?。 栃ノ心は、日馬富士は、把瑠都は、魁聖は、鶴竜は、豪栄道は、、、、日本人力士は何人だろう。
2011.05.23
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大相撲を楽しみにしているの田舎のお年寄りは多い。田舎のお年寄りには熱烈な相撲ファンが多い。大相撲には評論家以上の知識を持ち、煩いお年寄りが田舎には多い。そんなお年寄りの一人と親しいが、その人は最近は相撲が始まると不機嫌になる。大相撲自体は好きだから観るには観るが、いや、みのがしたりはしないが、でも、大相撲を見ながら不機嫌だ。不機嫌の理由が白鳳の連勝記録だと言うから、少し分かりづらいが、話を聞くと、なる程と思う。白鳳の連勝を止めるようなドキドキした取り組みがないし、当分は連勝は続くとおじさんは断定する。小父さんの断定どおりに、白鳳が遂に連勝を59連勝だ。おじさんは「心配しなくても明日は、60連勝だ」と言う。別に誰も心配はしないが、おじさんは誰かに文句と言いたいわけで、誰かの変わりに私に「心配しなくても・・・」と言っている。ライバルもいないし大関人は不甲斐ないし、急成長の若い力士もいない現在、白鳳は当分勝ち続ける。と、おじさんの言葉だ。双葉山の連勝記録を塗り替え、100連勝も夢ではない。と、小父さんの言葉だ。何度も言うが偉大な横綱双葉山や千代の富士時代とは大相撲の様子が違う。と、小父さんの言葉だ。名古屋場所など間に合わせの場所だった。今場所にしても、本来の、野球賭博問題発覚前野の状態ではない。小父さんの言葉だ。かど番を繰り返す不甲斐ない大関陣、急成長の若手もいない現在、白鳳が負けるのが信じられない出来事だと、おじさんの言葉だ。優勝争いさえない、明らかに力の違う土俵では連勝は当然だと、おじさんの言葉だ。白鳳の連勝記録にけちをつけるつもりはないが、日本相撲協会のあり方が問題だと、おじさんの言葉だ。おじさんの嘆きを促すような出来事が起きた。対戦相手の支度部屋に出入りしたとして横綱白鵬の付け人と宮城野親方が口頭注意。龍皇が前日の白鵬の取組前に、対戦相手の阿覧がいる支度部屋に入ったという。 緊張感のない相撲協会だとおじさんの言葉だ。ライバルはいないし大関陣は不甲斐ないし急成長の若い力士もいない。白鳳が負けるわけがない。と、おじさんの言葉だ。何が起きるか分からないのが勝負だが、明らかに力が違うと、何かも置きにくいと、おじさんの言葉だ。田舎のお年よりは大相撲ファンが多く、田舎のお年寄りの共通の楽しみが大相撲である。白鳳の連勝も楽しみには違いないが、大関陣の活躍が尚楽しみにしているが、不甲斐ない大関陣はあっけなく負けるから、頼みは消える。
2010.09.23
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ワールドカップは終わった。無敵艦隊スペインが優勝して、四年に一度の世界の祭りは終わった。真夏の夜に寝苦しさの中で目覚め、遠い南アフリカのワールドカップに、魅入った人は多いだろう。終わってもブブゼラの音が、最高潮に達し、耳朶に残っている人も多いだろう。世界中が120分間、息を呑み続け、ゴールに喚起した。決勝はスペインとオランダだった。ヨーロッパ勢同士の決勝戦に寂しさもあったが、最高の決勝戦だった。1点勝負の攻防は豪快なオランダと華麗なパスサッカーのスペインの見ごたえのある試合だった。120分間、息の抜ける時間のなかった決勝戦は、見事なシュートで決まった。何回も、何十回もテレビ画面で見るゴール・シーンと、その後のイエニスタ選手のユニフォーム脱ぎの場面。あの緊迫した試合。終了間近の時間は両チームとも必死の時間帯。全てを忘れているはずだ。しかし、イエニスタは忘れていなかった。死んだ友も一緒に戦っていることを忘れていなかった。あの場面で、忘れずに、ユニフォームを脱いで死んだ友に勝利を捧げた。単なる喜びのパフォーマンスではなく、死んだチームメイトへの勝利の報告でもあった。あの場面での、あの喜びの表現は凄い。ユニフォームの下のシャツには、「ダニ・ハルケは俺達と一緒」と書かれていた。テレビでその画面を観ているが、スペイン語を知らない私には、意味が分からなかった。ダニエル・ハルケはエスパニョール元主将だった。去年の8月心不全のために急死した。イニエスタは、「勝利を彼にささげたかった」と言った。死んだ友へ勝利を捧げる最高の場面を自ら作った。最高のゴールだった。ゴールの瞬間に、友のことが忘れずに、ユニフォームを脱ぐ行動に出れることが凄い。用意はしていても、準備をしていても、その瞬間に行動がともなうこと難しい。イエニスタは、イエローカードのおまけつきで実行した。スペインの勝利と同様に、イニエスタの行動も称えられる。「ダニ・ケイは何時も俺達とともに」「ダニ・ケイは我らとともに」「ダニ・ケイ何時も一緒だ」無敵艦隊スペインの優勝。優勝候補が次々と消えていく中で、初戦はスイスに負けたスペインが優勝した。「無敵艦隊」と呼ばれ、華麗なるパスサッカーのスペインが、破壊力のあるオランダの攻撃を退けた。守備に苦しむ時間帯も多かった。しかし、評論家的に言えば、華麗なパスサッカーを貫いた。
2010.07.13
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盛り上がるサッカーワールドカップとは反対に、湿りっぱなしの日本大相撲協会は由々しき事態になってきた。週刊誌が報じなければ、全て覆い隠していた日本相撲協会と思われ、過去の八百長問題も真実は黒だったのではないかと疑いたくもなる。嘘をついた琴光喜、その嘘は相撲協会の指示によるもので、野球賭博の実態はある程度相撲協会は知っていたような気がする。国技としての大相撲の権威が法を上回ると思っているかのような日本相撲協会の対応は、ファンを欺き、社会を欺き、警察を欺き、嘘を押し通そうと試みた。琴光喜の発言の変化、日本相撲協会記者会見の変化が物語るのは、国技も伝統も関係ない嘘つき集団と批判されても仕方ないものだった。当然といえば当然だが、所轄官庁文科省の対応は厳しかった。そして、遂に相撲協会は真実の報告をしたようだ。いや、したように見えた。そして、指導的立場の親方も野球賭博をしていた事実が報告されたという。複数の親方の名前があがっている様だ。週刊誌報道がなければ、何もなかったように、名古屋場所は盛り上がり、把瑠都が頑張り、日馬富士頑張り、魁皇が燻し銀の活躍をし、そして、白鳳が優勝しただろう。自らが捜査機関のような、自らが司法機関のような、自らが行政機関のような、日本相撲協会は存続意義が問われる。神道との直接的結びつきを強調し、重々しい伝統を主張し、法も仕組みも超える存在と勘違いしている日本相撲協会だ。琴光喜は自主的に名古屋場所休場と胸を張り、他の力士は将来があり名前の公表もしないと、教育的人道的配慮を示した日本相撲協会。名古屋場所を楽しみにしているファンは怒り気味である。
2010.06.17
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ワールドカップ南アフリカ大会は盛り上がる。蚊の鳴き声にも似たブブゼラの音が一日中耳朶に残るほどサッカー観戦で寝不足は続く。遠い南アフリカの試合を夜中に見る楽しさは、高度なサッカーの魅力だ。精密機械のような正確さ、豪快な肉弾戦、信じられないような空中戦、体力に勝るのが有利なのは当然でも、正確な技術が優位性を覆す。サッカーの魅力はサッカーボールを操る芸人的魅力だと、夜中の実況中継に釘付けいになる。開催前の親善試合でことごとく負けた日本代表。大会前に岡田監督の交代も噂に上がった日本代表。大会前は全敗の予想が多かった日本代表。多くの評論家が岡田采配に異を唱えた日本代表。しかし、1点と1勝が全てを変えた。シュートを決めた本田は時の人となり、英雄となった。本田も見事だが、正確なパスとした松井が又見事だったと、日本代表を称える声は、経済活動にも反映した。グッズが飛ぶように売れ出した。色々な波状効果を生み出すサッカーの1点でサッカーの1勝だ。韓国は強く、日本も見事だった。北朝鮮もブラジルを驚かせ世界を驚かせた。アジア勢は注目されるが、ブラジル、アルゼンチン、イングランド、イタリア、ドイツ、そしてスペインのサッカーはやはり違うような気がする。その国々のサッカーに最も近いのが日本代表のサッカーだと、夜中に実況中継を見るだけの私は評論家並みに言いたい。スペイン、スイス戦の余韻が残る頭には、スペインの猛攻が浮かび消える。試合開始とどうに攻め始め、終了のホイッスルがなるまで攻め続けて1点が取れなかった。スイスの守りが完璧だったと賞賛もするが、シュートの精度の問題で、強すぎるスペインのシュートは決まらなかった。強すぎるスペインの驕りにも似たものがシュートの正確さに影響したような気がする。しかし、負けたとはいえ、スペインのサッカーは芸術的で美しいサッカーだったと、点の入らないサッカーの虜になった気がする。さて、日本代表の次の相手はオランダ。優勝候補の一角で、誰もオランダに勝つとは思ってない。しかし、日本がスイス同様に勝つ可能性はあると、何が起きるか分からないスポーツの時の運にかける思いが現在の多くに日本サポーター思いだろう。1点が評価を変え世論を変えるサッカーの凄さを思い知る日々が続く。
2010.06.17
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宮里藍ちゃんが凄い。開幕2連勝とは驚きだ。初の一勝が去年だが、6年目で米ツアーの初勝利が、今年は開幕2連勝だ。1勝が悲願の如く言っていたのは去年であったが、次の悲願はなんだろう。タイとシンガポール、東南アジアの大会では沖縄出身の宮里は強いのは当然と、阿保な解説者がいたが、勝って当然なほど米ツアーは簡単ではない。バンクーバーの五輪の女子フィギアに、宮里藍ちゃんの2連勝に、福原愛ちゃんの活躍に、寺島しのぶの銀熊賞受賞と、日本女性の凄さを知る。逆転逆転の2連勝で、このままの調子でいくと3連勝も可能性がある。米ツアーの連勝は5連勝だ。破るとは思わないが3連勝は期待する。それでも、米国女子ツアー開幕2連勝は44年ぶりだという。44年も破られることのなかった記録と考えると藍ちゃんは凄い。沖縄の少女が日本の宮里藍になり、世界の藍ちゃんになった。故郷は普天間の基地移設問題でゆれる辺野古近くだ。美しい海が広がる海岸近くで青い空ときらめく太陽に抱かれて育った少女が、基地の本家本元アメリカで活躍する。政治や軍事の駆け引きだらけの政界とは違い、スポーツは明らかな数字で判断される実力の世界で、胸のすくような思いになる。今年は、目が離せない宮里藍であり、私は全英オープンでの優勝を期待している。去年も、一昨年も藍ちゃんが優勝と思っていた。
2010.02.28
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何期待の上村愛子さんにメダルが無く、何となく盛り上がりにかける気がしていたバンクーバー冬季オリンピックだが、つい銀と銅のメダルで、一気に盛り上がった。スピードスケート男子500mで長島銀で加藤が銅メダル獲得で、日本中が揺れに揺れ、沸きに沸いた。 感想を聞かれた鳩山首相、久々の笑顔で「日本のお家芸復活」とご満悦だ。その直ぐ後の政治的質問に急に話を変えると記者に少々呆れ気味に聞いていたが、もっと、もっと、日本のお家芸復活の話がしたかったようだ。スピードスケートが日本のお家技芸かどうか別にして日本の二人長島、加藤は両選手が頑張り銀と銅のメダルを獲得した。 銀と銅は日本の二人で金メダルが韓国選手であった。表彰台の日韓の選手を見ると、日韓交流戦の錯覚さえ抱く。日本の銀銅二つのメダルも凄いが、韓国の金メダルも凄く、韓国勢の急台頭に驚く。日本の銀銅も見事だが、韓国の金も見事だ。そして、沸きに沸く日本のマスコミの凄さを思い知る。 その力から、金メダルが期待されていたから、報道準備は出来ていたとはいえ、その報道の凄さは、出身地の北海道から、所属企業まで調べつくされた詳細な報道だった。北海道と長野が報道の中心なり、過去の冬季オリンピック開催地がバンクーバーオリンピックでも話題の中心になる当然ともいえる不思議さを感じた。 長野県下諏訪町は諏訪湖畔の町で、諏訪大社秋宮とエプソンやキャノンなど精密産業野町で、その中でも特異な産業がオルゴールの三協精機と、諏訪に住んだことがある私は誇らしげに紹介したいが、その三協精機が現在の日本電産サンキョーで、二人のメダリストの所属企業だと知ると、嬉しさも増すような感じだ。 更に諏訪湖畔は日本のスイスと呼ばれる精密産業の地であると同時に、温泉の町でもあり、古くは中仙道と中山道の交差する街道の町であった。下諏訪町の中心、中央本線の下諏訪駅の目と鼻の先に二人の所属する世界のオルゴールを作る日本の日本電産サンキョーがある。下諏訪が、そして北海道が銀と銅メダルと獲得した感じだ。 諏訪が好きで諏訪に住んだこともあり、三協精機関連企業に勤めた経験のある私には、身内のことのように嬉しくて冷静は装うが興奮気味であった。目を閉じると全面結氷の諏訪湖が浮かぶ。目を閉じて、「諏訪湖から女神が跳んでバンクーバーへ」などと呟くと、諏訪湖畔に間欠泉が吹き上がり、花時計が二人の記録を刻み、勝利の女神が湖面を舞う。
2010.02.17
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相撲協会に改革の波が沸きあがったのか、反乱が起きるのか、貴乃花親方がその一歩を踏み出したのか。改革でも反乱でも、人気の貴乃花は大きな支持を得るだろう。ゴリラ相手に頑張るCMは気さくで親しみやすい印象を与え、相撲協会に風穴を開けたと思うほどのインパクトがあった。自分の身体を動かすのも難儀な感じ古風な顔の親方ではなく、スタイリッシュなユーモア溢れる親方のCMで、大相撲のイメージが変わると思っていた。そして、何かが変わるだろうと期待していた。二所ノ関一門を離脱した貴乃花親方は理事の選挙に立候補する。投票権を持つ相撲協会の評議員は109人と多い。二所ノ関一門には29人の評議員がいるという。一門に貴乃花親方に投票する評議委員は何人いるか興味深い。「破門」などがあれば、教会の分裂などもあるかなどと、野次馬的発想は別の方へと向かうが、「こうした事態は一門の恥」と言う親方もいるとかいないとかで、騒動になることは間違いなさそうだ。 世論を背景に相撲協会の改革に意欲を示す貴乃花と、今まで通りの閉鎖性を維持したい相撲協会の構図が出来上がりそうだ。北の湖体制の色濃く残る現在の執行部では、相撲協会の改革は出来なし、相撲協会は変わらない。というわけで、貴乃花が立ち上がったという構図が出来上がる。楽しみになった、土俵外外大相撲が始まる。
2010.01.08
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熊野高専から巨人入りした鬼屋敷はこの地方の夢だ。 そんな言い方は現在ではオーバーかも知れないが、 あえていえば、子供達にとっては夢だ。 入団が決まったに過ぎないから、活躍まだは間があり、 夢は膨らむ。それに、ニュースになること自体が夢である。 テレビニュースなれば、それだけで大人の夢ともなる。 地元のの人間として贔屓目に言うと、 鬼屋敷の名前が活躍を保証している。 「おにやしき」、ではなく、「きやしき」だ。 早速ニュースとなった。 巨人の新人9人が川崎市の、 ジャイアンツ寮入寮のニュースだ。 松井もこの寮から飛び立った。 坂元もこの寮から飛び立った。 即戦力も含めての新人9人もこの寮から飛び立つ。 メジャーリーガー松井が歩んだ道を歩き始めた新人は思う。 一軍で活躍し、大リーグに挑戦する、 更に、その先に自分と松井を重ねるだろう。 巨人の鬼屋敷から世界の鬼屋敷へ、 飛躍と飛躍を信じる地元のファンは早く、 大リーガー鬼屋敷を夢に見る。 松井秀が生活し、坂本も生活した部屋で鬼屋敷は、 一軍での活躍を目指す。 出世部屋と呼ばれている部屋は鬼屋敷の活躍を約束している。
2010.01.06
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ドラフト会議が29日、昨日だった。 注目は花巻の天才球児で、菊池雄星投手だ。メジャーからも注目された本格派の速球投手だ。将来の渇望される大物でも少年だ。少年は天才であるがゆえに大人社会のルールにはめ込まれる。くじ引きのドラフトは、運が左右する両方にとって理不尽なルールに違いない。しかし、ルールがなければ成り立たないから、プロ野球界で生きるには、従うしかない。メジャーへの選択肢をあえて捨てての日本球界入りは、本人の意思だという。それにしても、高校生でも凄い社会意識を持っている。自分の将来を決めて堂々の日本球界入り宣言に、どこの球団でも言いと言う度胸のよさもあった。巨人以外にはいかないなどでは白けるが、プロ野球でやる以上は何処の球団でも頑張るが最高の言葉だろう。ドラフトでは西武、阪神、ヤクルト、楽天、中日、日本ハムの6球団が1位指名で、籤運のよかったのは西武渡辺監督だった。早くも西部入りが決まったかのようで、胴上げもあって、早くも西武の一員だ。記者会見の菊池少年は、喜びを噛み締めて、言葉はつまり気味だったが、きっと大投手となり、誰からも愛され応援される投手になると思う。 紀南地方からもドラフト指名選手誕生だ。 この地方にとっては歴史的な快挙で、巨人の2位指名であった。巨人に2位指名されたのは、近大高専3年の鬼屋敷正人捕手だ。紀南地方の紀宝町、三重県の最南端、和歌山県との県境の紀宝町の出身である。熊野市、近大高専での記者会見で、喜びの声を上げ、将来の抱負を語った。近大熊野高専は熊野市からの撤退が決まっている。そんな中での嬉しいニュースであった。近大熊野高専にとっても、この地方の人々にとっても、この上ない喜びである。少々的外れな表現をすると、久々に輝く喜びの光で、子供達にとっては、まさに夢だ。 鬼屋敷と書いて、「きやしき」と読む。鬼屋敷捕手である。この地方は鬼の付くせいが多い。鬼は強い。強さの象徴で勇者のことだ。鬼に金棒と言う言葉があるが、強肩の鬼屋敷君がバットで活躍すると、まさに鬼に金棒だ。日本シリーズや交流戦での西武菊池雄星投手との対決が楽しみだ。「一軍で40歳まで活躍できるような選手になりたい」と言う鬼屋敷捕手は、身長1メートル80、体重82キロ、右投げ右打ちの大型捕手だ。捕手の評価同様に、打撃センスも評価されているというから、菊池雄星投手との対決が待ち遠しい。 熊野市の近大高専で胴上げの祝福を受けて、 もう巨人軍選手の気分である。
2009.10.30
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宮里藍ちゃんが遂に優勝した。何日か前のインタビューでは、優勝の準備は出来ていますと悪戯ていた藍ちゃんの表情に、漲る自信を感じた。 米女子プロゴルフツアー・エビアン・マスターズで24歳の大人になった宮里の藍ちゃんが、プレーオフの末、米ツアー初優勝だ。遅すぎた。ファンとしてはそんな気持ちだろう。米ツアでの優勝は目前と思っていたらスランプになった。全英オープンであわやの場面もあったが、スランプ脱出に時間がかかったような気がする。苦難の末の優勝には違いないが、それは国内での早すぎる活躍から考えてのことで、普通の選手なら、余分なことを言わずに喜ぶ優勝である。天才の天才ゆえの苦難の末の優勝である。 日本女子選手の米ツアー優勝は、1999年の福嶋晃子以来で5人目だという。苦難の末に冠が着く優勝だが、24歳での優勝は、日本人で史上最年少だという。ヤッパリ藍ちゃんは天才プレイヤーだ。優勝の瞬間右手を突き上げた。自分でもじれったいほどに優勝を逃してきた。そんな思いが特別の喜となった。米女子ツアーに参加して83試合目での優勝である。しかし、ヤッパリ藍ちゃんは天才プレイヤーだ。 流ちょうな英語でインタビューに答える姿はまさに国際プレイヤーである。国際プレイヤーに成長した藍ちゃんは、ある意味、女性青木功だ。世界の女王アニカ・ソレンスタムが可愛がられる藍ちゃんが、アニカの引退に間に合わせるように優勝した。と、色々と優勝の文字に冠を付けてみる。 爽やかな笑顔の少女から、大人の女性に成長した藍ちゃんの優勝であった。全英オープンは間近で、楽しみが大きくなった。
2009.07.27
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野球ファンにとっては待ちに待ったプロ野球が開幕した。 未だにWBCの熱気がまだ覚めやらぬ4月3日、 WBCの熱気を引き摺ってプロ野球がセパ同時開幕だった。 春の高校野球も、WBCとは違った新鮮な熱気を残した。 初めてが幾つもある決勝戦で、初の長崎勢が初の決勝進出の岩手に勝って優勝した。 最少得点の好投手の投げ合いは、新鮮な魅力で高校野球の変化も予感させた。 近年サッカーに食われがちだった野球熱を沸騰したのが今年の開幕だ。 開幕戦で最も注目されたのは、 WBCで日本野球の力を最も見せ付けた不たちの投手の対決である。 今更、言う必要もないが、楽天・岩隈と日本ハム・ダルビッシュで、 注目のカードは注目に値する好ゲームと、 有触れた表現で語る事の出来ない見事な試合だった。 試合の面白みの一つは、 完投しての負け投手ダルビッシュに対して、 勝った岩隈は早々とマウンドを降りたことだ。 ダルビッシュは立ち上がりの隙をつかれての失点で、 試合前からダルビッシュからの得点の可能性は立ち上がりのみと、 老将野村監督の読みどおりだった。 二回以降の得点の可能性は無しと、 自信を持って言った野村監督の予言通り、 ダルビッシュは立ち上がりの失点以外は見事であった。 開幕戦は全ての球団がエース投入する球界のお正月で、 均衡した試合展開は当然だが、 岩隈とダルビッシュの投げあいは特別であった。 プロ野球はパリーグが面白い。 それにしても、 パリーグはテレビ中継が無い。 開幕で注目するのが、評論家の順位予想である。 巨人中心の思考法の予想は、何時でも巨人が一位で無難な予想で、 パリーグは、西武中心からダイエー中心となり、今年は混沌としている。 去年は無視した西武の優勝で、 野球評論家は苦々しい思いだろう。 一人西武の躍進を予想したのは栗山さんだった。 その栗山が今年の注目は楽天だと言う。 別に珍しい指摘ではないが、 楽天は面白そうだ。 さてさて、今年も巨人中心の中継で、 関西でも東海でも、 まだまだ、巨人が人気の中心である。 アンチ巨人ではないが、阪神ファンでも中日ファンでもない。 特に好きな球団もないから、パリーグに思い入れがあるわけでもない。 しかし、セリーグの試合と同じくらいにパリーグの試合も見て見たい。 時間のかからない、 せめて2時間以内で終わる試合なら、 野球は面白い。 しかし、だらだらと、3時間もける試合など見たくはない。 時間の決まったサッカーの方が面白いに決まっている。 しかし、サッカーも一時期の面白みがなくなった感じである。 兎にも角にも、ファンにとっては、 好きな球団の勝敗で精神的刺激とオーバーに表現してみたい、 何らかの刺激を受けるプロ野球シーズンの幕開けだ。
2009.04.04
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岩隈の怪投にイチローの不振脱出で、サムライ・ジャパンはキューバを下した。世界最強のキューバらしからぬプレーはあったにしろ、サムライ・ジャパンは強かった。いや、いや、岩隅は凄かったと、先ずは言っておかなければならない。兎に角、岩隈の見事なピッチングが全てで、好調青木の複数安打も、闇を彷徨うが如くイチローの不振脱出安打も、岩隈の凄さのお飾り程度のものだった。 松坂も凄かったが今日の岩隅は松坂以上に凄かった。世界最強かもしれないキューバは、岩隈にかかっては達磨さんで手も足も出なかったと言いたいくらいだった。いや、先の松坂初め、日本の投手陣に手も足も出なかったと言う方が正いだろう。それは、キューバチームは自滅気味なところも無きにしも非ずだが、完璧に近い投手陣の日本は強かった。 国民的な苦悩となっていた安打製造機イチローも不振脱出の兆しは見えた。それもこれも投手陣の踏ん張りによるもので、打たれず点が取られないから、打撃陣は自然にリズムむが出るわけで、投手力の力が打撃陣の負担を軽くした。イチローは一本打って、続いて打ち、不振脱出の兆しが見え多くの国民は安堵した。 勝った最大の力は岩隈だ。三回から中継を見始めて、投球数の少なさに驚いた。打たせてとるピッチングの真髄を見る思いであった。コントロールの確かさを証明し、前日のダルビッシュに続いて、大リーグのスカウトを唸らせただろう。 色々なWBC規程があり、大リーグも本気度はまだないから、真実の世界一決定戦とまではいかないが、初回に比べると、かなり高い水準になったと、感情的に日本を評価する評論家の中で、数少ない冷静な野球評論家は言う。風に流されえない評論家氏が言うように、WBCも進化し、真実の世界一決定戦になる日も近いだろう。しかし、日本のファンとしては、一流選手が大リーグ息の切符を手にしたようで寂しい気もする。
2009.03.19
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若麒麟の大麻所持の逮捕事件は、一人で終わりそうにない。 本人の自供として、逮捕の前日が初吸引と報じられたが、 警察は住の可能性が大きいと見ているようだ。 かなり前から、逮捕されたビルへの若麒麟の出入は証言され、 叉、若麒麟以外にも複数の力士の出入が確認されたりで根は深そうだ。 更に根の深さを感じさせるのは、相撲協会の検査があったことである。 ロシア人力士のための検査で、ロシア人を含めた外国人のための検査で、 日本人力士は怪しくても問題にされなかったと言う様な報道もあり、 相撲協会の言い訳が面白そうだ。 若麒麟はヒップホップが好きだと言う。 ヒップホップと大麻の因果関係などあるわけはないが、 ヒップホップが若麒麟と大麻を結び付けたと思われる。 一緒にミュージシャンが逮捕されたからだ。 ヒップホップで知り合った力士とミュージシャンが共に逮捕され、 ヒップホップと大麻が結びついたようだ。管理栄養士が健康と栄養を考えて創ったダイエット食品 もう一度まとめると、若麒麟は初吸引は逮捕直前だと言い、逮捕された事務所には3年前から出入りしていたと言う。警察は、この事務所で常習的に大麻を吸っていた可能性があるとみていると言う。他の何人かの力士も、その事務所に出入りしていたとの証言もあリ、警察も複数の力士の出入を確認していると言う。まだ、他の力士の名前はでてないようだが、まだまだ裾野を広げそうな感じだ。
2009.02.01
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管理栄養士が健康と栄養を考えて創ったダイエット食品 朝青龍は場所前の稽古不足などの批判を嘲笑うかのように勝ち続け、見事な復活劇で優勝した。優勝を決めた喜びの表現が素直で、満面に零れるような笑みを浮かべ、両手を天に突き上げ土俵上を歩き回った。その喜びの表現が、横綱の品格に触れると言うわけで、批判された。千秋楽で朝青龍が見せた両手を突き上げての喜びの表現、土俵上でのいわゆるガッツポーズが、横綱の品格に触れ、横綱として相応しくないと、横審から苦言が続出したと言う。理事長が高砂親方を呼んで厳重注意する事態に発展した。 素直な喜びの表現は品格に触れる。 当然だ。 品格は素直さを押し隠したものだ。 当然、野次馬的思考だ。 朝青龍問題の発端は、仮病の診断書で巡業を休み、モンゴルで元気にサッカーをしていた事件であった。親方が減俸で、朝青龍は2場所出場停止の処分だった。そこから続く朝青龍問題は、見事な復活でも、終わるどころか、再発した。 多くの謎を覆い隠しての決着が図られそうだった偽の診断書や、精神科医の面白記者会見や、高砂親方のモンゴル観光的な見張りなども、謎は残ったままである。稽古不足の批判を嘲笑うような強さで優勝した朝青龍の喜びの表現は、それはそれでいいと思う。真実の朝青龍問題は別にあるような気がする。 喜びの朝青龍はモンゴルに帰っている。 勿論、師匠の許可の下の凱旋帰国的なモンゴル行きである。 モンゴル行きで問題が起きる朝青龍。 強すぎるから悪いのか、と、文句も言いたいだろう。 よく分からない、朝青龍問題である。 伝統と格式を重んじる相撲は、農耕民族のスポーツであり、 遊牧民族には適さないなどといっている人もいる。 騒動など我知らずと、モンゴル草原の朝青龍が目に浮かぶ。 豪快で素直な男だ朝青龍は。 力士はダイエット関係ない、、、。 いや、いや、健康には青汁を飲む生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅、5大特典付お試し品
2009.01.29
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大相撲初場所が始まった。横綱審議委員のけいこ総見で、色々言われた朝青龍は、兎にも角にも勝ちました。初日の稀勢の相撲では、あわやの場面もありましたが、稀勢の里の攻撃を受け止めて、反攻に転じて勝ちました。最後の気魄は鬼気迫るものがありました。あわやの場面は、時と場合によって、ファンや解説者やマスコミの受けとめ方が違うと、元横綱の曙が言います。好調時だと、あわやの場面は横綱が難なく受けとめた事になり、今場所のように色々言われての場所では、あわやの横綱らしからぬ相撲となるらしいです。気迫は誰もが認めるが、体がついていかないと反論する人に対して、曙は怪我や病気の後で充分な稽古もできないから当然と言う。 曙に賛成するわけではない。 どうでもいいような気がする。 引退しようが、 だらだら横綱らしからぬ土俵だろうと、 本人に任せろと言いたい。 直ぐに結果のでる相撲である。 朝青龍に品格を求めるのは無理がありそうだ。 気魄とか闘争心は充分だ。 もう直ぐ二日目の取組みも始まる。 今日勝てば評価も違うだろう。 そんな事より、魁皇が現役で頑張っているのは奇跡的だ。 満身創痍の大関の頑張りで初場所は面白くなる。 新大関も含めて五人の大関に期待する初場所であるが、 人気では五人の大関でも朝青龍一人に勝てないかもしれない。 満員御礼は朝青龍人気だと思う初場所初日であった。
2009.01.12
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女子ゴルフは面白い。選手層の厚さが面白さの原因である。そして、アメリカツアーへの参加が更に日本女子ゴルフを面白くしている。ゴルフ解説者や評論家的な感想を言うが、面白いのである。 「THE 楽天LPGA SKINS GAME」は見ごたえのある、これぞプロと言うゲームだった。 スキンズゲームである。 バーデイーでなければ賞金は取れない。 ホールごとに、賞金獲得が可能で、 決着がつかなければ次のホールに持ち越しで、 賞金額は膨れていく。 次第に面白くなっていくことになる。 何と言っても注目は、突然の引退表明で世界中を驚かせた、米ツア89勝を誇る女子ゴルフ界のスーパースターアニカ・ソレンスタムである。アニカ・ソレンスタムは前回の覇者だ。プロとして日本での最後の試合である。また、「ピンクパンサー」のニックネームで親しまれているポーラ・クリーマーも魅力的なプロである。そして日本からは、人気ナンバー1の宮里藍にナンバー2の上田桃子が参加した。 アニカ・ソレンスタムの強さが際立った。 成績はアニカ、ポーラ、宮里、上田の順だった。 最近の女子ゴルフは面白いが、テレビ中継での面白さは、解説者の力が大きい。自らも米ルアーに参加していた小林ひろみの解説は面白い。的確であり味がある。ゴルフの解説者はこぞっていいが、特に小林ひろみにはいい。個人的な見解ではなく客観的にみてもいいはずだと太鼓判を押す。 アニカ・ソレンスタムの引退は惜しまれるが、その人生観には、プロゴルファーとしてだけでなく、他の目的もありそうだ。長いスランプから抜け出す兆しの見えた宮里藍の来年は期待できそうだと、宮里藍の応援団は思うのである。
2008.12.29
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八百長は嘘だったと、 ロシア出身の若い元力士は、 告発内容を翻す陳述書を、 東京地方裁判所に出していた。 日本相撲協会とロシア出身力士の問題は興味ないが、 八百長をひっくり返し、 今度はなにを企んでいるのかと、 少々呆れ気味な怒りさえ感じニュースである。 八百長が嘘だったら、どうなるのだろうか。 八百長裁判はどうなるのか。 ロシアの若者は国に帰ってやり直すか、 それとも格闘技の世界で頑張るかしかない。 引き受ける格闘技団体があるようだから、 その方で頑張ってほしいものである。 大相撲への未練は断ち切って、 格闘技の世界に身を投じて頑張るのが最良の道だ。 八百長告白を嘘とする言い訳も、 「親方の知人と名乗る40代半ばの男性から、 八百長をした証言すれば、 戻れると言われた」では、説得力がない。 「実名を挙げた力士には会って謝罪したい」とも言っているという。 八百長を実名で言われて、 「はいそうですか」と許す力士は、 よっぽど心の広い力士と言う事になる。 安馬の大関昇進で盛り上がる大相撲に水を差すようなニュースで、 なんともタイミングの悪いニュースである。 八百長をしたにしろしなかったにしろ、 八百長裁判が決着がつくとは思わない。 ロシア出身の力士のことなど、 ファンにとってはどうでもいいことで、 朝青龍の引退同様に、 お好きなようにどうぞと言った感じである。 外国人力士もハワイや太平洋の島々出身者と、 モンゴル出身者で充分な気がする。 モンゴル出身者のためモンゴル部屋も、 ハワイや南太平洋出身者のための部屋もあってもいいと思う。 日本と、モンゴルと、ハワイの、 それぞれの優勝部屋による、 優勝決定戦があったりすれば、面白そうだ。 相撲ファンの暴走気味の妄想である。
2008.11.27
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サッカー日本代表は強かった。 そんな事のいえる試合は少ないが、 ドーハの悲劇の再現だけはと、 心配したファンにとっては溜飲の下がる試合だった。 ゴールもなくシュートさえない便秘気味の試合が、 日本代表の試合観戦ご感想が常であった。 深夜の試合観戦では疲れが二倍になったものだが、 カタール戦はそうではなかった。 相手が弱いのか日本が調子が良かったのかと考えるが、 日本代表が強かったと言う事だろう。 世代交代でチームが若返ったと、 感じた試合であった。 始まりは田中達也の先制ゴールだった。 ゴールキーパーの股の下を抜けボー後ゴールに吸い込まれた。 ムードが一変した。一点の得点でムードが一変する。 何度もゴールのチャンスがあり、そして、玉田と闘莉王がゴールを決めて、快勝だ。 時にはこんな爽快感のある試合も見てのが日本のサッカーファンだろう。 アウェーでの試合の凄さも見せてくれた。 カタールのファールは至れり尽くせりで。 審判もカタールのファールは目に入らなかった。 顔面を狙い撃ち、ハンドさえ問題にしないようだったが、 日本も負けてはいなかった。 サッカーの醍醐味かどうかは判断出来ないが、 中東や、アフリカ・サッカーの凄さでもあるらしい。 インタビューで中村は怪我の事を聞かれた。 「どうですか怪我の調子は」インタビュアーだ。 「怪我の調子ですか・・・それは怪我ですから調子は良くないですよ」 最初は怪訝な表情だった中村は、笑みを浮かべて答えた。 「怪我の調子である。」
2008.11.20
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女子スポーツが面白い。 昨日は38歳の伊達の優勝で多くのファンは感動した。 そして、 今日はダブルスでも優勝した。 ダブルスでの優勝は19年ぶりだという。 また、バドミントンの全日本総合選手権の女子ダブルスは、 ペアー解消のニュースの後だったので盛り上がった。 ファンの惜しむ声を力に変えてオクシオコンビが優勝しと言えば、 如何にも平凡すぎる、それらしい表現だが、 コンビ解消を惜しむファンの声を背中で感じての試合だった。 バトミントンをテレビで見たのは初めてだったが、目の離せぬ面白さだった。テレビ中継がなかったのが不思議なくらいの面白さだった。心理戦とも思える、高度の試合はそれぞれの顔の表情の変化も楽しみの一つである。テニスとは違った面白みがあり、魅力的なスポーツである。魅力はテレビ中継への期待である。 女子スポーツ、 圧巻は女子ゴルフ伊藤園レデイス最終日の優勝争いであった。 8アンダーで古閑美保、大山志保、イ・チヒの3人が並び、 一打差で6人が並ぶ大混戦での決勝ランドだった。 しかし、 稀に見る大混戦は古関美穂のワンマンショーになった。 伊達さんのテニスはテレビでは見る事が出来なかったが、 バトミントンと、ゴルフはテレビ中継を見た。 特に初めてのバトミントンは目を見張る面白さであった。 また、女子ゴルフは何時もながらの魅力に混戦の要素がプラスされた。 華やかになっていく女子ゴルフの面白さは増していく。 東京女子マラソンに、 フィギアースケートと、 女子スポーツは花盛りである。 日本の女子スポーツは、 世界トップクラスのデベルで面白い。
2008.11.16
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けての日本代表の監督と言うか体制が決まったようだ。すったもんだの末に決まったと言って言い腹監督の率いる日本チームの愛称はサムライ・ジャパンームだという。 長嶋ジャパン 王ジャパン、星野ジャパン,原ジャパンとなるかと思ったら、急にサムライジャパンである。今まで通り監督名が冠で原ジャパンでいいと思うが、サムライなど無理に付ける必要が何処にあるのかと異議を唱える声も多いようだが、どうでもいい事で侍などつけるのは三船敏郎さんの時代だと、訳の輪かあないテレビコメンターの言葉もあった。 そんな事はどうでもいいが、スポーツは楽しいものであり、無理に国を背負う英雄作りなど必要ないだろう。国ではなく、勝つため頑張るでいいような気がするが、国を必要以上にうち出して面白みが半減する。国など強調しないでも自然に出る愛国心で、日本人は日本チームを必死に応援するし、選手は愛国心など関係なくスポーツ選手として勝つために必死にプレーする。それだけで充分だ。 真面目な原監督は、必死になり、「前回同様、世界一を目指す」と決意を述べる。しかし、前回と今回は違うわけで、今回は原流でやってもらいたい。 「世界中の野球人から最強軍団を選ぶ」という原監督は言った。世界中は当然アメリカ大リーグで活躍する日本人プレーヤーの事で、イチローや松井のことであるが、果たして出場するかどうかである。イチロー以外に出場者は予想できないが、原監督だと松井も出場すると皆さんは思っているようだ。 「世界一」になると宣言して優勝しても、大リーグの参加しない世界一である。そんなに気負っても、仕方ないと思う。原さんにプレッシャーが掛かり過ぎているようだ。そんな気がかりを払拭するかのように、原監督は 「プレッシャーは感じていない」という。そして、「松井はどうかの種明かしはない方がいいでしょう」 と、余裕も見せる。 それにしても、サムライ・ジャパンは違和感がある。
2008.11.13
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テレビのニュース番組は全て高橋尚子引退会見が流れていた。 深夜のニュース番組で高橋尚子引退会見の模様が別々の局で同時進行していた。 録画ビデオが流れるはずだから、滅多に見られないと思って、何度もチャンネルをかえて確かめたが、不思議に同時進行だった。 同じニュースが複数の局で同時に報じられるのは珍しい事ではないが、映像が完全に重なって流れるのは珍しい。 それほど、国民的関心のあることと言う事である。それほど、高橋尚子は国民的人気があるということであり、それほど高橋尚子への期待も大きかったという事である。 爽やかな秋風が吹き抜ける。 高橋尚子の引退記者会見の印象だった。 シドニーオリンピックのサングラスを投げ捨てての快走は強烈な印象だったし、その後も見事だった。 「楽しい42キロだった」 マラソンを走り終わった女性選手の言葉が、笑顔で語る楽しかったであった。 日本女子陸上初の金メダルと国民栄誉賞に輝いた国民的アイドルランナーともいえる高橋尚子さんの引退会見は、その人気を示すかのように、テレビもそのニュースに時間をさいた。 素晴らしい活躍をしたスポーツ選手の引退宣言は、何時でも爽やかな印象をファンに与える。それでも高橋尚子の引退は特別の意味を持つ。プロのランナーとして、マラソン集団を率いる異色のランナーであった高橋さんの今後の新しい歩みを期待したいと、多くのファンは応援する。 「過ぎ去った台風の後のさわやかな風が吹いている、そういうような感じが今の心境です」台風一過の快晴、台風一過の晴れわたる空、などと台風で洗われゴミやは排気ガス、花粉や黄砂などのなくなった、すっきりとした空を表現する言葉は多いと思うが、台風の後の爽やかな風である。常に爽やかな表情であった高橋尚子さんの、新鮮な言葉であった。「プロ高橋尚子」の言葉も何度も出てきた。プロのマラソンランナーは、新しい分野であり、新しい女性の世界である。男子ではいないプロの女性のマラソンランナーは、厳しい世界への挑戦であった。プロ高橋尚子は新しい女性像だった。企業の広告塔であったスポーツが、独立した形で厳しい現実との戦いだ。自ら先頭を切って走る以外ないプロのランナーである。 小出監督との師弟愛も、一風変わったスポ根漫画を見ているような爽やかさであった。 小出義雄監督は驚きのコメントだったが、こことにある父親的な愛はむしろ喜んでいたかもしれない。 「引退なんて考えられなかった。だって陸上好きだからあの子は」と、陸上好きの彼女の今後を見ているようだ。 爽やかの秋風が吹き抜けるマラソンランナーの引退である。サングラスを投げ捨て、新しい魅力で多くのファンをひきつけたマラソンランナーの引退だ。台風の後の爽やかな風が吹いている印象で引退会見をして、高橋尚子は引退した。
2008.10.29
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前日の試合は中日の投手陣の不甲斐なさに、 試合は見る気もしなかったが、 第3戦は前日とはうって変わって引き締まった試合だった。 投手が試合を作ると改めて思った。 巨人の鶴岡のホームラン談話かコメントかは、 「大道さんのアドバイスで両目で打った」であった。 解説の山本浩二さんはアナウンサーの質問に、 間髪いれずに分かりませんと答えた。 面白い表現で、本人しか分からない表現である。 説明されても理解できない、鶴岡流の独特の表現だ。 先輩のアドバイスを素直に聞いての、 自分なりの解釈でホームランを打ったのだから、見事だ。 中日は四回に逆転し巨人は六回また逆転だ。 中日は八回ソロ本塁打で1点差にした。 九回が最大の山場であった。 中村が左手に至急を受けもんどりうった。 見たことない痛さの表現は、 スピードボールの威力を表現していた。 日本最速投手のボールと打ちにいって当たったのだから堪らない。 明らかにクルーンに動揺があった。 原監督は躊躇なく押さえの切り札を交代させた。 死球のランナーはに塁に進み、外野守備は浅くなりバッターは谷繁だ。 谷繁は初球を打った。打球はライトの頭上を越えた。 ランナーが返り同点だ。試合はそこで止まった。 引き分けだが巨人にとっては勝ちも同然の引き分けである。 当然中日にとっては負け同然であった。 勝ち負け関係なく、緊迫した面白い試合だった。 クライマックスシリーズはやはり一味も二味も違う試合が多い。 中日が踏ん張って最後の最後の試合で、 決着がつくならなお面白いだろう。 この試合のヒーローは両目でホームランを打った鶴岡である。
2008.10.25
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面白い男である。 ユーモラスな顔をしている。 プロに行くと言ったり取り消したり、 ハッスルハッスルのパフォーマンするなどで、 目立ちがり屋であり、タレント性の優れた選手である。 北京オリンピックの金メダリストであり、 世界一強い柔道選手である。 世界一であるから柔道の本来の目的とか、 美学とかの一本での決まり手なども特に問題しないで、 勝てる柔道を見事に実践して見せた。 ポイントを稼いで勝つオリンピックや、 世界選手権などでは、 勝つ為の柔道が必要という石井選手である。 勝つ柔道とは別に、一本勝ちの柔道大会を望む、 柔道と関係ない人間は石井的考えは好きではない。。 見事に勝った日本柔道の、 救世主的な石井選手のニュースだある。 「体育の日」の13日町内の運動会に参加した。 町内の大会であるから、楽しく遊ぶのが目的だ。 目的どおりに楽しく遊んだ。 石井選手は障害物競走二参加し、 最初は網くぐりだったが、 そのまま走り抜け誤魔化しての、 トップゴールだったと言う。 何はともあれトップである。 石井選手は、 「人生の厳しさを、人生の先輩である自分が指導しました。 他人をけ落としてでも自分がのし上がる心を持たないと、 日本が駄目になる。きょうはそういうことを指導しに来た。 ズルしてでも勝つ」と人生哲学を披露した。 柔よく剛を制する柔道が、 「他人をけ落としてでも自分がのし上がる」とは、 関係あるか、ないかは知らないが、面白いというか、楽しい若者である。 格闘技の世界もバラエテー化して、 タレント性のある石井選手を待っているかもしれない。 美しかった日本はもう何処にも無い。 そんな感じであった。 弱肉強食の社会が待っているといえそうなは教えである。 仰るとおり、「他人をけ落としてでも自分がのし上がる」 現在はそんな世界である。 子ども達は「あれはちょっと大人げない」と呆れ顔だったと言う。 勝つためには手段を選ばない、そんなスポーツが会ってもいいだろう。 プロレスの悪役を思い出すが、 現在は悪役か何か分からないパフォーマンスだらけでも、 沈黙の勇者の魅力をある武道家や格闘家もいるだろう。
2008.10.14
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今日は10月11日で10月10日は昨日だ。 10月10日はスポーツの記念すべき日で、1964年の10月10日は東京オリンピックの開催日だ。その記念でもあったが、祝日法が変わり休日は変更になったが、10月10日は体くの日の思いは続いている。 金田正一400勝達成の日で、具志堅用高が世界チャンピオンになった日だ。そして、新たな1ページは巨人の逆転優勝という事にある。12ゲーム差、13ゲーム差、最大で14ゲーム差をひっくり返しての奇跡の優勝と活字は躍る。昨日ことを書くのは勿論巨人の優勝である。最大で14ゲーム差あったと言うが、7月4日の阪神との12ゲーム差から始まったと思われる逆転劇への歩みは、かってのミスターのメークドラマを越える。確かに奇跡の逆転であり、新たに1ページが記された。しかし、反面、その兵力と諸々の条件を考えると、勝って当然ともいえる。 兎にも角にも奇跡の大が逆転優勝である。原監督のインタビューは感動的であったが、首同然に放り出された格好で、監督の座を降りた時のうら寂しさを知っているファンには、単なる喜び以上の情感を懐いただろう。かく言う私もその一人で、巨人も原監督も嫌いなアンチ巨人であるが、昨日の原監督のインタビューは、少々違った意味での感動的で魅力的なものだった。若大将だ貴公子だプリンスだと常に人生の陽の当たる場所を歩いた恵まれた選ばれた男が原監督であった。その原監督が星の監督から花束を貰ってグランドをさる光景は印象的だった。その時原監督は恐らく人生ではじめての挫折を味わったに違いない。勝手な想像だが、そう思った。 逆境に弱いはずのかっての若大将が奇跡の逆転優勝だ。揃い過ぎるコマで、勝って当然の常勝軍団などと言われる巨人軍の監督の悲哀を感じるが、兎に角見事な優勝には違いない。確かに阪神はもたついたけど、巨人が強かったというのが最終的な野球ファンの評価だと思う。 クライマックスシリーズが楽しみである。
2008.10.11
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大相撲の相撲の八百長疑惑訴訟は横綱出廷の事態に発展した。横綱が法廷に立った時点で相撲協会の負けだろう。横綱は法廷などに立つような事があってはならないと言うのが横綱の品格の一つだと思う。 大相撲八百長疑惑は今に始まったことではないが、横綱が疑惑の渦中にあるのははじめてのような気もする。八百長など疑われないのが横綱の品格だと思うが、朝青龍に限って考えると、何をしても金儲けに繋がるから何でもかんでも騒いでもいいと思っているだろう。 日本は実にいい国であり、外国人力士には魅力的な職場である。本屋に行って驚いたのは朝青龍の本が並んでいた事だ。今までの力士の本は写真集に限られていたが、今では力士のスキャンダルが本になる。問題になりなり騒げば、又、新たな本も出るだろう。 時津風部屋の若い力士が死んだ問題は未だに解決していないが、大相撲協会は次へ進みたい。あんな問題に関わっていたくないのが本音だろう。あの事件のあった名古屋場所は一年が過ぎ、何の解決もしないまま若い力士は犬死の格好で忘れ去られる。その場所の後でニセ診断書を協会に出し、モンゴルに帰った朝青龍問題は解決し、朝青龍は別の問題の渦中にある。 元々がショーである大相撲に八百長はつきものだという、極端な意見はさておき、大相撲はスポーツの原則での八百長の有無はどうかと考えるが、時には、八百長を感じるようなぶつかり合いもあるが、それは裸と裸のぶつかり合いでの、一瞬の攻防には様々な見え方がある。フェアーとは呼べないが八百長も呼べない、感情的貸し借りがあっても可笑しくはない。 支離滅裂とも思えることを言っているが、一瞬の裸の攻防は、そんな支離滅裂な視点も魅力の一つである。角界という、狭い世界で行われる、裸と裸のぶつかり合いは、感情的な駆け引きがあり、支離滅裂と思える考えも成り立つと思うのである。何しろ、裸で感情的で狭い世界の攻防だ。 それにしても、横綱が八百長疑惑で法廷に立ったのだから負けだ。 司法の逃げ道があるから、殆どの人は正直に考えを延べることはしない。 そんな中で、やはりこの人は違うと思うのが、石原慎太郎都知事だ。 「私は言いたいことが一杯ある、東京都知事横綱審議会の委員になるのが恒例だが私は辞退した。それは、私が大相撲にうんざりしているからだ」と、さすが、石原さんである。誰も大相撲にうんざりしているとは言わない。うんざりしている人は多いだろう。 「八百長がないとは言い切れない。現役の横綱が法廷に立って『八百長あります』とは言わないだろう」と、石原さんは続ける。当然である。現役の横綱でなくても八百長があるとは言わない。「相撲協会が八百長はないと断言できる証拠があるのかね」と、さらに言うが、そうです。そんな証拠などありませせん。 新たに出発した大相撲協会は多くの問題を抱えている。 しかし、とっくに自浄能力を失った相撲協会である。「協会の運営を力士出身者がするのがそもそもの間違いであり、 国技なら協会の運営を国民に返すべき」と、言う意見もある。 ロシアの大麻疑惑の力士たちも、相撲協会も日本社会も甘く見過ぎていた。彼らの貰う収入は、彼らの国では考えられない高給だ。恵まれた肉体が商品なり、もてはやされた彼らを高慢になった。そして、恵まれた生活が永遠に保証されたと錯覚した。彼らが見ていたのは朝青龍だったからだ。 横綱の品格だという。 朝青龍は一人横綱時代に、品格を失った。 もう元には戻らない。 大相撲は神事のひとつだ。 土俵に女を上げない宗教的な神事だ。 神事があってもいい。 伝統が重んじられてもいい。 八百長があってもいいが、、、、さて、 色な考えがあっていいだろう。
2008.10.04
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巨人が強いのか、阪神が弱いのか、首位攻防戦伝統の一戦、マジックが消えて、ゲーム差がなくなり、ついに、巨人阪神が並ぶ歴史的な試合だった。 結果は9―5で10連勝の巨人が勝った。 しかし、阪神ファンに同情的な慰めの言葉を送ると、まだ、同率首位だということである。また、巨人の調子が現在天上で、阪神がどん底だということであり、巨人は下降線を描き始める可能性が大きく、阪神はどん底を脱して上昇気流に乗る可能性が大きいということである。 慰めにはならないが、そう思う以外に阪神ファンは応援に気がはいらないと心配する。しかし、それぐらいで音を上げる阪神ファンでもないから、余計なお世話でもある。 兎にも角にもミラクルである。今後の展開はどうなるか知らないが、パリーグは早々と西武が優勝を決める。すると、セリーグの優勝争いが注目される。佳境に入るプロ野球は、日本シリーズまで目が離せないわけで、人気下降線だった日本のプロ野球に活力が生れた感じだ。 巨人の頑張りが、そうです巨人の頑張りです。巨人ファンではないし、かと言って阪神ファンでもない。プロ野球ファンには違いなく、プロ野球は面白い方がいい。 両球団のファンから怒られるかもしれないが、巨人も阪神も強くなければ、徹底的に弱い方がいい。でも現在の巨人阪神は共に強い。だから日本のプロ野球は面白くなった。オリンピックですっかり白けていた日本のプロ野球ファンにとっては、嬉しい限りである。 昨日の試合、阪神は勝っていた。 阪神が勝つと思ったが、 結局は負けた。 大量点でひっくり返される潔さも阪神だ。 阪神は残り14試合だ。「これで振り出し。そういう気持ちでやるしかない。 ここからは一騎打ちや」と、岡田監督は怒った。 阪神ファンではないが阪神にエールと送りたい。 楽しい野球を有難うと。 そして、0.5ゲーム差での優秀なら、 阪神はファンは痺れるだろう。 頑張れ阪神だ。
2008.09.21
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大相撲ファンでもなく関係はないが、 大相撲が国技だと言うから、 あえて文句を言い他のである。 北の湖の辞任は遅すぎたと。 ロシア出身力士露鵬と白露山の兄弟力士、 大麻陽性反応が出たが居直った。 そして、その問題で、 日本相撲協会北の湖理事長が8日辞任した。 ロシアの兄弟力士は解雇された。 露鵬と白露山の兄弟が共に納得できないと、 精密検査の結果を否定し続けた結果は、 逆になったようだ。 遅かったと言うのが多く国民の率直な意見だろう。 若い力士が死に到ったリンチ事件での対応の拙さと言うか、 力士の死があった現実をふまえて被害者の家族への謝罪もなく、 自己防衛と尾も思える言動に終始した。 先ずは時津風部屋の尊属で、力士の命よりも部屋の尊属で、 そのための、若い後継者が決まり、その後継者が家族に謝罪した後で、 おため誤魔化し的な謝罪であったし、 その部屋は今から永久に残るのである。 朝青龍問題は相撲協会への信頼を失墜させた。 関係医療機関への信頼も失墜させ守秘義務も守れない関係医師の、 連日の記者会見などが続き詐欺的な診断書も横行した。 そして、元大関朝潮の高砂親方の馬鹿げた行動は国技を否定した。 確かに北の湖は辞任しても、 力士出身の協会なら国技の看板は降ろしてほしいものだ。 国技なら国民の代表が相撲協会の役員へ、 力士出身者の数以上入るべきだ。 力士会でもない。 国技の相撲協会を、 力士出身者だけが運営するのは、 疑問である。 文科相からも、NHKからも力士会からも、 他のスポーツ界からも、マスコミからも、 主婦などの団体からも、経済連などからも、 役人が送られてはじめて国技とも言えそうだ。 今は力士会とか親方会とかが国技である相撲協会を仕切っている。 全ての元凶はそこにあり、文科省の指導力のなさもある。 国技の言うからには、法的な根拠も明確にし、 力士会から相撲協会を取り戻して欲しいものだ。
2008.09.08
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分かりません。大麻吸引罪にあらず、大麻所持と栽培は罪になります。分かりません。所持しなければ吸引のでは罪ではない。所持せずの吸引は貰いか盗みか拾うか。分かりません北の湖さん。相撲協会の理事長でも、親方に責任はあるが口癖だった。分かりません北の湖さん。自分の下手から大麻吸引者が出て。さて、個人の問題と突き放すかな。分かりません何故兄弟だけだ。大相撲のロシア出身兄弟力士の大麻の陽性反応。風邪薬腰痛薬他の力士も飲む可能性があるのに。分かりませんこれだけの発表したのに。再度の検査が必要ならそれから発表せよだ。物的証拠も無いのにと居直り検査の意味も無くなる。分かりません検査に意義が。異議のある検査など何故する必要があったのか。再度の検査で陽性でも大麻は無いから怖くは無い。分かりませんその後どうするか。九月場所が始まり満員の御礼が続くのか。国技の看板降ろせとそろそろ国民も怒る。分かりません検査用の尿は送られいない。 専門機関での分析と言いながら現物が送らない。検査結果の分かる日数や予定日が報じられているのに。秋場所は始まって、兄弟力士も土俵に上がり、有耶無耶になって九州場所で今年も終わる。これで相撲を観る気が無くなれば暇もできる。
2008.09.04
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真夏の夢、オリンピックは終わり、空疎間に陥る事になりそうだ。選手もそうだが、一般国民一般テレビ視聴者も一時的に空疎感に陥りそうだ。 何だかんだと始まる前から話題の多かった北京オリンピックは、何だかんだと開会式から話題性に飛んでいた北京オリンピックは終了した。ある人はヒットラーのベルリン・オリンピックに譬え、ある人は高度成長前の日本の東京オリンピックに譬え、ある人はオリンピックの形がかわる魁と言う。 明暗のはっきりしたオリンピックも珍しいと言う人もいるが、果たして明はソフトボールで暗はベースボールと明確に言えるだろうか微かな疑問もある。北京五輪日本代表選手団の本隊が帰国し、「世界全体の競技レベルがものすごく上がった中、金9、銀6、銅10という結果は日本選手一人一人が精いっぱい戦った素晴らしい成績だと思う」と総括した。 日本オリンピック委員会の強化費の27億円で、英国は400億以上と言う。中途半端はやめてスポーツ庁設立での強化に力を入れるよう、国に提言した。これもあれもあれもこれも、全て星野ジャパンのせいと、厳しい批判が野球に集中するのは期待の大きさの表れではあるが、もしである、もし優勝していたら星野仙一神になった。スポーツがスポーツでなくなった。 テレビは朝から晩まで同じ顔ぶれの出演はそれはそれは勝者への賛辞で仕方ないが、それでも食通気味で、もし野球が優勝したれらと考えると寒気がする。それでも勝者の顔はこぞって美しく、注目度の低かった競技の逞しい女性の美しい笑顔は活力になる思いで、この次を応援したくなる。日本女性の強さと美しさを再認識した北京オリンピックであった。 日本女性の強さと美しさを再認識した北京オリンピックであった。
2008.08.26
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まさか。 そんな事がありえるはずがない。 長距離なら兎も角、短距離で、 しかも個人ではなく400mリレーで。 4人が揃わなければ取れない400mリレーで銅メダル。 まさか。 そんな事はありえない。 そんな思いの400m決勝であった。 アクシデントがあった後の決勝であれなんであれ、 決勝で3位になったのに代わりはない。 決勝で3位になり銅メダルを取ったという事実だけだ。 短距離の地図が塗り変わりつつある。アメリカが独り占めしてきた短距離は他の国々に分散していく。短距離だけでなく全ての競技で分散の波は起きつつある。その波の一つに日本もなったと言うわけで、何と何と銅メダルである。 北京オリンピックは色々とあったオリンピックだったが、色々の種類も色々あるオリンピックだった。日本の女子サッカーの活躍に女子ソフトボールの金メダルも色々の中にあるが、陸上400mリレーの銅メダルも色々の中だ。スポーツの醍醐味である。予想通りの活躍もスポーツの魅力であり、奇跡的な逆転的な展開が最大の魅力である。400mリレーは、奇跡的な逆転的展開の一つだ。北京五輪第15日目陸上男子400メートルリレー決勝で日本チームは3位であった。銅メダルに輝いたのだ。史上初めての快挙である。アメリカ、中南米、ニグロ系の人たちはばねが違うし筋肉の質が違う。狩猟民族、遊牧民族、農耕民族とDNAが違う。そんな中での農耕民族の子孫の快挙である。如何にも大雑把な言い方だが、最も適した言い方のように思う。どんな形であるにしろ、歴史の扉を開いたと思う。女子400mリレーの4人のインタビューでも、歴史を書き換えたような文言があり、歴史という言葉が大袈裟なような気がしてインタビューの言葉を面白がったが、今はなるほど歴史が記されていると思う。 金メダルは世界新記録のジャマイカだった。 アメリカからトップの座を奪ったジャマイカである。 日本のトラックのメダルは、 1928年アムステルダム五輪まで遡るという。 女子800mで銀メダルの人見絹枝さんまで遡るのだ。 男子としてはめての快挙である。
2008.08.23
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大相撲の国際化が進む。 やがて世界場所もあるだろう。 しかし、大相撲は日本の国技だと言う。 何故国技か分からないが、 大相撲は日本の国技で、 今や、外国人力士抜きには成り立たない。 ロシア人力士若ノ鵬が、 大麻所持で逮捕された。 しかし、現在は20歳で容疑は未成年当時だった。 19歳の外国人力士が犯罪を犯す、 厳しい国技の大相撲で、 今や、外国人天国の大相撲と言う事だ。 外国人力士の犯罪が、 大麻吸引の常習犯だった。 しかし、責任が親代わり親方にはなかった。 力士のやること親方関係なく、 国技の相撲協会も関係なく、 今や、相撲協会は裁判所で力士だけ裁く。日本相撲協会は、規定のなかで最も厳しい「解雇」でロシアの力士を解雇にした。相撲協会は検察と同じである。処分をする自らは処分されない。若い力士が殺されたかもしれない事件も有耶無耶にする相撲協会で、大麻吸引や所持くらいでは何の事もないだろうと思うのは日本の世論である。裁き人であり自らの責任は一切ない、神の領域になった日本相撲協会の北の湖理事長は「理事会の協議で、本日をもって若ノ鵬を解雇した」堂々と発表した。現役力士の解雇処分は史上初だという。それだけ今までの相撲協会はしっかりしているとも言える。しかし、若い力士が死んでから一年過ぎたばかりだ。解雇はなくてもいなくなるから特別にいう事でもないかとも思うのがファンであり世論である。間垣親方は理事の辞任だけである。その、日本相撲協会の北の湖理事長は文部科学大臣を訪ね、大麻事件で逮捕された若ノ鵬を解雇したことを報告したという。鈴木大臣は、相撲協会の外部理事の登用を急ぐよう要望したという。大臣ごときが恐れ多いことである。国技の理事長に向かって、恐れ多いことだ。総理大臣だって閣僚の失言ぐらいでも攻め立てられ失脚するが、北の湖理事長は不滅である。
2008.08.22
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彼の行為を善と見るか悪と見るか、 彼の行為を善と見る人はいないだろうか。 彼の行為を悪と見る人だけだろうか。 オリンピックはアマチャー競技の最高峰であり、 スポーツの聖域であり、審判は絶対であり、 判断が覆る事はないと、誰もが思っている。 その審判の判定に不服があれば抗議は許されする、 ビデオなどの検討で判定が来るがえる事もある時代へと進んでいるから、 彼の行為はなお支持される事はない。 レスリング男子グレコローマン84キロ級銅メダルを、 スウェーデン選手が判定を不服とし、 表彰式でメダルを投げ捨てた。 勇気は認めても行動を認める人はいない。 気持ちは分かっても行動は認めない。 それがスポーツファンの考えだ。 判定に不服があるのは彼だけではなく、スポーツには付きものだ。 ホームとアウェーで極端に違うサッカーなどを見れば、 審判に絶対性を認めるのはスポーツ音痴とも言える。 人間の判定に絶対はないスポーツの場合機械でも正確には判断できない事もある。 日本は毎オリンピックで審判に泣いている。 審判の不正確さもあえて認めるのもオリンピックだと野次馬は気楽に言う。 しかし、オリンピック史上初の快挙とは言わない珍事には違いない。 変わった事の多い北京オリンピックである。 そんな事も認めてもいいと、やはり野次馬的寛容さである。 メダルはいらないというから取り上げればいい。 現役引退を表明し「判定は不正だ」と主張し、 「僕は金メダルが欲しかった」と勝手過ぎる主張である。 あってもいいがない方がいい。 思ってもいいがやらない方がいい。 責めはしないが笑うだけのメダル投げつけだ。
2008.08.17
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女子マラソンは今や日本のお家芸だ。 日本が世界を引っ張るスポーツだ。 金メダルを期待されるスポーツである。 そんなスポーツの一つが女子マラソンだ。 女子マラソンは現在最高の人気スポーツの一つだ。 ハンングリー精神もあるスポ根的要素もある人気スポーツである。 そんな女子マラソンがおかしくなっている。 選手層は厚いが選考基準などの不透明さも指摘されていた。 女子マラソンの人気を押し上げのはシドニーの高橋尚子だ。 女子マラソンの人気を決定的にしたのはアテネの野口みずきだった。 その二人の功績は大きく、その二人の栄光は消えることは無い。 その二人はその後のスポーツ以外のところでもたついた。 北京オリンピックの野口の問題とは関係ないが、 そんな思いでニュースを見ていた。 野口が怪我をすれば代わりの選手がいるはずが、 お偉いさんたちは補欠も無しできたし、代わりの出場選手もなしだという。 トレーニング中の怪我はスポーツにつきものだが、 勝つことを宿命を自覚する選手の意識過剰が怪我の元でもある。 お偉いさんは、選手に重圧を掛け、選手に責任を被せるだけで、 飢餓をしている選手を検査させて無理に出場させようとしていたから凄い。 スポーツが権威主義になり、楽しみが消えていく。 野口の責任ではない。 彼女は天才でもなく学者でもなくトレーナーでもない選手だ。 練習中に怪我をすることもあるし、レース中に体に異常が起きることもある。 レース中の事故には対処の方法は無いが、 練習中の怪我や事故の対処法は幾らでもある。 選手は怪我を治すのが優先されるべきで、 大会出場を優先的するべきではないと単純な発想が真実だろう。 代わりに出場する選手は幾らでもいるし、 出場したい選手も幾らでもいる夢の舞台だ。 多くの選手の夢を奪う権利は誰にないと思う。 怪我をしたら直す、悪ければ直すのは当然だ。 「この4年間やってきたことはすべて北京で走るためだっただけに、今も走りたい、走ろうという思いは消えることはありません。しかし現状を認識すれば出場を断念せざるを得ません」 そんな言い訳など必要ない。オリンピックは個人のものではない。他の選手の出場を阻んだのが罪だ。野口みずきは偉大なランナーだった。しかし、自分のために他の選手の夢も奪ってしまった。 意識過剰になったアスリートは始末に終えないだろう。野口みずきの栄光は消えないが、陸連の権威主義の不始末は他の女子マラソン選手の夢を奪った。
2008.08.13
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バドミントン女子ダブルスでオグシオ(小椋久美子と潮田玲子)組が中国ペアに0―2で敗れた。 オグシオの敗北がケクローズアップされる。 テレビの実況中継のアナウンサー、 オグシオだけではないよバトミントンはと、 興奮気味の言葉が耳に残っている。 「オグシオだけではないよバトミントンは」と叫んだのは、 末綱聡子と前田美順コンビが中国の優勝候補に勝った時だった。 スエマエと呼んでのアナウンサーの興奮は、 中国ペアーの実力からも当然だ。 それよりも何よりも当人たちの驚きと喜びが表現された試合直後の、 蹲って泣くとシーンは感動的な場面だった。 人気と実力を備えているとはいえ、 オグシオだけが異常なまでもてはやされる日本の報道だ。 彼女たちにスポットを当てることはなかったが、 彼女たちは運も味方に付けて優勝候補筆頭の中国コンビに勝った。 勝って信じられない思いを素直に表現した、 スエマエの勝利の瞬間は感動的場面であった。 「オグシオだけではないよバトミントンは」と、 アナウンサーの声が頭に残っている。 スター的存在の中国ペアだ。 場内は殆ど中国ペアーへの応援だ。 一打ごとに「シャー!の声が場内に響くと表現したキャスターもいたほどだった。 「加油中国」の合唱と五星紅旗が振られる。 当然だ。 国内での試合ではない。 日本のようにスポーツを楽しむのではなく、 スポーツは応援団も参加しての戦いだ。 そんな北京での試合では、 日本の応援団の声はかき消される。 会場全体中国チーム応援の雰囲気の中でスエマエが凄い事をした。 それがアナウンサーの率直な声だった。 凄い事になったとも言った。 凄いことが起きたとも言った。 スエマエが破ったのは、 第1シードの中国ペアであった。 「北京五輪の大本命」と中国メディア称えた、 中国のスターであった。 自滅気味のところがあったにしろ、 日本ペアーの頑張りは見事であった。 大変な事が確かに起きた。 そして、「オグシオ」だけではないよバトミントンはという事になる。 凄い事をしたスエマエはオグシオ勝った事が無いという。 「オグシオだけではないよバトミントンは」と彼女たちも言い続けてきた。 そんな事を抱かせるオグシオも立派だった。 凄いことをやったスエマエも魅力的でスポーツの素晴らしいさを見せてくれた。
2008.08.12
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スポーツの祭典、平和の祭典。 ギリシャで始まり、クーベルタン男爵が、 「参加することに意義がある」唱えた、 オリンピックは三回ものアジア開催で 北京で205の国が参加して今日開催される。 204の国が参加するという。 共産主義国家中国が自由経済システムを導入しての、 経済開放で驚異的な経済成長を遂げ、 共産主義の脅威が経済大国の脅威に変わろうとしている中での、 国威発揚のオリンピックである。 204の国が参加するという。 史上最大のオリンピックは史上最大のトラブル・オリンピックだ。 204の国が言えるのは高校お受験を控えた、 中学校三年生か大学受験を控えた高校三年生ならびに浪人生かだというのが、 中高年の集まりでの一致した意見だった。 204の国が参加するという。 開会式前に北京の空はかなり綺麗なったようだ。 間違いなく204の国へ配信される映像は 新しい中国を世界にアピールする、 最大のCM映像となる。 204の国が参加するという。 参加国を言えるかかどうか、 流行のクイズ式で比べると、 回答数で世代もわかると言う人もいるが、 反論できな真実のような気もする。 204の国が参加するという。 北京オリンピックで日本が最も期待がする種目はと、 聞かれて即答出来る人はいないだろう。 それは期待の種目が多く過ぎて即答できないと言う事だが、 期待種目がなくても即答できない。 20の国が参加するという。 開会式が始まる前に予選は始まり、 サッカー女子は絶体絶命から引き分けまで粘った。 男子は最弱のアメリカに負けた。 今後の期待は出来ないが、女子はまだ望みがあるだろう。 20の国が参加するという。 オリンピックは参加するのに意義がある精神で見たいが、 それが出来ないのがまた人情であり、 マスコミ的大袈裟な日本選手過大評価的な、 誇大広告的な応援はしないのが一般の冷静な国民だ。 20の国が参加する北京オリンピック。 新しい中国を見て、古い中国を再認識して、 蒸し暑い夏の涼風となる事間違いなし、 楽しい中国愉快な中国身近な中国を見て、 嬉しい中国通になりたいものである。
2008.08.08
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名古屋場所も味気ない場所となった。白鵬の優勝は今日決まる。後の楽しみは朝青龍のモンゴル巡業参加だけで、休場してその存在感の大きさを感じさせる朝青龍である。 自浄能力もない日本相撲協会は時津風部屋の力士暴行死事件の事後処理も出来ず、時津風部屋は名門だから残し、新親方の人格に全てを委ねたが、若い力士の命の重さを常に問われて果たして続けられるのかと心配する声もある。協会執行部の無神経さは若い力士の命と名門の看板を比べたような感じさえした。勿論極端な言い方だが、その後の様々な問題は何も解決しない。執行部だは変わることもなく、前時代的な力を発揮している。 文部省が口出すなといわんばかりであった。 一時的に文部省の指導も跳ね除けたが、 一転して受け入れるというのは、 松浪副大臣の遺憾の表明だと思う。 一転して「理事及び監事に外部有識者を登用する」としたのだ。 更に、監事に加えて理事にも起用する方針を明確にした。 国技などの法的根拠もない大相撲が、 文部省の指導を受ける立場だと分かったからだろう。 北の湖理事長は「理事も一緒に起用してはどうかという(文科省の)アドバイスを受け入れた。できる限り早く進めたい」と話したようだが、この人がいる限りはよくならないだろう。任期もない理事長職は考え問題だし、ファンを無視したやり方はスポーツとしての相撲を否定するものだ。 <土俵の内外を問わず力士への暴力は禁止> <けいこ場から竹刀、木の棒などを撤去させる> <暴力があった場合は協会主導で調査や関係者への処分を行う> などが示されたらしいが、 子供だましだ。 道具が問題ではないと思う。 指導する立場の人間次第だ。 真っ当な指導者が死ぬまで殴るわけがないし、 逆に道具は何処にでもあるし、何でも代用できるし、 そして、協会主導で調査ときた。 朝青龍の謹慎問題は協会の姿を見せてくれた。 関係ないが、協会執行部の責任問題を言い続けた、 テレビのコメンターも最近はトーンが下がり気味だ。 暴行死事件は昨年の名古屋場所前だ。 まだ決着もつかない事件だ。 事件も多くの問題も制度の問題ではなく、 執行部などの指導的立場の人間の問題だろう。 朝青龍問題は茶番の連続であったし、 現在もその茶番が続いている。 一時的に復活したかに見えたが、 大相撲人気の復活は現執行部では無理だ。 北の湖嫌いな野次馬は、 あくまでも北の湖体制の責任を問いたい。
2008.07.25
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野茂が引退した。 驚く事もない野茂引退ニュースだが、 発表されると、センセショナルな感じだ。 野茂に関するキーワードは多い。 「平成の名勝負」もキーワードの一つであり、 その勝負はパリーグの夢でもあったし、 日本プロ野球の夢でもああった。 清原と野茂との力勝負であり、 多くのプロ野球ファンを魅了した。 力と力の真っ向勝負は色々な言葉で表現された。 現在の弁慶と牛若丸などの表現もあったが、誰が弁慶で誰が牛若丸か迷う表現だと思った記憶も薄れがちだ。テレビに流れる名勝負場面は、三振かホームランかの感動的な結果になるのは当然だが、そこまでの駆け引きが真実の面白みだ。駆け引き無しの真っ直ぐの真っ向勝負と言う人もいるが、駆け引きの無い勝負などは無い。駆け引きの無いような真っ直ぐの真っ向勝負だから、想像もつかないような駆け引きがなされているのだ。 「ホークを投げれば、僕は間違いなく三振だが、野茂はあえて真っ直ぐを投げてきた。ホームランだ。三振かホームラン。それが僕と野茂の勝負だった」と清原は言う。 清原の言葉で印象に残ったのは、 「悔いが残っている」と言った、 「野茂の言葉が凄い」と言ったことだ。 ややこしいが、 「悔いが残る」が関係者に迷惑がかかるから、 引退すると、野茂は言った。 その「悔いが残る」である。 偉大な事を成し遂げた男が自らの成し遂げた栄光に満足することなく悔いを残して引退する。多くの場合、ここまでやったら悔いはないというだろう。高校時代の仲間だった桑田は四苦八苦したかどうかは別にして、「私は最後まであきらめない」宣言して、直ぐにあきらめ、「悔いはない」と引退した。マスコミに登場して「我が野球人生悔いはなし」と誇らしげな引退だった。それに比べての野茂の引退はまるで敗者の後姿を見ているようなだ。 「悔いが残る」といった、 「野茂の凄さ」と清原は言った。 二人の勝負結果は118打数42安打の打率3割5分6厘でホームラン10本だ。圧倒的に清原の勝ちである。それでも清原は野茂を尊敬し野茂を称える。 清原と野茂の初対決は三振で幕をあけた。 <伝説となった長島と金田の名勝負の数々の最初は三振から始まった> しかも、無死満塁で清原に回った。 スターには最大の舞台が用意される。 清原は発対決の野茂の印象を「マウンドに仁王立ち」と表現した。 再考の表現である。仁王立ちの相手は人間を超越した力を持っている。 そんな意味にも取れる表現であるが、 そんな相手と勝負できる清原は幸せであった。 平成の名勝負は続いた。 清原の述懐はストレート一本で待つ自分と、 ストレートを待っていると分かっていて、 あえてストレート勝負をする挑むのもである。 野茂のもがき苦しんでいる映像は少ない。 スランプの自分を見せたくない。 それがスターの宿命だろう。 清原への皮肉ではないがスターの宿命である。 敗者のような侘しげな勇者の後姿が、 美しく映えたニュースが野茂引退の、 ニュースであり、 「悔いが残っている」は心に残る。
2008.07.19
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去年は時津風部屋の若い力士が死んだ名古屋場所、 今年も何かありそうな不穏のスタートだ。 横綱昇進間違いなしと思われ、 場所前から元気をアピールしていた、 大関琴欧洲がいとも簡単に安美錦に屈した。 そして、去年の名古屋場所の後に、 偽診断書を相撲協会に提出し、 巡業を休みモンゴルに帰り、 サッカーで勇士を見せた朝青龍も、 名古屋場所の因縁か、 初日から豊ノ島に敗れる波乱の幕開けとなった。 そして、 琴欧州も絶体絶命の2敗となり、 朝青龍も物言いはついたが形式的なもので、 誰の目にも栃乃洋の勝ちが明らかな勝負であった。 確かに朝青龍は必死であった。 必死であったがベテラン栃の洋に歯が立たなかった。 土俵下に飛んだ朝青龍の表情からは、 睨み合いの気迫はなかった。 「悔しいね」が、朝青龍の気持ちだった。 そして、 去年は場所終了後の診断書であったが、 今年は場所中の休場届だ。 そして、 高砂親方の活躍のときが来たのかもしれないと、 野次馬はあくまで皮肉である。。 8月はモンゴル巡業だという。 しかし、モンゴルは政情不安だという。 モンゴルでは宿敵であり先輩である元力士が政界進出だ。 トップ当選は朝青龍にとって面白い事ではない。 そして、 朝青龍も引退後はモンゴルの政界進出で、 やがてモンゴルでの争いが始まりそうだ。 野次馬はあくまで要らぬ心配だ。
2008.07.18
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巨人の自力優勝が消え、 阪神のマジックがついた。 未だオールスター前なのに、 プロ野球セリーグのファンは、 オールスター以後の楽しみは無くなり、 溜息もつきたくなる。 特に巨人ファンは情けない思いだろう。 巨人の唯一の救いは、 ラミレスのホームランと、 やけくそ気味に言う巨人ファンもいるが、 果たしてラミレスの活躍が、 巨人にプラスになっているかどうか、 判断に苦しむところである。 守備を計算に入れたらホームラン70本は、 必要だというファンも居るが、 さてさて、、、、、 阪神の強さは他球団の弱さである。 中日の情けなさは大リーグで福留が活躍するだけに複雑である。ベテラン山本昌が最大の被害者で、3勝で足踏みだ。今年は安定していると思う四、本来なら大記録も達成していると考える。 阪神の強さは投打がかみ合った実力である。 新井の加入は大きく、兄貴金本の存在は大きく、鳥谷、赤星、矢野と名前が浮かんでくる。 阪神の強さはJFKがいるからである。 先発は最大で六回まで投げれば良いから最初から飛ばしていける。 と、阪神ファンでなくても次々と浮かんでくるが、 下柳やベテランの活躍は見逃せない。 昨日の試合はあわや逆転のシーンであった。 藤川が味わう逆転のショックは大きいだろうと思われたが、 岡田監督は「まさか球児が」と笑っている。 巨人の首脳陣もあたふたしていた。 尾花投手コーチがマウンドに行った。 同じ打者の時に原監督が投手交代を告げるミスを犯した。 しかも、を審判までが間違うおまけ付だった。 巨人の伊原ヘッドコーチは、 「去年の今頃もそう言われていた。そんなの関係ない」 と、自力優勝消滅など問題ではないという。 自力優勝がなくなったのが関係ないのなら、 巨人は何が関係あるのだろう。凄い、兎に角凄い。 確かに、去年はリーグ優勝はした。 それが巨人の実力にだ。 果たしてどういう意味か知らないが、 そんな事は気にしないで、 残りの試合は全部勝つつもりで頑張ると言えば、 可愛げもあるだろうが関係ないである。 兎にも角にも阪神は強すぎて、 阪神の勝敗の差は横浜の勝敗の差であり、 セリーグをつまらなくしたのは。 結局巨人でも中日でも無く、 横浜という事になる。 兎にも角にも優勝は最後の最後に決まった方が面白い。 それに名物の選手の存在である。 8時半の男宮田さんはもう天国だが、 巨人ファンだけで無く他の球団のファンでも、 8時半の男の登場を待ったという。 大魔神が出たら勝ちは、 今は弱い横浜の勝ちパターンであった。 大魔神が出る前までに勝ちを決めるとあせる。 前半に勝負をかける。その焦りが敗北につながる。 そして、現在は阪神のJFKというわけだが、 ストッパーの活躍だが、 そのためには打撃力がなければならない。 とまあ、 ごく当たり前のことだが、 プロ野球の面白さはオールスター後まで、 残して欲しいものである。 今年はオリンピックがあるからちょうどいいかも知れないが、、、、、。 横浜頑張れと最後にいいたい。 セリーグファンは、 全員横浜に応援したいのである。
2008.07.09
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プロ野球は交流戦で盛り上がり、 試合数も半分が過ぎ後半戦という時期なった。 夏の楽しみは何といってもオールスターだ。 ファン投票の行方は最大の楽しみで、 その年の話題の選手への投票数は、 ある意味ではその年の鏡である。 大リーグで日本人が多数活躍する現在は、 日本のプロ野球だけではなく、 大リーグのファン投票も気になるが、 イチローはオールスターの常連で、 去年のランニングホームランは記憶にも新しい。 今年もイチローの出場は決まり、 他の選手のファン投票が気になっていたが、 福留が選ばれた。 ヤンキーススタジアムでのオールスターだけに、 松井の出場を日本人のファンは期待したと思うが残念だ。 ヤンキースタジアムで思い出すが、 井川はどうしたか気になるところであるし、 福留の大リーグオールスター戦出場の活躍で、 中日の最近の成績が気になるところである。 さて、日本のオールスター派?。 セリーグは阪神が強すぎて、 優勝も決まったかの勢いだから、 オールスターも当然阪神選手中心になるだろう。 パリーグは西武の勢いが急停止で、 混戦状態となり、 話題の選手も豊富で面白い。 阪神は何時負けるかと、 阪神ファンは嬉しい悲鳴で、 他のファンは贔屓の球団の不甲斐なさを嘆く。 阪神は50勝23敗で、勝率0.685は驚異的だ。 しかも、というか不思議と言うか、 本塁打は42本でリーグでもっと少ないから驚きだ。 盗塁も下から2位である。 失点が少なく打率がトップだからなる程と頷けるが、 それでも不思議な思いは消えない。 因みに、7月7日現在巨人の本塁打数は77本で西武は109本だ。 優勝が決まったようなセリーグ、混戦のパリーグも、 楽しいプロ野球だ。 後半へ弾みもつく、 オールスター戦、 大リーグのオールスター共々楽しみである。
2008.07.07
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男子ゴルフ全米オープンは最終ラウンドで決着がつかず、 タイガー・ウッズとロッコ・ミーディエートが、 1アンダーででのプレーオフとなった。 全米オープンでのプレーオフは7年ぶりだという。 大会規則により18ホールによるストロークプレーが行われる。 タイガーは違う。 そんな最終ホールのバーディーであった。 ゴルフの神様が、 タイガーのボールを、 カップにねじ込んだ、 感じのバーディーだった。 ボールはカップの縁を回りながら入った。 -1で待っていたロッコ・ミーディエートの表情に、 変化はなく、 タイガーなら仕方ないかの顔であった。 今大会のタイガーは万全の体制ではなかった。 膝の手術をした後でまだ完璧な体調ではない。 移動にもドライバーを杖にしての、 痛々しい歩き方だったと言う。 それでも、タイガーはタイガーである。 そんな思いがするのはファンだけではなく、 東洋の魔術師と言われた青木功さんも呆れる。 さすがタイガーとしか言いようがない最終ホールだった。 奇跡的とはいえないのは、 前日にタイガーはイーグルを取ったホールだからだ。 しかし、第一打でバンカーに入れ、 第二打は明らかなミスショットであった。 青木さんでさえ、タイガーの優勝は殆どないと言ったが、 タイガーだけに、 第三打次第では、 可能性もあると、 言うからさすがに、 魔術師青木功である。 第三打は絶妙であったが、 しかし、カップまでの距離は微妙な距離だった。 全てが一打で決まる。 そんな場面だ。 昨日の日本女子ゴルフ・サントリーオープンの最終ホールの場面が蘇った。 大山志保は簡単なパットを失敗して優勝を逃した。 逆に上田桃子は同じくらいの距離をきっちり沈めて優勝した。 優勝が決まるかどうかの、 18番ホールは様々なドラマを見せてくれる。 タイガーウッズと言う世界一の役者が、 18番ホールの舞台に立つと、 何もないのが不思議からも知れない。 そして、ドラマは起きた。 今までに見たことのない、 興奮したタイガーウッズだった。 凄い力のこもったガッツポーズであり、 全身で喜びを表現した。 ゴルフの神様が特別に使わした男だと思った。 アフリカ系でありアジア系であるタイガーは、 やはり違う不世出のゴルファーである。 何度もひざの痛みに顔をゆがめ、 蹲っていでもウッズは土壇場で蘇ったのだ。
2008.06.16
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久々に快進撃を続けること欧州に大相撲は盛り上がっている。 両横綱も好調で、朝青龍が一敗で、 白鵬は琴欧州と共に全勝だ。 三人とも外国人力士などとは誰も思わない。 何しろ幕内の16人が外国人力士である。 中日は横綱白鵬は稀勢の里を下手投げで下し、 大関対決の琴欧州は魁皇を寄り切り、 1敗の横綱朝青龍は時天空の挑戦を寄り切りで退けた。 好調琴欧州で強い両横綱の活躍で盛り上がる大相撲に水を差す事件が二つ発覚した。 その一つは、 陸奥部屋の豊桜が、今年1月に若手力士の頭を調理器具で殴り、8針縫うけがを負わせていた事件だ。部屋の親方は事件を知らなかったという。そんな事がありえないと思うのが普通だろう。8針を縫う怪我である。当然治療は病院のはずだし、病院の警察への届け義務は、相撲のけいこだということで問題なくても、頭を8針縫えば当然包帯を巻くとかカーゼで患部をカバーするとかが必要で目立つはずだ。親方の目をごまかしていたにしても、何らかの異変には気づくはずだし、気づかないのは可笑しいだろう。状況から考えて、殴られた方に非があり、それ程問題と考えなかったのが真相だろう。 しかし、今場所前に、その力士がけいこ中に怪我をして病院へ運ばれ事件が発覚したという。謎である。治っているはずの頭の傷から事件の発覚とは謎である。頭の傷跡が見つかったにしろ、誰かに殴られた傷だということは黙っていれば分かるはずはないと素人は思う。 水を差す二つ目の事件は、 2代目横綱若乃花の間垣親方が弟子に暴力を振るった事件だ。 事件発覚後の記者会見では暴力の正当性を主張し、 「弟子がいけないことをしたら、けいこでしごくのは当たり前」と言った。 しかし、 「現役の頃は毎日、部屋で誰かがやられているのを見たが、今はそれは通用しない。竹刀はもう使いたくない」と反省のいいわけであった。 土俵の鬼といわれた初代の若乃花の娘婿でもあった二代目若乃花はの現役時代はそんな時代だったかもしれない。しかし、厳しいけいことしごきといわれる暴力とは違うだろう。二代目横綱の間垣親方は理事だ。相撲協会の幹部だ。しかし、現在の相撲協会は理事長も何の責任も取れない。恐らく何の咎めもないまま反省で終わるだろう。若い力士を殺した時津風事件の裁判もまだ終わっていない。再発防止検討委員会は何だろうか。
2008.05.19
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日本一のサポーターは浦和レッズか、それともガンバ大阪か。 サポーターの条件は何だろうか。 フーリガンなどで有名なヨーロッパのサポーターの争いは、 時に死者もでる程の騒動もあるが、 日本では大きな騒動に発展することはなかった。 日本のサポーターのマナーの良さだった。 遂にというか、やっぱりというか、日本一熱狂的なサポーターが声援を送る埼玉スタジアムで騒動が起きた。赤い旗が埋める埼玉スタジアムはJリーグのメッカともいえるスタジアムだ。熱狂的なサポーターが浦和レッズを支え育てた。弱かったレッズが強くなり、サポーターの応援の仕方も変わってきた気がしていた。 その埼玉スタジアムで、浦和レッズのサポーターとガンバ大阪のサポーターが絡み合った。争ったまではいかないし、にらみ合っただけでもないので、から絡み合ったと言うが、どんな表現が適切か悩むところである。 浦和―G大阪戦後、 G大阪のサポーター約1000人が、 約3時間半も、 競技場を出る事が出来なかったという。 3時間半の監禁である。 1000人の監禁である。 関係者の話し合いで事なきを得たというわけだが、 それでもガンバサポーターは、 脱出用の臨時バスで駅まで送られた。 埼玉県警機動隊約200人が出動する異常事態だった。 原因は色々あるだろう。 東のレッズに西のガンバは、 宿命のライバルともいえるのか。 それとも東西の熱烈なサポーター、 ナンバーワンを意識してのいがみ合いか。 色々な事が重なり合うが、 直接の原因はあるはずだ。 その直接の原因はガンバの選手が勝利の雄叫び的な、円陣を組んでの勝利宣言であった。勝ったガンバの選手の挑発的な行動はサポーターの怒りを買うことは分かっていた。それでもあえて円陣を組んでの勝利宣言をしたガンバの選手の無神経さが、騒動の直接的な原因になった。 熱狂的なサポーターはサッカーの魅力である。 サッカーを見る楽しみの一つに、 熱狂的なサポータの存在は欠かせないし、 チームが強くなる要因にもサポーターの存在は欠かせない。 特別に熱狂的なサポータがいる浦和のホームで、 ガンバの選手の円陣は騒動の直接的な原因だ。 サッカー選手としての常識がないといわれても仕方ない。 ホームとアウェーの違いさえ分からない、 プロサッカー選手がいたとは驚きである。 ガンバの選手が浦和のサポーターを挑発したのだ。 明らかな挑発である。 それをとめることの出来なかった、 監督に責任がありそうだ。 約5万7000人の観客でほぼ満員の試合開始前の埼玉スタジアムで、無神経なガンバサポーターの一人が投げた水風船が、浦和レッズファンの子供に当たった。超満員のスタンドで物を投げる行為は常識を逸している。そんなサポーターはサポーターではないと、野次馬的に感情的ななって怒る。 サポーターの応援次第でサッカーは別の面白さもあるのだ。 熱狂的なサポーターの応援だけでもサッカーは楽しいのだ。 嘆きの言葉も出るサッカーファンだ。 浦和レッズのサイト でのガンバ大阪西野 朗監督のコメント 非常にタフなゲームでした。試合の後に少し後味の悪い雰囲気が漂いましたが、両チームとも力を出しつくした。最終的にはガンバのスタイルを問わず逃げ切ったような形でした。選手がこの試合に対する重要性をしっかり位置付けて、しっかり戦ってくれたと思います。今シーズン3点取ったことはなかったので、レッズ相手に3点を取れたということが非常にうれしいとは思います。今までは攻め込みながらなかなか点が奪えなかったのに対して、今日は攻め込むことができなかったですけど、そういう中で効率よくチャンスで点を取れたと思います。非常に選手は集中度が高く、自陣のゴール前にへばりつけられる状態が続きましたが、それもうまく集中して対応してくれたと思います。とにかくJリーグがさらに、中断明けに活性化するように持っていけたのでよかったです。 ガンバ大阪サイト「今日の試合に賭ける」ガンバのこの想い、リーグ中断前の最後の試合、埼スタ・レッズ戦。この状況での大一番に選手はプライドを賭けて燃えないはずがない!浦和ペースでの立ち上がりにもCKから中澤が自信を持って飛び込み、ヘディングでゴール前にワンバウンドさせて17分に先制!・・・・ 素晴らしい試合だった。 ガンバの見事な勝利だった。 しかし、ガンバの勝利に水が差された。 水を差したのはガンバの監督であり、 ガンバの選手であった。 しかし、喧嘩両成敗である。 素晴らしい試合に水をさすことはやめて欲しい。
2008.05.18
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オーストラリアから日本へと聖火は引き継がれ、 ついに長野に到着した。 長野で無事リレーが終わると、 次は韓国へと引き継がれる。 日本も韓国もオリンピックの開催された国だ。 アジアの巨大国家中国の、 国家の威信をかけたオリンピック、 複雑な国内事情が絡みつき、 巨大国家は必死の形相だ。 そんな中国の問題は別にして、 聖火は世界を駆け巡り、 日本の長野にやってきた。 日本の聖火リレー第一走者は、 御存知星野仙一日本代表監督だ。 出演したニュース番組で 「腿を高く上げて走るかっこよく走る」と、 第一走者の決意と語っていが、 女子アナウンサーの 「何メートル走りますか」の問いかけには、 「長い距離走るよ」とにやけて、 「250メートルも走るよ。長いだろうと」と言い、 「私には長い距離だ」と付け加えたが、 女子アナは失笑気味に頷くだけだった。 男星野仙一は250メートル聖火を持って走る。 あの青いユニフォームの聖火防衛隊も一緒に走ると言う。 厳重な警戒態勢でその外側を警官隊が固めて一緒に走ると言う。 大量の聖火防衛隊に囲まれて走るよりは、 日本の警察に守られて走る方まだましだと思うが、 聖火ランナーは殆ど見えないかもしれないと危惧する。 聖火リレーそのものが単なる形式的なものになっているから、それはそれで何事も無く聖火が次への引き継がれたら良いと思うより他はない。そんな聖火リレーのあり得ない風景も、オリンピックの競技には影響無さそうだと納得しての聖火リレーという事だろう。 ダライ・ダマさんも北京オリンピックを支持しているから、 これ以上の混乱はチベット問題を、 更に、こじらせることにもなりかねない。 兎にも角にも、長野に聖火は無事に到着した。 冬季オリンピックが開催された長野は、 日本で最も新しい聖火が燃えた土地である。 その長野に聖火はやってきた。 平和の祭典オリンピックの聖火は、 平和のシンボルとして世界を駆け巡り、 長野にやってきたのだ。 長野の人々は冬季オリンピックを思い出すだろう。 又、他の人々はそれぞれに、 東京オリンピックを直ぐに思い出す人も、 札幌オリンピックを思い出す人もいるだろう。 それぞれに楽しい思い出がある聖火リレーである。 青いユニフォームの聖火防衛隊など目もくれないで、 御馴染みの聖火ランナーの姿を見ると、 多くの日本人は思っている。 無事に聖火が韓国へ向かって欲しいというのが日本国民の共通の願いである。
2008.04.25
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日本人メジャーリーガーの活躍は目覚しく、 メジャーが日本の球団かと思ったりするといえば、 少々オーバーだが、 そんな錯覚さえ覚える活躍である。 イチローや松井や松坂といった、 真実のメジャーリーガの活躍は当然として、 新入福留の活躍が目覚しく、 中日も勝ち進んでいるから、 共に万々歳である。 福留が活躍し中日が低迷する福留は複雑な気持ちだろう。自分が抜けた後も同じ強さは信じたくないだろう。自分に変わる補強などしてないのに自分が抜けても変わらないのは納得がいかないと思ったりしないかと、いらぬ事を考え、福留の活躍に眼を見張る思いである。 一流の選手は何処にいっても一流に違いなく、サッカーでも日本のトップクラスはヨーロッパのチームでもやっていけるわけで、野球ではアメリカに次ぐ歴史の日本が、アメリカに次ぐメジャーリーガーがいても可笑しくはないと、勝手な理屈を並べるが、何と言っても日本人大リーガーのパイオニア野茂が復活したのはうれしい。 現在はロイヤルズの野茂が3年ぶりのメジャー昇格を果たしたのだ。個人的には限界と思っていた。太り気味の体を見るともういいだろうと思った。野茂は元々太り気味の体質でありそれこそ要らぬ心配であった。 野茂は 「上がれて、 すごくうれしいし、 球団に感謝している。 チームの勝利に貢献したい」と、 ぼそぼそと抱負を語っていた。 勿論テレビのインタビューだ。 中継ぎとか敗戦処理とかだと思うが、 それでもメジャーである。 メジャーで投げているのである。 背番号91で3年ぶりに、 メジャーのマウンドに、 立てるだけでも凄いのである。 インタビューでも恥じらい気味な控えめな言葉だが、 メジャーのマウンドにまた立つのである。 それだけでも凄いことだ。 「バッターを抑えて得点をゼロにすることでは先発も中継ぎも一緒」と凄みも見せるし、「やってみないとわからない」と居直り気味な発言も出てくる。そうだ、野茂は居直り気味な挑戦だと、近鉄時代からひたすら野茂ファンであった人間はどんな言葉を聞くより、マウンドのトルネードが待ち遠しし、面白いのである。 スポーツニュースも日本の全球団のニュースと、 大リーグのニュースが同じ位の時間になっていくような気がする。 松井も結婚し怪我を心配していたファンも多かったと思うが、さすがにスーパースターは違う。素晴らしい活躍で自分で結婚祝いそしているようだ。 イチローはオープン戦ではあわや無安打のとてつもない記録樹立の一歩手前まで行きながら、リーグが始まると帳尻を合わせてスタートをきった。張本勲の日本記録は目標ではなく抜くのだと軽くいなしていた。その張本さんは、イチローは日米通産の記録だ。日本記録は自分だと言い張る。それは真実に違いない。一流選手がある時期からメジャーに行く現在以後は、張本さんの記録は不滅の記録となるだろう。 今年もまた、メジャーリーグが日本のファンを虜にしそうだ。
2008.04.09
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聖火が消えた。 聖火が消えるなど考えもしなかったが、 聖火が消えた。 ギリシャのアテネの女神によって点火された聖火が、 世界をめぐって北京に到着するはずが、 聖火が途中で消えた。 勿論消えても点火すれば同じ火だし、 予備の火もあるというから問題はないが、 しかし、アテネの女神によって点火された火が、 消えたことには違いない。 そんな思いでパリの聖火リレーを見ていた。 聖火ランナーが走る沿道では、中国政府への抗議をする人権団体などが待っている。聖火ランナーが近づくと抗議の声を上げ妨害活動にでる。そんな抗議のために聖火は消え、途中で聖火リレーは中止となった。そして、消えた聖火をバスで運ぶことになったという。果たしてそんな事で意味があるのかどうかは何ともいえないが、アテネで女神によって点火された聖火が、消えることなくランナーからランナーへ手渡されていくから意味もありそうだが、消えた聖火をバスで運んでの聖火リレーはオリンピックの意義を否定さえしそうだ。 フランスはオリンピックの父クーベルタン男爵の国である。その国での聖火リレー妨害はそれなりの意義もあるかと考えるが、クーベルタン男爵の国と言う事は関係なさそうである。ヨーロッパの国々の人権意識かもしれない。 また、NGOの活動が政治的な色彩を感じるのは、捕鯨戦への抗議のシーセパードの抗議などが意識にあってのことでもある。 それに、チベットのダライ・ラマ14世は北京オリンピックに反対などしなし、むしろ成功を願っていると言う。しかし、人権団体はチベットへの弾圧やその後の中国政府の対応を許せないというわけである。確かに、チベット取材ツアーなどは如何にも欺瞞性にとんでいたが、北京オリンピックとは結びつけるのは逆の効果しかないような気もする。 チベット問題への抗議は当然であるが、オリンピックは別だというのが一般的な捉え方だ。しかし、反面チベット問題を世界に知らせるには、オリンピックが最高の効果がある。 しかし、またまたしかしであるが、 オリンピックと政治は別にして欲しいのが、 多くの日本人の考えだ。 中国政府を必要以上に刺激して逆効果になる可能性もある。ソ連のアフガニスタン侵攻へ抗議してのモスクワオリンピックのボイコットとは、基本的に違うというわけである。かといって、ロンドンやパリの抗議活動を完全に否定することも出来ない複雑さが、現在の世界にはある。 警察当局はリレーを妨害した28人を一時拘束した。ロンドンに続きパリも颯爽とした自由と平和の祭典に向けての聖火リレーではなかった。車椅子の聖火ランナーが苦労していたのは、抗議活動への抗議さえ起こりそうな情景だった。 くりかえすが、 エッフェル塔展望台を出発した聖火リレーは妨害のため何度も中断した。 聖火は4度消えたと言う。その都度点火したのだ。 80人の聖火ランナーのうち、 一部のランナーが抗議の意味として、 「より良い世界のために」と記した、 バッジを胸につけて走った。 パリ市当局も「パリは人権を擁護する」の、 横断幕を市庁舎に掲げた。 妨害ではなく、そんな抗議でいいだろうと、 日本の野次馬は思うのである。 「より良い世界のために」と記したバッジを胸に、 聖火ランナーが走り続ける映像が世界に流される。 それこそ、中国政府には効果的かもしれない。 暴力を否定する非暴力的抗議が最も効果があると思うのである。 聖火リレーはアメリカに渡り9日にサンフランシスコで行われるという。 どんな混乱が待て受けているか知らないが、 聖火はこれ以上消えないことを祈る。 そして、聖火は北朝鮮でもリレーされる。 どんなリレーになるかと不安も感じるが、 国家統制の国だから抗議活動などはないし、 安全なリレーが行われるのは間違いないだろう。 しかし、聖火は自由と平和の火をリレーするのではない。
2008.04.08
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第80回記念選抜高校野球大会は沖縄尚学が優勝した。 先日の準決勝での逆転劇とは逆の大味な試合だった。 沖縄尚学の良いところが全て出て、 埼玉聖望学園の悪いところが全部出た試合であった。 沖縄尚学の準決勝戦の対戦は東洋大姫路であったが、 試合は完全に東洋大のペースであった。 7回までの試合展開では東洋大姫路の佐藤の、 見事なピッチングに手も足も出なかった沖縄尚学打線だった。 8回にはいつの間にか逆転していたという感じの試合が、 準決勝の東洋大姫路戦であった。 しかし、決勝戦は最初から得点を重ねていった。 聖望の投手陣の自滅気味な感じもあったが、 沖縄尚学打線が爆発した試合でもあったと、 決勝戦の感想だ。 注目されるのは沖縄尚学の比嘉公也監督である。 第71回大会の優勝投手である。 優勝投手と優勝監督の両方の栄冠である。 過去に優勝投手の優勝監督の経験者がいるかどうかは知らないが、26歳ではいないのは確かだ。 慄然として気品があると先日褒め称えたが、 今日は更に品格まで付け加えたいほどだ。 インタビューでも言葉少なで、 選手を称えることしか言わない若い監督は、 試合前のインタビューで、 不思議な気がするといった。 不思議なのは決勝戦を、 待つ自分のことである。 選手が自分をつれてきたという監督は、 朴訥とした品格が感じられた。 朴訥とした品格である。 比嘉公也監督は静である。動ではなく静である。 サインを出していることさえ忘れてしまうほどの静である。 試合開始から終了まで同じ格好で立っているだけかと思える静である。 しかし、色々な作戦が繰り出されている。 バントかと思ったらヒットエンドランであったり、 ランエンドヒットであったり、 盗塁であったりと複雑だった。 選手はそれにこたえる能力がある。 選手の能力は十分すぎる練習量であり、 妥協しない信念であり、 監督への信頼と自信が、 選手を動かす。 マニュアル化されていた高校野球が変わったような気がする。 決まったことを適切にやるのも高校野球の面白みなら、 冒険的な作戦も高校野球の面白みかもしれない。 沖縄尚学は素晴らしいチームであり、 監督比嘉公也は素晴らしい。 そんな選抜高校野球大会であった。
2008.04.04
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