1
花村乃里子(沢口靖子)は、警視庁鉄道捜査隊東京駅分駐所に所属する鉄道捜査官。これまで、倉田課長(地井武男)や同僚の協力を得て数々の難事件を解決してきた。 ある日、駅構内で若者同士のケンカ騒ぎが起こり乃里子が止めに入ろうとしたところ、男が飛び出してきてナイフを振り回す若者を鮮やかに取り押さえてしまった。その男・加倉井(赤川蓮)は、かつて倉田課長の後輩の刑事だったとわかる。 その夜、加倉井と倉田は、乃里子を交えて小料理屋『てまり』で旧交を温めていた。加倉井は、一身上の都合で警察を辞めたあと私立探偵事務所を開いたという。倉田の、奥さんは元気かという問いに、二年前に離婚したと加倉井は淡々と語ったのだった。 翌日、加倉井の射殺体が群馬県桐生市内の鉄道の駅で発見されたという連絡が倉田のもとに入る。身許を確認する親族がいないので、誰か知り合いに身元確認に来てほしいと群馬県警から警視庁に依頼があったらしい。乃里子は倉田とともに現場に向かうことになった。 現地の捜査本部に顔を出した二人は、加倉井はわたらせ渓谷鉄道の無人駅の本宿駅ホームで射殺されたことを知る。桐生駅から乗車した加倉井は、下車する直前、運転手に下り列車の時刻を聞いていたことから、何か用事を済ませたらすぐ引き返すはずだったらしい。運転手によると、加倉井はアタッシュケースを下げていたというが、遺留品の中にアタッシュケースは見当たらず、さらに携帯電話と手帳がなくなっていることも判明する。 東京に戻った乃里子は同僚の真弓(今村惠子)と加倉井の事務所を訪ねる。二人が中に入ろうとしたとき、若い女が飛び出してきて乃里子にぶつかりそうになるが、そのまま走り去ってしまう。 部屋の中を調べた乃里子は、机の引き出しが二重底になっているのに気付く。だがその中には何も入っていない。乃里子は直前に部屋を飛び出してきた女を思い浮かべる。この女が、二重底の中の何かを持っていったのか? やがて、加倉井の元妻・由美子(岩本千春)の証言で、加倉井は三年前に暴力団との癒着を疑われて警視庁を退職せざるを得なくなったとわかる。だが、加倉井は誰かにハメられたと言い募っていたという。さらに、加倉井は浦中(久ケ沢徹)という弁護士の依頼で、大手不動産デベロッパーの社長・大沼(三浦浩一)の身辺調査をしていたことも判明する。浦中によると大沼は裏でかなりあくどいことをしていたらしい。そこで乃里子は大沼社長と妻で元モデルの礼子(秋本奈緒美)のもとに事情を聞きに行くが…。 大沼礼子(大沼の妻・ブティック経営者・元モデル) - 秋本奈緒美新井はるみ(大沼ビルディング 社長秘書) - 前田亜季広田功(無職) - 林泰文浦中誠一(浦中誠一法律事務所 弁護士・加倉井の知り合い) - 久ヶ沢徹[27]加倉井肇(加倉井探偵事務所 所長・倉田剛の元後輩刑事) - 赤川蓮加倉井由美子(加倉井の元妻・「スナックyumi」ママ) - 岩本千春伊東(群馬県警桐生中央警察署 警部) - 八波一起原田(群馬県警桐生中央警察署 刑事) - 市野世龍江崎みどり(鉄道マニア) - 小見川千明[28]魚住リカ(元ファッションモデル・3年前絞殺) - 橋本愛実アナウンサー - 大木優紀本多英一郎(警視庁 本部長) - 森下哲夫片岡勝利(NPO法人「足尾に緑を育てる会」会長) - 浜田晃加倉井探偵事務所 管理人 - 椎名泰三織物社長 - 羽室満大沼ビルディング 受付 - 原絵里「わたらせ渓谷鉄道」運転士 - 漆山弘志大沼安雄(大沼ビルディング 社長) - 三浦浩一花村さんは見回り中に倉田の後輩である加倉井に偶然、出会います。加倉井は倉田の後輩ですが数年前に警察を辞めていました。妻とも別れて今は探偵事務所を開いていました。その加倉井が、ある取引現場で謎の男性に銃を撃たれ死亡する。群馬県の桐生市内にある鉄道の駅で発見された加倉井。花村さんと倉田は加倉井の遺体の確認に群馬県に向かう。加倉井が所持していたアタッシュケースや携帯電話、手帳が紛失していた。加倉井の探偵事務所に向かうと謎の女性が突然飛び出してくる。なぜか加倉井の探偵事務所の入口は開いていた。謎の女性は加倉井探偵事務所から何かを持って出たらしい。加倉井探偵事務所の経営は上手くいっていなかった。加倉井によく調査を頼んでいた元ヤメ検の弁護士によるとその謎の女性は大沼ビルディング社長秘書の新井はるみ。しかし新井はるみは既に社長秘書の職を辞めさせられていた。新井はるみに黒い手帳を持ち去ったのは、あなたですか?と聞く花村さんですが新井はるみは否定します。加倉井と組んで大沼について調査していたのか?と聞いても否定します。なぜ会社を辞めさせられたのか?それは大沼からセクハラを受けたと言う新井はるみ。大沼に事情を聞くと加倉井の事は知らないと言う。大沼について調べていた加倉井。大沼の妻は加倉井の事を知っているようですが知らないと言います。しかも大沼は新井はるみについて男癖の悪い女性で会社の風紀を乱すので会社を解雇したと言うのです。倉田は上司から圧力をかけられます。しかも加倉井は暴力団との関係を疑われて警察をやめた。昔の腐れ縁で暴力団関係者に殺されたんじゃないかと言われます。加倉井の元妻に事情を聞く花村さんたち。3年前の事件の捜査に関わっていた加倉井。ビルの電気室でモデルの遺体が発見された。犯人から性的暴行をされそうになり抵抗して殺害されたモデル。加倉井は捜査本部とは違う犯人を追っていて浮いていた。加倉井は誰が犯人だと思ったのか?花村さんは3年前の事件を調べる事にします。3年前に容疑者として疑われたのは大沼でした。大沼は殺害現場近くで大沼を目撃した人がいたのです。しかし大沼にはアリバイがありました。大沼と一緒にいたという女性がいたのです。それが大沼の今の妻である大沼礼子です。彼女は事件の半年後、大沼と結婚しました。そしてブティック経営を始めたのです。花村さんは大沼の妻に事情を聞くために群馬に行きます。彼女は桐生織物の買い付けに来ていました。彼女の様子を見て本当に殺人事件の偽証したのだろうか疑問に思う花村さん。その頃、新井はるみは大沼社長を脅迫していました。3年前の事件で大沼の妻は海外から帰って来たばかりで時差ぼけになりベッドで寝ていた。気付いたら横で大沼が寝ていたと言うのです。3年前には警察に大沼と一緒にベッドの中にいたと証言したが、それは偽証だったのだ。しかも大沼の妻は一ヶ月前に加倉井に会っていた。加倉井に3年前の事を全て話した大沼の妻。加倉井は大沼に自分が警察を辞めた代償を支払わせようとしていた。突然、大沼も群馬にやって来ます。新井はるみとの取引のためかしら?警察には加倉井を殺害した犯人らしき人物の写真を撮った人が現れる。花村さんが出会った撮り鉄の鉄子さんだ。しかし、その写真では犯人の顔は見分けられない。大沼は、やはり新井はるみと会っていた。新井はるみの後をつける花村さんの部下の立花。新井はるみの後をつける謎の男が現れます。どうやら新井はるみは彼を知っているようだ。相手の隙をついて謎の男から逃げ出す立花と新井はるみ。せっかく逃げ出したのに謎の男に見つけられてしまう立花と新井はるみ。謎の男は立花を拳銃で撃ちます。そして新井はるみを追いかけていきます。立花が意識を取り戻すと病院でした。謎の男と新井はるみは行方不明です。その後、新井はるみの遺体が見つかります。自分の責任だと言う立花。新井はるみが持っていたボストンバッグがなくなっていた。大沼から受け取ったボストンバッグ。加倉井と同じ拳銃で撃たれた新井はるみ。同じ犯人に殺されたのか。。新井はるみの携帯を調べると片岡勝利という名前がありました。新井はるみは彼の元に行こうとしていたんじゃないか?と考える花村さん。片岡勝利は植樹のボランティアをしていました。新井はるみも熱心にボランティア活動をしていたと言う。いずれ故郷に戻ろうと考えていた新井はるみ。この植樹の活動に大沼から受け取った金を使おうと思ってたの?新井はるみと加倉井を殺害した謎の男の身元が判明します。名前は広田功。広田の所持していたブランドものの時計を調べると銀座のクラブのママがお得意様に配ったと言います。そのお得意様は大沼です。大沼が広田に譲ったのだ。週刊誌に大沼のスクープ記事が掲載されます。群馬県警は大沼に事情聴取をする事になります。しかし大沼は自宅で首吊り自殺していました。結局、警察は大沼の容疑を立証できませんでした。花村さんは大沼が犯人ではないと考えているようです。大沼の自殺も偽装だと言うのです。大沼の妻に事情を聞く花村さん。大沼が自殺した日に群馬の桐生にいた大沼の妻。彼女は商品の仕入れをしていたと言います。隠れていた広田と会っていたのが何と元ヤメ検の浦中だった!えー意外!!大沼の妻を尾行していた花村さん。大沼の妻は浦中と不倫関係にありました。大沼の妻は全てを花村さんに話します。加倉井は新井はるみと一緒に大沼について調べていました。そんな加倉井に金の入ったアタッシュケースを渡して、ある人物に渡して欲しいと頼む浦中。無人駅で待っていたのが広田です。広田は加倉井を射殺。アタッシュケースに入っていたお金は、そのまま広田の報酬になります。浦中は新井はるみと大沼の情報を花村さんに伝えます。花村さんに大沼についての悪い情報を伝えます。週刊誌にリークしたのも大沼の妻と浦中。なぜ、そんな事をしたのか?二人の目的は大沼の悪事を暴露して彼を自殺にみせかけて殺害する事でした。広田は浦中に一緒に逃げようと言いますが実は浦中は広田も殺害しようとしていたのです。広田は一人で逃げ出しますが花村さんたちが逮捕します。浦中は3年前の事件の時に大沼のせいで検事を辞める事になりました。彼も大沼に恨みがあったのです。新井はるみは浦中と大沼の不倫についても知っていました。二人の事が大沼に知られたら大変な事になります。だから新井はるみを殺すしかなかった。花村さんは浦中に、もっと幸せになる方法はあったのにと言います。これで事件は無事に解決しました。まさか浦中が犯人とはね!ちょっと驚きました。それに花村さん今回のアクションシーン凄かった!花村さん強いわー
2018.11.28
閲覧総数 6060
2
新宿西署管内のマンションで、牧島良夫(浜田学)という商社マンが死体で発見された。牛尾刑事(片岡鶴太郎)たちが現場に急行すると、後頭部を一撃されてベランダに倒れている牧島の遺体があった。 凶器はかなり重い物体だと推測されたが、現場にそれらしきものは見当たらない。何より不思議なのは、その部屋が密室状態だったことだ。現場はマンションの5階の角部屋、状況からして上あるいは下からの侵入は不可能、また隣室からベランダを乗り越えて侵入した形跡もなかった。 凶器も侵入経路もわからない、厄介な事件…。捜査の糸口は犯行動機、つまり牧島の交友関係を当たっていくしかない。牛尾たちは、被害者の周囲にトラブルがなかったか徹底的に洗い出すため聞き込みを強化した。だが、牧島の評判はよく、恨みを持つ人物は浮かび上がってこなかった。 そんなある日、現場付近で聞き込みしていた牛尾に、ひとりの男が声をかけてきた。その初老の男・古木久俊(石橋蓮司)は、被害者に面識はないが、同じ商社マンだった経験から、牛尾にこう助言した。被害者には二面性があったのではないかと…。古木によると、若い商社マンは出世のために職場で“よい人間”に徹するため、自分より弱い立場にある者にストレスを爆発させることが多いというのだ。 調べてみると、確かに牧島には会社関係者に見せる顔とは別の、横暴な一面があったとわかる。隣人からも、1年ほど前、ひとりの男が訪ねてきて牧島と言い争っていたという証言が取れた。もめていた相手は、駅前の喫茶店の店主だという。 牛尾はさっそくその喫茶店を探し当てるが、店は長く休業状態らしく、しかも八王子に転居した店主の森岡治(石丸謙二郎)はつい先日病死し、今日が葬儀だとわかる。斎場を訪れた牛尾。弔問客も少なく、どこか寂しい葬儀の喪主を務めるのは、20歳ほど年齢の離れた妻・弓子(酒井美紀)だった。 そして、その斎場で牛尾は意外な人物と再会する。先日、現場付近で言葉を交わした古木だった。古木は、弓子が電車の中に置き忘れた本を届けたことがきっかけで、森岡夫婦とは親しくさせてもらっていたという。 森岡の身辺を探ったところ、彼は入院中、最後に1日だけ外泊許可をもらっていたことが判明。なんと、その日は牧島が殺された日だった――。さらに調べると、森岡夫妻にはつらい過去があることがわかり…!?森岡弓子(森岡の妻) - 酒井美紀森岡治(喫茶店「来夢来人」店主・先日病死) - 石丸謙二郎牧島良夫(三岩商事 社員) - 浜田学杉村(交番巡査) - 三波豊和吉沢礼子(奥多摩湖茶屋の女将) - 清水めぐみ南広子(飛田総合病院 看護師) - 大寶智子村木冬子(牧島の隣人) - 山口あゆみ[46]古木久高(古木の息子) - 俊藤光利森岡龍彦(森岡と弓子の息子・交通事故死) - 小林海人[47]田崎学(製氷会社オーナー) - 加藤満田村誠一(八王子中央警察署 刑事) - 嶋崎伸夫リポーター - 藤森麻由薬局店主 - 大塚洋[48]中川(黒のパーカーの目撃者) - 桝本圭作コンビニ店員 - 山本麻貴若い女 - 伊織有希[49]古木久俊(初老の男・半年前定年) - 石橋蓮司ドラマ冒頭、電車の中で読んでいた小説を忘れた女性とその本を拾った初老の男性が登場します。忘れ物の小説本の間には親子の写真が挟まっていました。この人たちが事件に関係するのかしら?マンションで商社マン 牧島の死体が発見されます。死因は後頭部の広い範囲をかなり重いもので殴打された事が原因です。牧島が会社に出勤しない事を不審に思った後輩が家を訪ねた事で牧島の死体が発見されます。部屋は密室状態。そして凶器は見つかりません。隣人は海外に長期出張中。牧島の周辺人物に事情を聞きますが彼の評判は良く事件についての情報は何も得られません。電車の中で女性が忘れていった小説を拾った初老の男性 古木はテレビのニュースを見て驚く。小説の中に挟まっていた写真を撮った場所が被害者である牧島のマンション付近だったのだ。そこで古木は写真が取られた場所に向かうと、そこには牛尾さんがいました。牛尾さんに話しかける古木。古木は同じ商社マンとして牧島には裏の顔があるんじゃないか?と言います。自分は過不足のない人生を送ってきた。しかし1つだけ心残りの事があると言うのです。何だろう?聞き込みによると会社や友人たちは良い評判しか聞かないが彼がよくいくコンビニやピザの配達員などからの評判は悪かった。古木の言う通り牧島には裏の顔があるようだ。牧島の隣人が長期出張から戻って来た。隣人によると牧島が誰かともめていたところを目撃していた。牧島ともめていたのは喫茶店の店主だった。その喫茶店をたずねると店主は亡くなっていました。店主の葬儀に行くと、古木がいました。古木は喫茶店の店主 森岡の妻の忘れ物である本を届けた縁で仲良くなったらしい。えー本はすでに返却してたの?古木が持っていた本は何?森岡は病気で入院中。余命僅かだったらしい。看護師によると入院中に一日だけ外出した時があったようだ。もしかして外出した日に牧島を殺害したとか?でも病人なのに人殺しなんて出来るの?森岡夫妻について調べると彼らは一人息子を亡くしていることが分かります。昔飼っていた犬に似ている犬を発見した息子は道に飛び出して車にひかれます。昔飼っていた犬は誰かに殺されたことが分かります。一体誰に殺されたの?森岡夫妻の飼い犬を蹴り殺したのは牧島でした。しかも子供の前で蹴り殺すなんて最悪!!牛尾さんは、どうやら牧島を殺害したのは森岡じゃないかと推測します。森岡夫妻は共犯なのかしら?牛尾さんたちは森岡弓子に会いに行く。すると事件当日は店に行きお客様に最後のコーヒーを飲んでもらったと言います。そのお客様は古木でした。古木は森岡弓子が運転するレンタカーで自宅まで送ってもらったと言う。古木だけじゃなく他の客からもアリバイが確認される。しかし牛尾さんは古木が嘘をついていると感じます。森岡と親しい看護師に事情を聞く牛尾さん。森岡に何か変わった様子はないか?と聞くと変わったというより落ち着いたと言う。心残りを果たして落ち着いたんだろうと看護師は言う。森岡の心残りとは妻の弓子のことだった。弓子は戸籍上の両親はいる。でも実は養護施設から引き取られた子供だった。養父母に子供が生まれると弓子に対して冷たくなった。だから弓子が頼れるのは自分だけだったが自分は死ぬ。残される妻の事を頼む為に店の常連や世話になった人を集めたのだろうと看護師は言います。そして看護師は森岡が大事にしていた結婚指輪の事も話します。一度、結婚指輪を失くして大騒ぎしたのに、また結婚指輪を失くしていた。森岡は妻に渡したと言っていた。本当だろうか?それに古木と森岡弓子の関係も気になる!どういう関係なんだろう?その後、殺害事件翌日にマンションの前で怪しい人物を目撃した人が現れた。誰?古木が高級ブランドのバッグや宝石を購入していた事が分かる。牛尾さんは古木に会いに行き森岡弓子に特別な感情を持っているんじゃないか?と聞きます。そして事件当日の話は嘘じゃないのか?と言います。もちろん古木は否定します。牛尾さんは古木が森岡弓子に特別な感情を持ちます。森岡弓子に近づき事件の事を知ります。そこでアリバイ証人として名乗りを上げる。彼に事情聴取をしようとした矢先、古木が橋の上から転落死する。古木の息子に事情を聞くと父親がわけの分からない写真を持っていると言い出す。古木が持っていた写真を撮った場所に向かう。その写真を撮った場所は奥多摩でした。写真にうつっていた店の店員に事情を聞くと写真にうつっていた親子を知っていると言う。その親子こそ森岡弓子と母親でした。しかし森岡弓子の実母は病気で死亡。まだ小さかった森岡弓子は親戚を転々として幼少期を過ごしたようだ。牧島のマンションに行き目撃された謎の人物が何をしていたか推測している時に牛尾さんは気付きます。犯人は屋上から凶器を落として牧島を殺害したんじゃないか?と。。屋上から凶器を落としてベランダにいる牧島に命中させる。では牧島をどうやってベランダにおびき寄せたのか?それは電話でした。牧島に電話をかけてベランダにおびきよせた犯人。もしかしたら事件翌日に目撃された怪しい人物は凶器を探していたのかもしれない。凶器は一体なんだろう?そこで牛尾さんは氷じゃないか!と思いつきます。そうか!氷だったら溶けるから警察に発見される可能性も低い。あれ?じゃ事件の翌日に目撃された謎の人物は何を探していたの?牛尾さんは森岡弓子に事情を聞きます。森岡が持っていた結婚指輪は、どこにありますか?紛失してしまったと言う森岡弓子。もう一度、牧島のマンション周辺を捜索する牛尾さんたち。マンションの側溝の中で結婚指輪を見つけた牛尾さん。これは夫の結婚指輪じゃないと否定する。そんな森岡弓子に息子の為に、この結婚指輪を大切にしていたんじゃないですか?と問います。実は森岡夫妻の息子は、両親の結婚指輪を自分が大きくなったら貰うと言い出します。その言葉を聞いて森岡は自分たちの幸せを引き継いでもらう為に結婚指輪を大切にしようと森岡弓子に言います。森岡弓子は牛尾さんの話を聞いて全てを語り出します。息子を失い自分の命に期限が切られて暴れて苦しみ始める。自分達が不幸なのは全て牧島の責任だと言い出す森岡。牧島が生きてるのが許せない。それだけが心残りだと言う。あの男を殺して安らかに死にたいと言う森岡。森岡と同じく牧島が生きてる事が許せない森岡弓子は夫に協力する。牧島を殺す為に運動を始める森岡。事件当日、屋上に氷を運ぶ森岡。森岡弓子は公衆電話から牧島に電話をかけます。牧島をベランダにおびきよせると森岡が氷を落とします。氷が牧島に命中しますが森岡は結婚指輪を落としてしまいます。森岡弓子は不安にかられます。警察が結婚指輪を持って夫をたずねないだろうか?そんな時に森岡弓子は古木に会います。古木と会うたびに不安になっていく森岡弓子。森岡夫妻のアリバイを証明してくれた古木。それから古木は変わっていく。ブランドもののバッグやショッピング。お金は全て古木が払います。古木の本心が分からない森岡弓子は怯えます。でも旅行に一緒に行こうと言われて彼の本心を理解します。脅迫されているんだと思った森岡弓子。しかし古木は急に自首しろと言う。罪を償わない人生は辛すぎる。だから自首しろと。。森岡弓子は自分を好きなようにしていいだから警察には言わないでと古木に迫ります。古木は誤って土手から転げ落ちます。あーあ。。私は森岡弓子が古木の娘だと思ったのですが違いました。古木の娘は親戚を転々とし養護施設に預けられた時に亡くなったそうです。古木は二人を見殺しにしたことを後悔しました。古木は牛尾さんに言いました。罪を償えない人生は苦しくて悲しい。幼い娘を見殺しにした事が心残りだった古木。同じ年齢の森岡弓子に娘を重ねて色々な贈り物をした。でも罪を償って生き直してもらおうと自首をすすめる古木。それを拒否する森岡弓子に土手で突き落とされて転落して致命傷を負いますが森岡弓子を守る為に橋の上まで行って転落した。森岡弓子は古木の話を聞いて涙を流して後悔します。主人を人殺しにしてしまったこと、古木を殺した事。これが私の一生の心残りですと森岡弓子は言います。牛尾さんの奥さんは古木さんは満足して死んでいったんじゃないか?と言います。これで見ごろしにしてしまった二人が笑って迎えてくれると思ったんでしょう。これで事件は無事に解決しました。森岡弓子は古木の娘じゃなかったのね!!なーんだ。。
2019.12.12
閲覧総数 5431
3
大学教授・大島健蔵(久松信美)が都内の路地で何者かに刺殺され、警視庁捜査一課・十津川警部(高橋英樹)と亀井刑事(高田純次)は臨場する。第一発見者によると、被害者は「十津川…」と言い残して息を引き取ったという。大島は“ミトコンドリア学”の第一人者として有名な人物だったが、十津川はまったく面識がない…。戸惑いながらも捜査をはじめた十津川は、現場付近の防犯カメラに不審な男の姿が映っていたことをつかむ。 手がかりを求め、准教授・早瀬由美(黒谷友香)や研究を支援していたバイオ関連会社社長・中園宏司(中村俊介) に事情を聴いた十津川らは、驚愕の事実を知る。防犯カメラに映っていた男は、2人の幼なじみ・赤池庄五郎(松尾諭)に違いないというのだ。由美、中園、赤池の3人は北海道・新十津川町の出身で、3人は永遠の友情を誓っていたが、由美と中園は大学進学を機に上京。赤池だけが、地元に残って農業を継いだという。赤池は熱心に品種改良に取り組んでいたため、由美が農作物に詳しい大島教授を紹介したのだが、大島は品種改良の相談のために度々訪ねてくる赤池を“十津川のヤツ”と疎んじ、彼の取り組みを“小学生の自由研究レベル“と蔑んでいたらしい。大島教授が絶命寸前に残した言葉=「十津川」とは、赤池のことなのか…!? その後、故郷へと逃亡した赤池の足取りを追って、十津川と亀井も新十津川町へ。ところが、なんと赤池は猟銃を手に町役場に侵入、町の資産家・浦野典史(螢 雪次朗)らを人質に取って立てこもる。そこへ親友の暴走を止めようとした由美が駆けつけ、十津川は彼女をかばって赤池に銃口を突きつけられることに…! 赤池は対峙する十津川に、「札沼線廃止を撤回しろ!」と無茶な要求を叫ぶのだが、はたして赤池の真意は…!? その直後、遠く離れた東京で、さらなる悲劇が起きて…!?十津川警部 ・・・・ 高橋英樹早瀬由美 ・・・・ 黒谷友香赤池庄五郎 ・・・・ 松尾 諭中園宏司 ・・・・ 中村俊介鷺沼玲奈 ・・・・ 伊藤麻実子久保田あかね ・・・・ 伴 アンリ北条早苗 ・・・・ 山村紅葉柿沼浩輔 ・・・・ 葛山信吾亀井刑事 ・・・・ 高田純次町役場に侵入した赤池は資産家 浦野たちを人質に取ります。そしてバイオ関連会社社長・中園宏司(中村俊介) を連れて来いと十津川警部に命令する。しかし中園は突然、自殺します。赤池は中園が自殺した事を信じません。中園の遺書には何と大島教授を殺害したのは自分だと告白していました。えー大島教授殺したのが中園なの?赤池は大嶋教授を殺害したのが中園だと推測していたようだ。十津川警部の説得で赤池は警察に逮捕されます。これで事件解決なの?早すぎない?中園は大島教授と共にすすめてきた計画を撤回されて激怒していた。中園は大嶋教授と話し合おうとしていたが自分より先に彼と会っていたのが赤池でした。結局、話し合いは決裂し中園は大島教授を殺害してしまう。大島教授は最後に「十津川」と言い残しました。それに赤池は事件を起こす前に誰かに襲われて頭に怪我をしていた。誰に襲われたの?赤池は中園に襲われたのかと思ったようです。自分を殴ったのは中園だと思ったけど違ったのかな?赤池は誰かに殴られて小屋に運ばれていた。そして意識を取り戻した時にスマホに中園たちからメッセージが届いていた。そのメッセージで自分が犯人だと疑われている事を知ります。赤池は浦野と大島教授がもめている所を目撃しました。浦野に事情を聞こうとして町役場に立て篭もったのです。赤池は浦野から事情を聞き中園が大島を殺す動機がある事を知ります。中園は赤池、早瀬たち3人の友情の証であるキーホルダーを握って死んでいた。十津川さんは友情の証であるキーホルダーを握っていた中園が赤池に罪を着せるような事をするだろうか疑問に思っていた。犯人は中村俊介さん、松尾さん、黒谷さんの中の誰かだろうと思っていたのに早々に中村俊介さん死んじゃったしなー黒谷さん演じる早瀬も怪しいのよねーそして町の資産家である浦野も怪しい!犯人誰だろう?十津川警部は駅や電車を撮っている電車オタクの男性に偶然出会う。そして彼が撮った写真の中に中園が映っている事に気付きます。じゃ赤池を殴ったのは中園なのかな?十津川さんは中園が赤池を殴った事を遺書に書いていない事に疑問を感じます。中園は自殺じゃなくて誰かに殺されたんじゃないの?早瀬がデータを改ざんしていた事が発覚する。大嶋教授も気付いていました。早瀬にも注意していましたが早瀬は言う事を聞きません。早瀬と大島は愛人関係にあったのかな?それで弱味を握られて大島は早瀬に何もいえなかった。もしかしたら研究所を作りたかったのも早瀬かもしれない。。やっぱり犯人は早瀬?中園は学生時代、崖から落ちて死ぬべきだと言っていた。実は中園の母親の内縁の夫は崖から落ちて死んでいた。母親の内縁の夫は中園を虐待していました。もしかしたら中園は内縁の夫を崖から突き落としたの?そして中園の犯行時刻のアリバイを証明したのが早瀬でした。早瀬は中園の弱味も握っていたのか!!中園は早瀬に長年、縛られていた。だから学生時代に自分が崖から落ちて死ねば良かったと赤池に言ったのか!早瀬の周囲では不可解な事件が相次いでいた。その時、早瀬は必ず海外にいました。もちろん実行犯は中園。早瀬は大島の殺害や赤池の殺害を中園に命令していた。しかし中園は赤池を殺す事ができなかった。早瀬は赤池を殺害し彼に罪を着せようとしていたのだ。でも中園は赤池を殺害する事ができなかったので自殺しました。早瀬は証拠を見せろと十津川さんに言います。十津川さんは中園は最後まで早瀬を庇って死んでいった。すると早瀬は赤池は何と言っているのかと十津川さんに聞きます。なんか中園が可哀想。。早瀬は赤池に自分を信じてくれるよね?と聞きます。しかし赤池は、どうして中瀬を人殺しにしたの?と問います。誰かに守って欲しかった。中園に自分を守って欲しかったと言います。中園に自殺を強要したのか?と聞くと早瀬は否定する。早瀬は赤池に自分を守って欲しいと頼みます。でも赤池は早瀬に前に進んで欲しいから守れないと言います。犯人は早瀬でした。動機がちょっと理解できないけど彼女の生い立ちが関係してるのかなー自分の研究を続ける為に中園を利用して大島教授を殺害させるなんて。。それまでも中園を縛り続けていた早瀬。中園が可哀想だった。犯人だと疑ってごめんね(笑)
2020.07.26
閲覧総数 2945
4
中川美奈(東ちづる)は、大分県別府温泉の観光ホテルの若おかみ。大おかみの政子(岡田茉莉子)にしごかれながら、おかみとしての修業に励んでいる。夫の有作(中村梅雀)は、地元署の刑事だったのだが、今は田舎の交番勤務に回されている。 その美奈のホテルで“九州若おかみ会”が開かれ、雲仙のホテルの若おかみ・月岡紘子(一色采子)もやってきて、美奈と久々の再会を喜び合っていた。 そのころ、有作は出身高校のグラウンドで野球部の監督・橋本(勝部演之)と会っていた。今朝方、野球部の部室が何者かに荒らされたとの届けがあったのだ。盗まれたものは、有作が野球部員だったころ、甲子園一歩手前の地方予選決勝で敗れたときの部員たちが寄せ書きした記念ボール1個だけだった。いったい誰が、そんなものを盗んでいったのか? グラウンドではエースの稲葉俊を始め部員たちが練習に励み、高校事務員の林田真希(田中美奈子)が声援を送っていた。 そんな中、有作は紘子の夫・月岡透(羽場裕一)と顔を合わせる。高校時代、有作と月岡はともに野球部に所属し、月岡はエース、有作は控えのキャッチャーという間柄だった。また、現エースの俊の父親で土産物屋の主人・稲葉幸一(布施博)も、有作たちと同期の野球部員だった。 有作は真希から、やはり野球部員だった柴田(篠塚勝)が突然訪ねてきて、野球部に300万円寄付していったと聞かされる。柴田は福岡で土地開発の会社を経営しているとかで羽振りがよさそうだったという。 月岡ばかりか柴田も別府に来ていると知った有作は、稲葉や彼の妻・香織(熊谷真実)に声をかけて自分のホテルで同期会を開こうと提案する。 その夜、美奈は“九州若おかみ会”のパーティで紘子と福岡のホテルの若おかみ・麻生惠子(大家由祐子)が、にらみ合っているのを目撃する。二人の間には何か因縁があるらしい。 そこに、仲居の梅子(久保田磨希)が、乱闘騒ぎが起こったと知らせに来る。有作たちの同期会の席で起こったその騒ぎは、地方予選の決勝戦での敗因をめぐって月岡と柴田が殴り合いを始めたことが原因だった。 翌日、明礬湯の里の浴場でその柴田の死体が発見されて…。稲葉香織(稲葉の妻・中川有作の高校時代の野球部仲間) - 熊谷真実月岡紘子(「雲仙湯元ホテル」若女将) - 一色彩子柴田孝之(土地開発会社経営・中川有作の高校時代の野球部仲間) - 篠塚勝麻生惠子(「ホテル水稜」若女将) - 大家由祐子刑事 - 菊池均也[34]林田聡子 - 今本洋子[35]月岡透(紘子の夫・中川有作の高校時代の野球部仲間) - 羽場裕一橋本忠雄(高校の野球部監督) - 勝部演之林田真希(高校の事務員・中川有作の高校時代の野球部仲間) - 田中美奈子稲葉幸一(土産物屋の主人・中川有作の高校時代の野球部仲間) - 布施博有作さん、いつのまに交番勤務のお廻りさんになったの!!!有作さんの同級生だった柴田が殺害される。有作さんの高校時代の野球部仲間だった柴田は、前日に月岡、稲葉ともめていた。地方予選の決勝戦で敗退したのは稲葉の責任だと柴田が言い出したのだ。柴田が殺害されて月岡が犯人だと疑われますが、彼のアリバイが確認され無罪放免になります。その頃、有作さんの母校の校長室で300万円の大金が盗まれたのだ。柴田はホテルの若女将 麻生恵子と繋がりがありました。今度は柴田殺害の容疑者として麻生恵子が疑われます。美奈さんは、柴田が砂風呂で殺害されたのではないか?と推測します。その頃、麻生恵子は月岡の妻と会っていました。月岡の妻は、柴田と会っていた。そして麻生恵子は月岡の妻の弱味を握っていました。月岡の妻は何をしたのかしら?美奈さんも月岡の妻が誰かから脅迫されてる事を知ります。続いて麻生恵子が殺害されます。犯人は月岡の妻じゃないの??容疑者として月岡の妻が逮捕されます。月岡の妻は容疑を否認します。柴田が殺された夜、月岡の妻の携帯電話に誰かから電話がかかってきた。一体、誰が電話をかけてきたのか?美奈さんは、月岡の妻に事情を聞きます。一般人がそんな事できるの?月岡の妻は柴田と会った時の事を皆さんに話します。柴田は月岡と稲葉の息子の関係について月岡の妻に話します。稲葉の息子が月岡の息子って、どういうことですか?しかも稲葉の息子の事は稲葉も月岡も知らないと言うのです。ややこしい。。稲葉の息子の本当の父親が月岡。有作さんは月岡に直接、聞きます。月岡は心当たりがあるそうだ。月岡の妻は釈放されます。野球部の部室に盗まれた記念ボールが戻っている事に気付きます。柴田が野球部の部室に爪きりを盗みに入った時に記念ボールも盗みました。そして柴田が殺害され記念ボールは部室に戻されます。柴田を殺害した犯人が戻したのかな?美奈さんは稲葉の息子の出生の秘密を誰にも知られたくない人が犯人ではないかと推測します。それは稲葉の妻の香織しかいないよねー野球部の監督が犯人に気付いたみたいだけど次に殺害されるの監督なのかしら?監督は美奈さんに携帯電話をかけてきますが途中で切れてしまいます。やはり予想通り、次に殺害されたのは監督でした。監督は、有作さんが夕方別府署にいるかと聞きます。監督は有作さんに犯人が誰か教えようとしていたのかな?高校野球部の元マネージャーの林田は稲葉香織とは途中で別れたと言います。二人でお参りに行っていたのだ。美奈さんは稲葉香織に息子の父親は月岡なのか?と直接聞きます。最初は否定しますが結局、認めます。短い間、月岡と付き合っていたが遠距離恋愛だったので月岡の心は離れていった。その後、稲葉と付き合いだした頃に月岡の子供を妊娠した事に気付きます。稲葉は香織の妊娠に気付きます。大喜びする稲葉に何もいえない香織。だから稲葉には本当の事は言わないで欲しいと香織は言います。美奈さんは稲葉さんに本当の事を言った方が良いと言うのです。犯人は誰だろう?美奈さんは電車のトリックを解こうとします。なかなかトリックが解けない美奈さん。実際に電車に乗って実験をして見る事にする。すると犯行時刻に美奈さんが乗った電車はトンネルに入り携帯電話は圏外になる事が分かります。監督が亡くなった犯行時刻は間違っていた。一体誰が犯人なのよ!!!稲葉香織に事情を聞こうとする有作さんに稲葉から電話がかかってきます。二人でキャッチボールする。そこで稲葉が自分が3人を殺害したと自白する。稲葉は柴田から息子が月岡の息子だと聞かされていた。だから殺害したと自白する稲葉。しかし美奈さんは、ある事に気付きます。監督が美奈さんに電話をかけてきました。その電話は犯人が監督のフリをしてかけてきた電話だと気付いたのです。犯人が分かったと言う美奈さん。関係者全員を呼び出します。美奈さんは、そもそもの発端は28年前の地方予選の決勝戦だと言います。麻生恵子が温泉を買収しようする為に柴田を利用した。稲葉は昔から、息子が月岡の息子だと知っていた。美奈さんは香織が犯人ではないと言います。犯人は元マネージャーの林田です。林田でしたか!!なんで?犯人の決め手は記念ボールだった。監督は、その事を知って林田が犯人だと気付いた。部室は戸締りを厳しくしていた。だから職員である林田しか部室には近づけない。林田は3ヶ月前に柴田に出会った事が間違いだった。柴田から投資を勧められ300万円を彼に渡す。母親の老後には、もっとお金が必要になる。だから投資しようとしました。しかし柴田からの連絡が途切れがちになり不安になる林田。その頃、柴田は野球部に300万円寄付します。これは自分の300万円ではないかと疑う。柴田は否定します。そして稲葉の息子のDNAが欲しいと頼まれます。願いを聞いてくれたら、金は返すという。林田は麻生恵子と柴田の話を聞いてしまう。やはり柴田は投資詐欺をしていました。柴田の、お袋さんどうせ生きていたって仕方ないという言葉を聞いて許せなかった林田は彼を殺してしまう。殺害現場を目撃していたのが麻生恵子でした。だから続いて麻生恵子を殺したのか!!300万円を盗んだのは林田でした。そういうことねー麻生恵子に脅迫された林田。続いて麻生恵子を殺害します。監督には自分が犯人だと気付かれてしまった。だから殺害した。林田は、これで終わりにしようと思ったが認知症の母親の声が聞こえてきた。だから死ねなかったという林田。父親の借金を返しながら自分を育ててくれた母。母親を一人には出来なかった。謝りながら監督を殺害した林田。美奈さんは、ひとりで悩ますに誰かに相談してくれたら良かったのにと林田に言います。28年前に自分達は本当の仲間になれなかった。だから負けた。でも今からは本当の仲間だ。林田の母親の事のちゃんと見守る。林田が出所するまで待っていると言うのでした。これで事件は無事に解決しました。犯人は林田か。。まぁそれより有作さん刑事に戻れて良かったね!!
2022.08.28
閲覧総数 1036
5
司法試験に合格した修習生たちが、裁判官や検事、弁護士を目指して共に学ぶ“司法研修所”。その検察教官を務める穂高美子(ほだかよしこ/水野真紀)は、東京地検から異動してきた優秀な検事で、講義の厳しさから修習生たちには“タカビー”と名前の一部をとったあだ名をつけられていた。ある日、修習生のひとりで、弁護士志望の豊岡薫(星野真里)が、出身地である山梨県甲府市での実務修習中に、殺人容疑で逮捕されたとの知らせが入る。元交際相手・佐久間登(城咲仁)の遺体のそばで、凶器のナイフを手に震えていたところを現行犯逮捕されたのだ。現役の修習生が逮捕されるとは、前代未聞の不祥事。処分を決めるためにも事情を確認してきてほしいと所長・山根浩平(勝野洋)に頼まれ、美子が現地に向かう。だが薫は美子に黙秘を貫き、実務修習で世話になっていた弁護士・村西壮吉(橋爪淳)にすべて任せたと告げる。村西によると、薫は昔付き合っていたときのベッド写真をネタに佐久間から強請られ、言い争ったことまでは認めているが、佐久間殺害に関しては頑なに否認していた。さらに、佐久間殺しの真犯人と思しき、頬に火傷の跡がある男が、現場から走り去るのを見たと薫は話しているという。村西は、弁護士を目指して必死に勉強していた薫が殺人を犯すわけがない、真犯人さえ見つかれば無実は証明できるはずだと、美子に力説する。ところが後日、村西が薫の弁護を突然降りてしまう。調査の結果、薫が現場で目撃した男は甲府市内で呉服店を営む白木裕一(石井英明)と判明したのだが、なんと白木は事件の3週間前に、谷川岳で遭難していたことが判明したのだ。にもかかわらず薫は、白木の顔写真を見て、自分が事件現場で見たのはこの男に間違いないと断言。「死んだ男が殺人を犯すのを見た」と嘘をつく薫に、村西は失望したのだという。圧倒的に不利な状況に追い込まれても、罪を認めて情状酌量を求めようとはせず、頑なに主張を曲げない薫。その態度に疑問を抱いた美子は、民事担当教官の弁護士・小宮譲(筧利夫)と共に事件を調べはじめる。薫は本当に殺人を犯したのか、それとも無実なのか…!? 真相を追ううち、美子は薫の壮絶な過去を知る!! 豊岡薫(弁護士志望の修習生) - 星野真里白木由美(裕一の妻) - 岩崎ひろみ副島五郎(裕一の友人・スーパー経営) - 宮川一朗太村西壮吉(弁護士) - 橋爪淳菅野利江(呉服店従業員) - 松金よね子豊岡里子(薫の母) - 立石涼子佐久間登(無職・薫の元恋人) - 城咲仁津山猛夫(甲府中央警察署 刑事) - 片岡弘鳳白木裕一(呉服店主) - 石井英明戸田正美 - 遠野あすか保険会社の社員 - 末広ゆい武田三郎(ホテルフロントマン) - 片山定彦[1]目撃者の男 - 山下伸弘[1]佐久間登殺害事件の第一発見者 - 紫子[2]坂本健二(修習生) - 綾田俊樹平石奈津子(裕一の愛人) - 小野真弓松村伸治(黒いヘルメットの男) - デビット伊東一番怪しいのは被害者佐久間と会っている所を目撃されている豊岡薫。豊岡薫が目撃した頬に傷のある男 白木は山で遭難していた。信頼していた弁護士に見捨てられた薫を助けようとする司法教官の穂高。穂高と同じく教官の小宮も彼女を手伝います。まず豊岡薫が目撃したという白木は山で遭難していた。遭難していた男がどうして佐久間を殺害できるのか?しかし白木の遺体は見つかっていません。白木には妻と愛人がいました。白木が経営する店は上手くいっていません。しかし白木の妻は店を建て直すと言っているのです。調べてみると白木には保険金が掛けられていました。受取人は愛人の平石奈津子。白木は実は生きているんじゃないか?多額の保険金が掛けられているという事で保険金詐欺を疑う穂高たち。しかし数日後、白木の遺体が山で発見されるのです。白木の持ち物の中にあるホテルのライターが発見されます。そのライターは平石奈津子も持っていました。ホテルに事情を聞く穂高。そのホテルの従業員は平石奈津子の事を覚えていました。ホテルのロビーで人を待っていた。その後ホテルから姿を消したのです。ホテルのロビーで平石奈津子の携帯に電話が掛かってきます。平石奈津子は「あなたは誰なの?」と話していたらしい。。白木の遺体が発見された事で保険金詐欺の疑いはなくなります。平石奈津子に事情を聞こうとする穂高ですが平石奈津子は誰かに襲われるのです。病院に運ばれた平石を心配した白木由美がやって来ます。平石を心配しているような顔をしていますが「自業自得だ」という白木由美。穂高はホテルで平石奈津子に電話を掛けてきたのは誰なのか?もしかして犯人?平石奈津子を襲った犯人は携帯を奪って逃走した事が分かります。もしかして携帯の中に犯人だと分かる証拠があるんじゃないか?と考える穂高。でも携帯の中のデータは犯人が削除するでしょう?これでまた振り出しに戻ったと思った穂高ですが授業で、ある事に気付きます。もしかして平石奈津子は犯人の声を携帯に録音しパソコンにも保存したんじゃないかと、、穂高の予想通りでした。パソコンに犯人の声が残っていたのです。その頃、平石が意識を取り戻します。穂高は、また犯人に襲われると急いで病院に向かいます。穂高の予想通り平石は副島に殺されそうになっていました。そこに白木の妻 由美もやって来ます。犯人は白木と一緒に山に登った副島と白木の妻由美でした。白木と妻の由美の仲は冷え切っていました。そこで白木は保険金詐欺を思いつきます。白木を死んだ事にして保険金を二人で分けようと考えたのです。副島は白木の遭難が保険金詐欺の為だと知り仲間に入ります。でも白木は決定的なミスをします。保険会社で白木の担当をしていた佐久間に偶然会ってしまいます。佐久間から脅迫される白木。殺すしかないと佐久間を殺害する白木ですが豊岡に目撃されます。その後、穂高たちが白木由美の周辺を調べている事を知った白木は急に弱気になり自首しようとするのです。危ないと思った白木由美は副島と手を組みます。副島は白木を縛って冷凍室に入れます。しかし一瞬の隙をついて白木は平石奈津子に電話をします。「助けてくれ 殺される!」この電話をホテルの従業員に目撃されます。結局、白木は副島に殺害されます。白木の遺体が山の中で発見されたと通報したのも副島です。平石奈津子は電話の奥で聞こえた「しらき」という犯人が喋った声を覚えていました。葬儀に参列している副島が喋る「しらき」という声を聞いて犯人が副島だと分かった平石。平石は直接副島に警察に行って何もかも喋ると言います。そこで副島は平石をマンションで襲って携帯を奪ったのです。平石と白木由美は腹違いの姉妹でした。自分の夫を奪った妹が憎いと言う白木由美。でも白木は実は妹の事を大切に思っていました。実は白木由美は副島が平石を殺害しようとしているのを止める為に病院にやって来たのです。これで事件は無事に解決。豊岡も無事に司法修習生に戻る事が出来ました。しかしちょっとややこしい内容でした。遭難しているはずの白木が犯人だったら、すぐに思いつくのは保険金詐欺。でも、その後に白木は本当に死んでいた事が分かります。ここで白木は本当に犯人なのか?と豊岡を疑います。それでも最後まで豊岡を信じる事が出来た穂高。検事に戻りたがっていた穂高ですが司法教官にも、やりがいを感じたみたいで良かったです。筧さんと水野さんのコンビも面白かったし続編も再放送してくれないかなー
2017.05.27
閲覧総数 4128
6
複数の事件が絡み合う真犯人の目的とは!?西田直子が殺人未遂の容疑をかけられている一人娘の由里子を探してほしいと鮎子の事務所を訪れる。由里子に容疑が掛けられているのは、武蔵小金井のマンションで、CDショップ店長の本橋昌弘が腹を刺された事件。現場に由里子の学生証が落ちていたことから捜査の目が向けられていた。そんな中、鮎子は友人の部屋にいた由里子を発見。由里子はアリバイを主張するが、被害者である本橋の交友関係を調べるうち、ある過去の事件が発覚し・・・。藤木隆次(ホスト) - 渋谷哲平本橋昌弘(CDショップ経営・元ホスト) - 竹本孝之西田由里子(直子の娘・女子大生) - 小沢真珠アキラ(ホスト) - 石橋敦木村(ホストクラブ店長) - 阿部裕上山警察署刑事課長 - 金子之男熱川管理人 - 岡部征純予告ナレーター・主婦 - 平榮子信彦 - 番哲也池永真弓(由里子の親友) - 小松裕奈平田貞夫 - 助川汎平田勝子(平田の妻) - 呉恵美子旅館女将 - 大和なでしこ川村マンション管理人 - 草野裕堀江(小金井西警察署部長刑事) - 浜田晃西田直子(旅館の元女将) - 酒井和歌子大学生の西田由里子が本橋をナイフで刺します。西田由里子は逃走する。母親である西田直子が高林先生をたずねてくる。娘が本橋を刺した疑いで警察に追われている。その娘である西田由里子を探して欲しいと言う。西田直子は娘が人を刺すはずがないと言います。高林先生は西田直子が娘の事をあまり知らない事を不思議に思う。警察に事情を聞くと事件現場に西田由里子の学生証が落ちていたという。そして被害者の本橋は西田由里子の事を知らないという。さらに本橋は自分を刺した人間が男か女かも分からないと言うのです。犯人の後姿を目撃したという管理人は西田由里子と本橋がもめている所を見た事がありました。本橋は今のマンションに引越してきて3ヶ月。その前は横浜にいたらしい。本橋に事情を聞くと西田由里子の事を知らないと言います。しかし管理人は本橋と西田由里子は知り合い同士だと証言しています。本橋は管理人の勘違いだと主張します。本橋は被害者なのに、なぜ犯人を庇おうとするのか?CDショップを経営している本橋の店をたずねると店員が事件当日、本橋が人がたずねてくるから2時間ほど遅れると連絡が来たと言うのだ。高林先生は西田由里子の友達をたずねます。西田由里子は友達の家に隠れていました。西田由里子は本橋の事は知らない。犯行も否認します。事件当日は母と一緒にいたと言うのです。母親は何も言ってなかったのに。。西田直子に事情を聞くと自分は出かけていたが娘は家に来ていたと主張します。警察は西田由里子の逮捕状を請求します。しかしアリバイは完璧で西田由里子に犯行を行う事は無理なのです。そこで本橋が以前住んでいた家の周辺を調べると本橋の家の近所に住む女性が本橋はサラ金に金を借りていたと言うのです。そして本橋はホストクラブで働いていた。どうやってCDショップを出す金が出来たのか?高林先生は本橋が以前働いていたホストクラブに向かう。本橋と一緒に働いていたホストの情報ではホストクラブで一緒に働いていた藤木という男と本橋がもめていたらしい。本橋ともめた理由は金払いの良い客を取り合ったのだ。そして、その客と言うのが西田由里子の母直子だった。藤木に事情を聞くと本橋が刺された事を喜んでいた。客を本橋に取られた事を相当恨んでいるらしい。西田直子をたずねて藤木がやって来ます。藤木は娘を釈放させてやると言います。しかし西田直子は拒否します。西田直子に藤木、本橋はどういう関係なの?高林先生は熱川に向かいます。熱川は西田直子が経営していた旅館がありました。西田直子の夫は外に女を作っていた。そして芸者に刺されて亡くなっていました。夫を亡くした西田直子は旅館を閉めました。西田直子が経営していた旅館で働いていた夫婦に事情を聞く高林先生。その夫婦は本橋の事を知っていた。どうやら西田由里子は本橋と母親との関係を知っていたのだ。西田由里子は本橋を調べて母親が騙されていると思っていた。西田由里子は本橋に母親と別れてくれと頼みに行ったのか?今度は本橋に事情を聞く高林先生。本橋は何も言いません。どうやらCDショップのお金は西田直子が出したようだ。西田由里子が釈放されます。西田由里子は高林先生に犯行を否認する。退院した本橋とホテルで会う西田直子。西田由里子は直子を連れて帰ろうとしますが直子は拒否。娘を冷たく追い払います。うーん。。この母親は何を考えているんだろう?その後、上山温泉で西田由里子の遺体が発見される。えー意外な展開!西田由里子は自殺でした。上山温泉は由里子の叔父が経営していました。続いて本橋がナイフに刺されて殺害されます。本橋は110番通報をしていた。藤木は警察に連行されます。高林先生は本橋の事件を調べたいと言います。本橋と西田由里子の死に方が酷似していた。本橋の事件を調べれば西田由里子の事も分かるかもしれない。本橋を刺したナイフには西田由里子、藤木の指紋がついていた。もう一人の指紋ついていたが、それが誰かは分からない。高林先生は藤木の弁護を引き受ける。どうしてナイフに藤木の指紋がついていたのか?それは飲食店から出た藤木を呼び止めナイフを店に忘れていたと藤木に渡します。しかしナイフは藤木のものではありません、その時にナイフに藤木の指紋がつきました。藤木にナイフを渡した女性は西田由里子です。西田由里子は藤木を犯人に仕立てようとしたの?高林先生は慎平さんに藤木のアリバイを調べさせる。すると藤木が煙草を買う姿を目撃されていた。これで藤木のアリバイが成立。西田由里子は本橋を殺害しようとしていた。西田直子は、その意思を引継ぎ本橋を殺害したのだ。本橋にぞっこんだったのに、どうして気が変わったのか?それは西田由里子が亡くなった時に西田直子は母親に戻ったからだと高林先生は言います。今度は西田直子のアリバイを崩そうとする高林先生と慎平さん。しかしどうやってもアリバイは崩せません。慎平さんは犯人が武蔵野線を利用して新幹線に乗ったことに気付きます。今度は逆に稲取から武蔵小金井のルートが分からない。西田直子は娘の由里子と同じルートをたどったはずだ。。港に向かうと慎平さんは伊豆大島に空港がある事に気付きます。しかし犯人は飛行機には乗りませんでした。船に乗って臨時便に乗ったのです。これで犯人のアリバイは崩れました。西田直子に事情を聞く高林先生。西田直子は娘がそこまで思いつめているとは思わなかったと後悔していた。西田直子は本橋といると全てを忘れる事が出来た。夫の死と壊れてしまった私の人生。しかしそれは西田由里子の責任ではないと慎平さんは言います。西田直子は娘の友達から西田由里子の計画に関する荷物を渡されます。そこには藤木の指紋がついたナイフや西田由里子が立てた計画がノートに書かれていました。そのノートを見て本橋を殺害する決心をしたのだ。西田直子は死のうとしますが高林先生たちが止めます。生きていて下さい。生きて由里子さんの気持ちを考え続けて下さいと言います。西田直子は自首します。これで事件は無事に解決しました。親子関係って難しい。西田直子と西田由里子の親子関係って私には理解できないわーでも慎平さんが必死でアリバイを崩そうとするシーンは面白かったです。火曜サスペンス劇場で放送していたサスペンスドラマを、もっと再放送して欲しいです!
2017.08.23
閲覧総数 1912
7
上野駅近くの公衆トイレで、“経済通商省”の若手官僚・安田章(篠田光亮)の刺殺体が発見された。現場には被害者のスーツケースが残されていたほか、遺体の内ポケットから、21時15分上野発青森行きの“寝台特急あけぼの”のチケットが見つかった。臨場した警視庁捜査一課の十津川警部(高橋英樹)は、思わぬ偶然に驚く。実は、今頃、親戚の法事に向かう妻の直子(浅野ゆう子)が同じ“寝台特急あけぼの”に乗っているはずなのだ。 まもなく、殺された安田は青森で行われる同級生・片岡清之(一條俊)の結婚式に出席するため、野球部の仲間6人と共に帰郷する予定だったことが判明。友人たちなら、何か事情を知っているかもしれない…。“寝台特急あけぼの”に乗車した5人の後を追って、十津川は青森に赴いた。 片岡の結婚式に招待されていたのは、死んだ安田のほか、旅行代理店社員の宮本孝(石垣佑磨)、フリーターの町田隆夫(黄川田将也)、運送会社勤務の川島史郎(土屋裕一)という野球部仲間と、当時マネージャーだった女性2人――百貨店に勤める派遣社員・橋口まゆみ(小野真弓)、看護師の村上陽子(三津谷葉子)――という面々だった。だが、川島はどこか途中の駅で降りてしまったのか、“あけぼの”の車内からこつ然と姿を消していた。安田が殺されたと聞いて、衝撃を受ける4人。最もショックを受けていたのは、2年前まで安田と交際していたという陽子だった。 ところがその直後、なんと川島の死体が群馬・高崎の利根川上流で発見されたという知らせが入る。死因は溺死で、近くの橋から何者かに突き落とされたのではないかと考えられた。その後の調べで、川島は高崎駅で下車したことが発覚。偶然にも、直子が“あけぼの”の車内のデッキで女性をナンパする川島を目撃していたが、高崎駅ではひとりで改札を出たことが確認されている。川島はなぜ高崎で途中下車したのか、まったくの謎だった。 6人の仲間のうち2人が殺されたという異常事態に、十津川は内部の犯行ではないかとにらみ、川島の体内からクロロフォルムが検出されたことから、薬品の入手が可能な看護師の陽子を疑う。 そんなとき、亀井刑事(高田純次)が遅れて青森にやって来た。亀井は前日、珍しく有給休暇を取っており、捜査に加わるのが遅れたのだ。実は、亀井は故郷・青森で高校の校長職を務める高校時代の友人・森下勇介(岩城滉一)から音信不通の教え子・鈴木紀子(原史奈)の居場所探しを頼まれ、昨日は、上京した森下と共に都内を歩き回っていたのだ。だが、紀子が2年前に都内で傷害事件を起こしていたこと、バーテンダーの西山英司(安藤彰則)が彼女と親しかったことをつかんだだけで、まだ発見には至ってはいなかった…。 捜査に加入した亀井は、安田と川島の事件は繋がっているとは限らない、それぞれ外部に犯人がいるのではと主張するが、その矢先、また新たな死者が出現して…!?十津川警部 高橋英樹 亀井刑事 高田純次 十津川直子 浅野ゆう子 鈴木紀子 原 史奈 森下勇介 岩城滉一 西本刑事 森本レオ松山刑事 宇梶剛士 北条刑事 山村紅葉 宮本 孝 石垣佑磨 町田隆夫 黄川田将也 村上陽子 三津谷葉子 橋口まゆみ 小野真弓次々と死んでいく野球部の仲間たち。まず経済通商省の若手官僚・安田章の刺殺体が上野駅のトイレで発見されます。次に運送会社勤務の川島史郎が群馬・高崎の利根川上流で溺死体として見つかります。安田が亡くなった時には2年前まで彼と付き合っていた村上陽子が疑われます。しかし残りの同級生達には完璧なアリバイがありました。続いて殺害されたのが百貨店に派遣社員として勤める橋口まゆみ。実は橋口まゆみは結婚したばかりの片岡清之と付き合っていた事が分かる。しかも橋口まゆみは片岡の子供を妊娠していた。片岡は別れる事は、まゆみも承知していた。それに妊娠した事は知らなかった。結婚する自分に当て付ける為に自殺したのは橋口まゆみの勝手だと言います。最低な男やね!!とうとう村上陽子まで殺害されます。どうやら犯人は野球部のメンバーではなく外部の人間が彼らに恨みを持っていて殺人事件を起こしたのではないか?と推測します。野球部の顧問に話を聞きに行く十津川さんたち。顧問の話によると宮本たちのしごきに耐え切れなくなった下級生がいたという。他にも町田の母親が火事で亡くなった時は野球部員全員で励ましたという。十津川さんが野球部内の男女関係の事を問うと宮本が橋口を好きだったという情報を得ます。十津川さんたちは部下たちに当時の野球部員たちの事を調べさせる。特に宮本たちにしごかれていた菅原という男性について調べるよう命令します。十津川さんは自殺と思われている橋口も誰かに殺害されたと推測しています。十津川さんは橋口は犯人に言われて青酸カリ入りの睡眠薬を飲んだと考えているようだ。どうやら橋口は片岡を取り戻す為に自殺騒ぎを起こして片岡を呼び出そうと考えていました。だから犯人に言われた通りに遺書を書いたのです。でも結局、犯人の思惑通り青酸カリ入りの睡眠薬を飲んで殺害されます。実は宮本の自宅の近くの工場で青酸カリが盗まれた事が判明する。そして町田と鈴木紀子が交際していた事が分かります。町田が犯人なのかしら?十津川さんは亀井さんに町田の母親が火事で死んだ理由を調べなおして欲しいと頼む。実は町田の母親は鈴木という漁師と付き合っていました。二人で密会していた小屋に花火の残骸が移って火事になったらしい。その花火をしていたのが宮本たちだった。もちろん鈴木というのは町田と付き合っていると思われる鈴木紀子の父親でした。もしかして二人が両親の復讐の為に今回の事件を起こしたの?十津川さんたちは町田が最近、後輩の菅原に再会した事が分かります。実は、火事が起こった時に町田は肩を壊していた。町田を励ます為に花火を上げた事を町田は菅原から初めて聞いたのです。でも犯人が分かっても鈴木紀子にはアリバイがありました。鈴木紀子は亀井さんの親友である森下と一緒に新幹線に乗っていたのだ。それは嘘でした。2年前に鈴木と森下は関係を持ちました。その後、鈴木は妊娠します。しかし森下は中絶してくれと鈴木に頼みます。亀井さんは森下に事情を聞きます。森下は素直に認めます。そして鈴木に一緒に新幹線に乗ったと警察に証言して欲しいと頼まれた事も亀井さんに話します。森下は2年前に妻と離婚しています。癌で余命3ヶ月。病気の体で亀井に会いに来ていた。これで鈴木紀子のアリバイが崩れました。刑事たちは町田を追います。しかし逃げられます。宮本まで消えます。宮本は町田と待ち合わせをしていましたがいきなり町田に刺されます。次に狙われるのは片岡かしら?警察に見張られていた片岡ですが、ちょっとした隙に逃げ出し町田に会いに行きます。なんや死にに行くようなもんやねーと思ったら奥さんを拉致されたようです。片岡は町田に謝ります。あれは事故だったんだ。肩を壊したお前を励ます為にした事なんだ!と片岡は言います。町田はどうして今まで黙ってたんだと言います。宮本たちは町田には黙っていようと決めます。大事な母親を殺してどうして黙ってられた?とナイフで高木を襲います。しかしそこに警察がやって来ます。町田と鈴木紀子は逮捕されます。犯人は町田でした。町田が安田と川島を殺害しました。町田と橋口は友達でした。派遣とアルバイト同士で、お互いによく相談し合っていた。だから橋口は町田の言う通り遺書を書いて睡眠薬を飲んだのだ。町田に警察が張り付いている事から村上陽子を殺害したのは鈴木紀子でした。亀井さんは町田たちに、どうして二人でやり直そうとしなかった?どうして友達を許そうと思わなかったのか?と聞きます。そこに電話がかかってきて宮本が助かった事が分かります。そして森下は亡くなります。これで事件は無事に解決しました。確かに、たった一人の親を殺された町田たちが復讐する気持も分かるけど悪気があったわけじゃないんだし友達を許そうと思わなかったのかしら?まぁ10年以上も黙ってたのは許せないかな。。
2017.09.17
閲覧総数 9472
8
都内のマンションで中年女性の撲殺死体が発見された。被害者は高校の美術教師・宗像秋子(西山水木)。事件を担当した刑事・鬼貫八郎(大地康雄)は、秋子が別の場所に保管していた画家・ゴーチェの偽作に事件解決の糸口が隠されていると察知。以前、捜査協力を頼んだことがある銀座の『いずみ画廊』に絵を持ち込み、意見を求めた。 オーナーの仲田玲子(金久美子)の話によると、偽作の作者はかなりの腕を持つ画家。秋子は、どうやら絵を偽作と承知で購入していたようであった。 鬼貫は、玲子の夫で葉山在住の画家・仲田伸吾(国広富之)が秋子の大学時代の2年先輩だと知り、アトリエを訪ねた。仲田は10年前、玲子と結婚。その後、玲子の手腕もあって、無名画家から一躍"一流"の仲間入り。だが、噂によると、仲田と玲子は最近、別居。玲子は若い画家の卵と同棲しているようであった。 鬼貫の質問に対し、仲田は秋子を知らない、と証言した。また、事件当時のアリバイもあり、鬼貫の捜査は空振り。 そんな中、秋子の遺体の第一発見者・菅原紀夫(伊藤洋三郎)への疑惑が高まった。菅原は秋子と同じ高校の美術教師で、以前、秋子にプロポーズをしている。ゴーチェの偽作の赤外線写真から、その下絵にSNのイニシャルを発見した捜査陣は、アリバイのないこの菅原に着目したのだ。 だが、菅原を事情聴取した鬼貫は、永年のカンからシロを確信。逆に秋子が教師をする前、上野界隈で働いていた、との情報を入手した。聞き込みによると、秋子は以前、"朱美"の名でバーのホステスをしており、当時、貧乏画家と同棲していたらしいのだ。 ところが、そのバーの経営者・杉本(飯島大介)は、最近、引っ越し先の長野で殺されており、秋子の当時の状況は分からずじまい。地元署の捜査結果を聞いた鬼貫は、杉本が偽作の関係者を強請り、殺されたとにらんだ。 まもなく、杉本の妻の話から、秋子のかつての同棲相手が仲田と判明。偽作問題と共に、仲田をめぐる秋子と玲子の関係が浮上した。 仲田の画風は、玲子との結婚後、具象から抽象になったが、最近は再び具象に戻っている。鬼貫は、ピカソが付き合う女性によってその画風を変えた、とのエピソードを思い出し、2つの事件に仲田をめぐる女性同士の対立が絡んでいたのではないか、とにらんだ─。 仲田伸吾(玲子の夫・画家) - 国広富之仲田玲子(「いずみ画廊」オーナー) - 金久美子宗像秋子(高校の美術教師) - 西山水木杉本明(バー・銀の靴の経営者) - 飯島大介岩本光枝 - 山下容莉枝菅原紀夫 - 伊藤洋三郎川瀬(長野県警飯田警察署警察官) - 鈴木一功寿司屋 - 石井洋祐高校の美術教師 宗像秋子が自宅で撲殺死体で発見される。部屋の中は、かなり荒らされていた。犯人は何を探していたんだろう?部屋の中で賃貸契約書が発見される。宗像秋子は自宅マンションとは別にアパートを借りていた。そのアパートに行ってみると一枚の絵が飾られていた。絵を飾るためにアパートを借りたのか?絵を鑑定してもらう為に、いずみ画廊を訪ねる鬼貫さん。シャルル・ゴーチェという作家が書いた絵でした。でもその絵は贋作でした。水沢という不動産会社社長が作品を買い取っていたが彼は本物の絵だと信じていた。でもシャルル・ゴーチェは雪景色の絵を描いた事がなかったのです。どうやら被害者の宗像秋子は贋作と分かって絵を買い取ったらしい。宗像の家を荒らした犯人は、この絵を探していたの?いずみ画廊で出会った仲田という画家が宗像の大学の先輩だと分かる。早速、仲田に話を聞きに行く鬼貫さんたち。仲田は宗像の事はおぼえていないと言う。そして事件当日はスポーツジムにいたと言います。宗像の遺体を発見した菅原が彼女と特別な関係だった事が判明する。しかも菅原はシャルル・ゴーチェの弟子だった事も分かる。菅原は宗像と特別な関係ではないと彼女の関係を否定する。いずみ画廊のオーナーである仲田玲子は夫と別居し若い男性との浮気を楽しんでいた。その事を心配する雑誌編集者の岩本。菅原は宗像の過去を知り宗像と別れる事になりました。実は宗像は昔、バーで働いていました。そして男に貢いでいたのです。彼の子供まで妊娠したのに結局、男に捨てられた宗像。菅原は彼女の過去を知っても宗像と結婚するつもりでしたが宗像は菅原と結婚するつもりはないと言って二人は別れたのでした。宗像秋子の過去を調べるとバーのホステスをしていた時に売れない画家と同棲していたのは事実だった。妊娠したのも事実でしたが階段から落ちて流産しました。そこで当時のバーのオーナーについて調べると彼は殺害された事が分かる。バーのオーナーだった杉本の通帳には月々30万円の金が振り込まれていました。杉本の自宅を調べると贋作について書かれた雑誌がありました。もしかして宗像と杉本を殺害したのは同じ犯人かもしれないと考える鬼貫さん。杉本の元妻に話を聞くと彼が東京に行っていた事を知ります。東京に金ヅルが出来たと話していた杉本。鬼貫さんは杉本が脅していたのは仲田じゃないか?と考えます。仲田は宗像が殺害された日も杉本が殺害された日にもアリバイがありました。鬼貫さんは仲田のアリバイに疑問を感じます。仲田玲子に話を聞く鬼貫さん。仲田の過去の女関係について質問しますが仲田玲子は宗像秋子を殺害したのは仲田ではないと否定します。その後の調べで仲田の杉本殺しのアリバイが崩れます。仲田に事情を聞く鬼貫さん。なぜか仲田は犯行を認めます。仲田は宗像と出会い彼女と同棲を始めます。宗像は妊娠しますが階段から落ちて流産します。仲田は絵を辞めて宗像と結婚し普通に暮らそうとしました。仲田が書いた贋作の絵を杉本に売りました。杉本は、その絵が本物だと言って売ったのです。絵を諦めようとした時に、いずみ画廊に預けていた絵が売れた。その事で玲子は仲田の絵を必死で売り込もうとしていた。そんな二人を見て宗像は自分から身を引きます。どうして宗像を殺したのか?と仲田に問います。金を要求してきたという仲田。杉本には毎月支払っていた。どうして宗像には金を払わなかったのか?鬼貫さんは宗像秋子を殺したのは仲田ではないと考えます。宗像秋子は仲田に金を要求しなかった。ただ自分の肖像画を偶像画で書いて欲しいと頼んだだけだった。仲田玲子は仲田を売れっ子の画家にしたのは私だ。宗像秋子は絵の事を何も知らないのねと言う。。仲田玲子は仲田が宗像秋子の肖像画を書いているのを知っていた。そして仲田玲子は杉本に会って二人の過去を聞いていたのです。仲田玲子は事件当日、愛人と一緒にいたと言っていましたが彼は否定したのです。仲田玲子は宗像秋子に贋作を返して欲しいと頼みに行きます。贋作は誰にも渡さない。この絵は私と彼の絵だから。仲田の絵は詰まらない絵になっていた。でも最近、彼の絵が変わってきたでしょ?私は仲田を、あなたに少しの間預けていただけ。。その言葉を聞いて仲田玲子は宗像秋子を殺害しました。仲田玲子は仲田の心は私から離れている。でも私は、あの人を手放すことが出来ないと。。仲田は仲田玲子が宗像秋子を殺害した事を知ります。そこで杉本は自分が殺すと決めます。しかし杉本が殺害されたというニュースを見た仲田。行っといで待ってるからと言う仲田。一人で待てる?と聞く玲子。愛し合っている二人なのに。。どうしてこんな事になっちゃったのか。。これで事件は無事に解決しました。真奈美ちゃんが宝塚に入ると言って焦っていた鬼貫さん。でも結局大学に入る事になりました。家も社宅から変わってた!そろそろ真奈美ちゃん役も代わるのかな?
2018.12.01
閲覧総数 2567
9
全国の警察署を渡り歩く風間昭平(北大路欣也)の新たな赴任先は金沢。だが警察署長着任早々、署員の中沢繁彦(宅麻伸)が辞表を提出。後輩の牧村みさと(麻生祐未)は引き止めるが、そのまま姿を消してしまう。実は前署長の降格は中沢の暴力行為が原因だった。そんな折、老舗金箔問屋の社長・作田(中原丈雄)の遺体が階段の下で発見される。この事件と中沢には関係が!風間が辿りついた真実とは…!?風間昭平 …北大路欣也牧村みさと …麻生祐未大林圭介 …大高洋夫山住徹 …金山一彦中沢繁彦 …宅麻伸 藤倉伸吾 …池田たかひろ島原 …野々村仁豊川 …谷本貴彦作田智弘 …中原丈雄作田浩太 …内野謙太寺崎武雄 …伊吹吾郎水島誠 …尾関陸榎本亜子 …加弥乃中沢恵子 …青山倫子関口勝也 …崔哲浩大曽根修二 …北代高士榎本初枝 …香山美子風間署長の今度の赴任先は金沢です。赴任早々、問題発生!署員の中沢が辞表を提出します。続いて老舗金箔問屋の社長 作田が殺害されます。中沢の妻恵子は昔、自殺していました。恵子の母親である榎本初枝は入院していた恵子の看病もしない中沢を恨んでいました。中沢の娘である榎本亜子は結婚が決まっていた。彼女にストーカーをしていた男がいました。その男の名前は関口。亜子が働いていた店の同僚でしたが亜子に好意を寄せていたのです。しかし亜子には恋人が出来て態度が豹変します。関口にしつこく付きまとわれていた時に助けてくれたのが父親の中沢でした。その関口の遺体が発見されます。老舗金箔問屋の社長 作田とストーカーをしていた関口を殺す動機があるのは亜子の婚約者の水島でした。水島は金箔職人 寺崎の弟子です。そして寺崎は作田から契約を切られてしまいます。だから作田を殺害する動機は水島にはありました。しかし風間署長は水島が犯人だとは思えません。作田の息子によると職人である寺崎と作田が会っていたと言います。どうして作田が寺崎との契約を切ったのか?息子に聞いても答えてくれません。そして風間署長は中沢の妻がどうして自殺したのか調べ始める。関口殺害直後、水島らしき人物を目撃したという情報が入ります。あらあら。。警察が水島を連行しようとした時に寺崎が自分が殺したと自白します。作田を殺す動機は分かるけど、どうして関口を殺すのよ?無理がある。。水島によると亜子との結婚が決まってから急に作田は寺崎との契約を切ります。亜子の父親である中沢は作田の店の周囲をうろついていた。中沢親子と寺崎、作田との間に何があったの?風間署長の指示により作田の息子を調べる牧村。作田の息子は中沢ともめた事がある大曽根と中学の同級生だった。中学時代から大曽根に金をせびられていた作田。中学卒業後も作田に付きまとっていたのだ。脅迫のネタは何と中沢の妻。どういうこと?中沢は妻の墓の前に作田の息子を連れてきます。中沢の妻と作田の息子の間に何があったの?何と作田の息子は中沢の妻 恵子を突き落として殺害した。作田の息子は事故だったと主張する。作田の息子は大曽根に金をせびられて万引きを繰り返していた。作田の息子は中沢の妻のバッグを盗もうとしますが中沢の妻に、こんな事はしてはいけないと言われる。そこで中沢の妻を突き飛ばします。中沢の妻は橋の上から落ちて死亡。そういう事か!!何が事故やねん!!!じゃ作田の父親と関口を殺害したのは誰だろう?水島と結婚するのが亜子だと知り作田の父親は寺崎との契約を切ったのだ。息子を守る為に仕方なかった。でも作田の父親は中沢の妻の墓を毎年お参りしていた。作田の父親がなぜ墓参りしていたのか聞きだすために作田の父親に事情を聞こうとする亜子の祖母の榎本初枝。どうして娘は死んだのかを聞きたかっただけなのに作田の父親は榎本初枝を傘で殴ります。そこで榎本初枝は作田の父親を突き飛ばして殺害してしまいます。殺害現場にお守りを落としてしまう榎本初枝。その一部始終を見ていたのが関口でした。榎本初枝を恐喝するのかと思ったら作田の父親を殺害した罪を水島にきせろと言うのです。自分が亜子を幸せにするという関口。そんな関口を殺害する榎本初枝。関口と作田の父親を殺害したのは榎本初枝だったのか!!そしてそれを庇おうとした中沢。作田の父親は息子を守る為に何も言わずに死んでいった。15年前に事件の真相を聞いた作田の父親は息子の罪を償わせるべきだった。だったら、こんな事件は起こらなかったのにねー作田の息子は初めて榎本初枝と亜子、中沢に土下座して謝罪します。これで事件は無事に解決しました。亜子と水島は無事に結婚式を挙げます。それを静かに見守る中沢。そこに風間署長が現れ中沢の辞表を返します。これからどうするのかは君次第だと言う風間署長。刑事に復帰するのかね?これで事件は無事に解決しました。意外な犯人にビックリしました。中沢は犯人じゃないと思ったけど他に犯人らしき人物いたかな?と考えていたら榎本初枝だった。。
2019.11.04
閲覧総数 1827
10
北見志穂(松下由樹)は、警視庁捜査一課の刑事。自ら“おとり”となって事件の渦中に飛び込み、同僚の袴田刑事(蟹江敬三)の協力を仰ぎながら、数々の難事件を解決してきた。 スナック経営者の女性が殺害された事件を追っていた志穂たちは、容疑者の前妻・保科カズエ(鮎ゆうき)を張り込むことに。フラメンコ教室で講師を務めるカズエに、志穂は入会希望者を装って接近。狙いどおり、接触してきた容疑者を逮捕することに成功した。 その数日後、都内の雑木林で奇妙な女性の死体が見つかった。ロープで胴体を木に縛りつけられた挙句、まるで挙手でもしているかのように右手首まで木にくくりつけられていたのだ。奇怪なポーズをとらされた、その遺体の顔を見た志穂はビックリする。先日の潜入捜査中、カズエがダンサーとしてステージを担当するスペイン料理店に寄った際、相席になった女性・桜木美由紀(松尾れい子)だったのだ。 美由紀の死亡推定時刻は前夜23時頃で、死因は頭部損傷による失血死。死後30分以上経ってから、木に縛りつけられたことがわかった。使用されたロープは、現場から徒歩10分ほどの植木店から盗まれたものらしい。犯人は殺害後、ロープを調達して再び現場に戻り、遺体を木に縛りつけたのか…!? 誰かに見つかるリスクを冒してまで、なぜそんなことをしたのか、志穂たちは釈然としない。また、美由紀の携帯電話がどこにも見当たらず、犯人が持ち去ったものと思われた。 美由紀の夫・洋一郎(片岡暁孝)は、IT関連会社の社長で、妻に2億円の生命保険をかけていたことが判明。前夜は23時前に大阪出張から帰宅したと証言するが、捜査の結果、深夜1時を過ぎて帰宅したことがわかる。取り調べに対し、洋一郎は新幹線で隣席に座っていた荒川ミドリ(吉井怜)という女性と意気投合し、ドライブの末、彼女を六本木のマンションまで送ったと白状する。しかし、調べたところマンションには該当する人物は住んでおらず、洋一郎が嘘をついているのか、謎は深まるばかりだった。 その後、美由紀の通話データを調査した志穂たちは、彼女が頻繁に連絡を取っていたスペイン料理店のオーナー・奥山奈緒子(原沙知絵)と会う。奈緒子は美由紀の高校時代の同級生であり、スペイン料理店のほかにホテルやレストランも経営している実業家で、将来を期待されるフラメンコダンサーの弟・吉田優也(三浦涼介)と暮らしていた。奈緒子によれば、半年ほど前に美由紀が偶然スペイン料理店にやって来て20数年ぶりに再会、時折たわいもない話を交わすようになったが、さほど親しい関係ではないという。 そんなとき突然、美由紀の携帯電話の電波がキャッチされた…! 犯人が電源を入れたのか、と色めき立つ志穂たち。まもなく、都内の公園の茂みの中から、美由紀の携帯電話を発見! 最後にアクセスされた投稿サイトに「大切な家を食い荒らすメスのシロアリを退治した。まもなく2匹目のシロアリを退治する」という不気味な書き込みがされているのを見つける。これは犯行予告なのか…!? その直後、美由紀とまったく同じポーズをとらされたスペイン語講師・遠藤麻里(塩山みさこ)の死体が見つかって…!? 奥山奈緒子(スペイン料理店「PALCIO」オーナー) - 原沙知絵(高校生:山上愛[39])吉田優也(奈緒子の弟・フラメンコダンサー) - 三浦涼介(幼少期:須田瑛斗)保科カズエ(フラメンコ教室講師) - 鮎ゆうき松原順子(麻里の教え子) - 中島史恵桜木美由紀(奈緒子の高校の同級生) - 松尾れい子[40]荒川ミドリ - 吉井怜[41]遠藤麻里(スペイン語講師) - 塩山みさこ富岡政夫(画廊富岡) - 松澤一之山井茂樹(調査会社) - 菊池隆則[42]木村敏子(教室生徒) - 長谷部香苗桜木洋一郎(美由紀の夫・IT関連会社社長) - 片岡暁孝[43]小野田健二(殺害事件の容疑者) - みのすけ警官 - 掛田誠奥山優一 - 上原鉄平奥山(奈緒子の母・フラメンコダンサー) - 大勝かおり[44]田中誠(銀行員) - 春山大輔[45]スペイン料理従業員 - 清水みさと[46]外国語スクール受付嬢 - 秋元紗織[47]旅行会社社員 - 御船健[48]都内の雑木林で女性の遺体が発見された。その遺体は木に縛り付けられて右手を挙げた姿で亡くなっていた。被害者は桜木美由紀。北見さんは、ある事件で彼女と会っていました。桜木美由紀はスペイン料理のオーナーである奥山奈緒子の友人だった。桜木美由紀には保険金がかけられていた事で夫の桜木洋一郎を疑います。しかし桜木洋一郎は荒川ミドリという女性と一緒にいたと主張する。荒川ミドリの事を調べますが荒川ミドリは、どこにもいません。北見さんと袴田さんは夫の桜木洋一郎が犯人だとは思えません。そこで桜木美由紀の携帯電話の履歴を調べて奥山奈緒子と遠藤麻里に事情を聞きに行く。奥山奈緒子にも事情を聞きに行きます。彼女はスペイン料理店のオーナーでもあり実業家でもあった。そしてフラメンコダンサーの吉田優也とは姉弟でした。 どうして苗字が違うのかな?その頃、桜木美由紀の携帯電話の電源が入ります。急いで携帯電話が落ちている場所に向かいます。桜木美由紀の携帯電話は、ある有名なサイトにアクセスし犯行予告と思われる文章を投稿していた。第二の事件が起きる。桜木美由紀と同じ姿で殺害されていた。被害者の名前は遠藤麻里。桜木美由紀が習っていたスペイン語の講師だ。遠藤麻里を殺害したとして別れた夫が疑われます。実は遠藤麻里は夫と別れて慰謝料を貰おうとしていたのだ。しかし遠藤麻里の別れた夫には借金があり慰謝料は、あまり払えなかった。遠藤麻里の元夫に浮気相手の写真を見せてもらう北見さん。実は遠藤麻里の元夫の浮気相手と桜木洋一郎の浮気相手は同一人物だった。もしかしたら遠藤麻里も桜木美由紀も夫と別れたくて、わざと浮気相手を夫に近づけたのではないか?と北見さんは考えます。浮気の証拠を掴み慰謝料をがっぽり貰って夫と離婚しようしたのだ。二人の浮気相手である荒川ミドリを探す北見さんたち。トラップガールとして荒川ミドリを桜木洋一郎に送り込んだのは調査会社の山井だと判明した。そして山井の調査会社の依頼者リストを入手してトラップガールを送り込んだ人物を探り出す北見さんたち。でもトラップガールを送り込んだ人物がなかなか見つからない。犯人として松原順子という女性が浮上する。実は奥山奈緒子のスペイン料理店で泣きぼくろの女性を目撃した人物がいたのだ。それが松原順子でした。遠藤麻里、桜木美由紀、奥山奈緒子、松原順子たちは10年前に大金を入手していた事が分かる。そして同じ時期に銀行員の田中という男性が事故死していた事も分かります。田中は80万ユーロの金を運んでいる途中に事故死。なぜか金は消えていた。この80万ユーロを桜木美由紀、奥山奈緒子、松原順子が横取りしたのかな?田中には当時付き合っていた女性がいました。北見さんたちは田中と付き合っていた女性が犯人ではないか?と疑う。事業で成功した奥山奈緒子以外の3人は金を必要としていた。松原順子が警察に保護される。桜木美由紀と遠藤麻里が殺された事で松原順子も殺されるかもしれないと警察は彼女を保護したのだ。そして意外な事実も判明する。保科カズエが田中の恋人だった事が分かる。ビックリ!!奥山奈緒子は行方不明になります。袴田さんは自分が殺されると思って姿を消したのか?と疑います。松原順子が奥山奈緒子を脅迫していた事が分かる。松原順子は奥山奈緒子の秘密を握っていたのだ。松原順子は警察に追及されて10年前の事を話し出す。ツアー中に田中の事故に遭遇する。田中と同僚はすでに亡くなっていた。そこには田中が運んでいた80万ユーロがありました。桜木美由紀は80万ユーロを奪おうと言い出し。4人で山分けする。お金をどうやって運んだのか?松原順子が購入したシェリー酒の壷の中に隠してお金を運んだ4人。しかし松原順子や桜木美由紀、遠藤麻里はお金を使い果たしてしまいます。そこで唯一成功している奥山奈緒子を3人は脅迫します。桜木美由紀は奥山奈緒子の秘密を、もう1つ握っていました。でも松原順子は何も知りません。保科カズエが犯人じゃないか?と疑う袴田さんですが彼女には完璧なアリバイがありました。そこで北見さんは保科カズエに学生時代、奥山奈緒子に何かあったのか?と聞きます。実は奥山奈緒子の両親は心中で亡くなっていた。母親の浮気の事で悩んでいた父親が無理心中をしたのだ。そして奥山奈緒子と弟の優也は血が繋がっていません。奥山奈緒子は母親の連れ子、優也は父親の連れ子だったのです。両親が亡くなり優也は養子になり二人は離ればなれになりました。10年前に手に入れたお金で奥山奈緒子は事業を成功させます。そのお金を優也の為に使う奥山奈緒子。両親のいない奥山奈緒子には弟の優也が全てだった。桜木美由紀は両親が無理心中した事をネタに奥山奈緒子を脅迫していたのかな?弟には両親は交通事故で死んだと嘘をついていた。これからフラメンコで世界に飛び立とうとしている弟の為に秘密は絶対に守らなければいけない。本当の犯人は奥山奈緒子だった。北見さんは囮になって奥山奈緒子を逮捕しようとします。松原順子は奥山奈緒子を脅迫していた。金の受け渡し時間に松原順子のフリをした北見さんが待ち合わせ場所に向かいます。そこには車の中で眠っている奥山奈緒子がいました。えー奥山奈緒子が犯人じゃないの?北見さんは待ち合わせ場所に向かいます。奥山奈緒子が意識を取り戻し一連の犯行を自供する。待ち合わせ場所に向かう途中で殴られる北見さん。明かりをつけると、そこには奥山奈緒子の弟優也がいた。奥山奈緒子が一連の犯行を自供したと告げると優也は自分が殺したと言います。お互いを庇い合う姉弟。奥山奈緒子は桜木美由紀に脅迫され金を渡します。しかし、これからもお金を要求しようとする桜木美由紀を突き飛ばしてしまう。木に頭を打ちつける桜木美由紀。彼女が死んだと思って逃げる奥山奈緒子。姉が脅迫された所を目撃していた弟の優也は二人の様子を見ていた。桜木美由紀は死んでいませんでした。そこで優也は桜木美由紀を殺害します。どうして遺体を木に縛り付けたりしたのか?それは捜査を攪乱するためだった。犯人を男だと思わせる為です。遠藤麻里を殺害したのも優也でした。犯人は奥山奈緒子の弟の吉田優也だったのか!吉田優也は自分の父親が奥山奈緒子の母親を殺害した事を知っていた。それでも自分を迎えに来てくれた姉に感謝していた。だから奥山奈緒子を守ろうとした吉田優也。奥山奈緒子は自分が全て悪いと言います。盗んだお金で成功するはずがないと10年前の事を後悔する奥山奈緒子。その代償として大切な弟に人を殺させてしまったと涙する奥山奈緒子。これで事件は無事に解決しました。悲しい話でした。でも奥山奈緒子の言う通り銀行の金を盗んで成功しても幸せになれるはずがない!それに仲間も悪かった!
2018.08.27
閲覧総数 1355
11
のどかな田舎町にある古風な洋館・小径の館。そこの当主である黒岩怜里(大地真央)は、ある朝タウン紙『あさひタイムズ』の片隅に『殺人のお知らせ 10月29日金曜日 於・小径の館 お仲間のお越しをお待ちします』という広告を発見する。 その日の夜に、自分の館での殺人を予告するという謎の広告に目を輝かせた怜里は、さっそく親友で同居人の土田寅美(室井滋)に報告。家政婦のミッチー(ルビー・モレノ)にも「今日は忙しくなりそうよ!」とパーティーの準備を急がせる。 小径の館での殺人予告は町のあちこちでも噂になり、夜のパーティーには住人たちが続々。牧師の八矢(村杉蝉之介)とその妻・万智(山口香緒里)、館の居候・桃畑鳩児(山本涼介)・雉香(吉川愛)兄妹、『あさひタイムズ』編集長の芥川(鈴木勝大)とその母・芙美子(和泉ちぬ)、ヤメ検弁護士の武類(国広富之)とその妻・桜子(田島令子)、そして館で暮らす画家の立花詩織(北乃きい)といった面々が館に集まり、まさにパーティーが始まろうとしたその時――突然室内が真っ暗になり、銃声が3発鳴り響く! 次に灯りがともったときに客人たちの目に映ったのは、純白のドレスを真っ赤に染めて立ち尽くす怜里と、その傍らに倒れる見知らぬ男・車井(大浦龍宇一)の死体だった! 予告通り殺人が実行されたことで、翌朝の新聞には大きな見出しとともに事件のことが大々的に報じられる。警視庁捜査一課・特別捜査係の相国寺竜也(沢村一樹)と多々良伴平(荒川良々)がさっそく現場に向かうと、そこには、渋谷東署の名物警部、“鬼バン”こと鬼瓦胖六(村田雄浩)の姿が。運転免許証から被害者・車井の身元が割れ、現住所の管轄である渋谷東署の鬼瓦たちが臨場してきたというのだ。 現場検証の後、被害者の足取りを追った相国寺らは、車井が怜里のことを「昔から知っている」と言っていたことを知る。そのことを確かめるため、怜里と寅美に会った相国寺と月見兎左子(芦名星)は、この館に住む人たちのことや怜里の亡くなった妹・楼里のことを聞かされる。怜里と周囲の人々との不思議な関係が明らかになっていく中、第二の殺人が起こってしまい…!? 捜査を進めていくにつれ、少しずつわかっていく複雑な人間模様。相国寺たちが真相に近づくとき、怜里と彼女を取り巻く人間たちの衝撃的な過去が明かされる!新聞に掲載された予告殺人。その予告殺人どおりに小径の館で人が殺される。被害者の名前は車井。小径の館の主人である黒岩怜里は仲間を集めて予告殺人の日にパーティを開いていた。パーティの出席者は牧師の八矢に妻の万智。館の居候である桃畑鳩児と雉香兄妹。編集長の芥川と母親の芙美子。ヤメ検弁護士の武類と妻の桜子。黒岩怜里の親友 土田寅美と家政婦ミッチー。画家の立花詩織。刑事の相国寺は彼らの人間関係を調べていく。家政婦のミッチーは主人の黒岩怜里のせいで息子を失っている。黒岩怜里はミッチーの息子を車で轢き殺していた。黒岩怜里はミッチーに多額のお金を渡し家政婦として働かせていた。黒岩怜里は多額の遺産を譲り受ける事になっていた。黒岩怜里が昔働いていた会社の社長から妻が亡くなれば彼女が遺産を譲り受けるのです。その社長には妹がいますが家族の縁を切られていた。しかし妹には双子の子供がいました。もし黒岩怜里が死ねば妹ソニアの双子の子供が遺産を受け継ぐことになる。続いて殺害された女性トトは車井が殺害された時に誰がいなくなったのか気付いていた。犯人は車井を殺した人と同一人物なのかな?寅美は黒岩怜里に誘われて一緒に住み始めた。そして寅美は桃畑鳩児と雉香兄妹が怪しいと言う。彼らは、ちゃんと仕事をして金を稼いでいるのに黒岩怜里に金をせびっている。桃畑鳩児のパソコンから誰かが闇サイトでトカレフを購入している事が分かった。桃畑鳩児は自分が購入していないのに勝手に口座からお金が引き出されていた。ミッチーは事件前日立花詩織と車井が会っていたと証言する。社長の妻 ベルに事情を聞きに行く。怜里は最近、来ていないと言う。怜里の妹 楼里が亡くなってから年賀状だけの付き合いになってしまったと言います。ベルによると社長の遺産が黒岩怜里に譲る事になったのは自分が言い出したと言います。翌日、寅美の還暦のお祝いにパーティが開かれる。パーティの最中に頭痛が酷くなる寅美。怜里は自分の部屋に薬があると言います。怜里の部屋に向かい薬を飲んで眠る寅美。遅いからと怜里たちが部屋に向かうと寅美はベッドの上で亡くなっていました。寅美の部屋を捜索すると、みんなで楽しんでいる様子を録音してデータに残していた。このドラマも「そして誰もいなくなった」みたいに全員殺すの?薬には毒が含まれていた。立花詩織はヒメノツヅラの花を育てていたのは認めるが容疑は否認する。しかし立花詩織の部屋のゴミ箱の中にヒメノツヅラの根元が捨てられてありました。警察に連行される立花詩織。相国寺は彼女は嵌められたと言います。相国寺は事件当日の停電の謎を解きます。コンセントに水をかけてショートさせて停電させました。一体誰が停電させたのか?相国寺さんはソニア親子が犯人だと思ってるのかな?黒岩怜里はソニアの写真を探したがアルバムからはソニアや怜里たちの写真まではがされていた。その後、立花詩織の本名が砂原エンマだと判明する。彼女は素直に認めます。でも容疑は否認します。ただ叔父の遺産がどうなるか知りたかっただけだと言う。もう一人の双子 砂原しずほは、どこにいるのか?小学生の頃に両親が死に砂原しずほと別れてしまった。今見ても砂原しずほの事は分からないと砂原えんまは言います。黒岩怜里は雉香からの手紙を相国寺に見せます。その手紙から、もう一人雉香がいる事が分かります。桃畑鳩児はバーで会った女性と意気投合し、そのまま黒岩家に連れてきたと言うのです。もちろん偽物の雉香はソニアの双子の娘しずほでした。これでソニアの双子の娘が揃った!しずほも容疑を否認します。桃畑鳩児の妹で本物の雉香も黒岩家にやってきます。怜里は本物の雉香を見て驚いていました。何かあるの?どうやら相国寺は犯人が分かったようですが、どこで分かったの?私、全然分からない!!事件当日、部屋の中は暗闇になります。犯人はライトを照らし自分の姿を見せないようにする。殺されたトトは部屋を出入りしている犯人を見ていた。犯人の姿を見ていた人が、もう一人いました。それはミッチーです。ミッチーは部屋の鍵穴から犯人を見ていたと言う。でも誰も信じません。編集長の事件当日の様子を知りたいという刑事。アサヒタイムズの経営状態が悪く黒岩怜里に金を借りていた編集長。しかし編集長は借金は返済していると言います。その頃、黒岩怜里はミッチーを見ていた。えぇ、やっぱり黒岩怜里が犯人?ミッチーも殺すの?黒岩怜里はミッチーを殺そうとする。そこに寅美の声がする。驚く黒岩怜里。相国寺は黒岩怜里が本当は妹の楼里だと言う。妹 楼里の首には甲状腺の手術の痕がありました。その声の主は寅美がみんなで楽しんでいる様子を録音したデータでした。ここで役立つとはね!!妹の楼里は甲状腺の手術の後に姉の怜里が亡くなります。妹の楼里は浪費癖があり金に困っていました。だから姉の怜里が亡くなると社長からの遺産が入ってきません。楼里は怜里になり社長の遺産を受け継ごうとします。楼里は親友である寅美を呼び寄せます。寅美が大好きで一緒に暮らしたいと思っていた楼里は彼女を呼び寄せます。楼里は寅美に真実を話します。寅美に自分の事を怜里と呼んで欲しいと言います。彼女が自分の事を怜里と呼べば周りの人も信じるだろうと思ったのだ。上手くいっていたと思っていたのに車井の登場で慌てた楼里。彼は楼里が入院していた病院の守衛だった。彼は唯一、楼里の事を知っている人物だったのです。だから殺したのか!!車井を殺すしかなくなった楼里は彼にアルバイトを頼みます。車井は楼里にアルバイトを頼まれただけだったのに彼女に殺されてしまった。次に殺されたトト。楼里はトトの会話を偶然聞いてしまった。だから彼女を殺した。そして最後に寅美。楼里は寅美が大好きだった。でも寅美は口を滑らす事が多くなった。心配になった楼里。いつかどんでもない事を寅美は言い出すだろうと思った楼里は彼女を殺害する。相国寺は、ミッチーにたまには人に役に立つ事をしてみてはいかがですか?と言います。その言葉を聞いてミッチーは楼里を見たと言ったのか!ラスト 編集長と立花詩織こと砂原エンマが結婚したことが分かります。ミッチーが立花詩織と車井を見たと言っていたけど本当は編集長と立花詩織が一緒にいたのだ。そういうことか!ショックを受ける相国寺。やはり立花詩織の事が好きだったのね!部下に笑われていました。これで事件は無事に解決しました。登場人物全員は殺されなかったね!しかも動機は社長の金だったのか。。ミッチー役のルビー・モレノ久々でした。
2019.04.14
閲覧総数 2331
12
資産家が殺された。息を引き取る間際の被害者から遺書を受け取った男が独自に調査を開始。踊り子号の車内に端を発した連続殺人事件に、巧みに仕組まれた復讐劇亀井刑事 … 愛川欽也 西条美保 … 若林志穂 池辺冴子 … 岡本 舞 内田 … 五代高之 清水刑事 … 井川晃一 北條刑事 … 山村紅葉 池辺 … 鹿内 孝 森谷 … 石濱 朗 西本刑事 … 森本レオ 十津川警部 … 三橋達也 再放送で見ました。三橋達也さん懐かしい!!ドラマ冒頭、刑事課のメンバーで飲みに行った帰りに、ある男性が絡まれている現場に遭遇します。その絡まれていた男が今回の殺人事件に巻き込まれる佐々木でした。被害者の死に際に偶然居合わせた佐々木は今度は水田という探偵が死んだ時にも殺害現場に居合わせたのでした。当然、警察も彼を疑います。私は池辺の妻が怪しいと思いました。副社長と不倫しているし。。佐々木が池辺から受け取った遺書を副社長や妻の兄である教授にも送られてきました。でも事件は意外な方向に進みます。佐々木の前に突如現れた西条美保という女性は池辺の事を足長おじさんと呼びます。学費を援助してくれた池辺の事を本気で心配して池辺を殺した犯人を捜していました。佐々木は西条美保を信じますが亀さんは疑い始めます。西条美保が生まれた場所に行き彼女の事を調べ始めたのです。彼女には兄がいました。その兄が池辺の運転手をしていたのです。その後、弁護士の森谷が殺害されます。森谷にも池辺の遺書が送られていました。事件関係者に届く遺書は誰が送ったものなのか?疑問に感じた亀さんですが犯人は簡単に判明します。遺書を送ったのは佐々木でした。彼も独自に犯人探しをしていたのです。そしてとうとう池辺の妻の兄である大学教授まで殺害されてしまいます。もちろん池辺の妻が疑われますが不倫相手の副社長と一緒にいたとアリバイを主張します。その頃、亀さんは池辺と西条美保の関係を調べ始めていました。2人は愛人関係にあったのです。その事をあっさり認める西条美保。結局、犯人は西条美保でした。彼女の兄は池辺たちに殺されたのでした。そして今回の連続殺人事件は彼らへの復讐でした。池辺をあしながおじさんとして慕っていた頃に彼女は彼らの話を立ち聞きしてしまったのです。池辺は西条美保が兄の事件の事を調べまわらないように近くに置いているというのでした。その言葉を聞いて彼らが兄を殺したのだと確信します。西条美保は池辺が乗っていた電車に乗り合わせ池辺に毒を盛り殺害しました。当初、西条美保にはアリバイがありましたが、そのアリバイを十津川警部が見事に崩していたのです。それでは、なぜ佐々木に近づいたのか?それは池辺の遺言に自分の名前が書かれてないか調べるためでした。そして一番肝心なのは下田で佐々木と西条美保は出会っていたのです。でも佐々木には事件に巻き込まれたくないから自分と会った事は誰にも言わないでくれと口止めしていました。佐々木は犯人を目撃した証人でもあったんですねーこの事件で一番の被害者は佐々木ですよねー最後には西条美保と、その共犯者に殺されそうになったんですから!亀さんと十津川警部は西条美保が兄のお墓参りしているところを発見して逮捕します。共犯者と外国に逃げようとしていたのです。私の最後の疑問は、なぜ探偵の水田が殺されたんだろう?池辺の妻に雇われていた探偵の水田は西条美保が池辺を殺害した事に気付いていました。それで西条美保を脅迫していたのです。あー哀れな佐々木。ドラマ冒頭から何か彼が隠しているのかしら?と予想していたけど結局、事件に巻き込まれただけだったのねーテレ朝の十津川警部シリーズも役者さんが、だいぶん代わりました。亀さんが愛川さんから高田純次さんに変更したし十津川警部も三橋達也さんから高橋英樹さんに代わりました。亀さんが高田さんになった時は驚きましたイメージが全然違うからねーでも慣れてきたら亀さんに見えてくるかもしれません。
2013.03.12
閲覧総数 2594
13
監察官は“警察の中の警察”という異名を持ち、警察内部のあらゆる不正を取り締まる。音無一六(小日向文世)は職務を忠実に全うしすぎるがゆえ、最も嫌われている監察官だ。ある日、一六の同僚の監察官・曽根崎修(望月章男)が自宅マンションで殺害される。部屋には大音量のクラシック音楽が流れ、左頬に『悪』という烙印が…さらにワンピースの女装姿という異様な状態だ。死因は青酸カリによる毒殺で、スタンガンで襲撃された後に飲まされたようだ。防犯カメラに映っていた不審な男の追跡を開始する三条渚(中越典子)ら西調布署の刑事達の前で、一六は巡査部長の長田健次 (不破万作)を捜査からはずすと通達する。服役中の男に代わり、男の父親の葬儀を執り行ったことが理由だ。長田を慕う部下たちは怒りを露わにするが一六は相手にせず、粛々と「被害者は現役の監察官である」と一喝して捜査そのものの特別監察を始める。その矢先、一六宛てに『元警視庁刑事・松下亜紀子は15年前、罪を犯している』と書かれた告発文が届く。松下亜紀子(室井滋)は15年前に退職した元警部補。報告を受けた警視庁警務部長・千住遼子(田中美佐子)はなぜか一六に「この件は私が精査する」と言い放つ。亜紀子は現在、貧困状態の子どものための食堂『もりもり』を運営しており、遼子はたびたび足を運んでいた。翌日、遼子は食堂を訪れるが、そこへ遼子の命令に逆らい亜紀子を調べていた一六が現れる。食堂の近くで“防犯カメラの男”を見かけたからだという。一六は偶然ではないと睨むが、“罪を犯すような人ではない”と信じる遼子は、「私に任せて」と念を押す。しかし、かつて難事件と言われた毒針連続殺人事件を解決し、伝説の女性刑事と言われたにも関わらず、突如15年前に辞表を出したという亜紀子…「告発文には裏がある」と読んだ一六は、引き続き亜紀子を追い続ける。そんな中、『もりもり』を訪ねた一六は、食堂を支援するパティシエの岡部由美(西原亜希)が作った手作りクッキーに目が留まる。また由美の過去を調べると意外な事実が判明。一六らは由美を追うが…!?音無一六 … 小日向文世 松下亜紀子 … 室井滋 三条渚 … 中越典子 岩瀬厚一郎 … 佐戸井けん太 中村康介 … 山崎銀之丞 島岡正 … 近藤公園 岡部由美 … 西原亜希 長田健次 … 不破万作 加藤和馬 … 堀井新太 山田幹夫 … 小倉一郎 曽根崎和美 … 野口かおる 井上心 … 古川凛 七尾政和 … 石丸謙二郎 二宮満 … 小野武彦 千住遼子 … 田中美佐子 音無監察官の同僚が女装をした姿のまま毒殺される。左頬には悪という文字の烙印が押されていました。音無監察官は同僚が殺された事件を監察する事になります。まず被害者曽根崎の別居中の妻の元へ行く音無さんと三条さん。実は、この殺人事件とは別に音無さんに元警視庁刑事・松下亜紀子は15年前、罪を犯しているという手紙が届きます。音無さんの上司千住は、その件は自分が調べると言うのでした。実は松下は貧困の子供たちの為の食堂を営んでいて千住は、よく松下の元を尋ねていた。音無さんも気になって松下の元を尋ねますが、そこにいた怪しい男も松下の事を見ていました。その男を音無さんは追いかけますが逃げられます。千住は松下が罪を犯すはずがないと庇います。音無さんの元上司である二宮に松下の事を聞きます。松下は毒針殺人事件を解決した有名人だったのです。音無さんが捜査から外した長田が倒れます。長田の同僚から責められる音無さん。病室には何と松下がいました。二人は知り合いでした。曽根崎殺害の容疑で別居中の妻が疑われます。実は曽根崎には8千万円の保険金がかけられていたのです。しかし音無の推測どおり曽根崎の妻にはアリバイがありました。捜査は振り出しに戻ります。松下の事が気になり彼女の事を調べる音無さん。松下の食堂には食堂を支援するパティシエの岡部由美がいました。彼女が作るクッキーを見て驚く音無さん。クッキーに書かれた文字と曽根崎の頬に刻まれた文字が同じ文字だという事が判明する。過去に曽根崎と同じく刑事が女装して死んでいた事件がありました。曽根崎と同じく毒殺でした。彼の妻は妊娠中で夫が亡くなったショックで流産していました。その妻こそが岡部由美だったのです。音無さんと三条さんは岡部由美に事情を聞きに行きますが「まだ終われない」という言葉を残して逃げます。捜査一課は岡部由美が犯人だと決め付ける。岡部由美の亡くなった夫は曽根崎に女装趣味の事を知られて自殺したと言うのです。夫の復讐の為に岡部は曽根崎を殺した。それが捜査一課の考えでした。その後、音無さんが松下の営む食堂で見かけた怪しい男と岡部由美が心中します。意外な展開です!!岡部由美の夫と同級生だった男は岡部由美の復讐を手伝っていました。復讐が終わり二人で罪を償う為に心中をしたと遺書に書かれていました。そして、その遺書には曽根崎が岡部の夫を脅していたと書かれています。これは監察の責任問題になるんじゃないのか?と捜査一課の捜査員に言われる音無さん。松下の事を庇う千住さん。なんでだろう?今のところ一番怪しいのは松下なんだけどなー一体、彼女は何を隠してるのかな?三条さんの情報によると15年前、曽根崎と岡部由美の夫は警察学校の同期だった。そして同じく同期で、もう一人山田という男が15年前に事故死したのです。彼の死は事故死と言われていますが実は盗み撮りしていてビルから落ちたのでした。その事を警察は隠していたのです。山田には写真館をしている父親がいました。山田の父親が真犯人かしら?二人の同期である山田の事を調べ始める三条さんと音無さん。山田が亡くなった場所も調べると、そこでは部屋の中まで見えないのです。本当に山田は盗み撮りしていたのか?岡部由美の心中事件は偽装かもしれないと言い出す音無さん。では二人を殺した真犯人は誰なのか?15年前に山田を事故死と見せかけて殺した犯人と同一犯?松下は、ある男に復讐をしようとしていました。毒針殺人事件で使われた毒針を男に刺す松下。解毒剤を打ってあげる代わりに真実を話せという松下。犯人は島岡でした。実は松下は15年前に殺された山田の母親でした。15年前、島岡は亡くなった山田、曽根崎、石黒と警察の同期でした。弱みにつけこんで女性に酷い事をする島岡。その様子を曽根崎にビデオカメラで撮影させて岡部由美の夫に見張り番をさせていた島岡。その事に気付いた山田を殺害します。そして子供が生まれる事で全てを話す気になった岡部由美の夫を島岡は殺害します。石黒は記者の下柳に告発しようとしますが曽根崎に、その情報を聞いた島岡が犯行に及びます。しかし曽根崎を殺害したのは岡部由美でした。全てを知っている下柳と岡部由美を殺害したのは島岡でした。山田の父親と離婚していた松下。息子が不祥事をした事をを受け入れた松下。それどころか自分の刑事人生の汚点にならないかと思った松下はそんな自分が許せなかった。警察をやめる松下。その後、下柳から全てを知らされた松下は島岡を殺す事を決意する。しかし松下は毒針など打っていませんでした。松下の目的は島岡に自白させる事でした。これで事件は無事解決です。音無さんへ松下の告発文を送ったのは松下でした。警察に言っても握りつぶされるだけだから音無さんと千住さんに賭けたのです。松下は末期の肺がん。最後の力を振り絞って息子の復讐を果たします。
2017.01.18
閲覧総数 5460
14
軽井沢へ旅行に来ていた「信濃のコロンボ」こと長野県警捜査一課・警部、竹村岩男(寺脇康文)と妻・陽子(麻生祐未)、友人の町医者・丸山亮介(温水洋一)の3人は、信濃追分にある雑貨店「オリーブ」で起きた殺人事件に居合わせる。死体は別の場所で毒殺されてから店前に置かれたことがわかったが、店主の丸岡一枝(北川弘美)には、死体の身元に心当たりがなかった。だが気がかりなのは、知らない人が来ると必ず吠える「オリーブ」の番犬・コタローは、死体が運ばれてきた時には吠えなかったというのだ。 数日後、東京・本郷追分でも同様の身元不明の毒殺死体が発見された。担当したのは、警視庁捜査一課の岡部警部(高橋克典)だった。死体の側には、どちらにも魔女の人形が置かれていた。岡部がネットで信濃追分の事件を読んでいると、竹村から電話が入る。足がかりが一向に掴めない中、「オリーブ」の店主・ 一枝の実家が、東京・本郷にあることがわかり、岡部に調べてもらいたいとのことだった。どちらの事件も「毒殺」「追分」と状況が似ていることから、偶然とは思えない竹村と岡部。早速、東京に向かった竹村は、岡部と共に捜査を始める。 竹村岩男:寺脇康文 竹村陽子:麻生祐未宮崎良雄:螢雪次朗 木下隼人:川村陽介 丸山亮介:温水洋一 丸岡一枝:北川弘美 谷田恵美:須藤理彩 谷田幸雄:八神 蓮 丸岡武人:小野寺 昭 永井満良:六平直政 佐々木享:原田龍二 桑江仲男:三浦浩一岡部和雄:高橋克典 信濃のコロンボこと竹村さんは妻の陽子と軽井沢に旅行に来ていた。そこで殺人事件に遭遇する竹村さんと丸山さん。事件現場は竹村さんが旅行中に立ち寄った雑貨店でした。雑貨店のオーナーは遺体の身元に心当たりはなかった。しかし雑貨店のオーナーである丸岡の飼い犬コタローは吠えなかったのです。実はコタローは知らない人には絶対に吠える犬なのです。なぜコタローは吠えなかったのか?その事が気になる竹村さん。警察の調べで毒殺された死体は別の場所から雑貨店に運ばれたのです。ある日、不審な男性が雑貨店オリーブの店の中を覗いていた。その時コタローは吠えませんでした。という事は丸岡と顔見知りの男性かしら?一向に手がかりが掴めない竹村さん。東京出身の丸岡の事を調べて貰うために岡部警部に電話する。その頃、岡部警部も竹村さんに電話しようとしていた。本郷追分で起こった殺人事件の遺体の側には魔女の人形が置かれていた。その事を聞いた竹村さんは東京に向かう。東京で岡部さんと合流した竹村さん。早速、丸岡の実家に向かいますがどうやら丸岡は父親から勘当されてるようだ。しかし竹村さんは丸岡の父親が長野に来ていた事を知る。軽井沢で殺害された男性が東京駅で軽井沢までの切符を購入していた事が分かります。しかし、その切符を利用した形跡はありません。じゃ殺害された男性は、どうやって長野に来たのか?岡部さんが担当している本郷追分の遺体の身元が判明します。安原幸三という名前でした。実は彼は北海道の江差出身でした。江差追分、信濃追分、本郷追分。全部、追分に関わってるのねー実は軽井沢で殺害された男性も北海道出身でした。遺体の身元は桑江仲男。桑江と安原は顔見知りだった。追分仲間だったのです。そして岡部さんの情報によると、また殺人事件が起こりその被害者の側には魔女の人形があったのです。しかし遺体はマンションの一室で発見され、そのマンションには麻薬取締官が張り付いていた。どうやら、この連続殺人事件には魔女の人形がポイントらしい。竹村さんが北海道に行き桑江と安原の事を調べていると魔女の人形を持っている子供がいたのです。その魔女の人形は、ある女性から購入したらしい。そして、その女性の父親は炭鉱の事故で亡くなったようだ。そういえば桑江と安原も炭鉱で働いていたのよねー桑江の妻はヤク中だった。あの魔女の人形を作っているのは谷田恵美。彼女が犯人かしら?その頃、岡部さんは麻薬取締官から事情を聞かれていました。そして竹村さんには脅迫状が送られてくる。陽子さんは丸山さんと呑気にカラオケ中。竹村さんは丸山さんに陽子さんの事を頼む。しかし脅迫状が送られてきた事を知った上司は竹村さんに捜査を外れるようにと命令する。武村さんは、そこで閃く。コタローがなぜ吠えなかったのか?それはコタローの知り合いだったからじゃないか?そこで丸岡に事情を聞くとコタローは人から譲り受けた犬でした。丸岡は東京の知り合いからコタローを譲り受けた。その知り合いは大工で雑貨店、三叉路のオーナー永井の家にも仕事で入った事がありました。当然コタローも永井の顔を知っていたのでしょう。だから永井が遺体を店の前に捨てても吠えなかった。そして永井は覚醒剤の密売をしていました。岡部さん達と麻薬取締官は三叉路に乗り込みます。実は安原は覚醒剤の密売の仕事を手伝っていました。安原は仕事の内容を伝えずに桑江を仕事に誘います。しかし仕事の内容を知った桑江は断ります。桑江は妻が覚醒剤の中毒になった事で覚醒剤を憎んでいた。だから手伝うはずがありません。そんな桑江を永井は殺害します。そして安原も永井が殺害するのです。桑江が持っていた東京から軽井沢行きの切符を見て桑江が軽井沢に行こうとしていた事に気付いた永井は軽井沢に桑江の遺体を移動させます。あれれ?桑江って東京で殺害されて遺体を軽井沢に移動したの?気付かなかった。。安原と桑江を殺害したのが永井だと気付いた男は永井を強請ります。しかし逆に永井に殺害されます。永井は警察に逮捕されます。その頃、谷田恵美は丸岡を殺害しようとしていました。谷田は炭鉱で死んだ父親の復讐をしようとしてるの?谷田恵美は丸岡を殺そうとしてたんじゃなくて自殺しようとしていた。谷田の弟は永井の下で働いていました。死体の側に魔女の人形を置いたのは永井の仕業でした。永井の仕事を抜け出そうとしていた弟への見せしめの為に人形を置いたのです。しかも永井は弟に警察に捕まりそうになったら薬を飲めと毒薬を渡される。そんな弟を守りたい谷田は全部、自分のせいにして死のうとしたのだ。犯人は永井でした。一番怪しかったのは谷田だけど谷田は別に事件と関わってなかったです。紛らわしい。。でも竹原さんに脅迫状を送ったのは谷田だから一応、罰せられるのよね?ついでに、いかにも怪しそうな丸岡の父親も別に事件に関わってなかった。私はてっきり谷田が父親の復讐の為に丸岡の父親を殺害しようとしてるのかな?と予想してたのに全然違った!!!ドラマの最後は丸岡と父親との和解が描かれていました。なんだかなー
2017.04.24
閲覧総数 4131
15
美奈のホテルに会社社長の泉航平(宅麻伸)と妻・幸子(いしのようこ)が宿泊。一方、美奈の夫で刑事の新太郎(羽場裕一)は強盗犯の龍哉(猪狩賢二)の捜査を。だが翌日、龍哉が遺体で見つかる。その後、龍哉が幸子と接触していたことが分かる。中川 美奈・・・東ちずる中川 新太郎・・・羽場裕一中川 政子・・・岡田茉莉子殿山警部・・・若林豪泉 航平 - 宅麻伸泉 幸子 - いしのようこ嶋田 理恵 - 高橋かおり小百合 - 山村紅葉大重 辰夫 - 深水三章渡辺 亜希子 - 大路恵美龍哉の姉の理恵は美奈の旅館で花の管理をしていました。理恵に弟の事について事情を聞きにいく新太郎。しかし理恵は弟とは縁を切ったと言って、どこにいるのか分からないと言うのです。その後、龍哉の遺体が発見されます。龍哉と泉社長の妻が会っていた事が判明します。美奈の旅館で働く仲居が泉社長の妻、幸子が巻いていたピンクのストールをゴミ置場で発見して隠し持っていたのです。龍哉の遺体には繊維が付着していました。ピンクのストールと照合するか調べなければいけません。そこで新太郎がピンクのストールに血痕がついてる事を発見。どうやら龍哉を殺害した時の凶器がピンクのストールだったのではないか?と疑います。最初は面倒ばかり起こす弟の龍哉を殺害したのは姉の理恵だと推測していた新太郎ですが今度は幸子が犯人だと言い出します。呆れる美奈。実は理恵と龍哉は幸子をうらんでいました。幸子の父親が経営する会社が昔、詐欺事件を起こしたのです。その被害者が理恵の両親でした。理恵の両親は無理心中をしようとしますが子供達だけが助かったのでした。幸子の事を覚えていた龍哉は雑誌に載っていた幸子を見て指宿までやって来て脅迫しようとしたのです。理恵は幸子が弟を殺したのだと主張します。しかし幸子は最初、龍哉の事は知らない。ストールは拾ったのだと容疑を否認します。夫に昔のことを知られたくないからでした。でも結局、夫に父親の詐欺事件のことを告白する幸子。泉の秘書である渡辺は幸子と離婚したほうが会社の為だと言うのですが泉は拒否します。理恵は幸子に復讐を誓います。そこに昔から世話になっている元刑事の大重が登場。幸子に復讐するという理恵を大重は殴ります。理恵には前科がありました。今は花屋を経営していますが、それまでとても苦労していたのです。もうすぐ大女将が主催するお茶会の開催日です。その、お茶会に招待されている泉社長夫婦と理恵。理恵はナイフを忍ばせて、お茶会に出席します。もちろん新太郎と殿山警部も、お茶会に出席。理恵は幸子に復讐することは出来ませんでした。その頃、大重の遺体が発見されます。しかし大重を殺害する動機を持つ犯人は全員、お茶会に出席していました。でも美奈は大重が殺害されたトリックを見事に解き明かします!やっぱり新太郎は役に立たないなー犯人は大重に睡眠薬を飲ませて浜辺の岩にくくりつけます。そして潮の満ち引きを利用して大重を殺害したのです。そうすればお茶会に出席しても大重を殺害する事が出来ます。一体、犯人は誰だろう?新太郎は理恵が怪しいと言い出します。理恵は花屋を開店する時の開店資金などを大重に借りていたのです。その後、幸子にもアリバイがないことが判明。実は美奈と幸子は幸子が新婚旅行で植えた木を見に行っていたのです。1人になりたいと言い出した幸子を残して美奈は戻ってのです。やっぱり幸子が犯人かしら?それにしても大重は、どうして犯人が分かったの??大重の乗っていた車が発見されます。そこは幸子と泉社長が25年前の新婚旅行中に木を植えた場所でした。やはり幸子が怪しいと言い出す新太郎。でも美奈はICレコーダーを発見!!これで犯人が分かりました。犯人は泉社長でした。えー!!!!ICレコーダーには大重と泉社長の会話が録音されていたのです。意外な犯人でした。私は、てっきり秘書の渡辺かと。。。渡辺は睡眠薬を持ってたしなー幸子が龍哉に呼び出されて慌てて旅館から飛び出す様子を見た泉社長は後をつけます。幸子は龍哉にストールで首を絞められて殺されそうになりますが龍哉がカモをすぐに殺すわけもなく幸子は逃げ出します。物陰に隠れていた泉社長は君は誰だ?と龍哉に聞くのでした。そこで幸子の父親の詐欺事件のことを初めて知ります。泉社長は被害者には必ず金を返すと約束するのですが龍哉が素直に聞くはずもなく泉社長は龍哉を殺害してしまいます。その後、大重から「あんたが龍哉を殺したんだろう?俺は証拠を握っている」という電話を受けて大重と会う事になります。証拠は、どこにあると聞く泉社長ですが大重と会った事こそ龍哉を殺害した証拠だと言うのでした。そうです。大重はカマをかけたのです。泉社長は大重も殺害してしまうのでした。あれー大重は、どうして泉社長が犯人だと睨んだんだろう?大重は刑事の勘って言ってたけど、それだけ?最初は会社の為に龍哉を殺したと自供した泉社長ですが本当は幸子の為に殺害したのでした。龍哉を放っておけば、いつまでも幸子に付きまとう。それを阻止したかったのです。泉社長は、それぐらい幸子の事が大切だったのです。最初は泉社長に対して怒り狂っていた理恵ですがそんな2人を見て、そっと姿を消します。理恵は花屋を閉めようとしていましたがもう一度頑張ってみると美奈に言います。これで無事に事件解決。今回は新太郎の推理が冴え渡っていましたが肝心のトリックの謎を解いたのは美奈でした。さすがですねードラマの内容もとても面白かったです。やっぱり大女将と美奈、新太郎のコンビが面白かったなーそれに殿山警部と新太郎のコンビも笑えます。後は仲居頭がねー山村紅葉さんてイマイチ面白くないのよねー
2013.05.04
閲覧総数 4895
16
大学教授の針生田(矢島健一)が暴行未遂容疑で逮捕され、弁護士の鈴原(西郷輝彦)と香月佳美(富田靖子)が弁護を依頼された。しかし、針生田が以前“諏訪竜二”名義で“前田結花”という女性に大金を振り込んでいたという疑惑が発覚し、針生田に対する嫌疑が深まっていく。そんな中、実際に前田結花と諏訪竜二が遺体で発見され…。離婚訴訟で負けたことから弁護士を目指し始めた異色の経歴を持つ佳美が、事件の真相に迫る!香月佳美…富田靖子鈴原英治郎…西郷輝彦門倉昌和…渡辺いっけい針生田耕介…矢島健一針生田珠季…黒田福美桧山満枝…浅見れいな宮沢修二…菅原大吉宮沢芙由美…末永遥栗山拓実…東根作寿英上司に指示されたアパートの一室に向かうと、その部屋が突然、爆発する。派手な展開だねーあるシンポジウムで出会った針生田耕介の弁護をする事になった鈴原と香月。元教え子から暴行未遂容疑で訴えられた針生田耕介。針生田の妻から弁護を依頼された鈴原たち。同じシンポジウムに参加していた桧山が針生田耕介のゼミの生徒で今回の暴行未遂の被害者である女学生を連れてくる。桧山は女性の権利を訴えていた鈴原が、どうして針生田耕介の弁護をするのかと激怒して抗議に来たのだ。針生田耕介の妻は夫の部屋を捜索し諏訪竜二名義から前田結花名義に大金を振り込んでいた用紙を見つける。鈴原の力添えで釈放された針生田耕介ですがマスコミに囲まれる。針生田耕介の妻は諏訪竜二と前田結花の事について問い詰める。諏訪竜二は多分、針生田耕介のことだろう。では前田結花は誰だろう?出火による事故で前田結花という女性の遺体と諏訪竜二の遺体が見つかる。しかも、この事件はただの出火による事故ではなかった。桧山が香月の新事務所に訪ねてくる。桧山は針生田耕介の暴行未遂の被害者上原に損害賠償の裁判を起こさせる予定だ。だから弁護士を香月に頼みに来た。針生田耕介の弁護士を解任された鈴村は好きにしたら言いという。そして香月に前田結花と針生田耕介を調べろと指示する。前田結花の関係者に針生田耕介について聞きますが誰も彼の事を知りません。前田結花の中学時代の友人であるフーミンの情報を得る香月。フーミンこと宮沢は何も知らないと言う。宮沢はエリーなら知っているかもと言うがエリーの居場所は知らない。一方、針生田耕介は上原を名誉毀損で訴えるようだ。急いで上原に連絡を取ろうとしますが上原がどこにいるか分かりません。そこで桧山に助けを求める香月。針生田耕介は何だか怪しいのよねー夫を妻も疑っている。その針生田耕介の妻に怪しい電話がかかってくる。針生田耕介は前田結花とエンコーしていたようだ。それをネタにして脅されたのか!!針生田耕介は名誉毀損を取り下げる事にする。本当にエンコーしていたのか!!警察では前田結花と諏訪竜二が他に何人もの相手を恐喝しているんじゃないか?と疑います。鈴村は針生田耕介に会いに行きます。私に何か出来る事はありますか?と問う鈴村。針生田耕介は今までの事を謝罪し、今ある人物を調べている。その調査結果が出たら全てを話すと言う針生田耕介。誰を調べてるの?香月の事務所に上原が訪ねてくる。上原は桧山を避けているらしい。実は針生田耕介から暴行未遂の被害を受けた事は全部嘘だと言う上原。嘘なの??針生田耕介から肩や体を触れられた事はあるが、その事を桧山に話すと許せないと激怒する桧山。そこで暴行未遂のシナリオを描いたのだ。警察は宮沢に会いに行く。何も知らないという宮沢。そこで刑事の門倉は香月が宮沢に会いに来た事を知る。門倉たちは針生田耕介と前田結花が繋がっている事を初めて知る。あーあ。。行方不明だった針生田耕介の遺体が発見される。胸を刺されて死亡した。そして今度は針生田耕介の妻が行方不明になる。宮沢の夫が自首します。宮沢の夫が諏訪竜二と前田結花の自宅を放火したのだ!!えーどういうこと?宮沢の夫は高校教師でした。宮沢を更正させて二人は結婚。幸せな生活を送っていたのに諏訪竜二と前田結花が二人の元を訪ねます。宮沢の過去を周囲に暴露すると宮沢の夫を恐喝する。それで二人を殺したのか!!宮沢に事情を聞く香月。実は宮沢も鈴村たちが参加したシンポジウムに来ていたのだ。シンポジウムで昔の仲間と再会したという宮沢。宮沢はシンポジウムに行くべきではなかったと言う。宮沢はエンコーをしていた。その事で脅迫されていたのだ。シンポジウムで宮沢は誰と会ったのか?前田結花や諏訪竜二だけじゃなく他にもう一人いるようだ。その頃、針生田耕介の妻が血の付いた包丁を持ったところを確保される。えー針生田耕介を殺害したのは妻なの??針生田耕介の妻は夫が援助交際をしたり上原に暴行未遂をした事は本当なのだと思い込みます。夫が破滅する。夫が破滅したら自分は死んでしまう。だから夫を殺害したの?香月は何かモヤモヤすると言う。針生田耕介の相手は宮沢なのか?宮沢はシンポジウムで昔の仲間が集まったと言う。誰を見たのか?針生田耕介は誰かの調査をしていた。その調査結果を鈴村に託します。一体誰を調査していたのか?引っ張るなーまぁ残りは一人しかいないよね?でも罪になるの?前田結花と諏訪竜二を殺害したのは宮沢夫やし針生田耕介を殺害したのは妻でしょ?香月は門倉と桧山を呼び出します。やっぱり残る一人は桧山でしたね!桧山は両親が亡くなった事で荒れていました。そしてエンコーをしていたのです。エミーは桧山だった。前田結花は針生田耕介を知らなかった。針生田耕介は、それなのに前田結花に大金を振り込んでいた。実はエミーこと桧山は前田結花に昔のことで脅迫されていました。そこで桧山は前田結花に成りすまして針生田耕介を脅迫。そうやって針生田耕介に前田結花名義で振り込ませていたのだ。シンポジウムで宮沢に再会した桧山。桧山は前田結花と諏訪竜二に宮沢の話をしました。当然、前田結花たちは宮沢を脅し始めます。一人イジメられるのは辛いから話したって最低!!!しかし桧山を罰する事は出来ると言う香月。まず上原をそそのかして虚偽の暴行未遂事件で起訴しようとしたこと。そして針生田耕介の妻に夫の殺害をほのめかすような電話をしたこと。そんな証拠はないと桧山は言うが何としても立証してみせると言う香月。これで事件は無事に解決かな?何とか桧山の事を罰して欲しい!なかなか面白かったなーテンポも良かったし!それに渡辺いっけいさん出てたしね(笑)渡辺いっけいさんと富田さん良い雰囲気になりそうだったのに続編は作られてないようだ(涙)残念!!!
2019.10.19
閲覧総数 2100
17
警視庁捜査一課の十津川警部(高橋英樹)と亀井刑事(高田純次)たちは、今注目の新人歌手・蘭カオル(芹澤みづき)が殺害された事件を捜査していた。蘭カオルの父・柴田秀夫(螢雪次朗)をはじめ、彼女と親交のあった誰もが被害者は恨みを買うような人柄ではないと口を揃えるが、鈍器で頭部を殴られた後、とどめをさすように黒いロープで首をしめられるという酷い殺され方だった。十津川は犯人がなぜ黒のロープを用いたのかが気になるが、松山刑事(宇梶剛士)が栃木県内にあるロープ工場に足を運んで調べたところ、都内だけで200もの店舗に出荷されており、購入者を突き止めるのは難しかった。 その捜査からの帰り、松山は東北新幹線の車内で懐かしい人物と出会う。偶然、隣の席に、幼なじみの矢代圭子(酒井美紀)が座っていたのだ。小学生のとき彼女が山形県に引っ越して以来の再会で、圭子は現在、都内の出版社に勤務し、旅行情報誌の編集を担当しているという。2人は思いがけない再会を喜び合う。 数日後、女優の小池祐子(松本若菜)が仙台市内で死体となって見つかった。頭部を鈍器で殴ったのちに黒いロープで絞殺、という手口が蘭カオルの事件と酷似しており、宮城県警に確認したところ、凶器のロープの材質や色はもちろん、長さまでまったく同じと判明、同一犯による犯行と思われた。犯人は、蘭カオルと小池祐子の2人に恨みを抱く人物なのか…!? だが、十津川たちが必死に捜査を続けても、2人の接点が見つからない。そして、なぜ小池祐子が仙台まで出かけていったのか、その目的も謎に包まれていた。 そんな中、山形県内で取材中の圭子から松山に電話が入る。圭子は事件当日の朝、東京駅で女優の小池祐子が“東北新幹線やまびこ129号”に乗車したのを見たという。その際、ホームの物陰から40歳ぐらいの女性が小池祐子のことをにらんでいたのを目撃したと話す。松山たちが調べたところ、その女は小池祐子の所属する事務所社長・藤沢時彦(神保悟志)の妻・静江(筒井真理子)だとわかる。藤沢と小池祐子は以前から男女の関係にあり、静江は浮気の現場を押さえようと思って東京駅で張り込んでいたが、夫が現れなかったため帰宅したと主張。静江は帰宅後、不動産業者と電話でやりとりしており、確固たるアリバイがあった。 その矢先、歌手の蘭カオルとひそかに交際していた音楽番組ディレクターの倉田功(倉田てつを)が、一方的に別れを告げられ、彼女に恨みを抱いていたことが発覚。倉田は蘭カオルが殺された夜のアリバイはあるが、小池祐子が殺害された日は休みを取っており、アリバイはなかった。同じように、静江にも小池祐子が殺された日のアリバイはあるが、蘭カオルの事件の日の行動は証明できなかった。もしや、この事件は静江と倉田による“交換殺人”ではないか…!? 十津川たちは2人の動きを張り込むが、その直後、女子大生の白根愛美(石丸佐知)がまたもや同じ手口で殺されて…!?十津川警部・・・高橋英樹亀井刑事・・・ 高田純次矢代圭子・・・ 酒井美紀松山刑事・・・ 宇梶剛士西本刑事・・・ 森本レオ北条刑事・・・ 山村紅葉藤沢静江・・・ 筒井真理子藤沢時彦・・・ 神保悟志木下直也・・・ 渋江譲二倉田 功・・・倉田てつをミュージシャンの蘭カオルが殺害される。彼女の周辺を調べても蘭カオルをうらんでいる人は誰一人いませんでした。しかし鈍器で頭部を殴られて、さらに首をしめられる殺されかたを見ても相当恨まれているように見える。十津川さんの部下 松山は新幹線の中で幼馴染の矢代圭子と偶然再会する。矢代圭子は雑誌記者です。仕事で取材に行く時に、ある女優を見かける。続いて仙台市郊外で女優の小池祐子の遺体が発見される。鈍器で殴られロープで首を絞められていた。しかもロープは黒いロープだ。蘭カオルと同じ方法で殺されていた。急いで仙台に向かう十津川さんたち同一犯かな?小池祐子は何しに仙台に来たのか?事務所社長の藤沢は彼女は人に会う予定で仙台に行ったと言います。小池祐子には身寄りもなく彼女の遺体は自分が引き取ると藤沢は言いました。亀さんは二人が女優と事務所社長の関係ではないと考えます。蘭カオルと小池祐子の接点がなかなか見つかりません。矢代圭子は駅で小池祐子を見かけた事を松山刑事に知らせます。小池祐子の周辺に不審な人物はいなかったか?と聞きます。40代ぐらいの怪しい女性がいた事を松山刑事に伝える矢代圭子。小池祐子を見ていた怪しい女性は藤沢の妻静江だった。小池祐子の司法解剖の結果を聞くと小池祐子の体内から「さくらんぼの種」が見つかったと言う。十津川さんたちは藤沢静江をたずねます。彼女は素直に小池祐子を尾行していたことを認める。それは二人の浮気の証拠を掴む予定だったが藤沢と合流しなかったので東京に帰ったと言います。彼女のアリバイも確認されました。蘭カオルが音楽番組のプロデューサー倉田と付き合っていた事が分かる。しかもプロデビューが決まった時に倉田とは別れました。その事に不満を持っていた倉田が殺したのか?と思ったけど彼にも完璧なアリバイがありました。西本刑事は、もしかしたら交換殺人じゃないか?と言いだします。そうなると倉田や藤沢静江にアリバイがあっても殺人は可能になります。しかし次の殺人事件が起こります。被害者は女子大生の白根愛美が殺害される。これで交換殺人説も消えたな!小池祐子の体内から出てきたさくらんぼはナポレオンという品種でデザートなどに使われるさくらんぼでした。倉田と藤沢静江は知り合いのようです。でも十津川さんは交換殺人説には乗り気じゃなさそうだ。しかし1つの共通点が浮上します。白根の兄、藤沢、蘭カオルの父親は釣りが趣味でした。十津川さんは被害者ではなく大切な人を亡くした白根の兄、藤沢、蘭カオルの父親の苦しむ姿を見たかったんじゃないか?と考えます。釣具店に向かうと白根の兄。藤沢、蘭カオルの父親は、とても仲が良かったと言います。しかし去年、山形に釣りに行った後から3人で会わなくなったようだ。そのころ何があったのか?女子児童が亡くなる交通事故がありました。犯人はまだ捕まってません。もしかしたら亡くなった女子児童 遠藤美香の遺族の仕業かもしれない。十津川さんは遠藤の自宅に向かいますが遠藤美香の父親はすでに亡くなっていた。蘭カオルの父親に事情を聞きますが、轢き逃げの事は否定します。亡くなった遠藤の妻は東京に行ったきり連絡もないと言う。その亡くなった遠藤の妻こそ矢代圭子でした。あーそういう事ね!!矢代圭子に事情を聞く十津川さんたち。矢代圭子は取材中ずっとカメラマンと一緒だった。新幹線の中では化粧直しをする時だけ離れたと言います。矢代圭子は容疑を否認します。警察が分からなかった娘を轢き殺した犯人をどうして私が知ることが出来るのか?と言います。もし犯人が分かったのなら早く逮捕して欲しいと言うのでした。確かにその通りだねー矢代圭子には完璧なアリバイがありました。でも十津川さんは、その完璧なアリバイを崩します。実は小池祐子は仙台には行かず矢代圭子の指示で山形に向かいました。山形行きの切符に小池祐子の指紋があれば矢代圭子の犯行を立証できます。蘭カオルの父親が自首します。轢き逃げを認めました。やはり十津川さんの推測通り白根愛美の兄、藤沢、蘭カオルの父親が一緒に車に乗っている時に矢代圭子の娘 遠藤美香を轢き逃げしたと自白したのです。松山は、どうしても矢代圭子が犯人だとは思えない。矢代圭子がどうして轢き逃げ犯が藤沢たちだと知ったのか?もしかしたら藤沢の妻静江が轢き逃げの事を知って矢代圭子に伝えたのかもしれないと推測します。松山刑事は矢代圭子に轢き逃げ犯が自首したと電話します。松山刑事は矢代圭子の無実を信じて必死で捜査をする。そしてようやく黒のロープを見ている藤沢静江の防犯カメラ映像を発見する。十津川警部は、これだけじゃ弱いと言います。突然、矢代圭子が消えます。そして山形行きの新幹線にだけしか売っていない弁当を買った時に十津川警部は気付きます。もしかしたら、この弁当を小池祐子は食べたのかもしれない。なぜなら弁当には、さくらんぼが入っていたからです。自殺しようとしていた矢代圭子を発見します。松山刑事は死のうとする彼女を必死で止めます。矢代圭子は、どうして轢き逃げ犯が藤沢たちだと分かったのか?それは矢代圭子が轢き逃げ犯たちの車を目撃しビデオカメラに撮っていたからです。警察にはビデオカメラの存在を伝えなかった。母親の私が犯人に罰を与えようと思ったから警察には何も言わなかった。ナンバープレートから犯人をたどるのは難しかった。でも専門家に依頼してようやく犯人が判明した。轢き逃げ犯だけじゃなく娘を助けようともしなかった藤沢や白根たちにも罰を与えなくてはいけないと思った矢代圭子。だから轢き逃げ犯の3人の男達の大切な人を殺す事にしたのだ。小池祐子には架空のCM契約の話をチラつかせて山形呼び出しました。白根愛美は自宅を訪ねて兄の事で折り入って話があると家に入りこみ彼女を殺害しました。犯人は矢代圭子でした。松山刑事もガッカリですねー矢代圭子は誰かに止めて欲しかったと言います。松山刑事はバカヤローと言って激怒します。さくらんぼが犯人を教えてくれた。さくらんぼが大好きだった遠藤美香がお母さんが死ぬのを止めてくれたんだと十津川さんたちは言います。矢代圭子は松山刑事に謝ります。これで事件は無事に解決しました。
2020.02.10
閲覧総数 6504
18
西新宿のアパートで倉田裕司(山中聡)の他殺体が発見される。 倉田には15年前、1億円の強奪と、その逃走中に親子連れをひき逃げした前科があった。出所したのはたった3週間前。15年前の事件で奇しくも倉田の逮捕に立ち会っていた水沢礼子(片平なぎさ)は、特別な思いで捜査会議に臨む。そこには、15年前に礼子とコンビを組み、倉田に手錠を掛けた熱血刑事、高柳信一(植草克秀)が管理官として出席していた。久しぶりに同じ事件に携わることとなった二人は、立場こそ違えど、互いに事件解決への意欲を燃やす。その現れか、高柳は本来なら本庁の刑事が担当する捜査を、水沢班に任せるという異例の指示を出す。 礼子たちはまず、倉田と揉めていたというアパートの家主、遠藤明(和田聰宏)への聞き込みから始める。遠藤は、匿名の電話で倉田に前科があると知り、別のアパートを紹介しようとして口論になったというのだが…。 その後、倉田宛の未開封の荷物からスコップと軍手が、また倉田の体内から、死ぬ直前に飲み込んだと思われる15年前に大量生産されたプレハブ小屋の鍵が発見される。15年前に奪われた1億円は、今も行方が分かっていない。倉田はどこかに隠した1億円を、掘り出そうとしていたのか。礼子は、15年前の事件をもう一度洗い直す必要があると、高柳に捜査の拡大を要望する。ところが、高柳は「あの事件はもう終わった」と、水沢班の推理自体を即座に却下。そればかりか、本庁の刑事に秘密裏に礼子たちの動きを監視するよう命じる…。 礼子は、15年前の高柳との違いに戸惑いを覚えつつも、管理官命令に従おうとする。だが、そんな礼子に、そして高柳に、萩尾康弘(南原清隆)ら水沢班のメンバーは反発。礼子は部下たちの意を汲んで、15年前、一緒に捜査に携わったもう一人のメンバー、立見修治(本田博太郎)を訪ねていく。 1年前に退職をした立見は、15年前の事件には共犯者がいたという新事実を礼子たちに打ち明ける。ひき逃げされた親子のうち母親は即死だったが、当時10歳だった息子は一命を取り留め、犯人は男二人だったと取り調べの警察官に証言していたというのだ。まだ幼かった少年には、この警察官が誰だったのか記憶はなく、なぜかこの貴重な証言はもみ消されたのだという。驚きの事実を知った立見は、退職後も一人で捜査を続けていた。礼子は、そんな立見の警察官としての心意気に打たれ、高柳と対立してでも15年前の真実を見つけ出すと心に誓う。 その後、大神瑞希(佐藤仁美)や青野信吾(山崎裕太)らの活躍で、倉田と遠藤は、実は幼なじみであることが判明。また、15年前の事件後、遠藤の父親が苦しんでいた借金が、完済されている事実をつかむ。 一方、高柳にずっと違和感を抱いていた萩尾は、高柳に“ストーリーテラー”の異名があることを突き止める。事件を起訴にまで持ち込むため、都合のいい物語を描く者という意味らしい。「15年あれば人は変わる」。そう萩尾に言われても、なかなか受け入れられない礼子…。そんな中、立見が何者かに襲われるという事件が発生。また、業績難が続いている遠藤が長いこと手放さないでいる土地を調査した結果、現金が出てくるとの萩尾たちの期待を裏切り、なんと白骨化した人間の頭蓋骨が発掘される!! 水沢礼子 片平なぎさ大神瑞希 佐藤仁美 青野信吾 山崎裕太 柳井一郎 岡本信人 高柳信一 植草克秀 関根夕子 高橋かおり河合洋介 長谷川純 倉田裕司 山中聡 遠藤 明 和田聰宏 立見修治 本田博太郎 畠山義信 石丸謙二郎 水沢公子 冨士眞奈美 萩尾康弘 南原清隆 15年前、強盗事件を起こし逃走中に親子連れを轢き逃げした前科がある倉田が出所直後に殺害される。15年前に倉田を逮捕したのが水沢さんと当時の水沢さんの同僚、高柳。倉田が殺害された場所は西新宿9丁目のアパートの一室でした。身元が分かるものが何もなかったのですが水沢さんが倉田だと確認します。倉田は3週間前に出所したばかりでした。15年前に盗んだ一億円は不明のまま。倉田は事件の事を黙秘していた。事件の捜査会議で15年前に一緒に組んだ高柳と再会する水沢さん。高柳は管理官と事件にかかわります。倉田と揉めていたアパートの大家 遠藤の聞き込みを水沢さんたちが任される。遠藤は倉田の殺害を否定する。アパートに倉田のような男を住まわせている事にクレームが入り他のアパートを紹介しようとすると倉田が激怒したのです。しかし遠藤にクレーム電話をかけた人物は見つかりません。倉田の胃の内容物の中に鍵がありました。萩尾さんは、この鍵が一億円を見つける鍵になると言います。他にも倉田宛に送られた荷物の中にスコップと軍手が発見される。水沢さんや萩尾さんは15年前の事件を調べ直そうとするが高柳は反対します。萩尾さんたちは15年前の事件を担当した立見に事情を聞きます。立見は倉谷は共犯者がいたんじゃないか?と言います。そして15年前に倉田に轢き逃げされた息子は生き残っていた。息子の河合洋介は車に乗っていたのは二人組みだというのです。河合洋介に会いに行く水沢さんたち。15年前に犯人は二人いたと刑事に訴えたがその刑事は証言を無視したのです。河合洋介の証言を無視した刑事とは誰なのか?立見は水沢たちと高柳に会いに行くが高柳は相手にしてくれません。倉田が持っていたクレジットカードの請求書を調べるとアパートの大家である遠藤と殺害された倉田は幼馴染でした。しかも15年前、遠藤の父親は借金をしていた。倉田の共犯者は遠藤なのかしら?でも遠藤にはアリバイがありました。水沢さんたちに高柳管理官は尾行をつけていた。高柳は何を恐れているのかしら?萩尾さんたちが高柳を疑うが水沢さんは高柳が変わった事が信じられません。萩尾さんたちは水沢さんに内緒で遠藤の土地を勝手に調査する。すると白骨が発見されます。あれれ一億円はどこ?遠藤に事情を聞こうとすると彼は血を流して倒れていた。遠藤は意識不明の重態。えー一体誰が犯人なんだろう?全然分からない。勝手に倉田の土地を調査した水沢さんたちに激怒する高柳。逆に河合洋介の証言を握りつぶしたのは高柳さんですか?と問う水沢さん。水沢さんたちは河合洋介の犯行かもしれないと疑います。その河合洋介は立見に遠い所に行くと電話する。しかしその後、立見は心臓の発作を起こし倒れる。河合洋介は高柳に復讐するのかしら?と思ったら何と水沢さんの部下である柳井さんに襲い掛かります。何で?水沢さんたちは河合洋介の元に向かいます。河合洋介は3人目の共犯者をつれて来いと言うのです。遠藤の土地で見つかった白骨は植村健太という男性でした。そして植村の妻が関根夕子です。関根夕子は河合洋介が働いている店のオーナーです。そして植村健太は関根夕子に暴力を振るっていた。植村健太は姿を消し関根夕子は幼馴染と駆け落ちしたのです。植村健太を殺害したのは関根夕子かな?高柳はSATを突入させて河合洋介を射殺しようとしていた。そんな高柳に反発する萩尾さんたち。水沢さんたちは関根夕子に事情を聞きます。実は関根夕子は遠藤と倉田の幼馴染でした。そして関根夕子を助けたのは倉田だったのです。倉田は関根夕子の夫 植村健太を殺害。植村健太を遠藤の土地に埋めます。しかし遠藤の土地は土地開発をする事になり植村健太の骨を移動させる事になります。倉田は犯人に殺される前に、鍵を飲み込みます。それは関根夕子を守るためでした。そして15年前の事件の3人目の共犯者は関根夕子でした。関根夕子は自分を助けてくれた遠藤と倉田を何としても手伝いたかった。その頃、柳井さんが河合洋介に刺されます。SATに射撃命令を出そうとしますが水沢さんに止められます。そして水沢さんは関根夕子を連れて監禁現場に向かいます。河合洋介は3人目の共犯者が関根夕子だと知り驚きます。当然、河合洋介と母親を轢き逃げして見殺しにした時も遠藤と倉田と一緒に車に乗っていました。関根夕子は河合洋介の力になりたくて彼に近づいた。償いたかったのだ。でも河合洋介はショックを受け関根夕子を責めます。関根夕子が許せないと河合洋介は言います。彼女を連れて来いと言うのですが河合洋介を人殺しにする事は出来ないと水沢さんは言います。関根夕子を殺害したら河合洋介は苦しむだろう。SATは河合洋介を射殺しようとします。畠山さんは高柳に撃たせてはいけないと言います。そこで高柳は現場に向かいます。そして自分が河合洋介の証言を握りつぶしたのだと告白するのです。罪には罰が必要だと高柳は河合洋介の元に向かいます。その時にSATが河合洋介を射殺しようとしますが高柳が庇います。それでも高柳を殺害しようとする河合洋介ですがそこに立見がやって来ます。何と倉田と遠藤を殺害したのは立見だった。犯人は立見でした。立見は河合洋介に倉田の居場所を教えてしまった。胸騒ぎがして倉田の元に向かいます。河合洋介が倉田を殺害しようとしますが逆に倉田にナイフで刺されそうになります。そこで立見が倉田をナイフで殺害してしまうのです。河合洋介は続いて遠藤も殺害しようとするが先に立見が遠藤に会いに行く。実は立見は誰かに突き飛ばされて怪我をしました。立見は自分を突き飛ばしたのが遠藤だと気付き倉田の共犯者が遠藤だと知ります。そして遠藤に会いに行き事件の全てを話してくれと言います。遠藤は俺達は捕まらないと言いもう一人共犯者がいる事を知る立見。遠藤も立見が殺害します。それでも河合洋介は高柳たちに復讐しようとしますが立見が止めます。自分が事件の真相に迫れなかった。自分が悪い。そうやって河合洋介に謝罪する立見。それでも納得がいかない河合洋介。君には未来がある。もう終わりにしようと河合洋介を説得する立見。水沢たちは河合洋介に頭を下げて謝罪します。もう終わりにしようと、もう一度言う立見。涙を流す河合洋介。河合洋介を殺人犯にしなかった立見。これで前に進めるかしら?立見は生まれ変わっても警察官になりたいと言います。それに頷く水沢さんたち。立見のように責任感のある警察官が増えて欲しい。やっぱり、このシリーズは面白い!!
2017.07.28
閲覧総数 2732
19
弁護士の里村タマミ(沢口靖子)は生後3か月の我が子を殺害した母親の弁護を担当することになった。依頼人は被害者の父親で加害者の夫でもある八尋典孝(飯田基祐)である。恵まれた境遇ながら育児ノイローゼに陥った母親・由花(浜丘麻矢)が息子を殺した悲惨な事件は大きく報道されたため、タマミも鮮明に覚えていた。典孝は父親の郁造(若林豪)が一代で築いた大企業を受け継ぎ、仕事に忙しくて家族を振り返る余裕が無かったと無念の表情で語る。典孝の妹・峯田加寿子(山下容莉枝)も由花を支えることができなかったと自分を責める。加寿子と夫・繁之(井上康)には子どもがおらず、加寿子は赤ん坊を可愛がっていたのだ。由花は犯行後、霧ヶ峰に向かい山中を彷徨っていたところを偶然通りかかった地元の陶芸家・乾陶子(櫻井淳子)に保護され、今は心療内科に入院しているという。タマミは主治医の阿久津寛治(太川陽介)と相談しながら慎重に弁護の方針を検討する。タマミと助手の正木憲一(佐々木岳史)は陶子の元を訪ねる。陶子は由花が自殺をしようとしていたのではないかと語った。その日陶子は行方不明中のカメラマンで恋人の秋島由夫(久ヶ沢徹)を探していたのだと、その場に居合わせた理由を説明する。その秋島の遺体が山中で発見された。警察は殺人事件として捜査を開始し陶子も取調べを受ける。陶子はタマミに秋島の子を宿していることを打ち明け、助けを求める。そんななか、タマミは秋島が撮影した霧氷の写真パネルの裏に、別の写真を隠しているのを発見する。その写真には意外な人物が写っていた。調べをすすめると、その人物は誰かに脅迫されていたようだ・・・。タマミは先輩弁護士・塔之木善隆(古谷一行)のアドバイスを受けて事件の全貌を見直した。すると、由花が起こした子どもの殺害事件と秋島の失踪そして殺害が、見えない糸で結ばれていることに気づく・・・。 乾陶子(陶芸家) - 櫻井淳子八尋由花(典孝の妻・育児ノイローゼにより息子を殺害) - 浜丘麻矢八尋典孝(由花の夫・「八尋商事」社長) - 飯田基祐八尋侑造(典孝の父・「八尋商事」創業者) - 若林豪峯田加寿子(典孝の妹) - 山下容莉枝峯田繁之(加寿子の夫) - 井上康新倉(諏訪北署 刑事) ‐ 金子裕桜井麻子(「藤波マタニティクリニック」看護師長) ‐ 志水季里子阿久津寛治(「慶名病院」医師) - 太川陽介山口昌代(「慶名病院」看護師) ‐ 川俣しのぶ秋島由夫(陶子の恋人・カメラマン) - 久ヶ沢徹長谷部(検事) ‐ 篠塚勝百合川(裁判長) ‐ 越村公一生後3ヶ月の息子を育児ノイローゼの為に殺害した母親 八尋由花の弁護をする事になった里村タマミ。由花の夫典孝は父親が築いた会社を受け継いでいた。里村先生は息子を亡くした夫が妻の弁護を依頼する事に疑問を持っていた。しかし夫の典孝は世間のイメージもあるので早く事件を終わらせたがっていた。容疑者である由花は何も喋りません。そこで里村先生は由花を霧が峰で保護した乾陶子に事情を聞きに行く。乾は由花を保護した日にカメラマンの秋島と会う約束をしていた。しかし、その日から秋島は行方不明になったのだ。その後、秋島の遺体が山中で発見される。里村先生は典孝の父親に会います。彼から典孝に愛人がいると聞かされます。乾から助けを求められる里村先生。警察は乾を疑っているようです。しかも乾は秋島の子供を妊娠していました。そこで警察は秋島が乾の妊娠に反対し中絶を迫って乾が殺害したんじゃないかと疑っていました。急に乾は苦しみだします。病院に連れて行くと乾は心疾患の持病があり出産するのは医師に言われます。典孝の愛人は事件に無関係だった。そこで里村先生は愛人の事を裁判で証言して欲しいと典孝に頼みます。典孝の愛人の事で由花はストレスが溜まりノイローゼになった事を証明できれば罪が軽くなるかもしれないと里村先生は考えていた。典孝は裁判が有利にすすむならと裁判で証言する事を承諾します。秋島の足取りが徐々に分かってくる。秋島は石和温泉にあるスナックに行っていた。スナックには秋島の昔からの知り合いの女性がいました。その晩はスナックの2階で泊めたと言う。翌日に霧ケ峰に行くと言って店を出た秋島。彼女は秋島が誰かを脅迫しているんじゃないか?と言います。誰を脅迫していたの?由花の診断書が里村先生に送られてくる。もしかしたら犯行時の心神耗弱が認められるかもしれない。。しかし裁判はそんなに甘くないと里村の上司は言います。裁判では典孝の証言で有利に進んでいたが典孝の妹峯田加寿子の証言で形勢不利になる。峯田加寿子は由花が赤ん坊の世話をあまりしていなかったと証言したのです。なぜ急に由花に不利な証言を言ったのかしら?裁判では執行猶予の判決が出ますが検察が即日控訴をしました。里村先生は乾に会い彼女のお腹の子供について話し合っている時に秋島が取った写真を落としてしまう。その写真の裏には数枚の写真が入っていました。それは由花と峯田繁之が写っている写真でした。里村先生は由花が子供を産んだ病院で看護婦に主人に似てますよね?と言っていたらしい事を思い出す。だから峯田加寿子は裁判で証言を変えたのか!!由花は夫の典孝に愛人がいる事を知った時に慰めてくれたのが峯田繁之だった。すぐに不倫関係になり妊娠する由花。峯田の子供かもしれないと彼に打ち明けます。私の子供ではない。私の子供だと言ってはいけない。私は、あなた達親子を陰から支えると言うのでした。実は峯田と秋島は大学の同期だった。秋島は峯田を脅迫したいました。秋島は峯田の会社の極秘資料を欲しがっていた。その極秘資料を持って建設会社に返り咲こうとしていました。しかし峯田は秋島に会社の極秘資料は渡しませんでした。二人は、また会う約束をします。峯田と秋島が会う事を由花は知っていた。峯田が秋島を殺そうとしていると思い込んでいた由花。由花は峯田だけが頼りだった。峯田が秋島を殺害すれば自分達親子はどうなるのか?追い詰められる由花。私達は死んだほうがいい。。峯田から電話がかかってくる。でも本当に電話をかけたのは峯田加寿子。その電話がかかってきた事で峯田が秋島を殺したと思い込んだ由花は絶望して赤ん坊を殺害。由花は自分の罪は償いたいという。由花は赤ん坊を殺してしまった事を後悔していました。だから罪を償いたいと言ったのです。里村先生は由花が誰かに狙われていると考えます。由花はリハビリの一環として八尋が借りたマンションで週末過ごす事になりますが八尋の仕事の都合でキャンセルになります。その事を知っているのは、ごく僅かな人たちだけでした。里村先生が由花のフリをしてマンションに入って行こうとすると誰かに襲われます。里村先生を襲ったのは八尋典孝の父親、八尋侑造でした。えー峯田の妻加寿子やと思ったのに!!峯田加寿子は夫と由花の関係を知っていました。自分は不妊治療をしても子供を授かる事は出来ませんでした。自分だけ黙っていれば家族は幸せなままだ。これからも自分だけ我慢するつもりだった。しかし秋島からの電話で彼が峯田を脅迫していた事を知ります。ついに父親に相談する峯田加寿子。最初は信じられなかった八尋侑造。峯田と別れろと言っても彼を愛していると言う峯田加寿子。そこで八尋侑造は峯田に会いに行きます。峯田が秋島に脅迫されているのを知り秋島を殺害します。そして由花が入れば娘の峯田加寿子が幸せになれないと思い由花も殺そうとします。でも父親にこれ以上、罪を重ねてほしくないと思い父親が由花を殺そうとするのを止めたのが峯田加寿子でした。犯人は八尋侑造だったのか!あんまり出番なかったのにねー峯田加寿子は、これから全力で父親を支えるといいます。そして夫とは時間をかけて話し合う。兄も由花と話し合うだろう。私達は話し合う時間が少なすぎたと峯田加寿子は言います。一方、乾は子供を産む事を決意します。子供が安心して産める病院をこれから探すと言います。これも里村先生のお陰だと言う。そして半年後、由花には懲役3年の刑が下る。乾も無事に子供が生まれます。まさか由花が峯田と不倫関係にあったとは!!意外な展開でした。
2018.08.16
閲覧総数 5145
20
北見志穂(松下由樹)袴田刑事(蟹江敬三) 桂木涼子(筒井真理子) 加納達也(松尾敏伸) 末長夏美(宮本真希) 中島一朗(村田 充) 中島芳子(奈良富士子) 川端 愛(森下千里) 井原主任(小木茂光) 佳代(赤座美代子)ある日、都内で現金輸送車が拳銃を所持した3人組の男に襲われる事件が発生。志穂たちは犯人2人を逮捕したものの、残るひとりの男・岡村信雄(榊英雄)がオフィスビルに逃げ込み、人質を取って立てこもった。岡村が飛び込んだのは、桂木涼子(筒井真理子)という女性医師が開いている心療内科で、涼子はちょうど時間外のカウンセリングを行なっていたらしく、中には患者も1名いると思われた。定期的に涼子のカウンセリングを受けているという所轄の巡査・中島一朗(村田充)からの情報で、院内の間取りを確認。特殊捜査班「SIT」が突入準備を整えていると、岡村がついに発砲し、涼子が負傷したという情報が入ってきた。そこで、医師にふんした志穂がケガ人の手当てをする名目で、中へ。幸い涼子はかすり傷と判明。志穂は隙を見て岡村を転倒させることに成功し、それがきっかけで確保に至った。事件が落着してわかったのだが、涼子のほか、人質に取られていたのはカウンセリングを受けていた末永夏美(宮本真希)で、彼女もやはり所轄の警察官だという。涼子は、警察署の委託を受けているカウンセラーだったのだ。翌日、志穂と袴田が涼子のもとを訪ねると、警視庁警務部の加納達也(松尾敏伸)が見舞いと諸手続きを兼ねてやって来た。加納も以前、涼子のカウンセリングを受けていたことがあるという。加納は志穂にどことなく好感を抱いたようで、袴田もまた涼子の穏やかで温かい人柄に、いつになく魅了されているようだった…。事件はこれで終わったと誰もが思っていた矢先、なんと河川敷で中島の死体が発見される…。別の場所で殺されて運ばれたようだが頭部を執拗に殴打されており、犯人はかなり深い恨みを抱いていたものと思われた。さらに遺体の歯と歯の間から、なぜか女性の毛髪の一部が見つかった。まもなく、中島がスナックでケンカになったバーテンダー・橋本純平(西興一朗)が捜査線上に浮上。橋本は事件後、行方をくらましていた…。だが、その数日後、夏美が死体となって見つかるという事態が…! しかも、中島が殺害されたのと同じ凶器で、後頭部を一撃されたことがわかった。立てこもり事件に関わった警官2人が、相次いで殺害されたのはなぜなのか…!?2人には、涼子のカウンセリングを受けていたという共通点もあった…。はたして事件の真相はどこにあるのか…!? 志穂は決死のおとり捜査で、真犯人を突き止めていく珍しく冒頭から立て篭もり事件が起こっていて北林が潜入するという派手なスタートでした。立て篭もり事件が解決するとスグに警官の中島が殺害されます。そして人質にされていた女性警察官も殺害されてしまうのです。カウンセラーの涼子の診察を受けていた警察官が2人殺されたという事で犯人は涼子かな?とは思っていたのですが動機が最後まで分かりませんでした。それに殺害現場に残されていた毛髪も気になります。第一容疑者としてバーテンダーの橋本が疑われます。実は橋本は女性警察官のストーキングをしていました。でも橋本にはアリバイがあり釈放。次に中島の母親が怪しい行動を見せ始めます。袴田と北見も事件の真相に近づいていきます。まず殺害された警察官2名はサッカーの婚カツシートを利用して出会いを求めていました。女性警察官が婚カツシートで出会ったのが中島でした。サッカーの試合にまでストーカーしていた橋本ともめたのが中島だったのです。その婚カツシートであるサッカーの試合のチケットを手配したのはカウンセラーの涼子でした。その頃、中島の殺害現場に落ちていた毛髪のDNA鑑定で意外な事実が判明したのです。その毛髪は何と中島の母親のものだという鑑定結果が出たのです。母親を呼び出し事情聴取しますが中島が養子だった事が判明します。これで中島の母親も犯人ではない。ますますカウンセラーの涼子が怪しいな北見は婚カツシートにおとりとして潜入します。そこで加納と再会します。加納も涼子から婚カツシートのチケットを貰っていたのでした。そこで加納の腕の痣を見つけた北見。実は中島の腕にも同じような痣があったのでした。北見と袴田は涼子を疑い始めます。無断で涼子の仕事場所を調べる二人。そこで親子鑑定の書類を見つけます。いきなり涼子が帰ってきて驚く2人。結局、袴田は中島の実母を探し始めます。その頃、北見は涼子に呼び出されます。袴田は中島の母親に子供を仲介した女性に会いに行きます。そこで中島の母親が涼子だという事が判明します。実は中島は涼子が暴行されて出来た子供でした。敬虔なカトリックだった両親は中絶を許さなかったのです。それで中島が生まれたのでした。でも赤ん坊はすぐに養子に出されます。涼子に連れ去られた北見。涼子は自分が暴行を受けた場所へ北見を連れて行き全てを語り始めます。実は加納が自分の息子だと勘違いしていた涼子。親子鑑定をして息子ではないと判明して落ち込む涼子。その頃、中島に出会い自分を暴行した男に似ていると思い中島が息子だと確信するのでした。中島は実は女性警察官にストーカー行為をしていました。涼子は不安になり2人の後を追います。そして中島が女性を襲っている所に遭遇します。何とか女性を助けますが逆に自分が襲われます。母親を襲う息子かよ。。昔、襲われた事を思い出し逆に中島を殺してしまいます。気絶していた女性警察官に中島を殺したのは、あなたでしょ?自首してくださいといわれます。そこで女性警察官まで殺してしまうのでした。全てを語り終えた涼子は別荘に火をつけて自分もろとも焼き尽くそうとしますがそこに袴田登場!涼子を説得します。これで事件解決。涼子が犯人かな?って事は早い段階で分かったけどとにかく怒涛の展開でストーリーについていくのが必死だった。袴田と涼子が良い雰囲気だっただけに残念な展開だったけどやっぱり面白かったです。袴田と北見のコンビも好きなので長く続いて欲しいシリーズの一つです。それにしても中島を演じていた俳優さんって、よくサスペンスドラマで見かけるけどインパクトある顔やわー
2013.03.10
閲覧総数 1265
21
【送料無料】今日になるから [ 熊木杏里 ]中川美奈 … 東ちづる 中川有作 … 中村梅雀 牧村紳一 … 篠田三郎 牧村結花 … 浅香友紀 小百合 … 山村紅葉 ウメ子 … 久保田磨希 藤木理恵 … 白木万理 石田 茂 … 福島 剛 マツ子 … 豊岡真澄 相沢和男 … 江藤 潤 殿山警部 … 若林 豪 牧村伸子 … 川島なお美 中川政子 岡田茉莉子 再放送で見ました。このシリーズは、だいたい見てるんですけど、この作品は見てなかったなー。東ちづるさん演じる若おかみと大おかみの掛け合いも面白いのですが若おかみの夫、有作と上司の警部との掛け合いも面白いんですよねーでも今回は、仲居頭が山村紅葉さんだったのが残念!やはり根岸季衣さんが仲居頭の時が面白かったかなーさて今回の事件は砂まみれの遺体を若おかみが発見した事から始まりました。若おかみのホテルでは若おかみの知り合い牧村伸子の娘がメルヘン文学賞を受賞し授賞式を若おかみのホテルで開催される事になる。実は牧村伸子の夫は取り込み詐欺をしてフェリーの上から海に飛び込んで自殺したのです。でも自殺したはずの夫を若おかみが町で発見!!しかも!砂をかけられた2つの遺体は昔、牧村と一緒に取り込み詐欺をした仲間だったのです。もちろん第一容疑者は牧村になりますよねーでも若おかみの美奈は遺体にかけられた砂が気になり夫の有作に調査を頼みます。砂が鳥取砂丘の砂だと分かると若おかみは牧村が昔、同人誌に書いた砂丘という小説を思い出します。もしかして犯人は、この砂丘を模倣して事件を起こしてるんじゃないか?とでも牧村が不利な証拠ばかりが集まります。牧村が居候しているスナックのママの家から二人を殺害したときの凶器である木刀が発見されます。そして、とうとう牧村は鳥取砂丘で娘と再会していた時に逮捕されてしまいます。娘から父親は犯人ではないと言われた若おかみは真犯人を探し始めます。夫の有作も牧村が犯人じゃないと主張した事で自宅待機を命ぜられます。若おかみは最初、牧村妻である牧村伸子を疑いますが彼女が犯人ではない事を知り若おかみは行き詰まりますそこで大おかみから情報をゲットします。取り込み詐欺をした二人には、まだ黒幕がいた事が分かったのです!!えぇー!川島なおみが犯人やと思ってたのに意外や意外、一番出演シーンが少なかった県会議員役の江藤潤が犯人でした。選挙資金が足りなかった事で取り込み詐欺に加担したのでした。なかなか面白かったですねーまぁ最後、牧村の書いていた小説が出版社の人に認められるなんてシーンは上手くいきすぎ!と思いましたけどねーいつも渋く決めている若林豪さんが、お茶目な警部役をしているのもお気に入りです。有作と警部のコンビもなかなか面白いんですよねーでも有作は、若おかみに頼りすぎやな!!
2013.03.17
閲覧総数 2333
22
ベテラン医師・大嶋二郎(長塚京三)は、警視庁犯罪被害者対策室の室長・柏木百合子(かたせ梨乃)から要請を受け、犯罪被害者の心のケアを担当してきた。 ある日、大嶋は百合子の依頼で、彼女の後輩であるフラワーデザイナー・窪田沙希(手塚理美)の自宅を訪ねた。沙希は6年前に離婚し、中学生の娘・亜矢(松風理咲)と暮らしているが、かつては明るく活発な性格だった亜矢が、1カ月ほど前から心を閉ざして悩んでいるという。大嶋が亜矢の部屋を見せてもらったところ、彼女の心の混乱を物語るかのように、教科書や洋服が散乱していた。 調べたところ、1カ月前、亜矢の友人・池内美雪(喜多乃愛)の母・伸枝(菊池麻衣子)の遺体が海岸で発見され、美雪も行方不明になっていたことがわかる。美雪の遺体は見つかっていないものの、警察は借金を苦に母娘が心中したものと考えていた。亜矢は、親友の突然の死に大きなショックを受け、ふさぎこんでいたのだ…。 そんな中、大嶋は、美雪が行方不明になった直後、亜矢のもとに彼女から“遺書”が届いていたことを知る。美雪が書いた遺書を見せてもらった大嶋は、文章の改行が不自然なことが気になって…!? 大嶋二郎 長塚京三柏木百合子 かたせ梨乃高野泰之 渡辺 大窪田亜矢 松風理咲池内伸枝 菊池麻衣子朝岡直記 湯江タケユキ池内美雪 喜多乃愛遠藤真由美 綾川まみ長谷川亮二 ジョーナカムラ窪田美子 冨田恵子川村恵三 新藤栄作池内幸平 大鶴義丹遠藤久幸 橋爪 淳窪田沙希 手塚理美柏木さんから後輩の事について相談を受けた大嶋先生。柏木さんの後輩である窪田の娘亜矢が最近おかしいと言うのだ。大嶋先生と柏木さんは窪田の自宅に向かい娘亜矢と会います。大嶋先生は娘の部屋を見て教科書が散らばっている事に気付き亜矢の学校について柏木さんは調べます。すると亜矢の友人の池内美雪親子が心中した事が判明します。なぜ親子は心中したのか?警察は池内美雪の母親が借金に苦しみ無理心中したのではないか?と考えられていました。大嶋先生のクリニックにやって来た亜矢。大嶋先生は亜矢を診察します。亜矢は大嶋先生の前で涙を流すだけで他には何も言いませんでした。何があったのかしら?亜矢は仕事で忙しい母親とは上手くいっていません。誰にも相談する事も出来ません。そこで亜矢は一人で大嶋先生のクリニックに向かい悩み事を相談します。実は池内美雪は亜矢に手紙を送っていたのです。その手紙は池内美雪の遺書でした。しかし大嶋先生は池内美雪の手紙の改行が気になります。池内美雪は携帯電話を持っていませんでした。本当に手紙を書いたのは池内美雪なのか?無理心中をした池内親子ですが池内美雪の遺体は発見されていません。大嶋先生は本当に無理心中だったのか?疑い始めます。柏木さんは所轄の刑事に池内美雪の遺書を見せます。しかし遺書を見せると所轄の刑事は、この事件が無理心中だと確信します。でも柏木さんは事件が殺人事件かもしれないと独断で事件の再捜査を始めます。大嶋先生は亜矢の診察をして彼女の心の中を調べます。そこで亜矢と池内美雪が、よく一緒に行った喫茶店があること。そして二人の秘密の隠れ家があった事がわかります。早速、喫茶店に向かう大嶋先生。しかし喫茶店のオーナーは亜矢と池内美雪の写真を見せても知らないと言います。結局、二人を知っていると認めたオーナーの遠藤。柏木さんは池内について調べ始める。ホステスとして働いていた池内伸枝。夫が借金をして失踪する。ホステスとして働き始めた池内伸枝は無理心中するタイプじゃないと同僚のホステスは言います。しかも池内伸枝にはカメラマンの恋人がいたと言うのです。そのカメラマンは窪田亜矢の母親と議員が握手している写真を撮って窪田沙希を脅迫してきたのです。大嶋先生は二人の隠れ家について調べ始めます。池内伸枝の恋人であるカメラマン長谷川は亜矢にも接近します。そして議員と母親が不倫関係だとウソを教えます。そのカメラマン長谷川が階段から突き落とされて殺害されます。犯人として疑われるのは窪田沙希だろうな。。長谷川は窪田沙希にショートメールを送っていた。窪田沙希は警察署に連行される。その頃、大嶋先生は池内美雪の遺書を見て彼女が本当に亜矢に伝えたかった事に気付きます。不自然に改行された最後の文字を繋げて読んでみると「生きているよ」と書かれていたのです。やっぱり美雪は生きていたのね!亜矢は母親と議員が不倫している事に怒っていました。母親に怒りをぶつける亜矢。二人はケンカし亜矢は家を飛び出します。母親とケンカして家を飛び出した亜矢も美雪が生きている事に気付きます。そして二人の隠れ家に向かい美雪を助けようとしますが犯人に捕まります。犯人は喫茶店のオーナーである遠藤でした。遠藤には娘がいました。しかし離婚して妻が娘を引き取ったのです。別れた妻が再婚する事になり娘は居場所がないと遠藤に泣きつき遠藤は娘を引き取ろうとします。娘と一緒に車に乗っていると別れた妻も乗り込んできます。娘は渡さないと言う別れた妻と車の中で揉めていた。そこで事故を起します。娘と別れた妻は亡くなります。事故のショックで遠藤は車を運転していたのは別れた妻だと思い込んでいました。しかし本当に運転していたのは遠藤でした。初めて池内美雪を見た時に娘が生き返ったと思った遠藤。自分勝手な母親がいなくなれば美雪が幸せになれると思った遠藤は美雪に母親を呼び出させます。そして池内伸枝を殺害します。次に美雪を遠藤のアトリエに連れて行きます。そこで美雪に、これから一緒に暮らそう。自分と暮らした方が幸せになると言うのでした。何と自分勝手な!!家に帰りたいと言う美雪を監禁する遠藤。カメラマンの長谷川は池内伸枝が遠藤に呼び出された事を知っていました。そこで長谷川は遠藤が池内伸枝を崖から落とす所を目撃していたのです。長谷川は遠藤を脅迫します。遠藤は長谷川も殺害しました。大嶋先生は遠藤に自首をすすめます。美雪は父親に再会します。美雪の父親は娘を探し回っていたのです。亜矢も母親と和解。事件の犯人として疑われた窪田沙希は予定した仕事が中止になります。しかし亜矢との時間を増やせた事を逆に喜びます。この二人も上手くいくといいな。。これで事件は無事に解決です。柏木さんと高野君のコンビが面白かったな。。
2017.11.12
閲覧総数 2054
23
警視庁鉄道捜査隊東京駅分駐所に所属する鉄道捜査官・花村乃里子(沢口靖子)は、高校時代のテニス部仲間6人で河口湖へ日帰り旅行に出かけることになった。 だが、待ち合わせ時刻を過ぎても、メンバーのひとり、平山亜矢子(とよた真帆)が姿を見せない。亜矢子は大物国会議員・平山義昭(竜雷太)の娘で、現在、働く女性たちを支援する事業を営んでおり、マスコミからも注目を集めている人物だった。旅行を企画した雑誌記者の立木由美(古村比呂)が亜矢子に電話をかけたものの応答はなく、乃里子たちは後から追いかけてくることを信じて、先に“特急かいじ”や“富士急行線”を乗り継ぎ、目的地に向かった。 しかし、奇妙なことに乃里子たちは“河口湖駅”で亜矢子のパスケースが落ちているのを発見。いったいどういうことなのか、一同は首を傾げる。その後、何度も由美や乃里子が電話をかけるが、亜矢子が出ることはなかった。 ロープウェイに乗って“天上山公園”にやって来たとき、由美に急な取材の依頼が入り、乃里子たちはこのまま山に残るという彼女を置いて帰京した。結局、その日一日、亜矢子とは連絡が取れないままだった。 ところがその夜、山梨県警から乃里子に電話が入り、なんと由美が天上山公園で刺殺死体となって発見されたという。公園では、ロープウェイの係員が夕方、帽子にマスク姿の謎の女と由美が登山道に入っていくところを目撃していた。山梨県警は、旅行をすっぽかした亜矢子を怪しみ、その帽子の女こそ亜矢子ではないかとにらんでいた。 すぐに県警の富樫刑事(阪田マサノブ)と共に、亜矢子の自宅を訪ねた乃里子。そこには、亜矢子の父・平山、その後妻・みどり(高橋かおり)、兄・章一(川野太郎)、弁護士・三田村弘(中村ゆうじ)がおり、亜矢子は昨日の早朝に家を出てから連絡がつかない状態だと告白。さらに、亜矢子が帽子にマスク姿で出かけたと話したため、山梨県警はますます亜矢子への疑いを強めていく。乃里子はまた富樫から、亜矢子の秘められた過去を知らされて驚く。亜矢子は平山の実の娘ではなく、30年前、つまり中学時代に平山家に養子に入ったのだという。 学生時代から正義感の強かった亜矢子が人を殺めたとは思えず、思い悩む乃里子…。そんな姿を見かねた分駐所課長・野川一郎(筧利夫)は、山梨県警の捜査に全面協力することを決断。乃里子は後輩の捜査官・立花広太郎(金子昇)、内海早苗(大塚千弘)と共に、事件が起きた河口湖に向かって出発する。しかし、捜査をはじめた乃里子に「いますぐ東京に帰りなさい。従わなければもう一人死ぬことになる」という謎の脅迫電話が入って…!? 乃里子の学生時代の友人、亜矢子はいったいどこにいるのか…!? その後、第二、第三の事件も発生! 友人を救うために奔走する乃里子が、衝撃の真実を突き止めていく…! 花村乃里子・・・沢口靖子 野川一郎 ・・・筧 利夫 立花広太郎・・・ 金子 昇 内海早苗 ・・・大塚千弘 望月春樹・・・ 長谷川朝晴 手塚真理絵・・・ 山村紅葉 平山亜矢子・・・ とよた真帆 平山義昭・・・ 竜 雷太 平山章一・・・ 川野太郎 平山みどり・・・ 高橋かおり 立木由美・・・ 古村比呂 三田村弘・・・ 中村ゆうじ 富樫信夫・・・ 阪田マサノブ 花村さんは高校時代のテニス部仲間と日帰り旅行に行きます。テニス仲間の中にはマスコミに注目されている平山亜矢子もいました。しかし待ち合わせ時間になっても平山亜矢子は来ませんでした。結局、平山亜矢子を待たずに電車に乗る花村さんたち。不思議な事に河口湖駅で平山亜矢子のパスケースを発見します。平山亜矢子は、この場所に来ていたのか?その後カメラマンの立木由美が天上山公園で刺殺体となって発見されます。山梨県警は旅行に来なかった平山亜矢子が犯人ではないかと疑っているようです。平山亜矢子は大物代議士の娘だと言われていますが実は平山亜矢子は養子だったのです。花村さんは驚きます。平山亜矢子の父親である代議士の平山義昭は数年前に年の離れた女性と再婚していた。平山亜矢子を信じる花村さんは鉄道捜査隊のメンバーと共に捜査を開始します。凶器のナイフに平山亜矢子の指紋が付着していた。平山亜矢子は、どこにいるんだろう?被害者である立木由美の行動も怪しい。実は取材の依頼など受けていなかった。その頃、花村さんに「いますぐ東京に帰れ」と電話がかかってくる。犯人??花村さんに電話をかけてきたのは平山亜矢子だと推測する鉄道捜査隊のメンバー。花村さんたちは防犯カメラの映像の中から平山亜矢子らしき人物を発見する。やはり平山亜矢子が犯人なのか?平山亜矢子を目撃した人物を探しているところで本物の平山亜矢子を発見した花村さんたちはタクシーで彼女の後を尾行する。そして人を探している平山亜矢子に声をかける花村さん。彼女は誰かを探しているようです。平山亜矢子は立木由美を殺害していないと言います。殺害時刻には平山亜矢子は東京にいたと言うのです。平山亜矢子は両親が死亡した日の事を花村さんに話します。彼女の両親は釣りに行きボートの中で低体温症で亡くなったのだ。両親が親しくしていた政治家に平山亜矢子は引き取られた。旅行に行く前に平山亜矢子は立木由美に呼び出されます。立木由美によると平山亜矢子の両親は事故ではなく誰かに殺されたと言うのです。そこで平山亜矢子は当時の様子を知っている松田政子を探し始めます。平山亜矢子は警察に呼ばれ事情を聞かれます。平山亜矢子によると凶器のナイフは自分の物だが紛失したと言います。当時の事情を知る松田政子は平山亜矢子の実の両親の事故について話をしたくないと言うのです。話の途中で電話で呼び出された松田政子は遺体で発見されます。一体、誰に呼び出されたのか?松田政子の部屋を捜索すると立木由美が殺害された時に目撃された女性が着ていた帽子、マスク、ジャケットが発見される。山梨県警は平山亜矢子が松田政子に罪を着せる為に偽装工作をしたと推測します。そして松田政子を殺害したのは平山亜矢子だと疑っています。野川さんの調べで30年前の平山亜矢子の両親の事故死について松田政子は事故じゃないと警察に訴えていたと言う。そして立木由美は一人で平山義昭の不正について調べていた。実は30年前の事故に平山義昭と息子の章一が関わっているんじゃないかと疑っていました。立木由美の事件当日、平山義昭は事件現場の天空公園ちかくにいたので平山義昭にも立木由美を殺害する事ができます。真理絵さんの情報によると平山義昭は体調を崩して政界を引退し娘に後を継がせようとしていた。しかし弁護士の三田村は後妻の平山みどりを担ぎ上げようとします。花村さんは三田村と平山みどりに事情を聞きます。選挙の事について二人に質問すると平山義昭の息子の章一は聞いていないと激怒します。そして三田村と平山みどりは、ただの噂だと言います。松田政子が殺害された時刻の二人のアリバイを聞くと平山みどりは友人と会食していたようです。そして三田村は河口湖でハンググライダーをしていたと言う。三田村のアリバイは成立をしたように思えましたが花村さんはモータースポーツやバギーを利用すれば松田政子を殺せるんじゃないか?と考えます。30年前、松田政子が海外に行く時にサポートしたのが三田村弁護士だった。三田村弁護士は松田政子を口封じの為に殺したんじゃないか?と花村さんは推測します。しかし三田村弁護士の遺体が発見されます。三田村は自殺でした。遺書も見つかります。遺書には立木由美も松田政子も自分が殺害したと書かれていました。花村さんは三田村が真犯人に口止めの為に殺されたと考えているようです。なぜなら防犯カメラ映像に三田村らしき人物が写っていないからです。花村さんは立木由美が残したSDカードのデータを見つけます。河口湖周辺で起きた空き巣事件のデータでした。どうやら空き巣事件は平山義昭が参加するイベントが開催される時期に起こっていた。そしてちょうどテニス合宿に来ていた立木由美が、その空き巣事件を目撃していました。彼女は犯人の絵を描いてデータに残しています。まさか空き巣事件の犯人が国会議員の平山義昭?これは大ニュースです!!もしかして、この事が原因で立木由美は殺害されたかもしれません。平山亜矢子は旅行当日、謎の人物から両親の死の真相を知りたければ奥多摩の楓橋に行けと命令されます。この話を聞いて花村さんは誰かが平山亜矢子に罪を着せようとしていると言います。監視カメラのない奥多摩の楓橋に行けば平山亜矢子を誰も目撃する事ができない。平山亜矢子を陥れようとしているのは誰か?兄ではないか?と平山亜矢子は言います。立木由美によると平山章一は泥棒だと言っていた。平山章一が河口湖周辺で起こっていた窃盗事件の犯人なのかな?三田村が河口湖駅から下吉田駅に向かった事が分かりました。山梨県警は平山亜矢子を確保します。三田村の側に落ちていた毒物の入っていた瓶に平山亜矢子の指紋が付着していたからです。平山章一が怪しいですが彼には岳南電車に乗っていたというアリバイがありました。花村さんは彼のアリバイを崩します。30年前に河口湖周辺で空き巣を繰り返していたのは平山章一でした。三田村と平山章一は一緒に平山亜矢子の両親が乗るボートに細工をして殺害します。平山は、その間に亜矢子の自宅に空き巣に入ります。三田村は政治資金の流用がバレて平山亜矢子の両親を殺害しました。平山章一の共犯者は愛人関係になる平山みどりでした。平山章一と三田村、平山みどりは共犯関係にありました。邪魔になった三田村を殺害したのは平山章一でした。平山みどりは両親の借金の為に平山義昭と結婚しました。自分は人並みの幸せが欲しかった。だから殺人事件の計画に乗ったのだ。この期に及んで平山章一は自分は岳南電車に乗っていたとアリバイを主張します。しかし平山章一が乗っていたのは富士急行でした。これで彼のアリバイは崩れます。平山章一は寂しかったと言います。父親の愛情は平山亜矢子に注がれていた。実母の死で寂しかった平山章一は空き巣を始める。自分が空き巣をしている事に全然気付かない平山義昭。平山義昭は息子が事件に関わっている事を知りながら息子と真正面に向き合えなかったと平山亜矢子に謝ります。平山亜矢子は事件に父親が関わっているんじゃないかと花村さんに何もいえなかったと言います。これで事件は無事に解決しました。犯人は平山章一と平山みどりか。。アリバイ崩しに時間をかけたせいか、あんまり面白くなかった。事件のヒントはいつも真理絵さんが教えてくれるんだな。。
2018.07.07
閲覧総数 9004
24
東京の神田で、拳銃で頭を撃ち抜いたと見られる変死体が見つかり、条痕検査の結果、その拳銃が事件の前日と6日前、大阪の豊中と横浜で発生した殺人事件で使用されていたことが分かった。神田で死亡したのは河合哲郎(冨家規政)というフリーカメラマン。警察は、河合が出版社令嬢との結婚を間近に控えていたことから、事件が自殺に見せかけた殺人で、3連続殺人の可能性があるとにらんだ。 横浜の事件の被害者は関口信次(小久保丈二)という旅行社勤務の男、豊中は中浦加奈(本田理沙)という主婦。警察は、河合の親友で、加奈が殺された当時、現場近くにウィークリーマンションを借りていた高田洋平というカメラマンに着目し事情聴取を行った。 雑誌の撮影でたまたま高田と知り合った鮎子(眞野あずさ)は、依頼に応じて弁護を承諾。横浜の事件当時、仕事でパリに向かっていたという高田のアリバイを警察で主張した。 まもなく、高田のアリバイの裏付け調査で、真理子(佐藤友紀)という高田の妹が1年程前自殺していた事実が判明。関係者の話から、真理子が旅行先のパリから帰国したあと、ひどく落ち込んでいたことが分かった。真理子がパリに一緒に行った人物の名を聞いた鮎子はア然。なんとその相手は真理子の大学の先輩・加奈で、関口は旅行の添乗員だったのだ。 思わぬ人間関係が明らかになる中、河合の母・康子(谷口香)に会った鮎子と慎平は衝撃の事実を掴んだ。以前、真理子と河合は親密に付き合っており、康子も認める仲だった。その真理子が自殺の前、河合に遺書を送っていた。この中で、真理子は旅先のパリで関口に暴行されたこと、それが加奈の手引きだったことを告白していたのだ。 暴行の事実を知って激怒した河合が関口と真理子を殺して自殺――という図式が成り立たなくもない。だが、康子は2人が殺された当時パリに行っていたという息子の犯行を否定する。 そんな折、慎平(橋爪功)の調査で、高田がヤクザから拳銃を購入していたと判明。一気に高田に対する疑惑が浮上した。可愛い妹・真理子を殺した高田が2人に復讐した可能性は極めて高い。 だが、高田を真犯人とするには2つの大きな壁があった。1つは高田が真理子の恋人だった河合を殺す動機、そして、もう1つは高田のアリバイだ。 さらなる証拠を見つけるためパリに飛んだ鮎子は、慎平がアリバイ崩しに没頭する中、高田に河合殺しを決断させた驚愕の事実を掴んで――。 高田洋平(河合の親友・カメラマン) - 伊原剛志河合康子(河合の母) - 谷口香高田真理子(高田の妹・故人) - 佐藤友紀久保田(部長刑事) - 木村栄河合哲郎(フリーカメラマン) - 冨家規政関口信次(旅行社勤務) - 小久保丈二中浦加奈(主婦・真理子の大学) - 本田理沙川村誠 - 田中健三肉屋の主人 - 正司玲児肉屋のおかみさん - 正司敏江「道」のママ - 泉アキ横山佐知子 - 杉崎佳穂地回り - 三波伸一佐川弥生 - 秋本奈緒美高林先生は雑誌の取材に応じていたが高林先生の写真を撮っていたカメラマン高田が警察に連行される。同じ拳銃を使った殺人事件が3件起きます。カメラマン高田の友人である河合も被害者だった。なぜ高田が警察に事情を聞かれたのか?それは事件の被害者である主婦の中浦加奈が殺害された現場近くのウィークリーマンションに高田が泊まっていたからだ。高田から弁護を依頼された高林先生。高田は3件の殺人事件のアリバイがありました。被害者の河合は社長令嬢の婚約者がおり自殺する理由もない。高田のアリバイを証言した親友に事情を聞きに行く高林先生。高田の親友によると1年前に高田の妹が自殺している事が分かる。高田兄妹は両親を早くに亡くし二人の絆は強かった。高林先生は高田の妹の自殺原因を調べ始める。高田の妹は1年前にパリ旅行に行ってから彼女の様子が変わったと言うのです。そこでパリ旅行に一緒に行った友達が殺人事件の被害者である中浦加奈だった事が分かる。大阪で殺害された中浦加奈は高田妹の大学の先輩だった。そして横浜で殺害された被害者の関口は旅行社勤務の男性です。関口はパリ旅行に行った時の添乗員だった。じゃ神田で死亡した河合も一緒にパリ旅行に行ったのかと思ったのですが彼はパリ旅行には行っていませんでした。高田によると河合と高田の妹は兄妹のように仲が良かったと言う。河合の母親に事情を聞くと3日から一人で旅行していたようだ。1週間も連絡がなかった。連絡が来たと思ったら息子は亡くなっていた。最初は高田の妹と息子の関係を否定していたが結局、息子と高田の妹が付き合っていたと認めます。高田の妹は死ぬ前に河合に手紙を送っていました。その手紙には高田の妹がパリのホテルの部屋で関口にレイプされた事が書かれていた。手紙を高田に見せる高林先生。高田は妹がレイプされた事を知らなかったようだ。警察は河合が二人を殺して自殺したと断定する。本当に高田は妹の事を知らなかったのか?警察は高田を疑っていたようだが結局、河合の犯行だと断定します。事務所に河合の母がやってくる。河合のクレジットカードの明細を高林先生に見せます。その明細を見て河合が事件当時パリにいた事が分かる。息子の無実を晴らして欲しいと河合の母親から頼まれる高林先生。高田が拳銃を買っていたという情報を慎平さんが仕入れてくる。高林先生は中浦加奈と関口を高田が殺害し、その罪を河合のせいにしようとした。高林先生と慎平さんは事件の経緯を調べるためにパリに行く。パリでは佐川という女性に事情を聞きます。佐川は高田の妹がパリに来た時もパリを案内していた。佐川も高田の妹が元気がない事を気にしていました。ようやく事件の真相が判明した。高田と河合は入れ替わっていたのだ。高田はパリに行かず河合がパリに行きます。高田は関口を殺害。翌日、高田はパリに向かいます。そしてパリから関空に向かう高田。パリから成田に到着したのは河合でした。高田は関空から大阪にいる中浦加奈を殺害した。関口は河合から毎月、お金を脅迫していた。河合がなぜ関口にお金を渡すのか?まさか関口は河合に命令されて高田妹をレイプしたの?最低な男やな!!河合は社長令嬢と結婚するために高田妹に酷い事をしたのか!!高田は河合に協力して欲しいと頼む。河合にとっても毎月お金を脅迫する関口は邪魔だった。それに河合は高田が全てを知っているとは思っていなかった。だから河合は高田の計画に加担した。しかし高田が河合を許すはずもありません。最後に河合を殺したのも高田でした。河合は自業自得やな。。高林先生は関口や中浦、河合にも家族がいる。彼らの為にも罪を償ってほしいと言います。これで事件は解決しました。やっぱり犯人は高田か。。彼以外怪しい人いないもんなー
2018.07.30
閲覧総数 1729
25
今は清掃サービス会社に勤めている山本(佐藤浩市)。13年前は、同期の中で最も早く課長代理に昇進し、将来を嘱望される証券マンだった。仕事は順調で、妻の静江(床嶋佳子)は出産間近と、まさに幸せを絵に描いたような暮らしだった。しかし、ある日を境に山本の運命は激変する。彼はふとした気の緩みから人を殺めてしまったのである。山本は失ったものの大きさ、足元に大きな口を開けていた運命の険しさに打ちのめされながらも獄に下る。事件の直後に静江は出産し、服役中に離婚が成立した。 出所後、山本は地道に働きながら、身元引受人の及川(伊東四朗)を通じて、わずかではあるが静江と生まれた息子に仕送りを続けてきた。しかし、静江や生まれた息子には会いたくても会えず、目の前の現実から滲み出る喪失感と罪の意識に苦められている日々を過ごしていた。そんなある日、山本のもとに見知らぬ男から「ある人物を殺してくれ」という奇妙な電話がかかってくる…。 佐藤 浩市 /山本 洋司床嶋 佳子 /酒井 静江近藤 芳正 /野崎 道雄斉藤 陽一郎 /堀口 健太 鷲尾 真知子 /串間 節子寺田 農 /串間 義夫伊東 四朗 /及川 典雄元証券マンだった山本は昔、人を殺した過去があった。刑務所を出所して地道に暮らしながらも、いつ過去のことがバレるのかビクビクしながら暮らしていました。そんな山本の元に一本の電話がかかってくる。電話の相手は山本に人を殺して欲しいと依頼してきます。その人物は山本の過去を知っていた。13年前に山本は女子高生と関係を持ってしまう。しかし山本は彼女が女子高生だとは知らなかった。その女子高生から脅迫された山本は女子高生を傘で刺してしまう。そして首を絞めて殺害。山本は殺害した女子高生の遺族に会おうとしますが拒否されます。その頃、山本の元妻は息子が私立中学に入学する為にお金が必要になります。だから山本に毎月の送金を増やして欲しいと頼んできたのだ。山本は生活は苦しいけど元妻と息子の為にお金を送ろうとします。山本の通帳に10万円のお金が入金されていた。人を殺して欲しいと依頼してきた人が送金したらしい。どうして山本の口座番号を知っているのか?山本に電話がかかってきます。それは山本に人を殺して欲しいと依頼してきた人物でした。その人物は、ある女子高生と援助交際をし行為の最中の映像をビデオに撮られたと言います。それを元に女子高生と男に脅迫され、お金を要求された。ビデオテープはコピーが出来ます。これからも脅迫は続くだろう。だから山本に、男を殺して欲しいと言うのです。山本は誰が自分に電話をかけてくるのか考えます。自分の口座番号を知っているのは身近な人間なのか?周囲の人間を疑い始める山本。通帳には合計50万円のお金が振り込まれていた。山本が送金した事で元妻は大喜びしていた。それを聞いて仕送りをもっと増やすと言うのでした。しかし山本は、どんどん追い込まれていく。謎の人物からの電話もかかってきます。山本は謎の人物に金を返すと言いますが彼は謝礼だと言う。自分の話を聞いてくれた謝礼。その人物は緻密な犯行計画を山本に話します。電話の主は山本に完全犯罪の計画を実行させようとしているのか?男からの謝礼として振り込まれたお金は全て元妻と息子に送ろうとする山本。しかし元妻と息子の間に入ってくれている及川は反対する。それを押し切って送金してもらう山本。疑心暗鬼に陥っている山本は親切な及川のことまで疑ってしまう。でも私も及川は怪しいと思う。山本を騙してるのかな?もしかしてお金を全部、横取りしてるとか?謎の男は山本に100万もの大金を振り込んできた。追い込まれた山本は会社でミスしてしまう。激怒する社長。とうとう社長は山本の過去を社員に話してしまう。最低な奴やな!山本は探偵事務所に元妻の住所を調べてもらう事にした。及川から元妻子との接触は禁止されている。それでも会うのかしら?元妻に会いに行く山本。元妻は及川の言う通り保険会社で働いていた。妻子が住む住所を訪ねて初めて息子の顔を見る山本。電車の中で涙します。家に戻ると、また電話がかかってきました。今度は山本が自分の話をしだします。初めて息子の顔を見た。しかし息子たちに会う資格は自分にはないと言います。電話の相手を山本を慰めます。そして山本に5000万円払うから男を殺して欲しいと頼みます。5000万円の誘惑に山本は心が揺れます。5000万円を渡せば元妻に家を買う事が出来る。会社をクビになった山本。しかし元妻への送金は何とかすると及川に言います。及川への疑いが晴れたと思ったけど、やはり及川と謎の男は繋がっているようです。実は及川の娘も殺されていた。だから復讐の為に謎の男と手を組んだのかな?二人で山本を追い込んだのか!山本は男を殺さずにテープだけ奪えばいいと考え男の依頼を受けます。追い込まれていく山本に会社の同僚は山本なら大丈夫だ!と励ましてくれます。翌日、謎の人物から電話がかかってきて今夜決行だといわれます。山本は謎の男が用意した車に乗り込みます。そして着替えて男に会いに行きます。山本は決して殺さないと決めて目的の場所に向かいます。取引の時間は午後10時。目的の駐車場で山本は逆に刺されてしまう山本。そこで山本は、ようやく謎の人物の正体を知ります。謎の人物は山本が殺害した女子高生の父親だった。謎の人物は及川と犯罪被害者の会で出会い計画を立てたのです。及川の娘を殺害した佐賀は二人も殺したのに死刑にもなりません。それが許せなかった及川は串間と今回の計画を立てました。その計画とは及川の娘を殺害した佐賀に山本を殺させようとしたのだ。実は及川は娘を殺害した佐賀に山本と名乗って恐喝していました。そして串間は山本に佐賀の殺人を依頼します。及川に恐喝されていた佐賀は5000万円を要求してくる山本を殺そうとしたのです。上手い計画やなー及川はすぐに自首し事件が発覚します。しかし山本が刺された時に謎の人物である串間は救急車を呼んでしまった。私は山本と話過ぎてしまった。彼は普通のどこにでもいる男だった。でも私は山本を一生許す事が出来ない。山本も罪を背負って生きて欲しいと。。山本の元妻は見舞いに来ます。息子は山本が父親だと気付いた。でも自分は再婚するから、もう会いに来ないで欲しいと頼みます。山本は元妻に自分は生きていて良いのか?と問います。あなたは私にとっては良い夫だったと言います。重い話でした。たとえ女子高生に非があったとしても人を殺してはいけない。罪を償ったとしても人を殺した罪は消えない。。では罪を犯した人物は、どうやって生きていけばいいのか?その問いの答えは、なかなか出ません、、
2018.09.19
閲覧総数 29844
26
一人娘と暮らす花村絢乃(麻生祐未)は、絢乃の亡父の遺言を受けた検事正・岡田幸喜(高橋英樹)の特命により検事に。今は東京地検刑事第一部の検事として働いている。松田電機産業の社員・原口昭信(聡太郎)が遺体で発見される。粉飾決済の内部告発を受けた特捜部の有沢達郎(原田龍二)は、原口から松田電機産業の裏帳簿のデータを受け取ることになっていたが、その直前に原口は何者かに殺されてしまった。その頃、絢乃は痴漢で現行犯逮捕された大学生・山村邦夫(馬場良馬)の取り調べを行っていた。しかし山村は過去のケガで手が自由に動かせないことを理由に、触ってないと否認。処分を決めらない絢乃のところへ、絢乃と大学の同期で現在21連勝中のやり手弁護士・成宮信子(石野真子)が現れ、「被害者の女子高生・安川みなみ(吉倉あおい)は、裏でいろいろやっているから気を付けたほうがいい」と助言する。検事の渡部守(敦士)と絢乃はみなみの自宅を訪ね、痴漢にあった状況を確認すると、みなみは「本当に触られた」と涙ぐんでしまう。さらに、帰宅した父親で経済産業省の局長・安川春樹(永島敏行)は、自宅まで押しかけたことを東京地検に抗議すると言い放つ。有沢は裏帳簿を押さえるため家宅捜査を決行、松田電機産業に向かうが、入り口は警察によって規制線が張られていた。何者かが侵入し、金庫から現金と帳簿類を盗んだうえ、経理課のパソコンにドリルで穴をあけてハードディスクを破壊したらしい。なぜか不敵な笑みを浮かべる社長の松田貞行(ベンガル)。タイミングの良すぎる明らかな隠ぺい工作に、有沢は特捜部内に情報をリークしている人間がいるのでは…と疑うが、部長の鬼頭英二(今井朋彦)は、身内を疑うことに激怒。有沢を担当から外してしまう。絢乃もまた、安川の抗議によって担当から外されてしまうが、みなみが嘘をついているとはどうしても思えない。有沢の「信子の言葉に惑わされているのでは?」との助言を受け、みなみと二人きりで会ってみようと動き出す…。安川みなみ(桜真学園高等学校 生徒) - 吉倉あおい[23]山村邦夫(大学生) - 馬場良馬みなみの同級生 - 岡本夏美[24]みなみの同級生 - 大森つばさ[25]原口昭信(松田電機産業 社員) - 聡太郎[26]警視庁刑事 - 星野亘安川絹代(みなみの母・安川の妻) - 水沢朋美刑事 - 中村僚志[27]花村家の近所の主婦 - 佐藤恭子成宮信子(成宮信子法律事務所 弁護士) - 石野真子遺体の第一発見者 - 岡田吉弘関東第一テレビのリポーター - 伊東大樹[28]堤将幸(立真大学 学生・みなみたちに痴漢の容疑者にされそうになる) - 五十嵐健人[29]警官 - 鏡憲二種市浩一(冒頭でごみ出しした学生) - 藤田富[30]成宮信子法律事務所の受付 - 舞山裕子[31]成宮信子法律事務所の受付 - 天野麻菜[32]工藤久雄(工藤久雄探偵事務所の探偵) - 梨本謙次郎松田貞行(松田電機産業 社長) - ベンガル安川春樹(みなみの父・経済産業省局長) - 永島敏行有沢は自分に情報を流してくれるはずの松田電機産業の社員 原口が殺害されてショックを受けていた。原口は松田電機産業の裏帳簿のデータを有沢に渡す予定だった。一体誰が犯人なんだろう?その頃、花村さんは痴漢事件の取調べを行っていました。大学生 山村は容疑を否認します。山村の言い分を聞いて彼に痴漢されたと訴えている女子高生に会ってみることになった花村さん。大学の同期の成宮信子は花村さんに被害者の女子高生は裏で色々やっているとアドバイスを送る。被害者 安川みなみは経済産業省局長です。安川みなみに当時の事情を聞こうとすると拒否されます。怪しいな。。偶然、父親である安川が帰ってくる。そして家まで押しかけてきた花村さんたちを非難する。成宮信子は苦労して弁護士になったようだ。しかし検事になるのが夢だったのに、どうして弁護士になったのか?成宮信子はミニカーを集めるのが趣味でした。1つの仕事を終えるたびにミニカーを買い集めていた成宮信子はミニカーを集めるのが趣味になったのだ。松田電機産業に捜索に入るとデータの入ったパソコンに穴が開いていた。証拠隠滅。。松田電機産業に強盗に入った泥棒がパソコンに穴を開けて金庫から現金を盗んでいった。あらら。。有沢さんは内部のリークを疑うが上司から仲間を疑った事を激怒され捜査から外される。花村さんは女子高生に直接会いますが何も話を聞けませんでした。なぜか成宮信子は花村さんに付きまといます。どうやら痴漢事件に関係があるようだけど、、成宮信子の事務所に松田電機産業の社長が訪ねてくる。社長は成宮信子にミニカーを贈る。成宮信子は以前、大学生が痴漢したと女子高生から脅迫されていると相談された事があると言う。その大学生を脅迫していた女子高生が安川みなみなのかな?どうして成宮信子は、こんな情報を花村さんに流してくれるの?花村さんは一度は外された痴漢事件を再び担当する事になる。そこで花村さんは安川みなみを尾行する。友達に頼まれて安川みなみは本屋で痴漢にあった振りをする。成宮信子の情報どおり!!でも山村には本当に痴漢されたと主張します。山村は怪我をした影響で手が自由に動かせない。しかし安川みなみが嘘をいってるようには見えない。やっぱり人を裁くって難しいねー花村さんは山村を処分保留にする。無罪じゃないのか!と激怒する山村。安川みなみの付添い人になった成宮信子。成宮信子の狙いは何?20年前に疑獄事件を担当した岡田。その時に経理課長をしていたのが成宮信子の父親だった。当時、修習生をしていた成宮信子。そりゃ検事にはなれないよねー成宮信子は和解金を払って次々と示談にしていく。あんなに無罪を主張していた山村も示談する。どういうこと?安川みなみの証言を信用する花村さん。だから示談も無効だと言う。成宮信子は強引に安川みなみを連れ帰る。これでは安川みなみが加害者になってしまう。娘を迎えに来た安川に、ちゃんと安川みなみと向き合って欲しいと頼むが家に帰ってしまう。成宮の事務所の仕事をしている興信所の社長工藤が安川みなみの事件に関わっている事が分かる。工藤は山村を捕まえた一人だった。もしかして安川みなみは罠にはめられたのか?工藤の興信所に向かうと、すでに工藤は殺されていました。成宮信子は安川の娘の事件を和解に持ち込んだ事で彼の弱味を握ったのかな?花村さんは山村に会いに行く。すると動かないはずの手首が動いたところを目撃する。なんだよー嘘だったのか!!山村は工藤に命令されて安川みなみに痴漢したようだ。どうやら工藤は松田電機産業の仕事を山村の父親の工場に優先的に依頼するというので工藤の頼みを聞きました。有沢によると松田電機産業には粉飾決済の疑いがあるようだ。松田電機産業の特許が急に認可された。もしかして安川のお陰なのかな?有沢さんの説明によると特許が認可されたら株価が上がる。そうなると粉飾決算の辻褄を合わせる事ができる。しかし成宮信子は工藤が殺された事に激怒し松田電気産業の顧問を降りると言い出す。仲間割れか?花村さんは安川に会いに行く。有沢さんは安川に直接、特許を認可したのは娘の為なのか?と聞きます。最初は否定しますが安川みなみは罠にはめられた事を話します。松田電機産業の社長は娘が恐喝行為をしている事を知り逆に娘をはめました。その事を知らなかった安川は全てを認めます。安川みなみの恐喝行為について書かれた週刊誌のゲラ刷りを見せられて社長の言いなりになる安川。恐喝の被害者の大学生たちに和解金を渡して問題を解決。その代わりに安川は松田電機産業の特許を認可する。安川みなみは父親が出世して両親が忙しくなり寂しくて恐喝に手を染めてしまった。娘の声を聞いてあげてほしいと頼む花村さん。安川は娘に謝罪する。安川みなみは父親とようやく分かり合えます。花村さんは成宮信子に話を聞く。安川みなみを利用した成宮信子に怒っていた花村さん。安川みなみから恐喝されていた大学生から相談を受けていた成宮信子は恐喝していた女子高生の中に安川みなみがいる事に気づいた。成宮信子は松田電機産業の社長から特許の認可が下りるにはどうすればいいのか?と相談を受けていた。それで安川みなみを利用したと言います。松田電機産業のパソコンに穴を開け、現金を盗んだ窃盗事件も成宮信子のアドバイスだった。じゃ工藤たちを殺したのは誰なのか?当然社長よね?それより松田電機産業の裏帳簿のデータは、どこなのか?花村さんはハッ!と気付きます。社長が成宮信子に贈ったミニカー!!!急いで成宮信子の元に行きますが松田にもらったものは全て捨てたといいます。ゴミ収集所に行くとミニカーの入ったゴミ袋だけ残されていました。ちゃんと仕分けしましょう!!ミニカーは生ゴミでは捨てられません!!というか純金やのに盗まれなかったのね?推測どおりミニカーの中に裏帳簿のデータがありました。そしてリークしたのも検察の人でした。中原という検事は3000万円もの借金があり、その弱味を握られてリークしていたのです。その事を工藤に脅され彼を殺害します。えー!そうなの?原口を殺害し松田電機産業に窃盗に入りパソコンに穴をあけたのは工藤でした。これで事件は無事に解決しました。父親を許す事は出来なかった成宮信子ですが安川親子を見て自分も父親を許せるようになったのかな?昔、岡田検事正に父親を許せるか?と聞かれたことがある。20年前の疑獄事件の時に全てを包み隠さず喋った事で事件を解決する事ができた。なぜ全てを話したのか?それは娘を守る為です。成宮信子は20年前に、その事を知っていれば道を誤らずにすんだのにと言います。最後は感動的にまとめてました。でも最後のオチは忘れていません!宇治谷さんが副検事になる試験に落ちて喜ぶ花村さん!可哀想な宇治谷さん。でも面白い!!!
2019.12.18
閲覧総数 1905
27
ウエディングプランナーで結婚式の名司会者、寿鶴子(泉ピン子)と彼女が働くウエディング会社『華』社長、松竹華子(岡本麗)は、鶴子の初恋相手で刑事の河辺健之助(田中健)の紹介で、ある結婚式を引き受ける。彼の先輩である元刑事、森岡聡史(平泉成)の娘、博美(国分佐智子)と目黒昭夫(伊東孝明)の結婚式だ。幼いときに母を失った博美は聡史に育てられ、昭夫も千葉県・佐原の土産物屋で働く母、美佐子(朝加真由美)の手ひとつで育てられた、ともに親孝行のカップル。 しかし、博美には悩みがあった。最近、ストーカーに狙われている気配があるのだ。その矢先、二人は結納で、聡史と美佐子を引き合わせる。すると結納後、聡史と美佐子が突然、結婚反対を唱えだした。親たちの説得を引き受けた鶴子は、聡史と会うが、答えを出すのに三日間の猶予が欲しいと言う。 だが、約束の三日後、聡史は刺殺体で発見される…。<出演者>泉ピン子・岡本麗柴田理恵北村総一朗平泉成朝加真由美国分佐智子伊東孝明佐戸井けん太剛たつひと根本博成田中健鶴子さんの初恋の相手 河辺の紹介で若いカップルの結婚式を引き受けます。結婚するカップルは森岡博美と目黒昭夫。森岡博美の父親は河辺の先輩なのだ。しかも河辺と同じく森岡も妻を早くに亡くし博美を男手1つで育てました。森岡博美は、どうやら謎の相手につきまとわれているようだ。目黒昭夫の叔父から結婚式をキャンセルしてほしいと電話が入る。しかし目黒昭夫は勝手にキャンセルするような叔父はいないと言う。どうやら森岡博美は謎の男につきまとわれていて、その男が電話をかけてきたと言うのだ。河辺は鶴子さんにクラッシックコンサートのチケットを渡す。え?初デートですか?良かったねー浮かれる鶴子さん。森岡博美はストーカー男に後をつけられる。大丈夫なのかな?目黒家と森岡家の結納の日に森岡博美の父親は目黒の母親を見て驚きます。なんだろう?その後、両家の親が突然結婚に反対し始める。えー何があったの?鶴子さんが親を説得すると言い出す。やはり河辺さんの紹介だもんねーまず森岡博美の父親に会いに行く鶴子さん。しかし何も話す事はないと言う。それでも鶴子さんは必死で説得しようとします。そこで森岡博美の父親は3日待って欲しいと言われる。森岡博美の父親が殺害されます。あらあら。。河辺さんは森岡が関わった事件を調べ直す。そして森岡博美のストーカー男についても調べます。鶴子さんは森岡の死を知ります。これで河辺さんとのデートも流れたねー森岡博美のストーカー男 相田が警察に連行されそうになり逃亡します。森岡博美が鶴子さんに会いに来ます。父は鶴子さんに会いに来た時に何を言ったのですか?と聞く森岡博美。3日間待って欲しいと言われたと答えると父は千葉県の佐原にいたようだと森岡博美は言います。実は佐原は目黒の母親が住んでいるところだった。目黒の母親に会いに行ったのかな?鶴子さんは私に任せて欲しいと言います。目黒の母親に会いに行く鶴子さん。目黒の母親が働く土産物屋を眺める謎の男がいました。誰だろう?鶴子さんが結婚を反対する理由を聞くとあなたに何も話す事はないと言う。そして森岡は私を訪ねて来ていないと言います。森岡博美のストーカー男 相田が警察に捕まります。相田は写真を撮っていただけだと言う。盗聴していた事もストーカーしていた事も事実だが森岡を殺してはいないと言います。森岡の自宅を盗聴していた相田は結納の日に森岡が誰かと電話していて何度も14年前と言っていた事を証言します。14年前に何があったのか?鶴子さんは、そのころ急遽頼まれた結婚式の司会の2次会に参加していた。その2次会に参加していたメンバーに目黒親子の知り合いがいた。目黒の父親は14年前に亡くなる。そのころ目黒の母親は息子を預けて東京に働きに行っていた。しかしすぐ帰って来た。それから土産物屋の金沢に助けられたらしい。続いて骨董品ブローカーの工藤という男が殺害される。この男は佐原で土産物屋をのぞいていた謎の男だ。悪名高き骨董品ブローカーの工藤。金持ちの家に目を付けて骨董品を安く買い叩いていた。14年前に何があったのか?14年前に資産家の男性が殺害された。その事件を担当したのが森岡でした。森岡は事件現場に向かっている時に女性を車でひきそうになる。その女性が犯人なのかな?実は14年前に犯人として疑われたのは骨董品ブローカーの工藤だった。工藤は資産家の男性の家に入り浸っていたのだ。14年前の事件に目撃した女性の似顔絵を見た鶴子さん。似顔絵の女性は目黒の母親にそっくりだった。もしかして森岡は目黒の母親に14年前の事を問い質そうとしたのか?そして目黒の母親は森岡を殺したの?鶴子さんは一人で目黒の母親に会いに行く。鶴子の様子がおかしいと華子さんは鶴子の自宅に行く。そして鶴子さんが一人で目黒の母親に会いに行った事を知り河辺に助けを求めるでも河辺は鶴子さんの推理が間違っていると言う。えーどういうこと?鶴子さんは目黒の母親と話し合います。森岡を殺したのは、あなたでしょ?と聞きます。14年前に森岡と会った事を認める目黒の母親。目黒の母親は14年前に殺害された資産家の男性の身の回りの世話をしていた。その仕事の世話をしてくれたのが土産物屋の店主 金沢と骨董品ブローカーの工藤だった。すぐに警察に行こうとしたが金沢に止められる。息子はどうするんだ?と言われ何も出来なかったと言う。森岡は目黒の母親に会いに来ました。そこで目黒の母親は本当の事を森岡に話しました。でも森岡を殺していないと言う。そこに土産物屋の金沢がやってくる。実は14年前に資産家の男性を殺害したのは金沢と工藤だった。資産家の男性を骨抜きにするために目黒の母親を紹介する。資産家の男性は金沢と工藤に資産の処分を頼まれていました。そこで二人は彼の資産を全て奪おうとしたのです。金沢は目黒の母親に好意を寄せていた。しかし目黒の母親は彼の事を受け入れられなかった。だから目黒の母親を利用したのね!でも資産家の男性に工藤と金沢の計画は全てばれてしまった。だから殺すしかなかったのです。そして目黒の母親に罪をかぶせようと電話で呼び出したのも金沢たちでした。森岡を殺害したのは金沢でした。金沢が事件の事で話があると森岡を呼び出し殺害。森岡を殺害するところを工藤に目撃されて脅迫されます。工藤を殺害したのも金沢です。全てを知った鶴子さんも殺害しようとします。目黒の息子が結婚したら一緒になろうと目黒の母親に言う金沢。鶴子を刺そうとする金沢。でも目黒の母親が庇って刺されます。目黒の母親は助かります。森岡博美に誤る目黒の母親。二人は母親の前で結婚の誓いを立てます。良かったねーさて鶴子さんと河辺さんはどうなるのかな?河辺さんの娘は二人の結婚に大賛成だから問題ないのに。。次の話では、もしかして二人結婚してるかもね!!
2020.02.26
閲覧総数 1378
28
鎖(上巻) [ 乃南アサ ]鎖(下巻) [ 乃南アサ ]乃南アサの本格ミステリー作品。直木賞受賞作「凍える牙」の続編原作「鎖」の初映像化。男勝りの女刑事・音道貴子(小池栄子)は、占い師一家みな殺し事件に機捜(機動捜査隊)として捜査に加わる。貴子は女の身でありながら、事件の際は犯罪現場に急行し初動捜査に当たる機捜に配属されたほど勝気な性格なのだ。ところが相方を組まされた星野秀夫(阿部力)は女癖が悪いと評判の刑事だった。貴子が星野の誘いをすげなく断ると、手の平を返したように冷淡に扱われる。しかも貴子が見つけた重大な手掛かりを自分の手柄として上司に報告していた。怒りに震える貴子。そのうえ星野は貴子に規則違反の単独行動を命じ、貴子は仕方なく一人で町に聞き込みに出る。偶然にも犯人一味と思われる男の引っ越し先を突き止め、犯人の住む家に向かう貴子。捜査の途中、以前に引ったくり事件で被害にあった主婦・中田加恵子(西田尚美)が現れる。貴子が知っている加恵子は、年老いた父の介護をしながら、働かない夫の代わりに看護師とスナックのアルバイトを掛け持ちして子供二人を育てている苦労人だった。日々の満たされない思いを語る加恵子を放っておけずについて行った貴子は、睡眠薬で眠らされ、潜んでいた犯人に拉致されてしまう…。一方、連絡が取れなくなった貴子の身を案じるかつての同僚刑事・滝沢保(高橋克実)は、星野に詰め寄るが事実を白状しない。細い手掛かりからやっとつきとめたアパートの一室に滝沢と平嶋真紀(篠田麻里子)は踏み込むが、そこで無残な死体となった犯人一味の男を発見する。滝沢は新たな手掛かりを探すが、刻々と貴子の身に危険が迫る…。読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した小池栄子が迫真の演技で魅せる孤独な戦いと衝撃のラスト!音道貴子 ・・・ 小池栄子 中田加恵子 ・・・ 西田尚美 星野秀夫 ・・・ 阿部力 平嶋真紀 ・・・ 篠田麻里子 島崎晋 ・・・ 東根作寿英 保戸田修 ・・・ 尾上寛之 柳沼伸治 ・・・ 益岡徹 守島勝則 ・・・ 阿南健治 鶴見明 ・・・ 蛯沢康仁 吉村管理官 ・・・ 佐戸井けん太 堤健輔 ・・・ 黄川田将也 井川一徳 ・・・ 小木茂光 滝沢保 ・・・ 高橋克実 占い師一家みな殺し事件が起こる。貴子は星野という刑事とコンビを組む事になります。この星野という男が軽くて女に軽そうで最悪な奴である。最初は貴子とコンビが組めて嬉しいと喜んでいたのに貴子が星野の誘いを断ると態度を一変する。星野が本当にムカツク!貴子は惨殺された占い師一家の家で銀行の粗品を見つける。その銀行の通帳は見つける事が出来なかったのに、どうして粗品があるのか疑問に思う貴子。そこで銀行に事情を聞きに行きますが口座はないと言われます。貴子は隠し口座は、ないのか?と聞きますが銀行側は否定します。その後、貴子が星野の誘いを断った事で星野が銀行の件を自分の手柄として上司に報告する。銀行には占い師の隠し口座がありました。そして二人の男が隠し口座にあったお金を全額下ろして持ち帰った事が分かります。この二人の男が犯人なのかな?星野は貴子と別れて単独で捜査をしようとします。貴子が、それは違反だと言っても星野は聞きません。仕方なく単独で聞き込みをする貴子。そこで昔、事件で関わった事のある中田加恵子という女性に出会う。引ったくり事件の被害者だった加恵子には失業した夫と寝たきりの父親。育ち盛りの子供二人がいてとても苦労していました。でも今は夫も父親も子供も捨てて若い男と暮らしているという。加恵子に誘われて彼女の自宅に行く貴子。出されたお茶に睡眠薬を入れられて眠らされる貴子。貴子の前には人を殺して血まみれの加恵子の男がいました。加恵子の男と占い師一家皆殺し事件とは、どういう関わりがあるんだろう?貴子は、そのまま拉致監禁されます。警察は貴子が行方不明になった事で滝沢さんたちを招集する。まだ事件性があるかどうか分からない。でも滝沢さんは貴子が無責任に事件を放り投げたりしないと言います。アホな星野は最初は貴子が風邪を引いたと言って誤魔化していましたが次に自分が貴子を叱責したら、いなくなったと嘘ばかり言います。滝沢さんは星野に事情を聞きますが、また嘘ばかりつく星野。しかし滝沢の部下が星野が音道に振られたという情報を得ます。その情報を星野に問いただしますが、それでも嘘をつく星野に逆ギレする滝沢さん。貴子に単独捜査をさせ、これで貴子に何かあったらただじゃ済まないと星野を脅す。貴子が聞き込みに行こうとしていた元銀行員の若松を訪ねる滝沢さん。若松の家を見つけるとそこに若松の死体を発見します。若松は猟銃を所持していました。貴子を監禁した犯人がそれを所持していた可能性が高くなります。滝沢さんは星野を脅して、やっと加恵子に辿り着く事ができました。貴子は二人で逃げようと加恵子を説得しますが彼女は聞き入れません。主犯の二人と合流する加恵子たち。彼らは銀行に隠し口座のお金を全額下ろした男でした。やっぱり仲間だったのか。。貴子はトイレに行きます。そして逃げ出します。しかし加恵子の男、堤に捕まり殴られます。警察は、やっと主犯二人の身元を割り出します。滝沢さんは加恵子は息子だけに新しい携帯電話の番号を教えていました。そして加恵子の現在位置が判明します。犯人グループは金の取り分でもめ始めます。殺された若松とも金の事で揉めて殺した犯人たち。熱を出した貴子を看病する加恵子。そこで加恵子は衝撃の告白をします。実は加恵子は誘拐された子供でした。加恵子が看病していた父親は実の父親じゃなく彼こそが加恵子を誘拐した犯人でした。加恵子は誘拐した男の妻に虐待されて育ったのでした。彼女が死ぬ前に全てを知った加恵子。実の両親を探しますが勇気がなくて両親の家を訪ねる事ができませんでした。貴子は今から変わろうと加恵子に言います。全力でサポートするからと言いますが加恵子は聞き入れません。そこにホームレスの姿をした刑事がやって来ます。彼は中の様子を探りにきたのです。あれれ?もう助けに来たの?滝沢さんたち特殊班チームが貴子が監禁された場所の様子を探っていました。犯人たちは海外の逃亡を計画中。最後に貴子に襲い掛かる堤。激怒した加恵子は自分を裏切ったら許さないと散弾銃を堤に向かって撃ちます。突入に反対した滝沢さんは電話で犯人に説得を始める。貴子に必ず助けると約束する滝沢さん。主犯の井川は警察に囲まれても大丈夫だと言う。実は犯人たちが立てこもっている建物には地下通路があるのです。貴子は犯人たちの隙をつき手錠の鍵を手に入れます。加恵子は、その様子を見ていましたが寝たフリをします。滝沢さんは、また犯人に電話をかけ貴子に代われといいます。どうして犯人は簡単に貴子に代わるのか?犯人たちは地下通路に逃げようとしますが最後に堤が貴子を殺そうとします。加恵子は貴子を庇おうとして堤に殴られます。貴子は「星野!」と叫びながら堤を殴ります。この星野という言葉が突入の合言葉でした。貴子は無事救出されます。星野は貴子に謝罪どころか誤解だと言い訳しますが貴子が星野をぶん殴ります。あーすっきりした!!本当に星野にはムカついたからねー貴子は加恵子の実の両親に会いに行きます。今は犯罪者になっている加恵子ですが彼女は私を助けてくれました。それが本来の加恵子なんだと貴子は言います。そして、あなた達に加恵子の支えになってほしいと頼みます。星野にはムカついたが、なかなか面白かった。今までの音道シリーズの映像化の中では貴子役の小池さんと滝沢さん役の高橋さんってピッタリだと思う。シリーズ化してほしい。ちなみに原作は読んだ事ありますが内容は忘れてます。星野の事は何となく覚えてるんだけどなー
2016.07.06
閲覧総数 11753
29
玉川東署捜査一係に少年誘拐の通報が入った。さらわれたのはIT関連企業の社長の息子・村田新吾(伊藤大翔)。乙女(市原悦子)は米田(布川敏和)らと早速捜査を開始するが、そこに郡司(三浦浩一)を班長とする警視庁の特殊捜査班が乗り込んできて、捜査は思うように進められない。ましてや身代金を運ぶ途中に頭部を負傷し、一億円をみすみす犯人に渡した乙女は捜査から外されてしまう。だが、新吾の複雑な家庭環境を捜査の中で知った乙女は、単独捜査に乗り出すのだった。 村田守(運転手兼雑用) - 小林正寛斎木順子(大吾の前妻) - 山下容莉枝郡司直人(警視庁特殊捜査班 班長) - 三浦浩一村田大吾(IT関連企業数社の社長) - 石丸謙二郎村田新吾(大吾と順子の息子) - 伊藤大翔[12]村田舞衣子(大吾の後妻) - 渋谷亜希倉前(警部) - 掛田誠IT企業社長の息子が誘拐される事件が発生する。乙女さんは倉田や米田たちと捜査を開始するが警視庁特殊捜査班が乗り込んできます。誘拐された少年 新吾の自宅で犯人からの電話を待つ乙女さんたち。乙女さんは犯人からの電話に出て身代金を運ぶように命令される。特殊捜査班の班長である郡司に激怒される乙女さん。さらに乙女さんは身代金を犯人に奪われてしまう。実は乙女さんは事件が発生する前に新吾と偶然会っていました。口の悪い新吾に足を引っ掛けられたのです。新吾の自宅前には額に大きなホクロのある怪しい男性を見かけた乙女さん。彼が誘拐に関わっているのではないか?と疑いますがその謎の男が乗っていた車の特長やナンバーを覚えてなかった事で逆に郡司に怒鳴られてしまう乙女さん。身代金を奪われた時に犯人達はの話している会話を聞いて犯人達が別荘に向かうのではないかと考えます。当然、郡司は乙女さんの話など聞いてくれません。しかも乙女さんは身代金を奪われた事で捜査を外されてしまう。乙女さんは一人で捜索するために別荘に向かう事にします。別荘とは新吾が実の母親とよく遊びに行った河口湖の別荘だろうと考える乙女さん。新吾の母親と父親は離婚していました。新吾の父親の村田は離婚してすぐに再婚します。新吾は自宅にいても居場所がありません。新吾に何でも買ってあげる父親ですが新吾の寂しい気持ちまで理解出来ない村田。新吾の母親から事情を聞くと新吾の母親の実家の事業が上手く行かなくなり村田に金を出してもらうように頼みますが村田に拒否されます。それから夫婦仲も悪くなり二人は離婚します。村田が事業を起こす時に新吾の母親の実家から金を出させたくせに実家の事業が上手くいかなくなっても金は貸さない。村田はそんな男だと新吾の母親は言います。乙女さんは河口湖の別荘に向かうと新吾が逃げ出す所に出くわします。新吾は誘拐犯から逃げ出したのです。乙女さんは新吾を連れて逃げ出そうとしますが誘拐犯に捕まります。誘拐犯二人は村田の会社の社員でした。しかし村田が社員を酷使したお陰で自殺者や病気になった者が大勢出たのです。誘拐犯二人も村田にこき使われて病気になり会社を解雇されました。誘拐犯二人は村田に恨みを持っていました。別荘から違う場所に移動した誘拐犯と乙女さんたち。乙女さんは米田さんに助けて欲しいとメールを打ちますが米田さんは身代金の紙幣ナンバーを控えることに忙しくメールに気付きません。その頃、ビジネスホテルで男の絞殺遺体が発見されます。遺体で発見された男こそ乙女さんが見かけた額にほくろのある謎の男でした。謎の男の名前は春日。春日も村田の事を恨んでいました。彼はIT企業を経営していました仕事が上手く行かず村田に乗っ取られ借金だけ残ってしまいました。そこで春日たちは村田に復讐するために息子の新吾を誘拐したのでした。一体誰が春日を殺害したのか?乙女さんは誘拐犯二人が誰かにメールを打っている所を見かけます。まだ共犯者がいると考える乙女さん。ようやく乙女さんからのメールに気付いた米田さん。米田さんたちは河口湖の別荘に乙女さん救出に向かいます。その頃、乙女さんは新吾と一緒に誘拐犯の隙をついて逃げ出します。でもすぐに誘拐犯に見つかってしまいます。誘拐犯に捕まりそうになるところに米田さんたちがやってきます。新吾は無事に救出されました。しかし誘拐犯たちは車で逃亡し事故にあい二人とも意識不明の状態です。特殊班の郡司は新吾を誘拐したのも春日を殺害したのも誘拐犯の二人だと決め付けるが乙女さんは、まだ共犯者がいると言います。当然、乙女さんのいう事など聞いてくれません。そこに原宿署の刑事がやってきます。春日を殺害した犯人を逮捕したと言うのです。春日は借金を返す為に、借金取りに会います。しかし春日が持っていた一億円を見て欲が出て春日を殺害し金を奪ったのです。春日を殺害した事で誘拐犯二人が春日を殺害してない事が分かりました。それなのに乙女さんの共犯者がいるという話に耳を貸さない郡司。でも春日が殺害されたのは29日。そして乙女さんが誘拐されたのは30日です。誘拐犯二人がメールを送っていたのは当然30日です。そうなると誘拐犯二人がメールを送った相手は春日じゃないという事です。これで乙女さんの共犯者がいるという確立が高くなってきました。乙女さんは春日や誘拐犯二人の共犯者は村田の弟村田守ではないか?と考えます。なぜなら共犯者が送ったメールと新吾が送ったメールの打ち方が似ていたからです。新吾は句読点の代わりにスペースを空けます。これは村田守に習ったと言う新吾。共犯者からのメールも句読点の代わりにスペースを開けていました。村田守は学生時代にベンチャー企業を立ち上げました。でも資金繰りが上手くいかなくなります。兄の村田が村田守の会社を乗っ取り借金を返しました。兄の村田は村田守の会社を乗っ取りながら借金を返済するよるに村田守に迫ったために彼は村田の運転手兼雑用係になったのです。乙女さんは村田守に事情を聞きます。新吾は村田守を庇いますが村田守は容疑を認めます。村田守は兄が許せなかったと言います。村田守と村田は母親の違う兄弟でした。中学生の頃に母親と父親に引き取られた村田守。病弱の母親に何もしてくれなかったと兄に激怒する村田守。母親は寂しく死んでいった。新吾に同じ思いをさせたくない。新吾を母親の元に帰してあげたかったと言います。村田は息子に聞きます。母親の元に戻りたいか?新吾は戻りたいと言います。でもお父さんのことも大好きだと言うのです。村田の後妻である舞子は元妻の実家の借金を返してあげたらと言います。村田の後妻にも子供がいます。新吾と兄弟だ。兄弟は仲良く育って欲しい。村田と村田守のような関係にはしたくないと村田の後妻は言うのでした。確かにその通りよねーこれで事件は無事に解決しました。これまた悲しい事件でした。でも新吾が母親の元に戻れてよかったよかった!!
2018.11.29
閲覧総数 1215
30
山梨県警捜査一課の警部・朽木(渡辺謙)は笑わない男だ。9年前、自ら運転して事件現場へ急いでいた時、年端のいかない女の子をはねて殺してしまった。女の子の母親が思わず口にした言葉が今も耳について離れない。「二度と笑わないでください。この子は笑いたくても、もう笑えない!」それ以来、朽木は笑いを忘れた。妻子にも去られ、朽木はその母親の言葉を振り払うような気持ちで仕事に打ち込んできた。朽木の担当する現金強奪殺人事件が第一回公判の日を迎えていた。パチンコ店の売り上げを積んだ現金輸送車を二人の男が襲い、争いのあげく警備員二人と、巻き込まれた小さな女の子が死んだ。主犯は逃亡し、共犯者と思われる湯本(北村一輝)が捕らえられた。状況は湯本が共犯であることを示していた。しかし、物証がない。朽木の部下で所轄から刑事に引き上げられたばかりの島津(大浦龍宇一)があたった取り調べは難航。だが、拘留期限ぎりぎりになって、朽木に尻を叩かれた島津の厳しい取り調べの前に、湯本はついに自白に及んだのである。公判の日、朽木たちの見守る中、検事の根来(光石研)が起訴状を朗読し、判事が起訴事実に誤りがないかを被告の湯本に問うた。場内の目が湯本に注がれる。やがて口を開いた湯本は、すべては警察のでっち上げであると言い出した。自分には当日のアリバイがあるのだという。そんな話は捜査陣はもちろん聞いたことがないし、その慌てようからして弁護士の斉藤(矢崎滋)すら知らなかったようである。場内は騒然となり、閉廷が宣告された。しかし、朽木は、朽木と目のあった湯本の口の端がうすい笑いにゆがむのを見逃さなかった。湯本直也(現金強奪殺人事件の共犯者) - 北村一輝[1]島津恵理(島津の妻) - 中島ひろ子[1]根来忠志(検察官) - 光石研[1]石塚巌(裁判長) - 須永慶[8]秋本詩織(香織の姉・女子高生) - 上原香代子中島(山梨中央新聞 記者) - 李鐘浩[9]東都新聞 記者 - 山口眞司記者 - 田原正治大熊悟(現金輸送車強盗の主犯) - 佳本周也秋本道子(詩織と香織の母・保険外交員) - 余貴美子[1]由紀の母親 - 神野美紀倉田(元刑事・9年前 朽木泰正が起こした交通事故で死亡) - 中薗光博秋本香織(3か月前 流れ弾に当たり死亡) - 佐野日名子由紀(9年前 朽木泰正が起こした交通事故で死亡) - 守山玲愛[10]山梨地方裁判所の係員 - 松沢英明リポーター - 小池朋子刑事 - 菊原千城山梨地方裁判所の警備員 - 佐藤裕一島津孝久(島津と恵理の息子) - 堀越光貴ソム・シー(フィリピンパブのホステス・大熊の愛人) - マリア・スザナ・ナカジマ刑務官 - 津村和幸[11]斉藤守(弁護士) - 矢崎滋朽木さんには事件現場に向かう途中に推さない少女を車で轢き殺した過去がありました。それから笑わない人間になった朽木刑事。パチンコ店の売上金を運ぶ現金輸送車が襲われ警備員二人と小さな女の子が亡くなった。犯行を自白した湯本は裁判で自白を覆す。裁判を傍聴した朽木刑事は驚く。湯本から自白を引き出した担当刑事 島津は拘留期限ギリギリで自白を引き出したのだ。裁判で自白を強要されたと泣きながら証言する湯本。自分にはアリバイがあるから調べてほしいと泣きながら頼みます。裁判所から出て行く湯本が笑った姿を見逃さなかった朽木刑事。湯本は目だし帽を購入したのが湯本に似ている。そして事件に巻き込まれた少女の母親が犯人の体型が湯本と似ていると証言しました。しかし証拠はありません。湯本が現場にいた確実なブツを探すことと、共犯者を探す事。それを部下に指示する朽木さん。朽木さんは湯本が犯人だと確信しているようだ。尋問テープを聞き直す朽木さん。私でいいんです。と湯本は言っていた。これは自白の強要と思われても仕方ない言い方だった。湯本の共犯者である大熊は前科まみれの男。どこに逃げたのか?湯本は心理学科を中退した。心理カウンセラーとして女性の悩みを聞き彼女たちに睡眠薬を与えて眠らせ乱暴した最低な男である。心理学科を中退したってことは人を操る術を知っているということか!事件に巻き込まれて亡くなった少女の母親 秋本道子。真犯人を見つけてくれと言う秋本道子。秋本道子の娘 詩織は妹の死にショックを受けて笑わなくなっていました。湯本に事件当日、大熊の愛人ジョナリンと一緒にいたという。湯本は大熊にジョナリンとの関係がバレるのが怖くて内緒にしていたらしい。そこに島津がやってくる。ジョナリンがいなくなったと報告します。湯本の弁護士 斉藤がやってくる。湯本の担当刑事である島津に裁判で証言して欲しいといいに来る。そして尋問の録音テープの確認をします、朽木さんは録音テープがあると答える。録音テープが裁判で流れれば不利になります。その後、島津は辞表を出します。どうやら島津は湯本を尋問した時に何かあったようだ。湯本は島津に「お前はもう終わりだ」と言います。なぜ自分が終わりなのか?湯本に問う島津。何も言わない湯本。不安になる島津。このやり取りで島津を支配下に置く湯本。さすが心理学科を中退しただけあるわね!!自分にはアリバイがあると言い出す湯本。焦る島津。だからお前は終わりだと言われ追い詰められていきます。島津を脅迫する湯本。アリバイがある事を上司に報告しなかったことを上司に報告しようか?と湯本は言います。そんな彼を必死で止める島津。形勢逆転やな!!取調べで落とされたのは犯人ではなく刑事だった。さすが心理学科を中退しただけある。人をコントロールする術を心得てるのねー島津は湯本から助けてやろうかと言われる。湯本の髪の毛と体毛をジョナリンの部屋に置いて来いと命令されます。しかし島津は置いていないと言う。島津を家から連れ出す朽木さん。妹を殺されて苦しむ姉を島津に見せる朽木さん。でも湯本は一人だけ笑っている。そんな湯本を許せるのか?ジョナリンの家の家宅捜索をする事になります。冤罪好きの裁判長だから湯本が有利なのかしら?ジョナリンの部屋から湯本の毛髪及び体毛が見つかる。その他にも大熊の体毛も見つかりました。しかし毛髪と体毛を見つけたとしても事件当日にジョナリンの部屋にいた証拠にはならないと検事は言います。上司から朽木どうするんだ!!と責められます。朽木さんの上司は9年前の事件と同じく少女が犠牲になった。2度と笑うなと少女の母親から言われた朽木さんは、それ以降笑わなくなった。でも自分が生きている人間だって忘れるなよと言われる。大熊とジョナリンの居場所がどうしても分からない。島津も証言台には立てない。どうするの?尋問テープを聞きなおす朽木さん。尋問テープで事件に使われた盗難車を翌日に処分した事を疑問に感じる朽木さん。湯本の自信は何なのか?大熊とジョナリンが見つからないという自信。そこで何かを思いつく朽木さん。捜査員を七つ沼に向かわせる。何があるの?裁判当日。裁判で尋問テープを聞かせる弁護士。裁判で証言台に立つ朽木さん。どうして島津が来ないのか?と問う弁護士。ジョナリンの部屋に湯本の毛髪があった事をどう思いますか?ジョナリンと湯本の関係は肯定も否定もできない。しかし、あれほど怖がっていた大熊の愛人を奪う事が湯本に出来たのか?朽木さんは湯本の毛髪を誰かがジョナリンの部屋に置いた可能性があると言う。事件当日、大熊は七つ沼に買った土地をジョナリンに見せようとした。そして湯本は二人を追うために車が必要だった。恐怖に震えて泣く真似をしながら笑う湯本。そんな湯本に笑うなと叫ぶ朽木さん。裁判所に朽木さんの部下がやってくる。朽木さんの読みどおり七つ沼に大熊とジョナリンの遺体が発見される。湯本に必要だったのはジョナリンの沈黙。だからジョナリンと大熊を殺したのか。。沈黙のアリバイ。ジョナリンの部屋に湯本の体毛と髪の毛を置いたのは弁護士の斉藤でした。えー強盗した金を独り占めするために湯本は大熊とジョナリンを殺害。弁護士の斉藤は冤罪を勝ち取る為に湯本の計画に乗りました。島津は朽木さんに辞表を渡す。自分に合った仕事を見つけろという朽木さん。妹の死を乗り越え前に進もうとする秋本親子を見て朽木さんはどう思ったのか?これからも笑わないつもりなの?これで事件は無事に解決しました。でもさすが渡辺謙さん主演のドラマは見応えあります。
2019.12.06
閲覧総数 17121