ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
2010冬アニメ(1月スタート作品)15作品の1話-4話の感想です。「刀語」が気になっています。其れから「バカとテストと召喚獣」と「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」と「デュラララ!!」。要注意は「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」で、鬱やプロパガンダ展開になりそうな予感(あくまでも予感で、根拠は有りません)。パンツアニメはごっそり切りました。group-A 期待■刀語 1話「絶刀・鉋」時代劇、侍と刀、作画、原作は西尾維新さん…期待するなと云う方が無理な話です。面白かったです。けれど、西尾作品の肝である長台詞の魅せ方が今一つで、視聴していて疲れました。会話時の絵の構図も単調で、@鈴木千尋さんと@細谷佳正さんの掛け合いも、2人のテンションと技量の差が噛み合わない感じでした。同氏の「化物語」の方は長台詞だって事も無げに魅せていたので、今作の場合は、脚本や演出に問題が有るのかも。キャラクターdesignは原作絵を尊重した単純なラインの独特の絵で、一般ウケはしなさそうですが、私は凄く好きです。この手の絵は戦闘など動きに特化した作画になりそうで楽しみ。OPやEDのdesignもジャパネスクで素敵。音楽も良い感じ。とがめ@田村ゆかりさんも可愛いです。2話予告のウフフシーンに期待(*´Д`*)。制作はWHITE FOX。月1放送で全12話。■バカとテストと召喚獣 3話「食費とデートとスタンガン」勉強や試験をバトルゲーム仕立てで見せる不思議な作品。けれどバトルはメインでは無く、日常の学園風景も満載の、キャッキャウフフな作品。監督は大沼心さん。元々シャフトで仕事をしていた方で、近年のシャフト作品の軽妙さは彼による所も大きく、本作も独特なdesignと軽妙なノリが満載です。「色と面の捉え方」が上手いと思います。ただ、物語の運び方や間の取り方に癖が有る様で、少し空回っているかなと感じる部分も。最近の学園モノは極端なハーレム設定ばかりなので、男子・女子・秀吉(注:秀吉は性別)がバランス良く登場するこの作品は、素直に楽しいです。個人的萌え所は、吉井君@下野紘さんのアホの子具合と掛け合いの台詞、ムッツリーニ@宮田幸季さん全般(*´Д`*)。原作は井上堅二さん、制作はSILVER LINK.。■ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 3話「ティーン ウルフ」ヴァンパイアの少女と狼少年の物語。日本に特区設立・国債で恫喝と、まるで「数年後のリアル日本」を見ている様です(この意味が判らない人は、ニュースと政治に興味を持った方が良いと思います)。監督は新房昭之さん。アップと引きの多用や、背景の使い方、遊びの多用、演出で作品を引っ張る作風など、相変わらずのアクの強いシャフト節。1話の劇中劇(TV番組)にポカーンとされられ、2話のフレンズと例のダンスに、ぶっ飛びました。ただ、大沼さんが抜けたので肌触りは変わったかな。残念なのは、暁とミナとの関係性に、今の所あまりドキドキを感じない事です。2話のヌリヌリ・プレイにも食指が動きませんでした。emotionが足りないのかな。主人公の名前と容貌からウルフガイ(by平井和正さん)をポワワンと思い出した事は内緒(笑)。制作はシャフト。■デュラララ!! 3話「跳梁跋扈」池袋で起こる不思議な群像劇。「バッカーノ!」と原作・監督・制作会社が同じなので、似た匂いがします。センス有るdesign、良く動く作画、パッと見では判らない人間関係、独特の空気感を持つ世界。監督の大森貴弘さんは「地獄少女」や「夏目友人帳」も手がけた方で、物語世界の空気感を作り出すのが上手い方だと思います。ただ毎回独白が長く入り、状況説明をしているのですが、其れが今一つテンポを悪くさせている様な気がしました。とは云えまだ3話目、寧ろ後から良い効果を生むかもしれないので様子見です。あとは、池袋やカラーギャングと云うモチーフから「IWGP」を思い出して仕舞うので、頭を切り替えないと。人物が絡み合う群像劇なので、話が進むに従い人間関係の点が線に繋がる快感を楽しみたいです。3話時点では、最悪最低男なイザヤ@神谷浩史さんがお気に入りですが、なにせ登場人物が多いので、今後も魅力的な人が増えそうな予感。キャラクターdesignは岸田隆宏さん。人物が自然に動く線画の感じが凄く好みの絵です。原作は成田良悟さん、制作はブレインズ・ベース。group-B 惰性■おおかみかくし 3話「衝動」くどい位のハーレム設定なので、せめて主人公は男性声優さんの方が良いのにと思っていましたが、3話で考えを180度変えました。違う違う違う、これはハーレムでは無く、主人公がヒロインなのだと。原作が「ひぐらしのなく頃に」などの竜騎士07さん。片田舎で起こる事件、狼と狩り、病気と八朔、陰謀と謎解き、サスペンスとホラーで構成されていますが、脚本も作画も色彩もdesignも何とも平凡です。ですが、3話の件のシーンでは笑いと恐怖が一緒にやってきたので、ネタアニメとして楽しめそうです。あとは男性陣が@立木さん@藤原さん@遊佐さん@小西さんと、豪華なのは楽しみです。制作はAIC。group-C 危ない■ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 4話「梅雨ノ空・玻璃ノ虹」作画は凄く良く、物語も丁寧です。ただ、「けいおん!」のキャラデザの方の絵かと思ったら、別人でした。正直パクリゴホッ、そう云うのは好感が持てません。和洋折衷の世界観は、アイタタタ臭がしつつも面白いとは思うのですが、「常に日本を意識してね」的な制作者側からの刷り込みが感じられます。何だか人気のキャラデザで引き込み、前半は彼女達のキャッキャな日常で油断させ、後半に鬱展開やプロパガンダで、ドスンと打ちのめしそうな予感がします。あの「エルフェンリート」の神戸守さんが監督、脚本が吉野弘幸さんですから…。3話でも「アメイジング・グレイス」や「あめゆじゅとてちてけんじゃ」、4話での軍人批判など、裏読みしたくなるネタを持ってきましたし。制作はA-1 Pictures。■のだめカンタービレ フィナーレ 2話1期2期とも視聴済。正直に云うとアニメのクオリティには期待していません。1期2期がアレでしたから。生温く見守ります。制作はJ.C.STAFF。■ギャグマンガ日和+ 3話「銭湯に行こう」1期2期とも視聴済。紙芝居。銭湯の地獄絵図には笑いました。人間、当初の目的を忘れ、如何にもならなくなる事が、偶に有るよね。制作はスタジオディーン。group-D 視聴停止■れでぃ×ばと!3話「がーど×れでぃ?」まで視聴。仕える者と仕えられる者が同学すると云う、よく考えると露骨な階級社会設定の凄い学園モノ。パンツ&オパーイをデーンと見せられ喜ぶのは10代男子の皆さんだと思うので、この作品は其の方達にお任せです。それに主人公に対して「ラッキースケベだけど可愛いなぁ」と思えなかったので、もう、ゴールしても良いよね(´・ω・`)。制作はXEBEC。作画は良いので後ろ髪は引かれています。■おまもりひまり3話「メイドinネコ」まで視聴。主人公とネコ系の守護する女の子。良く言えば10代受けしそうな可愛い系のキャラクターdesign、悪く言えば判子絵。そんなお気楽ハーレム作品。作画も凡庸。似た様な作品を、前期、前々期、前々々期も視聴した気がするので、とりあえず視聴停止です。優人@平川大輔さんと緋鞠@小清水亜美さんコンビは多少気になりつつだけれど。制作はZEXCS。■はなまる幼稚園3話「はなまるな三角関係/はなまるな一日」まで視聴。ほのぼので可愛いねと云う作品。ま、建前と本音の世界、ほのぼのとペドフィリアの境界線って難しいですね。1話の、先生と生徒が在校中に妊娠結婚した件で微妙に引いて仕舞ったのは、私が古いタイプの人間だからかな。制作はGAINAX。GAINAXなので面白いとは思うけれど…。■ちゅーぶら!!3話「風の強い日」まで視聴。中学生の下着と体を、いかに正当化して描こうかと考えたら、こんな風になっちゃいました的作品。一見、真面目風を装っているのが余計にね。地上波では無いので自重の感覚は持っているみたいです。制作はZEXCS。■COBRA THE ANIMATION2話「黄金の扉」まで視聴。低予算なのかな、作画も演出も、笑い声の下手な声優さんも残念な感じ。制作はマジックバス。■聖痕のクェイサー1話「震える夜」まで視聴。これ、AV(アダルト・ビデオ)です。TV版は絵と音声が規制されていて途中から何が何やらな状態でしたが、其れでもえげつなさは感じ取れました。規制無し版は完全にAV。制作はフッズエンタテインメント。私は絵の表現の世界に規制を持ち込むべきでは無いと思っています。だから最近問題の児ポ法の様な、被害者のない2次元媒体への無意味な規制については反対です(勿論、被害者のいる3次元への規制は正しい線引きの上で必要だと思います)。けれど、表現の自由を振りかざし無秩序になるのも如何かと思います。時と場所をわきまえ住み分ける事は必要なのでは。TV電波は公共のもの。OVAなど敷居の高さを変えた方が、皆が幸せになると思います。■ひだまりスケッチ×☆☆☆シャフトのマッタリ系作品。1期2期とも未だ虫食い視聴状態なので、後で纏めて。----------以下、雑感です。*規制の話ここ最近、エロとグロの描写の規制が緩い様な気がします。多分、誰かがOKを出しているからこう云う状態になっているのだと思います。どの業界でも当たり前の事ですが、上がOKを出さなければ下が勝手に暴走する事は出来ません。*コナンとベジータの話最近、1クールアニメが今一つなので「名探偵コナン」と「ドラゴンボール改」の視聴を再開しました。コナンは(最近色々有りましたが)何だかんだで面白いです。DBは昔、Z辺りで視聴を止めたので、今放送している辺りが丁度良いです。新作カットも入り、引き伸ばしは間引かれ、上手く編集されているので、楽しく視聴しています。其れに、ベジータさんがこんなに可愛い子だとは思ってもいませんでした(*´Д`*)。*アニメ産業の話最近、変だと思う事が有ります。NHKが昨年ニュースで「日本のアニメーターの20代の平均年収は120万円、対策が必要」と報じていました。これを報じた当のNHKが、率先して外国へ制作を発注しています。動画の発注は昔から有りましたが、原画や作監や作品1本丸々発注しています。最近のNHKの海外への依存具合と、ノウハウとお金の流出具合は、ちょっと異常。勿論、海外へ支払われるお金は私達の受信料。これが民放なら競争原理も有るので仕方が無いのですが、この不景気の日本で、日本の公共放送が進んで海外に技術とお金を流出させる理由って、何なのかな。日本の若者には「アニメーターは給料が低いから止めた方が良いよ」と言い、其の裏で、露骨に特定の外国のアニメ産業を支援している、構図。私は美大卒の子が(大卒で無くても才能有る人が)安心してアニメ業界に入れる様になって欲しいと常々思っていました。作品の質も上がるし、若年層の雇用も確保されるからです。けれど現実は、TV局の人の平均年収が1200万とも1500万とも言われる中、アニメーターの年収は其の10分の1にも満たない状態。この問題を最も理解しているNHKが、自ら自国の産業保護と若手育成を潰している事に違和感を感じます。---2010.01.26. 15:15 up ---
2010.01.26
コメント(3)