ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

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2007.12.21
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テーマ: アニメ!!(3881)


〔ひぐらしのなく頃に-解〕24話(最終話)〔祭囃子編 其の拾壱 オシマイ〕

ヤクザに狙撃なんて出来るんだ。凄いね。

先々週 富竹が捕まり縛られ猿轡になった時には、トミーはまた死ぬのかな って思ったのだけれど(トミーごめん)、富竹と赤坂の活躍で、番犬部隊への要請が出来た様です。雛見沢へ戻ると云う赤坂。其れに呼応して〔やり残した事が有る〕と云い、同じく戻ろうと云う富竹。トミー、アレか、恰好良いねぇ! 其れにしても、脇の男性陣は大きな活躍はしないけれど、色っぽいですよね。トミーは声の人が@大川さんだし、赤坂は@小野さんだし、入江先生は@関俊彦さんだし。

所詮、金で雇った奴など、支払われた以上の状況に成ったら簡単に裏切る んですよね。其の辺が甘い三四。いえ、もう、正常な思考が出来なくなっているのでしょう。東京の野村と云う女が近づいて着た時、三四はもう崖っぷち、目の前に差し出されている手は、地獄への誘いだって事は百も承知の筈だったのに。けれど、こうやって〔山犬〕に裏切られ、最後のライン〔東京の野村さん〕に迄裏切られて仕舞い、本当に哀れ。

〔人として生きていて良いよって、誰かに認めて貰いたかっただけなのに〕。

他人に認められたいと云うのは、大なり小なり、皆持っている感情。けれど、そういう感情が過剰に有る人は、過去に極端な自己否定を受けている 場合が多いのだそうです。親と良い関係が持てない状況にあったり、小さい頃に無条件で受け入れられると云う経験をしていなかったり、激しい自己否定をされた経験が有ったり、何かしらトラウマを負っていたり、と。だから他人の目や評価が、必要以上(病的な位)に、気に成るのだそうです。そう思うに、三四は不憫だなぁ。そしてそんな三四の妄執が有るから、この雛見沢での無限ループは、1000年も続いていたのでしょうね。

三四を見逃した小此木は、少し恰好良かったかな。いや、違うかな。人殺しと云うヨゴレ仕事をあえてしたくなかっただけかな。半々と云う感じなのかな。



羽生が最後に神として皆を守ったと云う感じなのかな。〔ババヌキ〕と〔ジジヌキ〕の話は良かったなぁ。〔ジジヌキ〕は最後の1枚を入れたら誰もが負けにならない世界。楽しい綿流しの祭と7/1の日付が見る事が出来て、本当に良かったです。早足だったけれど、ちゃんと終わりを見せてくれました。此れが〔bad end〕じゃない終わり、なのかな。

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総括。

まぁ面白かったです。10-12月期の中ではまぁまぁ上位と云う感じです。

ええと、前々から思っていたのですが、難しいゲーム等は第三者にプレイしてもらい、其れを自分がまるで動画を視聴する様に後ろから見たいなぁという願望が有りました。特に戦闘が有るゲームだと、自分には〔絶対〕クリアは出来ないので、上手い人にプレイしてもらいたいのです。また、複数分岐の有るゲームなら、全てのENDを映像で全部見たいなぁという願望も有りました。

其れらの 我侭な欲求が斬新な形で映像化された のが、前作の〔ひぐらしのなく頃に〕と今作の〔ひぐらしのなく頃に-解-〕だと思います。

しかも、ゲーム原作をanimation化する場合、1つのルートだけを映像化するのが常なのですが、この〔ひぐらしのなく頃に〕では、1つのルートが終ると次のルートが始まるのですよ。其れも冒頭から。凄い。発想の転換ですよ。よく考えたよね。だから、前回と似た様な、いえ、ほぼ同じ雰囲気でstoryがまた始まるのです。けれど、微妙に違う。そして、どんどんズレて行く。 其の〔違和感〕が心地良い のです。

似てるけれど違う世界が〔○○編〕として1ルートごと放映されて行く度、パラレルな世界の〔違和感〕が、期せずして視聴者に植えつけられ、何とも云えない面白い感覚を味わうのですよ。 無限ループを繰り返すこの世界とこの世界の登場人物に、初めの頃は、うわぁ次はもっとエグイ事が起こるのかなと、ドス黒い期待をしていた筈なのに、いつしか哀れみにも似た感情を持って仕舞う のです。そして、その哀れみを最後にちゃんと掬い上げる様な話が用意されているのです。この無限ループから如何したら抜け出せるのかと、劇中の主人公達自身が云い出します。まるで、メタアニメの様に。個々のルート同士は何の関連も無いと思われていたのに、実は繋がっているという事実。

〔人は性善でも性悪でも無い〕と云う事が物語全体から感じられたのが、凄く好み でした。人はユレやブレのある存在。ふとした事から同じ人間が、善にも悪にも振り切れて仕舞う。其れを諦めずに、如何したら良い方向へ進めるかと、何度もチャレンジする姿が、其れこそ人間じみていて良かったです。現実の人生はやり直しが効かない。過ぎて仕舞った時間は戻らない。けれど、ループされた時の中では、IFが存在する。羨ましくもあり…。

けれど、確かに1期の方が面白かったかな。2期、特に後半は早足だった様に感じました。 1期は短編が多かったので、1つ1つが丁寧でネットリとした質感が有ったのですが、2期では1つのラインの中に描きたい内容が多いのでしょう、筋を追うだけで精一杯と云う感じ がしました。

キャラクターデザインは、あの様にロリ系の頭でっかちな感じなのだけれど、作画はまぁ良かったと思いました。1期では絵が乱れた回が可也多かったけれど、2期ではまぁ少なかったと思います。大変なのじゃないのかな、こう云うデザインの絵を、きちんと動かして描こうと思うと。例えば、素人がよく描く様な真横からアングルの平坦な絵だったら、描きやすいのですよ、こう云うキャラデザは。けれど〔角度〕を付けた絵になると、途端に難しくなりそうだものね、バランスが。あの様なデフォルメされた人型なのに、上からや下からの〔角度〕と〔魚眼〕を付けた感じの絵が結構有ったので、スタジオディーンって、腕のある人が多少は居るのでしょうね。

また、スタジオディーンについて云えば、前にもblogで書いたのですが、 OPやEDに凄く恰好良いものを描いてくる時が有るのですよ。〔デザイン設定〕が凄い。特に〔色彩設定〕が凄い。〔ひぐらし〕だと1期のOPは圧巻

3期も決定だそうです。 凄いですね。でも今度は何をやるのかな。原作ゲームのファンの方だったら、○○の話が未だだとか色々有るでしょうけれど、一応、2期の最後で一つの区切りをつけた様に見えたので(ただし三四のあのシーンを最後に入れたので、其の辺の含みなのかなと思いますが)、何を持ってくるのか楽しみです。

因みに… 1期も2期も視聴していない方へですが、 凄くグロいです 、特に1期は。一時、ニュースで〔スクイズ〕と共に騒がれた事がありましたが、其のグロい表現の為です。個人的には〔ひぐらし〕を、内容の無い〔スクイズ〕と同一視して欲しく無いのですが。ですので、其の手のものが苦手な人は、気を付けて下さい。

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絵の話(※4ヶ月後の2008.03.11に修正しました)。

古手梨花ちゃん。理由は一番可愛いから。本当なら梨花ちゃんは巫女姿が一番良いかなぁと思うのだけれど、ロリ系の子だと私は巫女姿ばかり描いているから、ちょっと自重。〔神霊狩〕の都などは全部巫女姿だし。〔らき☆すた〕のこなたさんでも巫女姿描いたし。竜宮レナちゃんも捨てがたいけれど、彼女だったら矢張り斧持ちの絵が良いんだろなぁ。まぁ、3期もあるのでまた描く機会があるかもです^^。

こういうデフォルメされたキャラの場合は、肌やその他を立体的に描くよりは、も少し平坦に塗った方が良いって事が判ってきた。特に顔の丸み具合等はあまり出さない方が良いみたい。もすこし目を大きくした方が良かったかな。あと等身もあと半分減らせば、よりロリっぽくなったかな。

因みに。こういう絵としては… 12/28の〔ef - a tale of memories〕の千尋の絵 12/15の〔神霊狩〕の都の巫女姿の絵 9/18の〔らき☆すた〕のこなたさんのスク水姿の絵 、あとは、 12/8の〔電脳コイル〕のイサコとヤサコの絵 なども、これらの部類に入るかな。

---2007.12.22. 04:30 up → 2008.03.11. 13:05 修正up ---





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Last updated  2008.03.11 13:12:18 コメント(4) | コメントを書く
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