山への情熱 音楽への愛

山への情熱 音楽への愛

2008年01月28日
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カテゴリ: 音楽


 1曲目はクラリネット協奏曲イ長調、2曲目はレクイエム、3曲目はアヴェヴェルムコルプスである。どれもすばらしく、心を潤わせてくれた。

 中でもベルリンフィルハーモニーとリッカルド・ムッティ指揮のレクイエムは心に深く激しく沁み込んだ。
 深い沼から出てくるような男声が印象的で少し怖かったキリエレイソン、ゆったりとしたテンポで詩を慈しむようにしっとりとした表現のラクリモサ、本当にじーんときた。

 音符の一つ一つが大変丁寧に表現されていてフレーズが完璧に整っていた。最後の「アーメーン」の響きと表現もこれまで聴いた中で最も宗教的で祈りに満ちていた。

 モーツアルトの音楽は、どうしてこうも美しく、悲哀と流転に満ち、人生の光と影を感じさせるのか。

 彼の音楽を聴くと、いつも「過ぎた過去に戻ることはもはや絶対にできず、ただただ時の流れに添って生きていくしかないのだ」という気持ちにさせられてしまう。

 これは全く当たり前の事実である。しかし普段は忘れて安易に生きている。

 だから彼の音楽を聴くと逆らえない人生の事実と直面してつらい気持ちになることもある。






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Last updated  2008年02月12日 21時26分48秒コメント(0) | コメントを書く


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