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3月18日月曜日。今日は酷い日だった。夜明け前から爆風がうなりを上げて吹きすさび、ベッドの中でそれを聞いた私は何事が起ったのかと思ったほどだった。午前中あたりで止むかと思ったが、結局爆風は一日吹きすさんだので何もできず家の中でぼんやりテレビを観ていただけの一日になった。そこに親友のKさんから革製の手作りメガネケースが郵便で届いた。半年ほど前に会った時、革細工を習いに行っていると言う話があったことを思い出した。包みを開けてみると小さく可愛い眼鏡ケースが出てきた。落ち着いた票地に小花模様の裏地がついている。 Kさんの手作りだ。すごく気に入ってしまった。Kさん、ありがとう。大切に使わせて頂きますね。
2024年03月18日
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11月19日土曜日。市ヶ谷のJICAで「第58回雲南懇話会」~雪・岩・雪氷・暮らし/夢・好奇心・探求心~が開催されたので恐る恐る参加してきた。この雲南懇話会は京都大学山岳部・ワンダーフォーゲル出身の皆さんを母体として研究発表を行っている団体である。京都大学と聞いただけでのけぞりそうになるのだが、この会の会員である栗本さんから「近藤健司さんの講演がある」とお誘いを受けて参加したのだった。JICAは市ヶ谷駅から徒歩10分ほど、防衛省の裏側にあり、立派なホールの中で講演が3本あった。★国際山岳ガイド・AG社長 近藤健司 「日本初の公募登山隊を結成してから~その20年の歩み」★金沢大学WVーOB 長岡 正利 中国南部貴州省の少数民族の人たちとその生活 ~2019年の撮影行」★千葉大学大学院教授 竹内 望 「雪と氷に住む生き物だち~雪氷生態学への招待」近藤さんの話はエネルギッシュで説得力があり、豊富な山岳写真の美しさや珍しさもあって聴衆を話の中に引きずり込んで魅了した。長岡さんの話は訥々としていたが、中国の秘境に住む珍しい少数民族の暮らしを見ることができ、すごく貴重だった。竹内先生の雪氷生態学は学術的でとても興味をひかれた。いつも何気なくアイゼンで踏んでいる雪の下に微小な生き物が住んでいて、地球環境にまでそれが影響を及ぼしているという。まさに目からうろこの話だった。講演会の後は懇親会があり、近藤さん、栗本さんと懐かしい話に花が咲いた。この二人しか知人はいなかったが、皆さん打ち解けて楽しく過ごすことができた。 近藤さん、私、栗本さん 栗本さんとは14年ぶりの再会 会場風景 JICA外観
2023年11月19日
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1月24日火曜日。昨夜、王岩アイスから帰宅したらサプライズがあった。親友のTさんから信州ハーブ鶏お楽しみセット+信州サーモンセットが届いていたのだ。ものすごく驚いた。しなの木ハウスというハンドメイドスモークの店の信州特選こだわりスモークの詰め合わせである。 多種類のスモーク製品と信州サーモン内容は信州ハーブ鶏りんご燻し、信州ハーブ鶏ももスモーク、砂肝スモークスライス、レバースモーク、信州ハーブ鶏三食スライス、スモーク信州サーモンスライスと多種が詰め合わせてあった。以前、霞沢岳に登山した翌日上高地に下山し、上高地ホテルに泊まったことがあったが、確かその時の夕食に出されていた。信州でサーモン?という感じだったがとても美味しかったので記憶に残っている。早速その信州サーモンを家族で夕食に頂いてみた。色が際立った美しさで身が厚く、とても美味しかった。新鮮な信州サーモンを余計な添加物を一切使わず、塩、砂糖、香辛料だけでスモークし、一枚一枚手切りスライスした後にもう一度スモークをかけて自然の旨味を凝縮させた逸品だと記載されていた。まだサーモンだけしか食べてないのでこれから少しづつ食べるのがすごく楽しみだ。Tさん、有難うございます。ご馳走になりました、
2023年01月24日
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9月2日金曜日。退勤後、幕張新都心のイオンモールで超しばらく振りにKさんと会った。前回会ったのはやはりこの付近の洒落たレストランだった気がするが一体何年前だったか、少なくとも5年は会ってない気がする。8月末にふと彼女はどうしてるだろうかと気になり始め、メールして急遽会うことになった。Kさんは帽子にパンツスタイルで自転車に乗って姿を現し、スポーティな雰囲気だった。以前は優雅なドレススタイルが多かった気がするので意外ではあったが、新鮮で好印象だった。イオンモール内のこじゃれたカフェに入り、イチジクのタルトと紅茶を頂きながらお互い、積もる話を沢山した。彼女の話によれば昨年90歳過ぎの母上を見送り、その翌日にはご主人が癌の手術をされたとのこと。心労はいかばかりだったことだろう。ご主人はその後も治療が必要で闘病生活をされており、彼女はいつもサポートしているとのことだった。彼女は60歳代で私よりかなり若いがやはりこの年代がかかえる親の看取り、家族の病気、自分の生き方などの課題を抱えつつも自然体で生きてる印象を受けた。現状を受け入れ、その中でいかにより良く生活していくかということだが、現状にあらがっていつもドタバタしている私とは違ってとても穏やかで落ち着いた雰囲気に感じられた。また、会おうねと言って夕暮れ時に分かれた。江戸時代にサツマイモ栽培を始めた青木昆陽がこの幕張の地で栽培に成功し、その歴史にちなんだ「昆陽」と言うお菓子を頂いて恐縮した。帰宅して頂いたら洒落た上品な生菓子ですごく美味しかった。こういう心遣いをするのがKさんだ。ただぼんやり生きてる私とは大違いだ。 イチジクのタルトは珍しい
2022年09月03日
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至急の回覧板が回ってきてお世話になっている元町内会長の奥様が亡くなられたことを知った。ご主人は長く町内会長を務められており、奥様は影になり日向になりご主人と活動を共にして支えてこられた。私は会計を3年間担当していたのでしばしばその事務処理でお宅を訪れ、とても親しくさせていただいてきた。奥様は民生委員を務めて地域福祉のために尽力される一方でお茶やお花のお稽古もされていた。お会いした時はいつでも華美にはならない美しいスタイルの服をまとわれて上品で優しい方で私より3歳年上だった。昨年秋頃会った時、乳がんが発見されたんだけどそう悪くはなく、手術の経過もよいと明るく話されていたので、そう深刻にも考えず過ごしてきた。最近、どういうわけか彼女のことが脳裏に浮かんできてその後どうされているだろうかと気がかりだった矢先、訃報が来てしまった。市川市の真間山弘法寺(ままさんぐほうじ)でお通夜が営まれたので参列してきた。驚いたのは弘法寺が奈良時代から長い歴史をもつ由緒あるお寺であったこと、彼女は弘法寺の下の家で生まれ、結婚式もここで行ったということである。 真間山弘法寺仁王門お通夜はものすごく立派で格調高かった。中心となる大僧侶と3人の僧侶の4人がお経を唱えた。日蓮宗ということで最後は参列者全員が「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」と何度も唱和した。ご主人は一回り小さくなられたような気がした。最後に娘さんが心に染みる立派な挨拶をされた。こんな立派なご主人と娘さんを残して旅立たれてさぞ心残りだっただろう。私と3歳しか違わない知人のお通夜でいろいろ考えることがあった。人間いつどこでどうなるかわからないから毎日を悔いのないよう精いっぱい生きようと思ってはきたが、それを更に痛感させられた。最近の体調不良で明日は我が身ということを現実的に感じた。
2022年08月20日
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7月21日木曜日。朝から晴れてとても暑い一日だった。今日は在職中からの親友であるAさんと半年ぶりでランチしてお互いの積もる話をした。 彼女はずっと私と同じ職種についていたが3月末で退職し、今は完全なフリーで自由の身である。どう過ごしているのと聞くと遊びに忙しいとのことで安心した。平日は公民館の大極拳や植物観察など公民館活動を始め、夏には友人と長岡の花火大会に参加するということでイキイキと楽しそうに話してくれた。私も職場の様子や近況報告をして情報交換しあった。彼女の情報によると在職中交流のあった人や同じ職場でともに頑張った人が何人も癌や心疾患・肺疾患などで病気になっていた。そんなことを知ると元気で登山できる自分がものすごく幸せな人間に思えてくるから不思議なものである。積もる話が沢山あり、共通の話題が多い私たちなので朝11時半からランチを挟んで午後3時頃まで喋った。コロナが激増しているのでマスク越しではあったが、久しぶりに話せて晴れ晴れした。帰り際。お土産をもらった。手作りのチーズマフィンで、帰宅して家族みんなで頂いた。チーズがふんだんに使われているけど砂糖はゼロでこっくりしたヘルシーな味だった。 頂いたチーズマフィンさあ、明日からはいよいよ夏休み第二弾東北の朝日連峰縦走4泊5日に出発する。このために毎週ハイキングに行って足腰を鍛え、衰える大脳の知恵を絞って所持品の軽量化に努めた。避難小屋泊で不便でしんどい山旅ではあるがここまできたら頑張るしかない。ブログは帰宅してからじっくり報告しますね。
2022年07月21日
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福島県からリンゴ🍎が送られてきた。親友のKさんからの毎年の心遣いである。生産地は福島県伊達市で生産者のKさんのご主人から以下のようなメッセージがついている。このリンゴは葉とらずサンフジといい、葉っを残し葉が蓄えた養分がしっかりと実にいきわたるまで成らせています。そのためリンゴの表面は色むらがありますが、シャキシャキで濃厚な甘みと酸味のバランスがとれたリンゴです。おじいちゃんが心を込めて育てたリンゴを最後の一口まで味わってください。一日一個のリンゴは医者要らずと言われるようにリンゴはとても栄養豊かな果実である。また老化ホルモンを分泌するため、固めのキウイやアボカドの熟成にも重宝している。これから本格的冬になり、冬山に立ち向かわねばならない時期になるため、このリンゴを毎日食べて健康保持に努めよう。
2021年12月02日
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7月25日日曜日。世間は4連休だがこちらは毎日休みであまりピンとこない。そもそも今年の祝日はオリンピックの関係で海の日や山の日が移動して何が何やらわからず混乱気味だ。その最終日に久しぶりに在職時代からの友に会ってお喋り大会をした。と言うのも彼女もこの4月から新しい学校に転勤になってストレス満載状態だったからだ。11時半にファミレスに集合して、喋りに喋り、店を出たのは何と午後16時!!。時間を忘れてお互いのことを話し続けてしまった。仕事については自分の置かれている状況、困っていること、問題点などなど。またこの職場環境でいつまで仕事ができるかなどこれからの見通し、更には自宅のメンテナンスの情報交換など話すことは尽きなかった。私以上に彼女もストレスが溜まっているようで少々のことでは溜め込んだストレスを出し切れない。デザートも追加して喋りまくっているうちに4時になっていること気が付き、驚いて腰を上げたのだった。何と4時間半も喋っていた!!。それが許容されるファミレスは便利だ。 チキンとナッツのサラダ ごはん・味噌汁・小鉢・ドリンクバー 宇治金時のカキ氷吐き出してしまったお陰で二人とも大分スッキリし、暑い夏を何とか工夫して乗り切り、2学期もしたたかに柔軟に生きようと言い合って解散した。
2021年07月25日
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7月11日日曜日。新しい職場で知り合った同僚のkさんのご主人が亡くなった。kさんはこの2週間ほど前にご主人の病状が悪化したので付き添いたいということで急遽、退職されたばかりだった。まさかこんなに早く訃報が届くとは全く思わず、関係者一同驚いた。 今日は告別式だったので早朝から告別式会場に出かけて参列した。驚くことばかりだった。Kさんとは4月に職場で知り会ったばかりでお互いプライベートはことはあまり知らなかった。ただご主人のお姉さんが一中の出身で昔、教えたことがあったが、弟さんについては直接指導したことはない。お姉さんも優秀な生徒だったが、弟にあたる故人は一中から千葉高を経て東大!!。原子力関係の会社に就職して、ヨーロッパなど海外勤務経験も豊富な方だった。更に合唱が好きで合唱団でも活躍され、あのウイーンのムジークフェラインザールでの写真もあった。何て素晴らしい方。ご夫妻。それなのに進行性の膵臓癌になって闘病一か月で世を去られてしまった。58歳という若さで、遺影の写真は黒い髪がふさふさしてとてもお元気そうだった。 Kさんが気の毒でかける言葉もないが、彼女もすごく優秀かつお人柄も優れた女性なので、月日がたてば乗り越えてご自分の人生を豊かに生きてゆかれるだろう。朝から考えさせられる日だった。 葬儀が終わり、出棺を見送った。気落ちして隣にある菊田神社に参りして心を落ち着けて帰宅した。
2021年07月11日
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2月16日夕方、外出していた娘と友人が帰宅した。何と大きく見事な花束とケーキの箱を抱えているではないか。どうしたの?と訪ねると今日は友人Tちゃんの誕生日なので娘が花束とケーキをプレゼントしたのだという。 Tちゃんは43歳を迎え、この春中学校に入学する男の子の母だ。 誕生日の花束とケーキまた何という豪勢なプレゼントだ!!。というより豪勢すぎないか?。ケーキはホールにしないでわざわざ好きなピースで買ってきたそうでそれは良いとしても花束の何と贅沢なこと!!。純白、深紅のビロードのような花びらの上質のバラにユリ、グローリオサ、ピンクのバラなど高価な花がふんだんに盛り込まれている。この花束は私の退職祝いの祝宴の時にもらったものより豪華な気がする。手書きのメッセージ付きだ。娘はハイになり過ぎて経済観念が無くなってしまっているのではないか。明るく元気ではしゃぐのは女の子らしくて良いがこれは少しやり過ぎではないか。苦労は尽きない。心配しながらも又してもケーキの誘惑には勝てずイチゴショートを食べてしまったどうしようもない私だった。
2020年02月17日
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2月16日日曜日今日も予定はない日曜日だった。天気予報を精査して雨が降り出す前にLSD10キロをこなしてノルマを果たした。帰宅してみると娘のお友達がはるばる取手市より訪ねてきてくれていた。病院で時々顔を見たことのある女性だ。早速娘と二人でものすごく明るく楽しそうな会話が弾んで、いつもは暗っぽい我が家が突然超明るい声で賑やかになった。女性二人の勢いが止まらない。弾ける笑いで家までもさざめいているような雰囲気になった。お友達のTちゃんから美味しいお土産を頂いた。 神戸Cキューブの焼きティラミス しっとりして超美味しかった!! コルドンブルーのチョコレート このチョコはマンディアン、真っ赤なハートのマンゴーパッション、125周年限定のピスタチオフランボワーズの3種類のショコラをアソート。1895年にパリで創立された、伝統と歴史あるフランス菓子・料理学校「ル・コルドン・ブルー」のレシピでつくられたチョコレートだと言う。二つとも自分じゃ買って食べない美味しいスイーツを頂いて超幸せだった。しかし14日のバレンタインデーにもケーキをたっぷり食べ、ほとんど間をおかずまたスイーツを食べている。こんなことしてていいんだろうか?いや、いいはずはない。が逆らい難いケーキの誘惑には負けてしまう。
2020年02月16日
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クライミングに行く時、ほとんどいつもご一緒するNさんは趣味の農業をする方である。詳しく確かめた訳ではないが本業は別にあるがかなり幅広く農業をされているような感じだ。昔なら兼業農家というところだろうか。前回は柿を頂いたが、今回は何とコシヒカリの新米を3キロも頂いた。 自宅に帰って袋を開けてびっくり、入っていたのは玄米だった。米というと白米をイメージしてしまうが、農家が新米を収穫して脱穀した時は玄米なのである。我が家は基本的に玄米を常食しているのでこれは有難かった。早速朝から水に浸けて夕方焚いてみた。 すごく噛み応えがあってしっかり噛まないと粒が壊れない。ホントに一口30回が必要だが、噛めば噛むほど滋味が出てきて味がある。栄養がぎゅっと凝縮しているようで力強い感じがした。
2019年11月17日
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数年ぶりに在職中にいろいろお世話になったRさんと会った。幕張メッセの近くの洒落たレストランで美味しいランチを頂きながら積もる話をした。彼女は相変わらずおっとりして美しく上品で、何につけてもゆとりを感じさせて素敵だった。彼女を見るといつも自分がこせこせして暮らしていることを痛感して、反省するのだが本来的に生に合わないことは身に着かない。その時、お土産に手作りのマーマーレードを頂いた。房総の知人から地元で採れた夏ミカンをもらい、それをマーマレードにしたということだった。帰宅して早速食べてみたら酸味が効いてさっぱりしている。酸っぱいのは好きなので、毎日、毎日、バゲットに乗せて食べた。一瓶頂いたので一か月ほどあるだろうと思っていたらとんでもない、もう全部食べてしまった!!。始めは酸っぱい気がしたがだんだんその甘酸っぱさにはまってしまい、癖になったのだ。天然100%の夏ミカンが材料なので無添加でピュアな自然の味、とても気持ちがよかった。Rさん、ご馳走様でした。優しい心遣い嬉しく思いました。
2019年03月25日
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3月16日夜6時半から私が39歳の時に学級担任したクラスの皆さんと同窓会をした。中学校は習志野市だったが現在は関東近県に散らばって住んでいる皆さんが11名集まった。居酒屋で固い話は全く無しでおもしろおかしく再会を楽しんだ。私が39歳の時、彼らは15歳だったから以後33年が過ぎ、かれこれ48歳になっていて日本を支えている世代だ。みんな当時の面影をしっかり残しつつも歳相応の表情や体形に変貌していた。特に男子は社会の荒波に鍛えられているのだろう、お腹が出ている人がけっこういて可笑しかった。あのスリムでかっこよかった少年が下腹の出たおじさんになっている!!人生は残酷だ。でもそれが生きるということだ。自分だって体力が衰え、惨めになっているのだから。皆さん全員すごく気配りが絶えず、私に料理をとってくれたり飲み物を渡したり服をかけたりとホント社会の中でもまれ、鍛えられてきていることを実感した。 女性陣 全員集合クラス仲間の情報交換や学校の40周年記念イベントの話なども加えながらとっても楽しいひと時を過ごして気持ちが晴れた。
2019年03月17日
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5日に奥武蔵にハイキングに出かけたことは報告した通りだ。今日はその続きで下山時の話だ。子の権現から暗い樹林帯を下って小一時間ほど歩くと広いアスファルトの道になり、民家がぽつぽつ出てくる。おばさんがゴミを捨てていたので「こんにちは」と声をかけた。白髪が豊かできちんとメークして口紅を引き、顔色が良い女性だ。世間話をしながら一緒に少し下ると陽当たりのよい斜面の上が彼女の家だった。庭に福寿草がたくさん咲いている。「わあ、福寿草が綺麗ですね」と言うと「持っていきなさいよ」と言う。そんな貴重な花を頂くなんてことはできないと最初、断っていたが、よくよく話を聞くと80歳で一人暮らし、庭の手入れも大変なので人に頼んでいるとのこと。「じゃ、頂きます」と言うと家の中から小さなシャベルとビニール袋を出してきてくれた。シャベルで福寿草を掘って植え付け用に根ごと一株、押し花用に二枝頂いた。更に真っ赤な南天の枝と庭に広がっている根を張るランのような花の根も持っていきなさいと抜いてくれた。あまりの気前の良さに恐縮してしまったが、好意に甘んじて頂いた。 咲き乱れていた福寿草 頂いてきた福寿草 深紅が美しい南天の実 ランの一種?一人住まいの女性を狙った凶悪犯罪が増えているのでくれぐれも気を付けて下さいねと言って、女性に別れを告げた。更に歩いて幹線道路に沿った小道を吾野駅に向かって歩いていたら民家の庭先でおばさんが仕事をしていたので「こんにちは」と挨拶した。そしたらおばさんが「雨に濡れたほうれん草を干してたの。持ってかない?」とほうれん草を一掴み差し出すではないか。「うわあ、頂きます」と遠慮なく頂いた。更にその先の道路脇に蕗のとうが浅緑色に角ぐんでいたので人の所有地でないことを確認して抜いてきた。ああ、今日はなんてラッキーな日だ!!。気立てのよい女性二人に会って気持ちがよかった。鬱々していた心に日差しが差し込んだようでせいせいした。頂き物を沢山持ってガラガラ空いた電車に乗ったのだった。 おばさんからもらったほうれん草 蕗のとうそして昨夜、ほうれん草のお浸しを作って食べ、今日は雨で地面が湿っているチャンスに福寿草とランの根を植えた。何とか福寿草が根付きますように。
2019年03月07日
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11月26日親友のKさんからリンゴ🍎が届いた。早速箱を開けてみるといかにも健康そうなリンゴが顔を見せた。葉とらずサンフジリンゴといい、紙の袋をかぶせず自然のお日様の光を存分に浴びて元気良く育てられたリンゴ🍎だ。毎年作っている生産者から直接送って頂き、恐縮ではある。 自然な赤い色 葉とらずサンフジこのリンゴは単に美味しいというだけではなくすごく強い。日にちをおくとだんだんしなびてくるのが普通だが、しなびる速度がとてもゆっくりだし、しなびても腐ったり黒くなったりせず、健在なのである。家族が少なく、夫や息子は愚かにもリンゴをあまり食べないので私一人が食べているので、かなり長い期間食べているが美味しい。一日1個のリンゴは医者いらずというが本当にその通りである。これから年末年始まで大切に食べて命の栄養にしたい。先日酢リンゴを作って飲んでいるところだが、紹介されている煮リンゴも作ってみよう。
2018年11月26日
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浜尾朱美さんが乳がんで死去というニュースを見て驚いた。ニュースキャスターや芸能人の様々なニュースが連日配信されるのでほとんど気に留めないのだが、彼女はちょっと親しみがある。中学校に在職中、彼女を教えたことがあったからだ。何十年も前の話ではあるが、中学2年生の時、彼女は徳島県から転入してきた。当時から色白で顔立ちが美しく頭がよかったので印象に残っている。その浜尾さんとは卒業後は特に関わりもなかったのだが、ある日突然、女優としてデビュー、更にテレビのキャスターとして華々しく活躍を開始。すごく驚いたが、あの聡明で容姿端麗な浜尾さんならぴったりだと思ったりしたものだった。 最近は若くして乳がんで亡くなる女性が目立つ。とても痛ましい。彼女の冥福を祈る。
2018年09月17日
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8月15日お盆だ。四国の妹や姪からはお墓掃除やお墓参りの様子を知らせてきた。私は遠いのを言い訳に何もしない。そんな折、福島県に実家があって果樹園を営んでいるKさんから桃が送られてきた。曙色の綺麗な桃だ。早速冷やして頂いた。まだ果肉が固いのもあるけどそれは出荷期間を見通してのことだろう。とてもみずみずしく美味しかった。寿命が延びそうな気がした。お返しに梨を贈る手配をした。
2018年08月15日
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5月3日在職中に勤務した中学校の管弦楽部の同窓会が津田沼駅前の中華レストランで開かれた。数十年ぶりに卒業生と再会した。当たり前ではあるがみんな年をとっていて、一目ではだれかわからなかったが、名前を見るとただちに納得できた。相対的に体が大きくなっていた。中学時代のスリムな体が中年の体形になっている人がほとんどでスリムなのは、当時から痩せていた人たちだけだ。スライドやビデオなど貴重な音源や画像が準備されていてすごく懐かしかった。 誰が生徒か先生か?様々な話題に花が咲いてものすごく盛り上がって楽しかった。最後にT先生の指揮でみんなで「大地讃頌」を混声四部合唱で歌った。私はこの曲を卒業式で何回指揮したことだろう。この曲の完成度を高めるために情熱を傾けて指揮したものだった。 大地讃頌を歌う最も感慨深かったのはプロのバイオリニスト漆原朝子さんが中学時代、この学校に在籍していたので管弦楽をバックにバイオリンソロをよくしたものだったが、その一つがTBSで放送されていてそのビデオが残されていた。朝子ちゃんは普段は目立たない普通の中学生だったが、一たびバイオリンを持つと一流のバイオリニストに豹変する。気迫のこもった演奏はとても中学生なんてものではなく、世界に通用する演奏なのだった。それがビデオに映っていてちょっと胸が熱くなった。彼女は現在東京芸術大学の教授をしながら演奏活動を続けている。 中学時代の漆原朝子さん楽しい夜は瞬く間に過ぎてお開きになった。シニアの私たちはすぐ帰宅したが、若い皆さんは三次会までやって朝の三時まで飲んでたらしい。
2018年05月04日
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5月3日憲法記念日。この日、初めて山岳ライターの柏 澄子さんとお会いした。FBで山に関する記事をアップされているのを読んでいるので、初めて会ったという感じがなく親近感があった。とても自然な雰囲気の女性でFBでもその知性と幅広い教養や落ち着きに好感を抱いていたが、実際の柏さんはそれ以上だった。特にメイクをして顔を作っている訳でもないし、高価な服を着ておめかししているわけでもなく、ごくごく日常ありのままですという感じなのだが、内側から滲むものがあるのだろう、とても感じがよかった。初対面にも関わらず、緊張とか沈黙とかが全くなく、年齢差20歳にも関わらず何の違和感もなく話が弾み続けた。第一に音楽の話、次に登山の話がメインでお互いとにかく楽しく話ができた。津田沼駅北口のシャロームというコーヒーとケーキの美味しい店に入ったのだが、この店は通常よく混んでいるのに、連休の今日は客が少なくて落ち着いて話ができた。「極み」というコーヒーにカマンベールチーズケーキがとても口にあって美味しかった。14時から16時半まで途絶えることなく話し続けて話題が尽きなかった。久しぶりに楽しい時間があっという間に過ぎた。何か元気をもらえた気がした。
2018年05月03日
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3月15日在職中に親しかった皆さんと数年ぶりに会う機会を持った。全員音楽科でそのうち3人とは同じ職場で頑張ったメンバーだ。もう一人は同じ職場になったことはないものの、考え方が同じなのでかなり仲良かった。定年退職した3人のうち、私ともう一人がまだ仕事を続け、残る一人は専業主婦になってバラ作りや寄せ植えを楽しんでいる。若い一人だけが在職中で管理職の道をひた走っている。 久しぶりの記念写真「キャラバン・サライ」というシルクロードが好きな人に好まれそうな店で3時間ほど喋り続けた。近況報告や現在の仕事の情勢など話が尽きなかった。料理はコース料理をオーダー、アルコール無しのカクテルが色も綺麗で美味しかった。昔話とこれからの話に花が咲いてとても楽しいひと時を過ごした。
2018年03月15日
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新宿のヨガスクールに通う時、南口から出た所にあるNEWMANという巨大ビルの横を通っていく。その1Fはこ洒落たレストランやカフェになっていて、楽しそうに歓談しているのを横目で見ながら歩いていた。自分もあのカフェの中で優雅にお茶したいと思うが、田舎者でおば(あ)さんの私は気後れして一人でそこに入る勇気がない。そこで今日、久しぶりにエーデルワイスさんとランチするのを良い機会にそのビルに入ってランチした。やっと思いを遂げられた。エーデルワイスさんと積もる話をいろいろしたが、人気のある店なので90分交代ということでこれまでのように無制限というわけには行かなかった。でも大都会新宿の一等地でナイスな雰囲気のレストランを体験することができてよかった。 洒落たお店がいくつも入っている オーダーしたホリデーランチの骨付き唐揚げのボリュームに圧倒されたが、二人とも完食し、店員さんからお礼を言われた。 一緒に行くハイキングの予定などを決めて、街に出た。曇り空で今にも雨が降ってきそうだったが、お馴染みの新宿御苑に行くことにした。
2018年01月08日
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信州からリンゴが届いて喜んでいたところへ今度は福島からサンふじが届いた。福島県出身の親友Kさんからだ。外箱を開けると小振りだがいかにも太陽の光を沢山浴びて熟れたたくましそうなリンゴが顔を出した。直観的にリンゴが生きていると感じた。 箱の中に生産者からのメッセージが入っていた。 このリンゴはサンふじといい、リンゴに袋をかけないで収穫時期までしっかりと太陽の光をいっぱいに浴びたリンゴです。太陽の光をたっぷり浴びて育ったサンふじリンゴは果汁が多くて甘みと酸味のバランスが非常に優れています。福島は寒暖の差が大きく、日照時間も長いことから美味しいリンゴが育ちます。このリンゴは福島県伊達市で。おじいちゃんが心を込めて育てました。今年の夏は気温も高く雨も少なかったので味のしっかりしたリンゴが出来上がりました。おじいちゃんが育てたサンふじリンゴを最後の一口まで味わって下さい。 生産地 福島県伊達市 生産者お二人の名前 リンゴに対する愛情がにじみ出ていてちょっと胸が熱くなった。有難うございます。頂きます。
2017年11月29日
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中央アルプスから帰宅したら宇和島から早々とお歳暮が届いていた。姪の心遣いだ。42歳の若さで脳腫瘍で亡くなった弟の忘れ形見であるこの姪は父を病気で失い、母とも病気で離別して祖母の手で育てられた。無事成人して今は立派な社会人として仕事に家庭に頑張っているが、その間の苦労は並大抵ではなかっただろう。大した協力もできない私にもこうして毎年盆暮にヘルシーなお歳暮を贈ってくれる。贈り物の選定のセンスが良くて、これまでいつも感心し感謝してきたが今年は蜂蜜だ。ヨーグルトに入れたりお茶に入れたりと用途が広い。早速ヨーグルトに加えて美味しく頂いた。天然の蜂蜜は糖分を初め、エネルギーの代謝を促すビタミン類、体の調子を整えるミネラル類やアミノ酸など180以上もの天然成分が含まれた自然食品である。蜜蜂が短い一生の間に集める蜂蜜はティースプーン一杯にも満たないほどだという。この貴重な恵みである蜂蜜を生かして蜂蜜ショウガ漬けやレモン蜂蜜漬けなどを作ってみたい。
2017年11月24日
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11月3日文化の日、朝は雨が残っていたがすぐに上がって、暑いほどの晴天に恵まれた。在職中、共に仕事をしてきたkさんとランチした。彼女は昨年ご主人を病気で亡くして、何かと骨折りが多かったが忍耐強くお墓とか仏事とか様々な仕事をこなしてほとんど片付いたということだ。久しぶりに会ったので11時半から午後4時まで尽きることのない話で盛り上がってしまった。祝日で天気がよかったせいか、店内は客が少なくて気兼ねせずゆっくり話ができてラッキーだった。 シャンバラヤ デザートの和栗のモンブラン私はどういう訳が食欲が困るほど旺盛になっていて、シャンバラヤだけで物足りなく、これにプラスしてミニケサディーヤとほうれん草ときのこの和え物を追加して食べてしまった。どうしてこんなに食欲が湧いてくるのか困惑してしまう。そうでなくても太っているのに更に体重増加だ。何度も飲み物をお替りし、次々と話題が尽きず話が続いた。さすがに4時を回った頃に声が枯れて終わりにした。恐るべし、おばさん達の粘り!!。
2017年11月03日
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ものすごく久しぶりに岳友のエーデルワイスさんとランチした。場所はケチな私たちにしては珍しく新宿駅南口の高島屋のレストラン。この辺りバスタができたりしてひと昔前とは様変わりしている。私がこの夏パキスタンに行ったのを知って話を聞きたいということではあったが、彼女は30数年前にパキスタンを訪ねている。その時代はまだカラコルムハイウエーが舗装されてなくて(!!)埃だらけ、おまけに車にエアコンもなかったというからまさに地獄の移動だっただろう。中国側から入り、4700m近いクンジュラブ峠を越えてパキスタンに入国、フンザで2泊したのを始め、あちこち観光しながらK2近くまで行ったとのこと。独立後40年程度の新しい国だから何もかもが未整備な状態で現在のパキスタンより一層ワイルドかつ危険を孕んでいたと思う。崖崩れによる通行止めなど日常的だったに違いない。登山はしなかったいうことで、氷河・湖・高山植物や山の様子などを話して、新旧パキスタンの情報交換と近況報告で大いに盛り上がった。30年前も今もあまり変わってないように思った。美味しいランチを頂きながら、お互い構えずありのままの自分をさらけ出して楽しく過ごせた。 上品な前菜 パスタ この肉料理が柔らかくとっても美味しかった コーヒーとデザート
2017年09月08日
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帰宅してみたら桃が届いていた。福島県に実家がある友人のKさんからだ。箱を開けると曙色の見事な桃が表れた。素晴らしい!!。Kさんはこの夏も実家に帰省して桃の実を取ったり、桃畑の下草取りを頑張ったのだろう。雨の日に収穫したので傷みやすいため、早めにお召し上がりくださいとのメールがあった。果樹の手入れはとても手間がかかる。ご両親が亡くなられて住む人も無くなった実家の手当は本当に大変だろう。他人事ではない、四国の私の実家も住む人もなく朽ち果てようとしている。 見事な桃早速冷やしてみんなで頂いた。ジューシーで甘くとっても美味しかった。毎年のKさんの心遣いに感謝した。
2017年08月25日
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6月23日朝からグングン気温が上がり、午後はいたたまれない暑さになった。卒業生が私を訪ねて学校に来てくれた。私が39歳、彼女が14歳の時の出会いだから30数年の歳月が流れている。彼女はアップリケ、水彩画など自分の作品を持参して見せてくれた。どれも手間がかかっていて、彼女の根気強さを表している。ムーミンが好きだそうでムーミンのTシャツを着てきたので、ムーミンのカップで紅茶を淹れた。 手が込んでいるアップリケの作品 水彩画お互いの近況報告や同級生の話をして約90分ほど話して彼女は帰っていった。せっかく来てくれているんだからもっともてなしできないものかといつも反省する。次回来た時は美味しいクッキーでも用意しておこう。
2017年06月23日
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70歳の誕生日に素敵なプレゼントが届いた。★押し花手作りセット(携帯用)花物語 ★オレンジチョコ ★草花木果 マルチクリームバームそして手書きの心のこもったメッセージ付きである。押し花手作りセットの携帯用は欲しいなと思っていたキットなのでとてもタイミングよく有難かった。そもそもハイキングに行った時、野山に咲いている野草を押し花にしたいと思ったのが押し花教室に入門の動機なので携帯用押し花セットは必需品なのである。そろそろ野山に花が咲き始める時期になったので「買わなきゃ」と思っていた矢先なのでまさにグッドタイミングである。他にもオレンジオレンジチョコや柚の香りが気持ちも皮膚もケアしてくれるバームクリームなど至れり尽くせりで恐縮してしまったが、お気持ちに甘えて嬉しく頂いた。オレンジチョコは早速ティータイムにアールグレイとともに頂いた。美味しかった。
2017年03月07日
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2月14日世間でいうバレンタインデーだ。私は毎年息子にチョコを贈っているが、自分がもらったのは数えるほどしかない。それが今年は私にバレンタインチョコが送られてきた。岩友のKさんの心遣いだ。 山に行く時に持っていこうとひとまず仕舞っていたが、仕事帰りのつれづれに思わずラッピングを開けたらその美味しさにもう止まらない。皮ごとドライにした温州ミカンにチョコレートをコーティングしたみかんショコラスイーツと奈良吉野の山麓で完熟収穫した富有柿のセミドライにチョコレートコーティングした柿チョコラホワイトの二種類が入っていた。すごく自然の滋味一杯かつ上品な味だった。Kさん、珍しくヘルシーなスイーツ有難うございました。
2017年02月15日
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クライミング友達のYさんから常念岳のバンダナを頂いた。最初は意味がわからなかったが、よーく考えてみたら思い当たるふしが一つあった。丁度1年前、Yさん、Dさんとカナダにアイスクライミングに出かけたのだが、最終日にDさんが腕を負傷するという事故が発生した。その場にいた整形外科医のNさんは直ちに応急処置を始め「止血できるバンダナを持ってる人はいませんか?」とおっしゃるので、常にバンダナが装備に入っている私は早速それを提供した。その後の処理が良くてDさんは無地回復して一件落着。そしてこの度のバンダナ。ひょっとしたらあの時のバンダナのお返しじゃないかしらと思い当たった。事故の時にできる限りの協力をすることなんて当たり前のことでそんな気遣いをしてもらおうなんて思いもしなかったが、バンダナのブルーがとっても澄んでいて美しいし、図柄も洒落ていたので有難く頂戴したのだった。 常念岳のバンダナ
2017年02月01日
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数か月ぶりにクライミング友達のkazuemonさんと高根町のレストラン蔵6330でランチした。都心からはるばる船橋の奥まで来てもらうのは大変心苦しいが、車の運転が好きという彼女の言葉に甘えている。前回は彼女のカナダ遠征の話をたくさん聞かせてもらったので、今回は私のウイーン・ザルツブルグの報告をした。彼女は音楽関係の職種ではないが、理解力や想像力が高くてウイーンやザルツブルグで私が見聞きしたことや関連する様々な報告によく共感してくれて、楽しく話ができた。 今日の席はストーブの前そして彼女の将来の目標についてもいろいろ話がきけてよかった。大きな夢やそれに到達するための目標をもつことは生きる力になる。目標が見えていれば努力もできるし、一つの目標が達成できればさらに前進できる。私は今、目標が見当たらない生活になっているので、体調を整え、生活を立て直して、70代に相応しい目標を設定することが必要だ。 メニューとランチ蔵6330はいつも通り美味しかったのでデザートを食べすぎた。このところ何を食べても美味しくていくらでも食べられる。当然ながら毎日体重が増え続けている。これはそら恐ろしいことでこの悪の連鎖をどこかで断ち切らねばならないが無理だ!!という心の奥の声も聞こえる。当面の目標は減量かも。 デザートとドリンク
2016年11月27日
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10月5日四国は愛媛県西予市の卯之町で中学校時代の同級会がひらかれたので出席しました。家族が闘病生活をしているし台風も接近してるので随分迷ったのですが古稀なのて開かれた会だと思い、ここで会っておかないと二度と会えないかもしれないと思い、決断しました。前回は昭和63年に出席しているので28年ぶりです。一目で誰だかわかった人は3人くらいであとは誰だか分からなかった。みんな(勿論私もふくめて)変貌していました。 飛行機が無事着陸できてよかった。 郷土料理が並ぶ会場 イケメンに囲まれて 女性群も健在二次会までつきあった後は宇和島の姪の家に泊まりました。二人の女の子の母親になった姪は仕事に育児に頑張っていました。42歳で亡くなった弟のただ一人の忘れ形見です。
2016年10月06日
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ひと昔前、男女のペアが歌った「カナダからの手紙」という曲が流行ったことがあったが、Kazuemonさんから手紙より数段素敵な「カナダからの土産」を頂いた。それも私の好きなものばかりだ。まずは食べ物でグラノーラにナッツとチョコ。グラノーラもナッツもチョコも大好きなので食べ始めたらきっとコントロール不能になりそう。山に出かけるまで目につかない場所に隠しておかなきゃと思いつつ、もうバナナチョコを食べている!!。 さらにバンクーバーの地名入りTシャツ。綺麗で上品なローズ色をベースに大好きなバラの花がデザインされている。今年はもう寒くなってしまったから来年着ようと昨日は思ったが、週末から30度越えになるらしいので早速出番がありそうだ。新しい服は心が浮き立つ。私もまだ一応は女なんですよ。さあ、この綺麗な色のTシャツを着て北アルプスへ行こう。
2016年09月23日
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9月22日Kazuemonさんと二か月ぶりに会った。彼女は都心から船橋まで車で来てくれ、雨の中、遠路はるばるの長距離ドライブで恐縮した。場所も彼女が見つけた蔵6330というカフェで船橋の奥地にある。私はジモティなのに全く知らず、初めて行った店だったが、チーズなど乳製品の美味しさに定評がある店だった。 蔵6330 外観 前菜 2種 ベリーのホエイ 3種のチーズ 新鮮野菜とバーニャカウダー料理も美味しかったが、それ以上に彼女との話が最高に楽しかった。彼女のカナダクライミング遠征の話はとても興味深く刺激的で盛り上がった。それ以外にも断食、ベルジュエール、ヘチマなど話題が途絶えることなく二人とも夢中で話し、食べ、飲み、素晴らしい至福の時になった。 デザート時が過ぎるのも忘れて喋り続けていたが、辺りが何となくうす暗くなっているような気がして時計を見たら5時!!。12時半頃、入店したから4時間半も話続けたことになる。さすがに帰りの事を考えるといい加減に終わりにしないとまずいと話を切り上げたのだった。 kazuemonさんとヘチマ最近、私の生活は膠着状態に陥っていて、けっこう暗く、希望と目標に欠ける日々を送っていた。今日Kazuemonさんと会って気兼ねなく話をするうちに彼女から明るさとエネルギーを吸収して大分、前向きになっている自分を発見した。庭に勝手に生えてきたヘチマを持っていったら彼女がすごく喜んでくれたのも嬉しかった。持つべきものは友だ。この至福感は帰宅してもずっと続いて余韻を残し、心が晴れ晴れした。
2016年09月22日
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9月13日朝から我が市には豪雨注意報が発令され、ひどい雨が降っている。さすがにウォーキング出勤はためらわれ、車で出勤した。来談者ゼロで手持無沙汰だった。退勤後、岳友のKさんと会うため津田沼に出た。Kさんとは3年ぶり位の再会で、彼女は遠方の板橋から津田沼まで来てくれたのだ。私たちはかって同じSクライミングスクールに所属して、切磋琢磨して練習し、瑞牆山末端壁「調和の幻想」や大ヤスリ岩「ハイピークルート」などのマルチを一緒にクライミングした気心しれた旧友である。私はここ3年ほどSクライミングスクールに参加しなくなっているので、お互いの動静がが分からなかったのだが、いつも彼女のことは気になっていた。幸い連絡が取れて今日会うことができ、積もる話を存分にした。彼女は変わらず元気そうだった。お互いの近況報告、これからの山に対する考え方と自分の生き方、最近の山行報告に友人やガイドの情報などなど話が尽きず、何と3時から8時近くまで話が弾んだ。「紫芋と黒ごまのティラミス風」という少し手の込んだスイーツとコーヒーを飲みながらゆったり過ごして、お互いの話題に興味が尽きず、 最後は声が嗄れてしまうほどだった。私とKさんはロッククライミング、アルパイン、アイスクライミング、バリエーションと同じ分野の登山をしてきたので、ツーカーで話しがよく通じて、とても面白くかつ楽しかった。再会と山行を約束して別れた。手作りの可愛い籠をお土産に頂いて恐縮した。 紫芋と黒ごまのティラミス風 ~南九州産紫芋使用 頂いた籠 ピンクのアクセントが可愛い
2016年09月13日
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8月19日岳友のエーデルワイスさんに会うため、新宿まで出かけた。久しぶりに登山ウエアやTシャツでなく普通の服を着てアクセサリーもつけていつもきちんとした装いの彼女に合わせた。エーデルワイスさんとは昨年12月ごろに不老山にハイキングして以来である。彼女は相変わらず元気そうではつらつ・聡明だったが、最近坐骨神経痛に悩まされていると聞いて驚いた。新宿の駅ビルミロードのハワイアンパンケーキファクトリーというこじゃれた店に入ったのが11時45分頃、それから延々としゃべり続けた。何しろ8か月分の活動報告を双方でするわけだから話題が山盛り。話しても話しても尽きない。それぞれが同じ趣味、同じ年代と興味ある話題をもっているので共感することも多く盛り上がった。 登った山の話、家族の話、旅で出会った友人の話などどれだけ話してもまだまだ話せたが、さすがに4時15分になっているのを見てやっと帰ろうということになった。しゃべり続けて声が嗄れていた!!。また再びの再会を約束して新宿を後にした。ああ、ホントに楽しかった!!。
2016年08月19日
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8月18日思いがけず桃が宅配された。こちらに住んでいるけど実家が福島にあるKさんからである。両親が高齢で桃の栽培も大変なので、彼女はしょっちゅう実家に出向いて桃の世話をしていると聞いたことがある。開けてみるとアケボノ色の大きな桃が姿を見せた。見事な桃だ。品種は川中島という桃で時期が最盛期より少し遅く出てくる桃らしい。彼女や年老いたご両親が丹精こめて作られた桃だと思うと頭が下がった。早速冷やして夕食のデザートに家族に供した。みんな美味しいと言いながら食べていた。家族で食卓を囲める幸せと美味しい桃が食べられる二重の幸せを味わった。至福のひと時が過ぎた。
2016年08月18日
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四国は宇和島に住んでいる姪からお中元が届いた。食べる酢グミだ。宇和島地方特産のブラッドオレンジ、柚子、青みかんの3種類がある。丸いマーブル状のグミの中に酢と果汁のミックスした甘酸っぱい味が大好きで、以前も一度頂いたことがあったのだが、美味しすぎて止まらなくなり、一気に一瓶食べてしまったことがある。それを覚えていてくれていたのだろう、2人の子育てと仕事で多忙なのに毎年忘れず心遣いをしてくれて恐縮だけど、嬉しい。この姪は健康志向が高く、ありきたりの品ではなく私の好きなものにピタッと焦点を合わせて選んで送ってくれるのが最高に素晴らしい。一日4粒~7粒で一日のビタミン必要量が賄えるそうなので今度は一気食いせず、少しづつ食べよう。
2016年08月06日
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30年前に私が37歳から2年間時担任した二人と再会した。当時は二人とも花の14歳の中学生、私は3人目の下の娘がやっと3歳になったばかりの時期だった。 二人とも子供一人づつを伴ってきてくれた。子供たちの元気な声や可愛いしぐさを見ながら、ランチし、様々な話をした。男性のE君は中学時代から学級委員で担任の指導を無視するみんなをまとめようといつも苦心していた生徒だったけど、それは今も同じ。みんなをまとめて同窓会を企画しようとしている。女性のBさんは中学時代、ものすごく自己主張がはっきりしていていつも私に激しく反抗していた女の子だった。運動神経抜群で可愛く人気があった。でも今回会った彼女は当然といえば当然だけど大きく変貌していた。高校に入ってから人に毒を吐き続ける自分を見直し、自分を作り直したという。その社会に対する考え方や愛娘に対するしつけなどとても堅実で感心してしまった。 卒業以来ほとんど会うこともなかったE君との出会いはウォーキングしている所へわが市に転居してきた彼が保育所に子供を連れて行こうと歩いてきたことから始まる。FBでE君と繋がり、彼と繋がっている他のみんなと友達になり、たちまちクラスメイトの大勢の消息もわかった。クラスの再開になった。Bさんの女のお子さんがBさんそっくりでフランス人形のように愛らしくて、まるで孫を見ている感覚だった。人とのつながりは本当に不思議なもの、この貴重な出会いやつながりは私にとっては本当に宝物だ。大切にしていきたい。
2016年05月30日
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親友のKazuemonさんはゴールデンウィークに大学の恩師の退官祝いに出席するため、金沢に行って来たということだった。昨日、その時のお土産を4種類も頂いたのだが、とても驚いた。何に驚いたかって?まず私の好きな物ばかりが入っていること!!数ある土産物の中から私の好物を選ぶのは時間がかかったことだろう。彼女の真心を強く感じた。次に加賀の食文化の高さ、更に洗練された美的センスに痛く心打たれた。これまで加賀百万石の歴史と伝統・芸術・文化の豊かさということは知識的に知ってはいても、実際に訪ねて触れたことはないので実感に乏しかったのだ。 麩やき御汁 宝麩 銘菓 クルミ 俵っ子 飴 おやつ麩 チーズ 昼食に宝麩を食べてみた。驚きのグッドアイデアに目を見張った。麩に穴を開け、お湯を注ぐと中から野菜などが出て来て立派な一椀が出来上がる。中から何が出てくるかという楽しみとヘルシーで美味しい一椀が出来上がるというWAKWAKと栄養のコラボが素晴らしい。すっかり気に入った。毎日、これを汁物にしてランチしよう。 宝麩に穴をあけてお湯を注ぐ 中から野菜や麩などが出てくる 完成クルミ餅がまたすごい逸品だった。小ぶりで中に甘味を抑えた餡とクルミが1個入っている。形が優雅で美しく芸術的和風スイーツだ。おやつ麩チーズもクルミに負けない味わいでチーズに目がない私はその誘惑に負けて一度に全部食べてしまった!!パッケージが切り抜きになってフワッと中が見えるのが洒落ている。 銘菓 クルミ 第22回全国菓子博覧会・名誉総裁賞受賞 おやつ麩まだ感心したことがある。これらの土産を包装している箱や包み紙のデザインのセンスが良い。単なる包み紙の域を超えている。捨てるのがもったいなくて引き出しの中に保存したのだった。 こんなに豊かな食文化が根付いている加賀・石川県。今年は本当に白山に登るか金沢の町を訪ねたい。
2016年05月16日
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御在所岳にマルチクライミングに行ったのだが、事前にこの事を知ってブログフレンドの放浪の達人さんが藤内小屋まで訪ねて下さった。彼は岡崎市に住んでいて御在所岳には足しげく登っている人、これまでもブログで御在所の記事を何度か読んだり画像を見たりしたことがある。4月20日中尾根登攀を終えて藤内小屋に戻ってきたら彼は既に来ていて、私たちの話し声を聞きつけてすぐに出てきてくれた。手を取り合って再会を喜んだ。5年ほど前に一度オフ会をしたことがあるがそれ以来だ。懐かしいというよりいつも会っている人と会ったという気分だった。何しろ彼のブログが更新される度に読んでいるから親近感がある。真っ黒い髪にたくましそうな表情の濃い顔、時折出てくる愛知弁(?)が楽しかった。社会人としての良識と彼独特の考え方・風貌・スタイルがうまくバランスが取れていてユニークだった。ブログが絵になって出てきたようだった。それから一緒に夕食を食べ、色々な話をした。同行のYさんやMガイドともすぐ親しくなって話を交わすのも良かった。2日目の朝は私たちは6時に出発して兎の耳を昇ったのだが、彼はそこにも来てクライミングを見ながら写真を撮ってくれた。彼の写真は仕事にしているだけあって素晴らしいものだ。私たちが撮った写真とは鮮明さが違う。そうこうしているうちに雨が降り出したのでクライミングを終了して藤内小屋に戻り、一緒に下山した。とても楽しく愉快な再会だった。
2016年04月22日
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4月11日今日から仕事が始まり、3月以来久々に出勤した。午前中に30年前の卒業生が訪ねて来てくれた。私が39歳の時、彼女は14歳の中学生2年生だった。あれから幾世霜、私は69歳になり、彼女は43歳になっている。彼女からは卒業したその年から暑中見舞と年賀状を一度も欠かすことなくもらってきている。当然、私も返信するからその繋がりで30年間続いている関係だ。当時の面影がはっきりと残っていて懐かしかった。色々な話をし、中学時代がほうふつと蘇った。彼女の記憶の良さには驚いた。手作りのビーズの指環を沢山頂き、早速、指にはめている。ビーズは気楽に楽しんでつけられるのがよい。さらに我が市のキャラクターをアップリケしたポーチももらった。こういった手芸で作品を完成させるのは根気がいる作業だが、彼女はよくコツコツと作っているので感心する。 水彩画もずっとやっていて数年前には展覧会に出かけて彼女の絵を見たこともあった。技術的に巧みという訳ではないが、独特の温かさや温もりを感じる。生きているとこういういい日も巡ってくる。 この春の作品
2016年04月11日
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3月6日、69歳の誕生日を迎えた。この間還暦を迎えたような気がするのに、遊んでいるうちにもう60代最後の1年になってしまった 。朝からメールやFBでお祝いメッセージをたくさん頂き、気恥ずかしかったが、嬉しくもあった。Kazuemonさんから素敵なプレゼントが届き、感激した。じんわり心が温もった。チョコレートがすっごく美味しくて娘と一緒に頂いた。生きていく上で様々な困難もあるが、辛いことや年齢を理由に何もしないで諦めるのは止めよう。
2016年03月06日
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下の娘が年末年始年始を我が家で過ごすために里帰りしてきた。お正月を我が家で過ごすのは一体何年振りだろう。早くから自立したいと家を出てアパート暮らしをしてきたのでおそらく10年ぶりくらいだろうか。八丁堀青柳の和菓子、懐中汁粉、飛騨高山の甚五郎そば、赤カブ漬け、お餅など土産をたくさん持ってきてくれて嬉しかった。どれもグルメの娘らしい美味しいものが選ばれていた。早速和菓子をご馳走になった。上品な甘みに美しい彩りとさすがはお江戸の老舗の味だった。 夕食は鍋物を囲み、実に久しぶりに親子3人水入らずの食卓になった。お風呂にも長時間入って半身浴していた。アパートのお風呂は手狭でアメニティ度に欠けるため、家庭風呂でのんびりできるのが嬉しいようだ。身も心もリラックスさせてゆったり休養させてやりたい。
2015年12月31日
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鍋割山に着いた時、山荘のなかを訪ねて久しぶりに山荘の主・草野さんと会うことができた。シーズンに一回位は鍋割山稜を歩いて来ているのだけど、山荘の外に登山者が溢れていることが多く、ほとんどの登山者は名物鍋焼きうどんを注文している。当然草野さんは鍋焼うどん作りで超多忙なので話をするのは不可能だし、仕事の邪魔になるので遠慮してきた。でも今日は外に登山者が見えなかったので山荘の中に入ってお顔を見、少し話もできた。私達は大学の同窓生である。私が先輩!!なのだ。草野さんは当時から山岳部、私は管弦楽部でサークルの部室が隣同士だった。でも在学中に会ったことはなかった。 鍋割山荘とお元気そうな草野さん ここのコーヒーがおいしいので、コーヒーカップ片手に倉岡さんのことやエベレスト登山のことなどを愉快に話した。三浦雄一郎さんのエベレスト登頂時の登攀隊長が倉岡さんということはよく知られているが、倉岡さんのクライミングの師が草野さんで、私は倉岡さんと一緒にエベレスト遠征に行っているという関係で共通の話題がたくさんある。楽しい時は瞬く間にすぎてしまう。日没が早いので2時半でお別れして下山した。
2015年12月20日
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夕方炊事をしていたらお歳暮が届いた。なんと二つ同時にきた。宅配業者が同じだったんだけど珍しい。1個は親友Kさんから実家の福島で育てたリンゴ、もう1個は上の娘から入浴剤。Kさんからは毎年美味しい桃やリンゴを頂いて嬉しいが恐縮する。そんなにして頂く理由が無いからだ。娘からはもらって当然だという気持ち。あんなに我が身を削って孫の世話をしてきているのだから歳暮や中元程度じゃ足りないくらいだ。冬場は入浴剤が実用的で役にたつのでそれをリクエストしていた!!。 リンゴは医者いらずと言われるほどの健康増進果物だから家族で一日1個食べ、夜は入浴剤入りのお風呂にゆったり入って体を温め、元気にすごそう。
2015年12月09日
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岳友のAさんとはフェイスブックでお互い近況報告しあっている仲間なのだが、滅多に会うことはない。クライミング翌日の休息を兼ねてオンライン上ではなく、生の実物同志でランチした。場所は神楽坂。飯田橋から少し歩くと上品な明るさをたたえた街並みと坂道が広がっている。お江戸はお江戸でも両国や新宿辺りとはかなり異なる雰囲気の綺麗で粋な街で、神楽坂というだけあって坂道が多い。小径が縦横に走っている中、Aさんに予約してもらった古民家を改造して造ったらしい和風レストラン(?)でランチした。このお店のたたずまいがシックで素敵だった。室内は個室でまさに隠れ家風。気兼ねなくゆったりと食事できた。久しぶりだったので二人とも近況報告や登山に関する質問などで話題は果てしなく続いた。 落ち着いた入り口と古い家具再利用の受付 ランチとバイキング式のおばんざいおばんざいの茄子が超おいしくてまたしても食べすぎ!!結局ここで2時間半ほど過ごし、更に場所移動してカフェでも2時間半ほど話した。ふと時計を見ると4時半になっていて二人ともびっくり!!。共通の話題を喋り尽くし満足しエネルギーを補完し合って別れたのだった。実に充実した半日になった。
2015年09月30日
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今回の剱山行には別の楽しみがあった。私より1日後にKさんが来ることが分かっていたのだ。彼女とは3年前、冬の黄蓮谷右股の登攀で一緒にラッセルに苦しんだ同志とも言える女性である。富山県在住なので会う機会がなかったが今回会えてとても嬉しかった。相変わらず元気そうで意欲満々、雰囲気が明るいので隣りにいるだけで元気をもらえる。 再会!!彼女は中央ルンゼから継続で成城大ルートを登攀し、さらに剣岳本峰まで登り、一般ルートを下って剱沢小屋に戻るというハードルートにチャレンジし、見事達成した。若いとは言え、そのファイトが凄い!!その夜、彼女と一緒に夕食を食べた。彼女とガイドはテント泊であったが私が一人で小屋で食事するのは寂しいだろうとの配慮だ。それに登攀前日は小屋の栄養満点の夕食を摂ってスタミナつけておいた方がよいこともある。 このビーフシチューがものすごく美味しかった KさんとYガイドさらに私の靴のかかとの部分が剥がれているのを知って何とボンドとガムテープで修復してくれたのだった。こんな奥深い山域にテント泊で来ているのに、ボンドとガムテープを持参しているという周到さに驚いた。彼女の応急処理のおかげで私の靴は破綻することなく最期まで歩き通すことができたのだった。この山行のためにわざわざ新しく買ったスポルティバの赤いトランゴがきつくて足が痛かったため、やむなく古いのを履いてきたがやはり底が剥がれかかってしまったのだった。 Kさんの手による靴の応急処理彼女から大いに刺激を受けた。登山に対する飽くなき情熱や目標を諦めない姿勢が素晴らしい。高齢だ、身長が無いと理由をつけて後ろ向きそうになる自分を見つめ直し、鼓舞することができた。
2015年09月17日
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彼女と向き合って話したのは一体何十年ぶりだろう。二人で計算したら32年ぶりということになった。私達の出合いは彼女が14歳位、私が34歳位で中学校のオーケストラ部でのことだった。私が転勤し彼女も高校進学した辺りから出会いは無くなって四半世紀、この2年前位からコンサートに行くようになって彼女の活躍を知った。今回も8月のコンサートで受付で顔を合わせ、同じ市内に住んでいるということがわかって今日、彼女の家を訪ねたのだった。もう50歳になるという。14歳のバイオリン少女がもう50歳。何という歳月の流れ!!それは我が身も同じで当時、子育てと仕事に奮戦中だった私は今や70代目前。でもこの30年間の空白はあっという間に埋まり、オーケストラ運営、指揮者の健康状態、様々な皆さんとの交流、登山、料理、いろいろな話題で盛り上がり、またたく間に時間が過ぎ去ってしまった。彼女が手作りで作っておいてくれたチーズケーキとラスクが超美味しくて、1個食べたらもう止まらない。体重のことを頭から追い出して3個も頂いた。口福だった。また彼女の住まいがすっきりして余分なものが見当たらないのにも感心した。断捨離しているということをFBで知ってはいたが上質なものや気に入ったものだけを大切にして心豊かに暮らしている様子を感じた。同じ志向の私はとても共感できた。また彼女の頭がいいのにも驚いた。クライミングや高所登山の話など一般の方にはなかなか通じにくい部分があるが、彼女は飲み込みが早く、話がどんどん広がった。とっても楽しい時間だった。人生の幸福を味わった。 手作りチーズケーキとラスク
2015年08月31日
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