山への情熱 音楽への愛

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2008年02月14日
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カテゴリ: 登山


 この日の明け方はものすごい強風だった。山鳴りがするような恐ろしい風の音が聞こえ、風はテントの側面や上だけでなく、下からも吹き上げてきたため、テントごと吹き飛ばされるのではないかと恐怖を感じた。

アタック日が今日でなくてよかった。

強風に耐えながらテントを撤収し、11:40頃C2を出発した。

1時間ほどでC1に着くと空気が濃くなり、少し楽になった。

一休みしてがらがらの急斜面をBCに1000m下る。1000mは登るのも大変だが、下りも相当長い。

最後に気を緩めて怪我をしないよう慎重に降りる。ついに2:30分BCに到着。安堵する。

大きなピザが出され、みんなで祝杯を上げた。私もこの時だけは禁酒を解いた。ビールコップ1杯で見る見る間に酔いが回った。

顔がまん丸にはれている。目の上が重く、まぶたがのしかかってくる。水不足のつけである。



オルコネス谷を歩き、パークレンジャーまで32kmのトレッキングである。

来る時ムーラに乗ってきたのでやはりこの谷を歩かねば本当にアコンカグアに来た価値がないような気がしてNさん、kさんと私の女三人にガイドのナタニエルがついて9:45分に下山開始。
帰りもムーラに乗って降りるという人たちはムーラが来るまでBCで待っていた。

オルコネス谷のトレッキングは下り中心だったので、とても面白く楽しかった。荒涼とした山々の間を縫って赤い川が細く長く延々と伸びていた。

その川に添ったり、渡ったりしながら下っていった。3:15分にコンフルエンシアに到着。

ここで1時間の大休憩。4:15分に再びスタートし、一度も休憩せずパークレンジャーむけて歩く。

標高がどんどん下がるにつれてあかちゃけた岩くずの谷から草原になり、草や花や湖がでてきて潤いのある景色になり、気分的にもほっとする。

6:00にパークレンジャーに着きアジムット社の車でぺ二テンテスのホテルに到着。

何日ぶりの入浴だろう。シャワーを浴び、顔を洗い、頭を洗い、着替えをした。やっと人間らしい姿になる。

しかし鏡を見て仰天。水分不足の後遺症で顔がますますむくんで目が埋没している。顔がとても重い。二目とみられぬひどい顔になっている。

ムーラ隊の帰着を待って全員でワインで「サルー」と祝杯を上げた。



12:30頃までみんなで楽しく談笑した。山旅の終了である。





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Last updated  2008年02月14日 17時57分02秒 コメント(3) | コメントを書く


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