7月23日(水) 第2日目 すばらしい快晴
朝4時に起き、ホテルの近くを散歩。8:00からホテルレセプションにてガイドと打ち合わせをする。久しぶりに鈴木昇己先生と再会する。これまではクライミングの先生だったが、今日から7日間専任ガイドとしてお世話になる。
身支度を整え、11時にエギュー・ド・ミデイのロープウエイ駅で合流しする。ミディ駅はたくさんの観光客や登山者で大混雑していた。日本人にもたくさん会った。ロープウエイを二つ乗りついてエギュー・ド・ミディ展望台まで登る。ここですでに富士山より高く3842mである。氷河から渡る風が涼しい。

ミディ展望台
トンネルを出てアイゼンを装着し、ロープをアンザイレンして傾斜の強い急な細い雪稜を下る。ロープウエイから急に環境がシビアになるのでここは昨年も緊張したところである。
グランドジョラス ダン・デ・ジェアン
慎重に雪稜を下ってバレ ブランシュの大雪原に辿り着く。
晴天率100パーセントの予報でこの上望むべくもない絶景が展開していた。
正面にメール・ド・グラス氷河を従えた憧れのグランドジョラス、ダン・デ・ジュアンの鋭い岩峰、ツールロンド、グラン・キャピサン、どっしりとしたモンブラン・ド・タキュールなどなど、あまりのすばらしさに息をのむ。
フランスからイタリアへ空中テレキャビン
今日は体慣らしの日なので日程がゆったりとしていてすぐ休憩になる。氷河歩行トレーニングをしながらも、フランスのミディからイタリアのエルブロンネルへ空中を移動するテレキャビンがゆらゆらと動いているのがくっきりと見える。真っ青な空に赤いテレキャビン。
バレ・ブランシュにてガイドと バックの雪山はモンブラン・ド・タキュール 右はミディ南壁
ミディの展望台直下にものすごい大迫力の岩壁ミディ南壁が聳えている。赤茶色の岩肌で既に何人か登攀している人が蟻のように小さく見える。

ミディ南壁
この圧倒的存在で迫る大岩壁を登攀できる日がいつか来るだろうか。いや来てほしい。
周辺には何組ものパーティがテントを張っていて賑わっている。
しばらく雪原を歩いてコスミック小屋へ到着。(標高3616m)

攀じるものなら攀じてみなさいと言わんばかりの1本のクラックが走るコスミックバットレス
コスミック小屋は最近建て直されたということでとても綺麗で洒落ていた。
宿泊者は若い人が多く、大半はモンブラン三山即ちモンブラン・ド・タキュール~モン・
モディ~モンブランの縦走をする人たちであり、一部が私のようなコスミック山稜を
登攀する人である。
岩の上に建つコスミック小屋
アルプスの山小屋で最もおいしいという夕食を頂き、就寝。しかし、またしても眠れない。眠れないままに夜が更ける。
フランス人女性と会話が弾んだ一の越山荘 2026年08月07日 コメント(2)
室堂から花を見ながら一の越山荘へ 2026年08月06日
心豊かに寛げたシラビソ小屋 2026年07月28日