7月26日(金) 第5日目 昼間は晴から曇り、夜は雪と雷
今日はマッターホルンの麓ツエルマットまで電車で移動し、マッターホルンの登山基地ヘルンリヒュッテまでハイキングする。シャモニーを8:10の電車で出発し、途中3回も乗り換えをして、12:15にツエルマットの街に着いた。

駅とは思えない洒落たシャモニー駅 
独特の赤い電車に乗って
一年ぶりのツエルマットだった。駅前は相変わらずの賑わいで日本人の姿がすぐ目についた。電気自動車が走り、色とりどりの花が街を美しく飾っていた。
ふんだんに飾られた花が美しいツエルマット駅
電気自動車
明るい日差しと洒落たホテル群を横目にツエルマット行きのロープウエイがある街の外れまで歩いた。そこでマッターホルンに登るという日本人数名に会った。ロープウエイを二つ乗りついで、シュバルツゼーまで眼下に広がる緑の牧草地を見ながらのんびりと揺られて登った。展望台や瀟洒なレストランがあり、目の前に雲がかかったマッターホルンが聳えていた。
シュバルツゼーの展望レストラン
しばし休憩して、クラインマッターホルン、ブライトホルン、モンテローザ、ゴルナーグラード氷河などバリス山群の名峰のたたずまいをなつかしく楽しんだあと、ヘルンリヒュッテまで山道をハイキングした。ゲンチアナなど高山植物が可憐に咲く道をしばらく登り、途中からは岩山を巻き、最後のやや急坂を登りきるとヘルンリヒュッテに着いた。約2時間。
各国からの登山者で賑わううヘルンリ小屋
マッターホルン
マッターホルンが首が痛くなるほどの角度で目の前に聳えていた。北壁は言うまでも無く東壁にもかなり雪がついていた。時折雲がまといついて全貌を隠したりもした。
登れるかどうかわからないものの、取り付き地点の岩壁を確認しようということで取り付き地点まで行った。雪が地面を覆っていた。いつもならこんな所に雪なんかないというガイドの説明だった。垂直の岩壁に補助ロープが付いていた。「先陣争いをしながらこれを登っていくんだなあ」と明日の登攀の実感が湧いた。
補助ロープが下がる取り付きの岩壁
明日の準備をして食堂で夕食をとった。日本からも何人も来ていたが世界各国からの登山者で食堂は賑わっていた。それでも天候が思わしくないので少ないということだった。地元シャモニーのガイドは登攀は無理だとして誰も上がってきてないということも聞いた。
夕食は得体のしれない味でさすがに我慢しながら食べた。コメがまずいし、カレーだと言うのだが色はクリーム色で味はないし、どうしてかパインにさくらんぼだし。


ヘルンリ小屋の食堂 見かけは良かったが味は今イチの夕食
夕食後、外を見ると真っ暗でみぞれのような雪が降り風も出ていて、さすがにこの状態では「明日は無理だな」というより諦めの気持を確定的にした。日本人ばかりが入った部屋で気楽に眠った。でも夜中に窓の外を見ると星がまたたいていた。
フランス人女性と会話が弾んだ一の越山荘 2026年08月07日 コメント(2)
室堂から花を見ながら一の越山荘へ 2026年08月06日
心豊かに寛げたシラビソ小屋 2026年07月28日