翌11月18日、夜半に雨風が収まり、朝から佳い天気に恵まれた。佐久海ノ口から灯明の湯を超え、更の林道を進んで湯川の岩場に行った。先週までの美しい落葉松の黄葉は既に散り敷き、すっかり晩秋の嫋々たる風情だった。
1日クラック攻略に腐心した。最初は台湾坊主や北風小僧などステミングが主なスタイルの壁を登り、次に正当派のクラックらしいデゲンナー、隣のコウモリ(昨年細いクラックにコウモリが入っていたエピソードがある)を昇った。
デゲンナーは中間部のくラックにハンドジャムをきめることができず腕や肩の力を使ってしまった。コウモリも昨年は苦労せず昇れた気がするのに今年は最初のフィンガークラックで苦労し、上部のトラバースで苦労し、すごい力仕事をした気がする。
最後にまたデゲンナーを復習したら1回目よりかなり楽に昇れた。やはり回数を増やして慣れることが肝要なのだ。でもすごく筋肉を酷使してさすがに疲労を感じた。クラックは難しい。でもリーチにあまり影響されないと聞く。私にとって修業して身につけるべき最大の課題である。


こうもり に取り付く なかなかジャムが効かない
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