6月13日梅雨の晴れ間に武藏五日市近くの天王岩にクライミングに出かけた。メンバーはいつものIさん、T夫妻に私の4人である。予報を裏切って朝から雨が降ったし陽差しが出るのも遅かった上、岩場は樹林に囲まれた場所なので心配しながら行った。岩場に着いてみたら予想以上に悪く、特に下の岩場は岩が濡れ濡れで「今日はマス釣りを楽しんで帰ろうか」のジョークも飛び交うほどだった。岩全体が濡れそぼっている。でもいずれ陽が射して乾くだろうという期待の下、昇り始めた。最初にリードするIさんとkさんが手を濡らしながらトップロープを張って下さった。TPでも濡れていて不安定で時間がかかったが1グレード上を昇ると考えてトレーニングすればよいという発想でみんなじっくり取り組んだ。
濡れた岩場をリードするKさん そこをTPで昇る私
緑陰から陽差しが当たり岩が次第に乾き始め、フタリシズカ、つゆしらず、ノーリー、サンコウチョウと順次昇った。サンコウチョウから取り付いて上部をダブルハッカーに変更したIさんの観音開きを使った攻略法がすごく鮮やかでキレがよく、下で見ていた私達は感心してしまった。岩場が空いた頃、上の岩場に移動してコーナークラックやクラックジョイを昇って終了した。Iさん、Tさん夫妻と私の4人の組み合わせが抜群によくてどの組みあわせになってもストレスフリーで最高に楽しめた。短いルートは2本だけであとはけっこう長いルートなので丸1日目一杯昇ってけっこう疲れたが、すごく昇った!!という実感に満ちて満足できた。
最期に楽しいコーナークラック
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