山への情熱 音楽への愛

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2016年12月09日
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今日も青空が広がりお日様がさんさんと輝くいい日だったが、風が強くてのんびりする雰囲気にならなかったのが残念。「いつものパンがあなたを殺す」という物騒なタイトルの本を借りたままでなかなか完読できなかったのだが、返却期日が迫るので飛ばし読みした。
糖質制限ダイエットが大流行したので炭水化物や糖質がダイエットの敵だということはよく知っていたが、脳にまで影響があるという話は聞いたことがなかった。この本は糖質が脳に与える影響を詳しく説明していて、炭水化物と糖質が引き起こす炎症で脳は蝕まれているという。記憶力が全くない私の脳はきっと炎症だらけで蝕まれ尽くしているに違いない。怖すぎる事実だ。

次に脂質の必要性が強調されている。脂肪やコレステロールが脳の機能に重要な働きをしているので脂肪をたくさん摂取することが必要だという。つまり 脳にとっての「味方」は脂肪、「敵」は糖質であるとし、更に脳の機能を高めるための「食事、運動、睡眠」の4週間プログラムを紹介している。食事だけでなく運動と睡眠という分野を追加しているのは脳の機能を熟知している科学者らしい発想だと思った。

理論には納得したが現実的にここに示されている食事法を実践するとなるととても困難に思える。糖質即ち私たち日本人にとってはごはんをずっと食べずにいることはまず不可能だろうし、グルテンを含む小麦粉即ちパン・麺・パスタなどを食べないのも非現実的だ。糖類以外の食品を食べればいいので短期間ならできるが、長期に渡ってそれを続けるのは難しい。現に私はヘモグロビンA!Cの値を下げようとして糖質制限食を3か月続けて効果を出したが、それ以上は続けられず、ごはんもパンも食べている。脂肪をたくさん摂取することは意外とできる。しかしお薦めの脂肪を豊富に摂りつつ、糖質も止められなかったらどうなるか?私のように肥満してしまうだろう。

この本の言わんとするところはよく理解できたし、理論的に正しいとは思うが、実践は難しい。私にできそうなことは、MCTオイルかココナッツオイルまたはオリーブオイルを一日に大匙1杯取る事くらいだろう。





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Last updated  2016年12月09日 20時53分20秒
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