山への情熱 音楽への愛

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2023年07月29日
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カテゴリ: 登山
7月26日水曜日。起床4時、朝食5時。身支度を整えて出発6時。今日も素晴らしい天気に恵まれた。今日は西岳から東鎌尾根を越えて槍ヶ岳山荘までだ。まずは槍方面の小径を朝露に濡れながら一人歩く。途中2年前に敗退した北鎌尾根のルート・貧乏沢を右手に見ながらビックリ平まで一登り。ここで辺りを俯瞰する。穂高岳方面と槍ヶ岳が手招きするように聳えている。

ここから西岳までは小林喜作さんが整備した喜作新道で花良し展望良しの北アの中でも特に素晴らしい道だ。しばらく楽しく縦走を続け、赤岩岳を(2768m)を超えると西岳(2758m)が表れ、ヒュッテ西岳の赤い屋根が見えてきた。高校生や登山者に賑わっている。ここまでは楽勝なのだがここからは楽観的要素はゼロになる。西岳ヒュッテ前で休憩し、急な下りに備えて靴紐をきつく締め直す。目の前には絶景が広がっている。


ヒュッテ前からすぐ下りになり、しばらくすると鎖と梯子が連続し、更に地面が大きくザレ、浮石が多い難所になる。鎖場で渋滞していて進めない。やっと順番が来て下降を始める。慎重に慎重を期して通過、その後も更にリスキーな道が連続し、緊張を強いられた。しかし何とか乗り越えてやっと最低鞍部の水俣乗越に到着した、はるか先に黒部湖が青い水をたたえた姿を見ることができて、ちょっと感動した。


             水俣乗越                    はるかに黒部湖を望む
ここからが本日のハイライト東鎌尾根だ。鎖、梯子、岩場のオンパレードで、というより通常の地面の道はない。覚悟を決めて、とりあえずヒュッテ大槍を目指して猛暑の中を登っていく。最初から急登だ。
東鎌尾根は2年ぶりだった。岩が連続し、鎖や鉄梯子を伝いながら登っていく。4段連結の梯子があって、圧巻だった。私は梯子や鎖は得意なので特に苦痛はなかったが、一番しんどかったのは急坂の地面に架けられた木製の階段だった。これが数えきれないほど連続してとても苦しかった。登山者はみんな同じであえぎながら登っていく。腰を据えて一歩一歩登っていったが果てしなく続いた。登って登って登って進んだ先にヒュッテ大槍まで200mの可愛い看板を発見して超嬉しかった。急坂の100mは遠いし、価値が高い。喜んだのもつかの間、次は100mの看板が登場し、辛抱に辛抱を重ねて追にヒュッテ大槍に到着した。「ああ、ここまで来れば大丈夫だ」大きな安堵に包まれた。

     東鎌尾根の4段連結鉄梯子             ヒュッテ大槍の可愛い看板      ガスる槍ヶ岳
ヒュッテ大槍で一息ついた。大天井ヒュッテから前後して登ってきた香港の若い男女と親しくなった。この後、槍ヶ岳山荘に向かったが、午後2時前で見上げる槍ヶ岳は一面ガスってしまい、今にも雨が落ちてきそうな模様だった。岩が基調の登り道を我慢強く登り、何とか雨に合わず槍ヶ岳山荘に到着した。難関の2日目を無事クリアできて大いに安心した。

参考タイム 大天井ヒュッテ6:00⇒ビックリ平6:35 6:40⇒西岳ヒュッテ8:37 9:00
      ⇒水俣乗越10:15 10:30⇒ヒュッテ大槍12:42 13:00⇒槍ヶ岳山荘14:00





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Last updated  2023年08月03日 14時47分00秒
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