山への情熱 音楽への愛

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2023年08月30日
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カテゴリ: 登山
8月29日火曜日。いよいよ早月尾根を登る日が来た。朝5時、馬場島荘の美味しい朝食を頂き、6時出発。今日も晴天が約束されている。標高760mの馬場島から早月小屋2200mまで1440mを詰めてゆく。
「試練と憧れ」の石碑を過ぎるとすぐ樹林帯の急登が始まる。できるだけゆっくりゆっくり登るが、すぐに汗が噴き出てくる。今からこんなに汗をかいていたら危険だとは思うものの、とにかく暑くて汗が止まらない。緑の森の中の所々に立山杉の巨木が出てくる。堂々たる風格で圧倒される。人間なら150歳くらいだろうか。登山者は前に男性が一人だけ。とてもしんどいのだがこれが自分が選んだ道で、やりたかったことなのだと心に言い聞かせ、一歩一歩登っていった。最初に休憩地点である展望台の標識がわからず、ひたすら登っていたら暑さと汗で塩分を失い、足が攣りそうになった。危険!!要注意と塩となめ、梅干しも食べた。そうこうしてやっと標高1400mの標識まできた。200mごとにこの標識が出てくるのでひとまず安心。
  
                                               立山杉の巨木           指導標1400m
この後もとても苦しく、汗をかき、足攣りを警戒しながら標高200mの指導標ごとに休んで登り続けたが、とにかくザックが重くてうめいた。徐々に高度が上がるにつれて小窓尾根が魅惑的な稜線を見せはじめ、かってこの稜線を登り降りした私はその時同行した木村道成ガイドのことを忍びながら登り、気を紛らわせた。標高200m登るのに1時間かかった。そして遂に早月小屋まであと1.0kまで来た。嬉しかった。あと1時間だ。

       小窓尾根
そして忍耐すること1時間、ついに早月小屋に到着した。第一の核心クリア!!。小屋前の広場に数人の男性が座って談笑していた。

時間的に早かったので私もベンチに座って男性たちと話をした。みんな60歳台くらいだったので私を見て一様に驚き、年齢を聴いて賞賛してくれた。思いがけない賛辞に恥ずかしかったけど自己肯定感は大いに高まった。そうか、自分はなかなかのことをしているんだなと実感した。しかし上には上がある。その場に80歳の男性がいて明日は剣岳に登るという。仰天した。80歳でここに来る人がいた!!。ものすごく刺激され、たるんだ脳みそにカツが入った。やはり山に登らねばダメだ。こうしたすごい人との出会いがあるのだから。自分も80歳までとは思えなかったけど元気と勇気を頂いた。

            小屋前ベンチの小窓尾根解説図                   夕食
早月小屋は旧伝蔵小屋といい、歴史的で有名な小屋である。現在は若い三代目があとを継いで小屋を切り盛りしている。山ともの田口篤さんがここで働いていたことがあるので、しばし共通の話題で盛り上がった。この小屋は水が全くないがトイレなど衛星に配慮してあり、好印象だった。

参考タイム 馬場島6:15⇒巨木⇒急坂8:21 8:31⇒1600m道標9:24 9:34⇒1800m道標10:21 10:31
      ⇒2000m道標11:40 11:55⇒早月小屋 12:50





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Last updated  2023年09月03日 08時18分05秒
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