I歯科医院の高楊枝通信。

I歯科医院の高楊枝通信。

2024.10.05
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カテゴリ: マネー





こんなことが平然とYahoo!ニュースで語られるようになったということは、石油文明の崩壊の先駆けとしてこれから金融システムの崩壊が始まるということです。
日本はそれに乗らなかった?乗れなかった?というのが吉と出るか凶と出るか?

とりあえず米国は財政破綻する普通の国になったわけだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1bdd5165651a06a1f82aace24f5e3c4cce5bcbfe?page=1

ーーー以下引用ですーーー

長らく世界の基軸通貨であった米ドルの信認が揺らぎつつある。歴史的に見ればドルの価値は下落を続けており、米ドルを支えてきた「オイルダラー体制」も終了を迎えた。

不動産コンサルタント・長嶋修氏の新刊『グレートリセット後の世界をどう生きるか』(小学館新書)から、現行金融システムの2つのポイントを踏まえて、揺らぎつつあるドルの覇権の行方と「新金融システム」の台頭について解説する。

 まず、「誰かが借金したところからお金の流通がスタートする」ということ。  誰も借金しないのにこの世にお金が生まれることは、原理的にあり得ないわけです。したがって「誰かが借金してくれるほど、誰かの資産が増える」といった構図になっています。これが現行金融システムの、根本的な原理です。  企業や家計が銀行からお金を借りているという体裁が取られているものの、実際には何もないところからお金が生み出されるという信用創造が行われているわけです。「国が借金してくれればくれるほど、家計や企業の資産が増える」ということになるわけです。  金回りの仕組みにおける登場人物は「政府」「企業」「家計」の3つしかありませんから、三者の資産と負債を合計すると、ぴったりゼロになります。  つまり現在は「政府がたくさん借金してくれるほど、企業や家計の資産が増える」といった構図になっているわけです。だから本当は「国が借金している」わけではなく、政府が借金をしており、その主な借金先は日本銀行。そしてその日銀は、日本国債の53.2%(2024年3月現在)を保有しています。国債というのは要するに「借用証書」のようなもので、日銀はその借用証書を担保としてお金を発行するというわけです。  政府が借用証書としての国債発行することで次々とお金を生み出し、日銀と銀行がやり取りをしてお金と債務が生み出され、そこから企業や家計が経済活動を行い、両者に資産と負債が計上される中、企業や家計は資産が大幅に超過、その分は政府が借金を被るといった構図になっているのです。  したがって「日本の債務は断トツのトップでGDPの2倍超え!」「国の借金が大変だ!」という事態の実情は「借金は国ではなく、政府がしている」「政府の借金から始めないと、市場にカネが回らない」ということなのです。  そして「政府の借金」を語る際には、同時に「企業」「家計」の資産も論じないと意味がないのです。この三者のそれぞれの資産と負債を足し合わせると、日本は全体で約480兆円の「資産超過」となっています。ということは日本以外のどこかの国が「債務超過」となっており、世界中の資産と負債を足し合わせるとゼロになります。世界の中で日本は借金大国どころか、むしろ「資産大国」なのです。  とはいえ、資産がいくらあってもお金が回らず滞り、流通しなければ経済は機能しません。1990年バブル崩壊以降、日本政府は金融引き締めや緊縮財政、消費増税など次々とカネが滞る政策を打ち出します。  その結果は見ての通りで、日本は世界で断トツに経済成長しない国となり、国民の賃金は全く上がらなくなり、長い"デフレ" に苦しみ「失われた30年」を経験します。政府が金を出さなくなったため企業や家計の需要が喚起されず、消費も投資もされなくなった結果です。 金利という無限膨張システム ポイントの2つ目は「この仕組みには、金利がついて回る」ということです。  誰かが借金した場合、そこには必ず金利がついて回ります。ということは、常に経済が成長していないと、どこかで破綻します。そりゃそうですよね。借金で生み出された金に利息を付け続ける必要があるわけですから。  つまり 現行金融システム はその構造上 「永遠に膨張し続けることが宿命づけられている」 システムの欠陥 だと私は考えています。なぜなら 「宇宙の仕組みに反するから」 です。宇宙の仕組みなどと言うと何を荒唐無稽なことを言っているのだと思われるかもしれませんが、筆者はこの世に存在するものは全て、宇宙の仕組み、摂理の中にあると考えています。ありとあらゆる生きとし生けるものの命に始まりと終わりがあるように、この世界は循環構造・円環構造になっています。スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』のキャラクター「カオナシ」がどんどん大きくなっていった後、最後に破綻する姿は、現行金融システムの行く末を暗示しているようです。  慣れ親しんだ、あるのがあたり前だと思っていた現行金融システムも、宇宙の法則上、未来永劫に持続可能ではないわけで、いつしか新システムへの改変時期がやってきます。その移行が、旧システムから新システムへと徐々に、段階的にスイッチしていくのか。それともある日、旧システムが突然シャットダウンし、一気に新システムに切り替わるのか。「マイルドシナリオ」「ドラスティックシナリオ」の双方が考えられますが、そこがどうなるかはまだわかりません。  すでに米ドルを支えてきた「オイルダラー体制」は終了しています。1974年6月8日にアメリカとサウジアラビアの間で締結された軍事・経済協定は、2024年6月8日までの50年間効力を持つものでした。その中身はカンタンに言えば「石油をドル建てで販売する」というものです。  この協定は50年の時を経て、更新されずに終了しました。サウジアラビアは今後、石油を米ドルのみで販売するのではなく、中国人民元、ユーロ、円を含む複数の通貨で販売することになります。ひとつの時代の終わりです。ドルを支える「はしご」の完全消失です。

 それでは「新金融システム」とはどのようなものでしょうか。  まず大前提として現行金融システム(以降「旧システム」とします)は、「米ドル基軸通貨体制」で成り立ってきました。そして「1971年ニクソンショック」や「石油・米ドルペッグ制(固定相場制)」「1985年プラザ合意」などで米ドルを保護しつつ、世界の金融システムを維持してきました。  ところが最近、ロシアや中国などのBRICS (ブリックス)経済圏が台頭し、独自の通貨流通圏を形成し始めています。このBRICS経済圏の規模は現在、G7の30%より大きい36%。  今後も仲間に入りたいとする国が増加中で、やがてドル経済圏に肩を並べるどころか、追い抜く勢いです。ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5か国の頭文字を合わせて名付けられたBRICSグループに、サウジアラビア、イラン、アラブ首長国連邦、エチオピア、エジプトが加わった10か国のBRICS+(プラス)では、全ての取引と支払いを米ドルを使わずに自国通貨で行うことに合意しています。  ねらいは「ドルの締め出し」です。加盟希望国はシリア、ボリビア、ジンバブエ、キューバ、カメルーンをはじめ、2024年中には40か国を超える見込みです。  またBRICS諸国は、タイ、ラオス、スリランカ、カザフスタン、ベネズエラ、ボリビアなど多くの国と自国通貨で支払いを行う協定を締結。さらにはASEAN10か国も相互の貿易決済に今までのように米ドルは使わないで自国通貨を使う方針を表明しました。 ではドルを使わずに、どうするのでしょうか。  BRICSは現在、新通貨「The UNIT」の発行を計画中で、BRICS+ビジネス評議会「金融サービスおよび投資ワーキンググループ」ですでに議論されており、早ければ2025年にBRICS+の公式政策となる見込みです。BRICSが主に国家間決済用通貨として利用する新通貨「The UNIT」の通貨価値は、金40%、BRICS+通貨60%で価値を構成する半金本位通貨でペッグ制(固定相場制)。分散型台帳(ブロックチェーン)を採用し、ドルのようにどこかひとつの主体が使用・保有を制限できることがない非政治的通貨であるとしています。  このような状況を受けて米経済学者ジェフリー・サックス氏は次のように述べています。 「BRICSの経済は米国やその同盟国の経済よりも大きい。ワシントンでは一種のパニックが起きており、それは不安の神経症にまで高じている」  少なくとも、もうすでに米ドルは覇権通貨ではありません。米ドルが価値の源泉となる覇権通貨の地位を脅かされ、やがて追い越されようとしているのに、米ドルが今の水準であるのは、大きな市場の歪みであると私は考えています。

長嶋修・著『グレートリセット後の世界をどう生きるか』(小学館新書)より、一部抜粋して再構成1





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Last updated  2024.10.10 08:39:40
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