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70代男性、右下6、歯根破折、咬合性外傷(歯ぎしり、硬いものが好き)、金属アレルギーこの方、10年程前にもスルメを食べていて右上1番が根元から破断したので、再植している。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202110100001/ナイトガードはお断りされる。硬いものも何も考えずに食べる。歯には自信があるのかもしれないが、そろそろ咬合崩壊が始まりそうだ。今回は右下6番の歯根の根元が破断した。20年程前に金属アレルギーということで、それまでの金属冠を外して金属フレーム包埋型ハイブリッドクラウンに換装した。神経を取った歯の象牙質は自己修復能力は失われるので劣化が激しく進む。両隣の歯医者がいじっていない歯と比べてみて欲しい。応力が集中する歯茎部から破断する。数日前に取れたということで持参された金属フレーム包埋型ハイブリッドクラウン。歯根の一部がクラウンに付着しているのが見えると思う。歯質がねじ切られている風情だ。レントゲン写真では歯根が分離しているし、Perもある。通常治療では保存不能に付き抜歯の対象になる。誰が見ても保存不能だろう。神経を取った歯の末路だ。両隣の歯医者がいじっていない歯と比べて欲しい。これが現実だ。歯科治療は70歳まで使えるとか想定外だということだ。歯肉を電気メスで除去して健全歯質(とも言えないが)を出す。α-TCP+3MIXを根管口に置く。信じられないだろうが、根管治療はこれだけでOK。CRコア築成過程浅めのピンレッジ孔。過大な側方力で脱離することが前提。フェイルセーフ(fail safe)の考え方だ。現在の工業製品では当たり前のこの考え方は歯科治療では全く考慮されていない。歯科治療の基本コンセプトは100年以上前から変わっていないという恐ろしい現実がある。僕は自分で作ることもあってバイトは採らない。見るだけで十分だ。はっきり言って不正確なバイトテイキングなど邪魔でしかない。歯科技工の作業現場でも同じだ。作成した金属アレルギー対応型ハイブリッドクラウン。受ける咬合力を少なくするために頬舌側輻径を狭くする。試適咬合調整は口腔内で行う。これが最も正確な調整方法だ。口腔外で咬合器を使って製作とか手間に見合うメリットがない。スーパーボンドセット
2024/10/24
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60代女性、左上1、歯根破折前回のつづきというかその1年半前の歯根破折の画像https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202410170000/歯肉が腫れたので、歯根破折かと思ったら、やはり歯冠部から折れた。歯槽骨内部の歯根も縦に割れている。再植は前回上手くいかなかったのでしたくはないとのこと。食いしばりをしているので、歯根は破折するし、歯根吸収は起こる。咬合性外傷があると何をやってもだめだ。仕方がないので、そのままα-TCP+3MIXでCRコアにして印象。CRコアの画像は探せなかったので、α-TCP+3MIXまでこれで1年半後につながる。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202410170000/
2024/10/21
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60代男性、左下6、クラウン2次カリエス患者に訊いてみると、この冠は30年以上前に神経を取って作られたもののようだ。30年以上持ったのだから、そんなものだろう、十分では?と思えるのかどうか?平均寿命が80歳を超えている現代で残り20年は歯がない状況。それは嫌だと考える人は多いと思うがどうだろうか?神経を取ってクラウンを被せるというビジネスモデルが確立していた100年前の平均寿命は40歳くらいだったので、クラウンがだめになる頃には身体の寿命は尽きていたと考えられる。だから無問題だったのだ。人生50年で60歳まで生きればおめでたいというのがふつーだった時代の歯科治療のコンセプトを今もって続けている愚かしさ。考えを改めた方が良いというのは歯科医師諸君も分かってはいるだろうが、それしかできないとか、やめたら食っていけないとかいう理由でやり続けている。では、どうすればいいのか?というのはこのブログ内にいくらでも記事にしているはずだ。技術的、経営的に多少難しいとは言え、頑張ればできるはずだ。できないのなら歯科医師にならない方が世のため、人のためだろう。・・僕は毎日々々このような過去の歯科治療の尻拭いばかりしている。通常なら抜いて入れ歯にすればいいではないか?と思う人もいるかもしれないが、僕も高齢になって歯を抜く力がない。入れ歯を作る元気もない。外注する歯科技工士も高齢化が進んでいる。しかも保険診療では入れ歯は赤字になる。八方塞がりなのだ。だから抜かないで簡単かつ低コストで保存する治療法を考えて実践している。患者もうちに来ればなんとかしてくれると思っているのだろうが、いつまで続けられるのやら。。・・この6番のクラウンは奥の7番と連結クラウンになっている。切断して6番のクラウンと内部のメタルコアと虫歯を除去していく過程だが、クラウンもメタルコアもセメントは効いておらず、全周細菌が侵入できる隙間ができている。歯肉縁上には健全歯質は残っていない。内部にも細菌が侵入していたので、ボンディング材の接着性が期待できる健全歯質は少ない。多少脱灰していてもα-TCPでの再結晶化に期待するしかない。白濁している部分は脱灰して使えない歯質だ。細菌が侵入すると黒くなる。黒いと虫歯の進行は遅くなる。ラウンド・ピンレッジド・CRコアで型取りここからは後日製作したクラウンの口腔内セットの様子。義歯のクラスプ(バネ状の維持装置)があるのでこれが装着できるように作った。通常は無理なので義歯は再製作が必要になるのだが、そんなことをしている僕の身体的リソースはとうの昔に尽きている。
2024/10/20
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60代女性、歯根破折パンを齧ったら、バキッといったとかで、やってしまった。1年半ほど前に差し歯で歯根は折れていたのだが、抜くのはいやだ、、!というのでそのままCRコアで再治療した。これで2回目の保存治療。諦めたら?と言っても絶対イヤだ、、!と言われるので、仕方なく口腔内でCRで作った。でもそんなには持たない。前歯の差し歯はいつかは歯根破折を招く、これは構造上の問題で工学的には有り得ない欠陥構造なのだ。やってはいけないのだが、歯医者は患者の将来のことより目先の銭金(ゼニカネ)しか考えることはできない。破折線からは息肉が侵入している。歯根面は細菌のコロニーに覆われている。コロニーと軟化象牙質を除去麻酔下で歯肉息肉を除去CRで破折片繋ぎながら、歯冠もついでに作る。次回はスーパーボンドで補強の予定。
2024/10/17
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40代女性、左上6、クラウン2次カリエス前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202410150000/世界中の歯科業界が100年も200年も前からやり続けている。「神経を取って被せる」というビジネスモデルは人生50年の時代のもので、現在の高齢化時代には全くそぐわない。本当に歯科業界は無能だ。歯を壊しているとしか思えない。材料は多少変わってきているが、基本コンセプトは変わらない。歯科治療を繰り返した挙句、抜歯になる。その後のインプラントや再生治療という選択肢が増えてきつつある。というだけだ。患者からすれば、患者の歯は歯医者の喰いものにしか過ぎないという厳しい現実がある。最初から何もしない方が良いとは考えないのだろうか?それでは食っていけないと思う歯医者はどうすれば良いのか?という答えがこのブログには詰まっているはずだ。ラウンド・ピンレッジド・CRコアの上のクラウンは金属フレームを持つハイブリッド・クラウンが最も優れている。ただし、これを作れる歯科技工士を探すのは難しいかもしれない。僕のオリジナルだからだ。今日は作例と口腔内セットまで、時系列でどうぞ。技工作業は究極の省エネだ。自分で作るので対合歯もバイトも不要だ。歯の形は手が勝手に動く程度には憶えておく必要はある。一番のメリットはトリミング作業が不要なので、製作物が口腔内に入らないということは皆無だということ。これには歯医者なら誰でも悩まされるはずだ。金属の種類は歯科用銀合金だ。スーパーボンドの接着性が最も優れている。プレシャスメタルやセラミックス系は接着力が弱い。また金属の中では自然電位の歯質との差が少なく、異種金属接触腐食を招きにくい。歯質をCRで完全に覆っているので、電気の伝導性はない。金属と歯質は直接接触していないので、虫歯にはならない。現在の歯科医療ではこの辺りの配慮は全くされていない。虫歯の電気化学説カテゴリー等を参照してほしい。歯根内部にはディンプルを設けているので、意外に脱離しない。歯牙の形態が頭に入っていれば、ほとんど調整は不要だ。
2024/10/16
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40代女性、左上6、クラウン2次カリエスご飯を食べている時、ぼろっと取れた。ベロで触るとほとんど歯がなくなっている。これは抜歯かも、、とドキドキしながら来院。確かに内部は虫歯でボロボロ、、虫歯を全部除去すれば歯がなくなる。もう一度通常のコアを作ってクラウンを作ることは難しい。一度神経を取ってクラウンを被せた歯は遅かれ早かれ、いずれこうなる。そこで内部の軟化象牙質(虫歯)はα-TCPで再硬化を図り、歯質の削除を限りなく少なくすることを目指したい。後ろの7番がないので、この6番に咬合力が集中する。健全歯質は残り少なくなっているので、歯牙の寿命は短くなることは避けられない。そこで過大な咬合力が働いたときに、歯根が破折しないように、またクラウン自体が外れるように工夫した。それがラウンド・ピンレッジド・CRコアだ。咬合力が歯根の内側に働き、短いピンにして側方力で脱離するように配慮している。今日は歯根の処置まででは時系列でどうぞ硫酸塩還元細菌の代謝産物の黒色物質FeS(硫化鉄)に内面は覆われている。とっくの昔にセメントは効いていなくて、細菌の生息場所になっていたことがわかる。
2024/10/15
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前回のつづきというか、4年ぶりの来院。コロナ禍で来れなかったとか。リンクは遡って見てください。・・予約の電話で、「驚かないでね、、❤️」と言ったとかwイヤ、驚かんけどwもう50歳になった頃か。。この時の最後の画像から4年後の画像だ。どうしようか考え中。こっちも高齢化で体力は落ちている。やっぱり口腔内で歯冠を再建するしかないかな。。通常治療で保存治療は無理だし、抜いて入れ歯も面倒だ。意外に他院で入れたと思われる前装冠は外れてご飯と一緒に飲み込んだらしいのだが、口腔内で残根上に直接CRで再建した歯冠は残っているw4年前の最後の画像もアップしておこう。これでも一応修復後なのだが。。多分つづく
2024/05/12
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50代男性、右上6、歯根離断、2次カリエスこの時のつづきでhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202112140001/CKを入れたところの画像だ。こんな歯根が離断しているようなものにCKを入れられるのか?まぁ、信じられないだろうが、ジェットウォッシャーをうまく使えば清掃可能なので残せないことはない。こんな症例に一々ケチを付けていたら残すなんて土台無理な話なのだ。beforeafter
2021/12/23
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30代女性、左下7、2次カリエスこの時のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202112150000/患者ご本人はボロボロシリーズにアップされたことにはご不満だ。ちょっと言い過ぎたような気もするが、やはり予後は厳しいことには変わりはない。注意深く管理していく必要がある。とりあえず、セットまで
2021/12/20
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60代男性、右上4、ブリッジの2次カリエス、いつも沁みるし、時々痛い。ボロボロシリーズも続きます。他院でどうにかしてくれというと、ブリッジを壊さないといけないし、バネがかかっているので義歯も作り直さないといけないので、このまま様子を見てと言われたので当院に来られた。確かにこの手の虫歯はたくさんあるので、一々そんな面倒なことはやっていられない。僕はクラウンを破ってCRで再建する。保険診療では赤字なのは変わらないが。では時系列でどうぞ
2021/12/16
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40代男性、右上6、金属アレルギー(掌蹠膿疱症)ということで、金属を除去している。外してみると、クラウンの内面は1/3程はセメントは効いていない。コアは完全に脱離しているようだが、意外に簡単には外れなかった。口蓋根にポストが入っていなかったので、どういうわけか?と思ったら、広範囲に穿孔していた。これでは充填するだけで精一杯だったのだろう。幸い内部の虫歯は少なかったが、穿孔部位は虫歯になっていた。穿孔はなんとかα-TCPセメントで充填できたので、CRコアを作って印象(型取り)した。しかし髄床底にクラックもあるようで、歯根破折が心配だ。技工室での作業も公開するつもり。では時系列でどうぞここからは技工作業。自分でクラウンまで一貫製作している歯科医師は世界中探しても絶滅しているだろう。最後の一人?w 絶滅危惧種?完成!
2021/12/15
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30代女性、左下7、2次カリエスクラウンが外れたので近所の歯医者さんに駆け込んだら、虫歯があるよ、と言われてセメントで仮封鎖してくれたらしい。一見歯があるように見えたが、とんでもなかった。歯はほとんど虫歯で特に近心(手前側)は歯槽骨縁まで虫歯だった。電気メスで歯肉を除去したが、歯槽骨が見えている。何度も諦めて抜歯しようかと思ったが頑張った。。歯槽骨より下までの虫歯はないと思うが、その理由は「虫歯の電気化学説」以外では説明できないと思う。歯質(ハイドロキシアパタイト)は水素イオン:プロトン:H+の電導性物質で、外部起電力により水素イオンが歯を通り抜ける時に歯の構成物質のカルシウムから電子を奪ってH2ガスとなり、カルシウムは電子を奪われてカルシウムイオンとなって溶出し歯質が崩壊すると考えられるが、骨や歯根膜に覆われていると水素イオンが通り抜ける時にカルシウムから電子を奪わず、直接電子を骨や歯根膜から受け取る。もしくはそのまま通り抜けてしまうと考えられる。要するに骨や歯根膜は水素イオンに関しては歯質よりも低インピーダンスと考えられる。また歯肉縁上0.5mmの範囲はカリエスフリーゾーンとして知られているが、これもそのメカニズムは明らかになっていない。これもそのうち電気化学的に考察しよう。去年の3月のレントゲン写真ではひどい2次カリエスがあるように見えなかったが、ある程度の大きな隙間があると金やパラジウムなどのイオン化傾向の低い金属が対電極になることにより歯質は急速に腐食してしまうことがある。これを異種金属接触腐食という。では時系列でどうぞこの部分は直視できないので処置が難しい。鏡を見ながらの処置だから。型取りを見たらわかると思うが、歯肉縁下3mm程になっている。
2021/12/15
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50代男性、右上6、歯根離断、2次カリエスこのクラウンは当地で開業した30年ほど前、僕がふつうの歯医者をやっていた頃のものだ。そのクラウンを入れた患者さんが戻ってきた。お互い歳をとったものだと思う。・・ふと見ると歯根が破折している。ま、頑張ってもこの辺りが通常の歯科治療の限界なのだ。こうなるとふつうの歯医者さんは、治療困難に付き抜歯してブリッジなりインプラントなりということになるのだが、ピンレッジド・ラウンドCRコアならもう一度歯冠を再建できる。結構まともに作ったコアは2次カリエスになっていても除去するのは難しい。コア除去の詳細を見ることは歯科医師と側につく助手以外はほとんどできないだろう。では時系列でどうぞ
2021/12/14
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70代女性、左下4、残根残根というのは見捨てられた歯ということで、実際この上に義歯が作られていた。義歯も合わないので使っていなかったそうで、それなら再生しようと思った。日頃はこんなどうでもいいようなことをしている。患者としてはこっちの方が嬉しいだろう。電気メスで被っている歯肉を除去した後の止血待ちの間に、左下5の折れそうな歯のCRもついでにやった。では時系列でどうぞ
2021/12/07
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70代男性、右上5、温冷痛++、自発痛+お熱いものも冷たいものも沁みるし、ご飯が食べづらい。このところ痛みも出て来た。このような場合、通常診療ではどうするかというと、この右上5は345のブリッジの支台歯なのだが、ブリッジは壊して5番は神経を取って、ブリッジは新規作成ということになる。うちはこんな患者が多すぎて怒号の飛び交う野戦病院状態が常態化しているので、そんなまどろっこしいことはやってはいられない。その場で治す。この5番の近遠心には大きな歯肉縁下に及ぶ虫歯があって、神経も出ているかもしれない。冠を破ってCR充填している。終わったら、あ、沁みないし痛くない、!これでご飯が美味しく食べられる、、!と喜んで帰った。高齢化社会を迎えてしまった今、もうお迎えが来るまでこうやってしのぐしかないのだ。老々介護だ。では時系列でどうぞ
2021/12/04
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80代女性、右下6、歯根破折?よくわからないが、抜くのも面倒というか、リスキーなので使える間は修理して使おうということか?自分でやっていてよく憶えていない。高齢化社会になるとこんなのばかりになる。いちいち抜いているとブリッジだ入れ歯だ、、となるこっちの首が回らなくなる。
2021/12/04
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前回のつづきこれが最後の虫歯の治療。なんで虫歯になったの?と訊いてみたら、甘いもの大好きだから、、でもちゃんと歯磨きしていたのだけれど。。。1日何回甘いもの食べるんですか?三時のおやつとか。寝る前のおやつも?ふふふ。。ま、こんな感じで、虫歯のリスクはそこそこ高いが、それほどではない。細菌は少ないが、緩衝能はあまり高くはないか。これが4年前と今年。大臼歯がないので、どうしても過大な咬合力が歯茎部にかかる。外傷性の虫歯ということはあると思う。これが治療過程の画像。では時系列でどうぞ
2021/11/24
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80代女性、4年前の画像との比較。前回のつづきというか、どうしてこんなにボロボロになったのだろう?、歯茎が下がったのだろう?そういう質問があった。今のところ僕にも原因はちょっと分からないのだが、4年前の画像データがあったので、今回のものと比較のために掲載しておきます。何か分かるでしょうか?2017202120172021
2021/11/22
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80代女性、左上67、歯根カリエス、自発痛-どうしてこんなことになるのかわからないが、もう抜くしかないと思う。もうほとんど歯根周りの歯槽骨はない。対合歯がないので噛まないので抜けないだけだ。7番は神経はとっくの昔に死んでいるし。。それでも抜きたくないのが人情だ。もうダメな歯とは本人も分かっているのか、そうではないのか?それも分からない。とりあえずα-TCP+3◯IXで直覆?根充してCR充填?カバー?して終わり。では時系列でどうぞ
2021/11/19
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前回のつづきで、当時30代女性、右上67、残根上のCRこの子は1回で終わらないと来なくなる。仕方がないので、その場で歯冠を作るしかない。10年程前の症例で、これが意外と保つということが判ってきた頃の症例だ。この頃はまだ既製のポストを使っていた。では時系列でどうぞ
2021/10/29
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前回のつづき36歳と46歳のレントゲン写真があったので、アップしておきます。どうやったらこんなことになるんだ、、わからない。20歳の時が最初の初診だったが、綺麗だったのだ。その頃の画像がないか探してみたが、デジタルではなくアナログのスライド写真だったはずだが、見つからなかった。ゴミ部屋でダラダラ食べて飲んで、歯磨きもしないでコタツで寝る。。そんな感じか?2010/04/142020/03/30
2021/10/28
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現在40代後半、女性。2003年当時27歳位だったか、その7年後の2010年に来院した時はボロボロになっていた。性格的にいい加減なので、こうなった?彼女の真面目な弟が言っていた。ちょっと良くなると来なくなるし、他の歯医者に浮気して抜かれるし、僕の超絶系のCR再建法はこの子のために開発した。どんなボロボロでも1回で治さないともう、続かない。2003/08/11この間に何があったのか?謎だ。2010/04/14これから10年、2020/4/11の直近の画像だ。下顎が左方変位していて右側がすれ違い咬合になっているので、その矯正治療を始めたが、これ以降来院がない。。この途中がものすごいのだが、リクエストがあればアップします。
2021/10/28
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50代男性、右下6、咬合痛+遠心辺縁流線が破折して、食物が挟まりやすいのか?それとも10年以上前に来院された時の根管治療を放置していて、髄床底が虫歯で抜けている歯をα-TCPセメントで修復していたところが剥がれて痛くなったのか?外から見てもよく分からないので、開けてみることにした。通常治療では不可能なんだが、髄床底がなくても問題なく保存できる。髄床底はα-TCPで代替できるということだ。なぜならα-TCPはハイドロキシアパタイトなので歯質そのものと言えるからだ。セメントはよく効いていて問題なかったので、挟まって痛いだけだったようだ。α-TCPセメントでカバーしてCRで埋め戻した。歯医者さんでも何が起こっているのか解らないと思う。では時系列でどうぞ
2021/08/18
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50代男性、左下6、Perこの歯は12年前の初診時から同じようなものだった。近心根にはリーマーが折れこんでいて、見事なリーマー根充になっている。昔は銀ポイント根充というのもあったので、大して変わらないといえばそれまでだ。所詮根管治療というものはこの程度だ。最初から神経を取ろうなんて考えないことだ。2009/12/052014/11/082021/04/03このところ、歯茎が腫れてきたということで歯根内部にα-TCPセメントを入れてCRでカバーした。こんなことで治るというと誰も信じないかもしれないが事実だ。しかし、残念ながらα-TCPセメントは販売中止になった。歯科医療というものは根本から間違っているとしか思えない。カルトと言っても良いかもしれない。完全に洗脳されているのだ。では、時系列でどうぞ
2021/07/03
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80代女性、右上2、唇側歯根面カリエスカリエスというより、完全に歯根が溶けてしまって、内部のセメントとメタルポストが露出している。日頃やっているのはこんなのばっかりで、金にはならんし、感謝されることもない。もういい加減にやめたいのだが、うっかり抜いてしまうと、あそこの歯医者は抜く歯医者だのと言われたり、入れ歯を作らねばならなくなるハメになる。これが一番嫌だ。仕方がないのでCRで修復して延命する。もう高齢化時代に突入してしまったので、なんとかお迎えが来るまで歯をもたせるにはどうすれば良いか。日頃考えるのはそればかりだ。前回は仕方がないが、今回からシリーズを分けることにした「ボロボロシリーズ」だ。では時系列でどうぞ
2021/06/16
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