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前回のつづきというか、4年ぶりの来院。コロナ禍で来れなかったとか。リンクは遡って見てください。・・予約の電話で、「驚かないでね、、❤️」と言ったとかwイヤ、驚かんけどwもう50歳になった頃か。。この時の最後の画像から4年後の画像だ。どうしようか考え中。こっちも高齢化で体力は落ちている。やっぱり口腔内で歯冠を再建するしかないかな。。通常治療で保存治療は無理だし、抜いて入れ歯も面倒だ。意外に他院で入れたと思われる前装冠は外れてご飯と一緒に飲み込んだらしいのだが、口腔内で残根上に直接CRで再建した歯冠は残っているw4年前の最後の画像もアップしておこう。これでも一応修復後なのだが。。多分つづく
2024/05/12
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50代男性、右上6、歯根離断、2次カリエスこの時のつづきでhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202112140001/CKを入れたところの画像だ。こんな歯根が離断しているようなものにCKを入れられるのか?まぁ、信じられないだろうが、ジェットウォッシャーをうまく使えば清掃可能なので残せないことはない。こんな症例に一々ケチを付けていたら残すなんて土台無理な話なのだ。beforeafter
2021/12/23
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30代女性、左下7、2次カリエスこの時のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202112150000/患者ご本人はボロボロシリーズにアップされたことにはご不満だ。ちょっと言い過ぎたような気もするが、やはり予後は厳しいことには変わりはない。注意深く管理していく必要がある。とりあえず、セットまで
2021/12/20
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60代男性、右上4、ブリッジの2次カリエス、いつも沁みるし、時々痛い。ボロボロシリーズも続きます。他院でどうにかしてくれというと、ブリッジを壊さないといけないし、バネがかかっているので義歯も作り直さないといけないので、このまま様子を見てと言われたので当院に来られた。確かにこの手の虫歯はたくさんあるので、一々そんな面倒なことはやっていられない。僕はクラウンを破ってCRで再建する。保険診療では赤字なのは変わらないが。では時系列でどうぞ
2021/12/16
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40代男性、右上6、金属アレルギー(掌蹠膿疱症)ということで、金属を除去している。外してみると、クラウンの内面は1/3程はセメントは効いていない。コアは完全に脱離しているようだが、意外に簡単には外れなかった。口蓋根にポストが入っていなかったので、どういうわけか?と思ったら、広範囲に穿孔していた。これでは充填するだけで精一杯だったのだろう。幸い内部の虫歯は少なかったが、穿孔部位は虫歯になっていた。穿孔はなんとかα-TCPセメントで充填できたので、CRコアを作って印象(型取り)した。しかし髄床底にクラックもあるようで、歯根破折が心配だ。技工室での作業も公開するつもり。では時系列でどうぞここからは技工作業。自分でクラウンまで一貫製作している歯科医師は世界中探しても絶滅しているだろう。最後の一人?w 絶滅危惧種?完成!
2021/12/15
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30代女性、左下7、2次カリエスクラウンが外れたので近所の歯医者さんに駆け込んだら、虫歯があるよ、と言われてセメントで仮封鎖してくれたらしい。一見歯があるように見えたが、とんでもなかった。歯はほとんど虫歯で特に近心(手前側)は歯槽骨縁まで虫歯だった。電気メスで歯肉を除去したが、歯槽骨が見えている。何度も諦めて抜歯しようかと思ったが頑張った。。歯槽骨より下までの虫歯はないと思うが、その理由は「虫歯の電気化学説」以外では説明できないと思う。歯質(ハイドロキシアパタイト)は水素イオン:プロトン:H+の電導性物質で、外部起電力により水素イオンが歯を通り抜ける時に歯の構成物質のカルシウムから電子を奪ってH2ガスとなり、カルシウムは電子を奪われてカルシウムイオンとなって溶出し歯質が崩壊すると考えられるが、骨や歯根膜に覆われていると水素イオンが通り抜ける時にカルシウムから電子を奪わず、直接電子を骨や歯根膜から受け取る。もしくはそのまま通り抜けてしまうと考えられる。要するに骨や歯根膜は水素イオンに関しては歯質よりも低インピーダンスと考えられる。また歯肉縁上0.5mmの範囲はカリエスフリーゾーンとして知られているが、これもそのメカニズムは明らかになっていない。これもそのうち電気化学的に考察しよう。去年の3月のレントゲン写真ではひどい2次カリエスがあるように見えなかったが、ある程度の大きな隙間があると金やパラジウムなどのイオン化傾向の低い金属が対電極になることにより歯質は急速に腐食してしまうことがある。これを異種金属接触腐食という。では時系列でどうぞこの部分は直視できないので処置が難しい。鏡を見ながらの処置だから。型取りを見たらわかると思うが、歯肉縁下3mm程になっている。
2021/12/15
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50代男性、右上6、歯根離断、2次カリエスこのクラウンは当地で開業した30年ほど前、僕がふつうの歯医者をやっていた頃のものだ。そのクラウンを入れた患者さんが戻ってきた。お互い歳をとったものだと思う。・・ふと見ると歯根が破折している。ま、頑張ってもこの辺りが通常の歯科治療の限界なのだ。こうなるとふつうの歯医者さんは、治療困難に付き抜歯してブリッジなりインプラントなりということになるのだが、ピンレッジド・ラウンドCRコアならもう一度歯冠を再建できる。結構まともに作ったコアは2次カリエスになっていても除去するのは難しい。コア除去の詳細を見ることは歯科医師と側につく助手以外はほとんどできないだろう。では時系列でどうぞ
2021/12/14
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70代女性、左下4、残根残根というのは見捨てられた歯ということで、実際この上に義歯が作られていた。義歯も合わないので使っていなかったそうで、それなら再生しようと思った。日頃はこんなどうでもいいようなことをしている。患者としてはこっちの方が嬉しいだろう。電気メスで被っている歯肉を除去した後の止血待ちの間に、左下5の折れそうな歯のCRもついでにやった。では時系列でどうぞ
2021/12/07
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70代男性、右上5、温冷痛++、自発痛+お熱いものも冷たいものも沁みるし、ご飯が食べづらい。このところ痛みも出て来た。このような場合、通常診療ではどうするかというと、この右上5は345のブリッジの支台歯なのだが、ブリッジは壊して5番は神経を取って、ブリッジは新規作成ということになる。うちはこんな患者が多すぎて怒号の飛び交う野戦病院状態が常態化しているので、そんなまどろっこしいことはやってはいられない。その場で治す。この5番の近遠心には大きな歯肉縁下に及ぶ虫歯があって、神経も出ているかもしれない。冠を破ってCR充填している。終わったら、あ、沁みないし痛くない、!これでご飯が美味しく食べられる、、!と喜んで帰った。高齢化社会を迎えてしまった今、もうお迎えが来るまでこうやってしのぐしかないのだ。老々介護だ。では時系列でどうぞ
2021/12/04
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80代女性、右下6、歯根破折?よくわからないが、抜くのも面倒というか、リスキーなので使える間は修理して使おうということか?自分でやっていてよく憶えていない。高齢化社会になるとこんなのばかりになる。いちいち抜いているとブリッジだ入れ歯だ、、となるこっちの首が回らなくなる。
2021/12/04
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前回のつづきこれが最後の虫歯の治療。なんで虫歯になったの?と訊いてみたら、甘いもの大好きだから、、でもちゃんと歯磨きしていたのだけれど。。。1日何回甘いもの食べるんですか?三時のおやつとか。寝る前のおやつも?ふふふ。。ま、こんな感じで、虫歯のリスクはそこそこ高いが、それほどではない。細菌は少ないが、緩衝能はあまり高くはないか。これが4年前と今年。大臼歯がないので、どうしても過大な咬合力が歯茎部にかかる。外傷性の虫歯ということはあると思う。これが治療過程の画像。では時系列でどうぞ
2021/11/24
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80代女性、4年前の画像との比較。前回のつづきというか、どうしてこんなにボロボロになったのだろう?、歯茎が下がったのだろう?そういう質問があった。今のところ僕にも原因はちょっと分からないのだが、4年前の画像データがあったので、今回のものと比較のために掲載しておきます。何か分かるでしょうか?2017202120172021
2021/11/22
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80代女性、左上67、歯根カリエス、自発痛-どうしてこんなことになるのかわからないが、もう抜くしかないと思う。もうほとんど歯根周りの歯槽骨はない。対合歯がないので噛まないので抜けないだけだ。7番は神経はとっくの昔に死んでいるし。。それでも抜きたくないのが人情だ。もうダメな歯とは本人も分かっているのか、そうではないのか?それも分からない。とりあえずα-TCP+3◯IXで直覆?根充してCR充填?カバー?して終わり。では時系列でどうぞ
2021/11/19
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前回のつづきで、当時30代女性、右上67、残根上のCRこの子は1回で終わらないと来なくなる。仕方がないので、その場で歯冠を作るしかない。10年程前の症例で、これが意外と保つということが判ってきた頃の症例だ。この頃はまだ既製のポストを使っていた。では時系列でどうぞ
2021/10/29
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前回のつづき36歳と46歳のレントゲン写真があったので、アップしておきます。どうやったらこんなことになるんだ、、わからない。20歳の時が最初の初診だったが、綺麗だったのだ。その頃の画像がないか探してみたが、デジタルではなくアナログのスライド写真だったはずだが、見つからなかった。ゴミ部屋でダラダラ食べて飲んで、歯磨きもしないでコタツで寝る。。そんな感じか?2010/04/142020/03/30
2021/10/28
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現在40代後半、女性。2003年当時27歳位だったか、その7年後の2010年に来院した時はボロボロになっていた。性格的にいい加減なので、こうなった?彼女の真面目な弟が言っていた。ちょっと良くなると来なくなるし、他の歯医者に浮気して抜かれるし、僕の超絶系のCR再建法はこの子のために開発した。どんなボロボロでも1回で治さないともう、続かない。2003/08/11この間に何があったのか?謎だ。2010/04/14これから10年、2020/4/11の直近の画像だ。下顎が左方変位していて右側がすれ違い咬合になっているので、その矯正治療を始めたが、これ以降来院がない。。この途中がものすごいのだが、リクエストがあればアップします。
2021/10/28
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50代男性、右下6、咬合痛+遠心辺縁流線が破折して、食物が挟まりやすいのか?それとも10年以上前に来院された時の根管治療を放置していて、髄床底が虫歯で抜けている歯をα-TCPセメントで修復していたところが剥がれて痛くなったのか?外から見てもよく分からないので、開けてみることにした。通常治療では不可能なんだが、髄床底がなくても問題なく保存できる。髄床底はα-TCPで代替できるということだ。なぜならα-TCPはハイドロキシアパタイトなので歯質そのものと言えるからだ。セメントはよく効いていて問題なかったので、挟まって痛いだけだったようだ。α-TCPセメントでカバーしてCRで埋め戻した。歯医者さんでも何が起こっているのか解らないと思う。では時系列でどうぞ
2021/08/18
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50代男性、左下6、Perこの歯は12年前の初診時から同じようなものだった。近心根にはリーマーが折れこんでいて、見事なリーマー根充になっている。昔は銀ポイント根充というのもあったので、大して変わらないといえばそれまでだ。所詮根管治療というものはこの程度だ。最初から神経を取ろうなんて考えないことだ。2009/12/052014/11/082021/04/03このところ、歯茎が腫れてきたということで歯根内部にα-TCPセメントを入れてCRでカバーした。こんなことで治るというと誰も信じないかもしれないが事実だ。しかし、残念ながらα-TCPセメントは販売中止になった。歯科医療というものは根本から間違っているとしか思えない。カルトと言っても良いかもしれない。完全に洗脳されているのだ。では、時系列でどうぞ
2021/07/03
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80代女性、右上2、唇側歯根面カリエスカリエスというより、完全に歯根が溶けてしまって、内部のセメントとメタルポストが露出している。日頃やっているのはこんなのばっかりで、金にはならんし、感謝されることもない。もういい加減にやめたいのだが、うっかり抜いてしまうと、あそこの歯医者は抜く歯医者だのと言われたり、入れ歯を作らねばならなくなるハメになる。これが一番嫌だ。仕方がないのでCRで修復して延命する。もう高齢化時代に突入してしまったので、なんとかお迎えが来るまで歯をもたせるにはどうすれば良いか。日頃考えるのはそればかりだ。前回は仕方がないが、今回からシリーズを分けることにした「ボロボロシリーズ」だ。では時系列でどうぞ
2021/06/16
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