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2005.10.12
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カテゴリ: ヨーロッパ映画
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【この映画について】
この映画は20世紀前半に活躍したオスカー・ワイルドの戯曲「ウインダミア卿夫人の扇」を、1930年のイタリアのリゾート地での社交界を舞台に移して映画した。
1930年と言えば前年にウォール街での大恐慌で、世界に不景気の波が押し寄せていたが、ここイタリアのリゾート地アマルフィでは無縁だった。そこにNY社交界の華として知られる、ロバート(マーク・アンバース)とメグ(スカーレット・ヨハンソン)のウインダミア夫妻を中心として物語は進んでいく。特に、メグは間もなく21歳を迎える初々しさで新婚1年のアツアツ夫婦だ。
このウインダミア夫妻と、アマルフィに集う地元イタリアの名士とイギリスやアメリカからの社交界の人間が織り成す人間模様と、意外な人間関係が発覚する辺りが見所だ。
メグを演じる20歳の「アイランド」「ロスト・イン・トランスレーション」のスカーレット・ヨハンソンのボリューム感ある肢体、メグと火花を散らすアーリン夫人には演技力のあるヘレン・ハント、そのアーリン夫人に求婚する独身の金持ち老人タピィにはトム・ウイルキンソンが扮する。
【ストーリー(ネタバレなし)】
1930年の南イタリア有数の保養地アマルフィには、欧米の著名人が休暇に訪れる。そこでは滞在先の別荘を舞台に連日華やかなパーティが催される。そこではリゾート地特有の大らかな雰囲気も漂い、人生の甘いも苦いも知り尽くした人たちが集う。
NY社交界で注目を集めるウインダミア夫妻は、若く美しい妻の噂がたちまち広がり一気に注目を集める。夫のロバートは富豪たちの財産管理をする立場にあり、多くのセレブたちと知り合う機会も多い。
そんな或る日、妻メグの誕生日プレゼントを待ちのアンティーク・ショップで物色している時偶然に一人の米国人女性アーリン夫人と知り合う。彼女はプレゼントの物色に迷っているロバートに、店内に飾ってあった扇を勧め渋る店主を説得して購入させる。
これをきっかけに急接近した二人は、あっという間に人々の噂話を賑わせる。一方のメグは夫が仕事で忙しい中、寂しく過ごしている時にダーリントン卿(スティーブン・キャンベル=モア)を紹介されて孤独なメグと行動を共にする。ダーリントン卿は夫がアーリン夫人と密会し多額の小切手を渡している事実を偶然発見する。その事実をメグにそれとなく告げたが彼女は勿論そういう事実を認めようとしないばかりか、彼女はロバートを深く愛している。

一方で自宅に戻ったメグとロバート夫妻は、メグの誕生日プレゼントとして買っておいた「扇」を贈り大喜びするメグ。だが彼女はこの日ロバート外出後に訪ねてきたダーリントン卿に進められまま小切手帳を見る。そして底には彼が指摘したとおり、アーリン夫人への多額の献金の事実が発覚した。
激しく動揺する彼女は部屋に篭ってしまうが、この日は大事な誕生パーティの日でもあった。招待客の前に中々姿を現さない彼女を心配していた矢先に、招待客の前に遂にメグが現れた。
さて、ここから先は単館公開中の映画館か今後のDVD発売で観て欲しい。
では一体この時メグが現れたときにロバートが何故か激しく動揺するがその理由は?メグはロバートの浮気にどう対処するか?メグに心を寄せるダーリントン卿が彼女を誘惑するが、それは実るのか?アーリン夫人とタピィは結ばれるか?謎のアーリン夫人の驚くべき過去とは?ロバートと夫人の関係は切れるのか?アーリン夫人がメグに対してある告白をしようとするがそれは何?この辺をテーマに観て下さい。
【鑑賞後の感想】
南イタリアのリゾート地として名高いアマルフィを舞台に、欧米の社交界を賑わせる人物像をテンポよく描いている。
特に噂話の好きな老婦人方の好奇心をくすぐるように、ウインダミア夫妻の行動は格好のネタになっていた。その一方でアーリン夫人を巡るロバートとタピィの彼女への思いも温度差はあるものの興味深く描いている。ネタバレになるので彼女の素性や過去は書けないが、この辺が徐々に明かされてくるところも面白い。だが、アーリン夫人とロバートが何故接近するのかそれとロバートが何故彼女の過去を知る事になるのかは残念ながら明かされない。この事実は観客が推理しなさいということだろう。最後に、バカンスを終えた人々が軽飛行機で帰っていく期中での会話と行動が洒落ていた。原作には「扇」とタイトルが入るが、メグへのプレゼントの「扇」が最後に大きな意味を持つようになってきた。何故かは書けないが、こうしてリゾート地でのひと夏の出来事は終わる。
私の注目しているヨハンソンは着こなしが悪いとか言われているようですが、私は好きな女優です。若手でこれだけの演技力があるので、これからもタイプの違う映画に出て欲しい。それとあのグラマラスなボディをもっと堪能したい!
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自己PRコーナー
日記のテーマとは関係ないけど、私のカンボジア・タイ旅行記の写真が完成しました。
是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。
写真をご覧になれます
第一日目
第二日目
第三日目
第四日目
第五日目
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Last updated  2007.01.03 16:48:26
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