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2006.05.28
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公式HP
上映時間:135分
監督:クリス・コロンバス
出演:ロザリオ・ドーソン(ミミ)、アダム・パスカル(ロジャー)、アンソニー・ラップ(マーク)、ジェシー・L・マーティン(コリンズ)、ウィルソン・ジャーメイン・ヘレディア(エンジェル)、テイ・ディグス(ベニー)、トレイシー・トムス(ジョアンヌ)、イディナ・メンゼル(モーリーン)

【この映画について】
ブロードウェイ・ミュージカルの映画化であるが、この作品は「シカゴ」や「オペラ座の怪人」などのヒット作とはまた違った面がある。
ミュージカルを語る上で欠かせない「音楽」面では、従来型のミュージカルはジャズ風やオペラ風やクラシック風の音楽を独自にアレンジしていた。だが「レント」ではそうした殻を破りロック、タンゴ、ゴスペル、R&Bなどの要素を場面によって使い分けている点が斬新だ。
NYを舞台に若手芸術家たちが奔放に生きる姿と音楽が見事に融合しているのを堪能してもらいたい。
rent
【ストーリー(ネタバレなし)】
1989年12月24日、X'Masイブの日のNYのイースト・ヴィレッジは若手芸術家が自分達の未来を夢見て住んでいる場所だ。
イースト・ヴィレッジの古ぼけたアパートにはかつては人気を博したロックバンドのメンバーだったロジャーとマークは家賃(レント)を払えずに電気も暖房も止められた。ロジャーはかつての恋人がドラッグ中毒からエイズを患い自殺してしまったショックから部屋に篭る日々が続く。自身もエイズ感染者であり発症する前に何とか素晴らしい曲を書きたいとの思いで、暗い部屋でギターをかき鳴らす。マークはドキュメンタリー映像作家を目指し街中で印象的なショットを撮る日々。そのマークは恋人だったパフォーマンス・アーティストのモーリーンにふられた。そのモーリーンはマークをふってから、ジョアンヌという女性弁護士と付き合っていることで二重のショックを受けている。
その二人のもとにかつてのルームメートで哲学教授トム・コリンズが電話をかけてきて戻るという。アパートの真下まで来たトムだったが、直後に強盗に襲われる。数人の男に襲われたコリンズは、ストリート・ドラマーでドラッグの常習者エンジェルに助けられ運命的な恋の陥った。
家賃を滞納している二人はかつてはルームメートだったが、今では資産家の娘と結婚しアパートの大家となったベニーから再開発の名の下に退去を迫られる。ベニーはモーリーンが再開発中止の抗議ライヴを行うのを中止するか、立ち退くかの二者択一を迫ってきた。
ベニーに嫌な選択を迫られたその夜、一人で部屋にいたロジャーは階下の住人ミミがろうそくの火を借りに来る。ミミに惹かれるが彼女もドラッグ中毒と感じた彼は嫌悪感を露にする。
モーリーンの元恋人のマークはX'masの日に抗議ライヴの音響の具合を見て欲しいとの電話を受けて、渋々ながら現場へと向う。しかしそこで待ちうけていたのは、モーリーンではなくジョアンヌだった。結局、二人とも奔放なモーリーンに振り回された形になる。

大晦日の夜、マークとロジャーは仲間とともにタイムズ・スクエアに繰り出し大騒ぎをし新年をそこで迎えた。だが、二人がアパートに帰ると家財道具は全て持ち出されて空っぽの空間だけが二人の眼の前に虚しく漂う。それは明らかにベニーが仕掛けたのは明白だった。これから仲間達の将来はどうなるのだろうか?
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.ベニーの再開発の目的とは?

3.ミミのドラッグ癖を嫌うロジャーが取った行動とは?
4.仲間達に次々と襲うHIVの恐怖?一体誰が犠牲になったのか?
5.仲間達の志や目的や将来は開けるのか?それらは達成できるのか?
6.マークが追っていた映像とは?
などを中心に映画館でご覧下さい。

【鑑賞後の感想】

だがこの映画では音楽は大事な「セリフ」でもあるのだが、その音楽はロック調やゴスペル調やタンゴ風のもあったりとバラエティに富んでいるので違和感無く聴ける点は大いに評価したい。ストーリーの展開は、時代設定が1989年から1990年の一年間を描いており広がりを見せ始めたエイズへの恐怖が全体を支配している点も他のミュージカルとは一線を画している。
同性愛、ドラッグ中毒、貧富の差、人種差別などアメリカ社会が抱える共通の悩みや問題をミュージカルという括りの中で描いている点にも注目したい。例えば「プロデューサーズ」はブロードウェイのプロデューサーを目指す会計士の話だが、そこには社会的背景は多く描かれていない。
「ミュージカル」というジャンルの映画ではあるが、それを強く意識せずに観ることでこの映画が描いていることが浮き出てくるのではと思った。
【自己採点】(10点満点)
9.2点。 この映画を観た渋谷の映画館は2館で一つの施設なのだが、好評とみえ両館で時間をずらしながら上映する盛況ぶりだった。私が観た時も満席だった。全国拡大公開されないのが不思議な位の良い作品で、今秋の日本公演も既に決まっているのでそちらも楽しみだ。
映画鑑賞後は早速CDショップでサントラ盤を購入しました。

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1.Elvis Presley/Elvis 30 No.1 Hits
2.The Beatles/Help!





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Last updated  2006.06.01 21:50:52
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