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息子も、いよいよ一年生。ランドセルも机も、鉛筆すら構えてないけど、やはり気分が高揚してくるようで、就学前健診の当日は朝から大興奮。保育園では「血もとるんだろうか。」と、先生に相談したそうで、おかしい。健診は午後からなので、給食のあと迎えに行く。この保育園は、乳製品や卵製品は、一切使わない。改めて、感謝の気持ちと、あと数ヶ月でいたせり尽くせりの生活も終わるのか、という、これからへの不安が起こる。さて、寒い雨の中、とぼとぼと学校へ。会話は少ない。傘をさしている上、狭いのに車が多い通りだから、会話をすると危ない。そして、いまどき珍しく、うちの子は近所の大人たちに手を振りながら歩いていく。こんな小さな子に微笑みかけられ、手を振られたら、大人は皆ニコニコ顔になる。でも、ご時世が親を不安にさせるのも事実。誘拐は大丈夫だろうか…ああ、世知辛い。大人なら5分の道のりも、保育園児だと15分はかかる。校門は目立たない場所にあるので、行き過ぎそうになり、引き返す。到着して驚いた。少子化だと騒がれているのに、この狭い地でザワザワと活気づいている。集合場所の体育館の入口には、傘の花が沢山開いていて、順番を待っている。やっと順番が来て、名簿の最終欄に目をやると、119番の数字。昔から、この町で一番のマンモス校だとは聞いていたが…。なんだか、違和感を感じてしまう。100人を超える同い年の子達が、この地区にいる現実。総勢3名の保育園年長組の我が子が、とても小さく見える。いや、実際に小さいんだけど。(笑)偶然だけど、女の子に挟まれて立っていて、二人の肩くらいしかない背。しかも、その女の子たちに、「はい、立って」とか、世話されていた。(苦笑)まあ、小っちゃかろうが、元気だろうが、どうでもよくて、問題はそう、アレルギー。アレルギーだ。子どもたちが、10班に分かれて、上級生達に引率され、体育館から出ると、親たちは体育館でひたすら子どもの帰りを待つしかない。寒い。ふと、目に付いた女性の先生。さっき、壇上で挨拶をされていた教頭先生だ。すかさず、近づいて行く。他の父兄の方が話をしているので、少し待って声をかけた。アレルギーのことで…と言うと、丁度栄養士が職員室に居るので、話をされてはどうかということで、別の先生に指示をしてくださり、職員室へ。こんな展開になるとは思いもよらず、恐縮して着いていく。 エピペンという言葉は通じるだろうか。 除去食の意味を、ご存知だろうか。 触ってもだめなことが、理解できるだろうか。 (↑牛乳が飛んだり)不安は一蹴された。栄養士の先生は、とても親切で慣れていた。事故の例も勉強されていて、一人一人の子どもについて、メンタル面から考えてくれる方だと判り、ものすごく安心した。例えば、シチューが飛んでは危ないといって、保健室で1人だけ給食を食べさしたりしている現実が同じ市内の学校でもあることをご存知でいて、それは、その子がかわいそうだという気持ちでいてくれる方だった。ただ、どうしても仕方がなかったときがあり、本人と担任で話合いの上、担任の先生の横で食べさしてしまったことがあり、とてもかわいそうだったと言っていた。だから、うちのようなアナフィラキシーのある重篤な子は今まで居なかったとはいえ、特別に考えておらず、同じように対応していくし、何かあれば、その都度考えようということだった。とにかく、他の子と分け隔てのないようにしてあげたい。と思ってくれているな、と感じる。おでんのように、卵が入っているメニューは卵を投入する前に取り出してから出してくれるし、玉子焼きのようなメニューで、どうしても家で作ってきて貰うときは、担任を経由して、給食室へ、暖めてから、その子専用の食器に移して出してくださるそうだ。―縁の下の力持ち―保育園といい、小学校といい、うちって恵まれてる!今年だったから良かったというのもあると思う。数年前だったら、多分ここまで対応できなかっただろう。そういう意味でも、恵まれている。毎月の献立表は、前月の半ば頃原材料付きで回して下さるそうだ。その見本を見せていただき、またビックリ。その子のダメそうなものに、一つ一つ蛍光ペンで、丁寧にラインを入れてくれていて、この日はおうちで作ってきて下さいだとか、かなり詳しく書いてくれていて、ここまで時間を費やしてくれていることにも感謝した。あとは、主治医の先生に指示書を書いてもらい、提出するのみ。入学まで心配することは、なくなった。さて、職員室を出て、再び体育館へ。多分、晴れ晴れとした顔をしていたであろう私。教頭先生に、その足でお礼を言いに。「食というのは、人間のなかで一番大切な部分だと思っています。とっても大事なことです。」というお考えで、教頭先生もまた勉強をされている方だということがわかり、また感謝。ただ、アレルギーも多種多様化していて、と、これからの不安も少し口にしていた。確かに。小麦粉が舞っただけでもアナフィラキシーショックを起こしているHちゃんのお母さんは、どれだけ不安だろう。米や、小麦のアレルギーなんて、ちょっと前なら考えられないけど、ものすごい勢いで増えている。これから先、もう給食制度なんて廃止して、弁当持参が当たり前とか、選択できるようになるのかも知れないと思ってしまう。帰り道。息子に「教室で何したの。」と聞くと、「それが、…覚えてないの。ごめんね。」おいおい、ついさっきのことだよ~。(^_^;)うーん、大丈夫か、息子。緊張したのか。まあいいや。じゃあ、通学路を覚えているかどうか確かめるから、お母さんの前を歩いて行ってね、と、私の前を歩かして、またとぼとぼと、来た道を引き返す。無事、家に着いて一言。「僕は、本当はこの道通らないよ。大きな通りをいくから。」おーい!
2009年11月25日
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某日、息子を保育園に迎えに行って、戻ってきた時、主人の手には、焼きとりが一本握られていた。同じ保育園のお友達のおじいちゃん、普段は息子をかわいがってくれるのだが、どうもアレルギーに対しては勘違いしていて、自分の孫にこっそり卵を食べさして治したとか言ってる。そのおじいちゃんが孫を連れ、焼きとり屋で一杯やってるときに、息子達が目の前の道路を歩いていたので、呼び止めた。そしてなんと、焼きとりを一本手渡したのである。主人も、最初は断っていたらしいが、酔っていたこともあり、無理に持たされてしまい、そのまま家に帰ってきた、というわけ。主人は、半分パニック。「どうすればいい?」と、焼きとりを掲げたまま私を睨みつける。いきなりダメと言えば、逆切れされるから…とりあえず皿に置くよう頼んだ。そして私は、その焼きとり屋に、原材料を聞きに行った。ところが、「企業秘密」とやらで、なかなか教えてくれない。「そんなに悪いものは使ってないよ、嫌ならやめといて。」そりゃ、そうでしょ。気分も悪くなるでしょう。すみません。でも、もし食べられるのなら、これからも買えるものが増えるってことだから、希望を持って来たんですよ、私。その思いから、私はしつこかった。で、「だし」が使われているところまで判明。だしといえば、乳糖か…。これ以上聞くと、本当に怒らすので、退散。お店のおばちゃん、ごめんなさい。(あれ以来、店の前を通れない私。)帰りがけ、おじいちゃんの、「○○(息子)が、かわいそうだろ!」という言葉に、涙した。食べて救急車で運ばれていたら、おじいちゃん、どっちがかわいそうですか?家に戻り、ダメだと報告。明日、焼きとり作ってあげるからと、息子に約束。目の前にある、おいしそうな食べ物は隠され、あとで息子の見ていないところで主人の胃袋に納まった。さて、翌日、せせりやもも肉を買ってきて串に刺し、はて、うちはIHだし、どうしようかと、結局炭火に近いかなと、グリルで焼くも、出したり入れたりしているうちに、何度もピーとスイッチが切れ、結局数本の焼きとりを焼くのに、ものすごい時間をかけてしまった。でも、息子は「おいしい。焼きとりってこんな味だったのか~。」などと感心しながら堪能してくれ、帖は消えた。いやー、でもなー、初めて作ったとはいえ、あんなに時間がかかると、さすがに二度と作る気はしない。串に刺さっているのが、子どもは魅力的なんだよね。だから、フライパンで焼いた焼きとりは、焼きとりに在らずなのだ。で、楽天市場でふと目に止まった焼きとり専用器。1度に焼鳥が8本焼けちゃう♪大ヒット中の「やきとり屋台」のワイド番!MYT-800 屋台横丁 *279これだ!でもなー…。使わないときに邪魔にならないかなー。あ、たこ焼きプレート、焼肉網も付いてるのか…。うーん。お気に入りに入れといて、置くところとか、後片付けとか、しばらく考えた。レビューも沢山見てみた。で、買った。ついに。即焼いてみた。(別に、宣伝って訳ではないが、)焼き加減も、おもちゃだと思っていたら、割と本格的に焼けるし、後片付けもそれほど面倒ではなかったので、買って正解だった。アレルギー児が1人居ると、生活も変わるよなー。
2009年11月19日
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