メートル・ド・テル徒然草

PR

Profile

エルネスト1969

エルネスト1969

Calendar

Sep 29, 2005
XML




私も関西人として阪神の優勝は外せませんっ!






 阪神のセ・リーグ優勝も決まったところで、今日は「メニュー」についてお話したいと思いました。

 さて、お客様が着席されると我々は、メニュー、あるいはワインリストを手渡します。

 メニューを開いて、、、さて、お客様の視線はどのように動くのでしょうか?
 見開きのページがあったとします。視線は順に、右上→右下→左上→左下→中心から全体へ、というふうに90度回転させたZ形の動きをするそうです。

 ですから、そのお店の第一印象を決定してしまうのが、右ページ上部に配置されたメニューあるいは金額そのものと言えるでしょう。
 つまり最初にメニューを開いた時に目に入る右上部に「リーズナブルなお店」を印象付けたいのであればお手軽なコースと金額を、強気で「高級店」の印象を与えたいのであれば最も高い金額のコースを配置するのが効果的です。


 さらに、右側のページは感覚的に捕らえ、左ページは論理的に捕らえる傾向があります。これは右脳、左脳の働きといった研究も進んでいるのですが、こういった「脳」の役割分担のいわれに関連していることが考えられます。
 このため、金額と組み合わせの感覚が問われるコースメニューは右ページに。じっくりと考慮する必要のある、カルトメニュー、プリフィクスメニューは左ページに配置されるのが望ましいのです。

 様々なお店のスタイルがありますので、メニューも様々なのは当たり前なのですが、視覚的に捕らえて印象に残る「メニュー」というのはみなさんも記憶にあるのではないでしょうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Sep 30, 2005 02:33:03 AM
コメントを書く
[レストランの心理学] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

Comments

背番号のないエースG @ チョコレート 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…
坂東太郎G @ 「辛味調味料」そして考察(01/16) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
エルネスト1969@ Re[1]:ホスピタリティは「人」ありき(10/04) はな。さんへ コメントありがとうございま…

Favorite Blog

料理研究 「づいき… New! 四方よし通信さん

DE10-1118 工9393レ… musigny0209さん

湘南フレンチ奮闘記 rannboさん
健康になるレストラン ローズシェフさん
Cool Style piyopiyoyoさん

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: