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2008.08.08

イキカエッタノカ？～2008.8.02～　＜仔犬編　第５章＞　バンコクから「国際だっくす同盟」家族通信426

テーマ：国際だっくす同盟(448)

カテゴリ：「国際だっくす同盟」りんちーさん通信

タイ

だっくす　集まれ！

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バンコクから「国際だっくす同盟」家族通信　426
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　「国際だっくす同盟」
　the International Dachs Organization　略して、TIDO
　「国際だっくす同盟　メインページ」　をご参考！

第４章

◇38日目　早朝4時の世界
◇39-44日目　引き手あれど・・・　◇45日目　お父さん救出作戦　◇46日目　初めての外出　 ◇47日目　外の世界でのびのびと　◇48日目　第一世代の成長し・・・　 ◇49日目　食欲バンザイ！　◇50日目　一緒にいる幸せ　　◇51日目　野菜と果物は大切です　◇52日目　家族一緒の機会を　◇ 痛み　　◇54日目　兄弟たち様々

第５章

　◇55日目　奇術　戸抜け　　◇56日目　前庭で遊ぶ風景 ◇57日目　猿飛ならぬ犬飛 ◇58日目　パパの立場とじゃれあい　◇59日目　「さよなら」前日　◇60日目　最初の別れ　◇61日目　ある種の大冒険？　◇62日目　 2匹目の別れ、来る　◇63日目　変わり行く環境へ　 ◇64日目　イン・ハウス系　　◇65日目　う～んと唸る ◇66日目　女の子同士の話　◇67日目　まったりモードで事件発生　パパは高いびき　◇68日目　明日、１匹が欠けていることに気がつく者はいない？ ◇69-71日目　肩すかしだよ、犬生は

◇ 駆ける空芯菜？　◇ いよいよ命名へ ◇ １つ命名　１つ候補者探し　　◇ シンデシマッタノカ？

◇イキカエッタノカ？～2008.8.02～

　日曜日の話の続き

　診療所戻りの「薄青」くんがびくともしない。
　横になったまま、
　まるで死んでしまったよう。
　ドキリとする。
　その舌を半ば出した顔は死産の際の幼き子供たちとまさしく同じ。
　家の中からどんどんと扉をたたく音。
　てんもーパパさんらが、早く開けろとせかす。
　いや、そんなところじゃない。
　白目の「薄青」くんを抱きかかえる。
　しっかりしなさい。
　背中をとんとんとんと叩く、なぜる。
　戻ってきなさい。

前庭掘る第２世代

　願いが通じたのか、およそ30秒後、舌が動く。
　口の中に収まる。
　イキカエッタノカ？

　少し落ち着きを取り戻したので、鍵を外す。
　どどど、と家の中にいたワンコ隊が出てくる。
　その流れに逆らって、「薄青」くんを抱えて家の中へ。
　マットレスの上に置いてあげる。
　ぼ～としている。
　なにを言うわけでもなく、
　ただ生きている存在はある。
　なにがおきたんだ？

　しばらくそばにいる。
　撫でてやる。
　水は飲む気配はない。
　りんちーさんが覗きこむ。
　母親に今の事態は理解できるのか。
　書斎のクッションマットに混んでやる。
　しばらく落ち着きなさい。

　すると、おにいさんがバイクに乗って戻ってきた。
　玄関先に出ると、
　「薄青」くんもよたよたとやってくる。
　どうやら運動能力は回復した？

第2世代オレンジ＆黄

　第２部隊残り茶の2匹を駆け、診療所に再び向かう。
　先生に先の状況を話す。
　海老ぞり、放尿、ぐったり、仮死？復活。
　その状況を目の当たりにしていないから、
　先生はいたって冷静に、「車酔い」かな・・という。
　そうなのだろうか。
　茶の2匹を野原市場に連れてゆき、野菜や串もの、トムヤムなどを買い歩く。
　その際、茶の2匹は周囲にかわいがられる。
　どうやらブラック＆タンより茶の方が、人気がある。
　タイ人には好きな色か？

　帰宅以降、「薄青」くんの様子を見るも、
　ぐったりはせずとも、無言の感じ。
　ほかの兄弟と戯れるも、甘えのう～んという喉の漏らしはない。　

　いったい、先ほどのはなんだったんだ？
　しかし、車酔いが本当なら、移動させるわけにはゆかない。
　彼はバンコクから出すことはできない？