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今週は予想に反して、ひたすらドルが強い1週間でした。
結局、先週の雇用統計から全ての指標が予想より良く、まさにあれよあれよと上がっていってしまいました。
実際、ほとんどの人が買えないまま上がってしまったという形です。(Cat指数57.63、ドル円としては非常に低い数字です=個人トレーダーは買えていない)
指標の度にレンジが切り上がってしまい、いつの間にかこのレベルだったということでしょう。
そのため、もつれるはずだった120円もあっけなく上抜いてしまいました。
そして、チャートとしてもわかりにくい展開になってしまいました。
日足からみていきましょう。
強い形ですね~。
日々線が転換線を抜けるときも、基準線がクモに入りそのまま上抜く時も、何事もないように無抵抗で行ってしまいました。
今週の動きがテクニカル主導ではなかったということですね。
テクニカル屋としては、こういう時は辛いです。
せいぜい、曲がったらすぐに損切りというのが、せめてもの抵抗ですね。
週足です。
こちらを見てわかるとおり、1にも2にも2005年の高値121ミドルを抜けるかどうかです。(黒線)
予想外にあっさりクリアしてしまった為、120円の達成感は全く出ていません。
次の本命レジスタンス121ミドルを抜けたときに、達成による調整が入るか、加速するかに注目が集まっています。
なので、今週の展望としては、様子見を推奨とさせてください。
様子見なんて展望に入らないとおっしゃる方には、120円辺りでの押し目買いという事にしておきます。
実は、ここはすごく重要な局面です。
ドル円で言うと、121ミドル突破なら2002年以来のレベルに突入ですし、ユーロドルではこれ以上ドルが強含むと昨年後半から切り上がったレンジが、元の位置に逆戻りです。
デイトレでもしつつ、興味深く見守るのが最適な場面ではないでしょうか。
我々個人トレーダーは、無理にポジションとらなくてもいいのが強みですから。