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今日はちょっとばかし調子が悪いのでお休みします。とってもラブリーな音楽に出会ったのですが、そのことを書き切るエネルギーがございません。おやすみなさい。
2008.01.31
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以前の日記で紹介した、シカゴのSSW・firefliesことLisleから、2005年に自主制作した音源が届きました。タイトルは「The Forest」。全10曲です。本格的に活動を始めた、最新作のアルバム「Goodnight Stars, Goodnight Moon」は、それはもう素晴らしい一枚でした。21世紀に花開いた新たなドリーミー・ポップ。そんな彼の音作りの模様をもっと知りたくなるのは、惚れ込んだからなのでしょう。彼に直接メッセージを送り、音源を送ってもらうという約束を取り付け、「ポストに入れたよ~」というメールを受け取ってから早1ヶ月。正直、郵便事故でも起こして、どこかにいっちゃったかな~と諦め気味だったので、帰宅してこの封筒を見たときは、小躍りしてしまいました。さっそくコンポにイン。Introductionはインストゥルメンタルですが、ここからすでにぞくぞくときました。彼らしいファズっぽいギターとヴォーカルは、もうこの時点で確立されていたようです。甘いメロディに夢見心地になり、我を忘れ、いつの間にか醒めない夢へと迷い込んでしまいました。タイトル「The Forest」のとおり、森の奥からひそやかに響いてくる不思議なメロディに魅せられ、足を踏み入れると、もう戻って来られない。でも、戻れなくてもいいや、と思ってしまう、もはやクスリにも似たものがありますね。そして、最近聴いたGalaxie 500に通じる世界観があります。あちらの方がもっと音が厚いような気がしますけれど。切って貼って作ったとおぼしきジャケットも微笑ましい。余談ですが、この子(あえて「この子」と呼びたい)、相当オタクです。サンリオって!サンリオって!!そうだ言い忘れた、ラストが「Silent Night」なのですが、これがまったくもってfirefliesの音になっていて、聞き惚れました。彼のやわらかな声が、あのメロディにここまではまるとは…いやはや。
2008.01.30
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今日、1月29日は、私のネオアコプリンス・Roddy Frameの誕生日です。おめでとう、Roddy!いくつになっても永遠のプリンスです。情報集めにネットを徘徊していて、Roddyのマイスペに辿り着き、ふと流れてきたRoddyの歌声。やっぱり彼の優しい声とメロディは素敵すぎる。サマソニに来たことありましたね。RoddyとTFC、La'sが同じステージで、ひとり妙に興奮したのを覚えています。そしてソロアルバムを出しての来日。残念ながらあのときのライヴには行けませんでしたが(最大の後悔のひとつ)、その前日のタワレコ新宿でのインストアのことはまだ鮮明です。本当に優しい眼差しをしていて、感動しました。嬉しかったなあ。涙が出るほど嬉しかったなあ。次はいつ来てくれるのかな。誕生日おめでとう、Roddy。
2008.01.29
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マイスペース放浪の旅に出ること3日。ヒマ人なのです。UK~フランス~スウェーデン~ドイツ~オーストリア~ノルウェー~フィンランド~アイルランド~UK~ドイツ。もうちょっと国を広げたかったけど、結局落ち着くのはこの辺でした。で、いろいろいじっているうちに、私のマイスペース表記がドイツ語になっちゃってて、かなり焦りました。別言語のとこ見てて自分のとこに戻ってくると、その別言語のままなのね…。とりあえずアンテナに引っかかったものを覚え書き。Naked LunchFlorian HorwathInternational Pony(この人たち有名なんですな)MountaineerYann DestalTenfold LoadstarMetricArj AnoekPeter Von PhoehlA CampJon RedfernThrow Me The StatueHeidi Talbot(…ってこの人、Eddi Readerのライヴのとき歌ってた人じゃん!)Jim MoraySam and MeTesco Chainstore MascaraThe LoungsThe Maybes?Mitchel Adam Johnsonこの中に、ひとつ、私の心をわしづかみしたアーティストがいます。これからまだ増えます。Akoustik AnarkhyというUKのレーベルが良い感じでした。
2008.01.29
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Do You Like Rock Music?なんともまあ、シンプルかつストレートな問いですね。こういう問いにはこっちもストレートに答えないと。もちろん、YES!というわけで、そんな言葉をアルバムタイトルに冠した、British Sew Powerの新譜「Do You Like Rock Music?」。私の「いつか買う」リストに常に居ながらも、その「いつか」がなかなか訪れないでいるバンドのひとつでした。しかし、そのときがついにやって来ました。きっかけは、来日した友人が、大喜びでタワレコで買っていたからです。日本先行発売、しかもボートラ付きということでかなり興奮した様子でした。その後、ゴハンを食べながら、熱弁をふるわれました。「絶対、BSPは良いから、聴かなくちゃダメだよ!」と。私は、その友人と、おっそろしいくらい音楽のベクトルが同じです。話し始めれば、打てば響くようにぽんぽんと会話が弾みます。そんな友人がすすめるんだから間違いなかろうと思ったわけですね。1stのころのイメージが強かったので、もっとアクの強いサウンドを想像していましたが、それとは少し違いました。あのころはひねくれ英国ポップというイメージでしたが、今回のものは、「ロックは好き?」とサウンドそのものが問いかけてきます。スピード感あるロックナンバーがあり、ソフトでスウィートなバラードがあり。そして、これはUKでなくては出せないであろう、格調とも思える優雅で流麗なメロディライン。これは、なんか、すごいアルバムを作ったのかもしれませんよ。今年はけっこうこの一枚のお世話になりそうな予感がします。
2008.01.28
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ドイツ発のバンド・beige GTのアルバム「Cue」を、ワルシャワのセールで見つけました。元々、音は知っていたバンドだったので、ついでに買ってみたのですが、これが大当たり。いろいろ情報を探ってみたところ、このアルバムの「Heat」という曲は、2004年アテネオリンピック・ドイツハンドボールチームのテーマソングにもなっていたそうです。てことは、けっこうドイツでは知られたバンドなのかな?インディっぽい知性を感じさせる曲たちは、エレクトロニカとギターロックが絶妙にとけあって生まれているように思えます。。狂おしいまでの激情でかき鳴らされ、ギターは、Smithsのセンチメンタルさと静かな狂気を孕んでいるかのように、時に恐ろしく、時に優雅。ノイジーでダンサブル。わけわからん。インストナンバーも収録されているのですが、これがしっかりと聞かせてくれて、リリックやメロ、雰囲気が先行しがちなインディ系のバンドにあって、異色とも思えるくらいです。ちょっと実験的な匂いのするエレクトロニックなナンバーもいい感じに華を添えています。メンバーのAndi Teichmann(兄)とHannes Teichmann(弟)は、Gebruder Teichmann名義でDJなどをやっていて、こちらも相当ヨーロッパでは知名度があるそうで。故郷Regensburg市から文化勲章を授与されたそうです。史上最年少。マイスペ
2008.01.28
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こないだの日記に書いた、ディスクユニオンで見つけたドイツのバンド・Scut。マイスペを見つけて、いいバンドだなあと思いつつも、ドイツのバンドということで手に入れにくいなあと諦め気味だったところに、その翌日ユニオンの棚で発見。なんとも不思議なご縁があるバンドです。ここにあるのは、彼らの2ndアルバム「this is how it feels when you stumble」です。レーベルはドイツのAlison Records。突出した「コレ!!」がうまく見つけられないのも事実ですが、轟音チックなギターと骨太なリズムに、女性コーラス(たまにVoも取ってる)が加わるのが、少し異色かな?全編を通して響き続けるギターのシャワーは、Mewにも通じる部分があるように思いました。たまに歪んで、ノイズのように聞こえるときもあります。そしてゆっくりとフェイドアウトしていくところもそれっぽい。そうそう、誰に似てるって、これはFeederです。Grantの声に似てるかも。ちょっとあっさりと終わってしまうのが物足りない。もう少し長くてもいいなあと思いました。けれど、正統派ギターロックな雰囲気がするサウンドはとても良いです。マイスペ
2008.01.27
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たまにUKのワカモノシーンに戻ってみます。とある方のブログで紹介されていたSSWから辿り着いたのが、The Answering Machine.というマンチェスターのバンド。名前だけはちらりと耳にしたことがありました。過去にシングル3枚をリリースしているようです。サクッとした小気味良いビートに、ちょっとStrokesっぽさを感じる「Lightbulbs」が、やっぱりいちばんお気に入りです(James Yuill Remixもカッコ良い)。マイスペでシングルが聴けますが、成長の跡がありありと見えるので、聴いていてもなんだか嬉しくなります。「Silent Hotels」は、ギターポップと呼んでも良いような、キャッチーなギターが印象的。そして声がジュリアン・カサブランカスのように少しかすれてて素敵。「Oklahoma」は、若さがチカラの源!のように駆け出すメロディが青臭くてたまりません。まだたどたどしいVoが、かえってみずみずしい。Strokesとギターポップの邂逅。ポップ側に振れるか、それともロックへ振れるか、その方向がとても気になります。個人的には前者であって欲しいんですが(笑そうそう、ベースが女の子なので文句ナシです。マイスペのトップにエディ・スリマンを持ってくるあたりが、イマドキのUKっ子だなと思いました。たまにはこんな感じでいかがでしょうか。マイスペ
2008.01.26
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23日、雪がやっと止んだけれど底冷えのする中、10年ぶりに来日したRufus Wainwrightの東京公演、ツアー最終日に国際フォーラムへ行ってきました。開場前から、すでに入り口にはたくさんの人。「チケット譲ってください」という紙を持っている人もいましたし、チケットは売り切れたのかな?かなり幅広い年代の方がいらしていたと思います。こういうとこ、素晴らしい。国際フォーラムのホールCは初めて入りました。足を踏み入れてすぐに、目に飛び込んできたホールの全貌に思わず溜息。すべて木目の壁、階段。木のあたたかみが直に伝わってきます。後で、あらためてこのホールの音響の素晴らしさを実感することになります。ひとり参加なので、SEに耳を傾けながらぼーっとして待っていました。Smithsやボウイが聞こえました。Smithsにはニヤニヤしてしまいました。変な人になってました。そして、19時をまわり、いよいよ開演です。客電がパッと落ち、大きな拍手が鳴り響きました。それと同時に、ステージ上方から、2つのミラーボールがニョキっと出てきます。おお。バンドメンバーがステージに現れ、イントロを奏でている間に、ルーファス登場。すごい。すっごい。何がすごいって、服が(笑まるでどこかのエルトン・ジョンを彷彿とさせるような、チェックやストライプやラメラメキラキラヒラヒラが全部混じった、すごいスーツです。でもこの衣装に気付いたのはだいぶ経ってから。なぜなら、ルーファスの圧巻の歌声に我を忘れてしまっていたのです。「Release the Stars」で幕を開けたこの「ショウ」、いきなりミラーボールが回転です。早すぎます。もうこの時点でルーファス・ワールドに引き込まれてしまいました。こんなに豊かで魅力ある声を生で聞けるなんて、私は幸せです。いろいろ(というかすべて)思い出に残る曲は多かったですが、本編なら、「Do I Disappoint You?」や、Judy Garlandのカヴァーが良かったですね。ついでに:Judy Garlandのコンサートを完璧に再現した、彼のロンドンでのコンサートがDVD化されています。買っちゃいました。「今度はアカペラで…いや、アカペラ、じゃないかな」とちょっと訂正しながら、ルーファスはおもむろにマイクから離れました。斜め後方に、ホルン奏者がひとりだけ。マイクを外したルーファスが歌い出したのは、アイリッシュ民謡の「Macushlah」。しんとしずまりかえったホールに、彼の声は響きわたります。私の耳も目も、彼に釘付けでした。なぜか熱いものがこみ上げてきて、ちょっと涙ぐんでしまいました。きっとそれも彼の歌声の吸引力のなせる業。本編のラストの「14th Street」も印象的でした。この曲、大好きなので。ゴージャスで、艶やかなルーファスの声は絶好調でした。手が痛くなるほど拍手を送りました。お楽しみは、アンコール。なぜかルーファス、女優さんがメイク待ちしているような格好で(真っ白のバスローブ)出てきました。そこでPosesやっちゃうんだから、ニクイです。で、ステージ中央に置かれた椅子に座った彼、何をし始めるかと思ったら、キラキラ光るイヤリングを耳につけます。そして、今度は口紅!お客さん、喜んでいます(笑最後はハイヒールを履いて、準備完了。ステージが暗転し、黒スーツのダンサーたちがルーファスを囲みます。このためにダンサー雇ったのか~なんて思っていたら、なんと、この人たち、バックバンドの方々ですよ。けっこう良いお年のオジ様まで、ノリノリで踊ってます。ていうか、よくそんなに身体動きますねえ。ルーファスの前面に立ちはだかっていたダンサーが、最後にすっと身をよけると、現れたルーファスは、超マイクロミニスカートに黒ストッキング!脚、キレイです(笑ハイヒールも何のその、優雅にステージを歩き回りながら歌うその姿は、まるでレトロなショーを見ているようでした。ここはもう、エンターテイメントでしたね。お客さんはみんな嬉しそうに笑っていたり、手を叩いたりしていて、そんな姿を横目で見ているのも楽しかったです。「またすぐ来るよ、買い物したいから~」(笑)と言ってました。MCで言っていたんですが、この前日、1万ドルも使ったそうです。いったい何に?!歌舞伎も行ったみたいですが…それにしてもやることがすごい。ルーファスのMCは、とりあえず「長い」です(笑ベラベラベラ~と喋りまくるとこが、ちょっと女の子っぽいかな、なんて思いました。可愛い。でも英語自体はわかりやすく喋ってくれていたと思います。あ、そういえば、休憩後はサロペット着てきたっけ…妙に服だけ少年(笑今回の国際フォーラムホールC、音響が素晴らしかったと思います。あのやわらかな音は、木だからこそ出るのかなあと。それとルーファスが言ってたプチ情報、ホーンセクションの方々は、22日のスフィアン・スティーヴンスのライヴに出てたそうです。この人たち、とても器用でびっくり。3つ以上楽器こなすんですよね。サックス・オーボエ・フルート・ギター、みたいな感じで。文句の付けようがない、アンビリーバブルな2時間半でした。非常に感銘を受けました。私が観てきたライヴの中でもトップクラスです。みんなの興奮と感動の溜息に包まれていた終演後のホールの様子が、まだ忘れられません。エスカレーターを降りていく人たちの会話に耳をそばだててみると、みんなが口々に「すごかった、素晴らしかった」と言っていました。ルーファスをご存知ない方、ぜひ聴いてみてください。彼の歌声を知らないなんて、勿体無さ過ぎるのです。ぜひ、彼をまた日本に呼びましょう。セットリスト(某所より)1, Release the Stars 2, Going to a Town 3, Sanssouci 4, Rules and Regulation 5, Matinee Idol 6, Art Teacher 7, Tiergarten 8, Leaving for Paris No.2 9, Between my Legs (w/KEI+NANAMI ? ) 10min Break 10, The Consort 11, Do I Disappoint You? 12, A Foggy Day (Judy Garland) 13, If Love were All (Judy Garland) 14, Beautiful Child 15, Not Ready to Love 16, Slidshow 17, Macushlah (Irish trad.) 18, 14th Street encore 19, I don't Know What It Is 20, Poses 21, Get Happy 22, Gay messiah
2008.01.25
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いつの写真だ(笑)22日、Kula Shakerのジャパンツアーファイナルに行ってきました。場所はリキッドルーム。初日、追加と即完で、再度追加した本当のラスト、完売はしていなかったようですが、お客さんはかなりたくさん詰め掛けていました。整理番号は2桁でまあまあだったので、開場してすぐに、ステージ右手・アロンザ前をゲット。今回は一人参加だったので、かなりヒマを持て余してしまいました。しかし、開演が近づくにつれ、何だか動悸が…。何だろう、このドキドキは?最近、久しく味わっていなかった胸の高鳴りを覚えました。それだけ、私がKula Shakerに期待していた、ということでいいのでしょうか。客電が落ちると、トコトコと出てきたのは、スキンヘッドのにこやかなおじさん(笑ギターテクのサイモンさんです。「僕は犬」とか「僕の犬」とか「馬と車」とか、すごくどうでもいいタイトルの曲を歌ってくれたのですが、さすがギターがめっちゃ上手い。そして歌もかなり上手い。しかも、曲の雰囲気はキャッチーなギターポップ系。私、この人がCD出してくれたら買いそうです(笑最後に、日本語の歌(といっても、知ってる日本語を並べたという・笑)を披露してくれて、〆は「どんだけ~♪」でした。お客さん大爆笑で、かなり場があたたまりました。それから待つことしばし、スモークがどんどん焚かれてきました。いよいよです。メンバーの姿が現れると、大きな歓声と共に、どんどん人が前に詰めてきます。クリスピアン・ミルズ、出ましたよ。サラッサラのブロンドヘアに、ストライプの地模様が入ったチャコールグレイのタイトなスーツ。シャツはブラック、ボタンはキュッと一番上までとめて、ジャケットの胸ポケットからは白っぽいスカーフがのぞいています。靴はグレーっぽいウイングチップ。ちらりと見えたソックスは赤もしくはオレンジ系だったでしょうか。優雅、その一言。それで始まるのが「Hey Dude」なんですから、みんな狂ったように叫び出します。たたみかけるように次々と繰り出される楽曲は、旧譜・新譜「Strangefolk」のもの共にパンチが効いていて、どちらも大歓声で受け入れられているようでした。解散前からのファンと再結成からのファンと、両方が楽しめるセットだったと思います。でもまあ、やっぱりね、「Hush」は最高なんですけどね。新譜からだと「Second Sight」とか好きですね。「Dictator」も良かったです。クリスピアンが「トゥデ~イ・イズ・ザ・ラ~スト・ショウ~」ともったいぶって言うと、みんなのヴォルテージも上がる上がる。ラストならではの盛り上がりが、ありましたね。とにかくこのフロントマン、ご機嫌だったらしく、ギターを振り回してみたり、変な踊りを披露してみたり、寝転がったり飛んだり跳ねたり、実にせわしない(笑そんな彼をしっかり支えるほかの3人の演奏もタイトで良かったです。ポール、すまん、ほとんど見えんかった…シンバルが邪魔だったんだよ!ホントに見えなかったんだよ!ハリーさんは、ナポレオンジャケットみたいなのを着て、なんだか60~70年代のバンドから抜け出してきたみたいなカッコでした。で、あのオルガンの音なものだから、余計にそんな雰囲気が。アロンザ、カッコ良かったです!!!背が高くてスラっとしていて、少し緩めのシルエットのスーツにネクタイ、そしてハット。全然動かないくせに汗びっしょりで(笑)、そこがまた良かったりも。たまにハリーさんとアイコンタクトをして、ニヤ~リと笑うところがクールでした。ホントに、アロンザってこんなにカッコ良かったっけ…?(元々カッコいいです)ラストはこれじゃなきゃ締まらない、「Govinda」。みんなの手が一斉に挙がって、ゆらゆらと揺れる様子が壮観でした。この瞬間がたまらないんだな。「See you soon!」の言葉を残して彼らは去っていきました。クリスピアンが女子高生のように可愛らしく手を振っていたのがとっても印象的。思えば、再結成してすぐのフジ、昨年のフジ、今年の単独と、たぶんけっこうな頻度で私はKula Shakerを観ていたわけですが、今回が、バランス的にはいちばん良かったと思います。観ていて安心感がありました。私自身も最も余裕を持って臨めました。やはり、クリスピアン・ミルズのギタープレイには、華があります。たくさんの良いギタリストが、同世代のバンド、もしくはUKのバンドにはいますが(もちろん他の国にもいますけれど)、その中でも、クリスピアンがギターを持ち、弾く姿は、他のギタリストでは出せない、にじみ出る優雅さがあるように思います。血筋かなあ。それと、何となく気付いたこと。クリスピアンの目は、緑がかった青なんですね。カッと目を見開いたときに、へえ、とそんなことを思いました。ライヴ前のドキドキ感は裏切られることなく、新生Kula Shakerは、文句なしにカッコ良かったです。クリスピアン・ミルズにはKula Shakerが似合いますよ。でもアロンザがめっちゃカッコ良(以下略
2008.01.24
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昨日今日(22~23日)と連日ライヴに行ってましたが、22日は、ひさびさにディスクユニオンなどをまわって、安くなっているのをいいことにどっちゃり買ってしまいました。塵も積もれば山となる、痛い出費になってます…(馬鹿ディスクユニオン新宿プロパーでThe Honeydrips / Here Comes The FutureThe Tough Alliance / A New Chance Yours0044Napoleonシングル3枚中古Andreas Tilliander / World IndustriesGenaro / STScut / this is how it feels when you stumble一定金額以上買い物すると、Battlesのエコバッグがもらえます。ちょっと嬉しい。Tough Alliance、Vフェス@オーストラリアに来るんですよね…いいなあ。Andreas Tillianderは嬉しすぎ!DVDがついている国内盤じゃないとイヤだったのです(でもそれはもう廃盤)。それが安値で売ってたものだから狂喜。Scutは、まさにこの前日、マイスペで聴いて、「良いけどドイツだから直に通販しないとダメかな…」と思っていたところなので、びっくり。ユニオン、あなどれん。それから渋谷へ移動。warszawaでセールをやっていました。プロパーでEx-Boyfriends / In Withすべて半額、それ以下でFindlay Brown / Separated By The Seabeige GT / CuePelle Carlberg / In A NutshellThe Soda Stream / All The Thigs You AreSodastream(上記のバンドとは別です) / ReservationsJason Anderson / New EnglandKiss the Anus Of A Black Cat / STWilfried / Songs For Mum & Dadジャケ買い&キャプション買いも入ってます。ものすごい勢いでセール箱をかき回してごめんなさい。beige GTはドイツのマイスペをフラフラしていて見つけました。Jason Anderson、まったく未知です。ジャケ買いその1。Wilfriedもジャケ買いその2。いま聴いていますが、なかなかエレクトロニックSSWな雰囲気で良いです。しかもHerman Dune参加って!友達なのか!肝心のHMVには、疲れてしまい行っておりません。ムムム。伊勢丹B2Fのボンジュールレコードにも行きました。2many dj'sが変名Dee Waa(著作権の都合上、2many名義でやれないとか…)でリミックスしてるやつと、オーストラリアのフォトマガジン2冊。この雑誌には毎号CDがついてくるそうで、このCDが肝です。どちらも試聴させてもらったのですが、すっごい良い!なんといってもThe Presetsがどっちにも入っている。これが決め手でした。あと、お兄さんが素敵だったのが決め手でした(笑B2F行ったついでに、ジュリークでクリーム買ってみました。どうも最近お肌が揺らいでいるので、ナチュラルなもののチカラを借りたくなったのです。そんなことをしていたせいで、異様に重たい荷物を手に下げ、半分以上燃え尽きた状態でKula Shaker@リキッドルームに乗り込んだわけです。死ぬわ。
2008.01.23
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ルーファス・ウェインライト、10年ぶりに来たる。 ちょっと、もう、ヤバかったです…! あの声を生で聞けた。やっと聞けた。しかも、マイクなしの状態で。 ルー様、いまさらだけど、わかってるけど、あなたやっぱり天才です。 超ミニから伸びたおみあし、綺麗でしたよ(笑) そしてバンドの皆さん。 素晴らしいダンスでした(笑)。 昨年のTAMAS WELLSクラスの、すさまじく素晴らしいライヴでした。 ルー様、大好き!
2008.01.23
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クーラシェイカー、ジャパンツアー最終日です。 クリスピアンの髪の毛はどんなに暴れても元の位置におさまります。どんなケアしてるんだ。 全然動かないのに、静かに汗びっしょりなアロンザ、いやーカッコ良かった! ギターテクのサイモンさん、超ツボでした。CD化してくれ、あの歌たちを。もちろん日本語のやつも。 外がやたら寒いのですが、ハートはまだ熱いですぞ。 キャッチザサーン!!
2008.01.22
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とびきり素敵なSSWを見つけてしまって、嬉しくてたまりません。さっぱりわからんドイツ語マイスペースを徘徊するうちに辿り着いた、この音。Cargo CityことSimon Konrad。以前はSiameseというバンドをやっていたようです。レーベルはRebecca & Nathanという、小さなところです。EP「When I Sleep...」をリリースしています。アルバムは4月25日予定だとか。マイスペを開けば、流れ出てくるのは軽やかなアコギの音色。「Butterflies」というその曲(これはホントにいい!)が、一瞬で私を魅了しました。しばらくその場に釘付けになりました。よくよく音を聴いていけば、単なる弾き語りSSWではないことがわかります。打ち込みっぽいビートもあり、ちょっとアッパーなナンバーもあり。ピアノと上手い具合に融合しています。彼のinfluenceを見ると、まるっきり節操ない感じなのですが↓glassjaw, the beatles, sunny day real estate, the cardigans, damien rice, silverchair, deftones, weezer, elliott, regina spektor, thursday, radiohead, foo fighters, get up kids, FAR, placebo, smashing pumpkins, muse..... トップがGlassjawというのがちょっと嬉しかったり。Sunny Day Real EstateとDamien Riceのミックスのような印象を、私は受けました。どのへんがDeftonesなのかは、わかりません(苦笑マイスペ
2008.01.21
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Brandon Bethancourtによるプロジェクト・Alaska In Winterのアルバム「dance party in the balkans」。何がきっかけかといえば、BeirutのZachがこのアルバムでトランペットを吹いている、ただそれだけの理由でした。そして、今、それだけの理由で買ったことを申し訳なく思っています。いや、音が悪かったのではなくて。こんなに素敵な音なのに、それを第一の理由にして買わなかったことが、後悔なのです。系統的にはやはりBeirut。「balkans」という単語が示すとおり、東欧的な郷愁を帯びたメロディです。Zachのトランペットがそれを強く感じさせます。けれど、これに加えられた北欧エレクトロニカな部分が、Beirutとは決定的に違う。無機質なビートが刻まれるナンバーは、明らかにエレクトロニカ。それもそのはず、Brandonがやっている別のユニット・RAPがこっち系なのですね。そして、influenceの部分にRoyksoppやErlend Oye、Bjork、Air、Sigur RosにMum...うなずけます。ヴォーカルはあったりなかったり、Brandon本人でなかったりもします。むしろインストゥルメンタルと呼んでも良いような。マイスペバルカンといえば、東ローマ帝国・オスマン帝国時代にはじまり、20世紀前後には「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれ、長きにわたる民族紛争が続いた多民族地域。血で血を洗うような紛争が止まない、そんなイメージが私には多分にあり、「dance party in the balkans」というタイトルに、何か示唆的な部分を感じてしまうのは、考えすぎでしょうか。
2008.01.21
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DelaysのEP「Love Made Visible」がリリースされています。今年は待望の3rdリリースですが、それまではこのEPを聴いてガマン。お友達のブログを読んで、このEPリリースを思い出し、慌ててHMVやアマゾンを彷徨ったものの、取り扱いナシ。オフィシャルは原因不明のエラーが出てつながらず…どうしようと思いつつHMV UKで探したら、ありました!ガッツポーズ決めました。それにしてもDelaysがすごいのは、いつもけっこうな時間的間隔を置いてシーンに戻ってくるにも関わらず、決してこちらを落胆させない音作りをしていること。さすがに「Lost In A Melody」のときはびっくりしましたが、「You See Colours」は素晴らしいアルバムでしたし、今回の「Love Made Visible」は、Delays独特の浮遊感と妖しさをさらに高めた雰囲気がします。#2「Panic Attacks」も不穏な感じがぞくぞくするほどカッコイイし、#3「Slow Burn」は静かながらもこちらを興奮に駆り立てる、まさに「Slow Burn」な1曲。クレジットはグレッグとアーロン共同になっています。Remixトラックはアーロンです。やっぱこの子ピコピコ系好きなのね。俄然、アルバムが楽しみになってきました。ただ、リリースはきっとファッキンユニバーサルからなんだろうなあ…これだけが玉に瑕。マイスペいろいろ聴けるし見られます
2008.01.20
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ここ数日で、通販したものが届いたので、どれから聴いて良いものやら迷ってしまいます。その前にルー様とKula Shakerの予習をしなきゃいかんのに…。届いたものThe Wellingtons / Freak Out EPFizzgig / Perfect 13Alaska In Winter / dance party in the balkansDelays / Love Made Visible EPSteve Goldberg and the Arch Enemies / STSteve Goldberg / How I Remember Them帰宅したら、ThistimeさんからWellingtonsのEPとFizzgigのアルバムが届いていました。おまけのステッカーとかバッジとか眺めてウハウハしています。いまWellingtonsをさわりだけ聴いてみましたが、こりゃめっちゃ良いわ!Fizzgigも楽しみ。Alaska In Winterは、Beirutつながりです。この人のアルバムでZachがトランペット吹いてます。タイトルが良いじゃないの。ヤフオクで落札。DelaysのこのEPは、日本のHMVとかアマゾンとかからは頼めなかったような(たしか廃盤扱い)。HMV UKにオーダーしました。これ、すごく良いんですよ。まさにDelays!!メロメロです。Steve Goldbergさんは先日のネタにしたので。買ったもの、もらったものJesus and Mary Chain/ Stoned & DethronedGalaxie 500 / On FireFleet / reviewJAMCはこないだ書きました。いただきものです。Galaxie 500もいただきました。たまらんですね。Fleetは、私にしては珍しくも日本のバンドです。上2枚を買ってくれた友人の強力プッシュ。シューゲイザーっぽいです。こういうバンドもいるんだなあ。あとはちょっと話が逸れまして…本です。年始に特番でローマ史の特集をしていたおかげですっかりハマり直し、塩野七生さんの「ローマ人の物語」シリーズに手を出しています。ハンニバルの巻まで買いましたが、まだまだ先は長い…。それと、偶然にそこに挟まっていたフライヤーを見て気になった、トルーマン・カポーティの「冷血」をいま読んでいます。ドキドキです。古本市でゲットしてきたものもたくさん。ヴェニスに死す / トーマス・マンバラントレーの若殿 / スティーヴンスン青春彷徨 / ヘッセ雨・赤毛 / サマセット・モームジョゼフ・フーシェ / シュテファン・ツヴァイク黒い蜘蛛 / ゴットヘルフ死の如く強し / モーパッサン例によって岩波祭りです。そろそろ寝るか。
2008.01.19
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サンフランシスコを拠点に活動する3ピース・Ex-Boyfriends。メンバーは以前から個々にバンド活動をしていて、2006年にはEx-Boyfriendsとして1stアルバムをリリース、昨年には2ndアルバム「In With」をリリースしました。レーベルはAbsolutely Kosher。なんかこの名前知っているなあと思ったら、The Hidden Camerasのリリースもしてました。他にはThe WrensやPinback、+/-など。ちょっと聴くと、少しダークな雰囲気が漂っているかな?と思いましたが(マイスペの最初の曲「Situation」なんて、EditorsとかInterpolっぽいのですよ)、これがけっこう、根底に流れているものはポップで疾走感もあるメロディ。小気味よく刻まれるベースラインが気持ちいいですね。独特の声も良い感じ。オフィシャルマイスペレーベルAbsolutely Kosherしっかし、このジャケットどうにかならないんですかねえ(笑
2008.01.18
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Tamas Wellsを日本でリリースしているLiricoさんの"Brainstormer"様より教えていただいたアーティスト。Steve Goldberg。あまりの情けなさとピュアネスにKOされてしまいました。すぐにオーダーしたのですが、なんせそれがクリスマスあたり、届いたのはやっと昨日です。これはですね、いろいろ語ろうと思えば語れますが、まずは曲を聴いていただきたいのです。そうすれば、私が語る必要がなくなるのです。成分・インディーポップ100%で出来上がったこのサウンド、流行りもへったくれもない「我が道を行く」精神(そんな強い信念があるのかどうかは謎ですが)、ただただ、「自分がやりたいように好きなように曲を書きました、出来上がりました聴いてください」というたたずまいが、もろに私の好みでした。あと見た目(メガネだから。マイスペで聴ける曲「Julia」は、私がいままで聴いてきた中でもかなり上位に食い込んでくるであろう超キラーチューン。私が卒倒した甘くて情けなくてどうしようもない詞を抜粋。ジュリア、きみはきれいだよ。ぼくはきみがぼくと恋に落ちてくれるのを待ってるんだ。きみの瞳は星みたいに美しいけれど、遠すぎて、ぼくの手は届かない。ジュリア、きみをフロリダに連れて行きたいんだ。だから「YES」と言っておくれよ。家族になろう、D&Dをやって、グーニーズをVHSで見ようよ。………こういう人、大好きです。D&Dって、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」でいいのかな?安田均さんが訳してたりした、あれだよね?オフィシャルマイスペCDと一緒に、直筆のメモお手紙が添えてありました。こういうのって嬉しいですね。うわあこういう人好き好き~(笑)
2008.01.17
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Brit Awardのノミネートが発表されましたね。■ British Male Solo Artist ■ Jamie T Mark Ronson Mika Newton Faulkner Richard Hawley つぶやき:Richard Hawleyに取って欲しい(無理だろ■ British Female Solo Artist ■ Bat For Lashes Kate Nash KT Tunstall Leona Lewis PJ Harvey つぶやき:あんまりよくわかんないや。■ British Group ■ Arctic Monkeys Editors Girls Aloud Kaiser Chiefs Take That つぶやき:私が好きなのはKaisersだなあ。■ British Album ■ Arctic Monkeys - 『Favourite Worst Nightmare』 Leona Lewis - 『Spirit』 Mark Ronson - 『Version』 Mika - 『Life In Cartoon Motion』 Take That - 『Beautiful World』 つぶやき:どれもベストじゃないけど、この中だったら、私ならやっぱサルかなあ。■ British Breakthrough Act ■ Bat For Lashes Kate Nash Klaxons Leona Lewis Mika つぶやき:勢いならMikaじゃないの?■ British Live Act ■ Arctic Monkeys Kaiser Chiefs Klaxons Muse Take That つぶやき:Museの凄さは知ってるけど、また獲れるのかな?■ British Single ■ The Hoosiers - "Worried About Ray" James Blunt - "1973" Kaiser Chiefs - "Ruby" Kate Nash - "Foundations" Leona Lewis - "Bleeding Love" Mark Ronson - "Valerie featuring Amy Whinehouse" Mika - "Grace Kelly" Mutya Buena - "Real Girl" Sugababes - "About You Now" Take That - "Shine" つぶやき:シングルそんなに買わないけど、頭から抜けないのはGrace Kelly、Hoosiersもポップで好き。Kate Nashは意外に可愛くて好き。ブラック系は知らん。■ International Male Solo Artist ■ Bruce Springsteen Kanye West Michael Buble Rufus Wainwright Timbaland つぶやき:私はルー様しか愛せません。■ International Female Solo Artist ■ Alicia Keys Bjork Feist Kylie Minogue Rihanna つぶやき:R&Bというものがそもそも好きじゃないので。Feistの雰囲気は好き。Kylieは可愛いから好き。■ International Group ■ Arcade Fire Eagles Foo Fighters Kings Of Leon White Stripes つぶやき:こりゃあArcade Fireだよ!■ International Album ■ Arcade Fire - 『Neon Bible』 Eagles - 『Long Road Out Of Eden』 Foo Fighters - 『Echoes Silence Patience』 Kings Of Leon 『Because Of The Times』 Kylie Minogue - 『X』 つぶやき:こりゃあArcade Fireだよ!!実に個人的見解でした。
2008.01.16
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タイトルは私の言葉じゃありません。私の友人の言葉です。というのも、いま聴いているJesus & Mary Chainの「Stoned & Dethroned」。友人はジザメリ狂といっても良いほどの熱心なフリークで、かなり熱く語ってくれました。私がこのアルバム持ってないと言ったところ(ベスト盤くらいしかウチにはないのです)、なんかそそくさとレジで会計してるなあと思っていたら、「ほれ。」とくれたのです。「その中に入ってる"Girlfriend"がいちばん好きなんだ!」と嬉しそうに語っていましたが、そういえば前もそんなこと言ってたような気がします。帰宅してからずっとこのアルバム聴きっ放し。(だって、友達が、「ちゃんと聴いたかどうか後でテストするから」って言うんだもの…苦笑)たぶん、数年前の私だったら、「うーん…」となっていたでしょうが、いまは違う。こんなに陰気なのにとろけそうなほど甘いサウンド。白昼夢のようにぼんやりとしていて、けれどどこかが鮮烈に脳裏に刻まれて、イケナイトリップ感満載。ライナーを読んでみたところ、ちょっと方向転換気味のアルバムのようですし、レビューなんか見てもけっこうボロクソ言われているのを見ましたが、アコースティックな感じがとても好きです。私が気に入った一曲は「Till It Shines」です。甘ったれてて現実逃避していて、とんでもなくピュアな部分がある詞もたまりません。マイスペこっちはファンサイト、音源ありマイスペこちらがオフィシャル、音源なし再結成したジザメリ、日本には来ないのでしょうかねえ。
2008.01.15
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Oasisの新曲はDL配信のみらしいのですが、DL嫌いな私は例のごとくほったらかしにしていました。しかし、偶然に見かけたNMEのコンピに、その曲「Lord Don't Slow Me Down」が入っているのを発見、ちょっと高かったのですがすぐに買ってしまいました。ある意味けっこうなファンかも(笑名前はよく知っているけど、音はあんまり聴いたことがない、というアーティストの曲もたくさん聴けるので(2枚組ですから!)、けっこうおトクかもしれません。ディスク 1 1 Oasis - Lord Don't Slow Me Down 2 Amy Winehouse - Valerie 3 Hard-Fi - Suburban Knights 4 Kaiser Chiefs - The Angry Mob 5 Killers - Read My Mind 6 Kate Nash - Foundations 7 Razorlight - Hold On 8 Fall Out Boy - This Ain't A Scene, It's An Arms Race 9 Twang - Either Way 10 Maximo Park - Books From Boxes 11 Hours - Ali In The Jungle 12 Fratellis - Whistle For The Choir 13 Yeah Yeah Yeahs - Down Boy 14 Pj Harvey - When Under Ether 15 Noisettes - The Count Of Monte Christo 16 Maccabees - About Your Dress 17 Milburn - What Will You Do (When) 18 Alterkicks - Cannibal Hiking Disaster 19 Rumble Strips - Girls And Boys In Love 20 Holloways - Generator ディスク 2 1 Arctic Monkeys - Brianstorm (Live) 2 Babyshambles - Delivery 3 Reverend And The Makers - He Said He Loved Me 4 Lily Allen - Ldn 5 Enemy - Away From Here 6 Klaxons - It's Not Over Yet 7 Ian Brown - Illegal Attacks 8 Keane - The Night Sky 9 Bloc Party - Hunting For Witches 10 Biffy Clyro - Folding Stars 11 Gossip - Jealous Girls 12 CSS - Let's Make Love And Listen To Death From Above 13 Battles - Atlas 14 Hadouken! - Liquid Lives 15 Patrick Wolf - Get Lost 16 Nine Black Alps - Burn Faster 17 Pull Tiger Tail - Hurricanes 18 Stereophonics - It Means Nothing 19 Cribs - Moving Pictures 20 The Wombats - Kill The Director 今ディスク1終わりかけです。Hard-FiとかTwangとか初めてちゃんと聴きました。Twangはけっこう好きかもしれないです。Hoursも良かったですね。ドクロジャケのアルバムが出ていたバンドかな?MaccabeesもMilburnも、リリース直後に試聴したときはなんとも思わなかったのですが、いま聴いてみたら、良いかも!ディスク2も楽しみです。今日は相も変わらずタ○レコに予約を。3月リリースのJoy Division限定リイシュー3タイトルと、Chapterhouseの1stリイシューを。すっごく丁寧で感じの良い店員さんがいるので、その人がいると嬉しい(笑
2008.01.14
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もう数ヶ月くらい前に、大手のCDショップで割と推されていたのを見て、そのジャケットにすごく惹かれたのだけれど、音すら聴くこともないまま来てしまったのが、Jamie Scott。Jamie Scott & THE TOWN名義で、「Park Bench Theories」というアルバムが出ています。彼のマイスペでは、スティーヴィー・ワンダー・ミーツ・ジェフ・バックリィなんて書いてあったりしました。確かに、そんな雰囲気があります。声質はJames Bluntなんかにも似ているかな、と思いましたが、実にソウルな感じがするのです。リズムの取り方とか。ちょっと今風にMaroon 5すら想起してしまったり。横ノリしてしまいたくなるのです。ひとつ間違ったら(これは、聴き方というかプロモーションの仕方次第ですよね)量産型SSWの系統に連なる可能性もあります(彼の才能にこの言い方はホント失礼かもしれないけれど…)。けれど、もっとこの声を磨いたら、素敵な存在になるかも。良い声をしています。印象に残る曲が、「Standing In The Rain」という曲です。何度このアルバムを聴いても、この曲でふと立ち止まってしまうので、不思議な吸引力があるんだなあと思っていたら、やはり、シングルカットされるのですね。While you're talking to me with blood on your hands, you're tired of being a stranger...と始まる歌詞にもドキリとしました。Hope you just don't stop praying when the water does fall 'cause standing in the rain ain't gonna leave you dry.People say your love is pure one of a kind, but standing int the rain ain't gonna leave you dry.なんというか、言葉にできなくて、「感じる」しか私には術はないのですが、この詞が繰り返されるのを聴いていると、情景が目に浮かぶようです。それが、なぜか、ジャケットの写真にリンクしてしまう。ベンチにひとりぽつんと座り、物思いにふける男性の姿。淡い光に包まれたこのジャケットが、私のお気に入りです。マイスペ
2008.01.13
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フランスが世界に誇る(と思う)DJ・David Guettaのアルバム「Poplife」は、隅から隅まで隙なく素敵です。最近、ハウスって流行っているみたいですね。私もバイトしていて、ハウスものの売れ行きがすごいので、へええと思っていたところです。で、このDavid Guettaのライナーを読んでいて、話の流れで出てきた単語に笑いました。乙女ハウス。チラとは聞いていましたが、いざ実際に字面を目にすると、もはや笑うしかありませんね。Housenationとか売れ売れですが、あれがそうなのかな?聴いたことないのでわかりませんが。あ、Guetta氏は乙女ハウスじゃないと思いますよ。もっと骨太だし、やらしいし(笑)でも、先日書いたDJ Hellとはまた違う感じ。二人とも、エロいくらいにセクシーだけれど、なんだろうなあ、どこか違うんだよなあ。Guetta氏はまばゆいばかりのゴージャス系、Hellは「男は黙って『目で殺す』」系?とにかくDavid Guettaも良いのです。昔は、彼のやっていた音楽は思いっ切りバカにされてきたらしいのですが、それを乗り越えてきたタフさが、彼の自信となって音楽にも反映されているように感じます。私は、そういう苦労をしてきて花開いた才能は大好きですが、それをおくびにも出さない姿勢はなおのこと大好きです。マイスペ聴いてみ2なんでこんなにエレクトロ/ハウスづいているかというと、今日のタワレコWポイントという踏ん切りのおかげで、買わずにいたこっち系を買い占めてきたからなのです。それと、こないだゴハンを食べたカフェにおいてあった雑誌を読み漁ったせい。そろそろギタポに戻ろうかな。
2008.01.12
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私はテクノ系はいたって無学なので、適当に聴いて、直感でいいなあと思ったものだけ買ったりしています。しかし、某ミクシィでは触れましたが、ここ数年惚れっぱなしのDJがおひとり。DJ Hellです。ジゴロのボスです。つい数時間前、KOCのErlendと一緒にやってる12インチ(10インチだったかな?)までオーダーしてしまいました。完全なる勢い。彼の最新アルバム「Hell Boys」を買ってきました。こういうジャンルを言葉で表現するのは、とても私には難しいので、あきらめます。ロックとテクノ・ダンスの融合系がいまはわりとスポットライトを浴びていますが、Hellはもっとなんというか「エロくて下世話なテクノ」だと思っています。ホントにジゴロな感じがミックスにまで表れちゃってるのが、また、好きなのです。あんまり曲とかわからないのですが、このアルバムの最後が、YMOのRydeenなのです!素敵です。マイスペ聴いてみ。
2008.01.11
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USはアラバマのパワーポップバンド(まさにこの形容しかあり得ない)・Lolas。こないだ渋谷のHMVに行ったら、どどんと彼らの新譜が並んでいて、思わず飛びつきました。「like the sun」というタイトルのこのアルバム、以前のオリジナルアルバム「DR APACHE」をリマスタリング&新曲(なんと10曲!!)で発売したものみたいです。20曲という驚異のボリューム、でも全然飽きません。昔、彼らの1st「Ballerina Breakout」再発時にブログに書いたのですが、良い意味でなーんも変わらない、ど真ん中のパワーポップが今回も炸裂しています。ちょっとハード・ロック(ハード・ポップとでも言えば良いの?)なギターのリフなんかも飛び出してしまったりして、こういうとこなんかアメリカンだなあと思ったりしました。で、切な系のメロウな部分もしっかり出してくるし、ベテランの技です。FOW、farrah好きなら好きにならない、なれないわけがないと思ってます。ちょっとレトロな雰囲気も持ってたりするので、Red Krossとかラズベリーズとかエリック・カルメンとか、はてはビートルズ好きでもいけそう。来日の話があったのに、中止になってしまったときは本当に残念でした。今度こそは来て欲しいです。新しいほうのマイスペ
2008.01.10
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American Hi-Fi、再始動です。嬉しくて2個目の日記です。マイスペのお知らせで、「新曲できたよ!」というのを目にして、心が沸き立ちました。Stacyいわく、「It sounds a little like Elliott Smith partying with the Foo Fighters at a kegger with My Bloody Valentine and Superdrag.」ということで。これ、ホントか(笑)?マイスペそしてなんとドラムスにBrianが復帰です。久しぶりに4ピースに戻った彼らの再出発。おかえりなさい。
2008.01.09
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地元での中古CDセールや、久々の渋谷遠征などで、どんどんCDだけが増えていく状況。一ヶ月前に買ったものを聴いていないという状態でもあったりして…ホントCDにはごめんなさい、なのです。これに加えて、さる方面から持ってくるCDもあるので。それでもって地元にて購入(中古)Wondermints / STAtomic Swing / a car crash in the blueThe Cardigans / LifeCrowded House / Together AloneEggstone / SomersaultEd Harcourt / Here Be Monstersたぶん、Eggstoneとか持ってたような…気が…するけど、持ってなかったら悲しいので買ってしまう。Atomic Swingもどっかにしまってありそうな…あ、新譜買ってない。HMV渋谷Hell Boys Italo Megamix / DJ HellJamie Scott & The Town / Park Bench TheoriesSpoon / A Series Of SneaksLolas / Like The SunThe Presets / BeamsRoger Nichols & The Small Circle Of Friends / The Complete Roger Nichols & The Small Circle Of Friendsそして、まんまと昨今流行りのコンピ戦略に乗せられ、「ハイ・トラックス」が欲しいのです。中に入ってる曲、6,7割方持ってるのに。と、そんなことをつらつら書いていたら、The Only Onesが来日決定?!うっわー、見てみたい…!!!
2008.01.09
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CDショップのポイント、どのくらい貯めますか?私のタワレコカードには10000ポイント弱が貯まっていたので、先日それを使って、大人買いめいたことをしてきました。買ったのは、Smithsの紙ジャケ。タイトルは邦題に準じます。ザ・スミス肉喰うな!クイーン・イズ・デッドラウダー・ザン・ボムランクハットフル・オブ・ホロウ全部は買えていないのですが(穴抜けしてたので)、かなり満足。ずっと欲しかったんですよね、「スミスの紙ジャケ」が。やはり好きなのは「The Queen Is Dead」で、「There Is A Light~」が好きなんですが(ベタベタですみません)、こんなに繊細でドラマティックで詩的で優美で淫靡でアートなバンドは、この先出てこないでしょう。Take me out tonight...というくだり、いや、その前のイントロのギターを聴いたとき、もうすでに虜でした。How Soon Is Now?もいいけど、The Boy With The Thorn In His Sideも大好きだけれど、Askも良いけど、それでもやっぱり私はThere Is A Light。take me out tonighttake me anywhere, I don't carejust driving in your carI never never want to go homebecause I haven't got oneI haven't got oneこんなに、弱々しさやみじめさ、孤独をさらけ出した詞に、あの天才ギターが絡むなんて、ホントに奇跡なんじゃないかと思ってしまう私は、かなりイタイやつだなあと思うんですが、でもやっぱりそう思うのです。あと、ライナー書いてる増井氏。けっこう暴走してますけど、私はこの人が好きなんですよね。この人がSuede大好きっていうのもあるんですけれど(笑MorrisseyとMarrがタッグを組むことは、おそらくもうないだろうけれど、この「Morrissey & Marr」というコンビが存在した奇跡とその偉大さは、これからも伝えられていくべきこと。ま、自然に伝えられていくことでしょう。しばらくSmiths漬けになってしまいそうな予感…Marrのギターを聴いていると、Bernard Butlerが彼を大好きなわけがわかるような気がしますね。似てる。
2008.01.08
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6日、新年1本目のライヴ、Axe RiverboyをDuoで見てきました。バーゲンセールで買い込みすぎて(苦笑)、大荷物を抱えたままHMVをうろつき、お友達と合流して、Duoへ。人、いないよ…!!チケットを取ったのはたしか12月の20日すぎくらいで、その時点でまだ107と108番だったのです。入りを心配していたのですが、これは予感的中か?!と思いました。中に入っても、柵の前2列くらいしか埋まっていなくて、お友達と、ホント大丈夫かなと何度も話していました。まあ、開演時間あたりには、ぽつぽつと埋まってきて何とか体裁がついたので、ちょっと安心しましたが。(去年のアストロホールよりは明らかに空いてた)へ~イと出てきたグザヴィエ&ジュリアン(ドラムス)&ベン(ベース)。グザヴィエがヒゲでした。ジュリアンの服が6月と変わっていません。ベンのベースは相変わらずボロボロです。私は、彼のことを「やけに陽気なスタッフだな」と本気で思ったのですが(笑)、お友達に「ヒゲだよ!」と言われて、よっく見たらグザヴィエだったので驚きました。「このヒゲどう?イヤだったら剃るよ、大阪では剃るかな?」と言っていたグザヴィエ。お客さんの反応、超微妙。なので、大阪では剃ってるかもしれませんね。「アケマシテ、オメデトウゴザイマス」と言ってくれました、足元のカンペ見ながら(笑)。こっちから丸見えだよ。最初はアコースティックセット。やっぱりグザヴィエの声は魅力的です。あのウィスパーヴォイスには、クラクラします。「みんな静かだね~僕のギターも静かだけど…ってプラグ入ってないじゃん!」とひとりツッコミMCをしながら、みんなを笑わせてくれました。ベンが、「おっぱっぴー?」と会場の爆笑を誘い、グザヴィエは、「どんだけー?」(これ、6月はジュリアンが言ってたんですよね)と「ラララライ♪」を披露。タヒチの曲もやりました。「フランスの、タヒチ80っていうバンドの曲なんだ。みんな知ってる?」と。あと、ゾンビーズが何とかって言っていたような。だんだんお客さんのノリも良くなってきて、3人も楽しそうにプレイしていました。ギターポップ系のアーティストのライヴはたいていそうなのですが、アルバムよりずっとロックでパワフル。根底に流れるものはやっぱりロックなのかしら、と毎回思わされます。それにしても感心したのは、サポートのベン。器用なのです。マラカスに鈴、フルートまで。口笛も上手かった~。フルートっていうとこがポイント高いです。ジュリアンは相変わらず可愛くて、ちょっとおどけた感じでみんなを和ませてくれました。そして、グザヴィエ・ボワイエという人が実にチャーミング。いちいち「Yeeees!」とか「Yeah!」とか「Okay!」とか、その掛け声が可愛らしい。メルシーボークーがいちばんナチュラルでしたが(当たり前)。演奏中のウィンクとか、腕の血管とか、せくしーな胸元とか…ラストは超ロックンロールチューンに変身したRoundaboutで〆。お客の入りは決して多くなかったけれど、6月のアストロホールよりずっとずっと良いライヴでした。「次はタヒチ80で来るよ、またね!」と、こっちを俄然期待させる言葉を残して、3人は去っていきました。セットリスト(写メより転記)(acoustic set)ON AN ISLANDJOHN STEEDMILKMANCARE OF CELL(electric set)FOLLOW MEWHISPERFENCESGUARDTELL A LIESTRANGE THINGSWITH YOUCROSS THE LINELONGIN MY ARMSLISTENSPACEMANCARRY ONBRAZILOUTRODUCTION(encores)BARBIE DRESSMORNING BLUESROUNDABOUTこの日は開演が早かったので(18:00)、終わるのも早くて、これは出待ちしちゃう?ということで、セトリを撮らせてもらった新たなお友達と3人で待っていました。待つことけっこうな時間、ようやく、グザヴィエ、普通にリュック背負って登場。ヒゲのせいでホントに見逃しかけました。ダッシュで駆け寄り、写真撮ってもらったり、7インチにサインをもらったりしました。グザヴィエはふだん喋る声まで魅力的でした。ふわふわした感じの甘い声で、これは女の子はハート射抜かれますね(笑)。でもリュック壊れてました。ファスナー閉めてあげようとしたら、閉まらないのです。そしたら、「壊れちゃったんだよ~でもお金ないから新しいの買えないんだ」と。買えって(笑ベンは「ごめん、マジで急いでるんだゴメン~」と握手してくれて走っていってしまいましたが、ジュリアンとはおしゃべりして写真も撮ってもらいました。やっぱ可愛い、この人。で、お友達と私、3人で興奮しまくりながら帰途についたわけです。実に楽しい時間でした。久々にお腹が痛くなるほど笑いました。良い日だったなあ。
2008.01.07
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アックス・リヴァーボーイ見てきた帰りです。 ヒゲでした。 おっぱっぴーとどんだけーとライラライが飛び出す不思議な空間(笑) 人の入りは微妙でしたが、新年一本目のライヴとしてはホントによかったです。 出待ちをしてしまったのですが(汗)、待ってて良かった!会場で買った7インチにサインしてもらいました。 グザヴィエ、喋る声も素敵でした…あれは反則だ、フランス人!
2008.01.06
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今年最初の日記になります。みなさま、どうぞ今年もよろしくお願い致します。箱根駅伝はまったく見られず(母校、惜しかった!!)、ローマとかエジプトの歴史番組にちょいと興奮し(んで、塩野七生さんの本買ってきたし・笑)、働きアリのごとく働いた年始ですが、ようやく明日休みです。気が楽ですね。ちょいと体調は崩し気味ですが。まあ、いろいろ思うところありまして、年始はまったく音楽を聴けない状況でした。今日のネタになるバンドが、今年最初のお気に入りのような感じでしょうか。このブログの路線から言うと、明らかに異端の、Glasgow発3ピース・Biffy Clyro。彼らの4thアルバム「Puzzle」が、ご縁がありまして、私のもとにやってきました。日本でのレーベルはロードランナーなのです。でも、ロードランナー直球とは少し違う、かな?今ではUKのヘヴィ系の有望株、といった感じでとらえられ、メディアでも紹介されていた彼らですが、いかんせんヒゲでムサい(笑)ので、どうにもこうにも聴く機会はありませんでした。けれど、いつも気になっていたバンドでした。グランジ系列で語られることも多かったですね。そして聴いてみたこのアルバム、第一印象は、「思ったよりヘヴィじゃない」。それよりもむしろ、よりメロディアスなんじゃないの、と思いました。一曲一曲がカッコ良いです。実にカッコイイ。男の子にはウケるなあ、こういうの、きっと。ギターが叩き潰すようなリフを奏でて、うねるベースにパワフルなドラムス。しゃがれ気味の、ぞくっとするヴォーカル。これは評論家筋の語りとは違うので、私の主観だけで書きますけれど、ヘヴィ系でも異端児、けれど正統派ロックではない、ある意味Museの扱いに似ているかなあ、と思います。もちろん音楽性とかは違いますけれど、どこのシーンにも属していないように思えるのです。自分たちのやりたいことを、シンプルに実践し、その結果、どの潮流にも「居ない」。このことは、実に簡単そうですが、それができないアーティストが多すぎる。シーンの中で自分の色をしっかりと出せたら、それは好ましいことですが、ただシーンに乗っかるアーティストがゴマンといる現在。ちょっと遅くなりましたけれど、とても魅力的なバンドに出会うことができました。こうなったら旧譜もチェック、かな?
2008.01.05
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