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さて、 2681ゲオホールディングス
を主力化したことをきっかけとして始まった大型新企画 優待リユース株バルクプロジェクト。
今回はこのプロジェクト開始の理由と最新の状況について、自分の頭を整理するために記事にしています。
プロジェクトスタートの最大の理由は、 「リユース市場が成長しているから」
です。下のグラフを見て貰えば一目瞭然ですね。そして、 大事な投資資金は可能な限り「日の当たるところ」に置きたいから
です。
(上記データはリサイクル通信HPより引用)
また過去12年間の着実な市場の成長を反映して、 リユース銘柄からは多くのヒット株が出ていることに改めて気付いた
ことも理由の1つです。下記の私の損益(%)順のセットリストを見ても、 3179シュッピン
が11倍、 3093トレジャーファクトリー
がほぼ10倍、 2780コメ兵
が3倍強と出世している銘柄が多いです。
(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)
さてそれではプロジェクトの全体を俯瞰してみましょう。
(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)
2681ゲオHD
が超メインで、後は小さく偵察部隊がちょこちょこドングリで並ぶという「1-10」の完全1トップの布陣となっています。また 2780コメ兵(中古ブランド品首位)
、3136エコノス(北海道でブックオフとハードオフの加盟店を展開)、3177ありがとうサービス(四国・九州・沖縄でブックオフとハードオフのFC展開)は非優待株ですが、リユース業界を多面的に3Dで理解するために、無理を言ってオブザーバー参加して貰っています。
次に魅力的な銘柄だらけのリユース業界の中で ゲオ
を選んでいる理由ですが、これにはいくつかあります。
1つ目は、ゲオが「一番の王道銘柄」であると考えたことです。
以下は2021年リユース市場の細かい品目別の売り上げですが、衣料が4587億円でトップとなっています。
(上記データはリサイクル通信HPより引用)
何となく「リユース=ブランド品」っていうイメージが一般的にはあると思うのですが、「失われた30年」で国力の減退が激しく、また加速するインフレと「増税一直線」の岸田政権の下でひたすら「絶望が加速」する今の日本の現状を考えると、リユースの本命はカジュアルな一般衣料品だと個人的には思っています。老若男女問わず衣服は必需品だからです。
また「一般衣料メインのリユース」という切り口だと 3093トレファク
と 3181買取王国
も当てはまるのですが、トレファクはすでに株価的に仕上がっていて指標的に割高なこと、買取王国は実は非常に魅力的ではあるのですが超小型株で量を仕込みにくいことから、今回は自分はゲオに白羽の矢を立てました。
更に言うと、 全国展開が既に完了していて質・量ともにライバル他社を圧倒しているゲオHDのセカストが一番業界の覇者に近いと思った
2番目は 「社名のミスマッチにチャンスがある」と考えた
ことです。リユース業界ではゲオHDは既に売上1位なのですが、下記の通りPBRで見ると業界下位のトレファク、ブックオフ、ハードオフに対して低い評価となっています。
(上記データはリサイクル通信HPより引用)
ゲオHDの稼ぎ頭は既にセカストなので、企業実態を正確に表すためには今すぐにでも「セカストHD」への改名が必要です。なのに、祖業で超衰退しているレンタル事業のゲオの名前を未だに冠に残しているせいで、 多くの一般投資家は「ゲオとセカストが同じ会社」であることに気付けない
ままでいます。酷い場合は「え、ゲオ?、それもう完全に終わってるやつじゃん。」でおしまいです。
そしてそのために株価が大幅にディスカウントされている可能性があると個人的には考えています。もしも明日社名が変更されたら、マーケットはどういう反応を示すでしょうか?
ま、いずれにせよ、 日本の現状を考えるとリユース業界の将来はとても明るい
と思います。「加速する一方の日本国全体の貧困化」を逆に追い風・武器に出来る類まれな 「反脆さ」
を備えているからです。
なので、今後もこの業界から大ヒット銘柄は必ず出てくるでしょう。自分も現時点ではゲオをトップに据えていますが、今後更に猛勉強を続けながら、リユースポートフォリオ編成に柔軟・かつ大胆な変更を加えていきたいと考えています。 (ゲオ3部作終わり)
バルクプロジェクトシリーズ 免責事項
各バルクプロジェクトシリーズ は、私の投資家としての遊び心から「エンターテインメントとパフォーマンスの両立」を賭けて、また同時に「投資を極限まで楽しむことを通じてより良い投資家になる」ことを目指して全力で取り組んでいるものです。
記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
2021~24PF概況495位、ノジマ。 Nov 26, 2024
2021~24PF概況494位、平和堂。 Nov 25, 2024
2021~24PF概況493位、白洋舎。 Nov 23, 2024