2019年08月01日
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まずは両親の介護
【父】
4月下旬の診察時までは極めて状態が良く 主治医診察時にも会話がはずんでいたのだが…
6月診察時 施設からいただいた介護記録から
午前中の傾眠傾向が強くなっていることと若干認知機能が低下していることがうかがわれ、
さらに主治医の触診でも体の動きもが今一つの診断。
主治医には5月上旬に野球観戦に行ったときは極めて調子がよく、食事も箸を使って綺麗に食べていたことを伝えた結果
夜間の睡眠の質(通眠時間含め)の確保のために使っている薬2種のうち1つを中止、
意欲・活力増加(無気力状態対策)のための薬を追加
となった。
そして1か月後の7月の診察時
まず施設に迎えに行ったときに父の顔が歪んでこわばったまま…
移動のタクシーの中でもほとんど会話がつながらない。
しかも口から出てくる言葉が 批判的、被害妄想的な内容ばかり。
さらに 久しぶりの外食なのに メニューを見ても「食欲がない」と言い、
どんなに食欲がないときでもこれなら食べる大好物のアンパンやチョコクロワッサンを見ても無反応。
施設から提出いただいた介護記録にも
夜間の無意味なNC頻発(ちょっと押してみた、押したら来てくれるか試してみた、(10分おき)に今何時ですかなどなど…)
施設職員に対して「俺を殺す気か!」「殺してくれ」と騒いだ という驚くようなことも。
午後 主治医診察。
歪んだままこわばった父の顔を見た瞬間 主治医が当惑した顔に。
介護記録を時間をかけて読み、問診と触診。質問に対しての答えが 遅い。体の動きも悪い。
考えられることは
・傾眠症状緩和のために安定剤2種中止したことで夜間の睡眠の質が落ち、夜中に何度か覚醒
 その結果 睡眠不足の状態で日中を過ごし→認知機能が低下するという悪循環
・さらに新規で追加した意欲を向上させる薬によって身体も頭も思うように動かないことへの苛立ちを感じ、批判的、被害妄想的な発言が増えた
とのことで 薬の見直し。
・中止した安定剤を 半量で再開。
・新しく処方した薬は中止。代わりに秋に開始予定だった認知症治療薬を前倒しで開始。
が… 約15分間の診察の終わりごろ こわばっていた父の顔に少しずつ表情が現れ
主治医が「では 次回の診察は…」といったら 父が「はい わかりました。
では次回よろしくお願いします」と返答。顔のゆがみもなくなってる?!
で 主治医「あれ?! あ すみませんもう一度診させてください」と。
しかも「また薬が変わるんですね」「それはどういう薬ですか」などなど父が質問をはじめ
主治医が丁寧に説明するのに対してさらに質問したり確認したり?!
私がそれを知らなかったため その日は薬を飲んだのが12時半頃になってしまったのがこの日の絶不調の原因と判明。
最後は主治医も父も笑顔で「ではまた来月」となったのでした。
それにしても薬… いろんな意味ですごいなぁ。
【母】
認知機能低下でいろいろなことを忘れてしまっているが
精神状態が極めて安定しており(頭の中もスッキリしている様子)その場その場の会話が極めてスムーズ。
タクシーでの移動中に運転手さんと私の会話に途中から参加したり
主治医診察時に先生と楽しく会話したり ともう絶好調!
父があまり良い状態ではないだけに母が安定してくれているのは本当にありがたい。
犬のぬいぐるみがとても役に立っているらしく
不穏症状が出始めた時に縫いぐるみをつかってコミュニケーションをとると表情が和らぎすっと落ち着くとのこと。
デイサービスから 鏡に向かって笑顔で「お母さん」と話しかけ嬉しそうにしているとの報告(鏡に映る自分の顔を見て祖母だと思っているらしい)。
亡くなった祖母はとても厳しい人だったため 母は最期まで存分に甘えることができず
また 死に目に会えなかったため大きな心残りがあったと思われ
こういう形でその心残りの穴埋めをしているのかもしれない。
相談員の方を通じて デイサービスや施設の職員の方々に 母と鏡の中の「おかあさん」が穏やか幸せな時間を過ごせるよう配慮いただきたいとお願いする。
【姪と息子】
そんなこんなしている中 息子から 大学を辞めたいと申し出が。
まぁ 辞めるもやめないも ずっと単位取らないままで来ているんだから
うだうだ日々を過ごすよりは 一度ここでリセットもいいかもしれない と
大学中退はOK。
ただし 退学の手続きは自分できちんと進めること、
下期の始まる9月までには次に何をしたいのかを決めて私に報告すること、
という条件付き。
そして 「仕事の相談が」って久しぶりに姪からの連絡。
で何年ぶりかで会って話した姪 ものの考え方とか進め方が私と似ている。
ふと思いついて 姪と息子を誘って三人で食事をしてみた。
多分二人が最後に会ったのは 6、7年前。
息子にとって姪は シャキシャキ テキパキしたちょっと近寄りがたいおねーちゃん。
姪にとって息子は ぼーっとした頼りない男の子。
なんだけど 6年の間に姪はすこぉし体系も性格もまるくなっていて
息子は ひょろひょとだけど背が高くて声の低い男子になっていて
でもなぜか 趣味は共通していたりして とてもとても楽しい食事になった。
二人とも一人っ子なので 将来何かあったときにはつながっていたほうが心強いはず。
こうやって時々三人で会えるといいな。





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最終更新日  2019年08月14日 11時33分13秒 コメントを書く


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